JP2010103586A - 画像処理装置 - Google Patents

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貴久 佐藤
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Abstract

【課題】画像処理装置本体に2つの操作部を設け、必要に応じて最適な操作部を使用できる画像処理装置を提供する。
【解決手段】第1操作部130は、画像処理装置の状態と処理内容とを表示する表示部131を有し、表示部131において表示部131に文字入力が可能な第1入力キーを表示する。第2操作部140は、画像処理装置において外部に露出する露出位置と内部に収納する収納位置との間で変位可能であり、表示部131に文字入力が可能な第2入力キーを有する。CPU160は、第2操作部140を露出位置と収納位置との間で変位させる。第1操作部130は、CPU160によって第2操作部140を収納位置から露出位置へと変位させる第1変位キー132およびCPU160によって第2操作部140を露出位置から収納位置へと変位させる第2変位キー137を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートが積載される積載部の上方に配置される操作部を備える画像処理装置に関する。
画像形成装置および画像読取装置等の画像処理装置では、画像処理装置本体を制御するための入力キーを含む操作部が、操作性向上のために画像処理装置本体の上部に配置されることが多い。また、近年、画像処理装置の多機能化に伴う入力キー数の増加および操作性向上のための入力キーの大型化の要求が高く、操作部を大型化する必要が生じている。
そこで、特許文献1では、キーボード等の操作部により入力キーの大型化に対応した装置であって、通常時には装置内に操作部が格納されており、使用時には装置内から手前側へ操作部をスライド移動させる装置が開示されている。
特開2006−285593号公報
特許文献1では、装置には操作部が一つしか設けられていない。したがって、装置へのキー入力が簡単な場合でも常に操作部を手前側へスライド移動させる必要があり、装置を使用する度に煩雑さがついてまわるという問題があった。
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、画像処理装置本体に2つの操作部を設け、必要に応じて最適な操作部を使用できる画像処理装置を提供することにある。
本発明の画像処理装置は、第1操作部、第2操作部および制御部を備える。
第1操作部は、画像処理装置本体の状態と処理内容とを表示する表示部を有し、表示部において表示部に文字入力が可能な第1入力キーを表示する。第2操作部は、画像処理装置本体において外部に露出する露出位置と内部に収納する収納位置との間で変位可能であり、表示部に文字入力が可能な第2入力キーを有する。制御部は、第2操作部を露出位置と収納位置との間で変位させる。
第1操作部は、制御部によって第2操作部を収納位置から露出位置へと変位させる第1変位キーおよび制御部によって第2操作部を露出位置から収納位置へと変位させる第2変位キーを有する。
この構成では、操作部として、第1操作部および第2操作部を備える。この2つの操作部は、それぞれ文字入力が可能な入力キーを有する。第1入力キーを使用して文字入力をする利点は、特別な操作をすることなくそのまま文字を入力できる点である。しかし、第1入力キーは、表示部の限られたスペースに表示されるため、キーの一つ一つが小さい。それに対して第2入力キーは、表示部よりも広いスペースに配置されるため、キーの一つ一つが大きい。そのため、第2入力キーを使用して文字入力をする利点は、第1入力キーを使用するよりも文字を入力しやすい点である。したがって、簡単な文字入力をする場合には第1変位キーを押さずに第1入力キーを使用し、煩雑な文字入力をする場合に第1変位キーを押して第2入力キーを使用するようにすれば、必要に応じて最適な操作部(入力キー)を使用することができる。また、第2操作部を使用後に第2変位キーを押して第2操作部を収納位置へと変位させれば、ユーザの邪魔になることがない。
第2操作部は、露出位置において表示部の下部に位置すると好ましい。
この構成では、第2操作部が露出したときに表示部の下部に位置することにより、入力した文字列を表示部で確認しながら第2入力キーで文字を入力することができるため、容易に文字入力ができる。
第1変位キーは、表示部の画面を電子メールアドレス入力画面へ遷移させるキーであると好ましい。
この構成では、電子メールアドレスを入力する場合には自動的に第2操作部が露出位置に位置する。電子メールアドレスは、一般的に複雑な文字配列となっているため、第1入力キーでは文字が入力しづらい。そこで、電子メールアドレスを入力する場合に自動的に第2操作部が露出位置に位置するようにすれば、第2入力キーを使用することにより電子メールアドレスの入力がしやすくなる。
第2変位キーは、表示部の画面を電子メールアドレス入力画面から他の画面へ遷移させるキーであると好ましい。
この構成では、電子メールアドレスの入力が終了して他の画面に遷移させるときに第2操作部を収納位置へと変位させることにより、使用後の第2操作部がユーザの邪魔になることがない。
第2変位キーは、電子メールを送信する送信キーであると好ましい。
この構成では、電子メールアドレスの入力を終了して電子メールを送信するときに第2操作部を収納位置へと変位させることにより、使用後の第2操作部がユーザの邪魔になることがない。
第1変位キーは、表示部の画面をファイル名入力画面へ遷移させるキーであると好ましい。
この構成では、ファイル名を入力する場合には自動的に第2操作部が露出位置に位置する。ファイル名は、一般的に複雑な文字配列となることが多いため、第1入力キーでは文字が入力しづらい。そこで、ファイル名を入力する場合に自動的に第2操作部が露出位置に位置するようにすれば、第2入力キーを使用することによりファイル名の入力がしやすくなる。
第2変位キーは、表示部の画面をファイル名入力画面から他の画面へ遷移させるキーであると好ましい。
この構成では、ファイル名の入力が終了して他の画面に遷移させるときに第2操作部を収納位置へと変位させることにより、使用後の第2操作部がユーザの邪魔になることがない。
制御部は、第2操作部が露出位置に変位する前に、第2操作部が露出位置に変位することを表示部に表示させると好ましい。
画像処理装置の操作を行っている途中に急に第2操作部がユーザ側に露出すると、ユーザは困惑する。そこで、第2操作部が露出する前に表示部に注意を促すことにより、第2操作部が露出することをユーザに事前に認識させることができる。
本発明における画像処理装置は、画像処理装置本体に2つの操作部を設け、必要に応じて最適な操作部を使用できる。
以下、本発明の最良の実施形態に係る画像処理装置を、図面を参照にしつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。
画像処理装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色および単色の画像を形成するもので、装置本体110と、自動原稿処理装置120とにより構成されている。装置本体110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81および排紙トレイ91を有して構成されている。
装置本体110の上部には、画像読取装置に該当するものであり、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また、自動原稿処理装置120は、矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
画像処理装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。したがって、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5およびクリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット1は、レーザ射出部および反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。露光ユニット1としては、この他発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書き込みヘッドを用いる手法も採用できる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化するものである。また、クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64および中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63および中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また、各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ64は、直径8mm〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト61で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト61の回転によって、用紙と中間転写ベルト61との接触位置に配置される転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されるとともに、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは中間転写ベルト駆動ローラ62のいずれか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)としている。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナーもしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体110の露光ユニット1の下側に設けられている。また、手差し給紙カセット82にも画像形成に使用するシートを置くことができる。さらに、装置本体110の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
装置本体110には、給紙カセット81および手差し給紙カセット82のシートを転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙カセット82から排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d,レジストローラ13、転写ローラ10および定着ユニット7が配置されている。
搬送ローラ12a〜12dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。同様にピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に設けられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の斜視図である。
画像処理装置100は、タッチパネル式の表示部131およびスタートキーやクリアキーなどの複数のキー134を有する第1操作部130ならびに表示部131へ文字入力をするための第2入力キー149を含むキーボード142を有する第2操作部140を備える。表示部131には、画像処理装置100の状態と処理内容とが表示される。また、画像処理装置100は、画像処理装置100で読み取ったデータを保存するためのUSBメモリー150が着脱可能となっている。
第1操作部130は、画像処理装置100の上面に固定的に配置されている。第2操作部140は、軸X方向において画像処理装置100の外部に露出する露出位置と画像処理装置100の内部に収納する収納位置との間で変位可能である。図2では、第2操作部140が露出位置に位置する様子を示している。第2操作部140は、露出位置において表示部131の下部に位置する。したがって、入力した文字列を表示部131で確認しながら第2入力キー149で文字を入力することができるため、容易に文字入力ができる。
図3は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第2操作部を示す図である。
図3(A)は、第2操作部140を上面から見た図で、図3(B)は、第2操作部140を水平方向から見た図である。
キーボード142は、樹脂製あるいは板金のキーボードトレイ141に固定されている。キーボードトレイ141は、その両端が画像処理装置100に設けられたスライドレールに固定され、スライドレールの伸縮によりキーボード142を含むキーボードトレイ141が変位可能となる。
キーボードトレイ141の変位方向における幅方向の一端には、ラックギア145が設けられている。ラックギア145は、画像処理装置100に設けられた駆動モータ143の回転軸に嵌挿されたピニオンギア144と噛合している。駆動モータ143は、正逆両回転が可能である。したがって、キーボードトレイ141は、ラックピニオン駆動方式で可動し、キーボード142は、露出位置と収納位置との間で変位する。
キーボードトレイ141の変位方向における幅方向の他端には、軸受部148A,148Bが設けられている。軸受部148A,148Bは、キーボードトレイ141の変位方向と平行に孔が開いており、画像処理装置100に固定配置された軸146がその孔を貫通して係合している。
軸146の一端にはストッパ147Aが、他端にはストッパ147Bが設けられている。ストッパ147A,147Bは、キーボードトレイ141の可動範囲を規制するための部材である。軸受部148A,148Bは、軸146を摺動するが、キーボード142の露出方向においては軸受部148Aがストッパ147Aに当接するまで、キーボード142の収納方向においては軸受部148Bがストッパ147Bに当接するまでの範囲でキーボードトレイ141が可動する。
図3(A)に示すように、キーボード142は、露出位置において表示部131の下部に位置する。したがって、入力した文字列を表示部131で確認しながら第2入力キー149で文字を入力することができるため、容易に文字入力ができる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の主要な構成を示すブロック図である。
CPU160は、第1操作部130、第2操作部140、駆動モータ143、メモリー161、HDD162およびLCDコントローラ163に接続し、各部を総括的に制御する。CPU160は、本発明の制御部に相当する。
メモリー161は、CPU160による画像処理装置100の制御に必要なデータを記憶している。画像処理装置100によって読み取られた画像等のデータは、一旦HDD162に格納される。CPU160は、必要に応じてHDD162に格納されたデータを読み出して画像処理装置100の制御を行う。
第1操作部130には、第2操作部140を収納位置から露出位置へと変位させるためのキーである第1変位キー132および第2操作部140を露出位置から収納位置へと変位させるためのキーである第2変位キー137が設けられている。本実施形態では、第1変位キー132および第2変位キー137は表示部131に表示されるキーとしているが、これに限るものではない。キー134と同様に画像処理装置100の上面に固定的に配置されてもよい。
CPU160は、第1変位キー132が押下されると、駆動モータ143を駆動させて第2操作部140を収納位置から露出位置へと変位させる。するとユーザは、キーボード142の第2入力キー149を使って文字入力をすることが可能となる。キーボード142で入力された文字は、LCDコントローラ163を介して表示部131に表示される。文字入力が終わって第2変位キー137が押下されると、CPU160は、駆動モータ143を駆動させて第2操作部140を露出位置から収納位置へと変位させる。文字入力が必要なときにだけ第2操作部140を露出させ、文字入力が終わると第2操作部140を収納させることにより、文字入力を快適に行うことができ、かつ、文字入力後に第2操作部140がユーザの邪魔になることがない。
図5は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。
図5(A)は、画像処理装置100で原稿を読み取り、その読み取ったデータを送信するための設定画面である。ここで、送信先を指定するためにアドレス入力キー132Aを押下すると、図5(B)の電子メールアドレス入力画面に遷移するとともに第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位する。ここで、アドレス入力キー132Aは、本発明の第1変位キー132に相当する。
表示部131が図5(B)に遷移すると、第1入力キー133Aが表示部131に表示される。ユーザは、第1入力キー133Aを使って電子メールアドレスを入力することができるし、また、第2操作部140の第2入力キー149を使って電子メールアドレスを入力することができる。第1入力キー133Aは、図5(B)に示すように、表示部131の限られたスペースに表示されるため、キーの一つ一つが小さい。それに対して第2入力キー149は、図3(A)に示すように、表示部131よりも広いキーボード142の全体に配置されるため、キーの一つ一つが大きい。電子メールアドレスは、一般的に複雑な文字配列となっているため、第2操作部140を使って文字入力をすると効率がよい。入力した電子メールアドレスは、バー135に表示される。
図5(B)において、電子メールアドレスの入力が終わってOKキー137Aが押下されると、図5(A)に遷移するとともに第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する。不要な第2操作部140を収納位置へ自動的に変位させることで、第2操作部140がユーザの邪魔になることがない。また、キャンセルキー137Bが押下されることによっても第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する。ここで、OKキー137Aおよびキャンセルキー137Bは、本発明の第2変位キー137に相当する。
なお、予め電子メールアドレスが設定されており、アドレス入力キー132Aが押下されて表示部131が図5(B)に遷移し、OKキー137Aおよびキャンセルキー137Bのいずれでもない他のキー(図5のコピーキー、イメージ送信キーまたはドキュメントファイリングキー等)によって表示部131が図5(A)に遷移した場合に、設定したアドレス先にデータを送信するために送信キー137Cが押下されたときに第2操作部140が収納位置へと変位するようにしてもよい。ここで、送信キー137Cは、本発明の第2変位キー137に相当する。
また、予め電子メールアドレスが設定されており、アドレス入力キー132Aが押下されて表示部131が図5(B)に遷移した場合にキー(スタートキー)134が押下されたときに、原稿載置台92上の原稿の読み取りを開始するとともに、第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位するようにしてもよい。ここで、スタートキー134は、本発明の第2変位キー137に相当する。
さらに、スタートキー134が押下されると、原稿載置台92上の原稿の読み取りを開始し、原稿の読み取り終了後にその読み取ったデータを設定したアドレス先に送信するように設定されている場合、上記のようにスタートキー134が押下されたときに、データの送信が完了した時点で第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位するようにしてもよい。
図6は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。
図6(A)は、画像処理装置100で原稿を読み取り、その読み取ったデータ(スキャンデータ)をUSBメモリー150に送信するための設定画面である。ここで、スキャンデータのファイル名を入力するためにファイル名キー132Bを押下すると、図6(B)のファイル名入力画面に遷移するとともに第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位する。ここで、ファイル名キー132Bは、本発明の第1変位キー132に相当する。
表示部131が図6(B)に遷移すると、第1入力キー133Bが表示部131に表示される。ユーザは、第1入力キー133Bを使ってファイル名を入力することができるし、また、第2操作部140の第2入力キー149を使ってファイル名を入力することができる。第1入力キー133Bは、図6(B)に示すように、表示部131の限られたスペースに表示されるため、キーの一つ一つが小さい。それに対して第2入力キー149は、図3(A)に示すように、表示部131よりも広いキーボード142の全体に配置されるため、キーの一つ一つが大きい。ファイル名は、一般的に複雑な文字配列となることが多いため、第2操作部140を使って文字入力をすると効率がよい。入力したファイル名は、バー136に表示される。
図6(B)において、ファイル名の入力が終わってOKキー137Dが押下されると、図6(A)に遷移するとともに第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する。不要な第2操作部140を収納位置へ自動的に変位させることで、第2操作部140がユーザの邪魔になることがない。また、キャンセルキー137Eが押下されることによっても第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する。ここで、OKキー137Dおよびキャンセルキー137Eは、本発明の第2変位キー137に相当する。
また、予めファイル名が設定されており、ファイル名キー132Bが押下されて表示部131が図6(B)に遷移した場合にスタートキー134が押下されたときに、原稿載置台92上の原稿の読み取りを開始するとともに、第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位するようにしてもよい。
さらに、スタートキー134が押下されると、原稿載置台92上の原稿の読み取りを開始し、原稿の読み取り終了後にその読み取ったデータをUSBメモリー150に送信するように設定されている場合、上記のようにスタートキー134が押下されたときに、データの送信が完了した時点で第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位するようにしてもよい。
図7は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の制御内容を示すフローチャートである。
表示部131において図5(A)が表示されているときにアドレス入力キー132Aが押下されると(S110)、CPU160は、表示部131を図5(A)から図5(B)へ遷移させる(S120)とともに駆動モータ143を駆動させる(S130)。駆動モータ143の駆動によって第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位し、第2操作部140が露出位置まで露出したら(S140)、CPU160は、駆動モータ143を停止させる(S150)。ここで、CPU160は、第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位する間の時間をみて駆動モータ143の停止タイミングを計っている。該時間は、メモリー161に記憶されている。
図5(B)において電子メールアドレスが入力された後にOKキー137Aが押下される(S160)か、図5(B)から他の画面に遷移させるためにキャンセルキー137Bが押下される(S170)か、原稿載置台92に載置された原稿を読み取るためにスタートキー134が押下される(S180)か、または図5(B)において他のキー(コピーキー、イメージ送信キーまたはドキュメントファイリングキー等)が押下されて図5(A)に遷移し、設定したアドレス先にデータを送信するために送信キー137Cが押下された場合(S190)、CPU160は、駆動モータ143を駆動させる(S200)。S200では、駆動モータ143は、S130とは逆方向に回転する。駆動モータ143の駆動によって第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位し、第2操作部140が収納位置まで収納されたら(S210)、CPU160は、駆動モータ143を停止させる(S220)。ここで、CPU160は、第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する間の時間をみて駆動モータ143の停止タイミングを計っている。該時間は、メモリー161に記憶されている。
図8は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の制御内容を示すフローチャートである。
表示部131において図6(A)が表示されているときにファイル名キー132Bが押下されると(S310)、CPU160は、表示部131を図6(A)から図6(B)へ遷移させる(S320)とともに駆動モータ143を駆動させる(S330)。駆動モータ143の駆動によって第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位し、第2操作部140が露出位置まで露出したら(S340)、CPU160は、駆動モータ143を停止させる(S350)。ここで、CPU160は、第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位する間の時間をみて駆動モータ143の停止タイミングを計っている。該時間は、メモリー161に記憶されている。
図6(B)においてファイル名が入力された後にOKキー137Dが押下される(S360)か、図6(B)から他の画面に遷移させるためにキャンセルキー137Eが押下される(S370)か、または原稿載置台92に載置された原稿を読み取るためにスタートキー134が押下された場合(S380)、CPU160は、駆動モータ143を駆動させる(S390)。S390では、駆動モータ143は、S330とは逆方向に回転する。駆動モータ143の駆動によって第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位し、第2操作部140が収納位置まで収納されたら(S400)、CPU160は、駆動モータ143を停止させる(S410)。ここで、CPU160は、第2操作部140が露出位置から収納位置へと変位する間の時間をみて駆動モータ143の停止タイミングを計っている。該時間は、メモリー161に記憶されている。
図9は、本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。
本発明の第1実施形態と第2実施形態の違いについて、図5を例にとって説明する。本発明の第1実施形態では、図5(A)においてアドレス入力キー132Aが押下されると、図5(B)に遷移するとともに第2操作部140が収納位置から露出位置へと変位する。それに対して、本発明の第2実施形態では、アドレス入力キー132Aが押下されると、図5(B)に遷移してから所定時間経過後に第2操作部140が変位するものとする。図6においてファイル名キー132Bが押下されたときも同様の動作が行われる。
本発明の第2実施形態では、この所定時間の間に、表示部131において第2操作部140が露出位置へ変位することをユーザに対して知らせるためのメッセージ170を表示する。ユーザは、通常、第1操作部130の前に立って第1操作部130を操作するが、ユーザが本発明の機能を知らない場合、急に第2操作部140が露出すると困惑する虞がある。したがって、第2操作部140が露出する前に表示部131において第2操作部140が露出する旨を表示することにより、第2操作部140が露出することをユーザに事前に認識させることができる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第2操作部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の主要な構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る画像処理装置の制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像処理装置の第1操作部における表示部を示す図である。
符号の説明
100−画像処理装置
130−第1操作部
131−表示部
132−第1変位キー
132A−アドレス入力キー
132B−ファイル名キー
133A,133B−第1入力キー
137−第2変位キー
137A,137D−OKキー
137B,137E−キャンセルキー
137C−送信キー
140−第2操作部
149−第2入力キー
160−CPU

Claims (8)

  1. 画像処理装置本体の状態と処理内容とを表示する表示部を有し、前記表示部において前記表示部に文字入力が可能な第1入力キーを表示する第1操作部と、
    前記画像処理装置本体において外部に露出する露出位置と内部に収納する収納位置との間で変位可能であり、前記表示部に文字入力が可能な第2入力キーを有する第2操作部と、
    前記第2操作部を前記露出位置と前記収納位置との間で変位させる制御部と、
    を備え、
    前記第1操作部は、前記制御部によって前記第2操作部を前記収納位置から前記露出位置へと変位させる第1変位キーおよび前記制御部によって前記第2操作部を前記露出位置から前記収納位置へと変位させる第2変位キーを有する画像処理装置。
  2. 前記第2操作部は、前記露出位置において前記表示部の下部に位置する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1変位キーは、前記表示部の画面を電子メールアドレス入力画面へ遷移させるキーである請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2変位キーは、前記表示部の画面を前記電子メールアドレス入力画面から他の画面へ遷移させるキーである請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2変位キーは、電子メールを送信する送信キーである請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1変位キーは、前記表示部の画面をファイル名入力画面へ遷移させるキーである請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2変位キーは、前記表示部の画面を前記ファイル名入力画面から他の画面へ遷移させるキーである請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第2操作部が前記露出位置に変位する前に、前記第2操作部が前記露出位置に変位することを前記表示部に表示させる請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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