JP2010110178A - 通信機器の電源制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
商用電源が停電した場合、バッテリを大型化する必要が無く、長期間の停電が継続する場合にも、通信を確保することができる通信機器の電源制御装置を提供する。
【解決手段】
電源制御装置60は、第1タイマ110と、バッテリ50から光通信機器10間の電力供給をオンオフするスイッチ100と、商用電源40の停電を監視する監視部80と、監視部80が停電を検出した後、光通信機器10に対する電話機30のフックアップ信号を検出する検出部90を備える。電源制御装置60は、検出部90が電話機30のフックアップ信号の検出をしたとき、第1タイマ110をタイマ動作させて、第1タイマのタイマ動作に応じてスイッチ100をオンオフ作動させ、バッテリ50から光通信機器10に対する電力供給を行わせる制御部70を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信機器の電源制御装置に関する。
近年、家庭用、及び事業用で使用される電話等の通信機器では、商用電源を使用することが一般的である。ところで、従来のアナログ回線の固定電話では、仮に商用電源が停電しても、通信に必要な電源は通信回線から供給することが可能であるため、商用電源が停電しても、通信回線が停止していない場合には、通信は可能である。
ところが、IP電話などで光通信方式を使用した有線電話設備や、ISDN回線で使用される通信機器では、商用電源が停電すると、無停電電源装置を備えていない場合に通信は不能となる。
前記商用電源が停電した場合、通信が不能になることを防止するために、非常用電源としてバッテリを備えて、商用電源が停電したときに前記バッテリから電力供給を通信機器に行う装置、いわゆる無停電電源装置も提案されている(特許文献1)。
特開2006−87169号公報
ところが、従来の無停電電源装置は、商用電源が停電した後、継続して通信機器に電力を供給していることから、復電するまでの時間が短い場合には、無低電源装置によって、通信を確保できるが、復電するまでの時間が、数時間以上に亘る場合もある。このように商用電源の停電が長時間継続する場合には、従来は対応できない場合がある。商用電源が停電してから復電するまでの長期間にわたって通信を行いたい場合、バッテリの容量を大きくすることが考えられるが、バッテリが大型化するとともに、バッテリの設置場所に広いスペースを必要とする問題がある。
本発明の目的は、商用電源が停電した場合、バッテリを大型化する必要が無く、長期間の停電が継続する場合にも、通信を確保することができる通信機器の電源制御装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、通信機器に商用電源から電力供給を行い、前記商用電源が停電時にはバッテリからの電力供給に切り換える通信機器の電源制御装置において、タイマ動作する第1タイマと、前記バッテリから前記通信機器間の電力供給をオンオフするスイッチ手段と、前記通信機器に供給される商用電源の停電を監視する商用電源監視手段と、前記商用電源監視手段が停電を検出した後、前記通信機器に対する発信要求を検出する発信要求検出手段と、前記発信要求検出手段が発信要求の検出をしたとき、前記第1タイマをタイマ動作させて、前記第1タイマのタイマ動作に応じて前記スイッチ手段をオンオフ作動させ、前記バッテリから前記通信機器に対する電力供給を行わせるバッテリ電源制御手段を備え、前記スイッチ手段がオン時に前記通信機器を介して通信を可能としたことを特徴とする通信機器の電源制御装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、請求項1において、前記バッテリ電源制御手段は、前記通信機器の通信が継続している場合には、前記第1タイマのタイムアップ動作を延長させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2において、前記バッテリ電源制御手段による前記第1タイマのタイムアップ動作の延長は、前記通信機器を介しての通信が終了した後、第1延長時間分延長することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3において、前記第1延長時間を可変して切り換え設定する第1延長時間設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項において、タイマ動作する第2タイマを備え、前記バッテリ電源制御手段は、前記商用電源監視手段が停電を検出した際、前記発信要求検出手段の検出動作を無効化して、該停電直後から、第2タイマをタイマ動作させて、タイマ動作中は、前記バッテリから前記通信機器に対して電力供給を行わせ、又、バッテリ電源制御手段は、第2タイマがタイムアップしたときは、前記発信要求検出手段の検出動作を有効化することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項において、タイマ動作する第2タイマを備え、前記バッテリ電源制御手段は、前記商用電源監視手段が停電を検出した際、前記発信要求検出手段の検出動作を無効化して、該停電直後から、第2タイマをタイマ動作させて、前記バッテリから前記通信機器に対して電力供給を行い、さらに、前記バッテリ電源制御手段は、前記第2タイマがタイムアップする際に、前記通信機器の通信が継続している場合には、前記第2タイマのタイムアップ動作を延長させ、又、バッテリ電源制御手段は、第2タイマがタイムアップした後は、前記発信要求検出手段の検出動作を有効化することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6において、前記第2延長時間を可変して切り換え設定する第2延長時間設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項において、前記通信機器が光通信機器であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、バッテリを大型化する必要が無く、商用電源が停電した場合、長期間の停電が継続する場合にも、通信を確保することができる通信機器の電源制御装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、第1タイマがタイムアップする際に、通信機器の通信が継続している場合には、第1タイマのタイムアップ動作を延長させることができ、通信に支障を与えることがない。
請求項3の発明によれば、第1延長時間分の延長の間、通信機器にバッテリからの電力を供給して、再度の通信があることを予想して待機することができる。
請求項4の発明によれば、第1延長時間設定手段により、使用者の要望に応じて、第1延長時間を可変できる。
請求項5の発明によれば、商用電源の停電直後からも通信機器に電力供給を行っているため、停電直後から第1タイマがタイムアップするまでの時間、通信機器を利用して通信ができる。
請求項6の発明によれば、第2タイマがタイムアップする際に、通信機器の通信が継続している場合、第2タイマのタイムアップ動作を延長させることから、その延長分通信機器を利用して通信ができる。
請求項7の発明によれば、第2延長時間設定手段により、使用者の要望に応じて、第2延長時間を可変できる。
請求項8の発明によれば、通信機器が光通信機器において、請求項1乃至請求項5のうちのいずれか1項に記載の効果を享受できる。
以下、本発明の通信機器の電源制御装置を光通信機器の電源制御装置に具体化した一実施形態を図1〜3を参照して説明する。図1は、光通信機器の電源制御装置の電気ブロック図である。
図1に示すように、光通信機器10は光電変換部12と、信号生成部14とを備えている。光電変換部12は、光回線20と電話機30に接続されている。光電変換部12は、光回線20から受信した光信号を電気信号(デジタル信号)に変換するとともにデジタル信号をアナログ信号に変換して、電話機30に出力し、電話機30から入力したアナログ信号をデジタル信号(電気信号)に変換するとともに該電気信号を光信号に変換して光回線20に送る。
又、光電変換部12は、後述する信号生成部14が生成したフックアップ信号(アナログ信号)もデジタル信号に変換して光回線20に送る。なお、このフックアップ信号は、“呼出信号”として、光回線20を介して受信者側に送られる。このフックアップ信号は、「発信要求」に相当する。
信号生成部14は、光回線20から呼出信号を入力したとき、電話機30を鳴らすためのパルス信号を生成して電話機30に出力するとともに、リングバックトーン(パルス信号)を生成して、前記光回線20を介して呼出信号を送信した送信者側へ、光電変換部12、光回線20を介して送信する。リングバックトーンは、送信者側の電話機に呼出確認音を慣らすためのものである。
光通信機器10は、商用電源40に接続されて、図示しない交直流変換器を介して、光電変換部12、信号生成部14の各部に必要な電力の供給を受ける。
又、光通信機器10は、商用電源が停電時にはバッテリ50に切り換え接続可能である。バッテリ50は一次電池でも二次電池でもよく、限定されるものではない。
電源制御装置60は、制御部70、監視部80、検出部90、第1タイマ110、及び第2タイマ120を備えている。監視部80は、商用電源監視手段に相当し、検出部90は、発信要求検出手段に相当する。制御部70は、バッテリ電源制御手段に相当する。
監視部80は、商用電源40が光通信機器10への電力供給が行われているか否かを電流センサ130にて監視する。検出部90は、電話機30の受話器が取られたときの図示しないフックスイッチがオン作動したときのフックアップ信号の出力を検出する。
制御部70は、監視部80の監視結果及び検出部90の検出結果に基づいて、第1タイマ110及び、第2タイマ120を制御するとともに、バッテリ50から光通信機器10への電力供給を通電遮断するラッチリレーを備えたスイッチ手段としてのスイッチ100をオンオフ制御する。スイッチ100は、商用電源40が非停電状態の場合は、スイッチ100がオン状態に保持されて、光通信機器10はバッテリ50と接続されているが、光通信機器10は、商用電源40からの電力供給を受けるようにされている。
又、電源制御装置60は、商用電源40が非停電状態のときには、商用電源40からの電力供給を受け、商用電源40が停電状態のときには、バッテリ50からの電力供給を受ける。そして、電源制御装置60は商用電源40から電力供給を受ける場合は、バッテリ50の消費はされないようになっている。
制御部70には、第1タイマ110の第1延長時間、及び第2タイマ120の第2延長時間を設定するための設定装置140が接続されている。設定装置140により、作業者が第1延長時間及び第2延長時間を任意の時間(例えば、15分間、或いは30分間)に設定すると、第1タイマ110及び、第2タイマ120は、電話機30の通話が終了後、設定された延長時間までタイムアップ動作を延長する。設定装置140は、第1延長時間設定手段、及び第2延長時間設定手段に相当する。
(実施形態の作用)
さて、上記のように構成された電源制御装置60の作用を図2(a)、(b)及び図3を参照して説明する。図2(a)は、監視部80が電流センサ130の検出により、商用電源40の停電を検出した場合に、電源制御装置60の制御部70が行うフローチャートである。
監視部80が電流センサ130の検出に基づいて、商用電源40が停電と判定した場合、制御部70は、S10において、第2タイマ120をスターさせる。なお、商用電源40が停電の場合、スイッチ100はオン状態に保持され、光通信機器10はバッテリから電力が供給される。
S20において、制御部70は、第2タイマ120がタイムアップしたか否かを判定する。第2タイマ120ではスタートしてからタイムアップするまでの時間(デフォルトの値)は、数時間に設定されている。例えば、本実施形態では第2タイマ120のタイムアップの時間は8時間に設定されている。
S20で、タイムアップしていない場合には、制御部70はタイムアップするまで待機する。
S20で、タイムアップしていると判定すると、S30において、制御部70は、電話機30が通話中か否かを判定する。この通話中か否かの判定は、電話機30から、光通信機器10に音声に係るアナログ信号が出力されているか否かにより判定する。
通話中であれば、制御部70は、S40で設定装置140で設定された第2延長時間をセットして、第2タイマ120のタイムアップを延長させ、S20に戻る。
S30において、制御部70は通話中でないと判定すると、S50でスイッチ100をリレーオフしてこのフローチャートを終了する。
図3では、時刻T1時に、監視部80が、商用電源40の停電を検出した場合、第2タイマ120はT1〜T2時まで、タイム動作を行った場合を示している。ここで、電源制御装置60の「電源制御」の「Hi」、「Low」は、スイッチ100をオン又はオフ駆動する際のラッチリレーの駆動電流を示しており、前記S50の処理により、T2時に「Hi」の電流が一瞬出力されて「Low」に戻ることにより、スイッチ100がオフ作動されていることが示されている。
上記のようにして、第2タイマ120はT1〜T2時まで、タイム動作を行った場合、バッテリから電力が供給されていることが分かる。なお、図3のT1〜T2までの間は、通話状態は、商用電源40が非停電時から停電になった場合において、通話がされており、又、その後、T2時、以前において、再度の通話が行われていることが示されている。
次に、第2タイマ120のタイムアップ後に、制御部70が行う処理について説明する。
図2(b)は、電話機30の受話器が取られた際、図示しないフックスイッチがオン作動してフックアップ信号の出力を検出部90が検出したことに基づいて、電源制御装置60の制御部70が行うフローチャートである。
制御部70は、検出部90が前記フックアップ信号の検出に基づいて、S110において、第1タイマ110をスターさせる。
S120において、制御部70は、スイッチ100(ラッチリレー)をオンする。このラッチリレーオンによりスイッチ100がオン状態に保持される。
次に、S130では、制御部70は、電話機30が通話中か否かを、S30と同様の判定により判定する。
通話中であれば、制御部70は、第1タイマ110のタイムアップを延伸させ、通話が終了するまで待機する。通話が終了すると、制御部70は、設定装置140で設定した第1延長時間までタイムアップするまで、待機する。
S140で第1タイマ110が第1延長時間でタイムアップすると、S150でスイッチ100をリレーオフしてこのフローチャートを終了する。
図3では、時刻T3時に、検出部90が電話機30の発信検知を検出した場合、電源制御装置60の「電源制御」の「Hi」、「Low」は、スイッチ100をオン駆動する際のラッチリレーの駆動電流が示されている。この場合、前記S120の処理により、T3時に「Hi」の電流が一瞬出力されて「Low」に戻ることにより、スイッチ100がオフ作動されていることが示されている。以下、同様に、スイッチ100のオン又はオフ時にラッチリレーの駆動電流が「Hi」、「Low」となる。
ここでは、T3〜T4時(又はT6〜T7時)まで通話が行われたことを示し、T4時(又は、T7時)に通話が終了すると、T4時からT5時(又は、T7時からT8時)まで、第1タイマ110のタイムアップが第1延長時間まで延長される。そして、T5時(又はT8時)において、S150の処理がされてスイッチ100がオフ作動する。
なお、図3において、T9時に、電話機30の発信検知が検出された場合、その後、T10時に復電した場合を示している。
上記のように構成された光通信機器の電源制御装置60は、例えば、電力会社から大電力が供給されるユーザ側の給電電話用の設備として適用可能である。給電電話は、電話で電力会社と専用回線である光回線を使用した専用回線を介して通信が可能である。
さて、本実施形態では下記の特徴がある。
(1) 本実施形態の電源制御装置60は、タイマ動作する第1タイマ110と、バッテリ50から光通信機器10間の電力供給をオンオフするスイッチ100(スイッチ手段)を備える。さらに、電源制御装置60は、光通信機器10に供給される商用電源40の停電を監視する監視部80(商用電源監視手段)と、監視部80が停電を検出した後、光通信機器10に対する電話機30のフックアップ信号(発信要求)を検出する検出部90(発信要求検出手段)とを備える。さらに、電源制御装置60は、検出部90が電話機30のフックアップ信号の検出をしたとき、第1タイマ110をタイマ動作させて、該第1タイマのタイマ動作に応じてスイッチ100をオンオフ作動させ、バッテリ50から光通信機器10に対する電力供給を行わせる制御部70(バッテリ電源制御手段)を備えている。このことにより、スイッチ100がオン時に光通信機器10を介して通信を可能としている。
この結果、バッテリを大型化する必要が無く、商用電源40が停電した場合、長期間の停電が継続する場合にも、通信を確保することができる光通信機器10の電源制御装置を提供できる。
(2) 本実施形態の電源制御装置60の制御部70は、光通信機器10の通信が継続している場合には、第1タイマ110のタイムアップ動作を延長させるようにした。
この結果、第1タイマ110がタイムアップする際に、光通信機器10の通信が継続している場合には、第1タイマ110のタイムアップ動作を延長させることができ、通信に支障を与えることがない。
(3) 本実施形態の電源制御装置60では、制御部70による該第1タイマのタイムアップ動作は、光通信機器10を介しての通信が終了した後、第1延長時間分延長する。この結果、本実施形態によれば、第1延長時間分の延長の間、光通信機器10にバッテリ50からの電力を供給して、再度の通信があることを予想して待機することができる。特に、相手側からの通信がある場合に対応させることができる。
(4) 本実施形態の電源制御装置60は、第1延長時間を可変して切り換え設定する設定装置140(第1延長時間設定手段)を備えている。
この結果、設定装置140により、使用者の要望に応じて第1延長時間を可変できる。
(5) 本実施形態の電源制御装置60は、タイマ動作する第2タイマ120を備え、制御部70(バッテリ電源制御手段)は、監視部80が停電を検出した際、検出部90の検出動作を無効化して、該停電直後から、第2タイマ120をタイマ動作させて、バッテリ50から光通信機器10に対して電力供給を行うようにした。さらに、制御部70(バッテリ電源制御手段)は、第2タイマ120がタイムアップする際に、光通信機器10の通信が継続している場合には、第2タイマ120のタイムアップ動作を第2延長時間分延長させるようにした。そして、制御部70は、第2タイマ120がタイムアップした後は、検出部90の検出動作を有効化するようにした。
この結果、本実施形態の電源制御装置60は、第2タイマ120がタイムアップする際に、光通信機器10の通信が継続している場合、第2タイマ120のタイムアップ動作を延長させることから、その延長分光通信機器10を利用して通信ができる。
(6) 本実施形態の電源制御装置60は、第2延長時間を可変して切り換え設定する設定装置140(第2延長時間設定手段)を備える。この結果、本実施形態の電源制御装置60によれば、設定装置140により、使用者の要望に応じて、第2延長時間を可変できる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記実施形態では、通信機器として光通信機器10としたが、光通信機器10に限定されるものではなく、例えば、光通信機器以外に、ISDN回線用の端末や、或いは、IP電話の端末としてもよい。この場合においても、商用電源が停電すると、ISDN、IP電話ではバッテリを通常は備えていないが、商用電源が停電した場合において、バッテリで、電力を供給する場合、前記実施形態と同様の効果を奏することができる。
○ 前記実施形態では、通信機器として、電話回線を介して通話できるものとしているが、データ回線にも応用できることは勿論のことである。
○前記実施形態では、監視部80は、電流センサ130にて商用電源40の停電を検出するようにしたが、電流センサを電圧センサに代えても良い。
○ 前記実施形態では、S40において、通話中であれば第2延長時間分延長するようにしたが、S30,S40を省略してもよい。この場合は、S20でタイムアップすると、S50に移行する。
○ 前記実施形態では、商用電源40の停電直後、バッテリ50で光通信機器10にバッテリ50から継続して電力を供給するようにしたが、図2(a)の処理を省略して、図2(b)で示す処理を行うようにしてもよい。
本発明を具体化した一実施形態の光通信機器の電源制御装置の分岐ブロック図。 (a)、(b)は、制御部が実行するフローチャート。 一実施形態の電源制御装置のタイムチャート。
符号の説明
10…光通信機器(通信機器)、20…第2タイマ、30…電話機、
40…商用電源、50…バッテリ、60…電源制御装置、
70…制御部(バッテリ電源制御手段)、
80…監視部(商用電源監視手段)、90…検出部(発信要求検出手段)、
100…スイッチ(スイッチ手段)、110…第1タイマ、
120…第2タイマ、130…電流センサ、
140…設定装置(第1延長時間設定手段、第2延長時間設定手段)。

Claims (8)

  1. 通信機器に商用電源から電力供給を行い、前記商用電源が停電時にはバッテリからの電力供給に切り換える通信機器の電源制御装置において、
    タイマ動作する第1タイマと、
    前記バッテリから前記通信機器間の電力供給をオンオフするスイッチ手段と、
    前記通信機器に供給される商用電源の停電を監視する商用電源監視手段と、
    前記商用電源監視手段が停電を検出した後、前記通信機器に対する発信要求を検出する発信要求検出手段と、
    前記発信要求検出手段が発信要求の検出をしたとき、前記第1タイマをタイマ動作させて、前記第1タイマのタイマ動作に応じて前記スイッチ手段をオンオフ作動させ、前記バッテリから前記通信機器に対する電力供給を行わせるバッテリ電源制御手段を備え、
    前記スイッチ手段がオン時に前記通信機器を介して通信を可能としたことを特徴とする通信機器の電源制御装置。
  2. 前記バッテリ電源制御手段は、前記通信機器の通信が継続している場合には、前記第1タイマのタイムアップ動作を延長させることを特徴とする請求項1に記載の通信機器の電源制御装置。
  3. 前記バッテリ電源制御手段による前記第1タイマのタイムアップ動作の延長は、前記通信機器を介しての通信が終了した後、第1延長時間分延長することを特徴とする請求項2に記載の通信機器の電源制御装置。
  4. 前記第1延長時間を可変して切り換え設定する第1延長時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の通信機器の電源制御装置。
  5. タイマ動作する第2タイマを備え、
    前記バッテリ電源制御手段は、前記商用電源監視手段が停電を検出した際、前記発信要求検出手段の検出動作を無効化して、該停電直後から、第2タイマをタイマ動作させて、タイマ動作中は、前記バッテリから前記通信機器に対して電力供給を行わせ、
    又、バッテリ電源制御手段は、第2タイマがタイムアップしたときは、前記発信要求検出手段の検出動作を有効化することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の通信機器の電源制御装置。
  6. タイマ動作する第2タイマを備え、
    前記バッテリ電源制御手段は、前記商用電源監視手段が停電を検出した際、前記発信要求検出手段の検出動作を無効化して、該停電直後から、第2タイマをタイマ動作させて、前記バッテリから前記通信機器に対して電力供給を行い、
    さらに、前記バッテリ電源制御手段は、前記第2タイマがタイムアップする際に、前記通信機器の通信が継続している場合には、前記第2タイマのタイムアップ動作を第2延長時間分延長させ、
    又、バッテリ電源制御手段は、第2タイマがタイムアップした後は、前記発信要求検出手段の検出動作を有効化することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の通信機器の電源制御装置。
  7. 前記第2延長時間を可変して切り換え設定する第2延長時間設定手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の通信機器の電源制御装置。
  8. 前記通信機器が光通信機器であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の通信機器の電源制御装置。
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