JP2010101679A - ガス遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスの総使用量とガス遮断装置が複数保持している変化量の和が乖離することを回避すること。
【解決手段】流量検出部11と、流量算出部12、増減算出部13、増減判定部14、弁駆動部15、弁16、増減補正部17と、常時増減補正部18とを備え、増減判定部14が増減補正部17または常時増減補正部18から補正済み変化量Gを取得し、新たな変化量Cとして採用することでガス通路を閉栓するまでのガスの使用時間が長くなることを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明はガス遮断装置の流量監視機能を向上させるものである。
従来この種のガス遮断装置は、図3に示すように、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号aを出力する流量検出部1と、前記流量検出部1の前記流量信号aを受け取ると流量bを算出する流量算出部2と、前記流量算出部2の前記流量bを受け取ると、前回取得した前記流量bの値と今回取得した前記流量bとを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化がある場合に変化量cを出力する増減算出部3と、前記増減算出部3が出力した前記変化量cが増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして前記変化量cを追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい前記変化量cを削除しながら複数の前記変化量cを管理し、複数保持している変化量cを大きなものから順番にならべ直し、ならべ直したあと保持している一番大きな前記変化量cに基づき算出した使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び前記増減算出部3の前記変化量cを取得する前に前記使用時間が経過すると弁駆動信号dを出力する増減判定部4と、前記増減判定部4の前記弁駆動信号dを受け取ると閉栓信号eを出力する弁駆動部5と、前記弁駆動部5の前記閉栓信号eを受け取るとガス通路を閉栓する弁とから構成されていた(例えば特許文献1参照)。
特開昭61−289227号公報
前記従来のガス遮断装置には複数保持している変化量の追加と削除について記載されているが変化量の補正に関する記述はない。しかし背景技術としてはこの変化量の取扱いを記述しているため例示している。
しかしながら、前記従来の構成では実際に使用されているガスの総使用量が減少したときガス遮断装置が複数保持している中の近しい変化量を削除しているため、変化量を削除したときに実際に使用しているガスの総使用量とガス遮断装置に複数保持している変化量の和に誤差が発生するのは周知の事実である。すなわち、図2は器具1の「器1」、器具2の「器2」、器具3の「器3」の3つ器具が使われているガスの総使用量を示すものである。
図2aのように順に「器1」が使用開始し、「器2」が使用開始し、「器3」が使用開始し、ガスの総使用量が減少した場合、図2bのように「器1」、「器1」+「器2」、「器1」+「器2」+「器3」とガス総使用量が増加する場合には良いが、ガスの総使用量が減少すると近しいガス器具を「器2」と推定したため「不足分」が発生することとなった。
この様にガスの総使用量が減少するつど誤差(本例では不足分)が発生する場合があり、誤差の和も増加する可能性(実際に減った量の方が大きくなる逆のパターンもあり、バランスが保たれることもある)があった。この誤差の和が大きくなるとガス遮断装置で複数保持している変化量の和が小さくなるため、必然的にそのなかの一番大きな変化量自体も実際のガス器具の使用量とかけ離れた小さな値となってしまう。この実際のガス器具とかけ離れて小さくなった変化量に基づき使用時間を抽出するとガス通路を閉栓するまでの時間が長くなるのは周知の事実である(給湯器やファンヒーター等のガス器具の種類毎に定まられている使用量と使用時間は反比例(ガスの使用量が大きいものは短い時間で、ガ
スの使用量が少ないものは長い時間となっている)の関係にあるため)。このため、本来ガス通路を閉栓する時間よりも遅くなるためガスの使用上不安全になる可能性があるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、図2cに示すようにガス遮断装置が保持している一番大きな変化量(本例では「器3」)に不足分(本例では補正量)を加味(削除する近しい変化量と減少した変化量の大小関係が逆の場合は一番大きな変化量から不足分を引くこととなる)ことで実際のガス総使用量とガス遮断装置が複数保持している変化量の和との齟齬と乖離を補正することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス遮断装置は、増減判定部14が増減補正部17または常時増減補正部18から補正済み変化量Gを取得することで一番大きな変化量を削除し、新たな変化量Cとして保持することにしたものである。これによって、ガス遮断装置は実際に使われているガスの総使用量とガス遮断装置が複数保持している変化量の和との齟齬と乖離を補正することができる。
本発明のガス遮断装置は従来の一番大きな変化量でガスの使用時間を抽出すると同時に、実際に使われているガスの総使用量とガス遮断装置が複数保持している変化量の和とに齟齬と乖離が発生したときに、その差を是正することが可能となり、ガス通路を閉栓するまでの時間が齟齬と乖離により長くなることを防止(一番大きな変化量を削除し補正済み変化量を新たな変化量Cとして保持することで実際に使用している最大のガス器具の使用量よりもガス遮断装置が保持している一番大きな変化量の方が大きくなる可能性があるが、仮に大きくなってもガス通路を閉栓するまでの時間が短くなるため、ガス器具のつけっ放しを早めに停止できるので安全性を確保することができる)することができ、利便性と安全性の両立を図ることができる。
第1の発明は、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量検出部と、前記流量検出部の前記流量信号を受け取ると流量を算出する流量算出部と、前記流量算出部の前記流量を受け取ると前回取得した前記流量の値と今回取得した前記流量とを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化があれば変化量を出力する増減算出部と、増減判定部の増減処理済信号を受け取ると、前記増減判定部が複数保持している前記変化量を全て取得し、取得した前記変化量の和と前記流量算出部の前記流量とを比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差があれば前記増減判定部から取得した一番大きな前記変化量に算出した前記差の分を加減算して補正して補正済み変化量を出力する増減補正部と、前記増減算出部が出力した前記変化量が増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして前記変化量を追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい前記変化量を削除しながら複数の前記変化量を管理して前記増減処理済信号を出力し、前記増減補正部の前記補正済み変化量を取得すると保持している一番大きな前記変化量を削除して前記補正済み変化量を新たな前記変化量として保持して、複数保持している変化量を大きなものから順番にならべ直し、ならべ直したあと保持している一番大きな前記変化量に基づき使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び前記増減算出部の前記変化量を取得する前に前記使用時間が経過すると弁駆動信号を出力する前記増減判定部と、前記増減判定部の前記弁駆動信号を受け取ると閉栓信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の前記閉栓信号を受け取るとガス通路を閉栓する弁とを備えることにより、前記増減補正部が前記流量算出部の前記流量と前記増減判定部が保持している複数の前記変化量との整合を取ることで齟齬と乖離を防止することができる。
第2の発明は、ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量検出部と、前記流量検出部の前記流量信号を受け取ると流量を算出する流量算出部と、前記流量算出部の前記流量を受け取ると前回取得した前記流量の値と今回取得した前記流量とを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化があれば変化量を出力する増減算出部と、前記増減算出部の前記変化量を受け取ると前記流量算出部の前記流量を取得して基準値として保持し、新たな前記流量算出部の前記流量を取得するごとに前記基準値と比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差があれば前記増減判定部が複数保持している前記変化量を全て取得し、取得した前記変化量の和と前記流量算出部の前記流量との差を求め、前記増減判定部から取得した一番大きな前記変化量に算出した前記差の分を加減算して補正して補正済み変化量を出力し前記流量算出部の前記流量を再び取得して前記基準値とする常時増減補正部と、前記増減算出部が出力した前記変化量が増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして前記変化量を追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい前記変化量を削除しながら複数の前記変化量を管理し、前記常時増減補正部の前記補正済み変化量を取得すると保持している一番大きな前記変化量を削除して前記補正済み変化量を新たな前記変化量として保持して、複数保持している変化量を大きなものから順番にならべ直し、ならべ直したあと保持している一番大きな前記変化量に基づき使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び前記増減算出部の前記変化量または前記常時増減補正部の前記補正済み変化量のどちらか一方を取得する前に前記使用時間が経過すると弁駆動信号を出力する前記増減判定部と、前記増減判定部の前記弁駆動信号を受け取ると閉栓信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の前記閉栓信号を受け取るとガス通路を閉栓する弁とを備えることにより、前記常時増減補正部が前記流量算出部の前記流量を監視し齟齬と乖離を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるガス遮断装置の機能ブロック図を示すものである。
図1において、流量検出部11は、ガス通路内を通過するガス流量(例えば、ガス通路内に対向した超音波センサを取り付け超音波の伝播時間の違いからガス流量を検知してもよいし、ガス通路内にガスが流れる経路を作成しガスが経路を流れるときに発生する振動からガス流量を検知してもよいし、ガスの通過量を計量し一定の通過量に達する毎にガス流量として検出するようにしても同様の効果が得られる)に対応して流量信号Aを出力する。
流量算出部12は、流量検出部11の流量信号Aを受け取ると流量Bを算出する。
増減算出部13は、流量算出部12の流量Bを受け取ると前回取得した流量Bの値と今回取得した流量Bとを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化があれば(例えば、所定の差分値以上で判定しても良いし、変化率で判定しても同様の効果が得られる)変化量Cを出力する。
増減補正部17は、増減判定部14の増減処理済信号Fを受け取ると、増減判定部14が複数保持している変化量Cを全て取得し(例えば、図2cのガスの総使用量が減少した時点では「器1」と「器3」のデータとなる)、取得した変化量Cの和と流量算出部12の流量Bとを比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差(例え
ば、所定値(100L/h)以上で判定しても良い。「所定値以上」の判定は細かなガス使用量の変化を一番大きな変化量Cに反映するのを規制するためであるが、細かな補正を必要とする場合は「所定値以上」の判定そのものを実施しなくてもよい)があれば増減判定部14から取得した一番大きな変化量C(例えば、図2cのガスの総使用量(=流量B)が減少した時点で取得した「器1」「器3」では「器3」が大きいので「器3」となる)に算出した差(補正量)の分を加減算(なお安全性を向上させるのを主とした場合には加算側のみを、利便性を向上させるのを主とする場合には減算側のみのどちらか一方に絞りこんでもよい)して補正して補正済み変化量G(例えば、図2cでは「器3+補正量」となる)を出力する。
増減判定部14は、増減算出部13が出力した変化量Cが増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして変化量Cを追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい(例えば、保持している変化量C全てと減少量を比較し差分が一番少ないものでもよい)変化量Cを削除しながら複数の変化量Cを管理して増減処理済信号F出力し、増減補正部17の補正済み変化量Gを取得すると保持している一番大きな変化量Cを削除して補正済み変化量Gを新たな変化量Cとして保持して、複数保持している変化量Cを大きなものから順番に並べ直し(増減補正部17で、一番大きな変化量Cに加算補正した場合は、補正前の一番大きな変化量Cよりも補正済み変化量Gの方が大きくなるので複数保持している2番目に大きな変化量Cよりも確実に大きい補正済み変化量Gとなる。一方、一番大きな変化量Cを減算補正した場合は、補正前の一番大きな変化量Cよりも補正済み変化量Gの方が小さくなる。このため、引き続き補正済み変化量Gが一番大きな変化量Cになる場合もあれば、複数保持している中の2番目に大きな変化量Cの方が補正済み変化量Gよりも大きくなる場合もある(減算補正した補正量の大きさによってはn番目までの変化量Cの方が補正済み変化量Gよりも大きくなることも考えられる)。よって補正済み変化量Gを複数登録している内の1つの変化量Cとして登録し、その後大きな順番にならべ直す必要がある。すなわち補正前には400L/h、350L/h、300L/h、200L/hの4つの変化量Cを保持していたとしたときに150L/hの差(補正量)が検出された場合、補正済み変化量は400L/h−150L/h=250L/hとなる。この場合2番目に大きな変化量Cの350L/hの方が大きいし、さらに3番目に大きな変化量Cの300L/hの方が大きいこととなり、ならべ直すと350L/h、300L/h、250L/h,200L/hとなる。なお差(補正量)が20L/hの場合は、400L/h−150L/h=380L/hとなり、ならべ直すと380L/h,350L/h、300L/h、200L/hとなり、この場合は引き続き補正済み変化量Gが一番大きな変化量Cとなる)、ならべ直したあと保持している一番大きな変化量Cに基づき使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び増減算出部13の変化量Cを取得する前に使用時間が経過すると弁駆動信号Dを出力する。
弁駆動部15は、増減判定部14の弁駆動信号Dを受け取ると閉栓信号Eを出力する。
弁16は、弁駆動部15の閉栓信号Eを受け取るとガス通路を閉栓する。
以上のように、本実施の形態においては増減判定部14で増減補正部17が出力した補正済み変化量Gを新たな変化量Cとして保持し、流量算出部12の流量Bと増減判定部14が保持している複数の変化量Cの和との整合を取ることで齟齬と乖離を防止することができる。
(実施の形態2)
図1は、本発明の実施の形態2におけるガス遮断装置の機能ブロック図を示すものである。なお、実施の形態1と同一の記号のものは同一の機能のため説明を省略する。また増減補正部17は実施の形態2では含まれない。
常時増減補正部18は、増減算出部13の変化量Cを受け取ると流量算出部12の流量Bを取得して基準値として保持し、新たな流量算出部12の流量Bを取得するごとに基準値と比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差(例えば、所定値(100L/h)以上で判定しても良い。「所定値以上」の判定は細かなガス使用量の変化を一番大きな変化量Cに反映するのを規制するためであるが、細かな補正を必要とする場合は「所定値以上」の判定そのものを実施しなくてもよい)があれば増減判定部14が複数保持している変化量Cを全て取得し、取得した変化量Cの和と流量算出部12の流量Bとの差を求め、増減判定部14から取得した一番大きな変化量C(例えば、図2cのガスの総使用量が基準値から所定値以上の差が発生した時点で取得したのが「器1」「器3」とすると(ガスの総使用量(=流量B)が減少したときにガスの総使用量とガス遮断装置(増減判定部14)が複数保持している変化量Cの和との差が発生しておらず、その後増減算出部13で変化を検出できずに徐々にガスの総使用量が減少していった場合を想定している)、「器1」と「器3」が大きいので「器3」となる)に算出した差(補正量)の分を加減算して補正して補正済み変化量G(例えば、図2cでは「器3+補正量」となる)を出力し流量算出部12の流量Bを再び取得して基準値とする。
増減判定部14は実施の形態1で増減補正部17から補正済み変化量Gを取得していたが、常時増減補正部18から補正済み変化量Gを取得し、増減処理済信号Fは出力しない。また使用時間が増減算出部13の変化量Cまたは常時増減補正部18の補正済み変化量Gのどちらか一方を取得する前に経過(例えば、一番大きな変化量Cのみを重要視する場合は、変化量Cや補正済み変化量Gが一番大きな変化量Cとならなかった場合には計時を続けてもよい)すれば弁駆動信号Dを出力する。
以上のように、本実施の形態においては増減判定部14で常時増減補正部18が出力した補正済み変化量Gを新たな変化量Cとして保持し、常時増減補正部18が常に流量算出部12の流量Bと増減判定部14が保持している複数の変化量Cの和との整合を取ることで齟齬と乖離を防止することができる。
実施の形態1〜2おいて、実施の形態1では大きくガスの総使用量に変化が発生した場合を、実施の形態2では大きなガスの総使用量の変化がない場合において、それぞれガスの総使用量(=流量B)とガス遮断装置が複数保持している変化量Cの和とに差が発生したことを検知し、是正することが可能となり齟齬と乖離を防止することができる。
この是正により一番大きな変化量Cを削除し補正済み変化量Gを新たな変化量Cとして保持することで実際に使用している最大のガス器具の使用量よりもガス遮断装置が保持している一番大きな変化量Cの方が大きくなる可能性があるが、仮に大きくなってもガス通路を閉栓するまでの時間が短くなるため、ガス器具のつけっ放しを早めに停止できるので安全性を確保することができる。
なお、実施の形態1と実施の形態2を合わせたものを実施の形態3とすることもできる。
以上のように、本発明にかかるガス遮断装置は従来のガスの総使用量の増減によりガス器具使用の有無を推定することに合わせて、実際のガス総使用量とガス遮断装置が複数保持している変化量の和とに齟齬と乖離が発生すると是正することが可能となり、安全性を確保して利便性を向上させることができるのでガスを電気や水等に置き換えれば、電気メータや水道メータ等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1〜2におけるガス遮断装置の機能ブロック図 ガスの使用パターンとガス遮断装置が保持している変化量を表した図 従来のガス遮断装置の機能ブロック図
符号の説明
11 流量検出部
12 流量算出部
13 増減算出部
14 増減判定部
15 弁駆動部
16 弁
17 増減補正部
18 常時増減補正部

Claims (2)

  1. ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量検出部と、前記流量検出部の前記流量信号を受け取ると流量を算出する流量算出部と、前記流量算出部の前記流量を受け取ると前回取得した前記流量の値と今回取得した前記流量とを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化があれば変化量を出力する増減算出部と、増減判定部の増減処理済信号を受け取ると、前記増減判定部が複数保持している前記変化量を全て取得し、取得した前記変化量の和と前記流量算出部の前記流量とを比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差があれば前記増減判定部から取得した一番大きな前記変化量に算出した前記差の分を加減算して補正して補正済み変化量を出力する増減補正部と、前記増減算出部が出力した前記変化量が増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして前記変化量を追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい前記変化量を削除しながら複数の前記変化量を管理して前記増減処理済信号を出力し、前記増減補正部の前記補正済み変化量を取得すると保持している一番大きな前記変化量を削除して前記補正済み変化量を新たな前記変化量として保持して、複数保持している変化量を大きなものから順番にならべ直し、ならべ直したあと保持している一番大きな前記変化量に基づき使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び前記増減算出部の前記変化量を取得する前に前記使用時間が経過すると弁駆動信号を出力する前記増減判定部と、前記増減判定部の前記弁駆動信号を受け取ると閉栓信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の前記閉栓信号を受け取るとガス通路を閉栓する弁とを備え、前記増減補正部が前記流量算出部の前記流量と前記増減判定部が保持している複数の前記変化量との整合を取ることで齟齬と乖離を防止することを特徴としたガス遮断装置。
  2. ガス通路内を通過するガス流量に対応して流量信号を出力する流量検出部と、前記流量検出部の前記流量信号を受け取ると流量を算出する流量算出部と、前記流量算出部の前記流量を受け取ると前回取得した前記流量の値と今回取得した前記流量とを比較し、変化がなければ何も実施しないで、変化があれば変化量を出力する増減算出部と、前記増減算出部の前記変化量を受け取ると前記流量算出部の前記流量を取得して基準値として保持し、新たな前記流量算出部の前記流量を取得するごとに前記基準値と比較して、所定以上の差がなければ何も実施しないで、所定以上の差があれば前記増減判定部が複数保持している前記変化量を全て取得し、取得した前記変化量の和と前記流量算出部の前記流量との差を求め、前記増減判定部から取得した一番大きな前記変化量に算出した前記差の分を加減算して補正して補正済み変化量を出力し前記流量算出部の前記流量を再び取得して前記基準値とする常時増減補正部と、前記増減算出部が出力した前記変化量が増加量であれば新たなガス器具の使用を開始したとして前記変化量を追加して保持し、減少量であればガス器具の使用を停止したとして保持している中で一番近しい前記変化量を削除しながら複数の前記変化量を管理し、前記常時増減補正部の前記補正済み変化量を取得すると保持している一番大きな前記変化量を削除して前記補正済み変化量を新たな前記変化量として保持して、複数保持している変化量を大きなものから順番にならべ直し、ならべ直したあと保持している一番大きな前記変化量に基づき使用時間を抽出するとともに計時を開始し、再び前記増減算出部の前記変化量または前記常時増減補正部の前記補正済み変化量のどちらか一方を取得する前に前記使用時間が経過すると弁駆動信号を出力する前記増減判定部と、前記増減判定部の前記弁駆動信号を受け取ると閉栓信号を出力する弁駆動部と、前記弁駆動部の前記閉栓信号を受け取るとガス通路を閉栓する弁とを備え、前記常時増減補正部が前記流量算出部の前記流量を監視し齟齬と乖離を防止することを特徴としたガス遮断装置。
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