JP2010109016A - 冷却器 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よくケース外表面に設けた発熱素子を冷却できる冷却器を提供する。
【解決手段】アッパーケース10には、上側に向って突出するとともに半導体パワー素子60が配置される第1の突部18が形成され、ロアーケース20には、上側に向かって突出する第2の突部28が形成され、第1の突部18と第2の突部28は下側ほど間隔が広がる2つの斜状面F1,F2、F3,F4を有し、第1の突部18と第2の突部28とは一定間隔離れている。第1の突部18の延設方向における一端には、第1の突部18の2つの斜状面F1,F2から延びる第1の側板14が設けられ、第1の突部18の延設方向における他端には、第1の突部18の2つの斜状面F1,F2から延びる第2の側板15が設けられ、第1の側板14での上側に入口パイプ30を設けるとともに、第2の側板15での下側に出口パイプ40を設けている。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却器に関するものである。
特許文献1の図4には回路基板で発生する熱を排出する機器が開示されており、この機器は中空ケーシングとして三角形断面を有しており、回路基板が蓋として使用され、かつ、中空ケーシングにおける一方の側面には液状冷媒のための入口嵌め管が取り付けられ、反対の側面には出口嵌め管が取り付けられている構成となっている。
特表平4−502235号公報
特許文献1とは異なる構成にて効率よくケース外表面に設けた発熱素子を冷却できる冷却器が望まれている。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、効率よくケース外表面に設けた発熱素子を冷却できる冷却器を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、上面が開口したロアーケースと、下面が開口し前記ロアーケースの開口部を覆うように配置されるアッパーケースとからなるケース内に冷却流体を通過させる冷却器であって、前記アッパーケースには、上側に向って突出するとともに発熱素子が配置される第1の突部が形成され、前記ロアーケースには、上側に向かって突出する第2の突部が形成され、前記第1の突部と前記第2の突部は下側ほど間隔が広がる2つの斜状面を有し、前記第1の突部と前記第2の突部とは一定間隔離れていることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ロアーケースおよびアッパーケースの第1の突部と第2の突部においては、下側ほど間隔が広がる2つの斜状面を有している。そして、アッパーケースの第1の突部に配置した発熱素子が発熱すると、ケース内を通過する冷却流体により冷却される。よって、アッパーケースに下側ほど間隔が広がる2つの斜状面を有する第1の突部が形成されるとともにロアーケースに第2の突部がなく単に直線的に延びている場合に比べて、ロアーケースの第2の突部により発熱素子の冷却には寄与しない冷却流体の通過領域を減らして冷却に必要な部位に流すことができ、効率よく冷却することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の冷却器において、前記第1の突部と前記第2の突部との間に、波板状のフィンが、当該波板状のフィンの山谷が前記第1の突部の斜状面における上側から下側の方向または前記第2の突部の斜状面における上側から下側の方向に延びるように配置され、かつ、前記波板状のフィンの山谷が前記第1の突部と前記第2の突部に接合されていると、フィンによりケースの変形を抑制することができる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の冷却器において、前記第1の突部の延設方向における一端には、前記第1の突部の2つの斜状面から延びる第1の側板が設けられ、前記第1の突部の延設方向における他端には、前記第1の突部の2つの斜状面から延びる第2の側板が設けられ、前記第1の側板での上側に入口パイプを設けるとともに、前記第2の側板での下側に出口パイプを設けると、冷却流体の第1の突部と第2の突部の斜状面に沿った流れを作って冷却流体で発熱素子を冷却する上で好ましいものとなる。
本発明によれば、効率よくケース外表面に設けた発熱素子を冷却できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態における冷却器1の斜視図である。図2は、冷却器1の分解斜視図である。図3(a)は、冷却器1の平面図である。図3(b)は冷却器1の右側面図(図3(a)でのA矢視図)である。図3(c)は冷却器1の正面図である。図4は、図3(b)のB−B線での断面図である。図5は、図3(a)のC−C線での縦断面図である。本実施形態においては自動車モータ用インバータに適用しており、半導体パワー素子としてのインバータ用IGBTとフライホイールダイオードを冷却する冷却器である。
図1,2に示すように、冷却器1は、アッパーケース10と、ロアーケース20と、冷却水の入口パイプ30と、冷却水の出口パイプ40と、第1の突部18の外表面(アッパーケース10の外表面)に配置された発熱素子としての半導体パワー素子60とを備えている。半導体パワー素子60は計6つ使用している。アッパーケース10とロアーケース20はアルミの板材よりなり、プレス成形品である。
アッパーケース10とロアーケース20によりケースが構成されている。ケースは、図3(a)に示すように平面形状として図中、X方向に延びる長方形状をなしている。そして、冷却水が長方形状のケース(アッパーケース10、ロアーケース20)の一方の短辺からケース内部に供給され、ケース内を通過してケースの他方の短辺から排出されることになる。
ロアーケース20は、上面が開口している。アッパーケース10は、下面が開口し、ロアーケース20の開口部を覆うように配置されている。
アッパーケース10は、第1の突部18と、第1の突部18の外周縁に屈曲形成された鍔部(フランジ部)12とからなる。ロアーケース20は、本体部21と、本体部21の外周縁に屈曲形成された鍔部(フランジ部)22とからなる。
図2に示すように、第1の突部18は、ケースの長手方向(X方向)に延設されるとともに上側に向って突出するように形成されている。第1の突部18は、2つの斜状面F1,F2と、第1の側板14と、第2の側板15とから構成されている。2つの斜状面F1,F2は、下側ほど間隔が広がっており、第1の突部18は断面V字状をなしている。第1の側板14は、第1の突部18の延設方向における一端に設けられ、斜状面F1,F2から延びている。第2の側板15は、第1の突部18の延設方向における他端に設けられ、斜状面F1,F2から延びている。
ロアーケース20の本体部21によりケースの底板23が構成されている。また、ケースの底板23(ロアーケース20の本体部21)には、上側(アッパーケース10側)に向って突出する第2の突部28が形成されている。第2の突部28はケースの長手方向(X方向)に延設されている。第2の突部28は、2つの斜状面F3,F4と、第3の側面F30と、第4の側面F40とから構成されている。2つの斜状面F3,F4は、下側ほど間隔が広がっており、第2の突部28は断面V字形状をなしている。第3の側面F30は第2の突部28の延設方向における一端に設けられ、2つの斜状面F3,F4から延びている。第4の側面F40は、第2の突部28の延設方向における他端に設けられ、2つの斜状面F3,F4から延びている。
斜状面F1と斜状面F3とは平行であるとともに斜状面F2と斜状面F4とは平行であり、第1の突部18と第2の突部28とは一定間隔離れている。
このようにして、図5に示すように、ケース(アッパーケース10、ロアーケース20)の縦断面形状が「く」の字型の絞り形状となっている。この断面が「く」の字となっている部位は図4でのケースの長手方向のL1で示す箇所であり、ケースの長手方向の両端の部位(図4においてL2,L3で示す箇所)においては「く」の字ではなく三角形状をなしている。即ち、L2,L3で示す箇所においては底板23に第2の突部28が形成されていない。
図2,4に示すように、アッパーケース10とロアーケース20は波板状の冷却フィン50,51を挟んで鍔部12,22がロウ付けされている。冷却フィン50,51はアルミよりなる。詳しくは、ケース内において第1の突部18と第2の突部28との間に、波板状のフィン50が、波板状のフィン50の山谷が第1の突部18の斜状面F1の短手方向(第1の突部18の斜状面における上側から下側の方向)および第2の突部28の斜状面F3の短手方向(第2の突部28の斜状面における上側から下側の方向)に沿って延びるように配置され、かつ、波板状のフィン50の山谷が第1の突部18と第2の突部28にロウ付けにより接合されている。同様に、ケース内において第1の突部18と第2の突部28との間に、波板状のフィン51が、波板状のフィン51の山谷が第1の突部18の斜状面F2の短手方向(第1の突部18の斜状面における上側から下側の方向)および第2の突部28の斜状面F4の短手方向(第2の突部28の斜状面における上側から下側の方向)に沿って延びるように配置され、かつ、波板状のフィン51の山谷が第1の突部18と第2の突部28にロウ付けにより接合されている。
また、アッパーケース10の第1の側板14での上側、即ち、三角形の頂部に入口パイプ30が設けられている。図4のようにL2の幅を有する場合、少なくともL2分だけ入口パイプ30が内部に突き出している。
また、アッパーケース10の第2の側板15での下側、即ち、三角形の斜辺の下部に出口パイプ40が設けられている。つまり、図3等に示すように、アッパーケース10には冷却水を供給するためのアルミ製パイプ(円管)30が連結されるとともにアッパーケース10には冷却水を排出するためのアルミ製パイプ(円管)40が連結されている。詳しくは、アッパーケース10の左側面上側にパイプ30の一端が接続されるとともにアッパーケース10の右側面下側にパイプ40の一端が接続されている。パイプ40は二又タイプのパイプであって、2つの通路を1つに集合するものである。パイプ40の2つの入口部が第2の側板15の両方の斜辺の下側に接合されている。よって、ケースから出た冷却水が2箇所からパイプ40に入り、集合して下流に流れていく。
ケースとパイプ30,40との連結構造について説明する。図6に示すように、パイプ連結のために、アッパーケース10には連通孔16が形成され、連通孔16にパイプ30,40が挿入され接合されている。
図3(a)に示すように、パイプ30とパイプ40はケースの長手方向(X方向)に延びている。
半導体パワー素子60は、図7に示すように、半導体パワー素子搭載基板70を介してアッパーケース10の上面(第1の突部18)に実装されている。半導体パワー素子搭載基板70は、絶縁基板71の両面に金属層72,73が形成されている。具体的には、例えば窒化アルミ等のセラミックよりなる絶縁基板71の両面にアルミ(または銅)が張り合わされている。絶縁基板71の一方の面が半導体パワー素子搭載面となっており、本実施形態においてはIGBTおよびダイオードが半田74により接合されている(シリコンチップ60が半田付けされている)。このように、絶縁基板71の一方の面に半導体パワー素子60が搭載される構造となっており、半導体パワー素子60は絶縁基板71により電気的に分離されている。
また、絶縁基板71の他方の面がアッパーケース10へのロウ付け面である。6つの半導体パワー素子搭載基板70は、図7に示すように第1の突部18の外表面、即ち、アッパーケース10の外表面(上面)にロウ材75により接合されている。
このようにして、波板状の冷却フィン50,51を挟んでアッパーケース10の鍔部12とロアーケース20の鍔部22がロウ付けにて接合されるとともに、波板状の冷却フィン50,51の山谷の部分もアッパーケース10の内面とロアーケース20の内面にロウ付けにて接合され、さらに、複数の半導体パワー素子60が基板70を介してロウ付けにてアッパーケース10の外表面に接合されている。よって、冷却器1を構成する各部材をロウ付けにて一括で接合でき、冷却器1を容易に組み立てることができる。
次に、冷却器1の作用について説明する。
冷却水は図3(a)において一点鎖線で示すように流れる。つまり、入口パイプ30からケース内に入り、断面三角形状のケースにおける頂部をケースの長手方向(X方向)に沿って流れ、波板状の冷却フィン50,51の山谷の延設方向(斜状面における上側から下側の方向)に沿う形で、三角形のケースにおける頂部から底辺に向かって流れ、さらに、底辺においてケースの長手方向(X方向)に沿って流れ、出口パイプ40から排出される。
ここで、図5に示すように、冷却水はケースの三角形の頂点から両端下方へスムーズに流れることにより圧力損失を小さくすることができる。
また、ケース(アッパーケース10、ロアーケース20)と冷却フィン50,51はアルミよりなり、絶縁基板71はセラミックよりなり、一体ロウ付けの材料の違いによる熱膨張の差による変形(反り)が発生しようとするが、ケースが「く」の字型になっており、剛性アップにより熱膨張の差による変形(反り)が防止される。
より詳しくは、アッパーケース10とロアーケース20と冷却フィン50,51とパイプ30,40は全てアルミよりなり、これら部品および絶縁基板(セラミック基板)71が一体でロウ付けされており、アルミとセラミックの熱膨張差によるケース全体の変形をアッパーケース10とロアーケース20の形状を工夫することによりX方向(ケースの長手方向)の変形は三角リブ形状で、また第1の突部18の斜状面の短手方向の変形は冷却フィン50,51の向きにより防止される。ケースの変形(反り)が抑制されることにより絶縁基板71の剥がれ等を防止できる。
一方、半導体パワー素子60が発熱すると、その熱は半導体パワー素子搭載基板70を介してアッパーケース10に伝わる。アッパーケース10に伝わった熱は、ケース内の冷却水通路を通る冷却水との間で熱交換される。このとき、ケース内には冷却フィン50,51が配置されているため、放熱面積が大きくなって効率の高い冷却が行われる。即ち、ケースの内部に設けられた冷却フィン50,51が放熱面積を大きくしており、冷却器1の冷却能力が高くなる。
断面三角形の流路と、断面「く」の字の流路との対比において、断面三角形の流路においては冷却に寄与しない部位も流路となっていることから冷却効率が悪い。つまり、同じ冷却効果を持たせようとすると断面三角形の流路においては冷却の必要のない部位にも冷却水が流れてしまうことにより冷却水の量を増やす必要があるが、断面「く」の字の流路にすることにより冷却に必要な部位に流すことができ、効率よく冷却することができる。
以上のごとく本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)アッパーケース10には、上側に向って突出するとともに半導体パワー素子(発熱素子)60が配置される第1の突部18が形成され、ロアーケース20には、上側に向かって突出する第2の突部28が形成され、第1の突部18と第2の突部28は下側ほど間隔が広がる2つの斜状面F1,F2、F3,F4を有し、第1の突部18と第2の突部28とは一定間隔離れている。よって、ロアーケースおよびアッパーケースの第1の突部18と第2の突部28においては、下側ほど間隔が広がる2つの斜状面F1,F2、F3,F4を有し、アッパーケースの第1の突部18に配置した半導体パワー素子(発熱素子)60が発熱すると、ケース内を通過する冷却水により冷却される。よって、アッパーケースに下側ほど間隔が広がる2つの斜状面F1,F2を有する第1の突部が形成されるとともにロアーケース20に第2の突部28がなく単に直線的に延びている場合に比べて、ロアーケースの第2の突部28により半導体パワー素子(発熱素子)60の冷却には寄与しない冷却水の通過領域を減らして冷却に必要な部位に流すことができ、効率よく冷却することができる。また、ケースの形状として、四角い箱型にする場合に比べ、本実施形態ではケースの天井板の形状を、下側ほど間隔が広がる2つの斜状面F1,F2を有する形状、即ち、三角形にすることにより、剛性が高まる。
(2)第1の突部18と第2の突部28との間に、波板状のフィン50,51が、波板状のフィン50,51の山谷が第1の突部18の斜状面F1,F2における上側から下側の方向または第2の突部28の斜状面F3,F4における上側から下側の方向に延びるように配置され、かつ、波板状のフィン50,51の山谷が第1の突部18と第2の突部28に接合されているので、冷却フィン50,51によりケースの変形を抑制することができる。
(3)第1の突部18の延設方向における一端には、第1の突部18の2つの斜状面F1,F2から延びる第1の側板14が設けられ、第1の突部18の延設方向における他端には、第1の突部18の2つの斜状面F1,F2から延びる第2の側板15が設けられ、第1の側板14での上側に入口パイプ30を設けるとともに、第2の側板15での下側に出口パイプ40を設けた。これより、冷却水の第1の突部18と第2の突部28の斜状面F1,F2、F3,F4に沿った流れを作って冷却水で半導体パワー素子(発熱素子)60を冷却する上で好ましいものとなる(冷却性に優れている)。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・発熱素子としての半導体パワー素子60は6つ設けたが、その数はいくつでもよい。
・冷却流体として冷却水の代わりにアルコール等を用いてもよい。
・断面「く」の字の流路における2つの斜状面F1,F2にそれぞれ半導体パワー素子(発熱素子)60を配置したが、一方の斜状面(F1またはF2)にのみ半導体パワー素子(発熱素子)60を配置してもよい。
・出口パイプは二又タイプ、即ち、2つの通路を1つの通路に集合するものであったが、二又とせずに、ケース内で冷却水を集合させて1箇所から排出するようにしてもよい。
・突部18,28は断面V字形状に限定されることはなく、例えば、台形等でもよい。
・図4のL2の幅がないもの、即ち、第1の突部18における第1の側板14と第2の突部28における第3の側面F30が当接していてもよい。
本実施形態における冷却器の斜視図。 冷却器の分解斜視図。 (a)は冷却器の平面図、(b)は冷却器の右側面図、(c)は冷却器の正面図。 図3(b)のB−B線での断面図。 図3(a)のC−C線での縦断面図。 ケースとパイプの接続構造を示す断面図。 半導体パワー素子(発熱素子)の詳細実装図。
符号の説明
10…アッパーケース、14…第1の側板、15…第2の側板、18…第1の突部、20…ロアーケース、23…底板、28…第2の突部、30…入口パイプ、40…出口パイプ、50…冷却フィン、51…冷却フィン、60…半導体パワー素子、F1…斜状面、F2…斜状面、F3…斜状面、F4…斜状面。

Claims (3)

  1. 上面が開口したロアーケースと、下面が開口し前記ロアーケースの開口部を覆うように配置されるアッパーケースとからなるケース内に冷却流体を通過させる冷却器であって、
    前記アッパーケースには、上側に向って突出するとともに発熱素子が配置される第1の突部が形成され、
    前記ロアーケースには、上側に向かって突出する第2の突部が形成され、
    前記第1の突部と前記第2の突部は下側ほど間隔が広がる2つの斜状面を有し、
    前記第1の突部と前記第2の突部とは一定間隔離れている
    ことを特徴とする冷却器。
  2. 前記第1の突部と前記第2の突部との間に、波板状のフィンが、当該波板状のフィンの山谷が前記第1の突部の斜状面における上側から下側の方向または前記第2の突部の斜状面における上側から下側の方向に延びるように配置され、かつ、前記波板状のフィンの山谷が前記第1の突部と前記第2の突部に接合されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却器。
  3. 前記第1の突部の延設方向における一端には、前記第1の突部の2つの斜状面から延びる第1の側板が設けられ、
    前記第1の突部の延設方向における他端には、前記第1の突部の2つの斜状面から延びる第2の側板が設けられ、
    前記第1の側板での上側に入口パイプを設けるとともに、前記第2の側板での下側に出口パイプを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷却器。
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