JP2010105407A - 液体吐出装置および液体吐出方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吐出ヘッドにより補正用パターンを媒体に形成した後の送り機構により送られた媒体の送り量が所定量に達した際に、読取手段により補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取ることを特徴とする。
【選択図】図9
Description
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び読み取り処理を効率的に行う液体吐出装置、パターン読み取り方法、及び、液体吐出システムを実現することにある。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
液体を吐出して媒体にドットを形成するための吐出ヘッドを備え主走査方向に移動可能な移動部材と、前記媒体を送るための送り機構と、を有し、複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成する液体吐出装置であって、前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンを読み取るための読取手段を有し、移動する前記読取手段により各々の前記サブパターンを読み取り、読み取った情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得する液体吐出装置において、前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取ることを特徴とする液体吐出装置。
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取ることにより、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記濃度読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンの濃度を読み取ることにより、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
このようにすれば、濃度読み取り性のよい補正用パターンを形成することができる。
このようにすれば、媒体を送るための送り機構を、媒体を液体吐出装置に供給するための送り機構と共通化することができる。
このようにすれば、Uni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
このようにすれば、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値をより適切に取得することができる。
このようにすれば、前述した効果、すなわち、Uni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる。
このようにすれば、Bi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
このようにすれば、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値をより適切に取得することができる。
このようにすれば、前述した効果、すなわち、Bi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる。
このようにすれば、媒体をバックフィードさせる動作を確実に回避することができる。
このような場合には、濃度読み取り処理がより適切に実行される。
このようにすれば、簡易にサブパターンの濃度を読み取ることができる。
このようにすれば、既述の殆どの効果を奏するため、本発明の目的がより有効に達成される。
かかるパターン読み取り方法によれば、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
このようにして実現された液体吐出システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
まず、プリンタの概要について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、インクジェットプリンタ22(以下、プリンタとも呼ぶ)を備えた印刷システムの概略構成図である。図2は、制御回路40を中心とした液体吐出装置の一例としてのプリンタ22の構成を示すブロック図である。
なお、印刷用紙Pをプリンタ22へ供給するための給紙動作、印刷用紙Pをカラーインクジェットプリンタ22から排出させるための排紙動作も上記紙送りローラ23を用いて行われる。
次に、図3を参照しつつ反射型光学センサの構成例について説明する。図3は、反射型光学センサ29の一例を説明するための模式図である。
また、上記においては、受光した反射光の強さを得るために、反射光を電気信号に変換した後に電気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定されるものではなく、受光した反射光の強さに応じた受光センサの出力値を測定することができればよい。
次に、吐出ヘッドの構成について、図4、図5、及び図6をも参照しつつ説明する。図4は、吐出ヘッド60の内部の概略構成を示す説明図である。図5は、ピエゾ素子PEとノズルNzとの構造を詳細に示した説明図である。図6は、吐出ヘッド60におけるノズルNzの配列を示す説明図である。
また、前述した反射型光学センサ29は、吐出ヘッド60と共に、キャリッジ31に取り付けられており、本実施の形態においては、図に示すように、反射型光学センサ29の副走査方向の位置は、前述したノズル#1の副走査方向の位置と一致している。
次に、吐出ヘッド60の駆動について、図7を参照しつつ説明する。図7は、ヘッド駆動回路52(図2)内に設けられた駆動信号発生部の構成を示すブロック図である。
図7において、駆動信号発生部は、複数のマスク回路204と、原駆動信号発生部206と、駆動信号補正部230とを備えている。マスク回路204は、吐出ヘッド61aのノズルn1〜n180をそれぞれ駆動するための複数のピエゾ素子PEに対応して設けられている。なお、図7において、各信号名の最後に付されたかっこ内の数字は、その信号が供給されるノズルの番号を示している。原駆動信号発生部206は、ノズルn1〜n180に共通に用いられる原駆動信号ODRVを生成する。この原駆動信号ODRVは、一画素分の主走査期間内に、第1パルスW1と第2パルスW2の2つのパルスを含む信号である。駆動信号補正部230は、マスク回路204が整形した駆動信号波形のタイミングを前後にずらし、補正を行う。この駆動信号波形のタイミングの補正によって、主走査方向のドット形成位置のズレが補正される。
なお、本実施の形態において、図7に示したヘッド駆動回路52(図2)内に設けられた駆動信号発生部は、ノズル列毎に設けられている。
次に、図8を参照しつつ、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの概要について説明する。図8は、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの概要を説明するための図である。
Uni−D調整用パターンは、図8上図に示すように、例えば11個のサブパターンP1〜P11を有している。各サブパターンP1〜P11は、吐出ヘッド28を主走査方向に移動させて、その間に第一ノズル列(例えば、ブラックノズル列のノズル)と当該第一ノズル列とは異なる他の第二ノズル列によって印刷用紙P上にドットを形成させて印刷したものである。
Bi−D調整用パターンは、図8上図に示すように、例えば11個のサブパターンP1〜P11を有している。各サブパターンP1〜P11は、吐出ヘッド28を主走査方向に往復させて、その間に特定列のノズル(例えば、ブラックノズル列のノズル)によって印刷用紙P上にドットを形成させて印刷したものである。
本実施の形態では、図8上図に示した各サブパターンの濃度を反射型光学センサ29によって読み取って電気信号に変換し、濃度情報としての前記電気信号に基づいて、最も濃度の薄いサブパターンが、制御回路40によって抽出される。前述したとおり、第一ノズル列により(又は、往路にて)印刷用紙P上に形成されたドットと、第二ノズル列により(又は、復路にて)印刷用紙P上に形成されたドットとの重なりが大きいほど、サブパターンの濃度は薄くなるから、最も濃度の薄いサブパターンに対応した補正値が所望の補正値ということになる。したがって、最も濃度の薄いサブパターンに対応した補正値が、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正値として取得される。そして、後に実行される印刷の際には、当該補正値が前述した駆動信号補正部230に入力され、前記ズレが補正される。換言すれば、後に実行される印刷手順において、補正パターン形成手順で最も濃度の薄いサブパターンを形成した際の第二ノズル列についての(又は、復路における)インク吐出タイミングで、第二ノズル列からの(又は、復路での)インク吐出が行われる。
次に、図9乃至図12を参照しつつ、補正用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理に係る手順について説明する。図9は、補正用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理に係る手順を説明するためのフローチャートである。図10A乃至図10Nは、それぞれ、ノズル列及び反射型光学センサ29と印刷用紙Pとの補正用パターンの形成又は濃度読み取りの際の位置関係を示した模式図である。図11と図12については、後述する。
ユーザによるズレ調整の指令は、プリンタ22へコマンドとして送信される。プリンタ22は、受信したコマンドに基づいて、モータ駆動回路54により紙送りモータ23を駆動させる等して印刷用紙Pの給紙を行う(ステップS4)。
なお、印刷用紙Pをプリンタ22に供給する際の印刷用紙Pの紙送り方向は、後述する、補正用パターンを印刷用紙Pに形成した後に印刷用紙Pを送る際の紙送り方向である。
続いて、プリンタ22は、ヘッド駆動回路52、モータ駆動回路54により、吐出ヘッド60、キャリッジモータ24、紙送りモータ23を駆動させる等して、補正用パターンの形成を開始する。
このようにすれば、キャリッジに共に設けられた吐出ヘッドと反射型光学センサにより、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を一連の処理として実行することができる。その結果として、前記補正用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理が効率的に実行されうる。
以上、一実施形態に基づき本発明に係る液体吐出装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、媒体として印刷用紙を例にとって説明したが、媒体として、フィルム、布、金属薄板等を用いてもよい。
ただし、濃度読み取り性のよい補正用パターンを形成することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、印刷用紙を送るための副走査送り機構を、印刷用紙をプリンタに供給するための副走査送り機構と共通化することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、このようにすることにより、Uni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
ただし、このようにすれば補正値と濃度の異なるサブパターンを対応させることができるから、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を適切に取得することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、複数のUni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理は、単一のUni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理よりもより複雑なものとなるから、前述した効果、すなわち、Uni−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
ただし、このようにすることにより、Bi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となる。
ただし、このようにすれば補正値と濃度の異なるサブパターンを対応させることができるから、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を適切に取得することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
すなわち、上記実施の形態においては、複数のBi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行う方法を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、単一のBi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理にも適用可能である。
ただし、複数のBi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理は、単一のBi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理よりもより複雑なものとなるから、前述した効果、すなわち、Bi−D調整用パターンの形成処理及び濃度読み取り処理を効率的に行うことが可能となるという効果がより顕著に発揮されることとなる点で、上記実施の形態の方が望ましい。
ただし、複数の前記補正用パターンの総てを形成し終える前に、既に形成された補正用パターンの一部又は総てについて濃度を読み取ることとすれば、印刷用紙をバックフィードさせる動作を確実に回避することができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、濃度読み取り処理時に反射型光学センサが前記補正用パターンに備えられたサブパターンに対向するため、濃度読み取り処理がより適切に実行される点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
ただし、簡易にサブパターンの濃度を読み取ることができる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
次に、本発明に係る実施形態の一例である液体吐出システムとしての印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図13は、印刷システムの外観構成を示した説明図である。印刷システム1000は、コンピュータ1102と、表示装置1104と、プリンタ1106と、入力装置1108と、読取装置1110とを備えている。コンピュータ1102は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置1104は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ1106は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置1108は、本実施形態ではキーボード1108Aとマウス1108Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置1110は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置1110AとCD−ROMドライブ装置1110Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
本発明によれば、主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンの形成処理及び読み取り処理を効率的に行う液体吐出装置、パターン読み取り方法、及び、液体吐出システムを実現することが可能となる。
Claims (16)
- 液体を吐出して媒体にドットを形成するための吐出ヘッドを備え主走査方向に移動可能な移動部材と、前記媒体を送るための送り機構と、を有し、複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成する液体吐出装置であって、
前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンを読み取るための読取手段を有し、移動する前記読取手段により各々の前記サブパターンを読み取り、読み取った情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得する液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1に記載の液体吐出装置において、
濃度の異なる複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成し、
前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンの濃度を読み取るための濃度読取手段を有し、移動する前記濃度読取手段により各々の前記サブパターンの濃度を読み取り、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得し、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記濃度読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンの濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記サブパターンは、ドットが前記主走査方向及び前記送り機構により前記媒体を送る送り方向に配列されて構成されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後、前記媒体を前記送り機構により送る際の前記媒体の送り方向は、前記媒体を前記液体吐出装置に供給する際の前記媒体の送り方向であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するための複数のノズル列を備え、
前記補正用パターンは、前記複数のノズル列のうち第一ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置と、前記第一ノズル列とは異なる他の第二ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置と、のズレを補正するための補正用パターンであることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項5に記載の液体吐出装置において、
前記補正値を複数有し、
前記補正用パターンは、
前記第一ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、前記第二ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、を有し、かつ、前記第一ノズル列から液体を吐出するタイミングと前記第二ノズル列から液体を吐出するタイミングとの差を前記補正値に応じてサブパターン毎に変化させて形成された前記複数のサブパターン、
を有していることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するための三以上のノズル列を備え、
前記三以上のノズル列のうちの一を前記第一ノズル列とし、残りのノズル列の各々を前記第二ノズル列とした複数の前記補正用パターンを、前記媒体に形成し、
前記濃度を読み取るタイミングは、各々の補正用パターン毎に設定され、
補正用パターンが形成された後の前記媒体の送り量が所定量に達した際に該補正用パターンについて前記濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するためのノズル列を備え、
前記補正用パターンは、主走査の往路において前記ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置と、復路において前記ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置とのズレを補正するための補正用パターンであることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項8に記載の液体吐出装置において、
前記補正値を複数有し、
前記補正用パターンは、
主走査の往路において前記ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、復路において前記ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、を有し、かつ、主走査の往路において前記ノズル列から液体を吐出するタイミングと復路において前記ノズル列から液体を吐出するタイミングとの差を前記補正値に応じてサブパターン毎に変化させて形成された前記複数のサブパターン、
を有していることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項8又は請求項9に記載の液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するための複数のノズル列を備え、
複数の前記補正用パターンを前記ノズル列毎に前記媒体に形成し、
前記濃度を読み取るタイミングは、各々の補正用パターン毎に設定され、
補正用パターンが形成された後の前記媒体の送り量が所定量に達した際に該補正用パターンについて前記濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項7又は請求項10に記載の液体吐出装置において、
複数の前記補正用パターンの総てを形成し終える前に、既に形成された補正用パターンの一部又は総てについて前記濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2乃至請求項11のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記補正用パターンを形成した後の前記媒体の送り量が前記所定量に達した際に、前記濃度読取手段は前記補正用パターンに備えられたサブパターンに対向することを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2乃至請求項12のいずれかに記載の液体吐出装置において、
前記濃度読取手段は、前記サブパターンに向けて光を発するための発光手段と、前記発光手段により発せられた光を受光するための受光手段と、を有し、
前記受光手段の出力値から前記サブパターンの濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 液体を吐出して媒体にドットを形成するための吐出ヘッドを備え主走査方向に移動可能な移動部材と、前記媒体を送るための送り機構と、を有し、濃度の異なる複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成する液体吐出装置であって、
前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンの濃度を読み取るための濃度読取手段を有し、移動する前記濃度読取手段により各々の前記サブパターンの濃度を読み取り、読み取った濃度情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得する液体吐出装置において、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記濃度読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンの濃度を読み取り、
前記サブパターンは、ドットが前記主走査方向及び前記送り機構により前記媒体を送る送り方向に配列されて構成されており、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後、前記媒体を前記送り機構により送る際の前記媒体の送り方向は、前記媒体を前記液体吐出装置に供給する際の前記媒体の送り方向であり、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するための複数のノズル列を備え、前記補正用パターンは、前記複数のノズル列のうち第一ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置と、前記第一ノズル列とは異なる他の第二ノズル列から液体を吐出して形成されるドットの主走査方向のドット形成位置と、のズレを補正するための補正用パターンであり、
前記補正値を複数有し、前記補正用パターンは、前記第一ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、前記第二ノズル列から液体を吐出して形成されるドットと、を有し、かつ、前記第一ノズル列から液体を吐出するタイミングと前記第二ノズル列から液体を吐出するタイミングとの差を前記補正値に応じてサブパターン毎に変化させて形成された前記複数のサブパターン、を有しており、
前記吐出ヘッドは、前記液体を吐出するための三以上のノズル列を備え、前記三以上のノズル列のうちの一を前記第一ノズル列とし、残りのノズル列の各々を前記第二ノズル列とした複数の前記補正用パターンを、前記媒体に形成し、前記濃度を読み取るタイミングは、各々の補正用パターン毎に設定され、
補正用パターンが形成された後の前記媒体の送り量が所定量に達した際に該補正用パターンについて前記濃度を読み取り、
複数の前記補正用パターンの総てを形成し終える前に、既に形成された補正用パターンの一部又は総てについて前記濃度を読み取り、
前記補正用パターンを形成した後の前記媒体の送り量が前記所定量に達した際に、前記濃度読取手段は前記補正用パターンに備えられたサブパターンに対向し、
前記濃度読取手段は、前記サブパターンに向けて光を発するための発光手段と、前記発光手段により発せられた光を受光するための受光手段と、を有し、
前記受光手段の出力値から前記サブパターンの濃度を読み取ることを特徴とする液体吐出装置。 - 液体を吐出して媒体にドットを形成するための吐出ヘッドを備え主走査方向に移動可能な移動部材と、前記媒体を送るための送り機構と、を有し、複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成する液体吐出装置であって、前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンを読み取るための読取手段を有し、移動する前記読取手段により各々の前記サブパターンを読み取り、読み取った情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得する液体吐出装置、
によるパターン読み取り方法であって、
前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取ることを特徴とするパターン読み取り方法。 - コンピュータ、コンピュータに接続可能な表示装置、及び、コンピュータに接続可能な液体吐出装置であって、液体を吐出して媒体にドットを形成するための吐出ヘッドを備え主走査方向に移動可能な移動部材と、前記媒体を送るための送り機構と、を有し、複数のサブパターン、を備えた前記主走査方向のドット形成位置のズレを補正するための補正用パターンを、移動する前記吐出ヘッドから前記液体を吐出して前記媒体に形成する液体吐出装置であって、前記移動部材に設けられ、各々の前記サブパターンを読み取るための読取手段を有し、移動する前記読取手段により各々の前記サブパターンを読み取り、読み取った情報に基づいて前記ズレを補正するための補正値を取得する液体吐出装置であって、前記吐出ヘッドにより前記補正用パターンを前記媒体に形成した後の前記送り機構により送られた前記媒体の送り量が所定量に達した際に、前記読取手段により前記補正用パターンに備えられた各々のサブパターンを読み取る液体吐出装置、を具備することを特徴とする液体吐出システム。
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