JP2010107978A - 画像形成装置及び画像形成装置の現像剤充填方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の現像剤充填方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像装置への現像剤の充填動作時に異常を生じた場合に、充填動作のやり直しにより生じるオペレータの負担を軽減して、作業性を向上する。
【解決手段】 現像装置14Y、14M、14C及び14Kへの現像剤の充填動作中に各トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値を検知する。出力値から充填動作が異常であると判断された場合は、充填動作を途中で停止する。カラープリンタ1の異常を確認し調整した後、充填動作をやり直す。
【選択図】図7

Description

この発明は複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に係り、特に現像剤の交換時等に、現像装置に現像剤を自動充填する画像形成装置及び画像形成装置の現像剤充填方法に関する。
複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置のうち、二成分現像剤を用いる現像装置では、現像動作を繰り返す間にキャリアが劣化して、現像性能が損なわれる恐れがある。このため従来、現像装置内の劣化した現像剤を新たな現像剤と交換して、現像性能を維持する画像形成装置がある。(例えば特許文献1参照。)
特開平4−145470号公報
しかしながら上記特許文献1では、現像剤の交換時に新しい現像剤の充填が適切に行われたか否かを、現像剤の交換作業を終了した後に判断している。このため、現像剤の充填動作に異常を生じても、現像剤の充填動作が終了するまでは、オペレータは充填動作の異常を把握出来ない。オペレータは、現像剤の交換作業を終了した後に、充填動作が異常であったと判断すると、所定の現像剤の交換作業を終了した後に、再度同じ交換作業をやり直さなければならない。又、画像形成装置を新規に設置する場合のセットアップ時に、空の状態の新しい現像装置に現像剤を充填する場合においても同様であり、セットアップのための、現像剤の充填作業を終了した後に、オペレータは充填動作の異常を知って、充填作業をやり直すこととなる。このため、現像剤の充填動作に異常を生じた場合には、現像剤の交換作業あるいは現像装置のセットアップ作業に時間を要し、オペレータの負担がおおきくなる恐れがある。
この発明は上記課題を解決するものであり、充填動作に異常を生じた場合に、異常のまま充填動作を続けることが無く、直ちに現像剤の充填動作の制御を変更することが出来る、画像形成装置及び画像形成装置の現像剤充填方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、充填用の現像剤を収納し現像装置に前記現像剤を充填する充填部と、前記現像装置内への前記現像剤の充填動作中に前記現像剤の充填量を検知する検知部と、前記検知部の検知結果から前記充填動作中に充填状況を判断する制御部とを備えることを特徴とする。
この発明は、現像装置への現像剤の充填動作中に充填状況を判断して、判断結果に従い直ちに充填動作を制御するので、現像剤の充填中に異常を生じた場合に、オペレータにかかる負荷を軽減出来、充填動作時の作業性を向上出来る。
この発明の実施例の画像形成装置を示す全体構成図である。 この発明の実施例の画像形成ステーションを示す構成図である。 この発明の実施例の充填用カートリッジを示す概略斜視図である。 この発明の実施例の充填用カートリッジをカラープリンタに装着した状態を示す概略構成図である。 この発明の実施例の現像剤充填時の、トナー濃度センサの出力値と充填時間の関係を示すグラフである。 この発明の実施例の現像剤の充填装置の制御系を示す概略ブロック図である。 この発明の実施例の現像剤の充填動作を示すフローチャートである。 この発明の実施例のY(イエロ)の現像剤の充填動作の異常を検知する場合の制御の閾値を説明するグラフである。
以下、この発明の実施の形態について、詳細に説明する。
この発明は、現像装置への現像剤の充填動作中に充填状況を検知して、検知結果に従い充填動作を制御する。
図1乃至図8を参照してこの発明の実施例を説明する。図1はこの発明の実施例の画像形成装置であるカラープリンタ1の概略構成図である。カラープリンタ1は、画像を形成するプリンタ部2、プリンタ部2から排紙されるシートPを集積する排紙部3、原稿画像を読み取るスキャナ部4、シートPを給紙する給紙装置7及び手差し給紙装置8を有する。
プリンタ部2は、中間転写ベルト10の下側に沿って並列に配置される、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の4組の画像形成ステーション11Y、11M、11C及び11Kを備える。4組の画像形成ステーション11Y、11M、11C及び11Kの構成は同じであることから、図2を参照して共通の符号を用いて説明する。画像形成ステーション11Y、11M、11C及び11Kは、夫々感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kを有する。各画像形成ステーション11Y、11M、11C及び11Kは、各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12KにY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のトナー像を夫々形成する。
各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kは、矢印m方向に回転する。各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kの周囲には、回転方向に沿って、帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13K、現像部である現像装置14Y、14M、14C及び14K、除電装置15Y、15M、15C及び15K及び感光体クリーナ16Y、16M、16C及び16Kが夫々配置される。
各画像形成ステーション11Y、11M、11C及び11Kは、夫々感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K、帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13K、現像装置14Y、14M、14C及び14K、除電装置15Y、15M、15C及び15K、及び感光体クリーナ16Y、16M、16C及び16Kを一体化して、プロセスカートリッジを構成しても良い。プロセスカートリッジを構成した場合、各プロセスカートリッジは、夫々独立して、カラープリンタ1の本体に対して一体に着脱する。
各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kの周囲の帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13Kから現像装置14Y、14M、14C及び14Kに至る間には、レーザ露光装置17による夫々の露光々が照射される。レーザ露光装置17からの夫々の露光々の照射により各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上に静電潜像が形成される。
各現像装置14Y、14M、14C及び14Kは、感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上の静電潜像にトナーを供給して、静電潜像を可視化する。各現像装置14Y、14M、14C及び14Kは、夫々Y、M、C、Kのトナーとキャリアからなる二成分の現像剤を用いて現像を行う。各現像装置14Y、14M、14C及び14Kは、現像容器22Y、22M、22C及び22K内に、現像ローラ23Y、23M、23C及び23K、現像剤ミキサ24Y、24M、24C及び24K、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kを有する。現像容器22Y、22M、22C及び22Kは、現像剤を廃棄するための廃棄部42Y、42M、42C及び42Kを有する。
各現像装置14Y、14M、14C及び14Kの上方には、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kが配置される。サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kは二成分の現像剤を収納する。
各トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kが、現像装置14Y、14M、14C及び14Kのトナー濃度の低下を検知すると、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kは、夫々の現像装置14Y、14M、14C及び14Kに必要量の現像剤を補給する。現像剤の補給により余剰となった現像剤は、図示しない排出口から排出して回収する。これにより、劣化した現像剤を少しずつ新しい現像剤と入れ換える。
各サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kの上方には、トナーカートリッジ26Y、26M、26C及び26Kが配置される。トナーカートリッジ26Y、26M、26C及び26Kは、Y、M、C、Kのトナーを夫々収納し、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kにトナーを供給する。カラープリンタ1は、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kを設けて、トナーカートリッジ26Y、26M、26C及び26Kのトナーを一旦サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kに貯める。
従って、トナーカートリッジ26Y、26M、26C及び26Kが空になっても、カラープリンタ1は画像形成不能とならない。カラープリンタ1はトナーカートリッジ26Y、26M、26C及び26Kが空になっても、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kにある現像剤を使用して、画像形成プロセスを続けることが出来る。又、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kにある現像剤を使って画像形成プロセスを続ける間に、トナーカートリッジを交換することも可能となる。サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kは、カラープリンタ1の本体に着脱する。
各トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kは、画像形成プロセス時には、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kからの現像剤の補給制御のために、現像容器22Y、22M、22C及び22K内のトナー濃度を検知する。各トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kは、カラープリンタ1のセットアップあるいは、現像剤交換のための現像剤の充填時には、現像容器22Y、22M、22C及び22K内の現像剤の充填量を検知する。
中間転写ベルト10は、バックアップローラ20及び従動ローラ21間に張架して、矢印n方向に回転する。中間転写ベルト10は、感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kに対向し、接触する。中間転写ベルト10の感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kに対向する位置には、1次転写ローラ18Y、18M、18C及び18Kが設けられる。各1次転写ローラ18Y、18M、18C及び18Kは、各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上に形成されるトナー像を中間転写ベルト10に1次転写する。各感光体クリーナ16Y、16M、16C及び16Kは、1次転写後に各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上の残留トナーを除去し回収する。
バックアップローラ20が支持する、中間転写ベルト10の2次転写部には、2次転写ローラ27が対向する。バックアップローラ20及び2次転写ローラ27間には所定の2次転写バイアスが印加される。中間転写ベルト10上のトナー像は、中間転写ベルト10と2次転写ローラ27間を通過するシートP上に、2次転写される。ベルトクリーナ10aは、トナー像を2次転写した中間転写ベルト10をクリーニングする。
給紙装置7の給紙カセット7a、7b或いは、手差し給紙装置8は、シートPを給紙する。給紙装置7から2次転写ローラ27に到る間には、ピックアップローラ7e、分離ローラ7c、搬送ローラ7d及びレジストローラ対28を設ける。手差し給紙装置8の手差しトレイ8aからレジストローラ対28に到る間には、手差しピックアップローラ8b、手差し分離ローラ8c及び、手差し搬送ローラ8dを設ける。
シートPの搬送方向に沿った、2次転写ローラ27より下流には定着装置30を設ける。定着装置30は、2次転写部でシートPに転写されたトナー像を、シートPに定着する。定着装置30の下流に、シートPを排紙ローラ31方向或いは、再搬送ユニット32方向に振り分けるゲート33を設ける。排紙ローラ31は、シートPを排紙部3に排紙する。再搬送ユニット32は、シートPを再度2次転写ローラ27方向にガイドする。
カラープリンタ1の設置時に、オペレータは、現像装置14Y、14M、14C及び14Kのセットアップ操作として、現像容器22Y、22M、22C及び22K内に現像剤を充填する。現像剤の充填は、図3に示す充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kを用いて行う。充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kは、夫々Y、M、C、Kのトナーとキャリアからなる二成分の現像剤を収納する。
カラープリンタ1のセットアップ時、図4に示すように、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kの設置位置に、充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kを夫々装着して、シャッタ38Y、38M、38C及び38Kを矢印q方向に引き抜き、充填口39Y、39M、39C及び39Kを開放する。現像剤の充填を開始すると、充填オーガ40Y、40M、40C及び40Kが回転して、現像装置14Y、14M、14C及び14Kに現像剤を供給する。現像装置14Y、14M、14C及び14Kでは、現像剤ミキサ24Y、24M、24C及び24Kが充填装置として回転して、現像容器22Y、22M、22C及び22K内に均等に現像剤を充填する。
オペレータは、現像容器22Y、22M、22C及び22K内に現像剤を充填している途中で、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの検知結果を確認して、充填動作が適切に行われているかを判断する。現像剤の充填時、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値は、現像容器22Y、22M、22C及び22K内に現像剤が充填されるにつれて大きくなる。図5に、現像装置14Y、14M、14C及び14Kに現像剤が適切に充填されている場合の、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値と充填時間の関係の一例を実線αで示す。実線αは、例えば90〔s〕で現像剤の充填を終了する例を示す。トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値と充填時間の関係は、Y、M、C、Kの夫々の現像剤毎に異なる。現像剤の充填中に、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値が図5に一例として示す実線αから外れた場合、充填動作は停止する。
充填装置の制御を主体にした制御系50のブロック図を図6に示す。カラープリンタ1の全体を制御するCPU51は、I/Oインターフェース52を介して、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25K、及びコントロールパネル53と接続する。CPU51は、I/Oインターフェース52を介して、現像剤の充填時に充填オーガ40Y、40M、40C及び40K、現像剤ミキサ24Y、24M、24C及び24Kを駆動するモータドライバ54と接続する。CPU51は、記憶部であるStatic Random Access Memory(SRAM)56、Read Only Memory(ROM)57と接続する。CPU51は、タイマ51a、演算部51b等を備える。
SRAM56は、例えば、現像剤を適切に充填した時の、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値と充填時間をY、M、C、Kの現像剤ごとに格納し、あるいは現像装置14Y、14M、14C及び14Kに適正に現像剤を充填できなかった場合に、充填動作をやり直すためのリトライ情報等を格納する。ROM57は、例えば、カラープリンタ1のセットアッププログラム等を格納する。
図7に示すフローチャートを用いて、現像装置14Y、14M、14C及び14Kへの現像剤の充填動作について説明する。オペレータによるカラープリンタ1のセットアップ操作として、充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kをカラープリンタ1に夫々装着して、空の状態の各現像容器22Y、22M、22C及び22Kに、順次現像剤の充填を開始する。充填開始時、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値は、図8に示すように0〔V〕である。現像剤の充填動作を開始し、例えばY(イエロ)の充填オーガ40Y、現像剤ミキサ24Yを回転する(ACT100)。
充填動作を開始後、一定の時間Ti(i=1、2、3・・・)遅延したら(ACT101)、トナー濃度センサ25Yの出力値を読み込む(ACT102)。トナー濃度センサ25Yの出力値を、SRAM56に格納されている、図8の実線βと比較する。図8の実線βは、Y(イエロ)の現像剤を適正に充填したときの、一定の時間Tiにおけるトナー濃度センサの既定の出力値Vi(i=1、2、3・・・)を示す。Y(イエロ)の現像剤は充填動作の開始から終了まで時間Tを要するものとする。
一定の時間Tiにおけるトナー濃度センサ25Yの出力値を実線βと比較して、トナー濃度センサ25Yの出力値が規定のViに達していなければ(ACT103でNo.)、(ACT110)に進む。トナー濃度センサ25Yの出力値が上限値Vmax以上であれば(ACT104でNo.)、(ACT110)に進む。(ACT110)では、現像剤の充填動作が異常であると判断して、充填オーガ40Y及び現像剤ミキサ24Yを停止して、Y(イエロ)の現像剤の充填動作を停止して、コントロールパネル53上に、充填動作が異常であることを表示して、オペレータに原因のチェックを指示する。
Y(イエロ)の現像装置14Yへの充填動作を途中で停止したことから、SRAM56に、Y(イエロ)の現像剤のリトライ情報を格納する(ACT111)。リトライ情報は、Y(イエロ)の現像装置14Yでは、現像剤の充填動作を再度行う必要があることを記憶する情報である。この後カラープリンタ1の電源をOFFする(ACT112)。
オペレータは、充填動作の異常の原因を確認する(ACT113)。(ACT113)では、モータドライバ54、充填オーガ40Y、現像剤ミキサ24Yの異常、あるいは充填オーガ40Y、現像剤ミキサ24Yの駆動部分の噛み合わせの異常等の有無、又トナー濃度センサ25Yの異常の有無や、充填用カートリッジ37Y内の現像剤の有無等を確認する。オペレータは、異常個所等を確認して調整し直した後、カラープリンタ1の電源を再度ON(ACT114)して、現像剤充填動作を再開する(ACT116)。(ACT116)ではコントロールパネル53上に、Y(イエロ)の現像剤のリトライ情報を表示する。オペレータは、Y(イエロ)の現像装置14Yへの現像剤の充填動作のやり直しを開始して、(ACT101)に戻る。
現像剤を充填する間に、一定の時間Tiにおけるトナー濃度センサ25Yの出力値が、規定のViに達していて(ACT103でYes.)、上限値Vmax未満であれば(ACT104でYes.)、現像剤の充電動作が適正に行われていると判断し、更に充填動作の開始から終了までに要する時間Tを経過したかを判断する(ACT106)。時間Tを経過していない場合(ACT106でNo.)、(ACT101)に戻り、トナー濃度センサ25Yの出力値と実線βとの比較を継続する。充填動作の開始から終了までに要する時間Tを経過した場合(ACT106でYes.)は、SRAM56に格納されたY(イエロ)の現像剤のリトライ情報を削除して(ACT107)、Y(イエロ)の現像剤の充填動作を終了する(ACT108)。
この後オペレータは、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の、現像装置14M、14C及び14Kに対して、Y(イエロ)の現像装置14Yと同様にして、現像剤の充填動作を順次行う。但し、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各現像剤の、一定の時間Tiにおけるトナー濃度センサの規定の出力値Viは、図8の実線βで示すY(イエロ)の現像剤の、一定の時間Tiにおけるトナー濃度センサの規定の出力値Viと、夫々異なる。
M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の、各現像剤の充填動作に異常を生じた場合は、(イエロ)の現像剤と同様に夫々原因をチェックし、充填動作をやり直す。現像剤を充填した空の各充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kは、カラープリンタ1から取り出し、カラープリンタ1にはサブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kを装着して、現像装置14Y、14M、14C及び14Kに現像剤を充填するセットアップ動作を終了する。
必要なセットアップ動作を全て完了した後、画像形成プロセスを開始すると、例えばカラーモードであれば、各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kは、矢印m方向の回転に従い、帯電チャージャ13Y、13M、13C及び13Kにより帯電され、画像信号に応じたレーザ露光装置17により露光々に対応する静電潜像を形成される。この後各感光体ドラム12Y、12M、12C及び12Kは現像装置14Y、14M、14C及び14Kに達して静電潜像を可視化され、感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上にトナー像が形成される。感光体ドラム12Y、12M、12C及び12K上のトナー像は、中間転写ベルト10を介して2次転写ローラ27によりシートPに転写される。この後シートPは、定着装置30でトナー像を定着され、片面画像であれば、排紙ローラ31を経て排紙部3に排紙されて、画像形成プロセスを終了する。
このような画像形成プロセスを行う間、トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの検知結果に応じて、サブホッパユニット36Y、36M、36C及び36Kから、各現像装置14Y、14M、14C及び14Kに必要量の現像剤を補給する。更に、各現像装置14Y、14M、14C及び14Kで、現像剤の特性が劣化した場合には、現像剤を新しい現像剤と交換する。交換時期は、現像剤ミキサ24Y、24M、24C及び24Kの回転数や、プリント枚数等から判断する。
現像剤の交換のため、例えば廃棄部42Y、42M、42C及び42Kを開けて、現像容器22Y、22M、22C及び22K内の古い現像剤を廃棄して、現像容器22Y、22M、22C及び22Kを空にする。交換を必要とする現像装置14Y、14M、14C及び14Kのサブホッパユニット36Y、36M、36C及び36K位置に、充填用カートリッジ37Y、37M、37C及び37Kを装着する。この後、セットアップ時の現像剤の充填動作と同様にして、図7のフローチャートに従い、空になった現像容器22Y、22M、22C及び22Kに新しい現像剤を充填する。
この実施例によれば、現像剤の充填動作中に、各トナー濃度センサ25Y、25M、25C及び25Kの出力値を検知して、充填動作の異常を検知する。充填動作が異常である場合は、実行中の充填動作を途中で停止して、充填動作の異常に直ちに対処する。これにより現像装置14Y、14M、14C及び14Kに現像剤を充填する時のオペレータの作業時間を短縮して、作業性を改善する。カラープリンタ1のセットアップ時のようにオペレータによる作業数が多い場合であっても、充填動作の途中で充填動作を停止することが出来るので、セットアップ時間の短縮効果を得ることが出来る。
この実施例によれば、異常により充填動作を停止する場合に、SRAM56にリトライ情報を記憶しておき、電源を再度ONするときには、コントロールパネル53に、充填動作のやり直しを表示して、オペレータに再度充填動作の実行を促すことが出来る。従ってセットアップ時等に、再度実行すべき現像剤の充填作業が抜け落ちるのを防止できる。
尚この発明は上記実施例に限られるものではなく、発明の範囲内で種々変更可能である。例えば、画像形成装置は単一のK(ブラック)の現像装置を有するモノクロ画像形成装置であっても良い。又検知部による現像装置への充填量を検知するタイミング等、任意である。又現像装置への補給機構は、実施例のようにサブホッパユニットを使用しないで、直接トナーカートリッジから現像装置にトナーを補給する構造でも良い。この場合は、例えば充填用カートリッジをトナーカートリッジと同じ形状に形成し、現像剤の充填時に、トナーカートリッジの装着位置に充填用カートリッジを装着して、現像装置への現像剤の充填を行うことが出来る。
1…カラープリンタ
11Y、11M、11C、11K…画像形成ステーション
12Y、12M、12C、12K…感光体ドラム
14Y、14M、14C、14K…現像装置
22Y、22M、22C、22K…現像容器
23Y、23M、23C、23K…現像ローラ
24Y、24M、24C、24K…現像剤ミキサ
25Y、25M、25C、25K…トナー濃度センサ
26Y、26M、26C、26K…トナーカートリッジ
36Y、36M、36C、36K…サブホッパユニット
37Y、37M、37C、37K…充填用カートリッジ
40Y、40M、40C、40K…充填オーガ
50…制御系
51…CPU
53…コントロールパネル
56…SRAM

Claims (5)

  1. 充填用の現像剤を収納し現像装置に前記現像剤を充填する充填部と、
    前記現像装置内への前記現像剤の充填動作中に前記現像剤の充填量を検知する検知部と、
    前記検知部の検知結果から前記充填動作中に充填状況を判断する制御部とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記充填状況を適切でないと判断した場合に、前記充填部の充填動作を停止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記充填部の充填動作を停止したことを記憶する記憶部を更に有し、
    前記制御部は、前記記憶部に前記充填部の充填動作を停止したことが記憶されている場合には、新しい充填部により前記現像装置に新たな現像剤を充填するよう制御することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 現像装置に充填用の現像剤を充填する充填工程と、
    前記充填工程中に前記現像装置内の前記現像剤の充填量を検知する検知工程と、
    前記検知工程の検知結果から、前記充填工程中に、充填状況を判断する判断工程とを具備することを特徴とする画像形成装置の現像剤充填方法。
  5. 前記判断工程から前記充填状況を適切でないと判断した場合に、前記充填工程を停止する停止工程を更に有し、
    前記停止工程を実施した場合には、前記充填工程を改めて実施することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置の現像剤充填方法。
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