JP2010108785A - バッテリ接続端子保護カバー - Google Patents

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Shinya Onoda
伸也 小野田
Kentaro Onuma
健太郎 大沼
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

【課題】ヒューズユニットの上にクリアランスをもって嵌められ、かつ、端子保護部がヒンジ部を介して開くタイプのバッテリ接続端子保護カバーにおいて、ヒューズユニットの振動時にクリアランスに起因する異音が発生するのを防止できるようにした。
【解決手段】バッテリ10の接続端子16を覆って保護するバッテリ接続端子保護カバー20であって、端子保護部22と、ヒューズユニット保護部24と、ヒンジ部30とを有し、端子保護部はヒンジ部近傍を回動中心にして上方に回動して開くことができ、ヒンジ部は下方に垂れるよう湾曲しており伸縮可能であり、ヒンジ部の底部32でヒューズユニット14を下方に押さえつけることで、異音発生を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子の保護カバーに関し、特に、ヒューズユニットが装着されたバッテリにおける端子の保護カバーに関する。
自動車用鉛二次電池のようなバッテリにおいて、+電極のバッテリポストに取り付けられるヒューズユニットが知られている。ヒューズユニットは、幾つかのヒュージブルリンクまたはヒューズを備え、ヒューズ機能を提供する。ヒューズユニットとバッテリに設けられた係合手段によってヒューズユニットがバッテリに連結する。通常、ヒューズユニットを上側からバッテリにはめることによって連結される。バッテリポストには接続端子を巻いてボルトで締められる。
そして、腐食や電気的接触などの外的環境から保護するため、端子とヒューズユニットの両方を保護する保護カバーが用いられる(特許文献1、2参照)。
特開2003−151654号公報 特開2002−270082号公報
図5は従来の保護カバーの1例である。
図5において、保護カバー20’は、通常、端子保護部22とヒューズユニット保護部24とその間を連結する可撓性のヒンジ部30’とからなる。
端子保護部22は、稼働時には端子周辺を保護するためにバッテリの上に覆うように閉状態となっているが、端子の作業時には、端子周辺が露出するように端子保護部22を可撓性の薄肉ヒンジ部30’を撓ませて上方に所定の角度開くようにしている。
このようなヒュージブルリンクを搭載した車で走行していたところ、走行中にどこからか異音が発生していることに本出願人は気がついた。
その異音の発生箇所を突き止めようとして、車を停止させると異音がなくなり、走行しても異音が発生するときとしないときがあった。
その結果ようやく判ったことは、ヒュージブルリンクと保護カバー20’との間に、作業性を考慮してクリアランスが設定されているためであることが判った。したがって、走行時に車両振動があると、このクリアランスがあるために保護カバー20’がヒュージブルリンクに接触・離間することによって、異音が発生したのであった。走行していても車両振動がないときは異音は生じなかった。
本発明はこれらの課題を解決するためになされたもので、ヒュージブルリンクと保護カバー20’との間のクリアランスがあっても、車輌振動時に異音が発生しない、しかもヒンジ部が切れ難い端子保護カバーを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本願の第1発明はバッテリ接続端子保護カバーに係り、バッテリから突出するバッテリポストと、バッテリポストに取り付けられた接続端子と、バッテリに連結するヒューズユニットとを覆って保護するバッテリ接続端子保護カバーであって、
前記接続端子の上を開閉可能に覆う端子保護部と、前記ヒューズユニットの一部を包み込んで収容するヒューズユニット保護部と、前記ヒューズユニットの上面の一部の上方にて前記端子保護部と前記ヒューズユニット保護部を連結するヒンジ部とを有し、
前記端子保護部は、前記ヒンジ部近傍を回動中心にして上方に回動して開くことができ、
前記ヒンジ部は、前記端子保護部とつながる第1の端と、前記ヒューズユニット保護部とつながる第2の端を有し、第1の端と第2の端の間に下方に垂れるよう湾曲部があり、これにより、第1の端と第2の端の間は伸縮可能であり、
前記端子保護部が閉状態のときに閉状態を保持しながら前記端子保護部を前記ヒンジ部の方向へ横方向に動かして前記ヒンジ部の第1の端と第2の端の距離を狭めて固定することにより、前記ヒンジ部の底部が前記ヒューズユニットに接触して前記ヒューズユニットを下方に押さえつけることを特徴としている。
また、第2発明は、上記第1発明のバッテリ接続端子保護カバーにおいて、前記ヒューズユニット保護部上に固定手段が設けられ、前記端子保護部が開いた際に、前記端子保護部は固定手段によって前記ヒューズユニット保護部上に固定されることを特徴としている。
これにより、端子保護部が開状態のときに作業を楽に行うことができる。
上記構成により、保護カバーとヒンジ部とのクリアランスがあっても保護カバーのヒンジ部がヒューズユニットを下に押さえつけることによって、車輌振動時に異音を発生しなくなる効果が得られる。
また、ヒンジ部の屈曲性能が向上し、かつ端子保護部を横(水平)方向に移動できるようになるので接続端子の長さの許容範囲を広くでき設置自由度を増やすことができ、ヒューズユニット側の汎用性が向上するといった効果も得られる。
図1は本発明の実施例1に係る保護カバーの側面図である。
図1において、バッテリ10は、車載用のバッテリであり、+側にバッテリポスト12が突出しており、ヒューズユニット14が係合手段(図示せず)によって係合している。
バッテリポスト12はその外周に電気接続16がボルト穴18にてボルトで巻締されている。ヒューズユニット14は内部にヒュージブルリンクを備えて、ヒューズ機能を提供する。バッテリポスト12、電気接続16、ボルトおよびヒューズユニット14は、短絡を防ぎ腐食劣化を防ぐため、保護カバー20で覆う必要がある。
保護カバー20は、端子保護部22、ヒューズユニット保護部24およびヒンジ部30を備えている。端子保護部22は主に、バッテリポスト12、電気接続16およびヒューズユニット14の左側を保護し、ヒューズユニット保護部24はヒューズユニット14に係合して固定されており、主にヒューズユニット14の右側の上部および側面を保護し、また、保護カバー20を支持する機能も有する。
ヒンジ部30は端子保護部22をヒューズユニット保護部24に連結している。ヒンジ部30の幅方向は図1では紙面の上下方向に延びている。端子保護部22、ヒューズユニット保護部24およびヒンジ部30は、樹脂で構成し、好ましくは一体成形された樹脂で構成し、ポリプロピレンやポリアミド等の熱可塑性樹脂で構成するのがよい。一体成形された樹脂を使うことにより、保護性能を向上でき、樹脂製造が単純化される。
ヒンジ部30は、薄肉部となっていることにより他の箇所と比べて可撓性を有し、端子保護部22が上に持ち上げられたときにたわみ、端子周辺の作業時に、端子保護部22を上方に開くことを可能にしている(図4参照)。
ヒンジ部30は端子保護部22に繋がれる第1の端38と、ヒューズユニット24につながれる第2の端39を有する。第1の端38と第2の端39の間には、下側に垂れて湾曲した形状をしている湾曲部があり、この湾曲部は紙面の上下方向に同一断面で延びている。この下側に垂れて湾曲した形状は、応力が均等に分散するように円弧形状であることが好ましい。湾曲部には内周側34と外周側36がある。ヒンジ部30は可撓性があり湾曲しているため、端子保護部22の横方向の運動を可能にする。図1において、ヒンジ部30の底部32はヒューズユニット14に接して、ヒューズユニット14を上からバネ状に押さえることで、ガタを吸収し、ヒューズユニット14の振動時にクリアランスに起因する異音が発生するのを防いでいる。
図2は、図1の保護カバー20の端子保護部22をヒンジ部30近傍を回動中心として上方に開いたときの斜視図である。
図2からヒンジ部30の下側に垂れた湾曲部が同一の湾曲形状で幅方向に連続して延びている様子が見て取れる。
図3は図1の端子保護部が右側へ移動した状態を示す側面図である。
図3に示すように、端子保護部22を右方向に移動すると、湾曲部の曲率が大きくなり、底部32がヒューズユニット14をバネ状に下方に押さえつける力が強くなり、ガタの吸収効果が増す。
したがって、車両走行時に振動が生じても、保護カバー20とヒューズユニット14とのクリアランスに起因する異音の発生が図1と比べてさらに防止できる。
また、回動する際、ヒンジ部30全体が撓み、そのとき内周側36は縮み、外周側38は拡がるような応力がかかる。ヒンジ部の部材の厚さに対して、拡がりと縮みの差が大きいと部材の体積当たりの応力が大きくなりヒンジ部が切れやすくなる。
本発明では、従来技術よりも内周側36の曲率半径を大きくし回動中心から大きくずれるようにしたため、部材の体積当たりの応力が少なくなり、ヒンジ部全体が切れにくくなっている。
ヒンジ部30の回動部分が十分に長いため、端子保護部22が図で左右方向へ移動できる範囲が広くなり、したがってヒューズユニット14、接続端子18等の保護カバー20内の構成要素は図で左右方向へ若干移動させることが可能となり、設計の自由度を増すことができる。
図4は端子接続等の作業時に図1の端子保護部が上方へ大きく回動した状態を示す側面図である。支持体保護部24の横幅(図において奥行)は端子保護部22の横幅よりも広く、支持体保護部24には凹み40が設けられており、凹み40が端子保護部22を受けて端子保護部22を固定することによって、作業時に端子保護部22が動くことを防止できる。一実施例において、凹み40の中で設けられた突起と端子保護部22の側面表面上に設けられた凹みが係合して端子保護部22が支持体保護部24に固定される。
端子保護部22は、ヒューズユニット14、支持体保護部24またはバッテリ20と、固定手段によって固定されている。例えば、端子保護部22の内側の面に突起、ヒューズユニット14に凹みが設けられ係合して固定する。この場合、固定手段が保護カバー20の外から露出されず壊れにくくなってよい。また、支持体保護部24の一部が図の左側にのびて端子保護部22の右側と固定させることもできる。この場合、端子保護部22と支持体保護部24との相対的位置のずれが少なくなるためによい。固定手段は多段階とすることができ、この場合、端子保護部22の複数の位置における固定を可能にする。
以上、本発明に関連して、便宜上、バッテリポストがバッテリから突出する方向を「上方」、反対方向を「下方」と表現しているが、これらはバッテリの向きに応じて、実際には「上」「下」以外の方向、例えば横方向であってもよい。
本発明の実施例1に係る保護カバーの側面図である。 図1の保護カバーの端子保護部が上方に開いた状態を示す斜視図である。 図1の端子保護部が右側へ移動した状態を示す側面図である。 端子接続等の作業時に図1の端子保護部が上方へ大きく回動した状態を示す側面図である。 従来技術の保護カバーの1例を示す側面図である。
符号の説明
10 バッテリ
12 バッテリポスト
14 ヒューズユニット
16 電気接続
18 ボルト穴
20 保護カバー
22 端子保護部
24 ヒューズユニット保護部
30 ヒンジ部
32 ヒンジ部の底部
34 ヒンジ部の内周側
36 ヒンジ部の外周側
38 第1の端
39 第2の端
40 凹み

Claims (2)

  1. バッテリから突出するバッテリポストと、バッテリポストに取り付けられた接続端子と、バッテリに連結するヒューズユニットとを覆って保護するバッテリ接続端子保護カバーであって、
    前記接続端子の上を開閉可能に覆う端子保護部と、前記ヒューズユニットの一部を包み込んで収容するヒューズユニット保護部と、前記ヒューズユニットの上面の一部の上方にて前記端子保護部と前記ヒューズユニット保護部を連結するヒンジ部とを有し、
    前記端子保護部は、前記ヒンジ部近傍を回動中心にして上方に回動して開くことができ、
    前記ヒンジ部は、前記端子保護部とつながる第1の端と、前記ヒューズユニット保護部とつながる第2の端を有し、第1の端と第2の端の間に下方に垂れるよう湾曲部があり、これにより、第1の端と第2の端の間は伸縮可能であり、
    前記端子保護部が閉状態のときに閉状態を保持しながら前記端子保護部を前記ヒンジ部の方向へ横方向に動かして前記ヒンジ部の第1の端と第2の端の距離を狭めて固定することにより、前記ヒンジ部の底部が前記ヒューズユニットに接触して前記ヒューズユニットを下方に押さえつけることを特徴とするバッテリ接続端子保護カバー。
  2. 前記ヒューズユニット保護部上に固定手段が設けられ、前記端子保護部が開いた際に、前記端子保護部は固定手段によって前記ヒューズユニット保護部上に固定されることを特徴とする請求項1記載のバッテリ接続端子保護カバー。
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