JP2016065359A - トイレユニット - Google Patents

トイレユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2016065359A
JP2016065359A JP2014192840A JP2014192840A JP2016065359A JP 2016065359 A JP2016065359 A JP 2016065359A JP 2014192840 A JP2014192840 A JP 2014192840A JP 2014192840 A JP2014192840 A JP 2014192840A JP 2016065359 A JP2016065359 A JP 2016065359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lining
toilet
plate
corner
front plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014192840A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6235444B2 (ja
Inventor
鈴木 洋介
Yosuke Suzuki
洋介 鈴木
規浩 大林
Tadahiro Obayashi
規浩 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2014192840A priority Critical patent/JP6235444B2/ja
Publication of JP2016065359A publication Critical patent/JP2016065359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6235444B2 publication Critical patent/JP6235444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Toilet Supplies (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】入隅部を有するように複数のライニングを配置した場合に、より外観に優れるトイレユニットを提供すること。【解決手段】便器10と、第1ライニング30と、第1ライニング30の一端部の前面30a側に配置される第2ライニング40と、第1ライニング30及び第2ライニング40により形成される入隅部34と、を備えるトイレユニット1であって、第1ライニング30は、入隅部34が形成される位置の前面を構成すると共に第2ライニング40に覆われる位置に開口324が形成された第1入隅部前板321aを有し、第2ライニング40は、入隅部34が形成される位置の前面を構成する第2入隅部前板70を有し、第2入隅部前板70は、前板本体部71と、前板本体部71における第1ライニング30側に位置する側部から延出し開口324まで第1ライニング30側に延びる延出部72と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、トイレユニットに関する。より詳細には、便器と、この便器の後方に配置される後方ライニングと、便器の側方に配置される側方ライニングと、を備えるトイレユニットに関する。
従来、車いすで出入りできるトイレユニットとして、便器と、この便器の後方に配置される後方ライニングと、便器の側方に配置される側方ライニングと、を備えるトイレユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなトイレユニットによれば、例えば、側方ライニングの上面に手洗器を設置することにより、トイレユニットの使用者は、便器に着座した状態で手洗器を使用できる。また、便器や手洗器に給水を行う給水部等をライニングの内部に収容することで、外観に優れたトイレユニットを実現できる。
特開2013−241754号公報
ところで、後方ライニングと、側方ライニングと、を含んでトイレユニットを構成する場合、トイレユニットを構成する部材の製造時に生じる誤差を許容するために、後方ライニングと側方ライニングとによって形成される入隅部において、後方ライニングと側方ライニングとの間に所定の隙間(例えば、5mm)が形成されるようにこれらのライニングは設置される。
しかしながら、このように、後方ライニングと側方ライニングとの間に隙間が形成されてしまうと、トイレユニットの外観が損なわれてしまう。また、この隙間に塵や水が侵入してしまうという問題もあった。
従って、本発明は、入隅部を有するように複数のライニングを配置した場合に、より外観に優れたトイレユニットを提供することを目的とする。
本発明は、便器と、第1ライニングと、前記第1ライニングの一端部の前面側に、該第1ライニングに対して所定の角度を有するように配置される第2ライニングと、前記第1ライニング及び前記第2ライニングにより形成される入隅部と、を備えるトイレユニットであって、前記第1ライニングは、前記入隅部が形成される位置の前面を構成すると共に前記第2ライニングに覆われる位置に開口が形成された第1入隅部前板を有し、前記第2ライニングは、前記入隅部が形成される位置の前面を構成する第2入隅部前板を有し、前記第2入隅部前板は、前板本体部と、前記前板本体部における前記第1ライニング側に位置する側部から延出し前記開口まで前記第1ライニング側に延びる延出部と、を備えるトイレユニットに関する。
また、前記延出部は、前記前板本体部の背面側から延出することが好ましい。
また、前記第1ライニングは、前記便器の後方に配置され、前記第2ライニングは、前記便器の側方に配置されることが好ましい。
また、前記第2入隅部前板は、板部材と、前記板部材の厚さよりも薄く構成され、少なくとも前記板部材の前面側を覆う化粧板と、を含んで構成され、前記延出部は、前記化粧板における前記板部材の側面より延出した部分により構成されることが好ましい。
本発明によれば、入隅部を有するように複数のライニングを配置した場合に、より外観に優れたトイレユニットを提供できる。
本発明の一実施形態に係るトイレユニットを示す斜視図である。 トイレユニットにおける後方ライニングと側方ライニングとの位置関係を、側方ライニングを一部分解して示す斜視図である。 側方ライニングを示す分解斜視図である。 第2入隅部前板を示す斜視図である。 第2入隅部前板を示す正面図である。 第2入隅部前板を示す平面図である。 本実施形態のトイレユニットの入隅部の周辺を示す平面図であり、甲板及びカウンターを取り外した状態を示す図である。
以下、本発明のトイレユニットの好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態のトイレユニット1は、車いすの乗った状態で出入りが可能なトイレルームに設置される。このトイレユニット1は、図1に示すように、便器10と、汚物流しユニット20と、後方ライニング(第1ライニング)30と、側方ライニング(第2ライニング)40と、この側方ライニング40の上面に設けられる手洗器50及び洗面器60と、可動手すり81と、固定手すり82と、を備える。
便器10は、便器本体11と、この便器本体11の上部に便器本体11に対して開閉可能に取り付けられる便座12と、を含んで構成される。
ここで、本明細書においては、便座12に座った使用者から見て、前方を「前方」、後方を「後方」、左側方を「左側方」、右側方を「右側方」とする。
汚物流しユニット20は、便器10の右側方に配置される。汚物流しユニット20は、人工肛門や人工膀胱を造設した使用者が汚物を廃棄する場合等に用いられる。この汚物流しユニット20は、汚物及び洗浄水を受けるボウル部21と、このボウル部21の上方に配置される水栓22、鏡23及び液体せっけん収容容器24と、を備える。
後方ライニング30は、便器10及び汚物流しユニット20の後方に配置される。より具体的には、後方ライニング30は、少なくとも前面30a及び上面30bを有する箱状に構成され、平面視における長辺がトイレルームの後方壁面101に沿うように、かつ、短辺がトイレルームの側方壁面102に沿うように配置される。
後方ライニング30は、骨格を構成するフレーム部35(図7参照)と、このフレーム部35に取り付けられフレーム部35を覆う複数の板状部材と、巾木33と、含んで構成される。
複数の板状部材は、後方ライニング30の前面30aを構成する複数の前板321と、後方ライニング30の上面30bを構成する甲板322と、後方ライニング30の側方壁面102側と反対側に位置する側面を構成する側板323と、により構成される。
本実施形態では、前板321は、側方壁面102側に配置される第1入隅部前板321aを含んで構成される。この第1入隅部前板321aには、図2に示すように、後述する側方ライニング40が配置される部分に対応する形状に切り欠かれて形成された開口324が形成される。
巾木33は、帯板状の部材により構成され、フレーム部35の下部に、床面103に沿うように取り付けられる。
上述した便器10及び汚物流しユニット20は、後方ライニング30の前面30aに取り付けられる。また、後方ライニング30の前面30aにおける便器10の上方には、背もたれ31が取り付けられる。また、後方ライニング30の内部には、便器10及び汚物流しユニット20に水を供給する給水部や、汚物流しユニット20に供給される水を加温する電気温水器等(いずれも図示せず)が配置される。
側方ライニング40は、便器10の左側方に配置される。より具体的には、側方ライニング40は、箱状に構成され、長辺がトイレルームの側方壁面102に沿うように、かつ、短辺が後方ライニング30の第1入隅部前板321aの前側に位置するように配置される。即ち、側方ライニング40は、後方ライニング30に対して所定の角度(略90度)を有するように配置される。そして、後方ライニング30及び側方ライニング40により入隅部34が形成される。
側方ライニング40は、図2及び図3に示すように、この側方ライニング40の骨格を構成するフレーム部41と、このフレーム部41の上部に配置され側方ライニング40の上面を構成するカウンター46と、側方ライニング40の前面40aを構成する複数の前板と、側方ライニング40の側面を構成する側板と、巾木44と、ダストボックス45と、を含んで構成される。
フレーム部41は、図2に示すように、後述のカウンター46の手洗側カウンター部461を支持する手洗側フレーム部41aと、後述の洗面側カウンター部462を支持する洗面側フレーム部41bと、を備える。
手洗側フレーム部41a及び洗面側フレーム部41bは、それぞれ、複数の縦フレーム411及び複数の横フレーム412が溶接等により所定の箇所で接合されて構成される。
本実施形態では、図2に示すように、洗面側フレーム部41bの上端部の位置は、手洗側フレーム部41aの上端部よりも低い位置に配置される。また、洗面側フレーム部41bの下端部は、トイレルームの床面103に接しておらず、床面103から所定の高さ(例えば、30cm)上方に位置している。
カウンター46は、フレーム部41の上部に配置され、ねじ等によりこのフレーム部41に固定される。カウンター46は、フレーム部41の長手方向LDの長さと略同じ長さに構成され、フレーム部41の上面の全面を覆う。
カウンター46は、図3に示すように、手洗側カウンター部461と、洗面側カウンター部462と、バックガード部463と、を備える。
手洗側カウンター部461は、手洗側フレーム部41aの上部に配置される。この手洗側カウンター部461は、手洗側水平面部464と、手洗ボウル部51と、を備える。
手洗側水平面部464は、手洗側カウンター部461における板状部分を構成する。
手洗ボウル部51は、手洗側水平面部464の一部が凹んで形成される。手洗ボウル部51は、手洗側カウンター部461における後方ライニング30寄りの位置に配置される。即ち、手洗ボウル部51は、便座12に座った状態の使用者の手が容易に届く位置に配置される。
手洗ボウル部51の底面には、手洗ボウル部51に吐出された水を排出する排水開口51aが形成される。また、手洗側水平面部464における手洗ボウル部51の近傍には、水栓取付開口464aが形成される。
手洗ボウル部51は、図1に示すように、水栓取付開口464aに取り付けられた手洗側水栓52と共に手洗器50を構成する。
洗面側カウンター部462は、手洗側カウンター部461の長手方向LDの一端側(手洗ボウル部51が配置された側と反対側)に配置され、洗面側フレーム部41bの上部に配置される。この洗面側カウンター部462は、洗面側水平面部465と、洗面ボウル部61と、段差部466と、を備える。
洗面側水平面部465は、洗面側カウンター部462における板状部分を構成する。洗面側水平面部465の奥行方向WDの長さは、手洗側水平面部464の奥行方向WDの長さよりも長く構成される。洗面側水平面部465の上面の位置は、手洗側水平面部464の上面の位置よりも低い位置に配置される。
洗面ボウル部61は、洗面側水平面部465の一部が凹んで形成される。洗面ボウル部61の底面には、洗面ボウル部61に吐出された水を排出する排水開口61aが形成される。また、洗面側水平面部465における洗面ボウル部61の近傍には、水栓取付開口465a及び容器取付開口465bが形成される。
洗面ボウル部61は、図1に示すように、水栓取付開口465aに取り付けられた洗面側水栓62、及び容器取付開口465bに取り付けられた液体せっけん収容容器63と共に、洗面器60を構成する。
段差部466は、手洗側水平面部464と洗面側水平面部465との間に形成され、これら手洗側水平面部464と洗面側水平面部465とをつなぐ。本実施形態では、段差部466と洗面側水平面部465とのなす角度θは鈍角(例えば、115°)に構成される。
バックガード部463は、長尺の板状に形成され、手洗側カウンター部461及び洗面側カウンター部462の奥行方向WDの奥側の側縁に沿って配置される。バックガード部463の長手方向LDの長さは、手洗側カウンター部461の長さと洗面側カウンター部462の長さの和に等しく構成される。
複数の前板は、側方ライニング40の前面40aを構成する。本実施形態では、複数の前板は、図1及び図3に示すように、手洗側フレーム部41aにおける後方ライニング30側の側部に配置され入隅部34が形成される位置の前面を構成する第2入隅部前板70と、手洗側フレーム部41aにおける中央部に配置される中央上部前板421及び中央下部前板422と、手洗側フレーム部41aにおける洗面側フレーム部41b側の側部に配置される側部前板424と、洗面側フレーム部41bに配置される洗面前板425と、により構成される。
側板は、前板と同様に固定金具やねじを介してフレーム部41に固定され、側方ライニング40の側面を構成する。本実施形態では、側板は、手洗側フレーム部41aに固定される手洗側側板431と、洗面側フレーム部41bに固定される洗面側側板432と、により構成される。
これら第2入隅部前板70、中央上部前板421、中央下部前板422、側部前板424、及び洗面前板425、並びに手洗側側板431及び洗面側側板432は、いずれも固定金具やねじ(図示せず)を介してフレーム部41に固定される。
本実施形態では、図1に示すように、中央上部前板421及び中央下部前板422は、これら中央上部前板421及び中央下部前板422の間に所定の隙間が形成されるようにフレーム部41に取り付けられる。また、中央上部前板421には、図3に示すように、開口部105,106が形成され、これらの開口部105,106には、トイレユニット1を操作する操作部83,84が着脱可能に取り付けられる。また、中央上部前板421には、紙巻器115が取り付けられる。
ここで、第2入隅部前板70をフレーム部41に取り付ける場合、第2入隅部前板70の寸法にばらつきが生じることを考慮し、後方ライニング30の前面30a(第1入隅部前板321aの前面)と第2入隅部前板70の側面との間に所定の隙間G(例えば、5mm)が形成されるように第2入隅部前板70はフレーム部41に固定される(図7参照)。
しかしながら、後方ライニング30と側方ライニング40との間に隙間が形成されてしまうと、トイレユニット1の外観が損なわれてしまう。また、この隙間Gに塵や水が侵入してしまう。
そこで、本実施形態では、第2入隅部前板70を、前板本体部71と延出部72とを含んで構成することで、隙間Gを塞ぎ、トイレユニット1の外観を向上させている。
ここで、第2入隅部前板70の詳細について、図4〜図7を参照しながら説明する。
第2入隅部前板は、前板本体部71と、延出部72と、を備える。前板本体部71は、矩形板状に形成される。本実施形態では、前板本体部71は、石膏ボード等からなる板部材と、この板部材の前面及び側面を覆う金属製の化粧板と、により構成される。化粧板の厚さは、板部材の厚さよりも薄く構成される。
延出部72は、前板本体部71の厚さよりも薄い板状に形成され、前板本体部71における後方ライニング30側に位置する側部から延出する。より具体的には、延出部72は、図6に示すように、前板本体部71の側面における背面側に配置され、背面に沿うように後方ライニング30側に延出する。また、図7に示すように、延出部72の延出長さL1は、隙間Gの長さL2よりも長く構成される。
これにより、延出部72の先端部は、第1入隅部前板321aに形成された開口324まで延びる。
延出部72は、図4及び図5に示すように、前板本体部71の後方ライニング30側に位置する側部における下端部近傍の除く部分に配置される。
本実施形態では、延出部72は、前板本体部71の前面及び側面を構成する化粧板を、前板本体部71の側面から延出させ、この延出した部分を前板本体部71の背面側において背面に沿うように折り曲げることで構成される。
巾木44は、帯板状の部材により構成され、フレーム部41の下部に、床面103に沿うように取り付けられる。本実施形態では、巾木44は、手洗側フレーム部41aの下部に配置され、第2入隅部前板70、中央下部前板422、側部前板424及び手洗側側板431と、床面103との間の隙間を覆う。ここで、上述のように、第2入隅部前板70における後方ライニング30側に位置する側部の下端部近傍には、延出部72が配置されていない。これにより、巾木44の後方ライニング30側の端部と延出部72とが干渉することを防げる。
ダストボックス45は、図1及び図3に示すように、フレーム部41の内部に配置される。本実施形態では、ダストボックス45は、上面が開放されたかご状に形成され、手洗側フレーム部41aの中央部(中央下部前板422の背面側)に配置される。上述のように、中央上部前板421と中央下部前板422との間には、隙間が形成されているため、トイレユニット1の使用者は、この隙間からダストボックス45にゴミを投入できる。
可動手すり81は、図1に示すように、便器10の右側方における便器10と汚物流しユニット20との間に配置される。可動手すり81は、後方ライニング30の前面30aに、この前面30aとの接続部分を支点として回動可能に固定される。より具体的には、可動手すり81は、手すりが略水平方向に延びた使用位置(図1参照)と、手すりが鉛直方向に延びた収納位置(図示せず)との間で可動可能に構成される。
固定手すり82は、便器10の左側方に配置される。本実施形態では、固定手すり82は、一端部が側方ライニング40の第2入隅部前板70に固定され、側方ライニング40の前面40aに沿って水平方向に延びた後、略垂直に屈曲して上方に延び、他端部が側方壁面102に固定される。また、固定手すり82の他端側は、側部前板424にも固定される。
以上説明した本実施形態のトイレユニット1によれば、以下のような効果を奏する。
トイレユニット1を、後方ライニング30と、この後方ライニング30に対して所定の角度を有するように配置される側方ライニング40と、を含んで構成した。また、後方ライニング30を、入隅部34が形成される位置に配置されると共に側方ライニング40に覆われる位置に開口324が形成された第1入隅部前板321aを含んで構成し、側方ライニング40を、入隅部34が形成される位置に配置される第2入隅部前板70を含んで構成した。そして、第2入隅部前板70を、前板本体部71と、前板本体部71における後方ライニング30側に位置する側部から第1入隅部前板321aに形成された開口324まで後方ライニング30側に延びる延出部72と、を含んで構成した。これにより、トイレユニット1を設置する場合に、トイレユニット1を構成する部材の製造上のサイズ誤差を許容するために、入隅部34において後方ライニング30と側方ライニング40との間に隙間Gが生じても、延出部72によりこの隙間Gを塞げる。よって、入隅部34を有するように後方ライニング30及び側方ライニング40を配置するトイレユニット1の外観をより優れたものにできる。
また、延出部72を、前板本体部71の背面側から延出させた。これにより、延出部72を、第2入隅部前板70における奥まった位置に配置した状態で隙間Gを塞げる。よって、トイレユニット1の外観をより向上させられる。
また、後方ライニング30を便器10の後方に配置し、側方ライニング40を便器10の側方に配置した。これにより、後方ライニング30と側方ライニング40との間の隙間Gの延びる方向を、後方ライニング30に沿う方向に向けられる。よって、隙間Gをトイレユニット1の使用者の視線に入りにくくできるので、トイレユニット1の外観を更に優れたものにできる。
また、第2入隅部前板70を、板部材と、板部材の前面側を覆う薄い化粧板と、を含んで構成し、この化粧板における板部材の側面から延出した部分により延出部72を構成した。これにより、後方ライニング30と側方ライニング40との間の隙間Gを塞ぐ延出部72を有する第2入隅部前板70を、煩雑な製造工程を経ることなく形成できる。
以上、本発明のトイレユニット1の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、延出部72を、前板本体部71の背面側から延出させたが、これに限らない。即ち、延出部を、前板本体部の前面側から延出させてもよい。
また、本実施形態では、第1ライニングを後方ライニング30として便器10の後方に配置し、第2ライニングを側方ライニング40として便器10の側方に配置したが、これに限らない。即ち、第1ライニングを側方ライニングとして便器の側方に配置し、第2ライニングを後方ライニングとして便器の後方に配置してもよい。言い換えれば、側方ライニングの前面側に後方ライニングが位置するように、側方ライニング及び後方ライニングを配置し、後方ライニングを構成する入隅部前板の延出部により隙間を塞いでもよい。
また、本実施形態では、延出部72を、化粧板における板部材の側面から延出した部分により構成したが、これに限らない。即ち、延出部を、化粧板とは別部材により構成し、板部材又は化粧板に取り付けてもよい。
1 トイレユニット
10 便器
30 後方ライニング(第1ライニング)
34 入隅部
40 側方ライニング(第2ライニング)
70 第2入隅部前板
71 前板本体部
72 延出部
321a 第1入隅部前板
324 開口

Claims (4)

  1. 便器と、
    第1ライニングと、
    前記第1ライニングの一端部の前面側に、該第1ライニングに対して所定の角度を有するように配置される第2ライニングと、
    前記第1ライニング及び前記第2ライニングにより形成される入隅部と、を備えるトイレユニットであって、
    前記第1ライニングは、前記入隅部が形成される位置の前面を構成すると共に前記第2ライニングに覆われる位置に開口が形成された第1入隅部前板を有し、
    前記第2ライニングは、前記入隅部が形成される位置の前面を構成する第2入隅部前板を有し、
    前記第2入隅部前板は、
    前板本体部と、
    前記前板本体部における前記第1ライニング側に位置する側部から延出し前記開口まで前記第1ライニング側に延びる延出部と、を備えるトイレユニット。
  2. 前記延出部は、前記前板本体部の背面側から延出する請求項1に記載のトイレユニット。
  3. 前記第1ライニングは、前記便器の後方に配置され、
    前記第2ライニングは、前記便器の側方に配置される請求項1又は2に記載のトイレユニット。
  4. 前記第2入隅部前板は、
    板部材と、
    前記板部材の厚さよりも薄く構成され、少なくとも前記板部材の前面側を覆う化粧板と、を含んで構成され、
    前記延出部は、前記化粧板における前記板部材の側面より延出した部分により構成される請求項1〜3のいずれかに記載のトイレユニット。
JP2014192840A 2014-09-22 2014-09-22 トイレユニット Active JP6235444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192840A JP6235444B2 (ja) 2014-09-22 2014-09-22 トイレユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014192840A JP6235444B2 (ja) 2014-09-22 2014-09-22 トイレユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016065359A true JP2016065359A (ja) 2016-04-28
JP6235444B2 JP6235444B2 (ja) 2017-11-22

Family

ID=55804014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014192840A Active JP6235444B2 (ja) 2014-09-22 2014-09-22 トイレユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6235444B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001279759A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 National House Industrial Co Ltd トイレ室の構造
JP2005076350A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Asahi Glass Co Ltd 入隅部材および外壁入隅構造
JP2007029117A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Toto Ltd トイレユニットのカウンター端部処理構造
JP2007046326A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 内装構造及び内装構造用部材
EP2238883A1 (en) * 2009-04-08 2010-10-13 Lintec Combisystem AB Means in a sanitary room installation
JP2013241754A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Toto Ltd トイレユニット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001279759A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 National House Industrial Co Ltd トイレ室の構造
JP2005076350A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Asahi Glass Co Ltd 入隅部材および外壁入隅構造
JP2007029117A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Toto Ltd トイレユニットのカウンター端部処理構造
JP2007046326A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Fukuvi Chem Ind Co Ltd 内装構造及び内装構造用部材
EP2238883A1 (en) * 2009-04-08 2010-10-13 Lintec Combisystem AB Means in a sanitary room installation
JP2013241754A (ja) * 2012-05-18 2013-12-05 Toto Ltd トイレユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP6235444B2 (ja) 2017-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6434757B2 (ja) トイレユニット
JP2022121672A (ja) トイレ用キャビネット
JP6333142B2 (ja) 電気温水器の設置構造
JP2013192814A (ja) 洗面化粧台
JP6235444B2 (ja) トイレユニット
JP2016189887A (ja) トイレキャビネット
JP6333144B2 (ja) 便器設置構造
JP2016125251A (ja) 便器装置
JP6325404B2 (ja) カウンター
JP2017155443A (ja) ライニングユニット
JP2010242363A (ja) 洗濯機設置用防水パンにおける洗濯機嵩上げ台
JP3173493U (ja) ミニキッチン付き洗濯機収納開閉テーブル
JP5930880B2 (ja) 浴室床
JP5637819B2 (ja) 収納扉
JP6066161B2 (ja) 洗面化粧台
JP2016189886A (ja) トイレキャビネット
JP2015190198A (ja) 便器装置
JP6452082B1 (ja) 水栓装置
JP2011188890A (ja) 浴室ユニット
JP6602327B2 (ja) トイレルーム内の手洗ボウルの設置構造
JP6763662B2 (ja) 浴室の床構造
JP2010075311A (ja) フロアーキャビネット及び洗面化粧台
JP2021078650A (ja) 洗面台及び洗面台の施工方法
JP2023133819A (ja) 手洗い装置
JP2010142610A (ja) 浴槽へのコーナー収納箱の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171026

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6235444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350