JP2010108117A - Rfidを用いた生産管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】製造業務における各工程での資源の必要量の確認作業を常に一定のスピード及び作業負荷の状態で実行することができ、業務の効率改善及び信頼性向上を図ることができるRFIDを用いた生産管理システムを提供する。
【解決手段】製造業務の各工程を実施するために必要な情報を指示値として生成する演算処理部及び指示値が蓄積された製造計画データベースのうち少なくとも一方と、RFIDが貼付された原料の情報をそのRFIDタグに書き込むRFIDタグリーダライタ処理部と、読取可能範囲内にあるRFIDタグから原料に関する情報を受信するRFIDタグ読み取り部と、演算処理部或いは製造計画データベースから送信された指示値と、RFID読取部で読み取られた原料に関する情報とを照合し、その照合された結果内容をリスト化し、そのリストに基づいて作業者に作業を実施する上での原料の準備内容を表示する照合処理部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造業における製造実行システム等の生産管理システムに関する。
製造業における従来のRFID(Radio Frequency Identification)を用いた生産管理システムは、多くの場合、資源にRFIDタグを貼付け、資源の入出庫管理、資源の現在位置、作業の進捗状況等を把握するまでにとどまっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
図3(a)は、製造業向け生産管理システムの業務フローを示す図である。
図3(a)に示すように、生産管理システムの業務フローは、まず、演算処理により各工程の作業に必要な指示値の情報を算出し(ステップ701)、演算処理によりデータベースに格納すると共に(ステップ702)、ICタグリーダライタ処理によりICタグに情報を書き込む(ステップ703)。各工程の作業実施場所に設置されたICタグ読込機により、電界内の情報を業務管理システムサーバに自動で送信する(ステップ704)。その後、各工程(原料の搬出、計量、投入、充填、包装等)において、読み込んだICタグの情報をデータベースに格納される(ステップ705)。
このシステムにおいては、原料入出庫管理で資源にRFIDを貼付け、資源の受入れ、払出し演算を自動化し、また製造工程が移行するごとに、資源がどこに存在するかを監視していた。
特開2006−227848号公報 特開2005−190120号公報 特開2006−221305号公報
しかしながら、例えば原料を搬出する工程では、原料入出庫から搬出された原料が間違いなく所定の場所へ準備されているかを、作業者が目視で確認するか或いはバーコードリーダなどで1つ1つ読み取り確認する必要がある。この方式では原料量が膨大になると作業者の確認ミスが生じる可能性があると共に、作業者の負担が増加し作業時間も増加してしまうものであった。同様に、原料搬出工程の次工程である原料を計量する工程等、各工程において、作業者には目視確認或いはバーコード読取作業が強いられ、作業者の負担や作業時間が増加してしまっていた。
本発明の目的は、上記課題を解決すべく、製造業務における各工程での資源の必要量の確認作業を常に一定のスピード及び作業負荷の状態で実行することができ、業務の効率改善及び信頼性向上を図ることができるRFIDを用いた生産管理システムを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明に係るRFIDを用いた生産管理システムは、原料或いは製品にRFIDタグを貼付し、前記RFIDタグの情報を基に製造業務の管理を行う生産管理システムにおいて、製造業務の各工程を実施するために必要な情報を指示値として生成する演算処理部及び前記指示値が蓄積された製造計画データベースのうち少なくとも一方と、前記RFIDタグが貼付された原料、中間品或いは製品に関する情報を前記RFIDタグに書き込むRFIDタグリーダライタ処理部と、読取可能範囲内にあるRFIDタグから前記原料、中間品或いは製品に関する情報を受信するRFIDタグ読み取り部と、前記演算処理部或いは製造計画データベースから送信された指示値と、前記RFIDタグ読取部で読み取られた前記原料、中間品或いは製品に関する情報とを照合し、その照合された結果内容をリスト化し、そのリストに基づいて作業者に作業を実施する上での原料、中間品或いは製品の準備内容を表示する照合処理部とを有するものである。
この構成により、本発明に係る生産管理システムでは、製品を製造する為に必要な指示値と資源の確認項目を工程ごとに算出し、それらの情報を各工程のディスプレイに表示するとともに、RFIDタグにも書き込む。各工程でRFIDタグに書き込まれた情報は、データベースで保持するとともに、製品の基となる資源へ貼付け、資源の払い出しを行う。このとき、払い出された資源はRFIDタグを自動で読み取る機器からデータベースへ日付とともに払い出し情報を格納する。次工程の計量工程では、計量作業実施前に、計量する為の資源が間違いなく存在するかどうか、または有効期限切れの資源かを、RFIDタグを自動で読み取る機器から情報を取得し、データベースに蓄積されている指示値と資源の確認項目から照合を実施する。
計量完了した資源は、既に次工程に必要な資源情報として出力されているRFIDタグを貼り付け、投入工程へと流す。投入工程においても、投入すべき資源が間違いなく存在するかどうか、有効期限切れかどうかなど照合を必要とするキー項目を資源に貼り付けてあるRFIDタグから情報を自動で読み取り、サーバ内のデータベースに蓄積されている指示値や資源の確認項目と照合する。すなわち、製品を製造する各工程の開始時にRFIDタグの情報を読み取り、データベース内の情報と照合を自動で行うようにすることで、作業開始前に必要な資源が間違い無く存在することを容易に確認できる。
本発明によれば、製造業務における各工程での原料等の必要量の確認作業を、常に一定のスピード及び作業負荷の状態で実行することができ、製造業務の効率改善及び信頼性向上を図ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態では、原料を倉庫から搬出する(払い出す)原料搬出工程、搬出した原料を計量する計量工程、計量した原料を製造装置へ投入する投入工程、製造装置で製造された製品を容器に充填する充填工程、及び製品が充填された容器を包装する包装工程とからなる製造業務における生産管理システムを例として説明する。
図1は、本実施形態のRFIDを用いた生産管理システムのシステム構成を示す構成図である。図1に示すように、本生産管理システムは、専用PC101からの情報に基づいて製造業務の各工程に必要な情報を自動で生成する演算処理部102と、その演算処理部102の演算結果(作業内容情報)を蓄積する製造計画データベース133と、工程別データベース103,104,105,106,107と、RFIDタグリーダライタ処理部(以下、ICタグリーダライタ)109,114,119,124,129と、RFIDタグ読取部(以下、ICタグ読取部)112,116,121,126,131と、照合処理部108,113,118,123,128と、照合結果を工程別データベース103(以下、既出の同部材の符号は省略)に通知する実績通知処理部110,115,120,125,130とを備える。工程別データベース、ICタグリーダライタ、ICタグ読取部、照合処理部、実績通知部は、上記の原料搬出工程、計量工程、投入工程、充填工程及び包装工程の各々について設けられる。
原料等(厳密には、原料が収納された袋或いは容器等、充填工程及び包装工程においては、原料から製造された製品の容器、包装品等)の1つ1つにはRFIDタグ(以下、ICタグ)が貼付されている。
工程別データベースは、製造工程ごとに、在庫データデース103、計量データベース104、投入データベース105、充填データベース106及包装データベース107として設けられ、それぞれ製造計画データベース133から送られる各工程の作業内容情報(特に、原料或いは製品に関する情報)を指示値として蓄積すると共に、作業の実施結果(特に、各製造工程で使用する原料或いは製品の準備が完了したこと)を実績値として蓄積する。
ICタグリーダライタ109は、最初の製造工程(原料搬出工程)では、製造計画データベース133から送られる作業内容情報を指示値としてICタグに書き込み、第2工程以降(計量工程以降)では、前工程の作業終了後、ICタグへ情報を追加、修正する。
ICタグ読取部112は、原料等に貼付されたICタグの情報を読み取り、照合処理部108へ通知する。ICタグ読取部112は、所定範囲の電界(タグ読み取り可能範囲)内に存在するICタグを読み取るものであり、原料搬出工程では倉庫出口付近、計量工程では計量器付近等、ICタグが貼付された原料等が準備完了した際にIC読取部112の電界範囲内に収まる位置に配置される。
照合処理部108は、タグ読取部112で受信したICタグの内容と工程別データベース103の内容(指示値)とを照合し、照合結果をリスト化し、そのリストに基づいて作業者に作業を実施する上での原料等の準備内容を表示する。照合処理部108には、その準備内容を表示する出力手段111,117,122,127,132が接続され、照合処理部108は、工程別データベース103と照合が一致した場合、原料に貼り付けてあるICタグごとに画面へ照合済の信号を通知する。また、照合処理部108には、作業者がその照合結果を確認したことを入力する入力手段(例えば、タッチパネル等が好ましい)が設けられる。
実績通知部は、製造工程ごとに、在庫処理部110、計量処理部115、照合処理部120,充填処理部125、包装処置部130として設けられる。作業者が製造を実施する為の原料が全て存在することを確認した場合、作業者の画面操作により確認が確定されると、その情報(準備完了通知)は、実績通知処理部110により工程別データベース103に実績値として格納される。
図2は、図1の生産管理システムを適用するハードウェア構成と、製造業務形態(製造工程の流れ)を示す図である。
図2に示すように、生産管理システムのハードウェア構成は、例えば、ホストコンピュータ807と、ホストコンピュータ807に業務情報LAN802を介して接続される業務管理システムサーバ801及び業務システムクライアント803とを有する。ホストコンピュータ807、生産管理システムサーバ801及び業務システムクライアント803は、図1の専用PC101、演算処理部102、製造計画データベース133、工程別(在庫/計量/投入/充填/包装)データベース103、照合処理部108、実績通知処理部(在庫処理部/計量処理部/投入処理部/充填処理部/包装処理部)110に対応する。
業務管理システムサーバ801には、業務情報LAN804を介して、ICタグ読取機823、製造業務用操作端末805及び各工程の製造現場に配置される現場操作端末806が接続されている。製造業務用操作端末805には、各製造工程で使用される計測装置や製造装置の制御を行う制御装置(以下、計測・制御装置809)が接続されている。計測・制御装置809は、主原料投入口811から製品倉庫819までの個々の製造装置等から計測・制御信号をスキャンし、それら製造装置等に動作指令を出す装置である。
製造工程の流れとしては、まず、主原料投入口811で原料運搬車810から主原料を受入れ、秤量器813で所定量を秤量して混合器814に投入する。副原料は、副原料運搬車821で副原料投入口812まで運搬され、秤量器822で所定量秤量され、混合器814に投入される。混合器814では投入された主原料と副原料とが混合される。その混合物は、2つの中間タンク815,816のいずれか空いている方に、一旦蓄積される。なお、続く反応の際中に混合物が中間タンク815,816に蓄積されることもある。中間タンク815,816の一方の蓄積完了しているタンクから混合物を移送して反応器817にて温度・圧力を加えて反応させ、反応が終了したら生成物を取り出して充填器818によって生成物を容器に充填する。続いて、充填された生成物をダンボール箱などに包装し、製品倉庫819に生成物を送って保管され、製品運搬車820によって市場に積出される。
以上の一連の工程で生産管理システムサーバ801が計測・制御装置809を通じて個々の装置に順次指令を出す。生産管理システムサーバ801は、各工程における原料等に関する各種のデータを製造業務用操作端末805及びICタグ読取機823を介して収集し、入力情報、出力情報として蓄積・管理を行う。また、生産管理システムサーバ801は、原料投入から製品出荷までの製造装置等の動作制御のみならず、現場操作端末806などの動作を含め、製造全体を統括する役割を担う。
このように、製造工場に適用される生産管理システムは、従来、計測・制御装置809、計測・制御LAN808及び製造業務用操作卓805を中心に、計測・制御を重点に構築されてきた製造システムを、原料の入荷から製造、品質管理、製品の出荷までの一連の製造実行システムのレベルまで拡大し、全体の業務を効率化するというものである。この一貫として、生産管理システムサーバ801が、全体を最適に動かす業務処理を行う。
図3(b)は、本実施形態の生産管理システムを適用した機構の処理フローを示したものである。図3(b)に示すように、まず、演算処理部102で各工程の作業に必要な指示値の情報を算出し(演算処理710)、指示値を製造計画データベース103及び工程別データべース103に格納すると共に(演算処理711)、ICタグリーダライタ109によりICタグに書き込む(ICリーダライタ処理712)。また、各工程の作業実施場所に設置されたICタグ読込機823は、電界内に存在するICタグの情報を業務管理システムサーバ801に自動で送信する(イベント処理713)。業務管理システムサーバ801内では、工程別データベース103内の情報とイベント処理713において読込まれたICタグ情報の照合を照合処理部108で実施し、表示手段111において、照合済みの原料等が作業者に一目で分かるように表示される(照合処理714)。データベースの情報とICタグ情報とが全て一致した場合には、在庫/計量/投入/充填/包装処理715へ移行し、不一致の場合は、再びイベント処理713に移行する。すなわち、照合処理714において、データベースの情報とICタグ情報とが全て一致しない場合、次の作業に進めなくなり、誤作業を防ぐことができる。
在庫/計量/投入/充填/包装処理715では、業務従事者が全て原料の準備が整っていることを表示手段111で確認した際、表示画面中の「確認」ボタンを押下させる等の確認用入力されることにより、工程に移行したこと及び照合結果を在庫/計量/投入/充填/包装データベース103に通知する。最後に、ICタグリーダライタ処理部716にて、現工程の終了時に必要情報をICタグに追記・修正し(ICタグリーダライタ処理716)、そのICタグを次工程へ送られる原料に貼付する。
次の工程の開始時には、イベント処理713により開始され、ICタグの情報を読込み、前工程と同様に、作業を実施する上での原料の段取りが十分か否かの確認が可能となる。
ここで、具体的な生産管理方法について、計量工程を例にとり図4を用いて説明する。図4に示すように、原料の個装袋902及び端数袋903に、原料情報が書き込まれたICタグ904を貼付け、ICタグ読取機901によって、その情報を収集する。収集された情報は、生産管理システムサーバ801の投入データベース105にと照合される。全原料が照合正常と判断された場合に計量作業に移行する。計量作業終了後にICタグリーダライタ907を介して計量実績値などの情報をICタグ909に書き込み、新しい容器908へICタグ909を貼付ける。このように各工程にICタグ読取機を設置し、自動でICタグの情報を読み取ることで、作業者は、画面で原料の段取りが十分か否かの判断を実施することが可能となり、作業負荷が一定となる。また、ICタグの内容を次工程の段取りのための情報として書換えることで、作業がスムーズになり作業効率の向上となる。
以下、各製造工程における現場操作端末の画面(表示手段)を示す図5〜図9に基づいて、各製造工程におけるシステムの動作方法について説明する。図5は主原料投入口811と副原料投入口812の原料の在庫状況を把握する画面(図1の画面111)を示し、図6は第1の秤量器813と第2の秤量器822における資源の管理画面(図1の画面117)を示し、図7は混合器814における投入管理画面(図1の画面122)を示し、図8は充填器818における充填管理画面(図1の画面127)を示し、図9は製品倉庫819にある製品を包装する管理画面(図1の画面132)を示す。
図5(a)は、原料搬出工程の表示手段111で表示される画面である在庫払出し管理画面201を示す図である。図5(a)に示すように、在庫払出し管理画面201には、指図・払出し(搬出)実績の状況を示すウィンドウ202と現在在庫数の状況を示すウィンドウ203とが表示される。指図・払出し実績ウィンドウ202には、実際に払出しされるべき原料情報が表示される。原料情報は、在庫データベース103の情報に基づくものであり、例えば、各原料の、原料コード、原料名称、原料ロット名称及び個装数である。倉庫等から搬出された原料については、その原料に貼付されているICタグがICタグ読取り機(イベント処理部)112で読み込まれ、ウィンドウ202において、当該原料の欄の表示が変化する(例えば、薄墨色に着色表示される)。払出されていない原料206、208は、ICタグ読取機112では読み取られていないので、ウィンドウ202において当該原料の欄は白色状態のままである。ウィンドウ202に表示されている原料について全て薄墨色に表示されると、確認ボタン204が押下可能となる。1つでも白色表示の原料がある場合は、確認ボタン204はロック状態(押下不可能)となり、キャンセルボタン205のみ押下可能となる。このように、次工程に必要な全ての原料が搬出されるまで確認ボタン204を押下することができないので、次工程への資源の漏れを防止することができる。
現在在庫数の状況を示すウィンドウ203は、払出された後の倉庫に残存している原料の総数を表示している。原料の払い出しにより、予め設定されている安全在庫量よりも在庫が下回ると画面上にアラームが発報される。このアラーム発報としては、例えば、図5(b)に示すように、原料の在庫量の補充を促すポップアップ209が画面111に表示される。
図6は、計量工程の表示手段117で表示される計量管理画面301を示すものである。図6に示すように、計量管理画面301は、計量を実施する為に必要な全原料の種類を表示する指図確認ウィンドウ302で構成される。指図確認ウィンドウ302は、計量作業を実施する際に、原料の段取りが用意できた原料に対して、薄墨色305に変化させていく。計量すべき全ての原料が薄墨色になった時に、確認ボタンが押下可能となり、ボタン押下後に計量作業に移行することができる。
図7は、投入工程の表示手段122で表示される投入管理画面301を示すものである。図7に示すように、投入管理画面401は、原料の投入先を示す投入釜確認ウィンドウ402と、投入すべき原料の種類を示す指図確認ウィンドウ403とで構成される。投入釜確認ウィンドウ402は、釜番号を記載した複数のボタンが配置され、いずれか1つのボタンを選択すると、選択されたボタンは薄墨色に変化し、指図確認ウィンドウ403へ選択された釜に投入すべき原料が全て表示される。指図確認ウィンドウ403では、読取ボタン406の押下により投入釜付近に用意された原料のICタグを読み取った際、用意されている原料が正常であれば薄墨色に表示される。確認ボタン405は、投入釜における原料が全て薄墨色に変化した時に、押下可能となり、釜へ原料を投入することが可能となる。
図8は、充填工程の表示手段127で表示される充填管理画面501を示すものである。図8に示すように、充填管理画面501は、製品の充填先ラインを示すライン確認ウィンドウ502と、充填対象製品とその詳細を示す指図確認ウィンドウ503とで構成される。ライン確認ウィンドウ502は、ライン番号を記載したボタン形式であり、いずれか1つのボタンを選択すると選択されたボタンは薄墨色に変化し、さらに指図確認ウィンドウ503へ選択されたラインに充填すべき製品の種類とその詳細内容全てを表示する。指図確認ウィンドウ503は、充填完了したボトルに取り付けられているICタグを読み取り、ICタグが読み取られたボトルについては薄墨色に変化させる。最終的に、業務従事者は、実績入力欄510にボトルの本数を手入力する。確認ボタン405は、実績入力欄510にデータが入力された時に、押下可能となり、次工程へ移行することが可能となる。
図9は、包装工程の表示手段132で表示される包装管理画面601を示すものである。図9に示すように、包装管理画面601は、製品の包装先ラインを示すライン確認ウィンドウ602と、包装対象製品とその詳細を示す指図確認ウィンドウ603とで構成される。ライン確認ウィンドウ602は、ライン番号を記載した複数のボタンを有し、いずれか1つのボタンを選択すると選択されたボタンは薄墨色に変化し、指図確認ウィンドウ603へ選択されたラインに包装すべき製品の種類とその詳細内容全てを表示する。包装工程では、包装完了した箱に取り付けられているICタグを読み取り、指図確認ウィンドウ603は、読み取られたICタグについては薄墨色に変化させる。また、包装工程では、箱内のボトルに貼付けられているICタグも同時に読み取り、箱の中にボトルが指定本数存在することを表示する。最終的に、業務従事者は、実績入力欄608に箱数を手入力する。確認ボタン604は、指定ラインの実績欄608にデータが入力された時に、押下可能となり、確認ボタン604を押すことにより、製品製造の一連のプロセスが終了となる。
本実施形態では、各工程の作業を実施する為の原料の指示値をディスプレイに表示し、原料の個数をICタグ読取機から自動で収集・照合し、照合結果の内容をディスプレイに表示するシステムを提案しており、本システムによれば原料の個数の確認を人手作業に頼ることなくスムーズに業務遂行できる。また、照合エラーの場合、作業をストップさせることで、誤作業を事前に防止することができる。
従来の方式では、各工程に用意された原料の個数、原料ロット、及び有効期限などの情報を目視、あるいはバーコードリーダ等の機器にて1原料ごとに確認を行っており、原料の個数が多くなると業務従事者の負荷が大きかったが、本方式の生産管理システムによれば、業務従事者は原料の個数や量に関わらず、原料の確認を一定の時間内で行うことができる。
本実施形態によれば、人手作業に頼らずとも原料の個数や有効期限等の情報をディスプレイ表示することができ、また、原料の誤計量、誤投入などの防止として運用することもできて、全体として業務の効率改善及び信頼性向上の効果がある。
以上、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定される。
本実施形態では、演算処理部102及び演算処理部102での演算結果を蓄積する製造計画データベース133を有しているが、演算処理部102と製造計画データベース133の少なくとも一方を有していればよい。本実施形態では、原料搬出、計量、投入、充填及び包装の製造工程からなる製造業務の生産管理システムについて説明したが、本発明はこれに限定されず、上記工程の少なくとも1つの工程においても適用できる。また、本生産管理システムは、各データベースから送られ照合処理部で照合される作業内容情報(指示値)を、各データベース(在庫、計量、投入、充填、包装)103〜107を介さずに、製造計画データベース133から照合処理部108、113,118,123,128へ直接送信されるようにしてもよい。
また、本発明に係る生産管理システムが、電子機器の使用により引火するおそれがある工場で適用されることを考慮し、ICタグリーダライタ処理部109及びICタグ読取部112は、非防爆エリア及び防爆エリアの両方に対応した構造のものであってもよい。
本発明の一実施形態のRFIDを用いた生産管理システムの機構を示す構成図である。 本実施形態の生産管理システムのハードウェハ構成と、各製造工程の流れを示す概略図である。 (a)は従来の生産管理システムの処理フロー図であり、(b)は本実施形態の生産管理システムの処理フロー図である。 計量工程におけるICタグ使用例を説明するための概略図である。 原料搬出工程において表示手段に表示される在庫払い出し管理画面を示す図である。 計量工程において表示手段に表示される計量管理画面を示す図である。 投入工程において表示手段に表示される投入管理画面を示す図である。 充填工程において表示手段に表示される充填管理画面を示す図である。 包装工程において表示手段に表示される包装管理画面を示す図である。
符号の説明
102…演算処理部、103…在庫データベース、104…計量データベース、105…投入データベース、106…充填データベース、107…包装データベース、108、113、118、123、128…照合処理部、109、114、119、124、129…ICタグリーダライタ、110…在庫処理、111、117、122、127、132…現場端末、112、116、121、126、131…ICタグ読取部、115…計量処理部、120…投入処理部、125…充填処理部、130…包装処理部、133…製造計画データベース

Claims (7)

  1. 原料、中間品或いは製品にRFIDタグを貼付し、前記RFIDタグの情報を基に製造業務の管理を行う生産管理システムにおいて、
    製造業務の各工程を実施するために必要な情報を指示値として生成する演算処理部及び前記指示値が蓄積された製造計画データベースのうち少なくとも一つと、
    前記RFIDタグが貼付された原料、中間品或いは製品に関する情報を前記RFIDタグに書き込むRFIDタグリーダライタ処理部と、
    読取可能範囲内にあるRFIDタグから前記原料、中間品或いは製品に関する情報を受信するRFIDタグ読取部と、
    前記演算処理部或いは製造計画データベースから送信された指示値と、前記RFIDタグ読取部で読み取られた前記原料、中間品或いは製品に関する情報とを照合し、その照合された結果内容をリスト化し、そのリストに基づいて作業者に作業を実施する上での原料、中間品或いは製品の準備内容を表示する照合処理部とを有することを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  2. 請求項1記載の生産管理システムにおいて、製造工程ごとに設けられ、前記演算処理部または製造計画データベースからの前記指示値を記憶する工程別データベースと、各工程における原料、中間品或いは製品の準備完了を示す実績値を前記工程別データベースに通知する実績通知部とを備えたことを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  3. 請求項2記載の生産管理システムにおいて、前記製造業務は、在庫原料を搬出する原料搬出工程と、搬出された原料の計量を行う計量工程と、計量された原料を製造装置に投入する投入工程と、前記製造装置で製造された製品を容器に充填する充填工程と、容器に充填された製品を包装する包装工程のうち少なくとも1つを有し、
    前記RFIDタグリーダライタ処理部、前記RFIDタグ読取部、前記照合処理部、工程別データベース及び実績通知部は、前記製造業務の工程ごとに設けられることを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  4. 請求項1項記載の生産管理システムにおいて、前記RFIDタグ読取部は、電界内にあるRFIDタグの情報を自動で読み取り、前記照合処理部により、作業実施する上での原料或いは中間品の準備が十分、または不十分である旨の画面表示を行うことを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  5. 請求項4記載の生産管理システムにおいて、原料或いは中間品の準備が不十分である旨の画面表示を行った場合、再び前記RFIDタグ読取部により前記RFIDタグの読み込み及び前記照合処理部による照合処理を行い、前記原料或いは中間品の準備が十分である旨の画面表示を行った場合、作業者の確認入力により次工程に移行する構成としたことを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  6. 請求項5記載の生産管理システムにおいて、前記照合処理部は、作業実施する上での原料或いは中間品の有効期限切れ、及び、原料或いは中間品の種類の差異を通知することを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の生産管理システムにおいて、前記RFIDタグリーダライタ処理部及び前記RFIDタグ読取部は、防爆エリア及び非防爆エリアの両方に対応した構成であることを特徴とするRFIDを用いた生産管理システム。
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