JP2010110754A - 水質浄化材の製造方法及び水質浄化方法並びに水質浄化用溶液 - Google Patents
水質浄化材の製造方法及び水質浄化方法並びに水質浄化用溶液 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】この発明は、河川、湖沼、工業排水、又は生活排水などの浄化に有効な水質浄化材を製造すること及びこの水質浄化材を使用して前記河川、湖沼等を浄化することを目的としたものである。
【解決手段】この発明は、ゼオライト、トバモライト、アルミニウム、カーボンを混合し、その所定量を加圧成形することを特徴とした水質浄化材の製造方法により目的を達成した。
【選択図】図1
【解決手段】この発明は、ゼオライト、トバモライト、アルミニウム、カーボンを混合し、その所定量を加圧成形することを特徴とした水質浄化材の製造方法により目的を達成した。
【選択図】図1
Description
この発明は、河川、湖沼、工業排水又は生活排水などの浄水に有効な水質浄化材の製造方法及びこれを用いた水質浄化方法並びに水質浄化用溶液に関するものである。
従来河川、湖沼、工業排水又は生活排水等の浄水は、活性汚泥処理法、活性炭利用による浄水又は薬剤散布による浄水が実用化されていた。
また大量水の浄化については、水中の溶存酸素量を増大させ、好気性微生物の繁殖による浄水の為に湖沼の水を上下対流させる方法が知られている。更に上水道などの最終浄水には、活性炭が多量に使用されているのが現状である。
従来、好気性微生物を利用する場合には、微生物の環境を整える必要があるが、広大な湖沼においては、良好な環境を整えることが難しい問題点があった(特許文献1)。
また活性炭による吸着浄水は、濾過により目的を達成することが見込まれているが、活性炭の老化により、吸着能力が低下するので、毎年膨大な量の活性炭を必要とする問題点があった。更に薬品処理による浄水処理の場合には、処理後における使用薬品の除去乃至希釈化が必須要件であり、魚類の影響があるのみならず、多大の費用を要するなどの問題点があった。
この発明は、珪藻土を加工して得た焼結セラミックスと、CaCl2,(NH4)2SO4、MgSO4,FeSO4,リン酸カリウム及びビタミン、コハク酸などを含む溶液(以下、FOS溶液という)との共用によって、活性炭に優る有機汚物の吸着能力を有する焼結セラミックスと容存酸素量を増大させ、無害でそのまま排水できるFOS溶液とにより、効率よく浄水することができたのである。
即ち前記FOS溶液は、水中、土中の水分を利用して溶存酸素量を増加させることができると共に、含まれているミネラル類、ビタミン類、たんぱく質などにより、好気性微生物の必須栄養素を提供するものである。従って好気性微生物が急激に増殖し、水中の汚物(有機物)を急速に分解処理し、浄水目的を達成する。
前記のように多孔質の焼結セラミックスによる汚物の吸着微生物処理と、FOS溶液の添加により、急速かつ確実に浄水し、前記従来の問題点を解決したのである。前記におけるセラミックスに吸着された有機物は、微生物により分解されるので、前記セラミックスは必然的に自浄作用があり、長く使用しても老化するおそれはない。
この発明の焼結セラミックスは、2種の鉱物を使うものである。1つは珪藻土を1000℃〜1200℃で焼結しセラミックス化したものを使用し、木炭の5千から6千倍の超多孔、超微細構造を持ち非常に効率の良い資材である。またこれとは別に劣化石炭、低品質石炭を併用することもできる。ここに使用する石炭は特に熱カロリーが高い必要はなく、熱源として利用価値のない低品質のものをFOS溶液で処理することによって、灰成分が溶出し、多孔体となる。この場合に使用したFOS溶液は、そのまま水質浄化剤として利用できる。通常の石炭から活性炭を製造する場合には前記低品位炭を硫酸、塩酸等で処理をする。また、その酸類は使用した後、中和して処理するが、この発明のFOS溶液の場合には、中和の必要がなく、そのまま排水処理剤として使用できるため、コストの低減及び薬品による2次汚染がないという大きなメリットがある。
前記で処理した焼結セラミックス又は活性炭などの鉱物資材は、従来使用されている活性炭のように頻繁な交換を要しない。1年に1度程度摩耗、消耗することから全体の10%程度の補充で済ませることができる。また、この鉱物資材の内部は年間を通して、5〜10℃の内部温度を保持することから寒冷地における使用にも適する。その結果、好気性微生物が生息しやすい環境となっている。また、現在使用されている砕石、プラスチック等のハニカム方式の担体は生物膜が多く発生し、パイプを詰まらせたり、河川等の再汚染を発生させたりしているが、前記この発明における鉱物資材にはそのような問題点はない。
また前記FOS溶液によれば、水中の溶存酸素量を増加させることができるので、好気性微生物の増殖を促進し、水中の浮遊有機物を分解して、水中の汚濁を急速に改善することができる(当然のことだが、水底の有機物も分解する)。
この発明におけるFOS溶液の利用は、OH触媒を利用し、D2SO4を水と反応させ、水素を発生させる金属を酸化させる水分子(H2O)を励起あるいは電離化し(OH,O)、水素ラジカル(H・)、水和電子(eaq−)、H2、H2O2などのラジカル、あるいは分子生成物を生じさせることにより水素を容易に生成し、前記従来の問題点を解決することに成功したのである。次にOH触媒及びFOS溶液について説明する。
(1)OH触媒を濃縮したものと、カーボン(0.1〜0.4重量%)とを混合したものは水と反応し、H2OH−に分離され、セラミックスに添加混合したAl,Mg,Caが空気に触れ、酸化して、金属を還元し、他の鉱物に含まれる酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムを還元する。
前記OH触媒は、FOS溶液の5%水にO溶液を等量混合したものである。前記O溶液は、アルコール類、エチル、IPA(イソプロピルアルコール)又は、エタノールを78℃〜90℃で熱処理し、プラズマ処理した水95%の中へ5%添加して再度プラズマ処理(3相電源、高圧電源)して作る。前記プラズマ処理とは、荷電粒子を強制流動させて水を高速流動し、混合する状態の処理(強制混合)をいう。
また前記FOS溶液は次の溶液を混合して作成する。
(イ)溶液1 試薬 Vitamine-free basal salts 4L〜6L
CaCl2・2H2O 10g〜12g
(NH4)2SO4 200g〜300g
MgSO4・7H2O 60g〜65g
FeSO4・7H2O 1.0g〜2.0g
トレースエレメント 200mL〜250mL
Na−EDTA 700mL〜900mL
H2O 3.0L〜5.0L
CaCl2・2H2Oは溶けにくいので最初に入れる。
CaCl2・2H2O 10g〜12g
(NH4)2SO4 200g〜300g
MgSO4・7H2O 60g〜65g
FeSO4・7H2O 1.0g〜2.0g
トレースエレメント 200mL〜250mL
Na−EDTA 700mL〜900mL
H2O 3.0L〜5.0L
CaCl2・2H2Oは溶けにくいので最初に入れる。
PH6.8になるまでPH調整用NaOHを少しずつ滴下して混合液とする。
(ロ)溶液2 硝酸エステルK-phosphate(1M),PH6.8 4L〜6L
リン酸カリウム 600g〜700g
H2O 4L〜6L
PH6.8になるまでPH調整する為にKOHを少しずつ滴下する。
リン酸カリウム 600g〜700g
H2O 4L〜6L
PH6.8になるまでPH調整する為にKOHを少しずつ滴下する。
(ハ)溶液3 Na-succinate(コハク酸)(0.5M),PH6.8 5L
コハク酸 292.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にNaOHを少しずつ滴下して混合液とする。
コハク酸 292.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にNaOHを少しずつ滴下して混合液とする。
コハク酸はナトリウム塩でないものを使う。
(ニ)溶液4 ビタミン 0.5L〜1.5L
ニコチン 1g〜3g
HCl 1g〜4g
ビオチン 30mg〜50mg
H2O 0.5L〜1.5L
前記ビタミンは痛みやすいので、−10℃以下で冷凍保存することが好ましい。
ニコチン 1g〜3g
HCl 1g〜4g
ビオチン 30mg〜50mg
H2O 0.5L〜1.5L
前記ビタミンは痛みやすいので、−10℃以下で冷凍保存することが好ましい。
前記OH触媒を利用し、D2SO4を水と反応させ、水素を発生させ、金属を酸化還元させ、且つ、H2Oの水分子を励起あるいは電離化し、(OH,O)水素ラジカル(H・)、水和電子(eaq−)、H2、H2O2などのラジカル、あるいは分子生成物を生じさせる。そしてH2O=H++OH−によって酸化還元反応を促進する。
(2)天然ゼオライトには、Si2O2,Al2O3,Fe2O3,MgO,CaO,K2O,P2O5、MnO,TiO2が多く含まれる。これを1000℃〜1200℃の温度で焼成したものを80〜100メッシュに粉砕する。
穀物の廃棄物、稲、麦、豆、樹木等の残渣物、特にもみ殻等を焼却した灰に二糖類を添加し、これに3相10000Vでアーク放電(空気中)し、または水中で放電して得た有機シリカを利用する。
前記天然ゼオライトを焼成した物と、有機シリカとを10〜88重量%で混合する。この場合に天然ゼオライトと有機シリカの水との反応は
SiO2+2H2O=H3SiO4 −、H4SiO4=H++H3SiO4
H2O=H++OH−となり水素を発生する。
SiO2+2H2O=H3SiO4 −、H4SiO4=H++H3SiO4
H2O=H++OH−となり水素を発生する。
(3)ドロマイトを1000℃以上で焼成して、トマボライトとし、このトマボライトと水との反応で次式のようになり水素を発生する。
Ca+2H2O=Ca(OH) 2+H2
(4)セラミックスに添加した金属粉10〜93重量%、AlまたはMgと水との反応は次式のようになり水素を発生する。
(4)セラミックスに添加した金属粉10〜93重量%、AlまたはMgと水との反応は次式のようになり水素を発生する。
2CaO+2Al+3H2O=Ca2Al2O5+3H2
2MgO+2Al+3H2O=Mg2Al2O5+3H2
前記セラミックパウダーにNaClを添加する。この場合に、Alは原子価が3価であり、ケイ素は4価であるからケイ素と置換するにはマイナス1価の陰イオンとなる必要があり、このマイナス電荷を補償するために、ナトリウムイオンなどの陽イオンがアルミニウムの対イオンとして存在する。この添加によって水素発生率が大いに上がる。
2MgO+2Al+3H2O=Mg2Al2O5+3H2
前記セラミックパウダーにNaClを添加する。この場合に、Alは原子価が3価であり、ケイ素は4価であるからケイ素と置換するにはマイナス1価の陰イオンとなる必要があり、このマイナス電荷を補償するために、ナトリウムイオンなどの陽イオンがアルミニウムの対イオンとして存在する。この添加によって水素発生率が大いに上がる。
前記のように、水(H2O)のH2を分離する為に、必然的にO2が遊離し、水中の溶存酸素量が増大し、好気性微生物の繁殖を助長することができる。
この発明によれば、多孔質のセラミックスによって有機微粒子を吸着し、これを好気性微生物によって分解するので、有機微粒子の分解系全体が自動的に活性化し、効率よく浄化作用が促進しうる効果がある。またこの発明のFOS溶液によれば、FOS溶液と水との作用により、硫化ジュテリーム(D2SO4)が反応し、ヒドロキシラジカル(OH・)水素ラジカル(H・)、水和電子(eaq−)、H2,H2O2などのラジカルあるいは、分子生成物が生じるので、必然的に水中の溶存酸素量を著しく増大させることができる効果がある。
この発明は、ゼオライト、トバモライト、アルミニウム及びカーボン(何れも粉末、例えば100〜200メッシュ)を混合し、加圧成形して用いる。この成形物は通常10g以上の大きさで用いるが、粉末(0.1mm〜1mm)として用いる場合もある。
またFOS溶液は、下記溶液1,2,3,4を混合して生成する。
(イ)溶液1は、CaCl2・2H2O、(NH4)2SO4、MgSO4・7H2O、FeSO4・7H2O、Na−EDTA、に水を混合して用いる。
(ロ)溶液2は、リン酸カリウムの水溶液である。
(ハ)溶液3は、コハク酸の水溶液である。
(ニ)溶液4は、ビタミン、ニコチン、塩化水素、ビオチンの水溶液である。
この発明のセラミックス製造の実施例は、次のとおりである。
ゼオライト45g、有機シリコン2g、トバモライト20g、マグネシウム20g、アルミニウム10g、OH触媒、カーボン3gで計100gを10gずつ分けて加圧成型する。前記各材料は、何れも粉末(ほぼ同径粒、例えば100〜200メッシュ)とする。
前記加圧力は、500kg/cm2〜2000kg/cm2とする。前記加圧によって固化することを目的としており、加圧力に制限はないが、通常の取扱い中に破損しない程度の強度と、密度が必要である。即ち500kg/cm2未満にあっては、強度的不安定性がある。2000kg/cm2以上は不必要である。
前記において、ゼオライトを35%〜50%、トバモライト15%〜30%とし、有機シリコン1%〜5%、マグネシウム10%〜20%、アルミニウム20%〜10%、カーボン入りOH触媒1%〜5%とする。特にゼオライト、トバモライト及びマグネシウムとアルミニウムについて所定の割合とすることが好ましい(前記は何れも重量%とする)。
前記加圧力について、500kg/cm2以上ならば使用に耐え得るが、強固な固形を保たせるためには、少なくとも1000kg/cm2前後が好ましい。
前記セラミックス触媒は、10g以上の固形物として用いるが、粉末(0.1mm〜1mm)として用いる場合もある。
この発明に用いるOH溶液と、FOS溶液を作成する実施例について説明する。
前記OH溶液は、FOS溶液の5%水にO溶液を等量混合したものである。前記O溶液は、アルコール類、エチル、IPA(イソプロピルアルコール)又は、エタノールを78℃〜90℃で熱処理し、プラズマ処理した水95%の中へ5%添加して再度プラズマ処理(3相電源、高圧電源)して作る。前記プラズマ処理とは、荷電粒子を強制流動させて水を高速流動し、混合する状態の処理(強制混合)をいう。
また前記FOS溶液は次の溶液を混合して作成する。
(イ)溶液1 Vitamine-free basal salts 5L
CaCl2・2H2O 11g
(NH4)2SO4 250g
MgSO4・7H2O 62.5g
FeSO4・7H2O 1.4g
Trace elements 250mL
Na−EDTA 800mL
H2O 3.9L
CaCl2・2H2Oは溶けにくいので最初に入れる。
CaCl2・2H2O 11g
(NH4)2SO4 250g
MgSO4・7H2O 62.5g
FeSO4・7H2O 1.4g
Trace elements 250mL
Na−EDTA 800mL
H2O 3.9L
CaCl2・2H2Oは溶けにくいので最初に入れる。
PH6.8になるまでPH調整用NaOHを少しずつ滴下する。
(ロ)溶液2 K-phosphate(1M),PH6.8 5L
リン酸カリウム 680.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にKOHを少しずつ滴下する。
リン酸カリウム 680.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にKOHを少しずつ滴下する。
(ハ)溶液3 Na-succinate(0.5M),PH6.8 5L
コハク酸 292.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にNaOHを少しずつ滴下する。
コハク酸 292.5g
H2O 5L
PH6.8になるまでPH調整する為にNaOHを少しずつ滴下する。
コハク酸はナトリウム塩でないものを使う。
(ニ)溶液4 Vitamines 1L
nicotinic acid 2g
thimine-HCl 2g
biotin 40mg
H2O 1L
Vitaminesは痛みやすいので、−10℃以下で冷凍保存すること。
nicotinic acid 2g
thimine-HCl 2g
biotin 40mg
H2O 1L
Vitaminesは痛みやすいので、−10℃以下で冷凍保存すること。
前記OH触媒を利用し、D2SO4を水で反応させ、水素を発生させ、金属を酸化還元させ、且つ、H2Oの水分子を励起あるいは電離化し、(OH、O)水素ラジカル(H・)、水和電子(eaq−)、H2、H2O2などのラジカル、あるいは分子生成物を生じさせる。そしてH2O=H++OH−によって酸化還元反応を促進する。
この発明の水質浄化方法の実施例について説明する。この発明の水質浄化材を間欠空気揚水筒の上部に保持させて、揚水することにより水中の小固形物を吸着させると共に、FOS溶液を供給して溶存酸素量を増大させ、急速な改善を容易にしたものである。
即ち揚水筒1の下部に空気室2を設置し、該空気室2内へ水深により生じる水圧を越える圧力の加圧空気を送気パイプ3により給送し、前記空気室2のサイフォン作用によって、空気室内の空気を間欠的に揚水筒1内へ空気泡6として矢示4のように送り込む。送り込まれた空気泡6は、矢示5、7のように揚水筒1内を上昇し、水面下(例えば3m〜5m下部)で矢示8のように放出される。前記における空気泡6は、20秒〜30秒間隔で放出されるので、各空気泡6間の水は空気泡6の浮力によって矢示7のように上昇して放出される。実験の結果によれば、揚水筒1の下端まで(空気室2)の水深H20m揚水筒1の上端の水深h5mとし、送入空気圧を4.5kg/cm2とした場合に、前記空気泡の上昇速度は毎秒1.0〜1.2mであった。そこで揚水筒内の水の流速もほぼ同一とみられる。従って揚水筒の直径を50cmとすれば、揚水筒内を下部の水が毎秒ほぼ0.2m3上昇することになる。すなわち1分間に12m3、1時間に720m3、1日に17280m3流動することになる。
前記揚水筒の上端の水深が5mあると、揚水筒から上昇する水量の2倍以上の水量が連行して水面へ矢示9のように吹き上げられ、水面の水を巻き込んで水温が自動的に調整される。例えば水温10℃の水面下25mの水が上昇し、水温20℃の水面の多量の水と混合すると、水温18℃〜19℃となる。仮に水温が平均18.5℃となったとすれば、この水は水面下2m〜3mの水温18.5℃の層を矢示10のように横方向に拡散する。即ち一旦上昇した水は、水底に戻ることなく水面下の温度躍層(同一温度層)を拡散する。実測によれば、前記温度躍層による流動は揚水筒を中心として1km〜1.5kmの湖岸まで流動していた。
そこで湖岸において水底側へ矢示11のように反転するので、前記揚水筒を中心として矢示7,9,10,11,12,13のように上下対流を完成し、遂には全水量を混合し、温度差を少なくすることができる。実測によれば、水面水温20℃、水底水温18℃〜19℃(100万トンの水量で運転1ヶ月)になったとされている。
前記において、揚水筒の上端の上方の水中に水質浄化材15を収容しておけば、該水質浄化材15に接触した水の微小固形物は吸着される。また高所でFOS溶液を滴下させれば、水中の溶存酸素量が急速に増加する。そこで水中の好気性微生物が繁殖し、前記吸着された汚物は勿論、浮遊する汚物も分解するので、急速に浄水することができる。揚水筒の実績によれば、水量100万トンの湖の水質基準値以下の水質が前記処理を1ヶ月〜2ヶ月継続して、水質基準以上に改善されたと報告されているのであるから、この発明と併用すれば、1ヶ月以内に改善される。
1 揚水筒
2 空気室
3 送気パイプ
6 空気泡
15 水質浄化材
2 空気室
3 送気パイプ
6 空気泡
15 水質浄化材
Claims (6)
- ゼオライト、トバモライト、アルミニウム、カーボンを混合し、その所定量を加圧成形することを特徴とした水質浄化材の製造方法。
- ゼオライト、トバモライト、アルミニウムを主材とし、これに少量の有機シリコン及びカーボンを加えて混合し、この混合物の所定量を加圧成形したことを特徴とする水質浄化材の製造方法。
- 水と作用してヒドロキシラジカル(OH・)水素ラジカル(H・)、水和電子(eaq−)、H2,H2O2のラジカル、及び分子生成物が生じる硫化ジュテリューム(D2SO4)生成溶液を浄水処理すべき水に加えることを特徴とした水質浄化方法。
- CaCl2、(NH4)2SO4、MgSO4、FeSO4、リン酸カリウム、ビタミン及びコハク酸を含みOH触媒を利用し、水と反応させて硫化ジュテリュームを生成することを特徴とした水質浄化用溶液。
- OH触媒は、CaCl2、(NH4)2SO4、MgSO4、FeSO4、リン酸カリウム、ビタミン及びコハク酸を含む溶液の5%水にO溶液を等量混合したことを特徴とする請求項4記載の水質浄化用溶液。
- O溶液は、アルコール類、エチル、IPA(イソプロピルアルコール)又はエタノールを78℃〜90℃で熱処理し、プラズマ処理した水95%の中へ5%添加して再度プラズマ処理したことを特徴とする請求項5記載の水質浄化用溶液。
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