JP2010108166A - 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム - Google Patents

追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010108166A
JP2010108166A JP2008278573A JP2008278573A JP2010108166A JP 2010108166 A JP2010108166 A JP 2010108166A JP 2008278573 A JP2008278573 A JP 2008278573A JP 2008278573 A JP2008278573 A JP 2008278573A JP 2010108166 A JP2010108166 A JP 2010108166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visitor
user
tracking
unit
tag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008278573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5260233B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Kobayashi
信行 小林
Shunsuke Yamamoto
俊輔 山本
Nozomi Nakamura
望 中村
Tsutomu Morigaki
努 森垣
Hidehiro Shimizu
英弘 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Information Systems Corp
Mitsubishi Electric Information Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Information Systems Corp, Mitsubishi Electric Information Technology Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008278573A priority Critical patent/JP5260233B2/ja
Publication of JP2010108166A publication Critical patent/JP2010108166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5260233B2 publication Critical patent/JP5260233B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】来店者の来店目的を窓口等でのサービス提供前に知るとともに、来店者が有する潜在的な要望を知ることにより、サービスレベルを向上させこと目的とする。
【解決手段】来店者があると、店舗に設置された通過者撮影カメラ5、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8等により取得した画像情報や、店舗に複数設置されたタグリーダ9が来店者が持っているIDタグから読み取ったタグ情報に基づき、追跡装置は来店者を追跡して来店者の行動からその来店者の目的や潜在的な要望を抽出する。追跡装置は抽出した来店者の目的に応じてサービス員に情報を提供する。また、来店者にサービスを提供して来店者の人物特性がされた後、その来店者の行動履歴データを特定された人物の行動履歴データとして記憶し、後に蓄積された行動履歴データから所定の要望を持つ人物を抽出可能とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、店舗等に入った来店者を追跡する技術に関する。また、この発明は、来店者を追跡することにより、来店者の来店目的及び潜在的に持つ要望を抽出する技術に関する。
店舗の入り口に設置されたタグリーダにより来店者が持つID(IDentifier)タグを読み取り来店者の認証を行うとともに、入り口付近に設置された監視カメラによる映像から人物を判別する技術がある。また、入場後、カメラによる映像から来店者を追跡する技術がある(特許文献1参照)。
特開2006−236183号公報 特開2008−9690号公報 特開2004−324183号公報 特開2005−267525号公報
従来、店舗の入り口に設置されたタグリーダにより来店者が持つIDタグを読み取るとともに、入り口付近に設置された監視カメラによる映像から人物を判別するのは、来店者を認証するために過ぎない。つまり、IDタグの情報から特定された人物と、映像から特定された人物とに違いがないかを確認して、不正な来店者の侵入を防止しているだけである。したがって、来店者に対するサービスレベル向上には繋がらない。
店舗(例えば、銀行等)では、窓口で顧客の対応をした時点で初めて顧客の目的が分かる。そのため、窓口での対応前に顧客への目的に合ったサービスができない。また、来店した目的とは別な潜在的な要望を掴むことはできない。例えば、顧客が来店した目的は貯金だが、潜在的に住宅取得をしたい(住宅ローンについて知りたい)という要望がある場合等が考えられるが、このような潜在的な要望は分からない。
この発明は、来店者の来店目的窓口等でのサービス提供前に知るとともに、来店者が有する潜在的な要望を知ることにより、サービスレベルを向上させこと目的とする。
この発明に係る追跡装置は、例えば、
所定の領域へ入った入場者を撮影して、入場者の画像情報を取得する画像情報取得部と、
前記画像情報取得部が取得した画像情報に基づき、入場者を追跡して行動履歴を記憶装置に一時的に記憶する追跡部と、
予め複数のユーザのユーザ情報をそのユーザのユーザID(IDentifier)とともに記憶装置に記憶するユーザ情報記憶部と、
前記入場者のユーザIDを入力装置を介して取得するユーザID取得部と、
前記ユーザID取得部が取得したユーザIDに基づき、前記ユーザ情報記憶部が記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を処理装置により検索するユーザ情報検索部と、
前記ユーザ情報検索部が検索したユーザ情報に、前記追跡部が一時的に記憶した行動履歴を処理装置により追加して記憶する行動履歴反映部と
を備えることを特徴とする。
前記追跡部は、前記所定の領域を撮影装置により撮影した画像の中から前記画像情報取得部が取得した前記入場者の画像情報を検索することにより、前記入場者の位置を検出する
ことを特徴とする。
前記追跡装置は、さらに、
前記所定の領域へ入った人が所定の端末で取得したIDタグから読取装置によりタグのIDを読み取るタグID読取部を備え、
前記追跡部は、前記画像情報取得部が取得した画像情報と前記タグID読取部が読み取ったタグのIDとに基づき、入場者を追跡する
ことを特徴とする。
前記タグID読取部は、複数の読取装置によりタグのIDを読み取り、
前記追跡部は、前記複数の読取装置のどの読取装置がタグのIDを読み取ったかにより入場者の位置を特定する
ことを特徴とする。
前記追跡部は、撮影した画像の中の前記入場者の画像情報と、前記タグのIDとから、前記入場者の姿勢を検出する
ことを特徴とする。
前記追跡装置は、さらに、
前記追跡部が記憶した行動履歴が所定の行動を示す場合、所定の情報を出力装置へ出力する出力部
を備えることを特徴とする。
前記追跡装置は、さらに、
前記ユーザ情報記憶部が記憶したユーザ情報から、所定の行動履歴が登録されたユーザ情報を処理装置により検索する履歴検索部を備える
ことを特徴とする。
前記履歴検索部は、前記ユーザ情報記憶部が記憶したユーザ情報から、所定の場所に所定の時間以上いたことを示す行動履歴を検索する
ことを特徴とする。
この発明に係る追跡方法は、例えば、
撮影装置が、所定の領域へ入った入場者を撮影して、入場者を特定するための画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
処理装置が、前記画像情報取得ステップで取得した画像情報に基づき入場者を追跡して、記憶装置が行動履歴を一時的に記憶する追跡ステップと、
入力装置が、前記入場者のユーザID(IDentifier)を取得するユーザID取得ステップと、
処理装置が、前記ユーザID取得ステップで取得したユーザIDに基づき、予め記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を検索するユーザ情報検索ステップと、
処理装置が、前記ユーザ情報検索ステップで検索したユーザ情報に、前記追跡ステップで一時的に記憶した行動履歴を追加して記憶する行動履歴記憶ステップと
を備えることを特徴とする。
この発明に係る追跡プログラムは、例えば、
所定の領域へ入った入場者を検知して、入場者を特定するための画像情報を取得する画像情報取得処理と、
前記画像情報取得処理で取得した画像情報に基づき、入場者を追跡して行動履歴を一時的に記憶する追跡処理と、
前記入場者のユーザID(IDentifier)を取得するユーザID取得処理と、
前記ユーザID取得処理で取得したユーザIDに基づき、予め記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を検索するユーザ情報検索処理と、
前記ユーザ情報検索処理で検索したユーザ情報に、前記追跡処理で一時的に記憶した行動履歴を追加して記憶する行動履歴記憶処理と
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この発明に係る追跡装置は、入場者(来店者)が誰であるか特定する前(ユーザID特定前)から入場者を追跡して行動履歴を取り、入場者が誰であるか特定した後(ユーザID特定後)、特定されたユーザIDに対応付けてそれまでに追跡した行動履歴を記憶する。これにより、入場者が誰であるか特定する前にした入場者の行動の履歴から入場者の潜在的な要望等を抽出しておき、入場者が誰であるか特定した後にその特定した人物の潜在的な要望として記憶しておくことができる。したがって、その後、その入場者に対して、記憶した潜在的な要望に基づきサービスを提供することが可能になる。すなわち、この発明に係る追跡装置によれば、従来利用されることのなかった来店者の特定前の行動履歴をサービスレベルの向上に用いることが可能になる。
実施の形態1.
この実施の形態では、来店者が誰であるか特定する前から来店者の行動を追跡し、その行動履歴から来店者の来店目的及び潜在的な要望を抽出する追跡装置10について説明する。ここでは、店舗として銀行における店舗(銀行店舗)を例として説明する。
図1は、銀行店舗を示す図である。図2は、銀行店舗の座席付近の断面図である。
図1に示すように、銀行店舗には、ATM1、受付機2(発券機)、窓口、応接室、座席等が設置されている。来店者は、一般に、ATM1を利用するか、又は受付機2で大まかなサービス毎に分類されたチケット(受付番号が記載されたチケット)を取り、窓口でサービスを受ける。また、重要顧客(以下、VIP)等であれば、応接室でサービスを受けることがある。
従来、来店者の来店目的は、原則として窓口等でサービスを提供するまで銀行側にはわからない。もちろん、受付機2で大まかなサービスの分類(例えば、預金や引き出しであるのか、ローン関係であるのか等)はわかるが、それ以上の情報は得られない。また、来店者によっては、銀行でのサービスの受け方になれておらず、受付機2でチケットを取る必要があるのか、ATM1へ行けばよいのかわからず間誤ついてしまう場合もある。
来店者のユーザID(例えば、この例であれば口座番号)は、ATM1や窓口でサービスを提供するまで特定することができない。ATM1を利用する場合、ATM1が来店者のキャッシュカード等の情報を読み取ることにより、来店者のユーザIDを特定することができる。窓口や応接室でサービスを受ける場合には、窓口や応接室に設置された証明機3を銀行員が使用して、来店者のキャッシュカード等の情報を読み取る、あるいは来店者の個人情報を入力してユーザIDを特定することができる。
また、図1に示すように、店舗の入り口付近に通過センサ4、通過者撮影カメラ5が設置され、さらに、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8、タグリーダ9が設置されている。望遠カメラ6、広角カメラ7は、それぞれ店舗内を死角なく撮影することができる。例えば、望遠カメラ6は、来店者の表情等も鮮明に撮影でき、広角カメラ7は、店舗内の所定の範囲を一度に撮影することができる。個別カメラ8は、各窓口や応接室に設置され、窓口や応接室でサービスを提供する場合に、来店者を撮影することができる。タグリーダ9は、指向性を有する読取信号を送信して、IDタグからタグ情報を読み取る。タグリーダ9は、店舗内に複数設置され、どのタグリーダ9がタグ情報を読み取ったかによりIDタグの位置(IDタグを持つ来店者の位置)を特定できる。なお、タグリーダ9は、店舗の入り口付近にも設置されている。また、図2に示すように、タグリーダ9は、高さ方向にも複数設置される。そのため、立っていた来店者が座席に座ったこと等を識別できる。
追跡装置10は、これら(通過センサ4、通過者撮影カメラ5、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8、タグリーダ9)を利用して、来店者を追跡する。そして、追跡装置10は、追跡して取得した来店者の行動履歴から、来店者の来店目的、潜在的な要望、来店者の感情(例えば、苛立っている等)を抽出する。そして、抽出した情報に基づき、ATM1や窓口等でサービス員が使用する端末等に、対応案内や警告情報等を表示してサービスレベルを向上させる。
図3は、追跡装置10の機能を示す機能ブロック図である。追跡装置10は、画像情報取得部11、タグID読取部12、追跡部13、出力部14、ユーザID取得部15、ユーザ情報検索部16、行動履歴反映部17、ユーザ情報記憶部18、一時記憶部19、履歴検索部20を備える。
画像情報取得部11は、通過者撮影カメラ5、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8等により来店者等の画像情報を取得する。
タグID読取部12は、タグリーダ9により、IDタグからタグ情報(ここでは、ユーザIDを特定可能な識別情報(タグID))を読み取る。
追跡部13は、画像情報取得部11が取得した画像情報と、タグID読取部12が読み取ったタグ情報とに基づき、来店者を追跡して行動履歴を取得する。そして、追跡して取得した来店者の行動履歴を後述するユーザ情報記憶部18又は一時記憶部19に記憶する。追跡部13は、ユーザIDが既に特定されている場合には、ユーザ情報記憶部18に行動履歴を記憶し、ユーザIDが特定されていない場合には、一時記憶部19に行動履歴を記憶する。
ユーザID取得部15は、ATM1や証明機3等により来店者のユーザIDを取得する。
ユーザ情報検索部16は、ユーザID取得部15が取得した来店者のユーザIDに基づき、後述するユーザ情報記憶部18が記憶した複数のユーザ情報から前記来店者のユーザ情報を処理装置により検索する。
行動履歴反映部17は、ユーザ情報検索部16が検索したユーザ情報記憶部18のユーザ情報に、追跡部13が一時記憶部19に記憶した行動履歴を処理装置により追加して記憶する。つまり、行動履歴反映部17は、一時記憶部19に一時的に記憶していた行動履歴を、ユーザIDが特定された後にユーザ情報記憶部18の該当のユーザ情報に追加して記憶する。
ユーザ情報記憶部18は、予め登録されたユーザの行動履歴を含むユーザ情報をユーザIDをキー項目として記憶装置に記憶する。
一時記憶部19は、追跡部13が追跡した来店者の行動履歴を一時的に記憶装置に記憶する。
履歴検索部20は、ユーザ情報記憶部18が記憶したユーザ情報から所定の行動履歴を処理装置により検索する。
図4は、追跡装置10の追跡動作を示すフローチャートである。
(S1:来店者撮影ステップ(画像取得ステップ))
画像情報取得部11は、来店者が店舗へ入ったことを、入り口付近に設置された通過センサ4により検知する。すると、画像情報取得部11は、通過者撮影カメラ5により、来店者を撮影して画像情報を取得する。通過センサ4により検知することで、来店者を所定の距離から所定の角度で確実に撮影することができる。
(S2:タグ読込ステップ)
タグID読取部12は、入り口付近に設置されたタグリーダ9により、来店者のIDタグからタグ情報を読み取る。
なお、来店者がIDタグを持っている場合のみタグ情報を読み取ることができ、IDタグを持っていない場合にはタグ情報を読み取ることができない。ここでは、VIP顧客にのみ予めIDタグを渡しておく(例えば、VIP顧客用のキャッシュカードにIDタグを内蔵しておく)こととする。また、受付機2で発行するチケットにもIDタグを内蔵しておくこととする。したがって、原則として、来店時にはVIP顧客のみからタグ情報が読み取られることになる。つまり、VIP顧客は、入店時にユーザIDを特定することが可能である。一方、他の来店者は、入店時にユーザIDを特定することはできない。(S1)で画像情報取得部11が取得した画像情報から顔認識等により人物を特定し、ユーザIDを取得することも可能であるが、髪型を変更された場合等には人物特定精度が低くなるため、ここでは、画像情報からユーザIDは取得しないものとする。あるいは、画像情報からユーザIDを取得してもよいが、そのユーザIDは仮に特定したユーザIDであるとし(ユーザID未特定状態であるとし)、後にATM1や証明機3によりユーザIDを特定した時点でユーザIDの確定とする。
(S3:追跡ステップ)
追跡部13は、(S1)で画像情報取得部11が取得した画像情報と、(S2)でタグID読取部12が取得したタグ情報とに基づき、来店者を追跡する。追跡部13は、(S2)でタグID読取部12がタグ情報を取得できた場合には、(S1)で画像情報取得部11が取得した画像情報とタグ情報とを同一人物として対応付けする。したがって、画像情報とタグ情報との両方から追跡が可能となる。画像情報とタグ情報との両方から追跡することにより、追跡の精度が高くなる。
追跡部13は、画像情報取得部11に望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8により来店者を撮影して画像情報を取得させ、(S1)で画像情報取得部11が取得した画像情報とマッチングして来店者の位置を追跡する。つまり、追跡部13は、店舗内を撮影装置(望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8)により撮影した画像の中から(S1)で画像情報取得部11が取得した来店者の画像情報を検索することにより、来店者の位置を検出する。また、追跡部13は、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8で撮影した画像情報から来店者の姿勢を検出して、来店者が座席に座っているか、広告を見ているか等を判断する。また、追跡部13は、望遠カメラ6により撮影した来店者の表情から来店者の心理状態を判断する。
追跡部13は、店舗内の縦方向、横方向、高さ方向に設置されたタグリーダ9により、来店者のタグIDを読み取り、来店者の位置を検出する。つまり、複数設置されたタグリーダ9のうちのどのタグリーダ9がタグ情報を読み取ったかにより位置を検出する。上述したように、縦方向にもタグリーダ9が複数設置されているため、来店者が立っているか座っているか等、来店者の姿勢も検出できる。なお、来店時には、VIPのみがIDタグを持っているが、他の来店者も受付機2からチケットを取得することでタグIDを持つことになる。来店者が受付機2からチケットを取得した場合、その来店者の画像情報とチケットのタグIDとを対応付ける。したがって、受付機2からチケットを取得した後は、その来店者も画像情報とタグ情報との両方から追跡可能となる。
また、追跡部13が所定の行動を示す行動を検出した場合には、出力部14は所定のサービス員の端末にその行動履歴に対応する情報を出力する。例えば、受付機2の前に所定の時間以上止まっている行動を検出した場合には、どのチケットを取ればよいかわからず悩んでいると考えられるため、出力部14は受付機2の付近のサービス員へ案内をするようにメッセージを送信する。この場合、例えば、端末にメッセージをポップアップ表示させる等すれば、サービス員も容易にメッセージに気づくことができる。
また、追跡部13は、所定の行動を検出した場合に、その来店者の目的を特定する。例えば、ATM1へ向かって移動する場合には、ATM1を利用する目的で来店したと判断する。また、受付機2でチケットを取って、振込伝票を取った人は、窓口で振込処理をする目的で来店したと判断する。例えば、ATM1の利用や窓口の利用等の来店目的を特定して来店目的毎の人数を把握することで、窓口が混雑しているがATM1が空いている場合には、ATM1でも処理可能なサービスを窓口で受けることを目的としている来店者にATM1の利用を案内する等のサービスが可能となる。つまり、窓口で振込処理をしようとしている来店者にATM1の利用方法を案内することで、窓口の混雑を緩和できる。このような場合にも、出力部14は所定のサービス員の端末へ来店者にATM1の利用方法を案内するようにメッセージを送信する。メッセージとともに、その来店者の位置を送信することも可能である。
同様に、所定の行動を検出した場合に、その来店者の潜在的な要望を特定する。つまり、住宅ローンの広告を所定の時間以上見ている来店者は、住宅ローンに関心があると判断する。また、広告を見ていた時間から興味の度合いがわかる。
また、同様に、所定の行動を検出した場合、その来店者の感情を特定する。つまり、時計を何度も見ている場合には、待ち時間が長く苛立っていると判断する。出力部14は、来店者の対応をする窓口のサービス員が使用する端末へその来店者の感情を表示する。例えば、来店者が待ち時間が長く苛立っていることをサービス員に伝える。また、合わせて、来店者の感情に合わせた対応マニュアルを表示するとしてもよい。
(S4:追跡データ記憶ステップ)
追跡部13は、追跡して取得した来店者の行動履歴をユーザ情報記憶部18又は一時記憶部19に記憶する。追跡部13は、ユーザIDが特定されている来店者の行動履歴はユーザ情報記憶部18に記憶し、ユーザIDが特定されていない来店者の行動履歴は一時記憶部19に記憶する。ここでは、VIP顧客の場合には、タグ情報からユーザIDが特定されているため、ユーザ情報記憶部18の該当ユーザのユーザ情報に行動履歴を記憶する。一方、他の来店者の場合には、ユーザIDが特定されていないため、一時記憶部19に新たなレコードを作製して行動履歴を記憶する。
(S5:ユーザID取得ステップ、ユーザ情報検索ステップ)
ユーザID取得部15は、来店者のユーザIDを取得する。上述したように、来店者がATM1によりサービスの提供を受けた場合や、窓口等でサービスを受けた場合には、ユーザIDの取得が可能である。そこで、ユーザID取得部15は、ATM1や窓口等に設置された証明機3によりユーザIDを取得する。そして、ユーザ情報検索部16は、ユーザID取得部15が取得したユーザIDに基づき、ユーザ情報記憶部18が記憶したユーザ情報を検索する。
なお、追跡部13は、来店者がATM1や窓口等でサービスの提供を受けている間も追跡して行動履歴を記憶する。
(S6:行動履歴反映ステップ)
行動履歴反映部17は、ユーザ情報検索部16が検索したユーザ情報に、一時記憶部19に一時的に記憶した行動履歴を追加して記憶する。
そして、(S3)へ戻り、追跡と行動履歴の記憶を来店者が退店するまで行う。なお、既に来店者のユーザIDは特定されているから、この後の行動履歴はユーザ情報記憶部18に記憶される。
つまり、追跡装置10は、ユーザIDの特定できない来店者についても、その画像情報と、来店後に渡したIDタグのタグ情報とから追跡を行い行動履歴を一時記憶しておく。そして、その来店者のユーザIDが特定された場合には、一時記憶した行動履歴をそのユーザIDから特定されるユーザ情報に追加して記憶する。
図5は、ユーザ情報記憶部18が記憶するユーザ情報の一例を示す図である。図6は、一時記憶部19が記憶する一時記憶情報の一例を示す図である。
ユーザ情報は、来店者ID161(ユーザID)、生体認証データ162、最新目的163、順番164、目的履歴165、行動履歴166、取得データ167を備える。
一時記憶情報は、一時ID171、生体認証データ172、最新目的173、順番174、目的履歴175、行動履歴176、取得データ177を備える。一時記憶情報が備える項目は、ユーザ情報が備える項目とはキー項目である来店者ID161と一時ID171とが異なることを除き同一である。
来店者ID161と一時ID171とは、それぞれキー項目である。来店者ID161は、予めユーザに割り当てられたユーザIDである。一方、一時ID171は、ユーザIDが特定されていない間暫定的に割り振られる一時的なIDである。
生体認証データ162,172は、ユーザの画像情報(例えば、顔の画像情報)等である。例えば、画像情報取得部11が通過者撮影カメラ5により撮影した画像情報である。
最新目的163,173は、行動履歴から特定された最新の目的である。ここで、来店者の行動履歴から特定される目的は、複数存在する場合がある。例えば、入店後ATM1へ向かって移動していたが、途中で方向転換をして受付機2へ向かいチケットを取るような場合である。この場合には、初めはATM1を利用する目的で来店したと判断されるが、その後窓口を利用する目的で来店したと判断される。そこで、最新目的163,173は、最新の目的のみを記憶する。
順番164,174は、窓口利用の場合(受付機2でチケットを取った場合)のサービス提供までの待ち人数である。
目的履歴165,175は、行動履歴から特定されたすべての目的である。
行動履歴166,176は、予め決められた所定の行動が検出された場合、その行動を記憶する。なお、その行動から特定される心理状態や潜在的な要望を記憶するとしてもよい。
取得データ167,177は、通過者撮影カメラ5、望遠カメラ6、広角カメラ7、個別カメラ8で撮影された画像情報や、ATM1や証明機3で入力された情報等を記憶する。
ユーザ情報記憶部18と一時記憶部19とは、キー項目を除いて同様の項目であるため、ユーザIDが特定された場合に一時記憶部19に記憶していた情報をユーザ情報記憶部18へ移すことは容易である。なお、上記説明では、ユーザ情報記憶部18が記憶する情報のキー項目は、来店者ID161であるとしたが、来店者は何度も来店することを想定しているため、来店の度にカウントアップされる枝番をキー項目に追加してもよい。また、日付等の情報を追加して、日ごとの来店者の行動を管理してもよい。
以上のようにして各来店者を追跡して行動履歴をユーザ情報記憶部18に蓄積する。
履歴検索部20は、ユーザ情報記憶部18に蓄積されたユーザの行動履歴から、所定の行動履歴が登録されたユーザ情報を検索する。例えば、履歴検索部20は、ユーザ情報から、住宅ローンの広告の前に所定の時間以上いたことを示す行動履歴を検索する。すると、住宅ローンに興味(潜在的な要望)のあるユーザを抽出することができる。そのため、抽出したユーザに対して住宅ローンのダイレクトメール等を送信することで、効果的にダイレクトメール等を送信することができる。
また、履歴検索部20は、所定の感情を示す行動履歴を検索することにより、業務の改善点等を分析することができる。例えば、待ち時間が長く苛立っている来店者が所定の期間に何人いたかを分析することにより、窓口数を増加させる、ATM1の数を増加させる等の対応を取ることが可能である。
さらに、履歴検索部20は、来店目的別の来店者の行動の傾向、例えば、住宅ローン関連のサービスを受けに来た来店者が店舗内のどの位置に集まる傾向があるのか等を分析することができる。そのため、例えば、住宅ローン関連のサービスを受けに来た来店者が集まり易い位置に住宅ローンの広告を多く掲載する等して、効果的な広告を掲載することが可能となる。また、例えば、来店目的別の来店者の動線を分析することで、店舗内レイアウトの改善等を行うことも可能である。
以上のように、この実施の形態に係る追跡装置10は、来店者の行動を追跡することにより、サービス提供時にユーザの心理状態やユーザの目的が判明しており、適切なサービスを素早く提供することができる。また、来店者が困っていることなども気づくことができ、来店者から質問される前にサービス員から声をかけることができる。そのため、サービスレベルが向上する。
また、この実施の形態に係る追跡装置10は、来店者が誰であるか特定される前からその来店者の行動を追跡して、その来店者の行動履歴を一時的に一時記憶部19に保持しておく。そして、その来店者が誰であるか特定すると、その来店者の情報を記憶したユーザ情報記憶部18に、一時的に一時記憶部19に保持した行動履歴を移動する。例えば、銀行等であれば、一般に、入場してから窓口でサービスを受けるまでの時間が、窓口でサービスを受けてから退場するまでの時間に比べ非常に長い。つまり、店舗にいる時間のうち、来店者の特定前の時間が来店者の特定後の時間に比べ非常に長い。そのため、来店者が誰であるか特定される前の行動を追跡することにより、多くの行動履歴データを蓄積することができる。その結果、ユーザの潜在的な要望等を的確に抽出することができる。
追跡装置10の動作例について説明する。
(例1:VIP顧客来店時)
VIP顧客が来店した場合の動作について説明する。
まず、来店者が入り口を通過する。すると、通過センサ4が来店者を検知して、通過者撮影カメラ5が来店者を撮影して画像情報取得部11は画像情報を取得する。また、タグID読取部12は入り口付近のタグリーダ9が来店者が持つIDタグからタグ情報を読み取る。VIP顧客はIDタグを持っているため、タグ情報を読み取ることができる。すると、ユーザID取得部15により画像情報とタグ情報とからユーザIDが特定され、来店者がVIP顧客であることが判明する。そして、出力部14は、所定のサービス員の端末にVIP顧客来店のメッセージを表示する。また、追跡部13は、取得した画像情報とタグ情報とを、ユーザ情報記憶部18の取得データ167に記憶する。また、この時点では、来店目的がわからないため、一時記憶部19の最新目的163、目的履歴165には、目的不明を記憶する。
次に、来店者が移動すると、追跡部13はその移動を追跡する。また、出力部14は、前記サービス員の端末に来店者の位置を表示する。サービス員は、来店者の位置を確認して来店者の所へ向かい、応接室等へ案内(移動)する。この際、追跡部13は、サービス員の行動も追跡して行動履歴を記憶するとしてもよい。
次に、サービス員は応接室等でサービスの提供を行う。この際、証明機3を使用して改めてユーザIDを特定する。原則として、タグ情報から特定したユーザIDと一致しているはずであるが、不一致である場合には、サービス員はその原因を特定するとともに、必要であればその原因をユーザ情報に追加する。サービスを提供することにより来店目的が特定されるため、最新目的163を特定された来店目的に変更し、目的履歴165に特定された来店目的を追加記憶する。
そして、サービス提供後、来店者は退店する。追跡部13は、望遠カメラ6、広角カメラ7、タグリーダ9等により、退店したことを検出する。
なお、追跡部13は、来店者の行動履歴として、例えば、通過センサ4が検知したこと、通過者撮影カメラ5が画像情報を取得したこと、入り口付近のタグリーダ9がタグ情報を取得したこと(VIP顧客と判断したこと)、来店者とサービス員と出会ったこと、サービスを提供したこと(ユーザIDが確定したこと)、退店したことを各行動を検出する度にユーザ情報記憶部18の行動履歴166に記憶する。
ここで、VIP顧客の家族がVIP顧客のIDタグ(キャッシュカード)を持って来店した場合等、タグ情報から特定されるユーザIDと画像情報取得部11により取得した画像情報から特定されるユーザIDとが一致しない場合がある。この場合には、出力部14は、サービス員の端末にその旨の警告を出力して、サービス提供時にそのキャッシュカードの使用権限があることを確認する。また、IDタグの盗難届けが出されている場合等に、そのIDタグのタグ情報を読み取った場合には、出力部14がサービス員の端末に警告を表示するとしてもよい。
(例2:ATM利用者来店時)
ATM利用者が来店した場合の追跡装置10の動作について説明する。
まず、来店者が入り口を通過する。すると、通過センサ4が来店者を検知して、通過者撮影カメラ5が来店者を撮影して画像情報取得部11は画像情報を取得する。また、タグID読取部12は入り口付近のタグリーダ9が来店者が持つIDタグからタグ情報を読み取りを試みるが、ここでは来店者はIDタグを持っていないためタグ情報は読み取れない。したがって、追跡部13は、画像情報取得部11が取得した画像情報を一時記憶部19に新しいレコードを作製して記憶する。また、この時点では、来店目的がわからないため、一時記憶部19の最新目的173、目的履歴175には、目的不明を記憶する。
次に、来店者がATM1の方向へ移動する。すると、追跡部13は来店者を追跡して来店目的をATM1利用であると判断する。そして、追跡部13は、一時記憶部19の最新目的173を「ATM1利用」に変更し、目的履歴175に「ATM1利用」を追加記憶する。さらに、来店者がATM1で出金をした場合には、追跡部13はATM1からその情報を取得して、一時記憶部19の最新目的173を「ATM1での出金」に変更し、目的履歴175に「ATM1での出金」を追加記憶する。なお、隣りのATM1を覗く等の不審行動を来店者が取った場合、追跡部13はその行動を検出して一時記憶部19に記憶するとともに、サービス員の端末に警告を表示する。サービス員は、例えば、端末にその来店者が使用しているATM1付近の映像を表示させ、その来店者を監視することができる。また、ユーザID取得部15はATM1により来店者のユーザIDを取得(特定)して、行動履歴反映部17は一時記憶部19に記憶していた行動履歴をユーザ情報記憶部18へ移動する。
そして、サービス提供後、来店者は退店する。追跡部13は、望遠カメラ6、広角カメラ7、タグリーダ9等により、退店したことを検出して行動履歴として記憶する。
なお、追跡部13は、来店者の行動履歴として、例えば、通過センサ4が検知したこと、通過者撮影カメラ5が画像情報を取得したこと、入り口付近のタグリーダ9がタグ情報を取得できなかったこと(VIP顧客でないと判断したこと)、ATM1へ向かったこと、サービスを提供したこと(ユーザIDが確定したこと)、退店したことを各行動を検出する度にユーザ情報記憶部18の行動履歴166に記憶する。
(例3:利用方法不明者来店時)
サービスをどのように利用したらよいかわかっていない顧客が来店した場合の追跡装置10の動作について説明する。
まず、来店者が入り口を通過する。この場合、ATM1利用者と同様に、通過センサ4が来店者を検知して、通過者撮影カメラ5が来店者を撮影して画像情報取得部11は画像情報を取得する。また、タグID読取部12は入り口付近のタグリーダ9が来店者が持つIDタグからタグ情報を読み取りを試みるが、ここでは来店者はIDタグを持っていないためタグ情報は読み取れない。したがって、追跡部13は、画像情報取得部11が取得した画像情報を一時記憶部19に新しいレコードを作製して記憶する。また、この時点では、来店目的がわからないため、一時記憶部19の最新目的173、目的履歴175には、目的不明を記憶する。
次に、来店者は、入り口付近でうろうろしている。追跡部13は、来店者を追跡して来店者がどうしたらよいかわからず困っていると判断する。そして、追跡部13は、一時記憶部19の最新目的173を「利用方法不明」に変更し、目的履歴175に「利用方法不明」を追加記憶する。すると、出力部14は、サービス員の端末に利用方法不明者来店を示す情報と来店者の位置とを出力する。サービス員は、来店者の位置を確認して来店者の所へ向かい利用方法の案内をする。この際、追跡部13は、サービス員の行動も追跡して行動履歴を記憶するとしてもよい。
その後、来店者は案内に従って移動する。追跡部13は、来店者を引き続き追跡して行動履歴を一時記憶部19に記憶する。そして、追跡部13は、来店者の行動履歴から新たな来店目的を検出して一時記憶部19に記憶する。
そして、サービス提供後、来店者は退店する。追跡部13は、望遠カメラ6、広角カメラ7、タグリーダ9等により、退店したことを検出して行動履歴166,176として記憶する。
なお、追跡部13は、来店者の行動履歴として、例えば、通過センサ4が検知したこと、通過者撮影カメラ5が画像情報を取得したこと、入り口付近のタグリーダ9がタグ情報を取得できなかったこと(VIP顧客でないと判断したこと)、利用方法不明であったこと、サービス員の案内により特定されたこと、サービスを提供したこと(ユーザIDが確定したこと)、退店したことを各行動を検出する度にユーザ情報記憶部18の行動履歴166に記憶する。
(例4:窓口サービス利用者来店時)
窓口でサービスを利用する顧客が来店した場合の追跡装置10の動作について説明する。
まず、来店者が入り口を通過する。この場合、ATM1利用者と同様に、通過センサ4が来店者を検知して、通過者撮影カメラ5が来店者を撮影して画像情報取得部11は画像情報を取得する。また、タグID読取部12は入り口付近のタグリーダ9が来店者が持つIDタグからタグ情報を読み取りを試みるが、ここでは来店者はIDタグを持っていないためタグ情報は読み取れない。したがって、追跡部13は、画像情報取得部11が取得した画像情報を一時記憶部19に新しいレコードを作製して記憶する。また、この時点では、来店目的がわからないため、一時記憶部19の最新目的173、目的履歴175には、目的不明を記憶する。
次に、来店者は、受付機2からチケットを取得する。なお、来店者は、複数のチケットから来店目的に合ったチケットを選択して取得する。例えば、ここでは、ローン関係のチケットを取得したとする。すると、追跡部13は、画像情報により来店者を追跡して、来店者が取得したチケットがどのチケットであるかも追跡する。その結果、追跡部13は、来店者の来店目的はローン関係であると判断する。そして、追跡部13は、一時記憶部19の最新目的173を「ローン関係」に変更し、目的履歴175に「ローン関係」を追加記憶する。
追跡部13は、そのまま来店者の追跡を継続する。そして、来店者が窓口でサービスの提供を受ける。例えば、サービス員が証明機3により来店者のローン契約の情報を変更したとする。この場合、追跡部13は、証明機3での操作を監視することにより、来店者の来店目的がローン契約情報の変更であると判断する。追跡部13は、例えば、証明機3からネットワークを介して操作情報を取得して監視する。そして、追跡部13は、一時記憶部19の最新目的173を「ローン契約情報の変更」に変更し、目的履歴175に「ローン契約情報の変更」を追加記憶する。また、ユーザID取得部15は証明機3から来店者のユーザIDを取得して、行動履歴反映部17は一時記憶部19に記憶していた行動履歴をユーザ情報記憶部18へ移動する。
そして、サービス提供後、来店者は退店する。追跡部13は、望遠カメラ6、広角カメラ7、タグリーダ9等により、退店したことを検出して行動履歴として記憶する。
なお、追跡部13は、来店者の行動履歴として、例えば、通過センサ4が検知したこと、通過者撮影カメラ5が画像情報を取得したこと、入り口付近のタグリーダ9がタグ情報を取得できなかったこと(VIP顧客でない判断したこと)、受付機2でチケットを取得したこと及び取得したチケットの種類、サービスを提供したこと(ユーザIDが確定したこと)、退店したことを各行動を検出する度にユーザ情報記憶部18の行動履歴166に記憶する。
なお、来店者が受付機2のボタン操作を行ったにもかかわらず、チケットを取らなかった場合には、追跡部13はチケットの取り忘れであると判断する。そして、出力部14は、サービス員の端末にチケット取り忘れを示す情報と、チケットを取り忘れた来店者の位置とを出力する。そして、サービス員は、その来店者の元へチケット取り忘れを知らせに向かう。
(例5:窓口サービス待ち)
窓口でサービスを利用する顧客が順番待ちをしている場合の追跡装置10の動作について説明する。つまり、例4で受付機2からチケットを取得した後、窓口でサービスの提供を受けるまでの間の追跡装置10の動作である。
例えば、来店者が座席へ移動して座席に座ったとする。すると、追跡部13は、来店者が座席付近へ移動したことだけでなく、座席に座ったことも追跡する。上述したように、追跡部13は、画像情報とタグ情報とから来店者が座席に座ったことも追跡可能である。そして、追跡部13は、来店者が座席へ移動して座席に座ったことを一時記憶部19の行動履歴176に記憶する。
また、来店者がテレビを見ているとする。すると、追跡部13は、画像情報から来店者の向いている方向を追跡することにより、来店者がテレビを見ていると判断する。ここで、テレビに何の情報が流れているかを追跡部13が取得することにより、来店者の興味(潜在的な要望)を知ることができる。つまり、例えば、テレビで外貨預金の情報を流していたのであれば、追跡部13は来店者は外貨預金に興味があると判断する。そして、追跡部13は、来店者が外貨預金の放送を見ていたことを一時記憶部19の行動履歴176に記憶する。つまり、見ていた広告等から潜在的な要望を抽出することができる。
また、時計を何度も見ているとする。すると、追跡部13は、画像情報やタグ情報から来店者の動作を追跡して、来店者が苛立っていると判断する。つまり、待ち時間が長く時間を気にしている場合等に、追跡部13は来店者の心理状態を検出する。そして、追跡部13は、時計を何度も見ていることを一時記憶部19の行動履歴176に記憶する。また、出力部14は、その来店者の応対をするサービス員の端末に来店者が苛立っていることを表示して丁寧な応対をさせる。あるいは、ベテランのサービス員に、その来店者の応対をするようにさせてもよい。
また、来店者が店舗の外へ出たとする。すると、追跡部13は、店舗の外へ出たことを一時記憶部19の行動履歴176に記憶する。そして、一時記憶部19は、所定の時間その来店者について記憶したレコードを保持する。再びその来店者が店舗へ入店した場合、追跡部13は、保持しているレコード(一時記憶部19のレコード)に追跡部13が追跡した行動履歴を追加する。
そして、その後窓口でサービスの提供を受け、ユーザIDが特定すると、行動履歴反映部17は、一時記憶部19に一時記憶した情報をユーザ情報記憶部18に移動する。
以上のように、来店者を追跡することにより、来店者毎にきめ細かな対応をすることが可能となり、サービスレベルを向上させることができる。
なお、上記説明では、追跡部13が所定の行動を示す行動を検出した場合、出力部14は所定の情報を出力すると説明した。同様に、追跡部13が所定の行動を示す行動を検出した場合、その来店者の目的を特定すると説明した。ここで、追跡部13は、例えば、所定の行動と、その行動を検出した場合に実行するスクリプトとを対応付けて記憶装置に記憶し、所定の行動を検出した場合には、その行動に対応するスクリプトを起動するとしてもよい。
例えば、受付機2の前に所定の時間以上止まっている行動を検出した場合には、出力部14に所定のサービス員へ案内をするメッセージを送信させるスクリプトを起動する。また、例えば、ATM1へ向かって移動する行動を検出した場合には、ATM1を利用する目的で来店したとユーザ情報記憶部18又は一時記憶部19に記憶するスクリプトを起動する。
なお、スクリプトには、メッセージの送信先や送信するメッセージの内容、あるいはユーザ情報記憶部18又は一時記憶部19に記憶する情報等が記載されている。
なお、上記説明では、店舗として銀行店舗を例として説明したが、これに限らず、他の業種の店舗でもよい。特に、サービスの提供を受けるまでの時間が長い業種の店舗に向いている。また、店舗に限らず、所定のエリア、例えば駅構内、ビル構内、コンサート会場内等でもよい。
次に、実施の形態における追跡装置10のハードウェア構成について説明する。
図7は、追跡装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。
図7に示すように、追跡装置10は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、LCD901(Liquid Crystal Display)、キーボード902(K/B)、通信ボード915、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
ROM913、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913とRAM914と磁気ディスク装置920とは、記憶装置(メモリ)の一例である。また、キーボード902、通信ボード915は、入力装置の一例である。また、通信ボード915は、通信装置の一例である。さらに、LCD901は、表示装置の一例である。
磁気ディスク装置920又はROM913などには、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
プログラム群923には、上記の説明において「画像情報取得部11」、「タグID読取部12」、「追跡部13」、「出力部14」、「ユーザID取得部15」、「ユーザ情報検索部16」、「行動履歴反映部17」等として説明した機能を実行するソフトウェアやプログラムやその他のプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、上記の説明において「ユーザ情報記憶部18」、「一時記憶部19」等が記憶する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「ファイル」や「データベース」の各項目として記憶される。「ファイル」や「データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPU911の動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPU911の動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、上記の説明におけるフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、その他光ディスク等の記録媒体やICチップに記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体や電波によりオンライン伝送される。
また、上記の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。また、「〜装置」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」、「〜機能」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。さらに、「〜処理」として説明するものは「〜ステップ」であっても構わない。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、ROM913等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、上記で述べた「〜部」としてコンピュータ等を機能させるものである。あるいは、上記で述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータ等に実行させるものである。
銀行店舗を示す図。 銀行店舗一部の断面図。 追跡装置10の機能を示す機能ブロック図。 追跡装置10の追跡動作を示すフローチャート。 ユーザ情報記憶部18が記憶するユーザ情報の一例を示す図。 一時記憶部19が記憶する一時記憶情報の一例を示す図。 追跡装置10のハードウェアの一例を示す図。
符号の説明
1 ATM、2 受付機、3 証明機、4 通過センサ、5 通過者撮影カメラ、6 望遠カメラ、7 広角カメラ、8 個別カメラ、9 タグリーダ、10 追跡装置、11 画像情報取得部、12 タグID読取部、13 追跡部、14 出力部、15 ユーザID取得部、16 ユーザ情報検索部、17 行動履歴反映部、18 ユーザ情報記憶部、19 一時記憶部、20 履歴検索部、161 来店者ID、162,172 生体認証データ、163,173 最新目的、164,174 順番、165,175 目的履歴、166,176 行動履歴、167,177 取得データ、171 一時ID。

Claims (10)

  1. 所定の領域へ入った入場者を撮影して、入場者の画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記画像情報取得部が取得した画像情報に基づき、入場者を追跡して行動履歴を記憶装置に一時的に記憶する追跡部と、
    予め複数のユーザのユーザ情報をそのユーザのユーザID(IDentifier)とともに記憶装置に記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記入場者のユーザIDを入力装置を介して取得するユーザID取得部と、
    前記ユーザID取得部が取得したユーザIDに基づき、前記ユーザ情報記憶部が記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を処理装置により検索するユーザ情報検索部と、
    前記ユーザ情報検索部が検索したユーザ情報に、前記追跡部が一時的に記憶した行動履歴を処理装置により追加して記憶する行動履歴反映部と
    を備えることを特徴とする追跡装置。
  2. 前記追跡部は、前記所定の領域を撮影装置により撮影した画像の中から前記画像情報取得部が取得した前記入場者の画像情報を検索することにより、前記入場者の位置を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の追跡装置。
  3. 前記追跡装置は、さらに、
    前記所定の領域へ入った人が所定の端末で取得したIDタグから読取装置によりタグのIDを読み取るタグID読取部を備え、
    前記追跡部は、前記画像情報取得部が取得した画像情報と前記タグID読取部が読み取ったタグのIDとに基づき、入場者を追跡する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の追跡装置。
  4. 前記タグID読取部は、複数の読取装置によりタグのIDを読み取り、
    前記追跡部は、前記複数の読取装置のどの読取装置がタグのIDを読み取ったかにより入場者の位置を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の追跡装置。
  5. 前記追跡部は、撮影した画像の中の前記入場者の画像情報と、前記タグのIDとから、前記入場者の姿勢を検出する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の追跡装置。
  6. 前記追跡装置は、さらに、
    前記追跡部が記憶した行動履歴が所定の行動を示す場合、所定の情報を出力装置へ出力する出力部
    を備えることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の追跡装置。
  7. 前記追跡装置は、さらに、
    前記ユーザ情報記憶部が記憶したユーザ情報から、所定の行動履歴が登録されたユーザ情報を処理装置により検索する履歴検索部を備える
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の追跡装置。
  8. 前記履歴検索部は、前記ユーザ情報記憶部が記憶したユーザ情報から、所定の場所に所定の時間以上いたことを示す行動履歴を検索する
    ことを特徴とする請求項7に記載の追跡装置。
  9. 撮影装置が、所定の領域へ入った入場者を撮影して、入場者を特定するための画像情報を取得する画像情報取得ステップと、
    処理装置が、前記画像情報取得ステップで取得した画像情報に基づき入場者を追跡して、記憶装置が行動履歴を一時的に記憶する追跡ステップと、
    入力装置が、前記入場者のユーザID(IDentifier)を取得するユーザID取得ステップと、
    処理装置が、前記ユーザID取得ステップで取得したユーザIDに基づき、予め記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を検索するユーザ情報検索ステップと、
    処理装置が、前記ユーザ情報検索ステップで検索したユーザ情報に、前記追跡ステップで一時的に記憶した行動履歴を追加して記憶する行動履歴記憶ステップと
    を備えることを特徴とする追跡方法。
  10. 所定の領域へ入った入場者を検知して、入場者を特定するための画像情報を取得する画像情報取得処理と、
    前記画像情報取得処理で取得した画像情報に基づき、入場者を追跡して行動履歴を一時的に記憶する追跡処理と、
    前記入場者のユーザID(IDentifier)を取得するユーザID取得処理と、
    前記ユーザID取得処理で取得したユーザIDに基づき、予め記憶した複数のユーザ情報から前記入場者のユーザ情報を検索するユーザ情報検索処理と、
    前記ユーザ情報検索処理で検索したユーザ情報に、前記追跡処理で一時的に記憶した行動履歴を追加して記憶する行動履歴記憶処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする追跡プログラム。
JP2008278573A 2008-10-29 2008-10-29 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム Expired - Fee Related JP5260233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278573A JP5260233B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008278573A JP5260233B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010108166A true JP2010108166A (ja) 2010-05-13
JP5260233B2 JP5260233B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42297569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008278573A Expired - Fee Related JP5260233B2 (ja) 2008-10-29 2008-10-29 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5260233B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073915A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 移動管理システム、情報処理装置、移動管理方法、プログラム
JP2013218511A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Panasonic Corp 監視システムおよび電話システム
JP5563119B1 (ja) * 2013-03-19 2014-07-30 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム
WO2014140848A2 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Systems and methods for providing retail process analytics information based on physiological indicator data
JP2015090654A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 顧客管理装置、顧客管理システムおよび顧客管理方法
JP2015232791A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 利用者管理装置、利用者管理システムおよび利用者管理方法
JP2018088046A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社日立製作所 端末管理システムおよび端末管理方法
JP2020038562A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 オムロン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005111880A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Supreme System Consulting Corporation 行動解析装置
JP2006048295A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Nippon Telegraph & Telephone West Corp 顧客情報分析システム
JP2006113711A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マーケティング情報提供システム
JP2006236183A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Engineering Ltd 入退場管理システム
JP2008052532A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Nec Corp 顧客管理システム、顧客管理方法、端末装置、プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005111880A1 (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Supreme System Consulting Corporation 行動解析装置
JP2006048295A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Nippon Telegraph & Telephone West Corp 顧客情報分析システム
JP2006113711A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マーケティング情報提供システム
JP2006236183A (ja) * 2005-02-28 2006-09-07 Nec Engineering Ltd 入退場管理システム
JP2008052532A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Nec Corp 顧客管理システム、顧客管理方法、端末装置、プログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012073915A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Dainippon Printing Co Ltd 移動管理システム、情報処理装置、移動管理方法、プログラム
JP2013218511A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Panasonic Corp 監視システムおよび電話システム
WO2014140848A2 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Systems and methods for providing retail process analytics information based on physiological indicator data
WO2014140848A3 (en) * 2013-03-15 2015-01-22 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Systems and methods for providing retail process analytics information based on physiological indicator data
JP5563119B1 (ja) * 2013-03-19 2014-07-30 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム
JP2015090654A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 顧客管理装置、顧客管理システムおよび顧客管理方法
US10115140B2 (en) 2013-11-07 2018-10-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Customer management device, customer management system and customer management method
JP2015232791A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 利用者管理装置、利用者管理システムおよび利用者管理方法
JP2018088046A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社日立製作所 端末管理システムおよび端末管理方法
JP2020038562A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 オムロン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5260233B2 (ja) 2013-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7196893B2 (ja) 顔照合システム、顔照合方法、及びプログラム
JP5260233B2 (ja) 追跡装置、追跡方法及び追跡プログラム
US8209264B2 (en) Entering and leaving management system
US10078693B2 (en) People searches by multisensor event correlation
JP6588875B2 (ja) 駐車場管理システム
US20140063256A1 (en) Queue group leader identification
JP4966896B2 (ja) 行動管理装置
WO2017146161A1 (ja) 顔照合システム、顔照合装置、顔照合方法、及び記録媒体
KR102028858B1 (ko) 통합 전시회 관리 시스템, 서버 및 방법
JP2013196043A (ja) 特定人物監視システム
JP2012208854A (ja) 行動履歴管理システムおよび行動履歴管理方法
JP5139947B2 (ja) 監視画像記憶システム及び監視画像記憶システムの監視画像記憶方法
JP5789170B2 (ja) 駐車場管理システム
JP2648054B2 (ja) 警報装置
JP2014191416A (ja) サービス利用者確認装置
JP7298594B2 (ja) 店舗管理装置および店舗管理方法、プログラム
JP2017157036A (ja) 駐車誘導システムおよび駐車誘導方法
JP2015090579A (ja) 行動分析システム
JP7146125B2 (ja) 検札装置、およびプログラム
JP7416594B2 (ja) 店舗管理装置、店舗管理システム及び店舗管理方法
JP2015187897A (ja) 駐車場管理システム
JP2010002983A (ja) 行動管理装置
US20200126146A1 (en) Commodity data processing system
US20230169506A1 (en) Store system, information processing apparatus, and information processing method
JP5042135B2 (ja) 行動管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5260233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees