JP2010104441A - 収納棚の取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納棚単独で取付ける場合、鏡を隣接して取付ける場合を選択可能である。
【解決手段】 左右のフランジ部2の固着具挿通孔10の表面側の部分を大径部として鏡4の側端部が重ねられる場合に左右のフランジ部2を固着具挿通孔10を挿通して壁パネル7に固着するための固着具5の頭部5aを収めることができる大きさの凹部6を形成する。収納棚1を壁パネル7の開口部12に嵌め込んでフランジ部2を壁パネル7の表面の開口部12の周囲の部位に当接する。上下、左右のフランジ部2の表面に縁カバー取付け用下地材3を重ねて縁カバー取付け用下地材3の表面側から打ち込んだ固着具5を上記固着具挿通孔10に挿通して壁パネル7に固着し、左右のフランジ部2部分においては、縁カバー取付け用下地材3により凹部6を覆い、上下、左右の各縁カバー取付け用下地材3にそれぞれ縁カバー8を係止手段9により取付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、収納棚の取付け構造に関するものである。
従来から、収納棚同士を壁パネルに並設して取付けたり、あるいは、収納棚の隣に鏡を並設することが特許文献1により知られている。
ところが、上記従来例にあっては、収納棚の上部に嵌め込み突部を突設すると共に下部に嵌め込み凹部を形成し、壁パネルに固定部材を固着具で固定し、収納棚の下部の嵌め込み凹部を上記固定部材に嵌め込むことで収納棚の下部を壁パネルに固定し、更に、収納棚の上部の嵌め込み突部を壁パネルに固着具で固定することで、収納棚の上部を壁パネルに固定し、嵌め込み突部に縁カバーを被せるようになっている。
そして、上下方向に壁パネルを並設する場合は、上記のようにして下段の収納棚を壁パネルに取付け(この場合は、縁カバーを被せない)、次に、該下段の収納棚の上部の嵌め込み突部に上段の収納棚の下部の嵌め込み凹部をはめ込むと共に、上段の収納棚の上部の嵌め込み突部を固着具により壁パネルに固着し、上段の収納棚の嵌め込み突部に縁カバーを被せるようになっている。
また、この特許文献1にあっては、収納棚の左右方向に鏡を隣接して配設するようになっているが、収納棚の側端面と鏡の側端面とを当接するように並設している。
上記の従来例にあっては、縁カバーにより固着具による固着部分を隠しているが、収納棚は上部と下部しか固着されず、左右両側は固着具により固着されない。したがって、固着強度が弱いという問題がある。しかも、縁カバーは収納棚を一つ単独で取付ける場合は、当該収納棚の上部にのみ存在し、上下に複数収納棚を並設する場合は、最上段の収納棚の上部にのみ存在し、収納棚の表面側の周囲に設けられないので、見た目が悪いという問題がある。
しかも、収納棚の隣に隣接して鏡を配設する場合、収納棚の側端面と鏡の側端面とを当接するように並設するので、正面から見た場合、収納棚の側端面と鏡の側端面との間に僅かな隙間が生じ、両者の一体感がなく、両者が別々のものとして外観され、鏡付きの収納棚という外観にならないという問題がある。
特開2005−348954号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、簡単な構成で収納棚を単独で取付ける場合、収納棚に隣接して鏡を取付ける場合のいずれかを選択することが可能で、しかも、いずれを選択した場合も、収納棚の表面の周囲の収まりを良くすることができ、更に、収納棚と鏡を隣接する場合は、両者の一体感が得られ、また、収納棚を一つ単独で取付ける場合、収納棚を左右方向に並設する場合のいずれの場合も、簡単な構成で収納棚の表面の周囲の収まりを良くすることができる収納棚の取付け構造を提供することを課題とするものである。
本発明における収納棚1は、前面開口の外周部に上下、左右のフランジ部2を設け、各フランジ部2にそれぞれ固着具挿通孔10を形成したものである。上下のフランジ部2の表面には縁カバー取付け用下地材3が重ねられると共に、左右のフランジ部2の表面側には上記縁カバー取付け用下地材3又は収納棚1に隣接して配設される鏡4の側端部が選択して重ねることが可能なように構成してある。本発明の特徴は、左右のフランジ部2の固着具挿通孔10の表面側の部分を大径部として鏡4の側端部が重ねられる場合に左右のフランジ部2を固着具挿通孔10を挿通して壁パネル7に固着するための固着具5の頭部5aを収めることができる大きさの凹部6を形成し、上記構成の収納棚1を壁パネル7の開口部12に嵌め込んでフランジ部2を壁パネル7の表面の開口部12の周囲の部位に当接し、上下、左右のフランジ部2の表面に縁カバー取付け用下地材3を重ねて縁カバー取付け用下地材3の表面側から打ち込んだ固着具5を上記固着具挿通孔10に挿通して壁パネル7に固着し、左右のフランジ部2部分においては、縁カバー取付け用下地材3により凹部6を覆い、上下、左右の各縁カバー取付け用下地材3にそれぞれ縁カバー8を係止手段9により取付けることにある。
このような構成とすることで、収納棚1の外周部に設けた上下、左右のフランジ部2に形成した固着具挿通孔10を用いて、収納棚1の上下、左右を壁パネル7に固着具5で固着できて収納棚1の取付けが強固となる。また、上下のフランジ部2においては、固着具5が縁カバー取付け用下地材3とともに縁カバー8により隠される。左右のフランジ部2においては、縁カバー取付け用下地材3を介して縁カバー8を取付ける場合は、固着具5が縁カバー取付け用下地材3とともに縁カバー8により隠され、左右のフランジ部2の表面に鏡4の端部を重ねる場合は、固着具5が鏡4の端部により隠される。また、収納棚1の上下が縁カバー8で覆われ、左右のフランジ部2は縁カバー8又は隣接する鏡4の端部で覆うことが可能となるので、収納棚1の表面の周囲の収まりを良くすることができる。
また、収納棚1を左右方向に並設して隣接する収納棚1の左右のフランジ部2の側端同士を突き合わせ、該突き合わされた左右のフランジ部2の各表面に各凹部6を覆うようにそれぞれ縁カバー取付け用下地材3を重ねて各縁カバー取付け用下地材3の表面側から打ち込んだ固着具5を上記固着具挿通孔10に挿通して壁パネル7に固着し、隣接する左右の縁カバー取付け用下地材3に隣接する左右のフランジ部2に跨って覆う単一の縁カバー8を係止手段9により取付けることが好ましい。
このような構成とすることで、収納棚1を左右方向に並設する場合、隣接する収納棚1の左右のフランジ部2が単一の縁カバー8により覆われて両収納棚1が一体物であるような外観とすることができる。
本発明は、上記のように構成したので、左右のフランジ部を固着具で固着するに当たり、左右のフランジ部の表面に縁カバー取付け用下地を重ねて固着具により固着するか、あるいは、左右のフランジ部を直接固着具により固着して頭部を固着具挿通孔の表面側の凹部に収納するかを選択するだけで、収納棚を単独で取付ける場合、収納棚に隣接して鏡を取付ける場合のいずれにも対応することができ、収納棚の共通化が可能となる。また、いずれを選択しても、収納棚の表面の周囲を縁カバー、又は縁カバーと鏡の側端部で覆うことになって収まりを良くすることができる。また、収納棚と鏡を並設する場合は、縁カバーに代えて鏡の側端部でフランジ部の表面を覆うことになって収納棚と並設する鏡との一体化感が向上する。
また、収納棚を左右方向に並設する場合、隣接する収納棚の左右のフランジ部が単一の縁カバーにより覆われることで、両収納棚が一体物であるような外観とすることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1には本発明に用いる収納棚1が示してある。収納棚1は、前面側が開口した箱形状をしていて内部が収納部11となっており、前面開口の外周部に上下、左右のフランジ部2を設け、各フランジ部2にそれぞれ固着具挿通孔10を形成したものである。
上下のフランジ部2に設けた固着具挿通孔10は、前後に貫通した孔の前後方向の各部における孔径が同じとなっている。左右のフランジ部2に設けた固着具挿通孔10は、固着具挿通孔10の表面側の部分を大径部として固着具5の頭部5aを収めることができる大きさの凹部6が形成してある。
上記収納棚1は、例えば浴室の壁パネル7に単独で取付けたり、左右方向に複数並設して取付けたり、収納棚1と鏡4と並設して取付けることが可能で、しかも、いずれの場合も収納棚1の前面開口の外周部における壁パネル7への固着部分を隠して外周部の収まりを良くすることができるようになっている。
図1乃至図4には壁パネル7に収納棚1を単独で取付ける場合の例が示してある。壁パネル7に開口部12を設け、該開口部12に収納棚1を嵌め込み、前面開口の外周部の上下、左右のフランジ部2を壁パネル7の開口部12の周囲の表面に当接する。この状態で、上下、左右のフランジ部2の表面にそれぞれ細長い縁カバー取付け用下地材3を当接し、この細長い縁カバー取付け用下地材3に設けた孔からビスのような固着具5を挿入してフランジ部2に設けた固着具挿通孔10を通して壁パネル7に固着する。
縁カバー取付け用下地材3は、細長い板状部3aの表面に突片3bを突設したもので、上記のように固着具5で固着した際、固着具5の頭部5aが図3、図4に示すように突片3b間に形成される凹所3c内に収納されるように構成してある。
上記のように各フランジ部2の表面側に縁カバー取付け用下地材3を重ねた状態で縁カバー取付け用下地材3と共に収納棚1の外周部の上下、左右を壁パネル7に固着し、その後、表面側に縁カバー取付け用下地材3を重ねた上下、左右の各フランジ部2の表面側を覆うように、上下、左右の各縁カバー8を上下、左右の縁カバー取付け用下地材3に係止手段9により係止する。
ここで、添付図面に示す実施形態においては、縁カバー取付け用下地材3の突片3bに係止部9aを設け、縁カバー8の背面側に被係止部9bを設け、被係止部9bを係止部9aに係止することで縁カバー8を取付けるようになっており、したがって、この実施形態においては、上記係止部9aと被係止部9bとで係止手段9を構成している。
上記のように、収納棚1を壁パネル7に単独で取付けた場合、収納棚1の上下、左右の各フランジ部2部分が固着具5により壁パネル7に固着されて、強固に取付けられることになる。また、固着具5の固着部分、つまり、固着具5の頭部5aが縁カバー取付け用下地材3と共に縁カバー8で隠され、しかも、前開口の上下、左右の4辺に沿って縁カバー8で化粧されるので、収納棚1の前開口の外周部の収まりがよくなる。
図5乃至図7には壁パネル7に収納棚1を左右方向に並設して取付ける例が示してある。本例においても、壁パネル7に開口部12を設け、該開口部12に収納棚1を嵌め込んで、複数並設する。ここで、壁パネル7には開口部12を仕切り部7aを介して左右方向に隣接して複数形成して、左右に隣接する収納棚1をそれぞれ左右に隣接する開口部12に嵌め込むようになっている。
そして、各収納棚1の上下、左右の各フランジ部2を壁パネル7の表面の各開口部12の周囲の部分に当接して、前述と同様にして、各収納棚1毎に、上下、左右の各フランジ部2の表面に上下、左右の縁カバー取付け用下地材3を重ね、前述と同様にして固着具5により壁パネル7に固着する。
ここで、収納棚1のフランジ部2が隣接する部分以外の各収納棚1のフランジ部2の表面側には、それぞれ、前述と同様にして、縁カバー取付け用下地材3を重ねた各フランジ部2の表面側を覆うように、それぞれ対応する縁カバー取付け用下地材3に対して縁カバー8を係止手段9により係止する。
また、収納棚1のフランジ部2が隣接する部分においては、前述の左右のフランジ部2を覆う縁カバー8の2倍の左右巾となった単一の巾広の縁カバー8(8a)により、隣接する左右のフランジ部2の表面側を覆って、隣接する左右の縁カバー取付け用下地材3及び固着具5による固着部分を覆い隠す。この巾広の縁カバー8(8a)は隣接する左右の縁カバー取付け用下地材3に係止手段9により取付けられるもので、このため、巾広の縁カバー8(8a)には隣接する左右の縁カバー取付け用下地材3に設け係止部9aに係止するための被係止部9bを設けてある。
このように収納棚1を左右方向に並設して取付けた場合は、各収納棚1をそれぞれ単独で上下、左右のフランジ部2部分を固着具5で壁パネル7に固着することができて、それぞれ単独で強固に取付けられるものであるにも係らず、隣接する収納棚1の左右のフランジ部2が単一の縁カバー8により覆われることで、両収納棚1が一体物であるような外観とすることができる。
図8乃至図12には壁パネル7に収納棚1と鏡4とを左右に並設して取付ける例が示してある。本実施形態においても、前述と同様に壁パネル7に開口部12を設け、該開口部12に収納棚1を嵌め込む。次に、前述と同様にして上下のフランジ部2の表面側に縁カバー8を重ねて固着具5により壁パネル7に固着する。また、本実施形態のように収納棚1の両側に鏡4を並設する場合は、左右のフランジ部2を直接固着具5により壁パネル7に固着する。この場合、左右のフランジ部2に設けた固着具挿通孔10に固着具5を挿通して固着するのであるが、固着具5の頭部5aを凹部6内に収納し、表面側に突出しないようにする。
この状態で、下フレーム15と、上フレーム16とを壁パネル7の表面側に取付ける。
下フレーム15は収納棚1の左右方向の巾寸法に、並設しようとする鏡4の左右巾(左右にそれぞれ鏡4を並設する場合は両鏡4の左右巾の合計)寸法を加えた長さにほぼ等しいもので、下横片20の前端から上方に前立ち上がり縁片21を突設し、更に、下横片20の後端の長手方向の両側から固定用縦片22を突設して構成してある。
そして、下フレーム15の前立ち上がり縁片21の長手方向の中央部分により上記収納棚1の下フランジ部2の表面側を覆う下の縁カバー8の表面の下部を図10のようにして覆い、更に両側の固定用縦片22を固着具5により壁パネル7に固着する。
一方、上フレーム16は、上記下フレーム15と同じ長さで、上横片23の前端から下方に前垂下縁片24を垂設し、更に、上横片23の後端の長手方向の両側から固定用垂下片25を垂下し、更に、この上フレーム16に鏡押え用弾性片26を設けて構成してある。固定用垂下片25には上下方向に長い長孔27が設けてある。
上フレーム16は上記収納棚1の直ぐ上に上記長孔27から固着具5を挿入して壁パネル7に対して上下に移動自在に取付ける。
その後、鏡4の下端部を前立ち上がり縁片21の長手方向の左右の部分の裏側に嵌め込んで鏡4の前面下端縁部を覆って支持し、上フレーム16を長孔27に沿って上フレーム16を下方に移動させて上フレーム16の前垂下縁片24の長手方向の左右の部分で両側の鏡4の前面下端縁部を覆って支持すると共に、収納棚1の上フランジ部2の表面側を覆う上の縁カバー8の表面の上部を図12のようにして覆う。この場合、鏡4の収納棚1側の側端部は隣接する収納棚1の左右のフランジ部2の表面に重ねるものであり、鏡4の側端部を隣接する左右のフランジ部2に重ねた際、図11に示すように該フランジ部2を固着するための固着具5の頭部5aが凹部6内に収納してあるので、左右のフランジ部2に隙間なくぴったりと鏡4の裏面を重ねることができる。鏡4の表面は上下の縁カバー8と面一又はほぼ面一となっており、収納棚1の上下のフランジ部2の表面側を上下の縁カバー8により覆って固着具5による固着部分が外部に露出しないようにすると共に収納棚1の上下のフランジ部2の表面側の化粧仕上げをし、また、収納棚1の左右のフランジ部2の表面側を左右の鏡4の側端部により覆って固着具5による固着部分が外部に露出しないようにすると共に収納棚1の上下のフランジ部2の表面側の化粧仕上げをすることになり、収納棚1の前開口の外周部の収まりがよくなり、同時に、収納棚1の側端と並設する鏡4の側端との間に隙間が生じることがなく、鏡4が収納棚1に組み込まれた鏡4付きの収納棚1のような外観とすることができる。
なお、上記実施形態では、収納棚1の左右両側に鏡4を並設した例を示したが、収納棚1の左側のみ、又は右側のみに鏡4を並設するものであってもよい。この場合は、左右のフランジ部2のうち一方のフランジ部2の表面に前述のようにして、縁カバー取付け用下地材3を重ねて固着具5で固着してその表面側を縁カバー8で覆い、左右のフランジ部2のうち一方のフランジ部2の表面に前述のようにして隣接する鏡4の側端部を重ねて固着具5による固着部分を覆うようにする。
図13乃至図15には収納棚1の下のフランジ部2の表面に樋部材30を配置して取付けた例である。樋部材30には上方に開口する排水溝31が形成してある。排水溝31内には上面の長手方向の一端部側から他端部側に行くほど低くなる傾斜板32が配設してあり、該傾斜板32を排水溝31内に配設するに当たって、左右を逆にして配設することで、排水溝31内の底部を右下がりの傾斜又は左下がりの傾斜を選択できるようにしてある。樋部材30の長手方向の両端部にはそれぞれ排水溝31に連通する排水孔33が設けてあり、上記のように排水溝31内に傾斜板32を右下がり又は左下がりとなるように配設した場合、一方の排水孔33が傾斜板32の両端部のうち背の高い方の端部で遮蔽され、他方の排水孔33のみが実質的に排水溝31の内外に連通するようになっている。これにより、排水溝31における排水方向を左右変えても、いずれかの排水孔33から排水できるようにしてある。上記樋部材30の下面部には下フレーム15が配設されるが、この場合、下フレーム15の長手方向の中央部においては前立ち上がり縁片21を切除しておくものとする。
この例においては、収納棚1内に入った水や収納棚1内に収納している石鹸やシャンプーの液が収納部11の下面部上を樋部材30側に流れて排水溝31に流込み、排水溝31の一端部の排水孔33から排水される。
これにより、例えば、図13のように、収納棚1を浴室の壁パネル7に取付ける場合で、更に、収納棚1の巾方向の一側部が浴槽35と対向し他側部が洗い場36に対向するように取付けた場合、上記一方の排水孔33を洗い場36の上方位置に位置させることで、収納棚1内に入った水や、石鹸液、シャンプー液が浴槽35内に流れ込むことがなく、排水溝31を一方の排水孔33側に流して、排水孔33から洗い場36側に排水することができ、浴槽35内の浴水を汚すことがない。
なお、上記例では、傾斜板32を樋部材30の排水溝31内に内装した例を示したが、傾斜板32の上に樋部材30を載設するようにして樋部材30を長手方向に傾斜させるようにしてもよい。
本発明の収納棚の取付け構造の一実施形態を示す分解斜視図である。 同上の取付け状態の斜視図である。 同上のA−A線の断面図である。 同上のB−B線の断面図である。 本発明の収納棚の取付け構造の他の実施形態を示す分解斜視図である。 同上の取付け状態の斜視図である。 同上のC−C線の断面図である。 本発明の収納棚の取付け構造の更に他の実施形態を示す分解斜視図である。 同上の取付け状態の斜視図である。 同上のDーD線の断面図である。 同上のEーE線の断面図である。 同上のFーF線の断面図である。 収納棚に樋部材を取付ける例の正面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の斜視図である。
符号の説明
1 収納棚
2 フランジ部
3 縁カバー取付け用下地材
4 鏡
5 固着具
5a 頭部
6 凹部
7 壁パネル
8 縁カバー
9 係止手段
10 固着具挿通孔
12 開口部

Claims (2)

  1. 前面側が開口した収納棚の外周部に上下、左右のフランジ部を設け、各フランジ部にそれぞれ固着具挿通孔を形成し、上下のフランジ部の表面には縁カバー取付け用下地材が重ねられると共に、左右のフランジ部の表面側には上記縁カバー取付け用下地材又は収納棚に隣接して配設される鏡の側端部が選択して重ねられるものであって、左右のフランジ部の固着具挿通孔の表面側の部分を大径部として鏡の側端部が重ねられる場合に左右のフランジ部を固着具挿通孔を挿通して壁パネルに固着するための固着具の頭部を収めることができる大きさの凹部を形成し、上記構成の収納棚を壁パネルの開口部に嵌め込んでフランジ部を壁パネルの表面の開口部の周囲の部位に当接し、上下、左右のフランジ部の表面に縁カバー取付け用下地材を重ねて縁カバー取付け用下地材の表面側から打ち込んだ固着具を上記固着具挿通孔に挿通して壁パネルに固着し、左右のフランジ部部分においては、縁カバー取付け用下地材により凹部を覆い、上下、左右の各縁カバー取付け用下地材にそれぞれ縁カバーを係止手段により取付けて成ることを特徴とする収納棚の取付け構造。
  2. 収納棚を左右方向に並設して隣接する収納棚の左右のフランジ部の側端同士を突き合わせ、該突き合わされた左右のフランジ部の各表面に各凹部を覆うようにそれぞれ縁カバー取付け用下地材を重ねて各縁カバー取付け用下地材の表面側から打ち込んだ固着具を上記固着具挿通孔に挿通して壁パネルに固着し、隣接する左右の縁カバー取付け用下地材に隣接する左右のフランジ部に跨って覆う単一の縁カバーを係止手段により取付けて成ることを特徴とする請求項1記載の収納棚の取付け構造。
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