JP2010106783A - エンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】ギヤ噛み合い精度を容易に確保することができるエンジンを提供する。
【解決手段】クランクケースロワー12との間でアイドラギヤ16を回転可能に支持する取付孔15b及びバランサケース17との間でバランサギヤ19を回転可能に支持する取付孔15cをギヤケース15に形成し、取付孔15bと対向し、且つ、アイドラギヤ16を回転可能に支持する取付孔12dをクランクケースロワー12に形成し、取付孔15cと対向し、且つ、バランサギヤ19を回転可能に支持する取付孔17cをバランサケース17に形成し、ギヤケース15における取付孔15bの中心と取付孔15cの中心との間の距離Aを、クランクケースロワー12における下面12bと取付孔12dの中心との間の距離Bと、バランサケース17における上面17aと取付孔17cの中心との間の距離Cとを合わせた距離よりも、長くなるように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、クランクシャフトと同期回転することにより、エンジンの振動を低減するバランサシャフトを備えたエンジンに関する。
従来から、エンジンの回転によって発生する起振力を打ち消し、振動の低減を図ることを目的として、バランサシャフトを備えたエンジンが開発されている。このバランサシャフトの径方向の重心は、その回転中心から偏心しており、このバランサシャフトをクランクシャフトと同期回転させることにより、ピストンやコンロッドの往復運動によって発生する起振力を相殺するようにしている。
このような、クランクシャフトの回転駆動力をバランサシャフトに伝達する回転伝達方式としては、従来から、チェーン駆動式、ベルト駆動式、ギヤ駆動式が提供されている。これらの中でも、ギヤ駆動式は、チェーン駆動式やベルト駆動式に比べて、機械損失が少ない、あるいは、チェーンやベルトの張力調整が不要であるため、管理が容易である等の利点を有している。
ギヤ駆動式のバランサシャフトを備えたエンジンでは、バランサシャフトをクランクシャフトの回転中心から下方にオフセットして設け、クランクシャフトのドライブギヤとバランサシャフトのバランサギヤとの間に、アイドラギヤを介在させるようにしている(例えば、特許文献1)。
特開2007−239521号公報
上記従来のバランサシャフト取付構造においては、シリンダブロックのクランクケースロワー(ラダーフレーム)の下面に、バランサシャフト(ドライブシャフト)を回転可能に支持するバランサケース(バランサ装置)を設け、更に、このバランサケースにバランサギヤ(ファーストギヤ)と噛み合うアイドラギヤを回転可能に支持している。
しかしながら、このような取付構造では、シリンダブロック、クランクケースロワー、及び、バランサケースの加工精度や、クランクケースロワー及びバランサケースの組み付け精度によっては、バランサシャフトの位置決め精度が低下してしまい、アイドラギヤとバランサギヤとの間の軸間距離が、所定の軸間距離よりも長くなったり、短くなったりすることがある。この結果、ギヤ噛み合い精度が低下し、振動や騒音が発生するおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、ギヤ噛み合い精度を容易に確保することができるエンジンを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係るエンジンは、
シリンダブロックに回転可能に支持されるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトと同期回転するバランサシャフトと、
前記クランクシャフトに装着されるドライブギヤと、
前記バランサシャフトに装着されるバランサギヤと、
前記ドライブギヤ及び前記バランサギヤに噛み合うことにより、前記ドライブギヤの回転を前記バランサギヤに伝えるアイドラギヤと、
前記シリンダブロックの下部に設けられるクランクケースの下端にその上端が取り付けられ、前記バランサシャフトを回転可能に収容するバランサケースと、
前記クランクケース及び前記バランサケースの両側部に亘って取り付けられ、前記アイドラギヤ及び前記バランサギヤを回転可能に収容するギヤケースとを備え、
前記ギヤケースには、前記クランクケースとの間で前記アイドラギヤを回転可能に支持する第1アイドラギヤ取付孔、及び、前記バランサケースとの間で前記バランサギヤを回転可能に支持する第1バランサギヤ取付孔がそれぞれ形成され、
前記クランクケースには、前記第1アイドラギヤ取付孔と対向し、且つ、前記アイドラギヤを回転可能に支持する第2アイドラギヤ取付孔が形成され、
前記バランサケースには、前記第1バランサギヤ取付孔と対向し、且つ、前記バランサギヤを回転可能に支持する第2バランサギヤ取付孔が形成され、
前記第1アイドラギヤ取付孔の中心と前記第1バランサギヤ取付孔の中心との間の距離は、前記第2アイドラギヤ取付孔の中心と前記クランクケースの下端との間の距離と、前記第2バランサギヤ取付孔の中心と前記バランサケースの上端との間の距離とを合わせた距離よりも、長く設定される
ことを特徴とする。
上記課題を解決する本発明に係るエンジンは、
シリンダブロックに回転可能に支持されるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトと同期回転するバランサシャフトと、
前記クランクシャフトに装着されるドライブギヤと、
前記バランサシャフトに装着されるバランサギヤと、
前記ドライブギヤ及び前記バランサギヤに噛み合うことにより、前記ドライブギヤの回転を前記バランサギヤに伝えるアイドラギヤと、
前記シリンダブロックの下端にその上端が取り付けられ、前記バランサシャフトを回転可能に収容するバランサケースと、
前記シリンダブロック及び前記バランサケースの両側部に亘って取り付けられ、前記アイドラギヤ及び前記バランサギヤを回転可能に収容するギヤケースとを備え、
前記ギヤケースには、前記シリンダブロックとの間で前記アイドラギヤを回転可能に支持する第1アイドラギヤ取付孔、及び、前記バランサケースとの間で前記バランサギヤを回転可能に支持する第1バランサギヤ取付孔がそれぞれ形成され、
前記シリンダブロックには、前記第1アイドラギヤ取付孔と対向し、且つ、前記アイドラギヤを回転可能に支持する第2アイドラギヤ取付孔が形成され、
前記バランサケースには、前記第1バランサギヤ取付孔と対向し、且つ、前記バランサギヤを回転可能に支持する第2バランサギヤ取付孔が形成され、
前記第1アイドラギヤ取付孔の中心と前記第1バランサギヤ取付孔の中心との間の距離は、前記第2アイドラギヤ取付孔の中心と前記シリンダブロックの下端との間の距離と、前記第2バランサギヤ取付孔の中心と前記バランサケースの上端との間の距離とを合わせた距離よりも、長く設定される
ことを特徴とする。
従って、本発明に係るエンジンによれば、第1アイドラギヤ取付孔の中心と第1バランサギヤ取付孔の中心との間の距離を、第2アイドラギヤ取付孔の中心とクランクケースの下端またはシリンダブロックの下端との間の距離と、第2バランサギヤ取付孔の中心とバランサケースの上端との間の距離とを合わせた距離よりも、長くなるように設定することにより、シリンダブロック、クランクケース、及び、バランサケースの加工精度や、クランクケース及びバランサケースの組み付け精度に関係なく、ギヤ噛み合い精度を容易に確保することができる。
以下、本発明に係るエンジンについて図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るエンジンの正面図、図2は本発明の一実施例に係るエンジンの部分縦断面図、図3はバランサシャフトの取り付け動作の説明図、図4は図3に続く取り付け動作の説明図、図5は図4に続く取り付け動作の説明図、図6は図5に続く取り付け動作の説明図である。
図1及び図2に示すように、自動車等の車両に搭載されるエンジン1には、シリンダブロック11が設けられている。シリンダブロック11の下部には、クランクケースロワー12が組み付けられており、このクランクケースロワー12の下部には、バランサケース17が組み付けられている。更に、クランクケースロワー12及びバランサケース17の前部には、ギヤケース15が組み付けられている。なお、図1及び図2に示すエンジン1は、詳細は後述するが、クランクケースロワー12とバランサケース17との間に隙間Sが形成された組付状態となっている。
つまり、シリンダブロック11の下面(下端)11aとクランクケースロワー12の上面12aとはボルト結合され、クランクケースロワー12の下面(下端)12bとバランサケース17の上面(上端)17aとはボルト結合されている。また、クランクケースロワー12の前面(側部)12c及びバランサケース17の前面(側部)17bとギヤケース15の後面15aとはボルト結合されている。
シリンダブロック11には、クランクシャフト13が回転可能に支持されており、このクランクシャフト13の先端には、ドライブギヤ14が装着されている。また、ギヤケース15内には、上方から順に、アイドラギヤ16及びバランサギヤ19が回転可能に収容されている。そして、ドライブギヤ14とアイドラギヤ16とは、適正な軸間距離で噛み合うと共に、アイドラギヤ16とバランサギヤ19とは、適正な軸間距離で噛み合っている。
クランクケースロワー12の前面12cには、取付孔(第2アイドラギヤ取付孔)12dが形成される一方、ギヤケース15の後面15aには、取付孔(第1アイドラギヤ取付孔)15bが形成されており、これら取付孔12d,15bは、同軸上に配置されている。そして、取付孔12d,15bには、アイドラギヤ16のシャフト部16aが回転可能に支持されている。
また、ギヤケース15の後面15aには、取付孔(第1バランサギヤ取付孔)15cが形成される一方、バランサケース17の前面17bには、取付孔(第2バランサギヤ取付孔)17cが形成されており、これら取付孔15c,17cは、同軸上に配置されている。そして、取付孔15c,17cには、バランサギヤ19のシャフト部19aが回転可能に支持されている。
バランサケース17内には、バランサシャフト18が回転可能に収容されている。バランサシャフト18にはバランサ部18aが形成されており、このバランサ部18aはバランサシャフト18の回転中心からその径方向外方にずれて配置されている。これにより、バランサシャフト18の径方向の重心は、その回転中心から偏心して配置されることになる。そして、このバランサシャフト18の先端は、バランサケース17内に配置されたバランサギヤ19のシャフト部19aと接続している。
ここで、ギヤケース15における取付孔15bの中心と取付孔15cの中心との間の距離(ピッチ)は、距離Aとなるように設定されている。即ち、アイドラギヤ16とバランサギヤ19との間の軸間距離は、距離Aとなるように設定されている。
また、クランクケースロワー12における下面12bと取付孔12dの中心との間の距離は、距離Bとなるように設定されている。即ち、クランクケースロワー12の下面12bとギヤケース15の取付孔15bの中心との間の距離は、距離Bとなるように設定されている。
更に、バランサケース17における上面17aと取付孔17cの中心との間の距離は、距離Cとなるように設定されている。即ち、ギヤケース15の取付孔15cの中心とバランサケース17の上面17aとの間の距離は、距離Cとなるように設定されている。
そして、距離Aは、距離B,Cを合わせた距離よりも長くなるように設定されている。即ち、これら距離A,B,Cの間には、[A>B+C]の関係式が成り立つようになっている。
従って、エンジン1を駆動すると、クランクシャフト13が回転することになり、このクランクシャフト13の回転駆動力は、アイドラギヤ16及びバランサギヤ19を介して、バランサシャフト18に伝達される。これにより、バランサシャフト18が回転し、このバランサシャフト18の回転中心周りにそのバランサ部18aが回転することになるので、各気筒のピストンやコンロッドの往復運動によって発生する起振力が相殺されるようになっている。
次に、バランサシャフト18の取り付け手順について、図3乃至図6を用いて説明する。
先ず、図3に示すように、シリンダブロック11内に、ドライブギヤ14を装着したクランクシャフト13を回転可能に支持すると共に、シリンダブロック11の下面11aに、クランクケースロワー12をボルト結合する。
次いで、図4に示すように、アイドラギヤ16及びバランサギヤ19をギヤケース15内に収容した後、このギヤケース15の後面15aをクランクケースロワー12の前面12cに仮留めする。そして、ギヤケース15を仮留めした状態で、アイドラギヤ16をドライブギヤ14に噛み合わせながら、そのシャフト部16aをギヤケース15の取付孔15b及びクランクケースロワー12の取付孔12dに嵌入させて、回転可能に支持する。更に、バランサギヤ19をアイドラギヤ16に噛み合わせながら、そのシャフト部19aをギヤケース15の取付孔15cに嵌入させて、回転可能に支持する。
次いで、図5(a),(b)に示すように、バランサシャフト18をバランサケース17内に回転可能に支持する。そして、このバランサケース17の上面17aをクランクケースロワー12の下面12bに仮留めすると共に、バランサケース17の前面17bをギヤケース15の後面15aに仮留めする。また、バランサケース17を仮留めすると共に、バランサシャフト18の先端とバランサギヤ19のシャフト部19aとを接続させる。
このように、バランサケース17の仮留めが完了すると、ギヤケース15における取付孔15bの中心と取付孔15cの中心との間の距離Aが、クランクケースロワー12における下面12bと取付孔12dの中心との間の距離Bと、バランサケース17における上面17aと取付孔17cの中心との間の距離Cとを合わせた距離よりも、長くなるように設定されているので、クランクケースロワー12の下面12bとバランサケース17の上面17aとの間には、微小な隙間Sが形成されることになる。
次いで、図6に示すように、アイドラギヤ16の軸心(回転中心)を中心として、ギヤケース15及びバランサケース17を回転させる。これにより、バランサケース17の上面17aが、隙間Sをなくすように、クランクケースロワー12の下面12aに密着する。このとき、ギヤケース15内に収容されたバランサギヤ19及びバランサケース17に収容されたバランサシャフト18も回転することになる。
このように、バランサギヤ19もアイドラギヤ16の軸心を中心に回転することになるため、このバランサギヤ19は、アイドラギヤ16の周方向に沿って転動することになり、当該アイドラギヤ16との間の噛み合い位置を若干ずらすだけとなる。これにより、アイドラギヤ16とバランサギヤ19との間の軸間距離は保持されたままの状態となっている。
そして、クランクケースロワー12の下面12aとバランサケース17の上面17aとが密着した状態で、仮留めされたギヤケース15とバランサケース17との間でボルト結合する共に、これらギヤケース15及びバランサケース17とクランクケースロワー12との間でボルト結合する。これにより、エンジン1に対するバランサシャフト18の取り付けが完了されたことになる。
なお、上述した取り付け方法においては、シリンダブロック11を車両搭載状態と同じように位置決めして、バランサシャフト18の取り付けを行うようにしているが、シリンダブロック11を上下逆様にした状態で位置決めして、バランサシャフト18の取り付けを行うようにしても構わない。これにより、図5に示した仮留め後において、アイドラギヤ16の軸心を中心とするギヤケース15及びバランサケース17の回転を容易に行うことができる。また、ギヤケース15及びバランサケース17の回転方向は、どちらの方向に設定しても構わない。
更に、クランクケースロワー12の前面12cとギヤケース15の後面15aとの間の仮留め、クランクケースロワー12の下面12bとバランサケース17の上面17aとの間の仮留め、及び、ギヤケース15の後面15aとバランサケース17の前面17bとの間の仮留めは、ボルト結合時に使用するボルト(図示省略)によって行われる。そして、このボルトによる仮留め状態において、ギヤケース15及びバランサケース17が回転できるように、各面12b,12c,15a,17a,17bに形成されるボルト孔の径は、ボルトの径よりも僅かに大きくなっている。
また、上述したバランサシャフト取付構造は、シリンダブロック11とバランサケース17との間にクランクケースロワー12が介在されたエンジン1に適用しているが、クランクケースロワーが一体化されたシリンダブロックを備えたエンジンにも適用することができる。即ち、クランクケースロワーが一体化されたシリンダブロックの下面にバランサケースの上面を組み付け、更に、これらシリンダブロック及びバランサケースの両前面に亘ってギヤケースを組み付けたエンジンにも、上述したバランサシャフト取付構造を適用することができる。
従って、本発明に係るエンジンによれば、ギヤケース15における取付孔15bの中心と取付孔15cの中心との間の距離Aを、クランクケースロワー12における下面12bと取付孔12dの中心との間の距離Bと、バランサケース17における上面17aと取付孔17cの中心との間の距離Cとを合わせた距離よりも、長くなるように設定することにより、シリンダブロック11、クランクケースロワー12、及び、バランサケース17の加工精度や、クランクケースロワー12及びバランサケース17の組み付け精度に関係なく、アイドラギヤ16とバランサギヤ19との間のギヤ噛み合い精度を容易に確保して、バランサシャフト18をシリンダブロック11に取り付けることができる。
また、上述したエンジン構成をなすことにより、取付作業性が向上されるだけでなく、シリンダブロック11、クランクケースロワー12、及び、バランサケース17の歩留まりが良くなり、製造コストの抑制を図ることができる。
本発明は、バランサシャフト取付時のガタ付きを抑えて、低騒音化を図ることができるエンジンに適用可能である。
本発明の一実施例に係るエンジンの正面図である。 本発明の一実施例に係るエンジンの部分縦断面図である。 バランサシャフトの取り付け動作の説明図である。 図3に続く取り付け動作の説明図である。 図4に続く取り付け動作の説明図であって、(a)は取り付け動作を前方から見た図、(b)は取り付け動作を側方から見た図である。 図5に続く取り付け動作の説明図である。
符号の説明
1 エンジン
11 シリンダブロック
11a 下面
12 クランクケースロワー
12a 上面
12b 下面
12b 前面
12d 取付孔
13 クランクシャフト
14 ドライブギヤ
15 ギヤケース
15a 後面
15b 取付孔
15c 取付孔
16 アイドラギヤ
16a シャフト部
17 バランサケース
17a 上面
17b 前面
17c 取付孔
18 バランサシャフト
18a バランサ部
19 バランサギヤ
19a シャフト部
A,B,C 距離
S 隙間

Claims (2)

  1. シリンダブロックに回転可能に支持されるクランクシャフトと、
    前記クランクシャフトと同期回転するバランサシャフトと、
    前記クランクシャフトに装着されるドライブギヤと、
    前記バランサシャフトに装着されるバランサギヤと、
    前記ドライブギヤ及び前記バランサギヤに噛み合うことにより、前記ドライブギヤの回転を前記バランサギヤに伝えるアイドラギヤと、
    前記シリンダブロックの下部に設けられるクランクケースの下端にその上端が取り付けられ、前記バランサシャフトを回転可能に収容するバランサケースと、
    前記クランクケース及び前記バランサケースの両側部に亘って取り付けられ、前記アイドラギヤ及び前記バランサギヤを回転可能に収容するギヤケースとを備え、
    前記ギヤケースには、前記クランクケースとの間で前記アイドラギヤを回転可能に支持する第1アイドラギヤ取付孔、及び、前記バランサケースとの間で前記バランサギヤを回転可能に支持する第1バランサギヤ取付孔がそれぞれ形成され、
    前記クランクケースには、前記第1アイドラギヤ取付孔と対向し、且つ、前記アイドラギヤを回転可能に支持する第2アイドラギヤ取付孔が形成され、
    前記バランサケースには、前記第1バランサギヤ取付孔と対向し、且つ、前記バランサギヤを回転可能に支持する第2バランサギヤ取付孔が形成され、
    前記第1アイドラギヤ取付孔の中心と前記第1バランサギヤ取付孔の中心との間の距離は、前記第2アイドラギヤ取付孔の中心と前記クランクケースの下端との間の距離と、前記第2バランサギヤ取付孔の中心と前記バランサケースの上端との間の距離とを合わせた距離よりも、長く設定される
    ことを特徴とするエンジン。
  2. シリンダブロックに回転可能に支持されるクランクシャフトと、
    前記クランクシャフトと同期回転するバランサシャフトと、
    前記クランクシャフトに装着されるドライブギヤと、
    前記バランサシャフトに装着されるバランサギヤと、
    前記ドライブギヤ及び前記バランサギヤに噛み合うことにより、前記ドライブギヤの回転を前記バランサギヤに伝えるアイドラギヤと、
    前記シリンダブロックの下端にその上端が取り付けられ、前記バランサシャフトを回転可能に収容するバランサケースと、
    前記シリンダブロック及び前記バランサケースの両側部に亘って取り付けられ、前記アイドラギヤ及び前記バランサギヤを回転可能に収容するギヤケースとを備え、
    前記ギヤケースには、前記シリンダブロックとの間で前記アイドラギヤを回転可能に支持する第1アイドラギヤ取付孔、及び、前記バランサケースとの間で前記バランサギヤを回転可能に支持する第1バランサギヤ取付孔がそれぞれ形成され、
    前記シリンダブロックには、前記第1アイドラギヤ取付孔と対向し、且つ、前記アイドラギヤを回転可能に支持する第2アイドラギヤ取付孔が形成され、
    前記バランサケースには、前記第1バランサギヤ取付孔と対向し、且つ、前記バランサギヤを回転可能に支持する第2バランサギヤ取付孔が形成され、
    前記第1アイドラギヤ取付孔の中心と前記第1バランサギヤ取付孔の中心との間の距離は、前記第2アイドラギヤ取付孔の中心と前記シリンダブロックの下端との間の距離と、前記第2バランサギヤ取付孔の中心と前記バランサケースの上端との間の距離とを合わせた距離よりも、長く設定される
    ことを特徴とするエンジン。
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