JP2010101132A - 仮置き台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 軌道用レール等の対象物を仮置きする仮置き台において、任意の方向(特に、長尺状の対象物にあっては、その長手方向と交差する方向)に対象物を容易に平行移動可能とする。
【解決手段】 球状の転動体111及び仮置きされたレールRに移動抵抗を作用させる不動体114をベースプレート部100(ベアリングケーシング110)に設ける。これにより、球状の転動体111よりレールRが支持される構成となるので、任意の方向にレールRを容易に平行移動させることができる。また、不動体114を備えているので、必要以上にレールRが移動してしまうことがなく、レールRを移動させる際の作業性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、軌道用レール(線路)等の対象物を平行移動可能としながら仮置きするための仮置き台に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の軌道用レールの仮置き台では、円筒状のローラを設けることにより、仮置きされたレールが容易にその長手方向に熱伸縮することができるようにしている。
特開2003−55902号公報
ところで、特許文献1に記載の仮置き台では、円筒状のローラが設けられているので、バール等を用いて容易にレールをその長手方向に移動させることができるものの、レールは非常に重量があるので、バール等を用いてレールをその長手方向と直交する方向に移動させることは非常に難しい。
本発明は、上記点に鑑み、軌道用レール等の対象物を仮置きする仮置き台において、任意の方向(特に、長尺状の対象物にあっては、その長手方向と交差する方向)に対象物を容易に平行移動可能とすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、対象物を平行移動可能としながら仮置きするための仮置き台であって、ベースプレート部(100)と、対象物を支持するとともに、ベースプレート部(100)に回転可能に組み付けられた球状の転動体(111)と、ベースプレート部(100)に設けられ、対象物に接触して対象物を支持するとともに、対象物の移動を規制する摩擦力を発生させる抵抗体(114)とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、球状の転動体(111)により対象物が支持される構成となるので、任意の方向に対象物を容易に平行移動させることができる。このため、レール等の長尺状の対象物にあっては、その長手方向と交差する方向に容易に平行移動させることができる。
ところで、対象物がレール等の重量物である場合には、対象物が仮置きされた状態で過度に容易に平行移動させることができると、必要以上に対象物が移動してしまい、対象物を移動させる際の作業性が却って低下してしまうおそれがある。
これに対して、請求項1に記載の発明では、対象物の移動を規制する摩擦力を発生させる抵抗体(114)を備えているので、必要以上に対象物が移動してしまうことがなく、対象物を移動させる際の作業性を向上させることができる。
以上に説明したように、請求項1に記載の発明では、対象物を任意の方向に容易に平行移動させることができるとともに、対象物を移動させる際の作業性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明では、転動体(111)及び抵抗体(114)は、着脱可能にベースプレート部(100)に組み付けられていることを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、転動体(111)及び抵抗体(114)の配置位置を対象物の大きさや形状等に応じて容易に変更することができるので、多種多様な対象物の仮置きに対して容易に対応することができる。
また、請求項3に記載の発明では、ベースプレート部(100)に対象物が仮置きされた状態においては、転動体(111)及び抵抗体(114)を合わせて少なくとも3箇所にて対象物が支持されるように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明では、対象物を安定させた状態で仮置きすることができる。
なお、請求項3に記載の発明においては、請求項4に記載の発明ごとく、対象物が仮置きされた状態では、少なくとも1箇所は抵抗体(114)により支持され、少なくとも1箇所は転動体(111)にて支持されるような構成とすることが望ましい。
また、請求項5に記載の発明では、ベースプレート部(100)に長尺状の対象物が仮置きされたときに、その対象物の長手方向と直交する方向に対象物が移動することを規制する規制手段(150)が設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明では、対象物をより一層安定させた状態で仮置きすることができる。
また、請求項6に記載の発明では、規制手段(150)は、対象物に接触することにより移動を規制する規制部(151〜153)、規制部(151〜153)からベースプレート部(100)側に突出するとともに、ベースプレート部(100)に設けられた穴部(151C、152C、153C)に挿入された円柱状のピン(151A、152A、153A)、及びピン(151A、152A、153A)に設けられ、ピン(151A、152A、153A)の軸方向と直交する方向に突出した突起部(151B、152B、153B)を有して構成されており、さらに、穴部(151C、152C、153C)の内周面には、突起部(151B、152B、153B)が摺動可能に填り込むクランク状の溝部(154B)が設けられていることを特徴とする。
これにより、請求項6に記載の発明では、後述するように、規制部(151〜153)を容易に着脱することができるとともに、規制部(151〜153)を容易に対象物の移動を規制するための状態(位置)に保持することができる。
また、請求項7に記載の発明では、レールの枕木に対してベースプレート部(100)を揺動可能とする揺動アーム(210)を備えることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明では、枕木の設置状態によらず、ベースプレート部(100)を水平状態に維持することが可能となるので、レールを安定した状態で仮置きすることができるとともに、レールを移動させる際の作業性を向上させることができる。
なお、請求項7に記載の発明では、請求項8に記載の発明のごとく、レールの枕木を挟み込むようにして揺動アーム(210)を枕木に連結するクランプ手段(300)を備え、揺動アーム(210)の長手方向一端側がクランプ手段(300)に揺動可能に連結され、他端側にベースプレート部(100)が連結されるような構成とすることが望ましい。
請求項9に記載の発明では、クランプ手段(300)は、枕木を上下から挟む第1クランプ部(310)、及び枕木の上面と連なる両側面を挟む第2クランプ部(320)を有して構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、クランプ手段(300)は、枕木の上面、及びこの上面と連なる両側面と接触して枕木を挟むので、クランプ手段(300)が枕木に対して回転又はずれるといったことを確実に防止でき、安定的に仮置き台を枕木に固定できる。
また、請求項10に記載の発明では、第1クランプ部(310)の上面部と揺動アーム(210)の上面とが略平行となる場合において、第1クランプ部(310)の上面部と揺動アーム(210)の上面とが同一の仮想面上に位置するように構成されていることを特徴とする。
これにより、請求項10に記載の発明では、バール等を用いてレールを移動させる際にレールが移動する部分が段差の無い平坦(フラット)な状態となるので、レールを容易に移動させることができる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本実施形態は、本発明に係る仮置き台を、鉄道車両用の軌道用レール(線路)を仮置きするための仮置き台に適用したものであり、以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(第1実施形態)
1.図面の説明
図1は仮置き台1の上面図であり、図2は仮置き台1の側面図であり、図3(a)〜図3(c)は連結アーム210とクランプ機構300との揺動状態を示す図であり、図4はベースプレート部100の上面図であり、図5は転動体111及びハウジング112を示す図である。
また、図6(a)は図4のA−A断面図であり、図6(b)は図6(a)のA部拡大図であり、図7は不動体114とハウジング115とを示す図であり、図8(a)は第1規制部材151の上面図であり、図8(b)は第1規制部材151の正面図であり、図8(c)は図8(b)の左側面図であり、図9(a)は第2、3規制部材152、153の上面図であり、図9(b)は第2、3規制部材152、153の正面図であり、図9(c)は図9(b)の左側面図である。
また、図10はクランクパイプ154の斜視図であり、図11はクランクパイプ154に第1規制部材151等を装着した状態を示す斜視図であり、図12は第1規制部材151等の作動を説明するための図であり、図13は連結部220、230の正面図であり、図14は連結部220、230の内部構造を示す断面図である。
さらに、図15は連結ピン212の正面図であり、図16は枕木Sがクランプ機構300により挟み込まれた状態を示す図であり、図17はクランプ機構300の正面図であり、図18は上側クランプ部材311の正面図であり、図19は下側クランプ部材312の正面図であり、図20はクランプ機構300の背面図であり、図21は枕木Sがクランプ機構300により挟み込まれた状態を示す図である。
2.仮置き台の構造
本実施形態に係る仮置き台1は、図1及び図2に示すように、2本の軌道用レール(以下、レールRと記す。)を仮置きするためのベースプレート部100、及びベースプレート部100をレールRの枕木S(図3参照)に固定するためのクランプアーム部200等から構成されている。
2.1.ベースプレート部の構造
ベースプレート部100は、レールRが仮置きされるレール仮置き部、及びレールRが仮置きされたときに、レールRの長手方向と直交する方向(紙面左右方向)にレールRが移動することを規制するための規制機構等から構成されている。
2.1.1.レール仮置き部の構造
ベースプレート部100は、図4に示すように、アルミニウム製のベアリングケーシング110、このベアリングケーシング110の長手方向両端側に設けられたストッパ121、122、ベースプレート部100とクランプアーム部200とを連結するための連結ブロック130、及びこれらが組み付け固定される台座プレート140等から構成されている。
そして、ベアリングケーシング110のうちレールRが仮置きされる部位(以下、ベアリングケーシング110の上面側という。)には、球状に形成された複数個の転動体111が配設されており、これらの転動体111は、図5に示すように、全方位において回転することができるようにハウジング112に収納された状態でベアリングケーシング110に組み付けられている。
そして、ハウジング112は略円柱(円筒)状に形成されており、このハウジング112は、図6(a)に示すように、ベアリングケーシング110に設けられた円柱状の穴部113に着脱可能に挿入装着されている。このため、本実施形態では、ハウジング112をベアリングケーシング110から抜き取ることにより、転動体111をベアリングケーシング110から取り外すことができる。
また、ベアリングケーシング110の上面側には、ベアリングケーシング110に対して回転することなく不動の状態で、仮置きされるレールRに接触する不動体114が配設されており、この不動体114は、図7に示すように、ハウジング112と同一外径寸法を有する略円柱(円筒)状のハウジング115を介してベアリングケーシング110に組み付けられている。
なお、ハウジング112、115は、ベアリングケーシング110の側面側からベアリングケーシング110に挿入された止めネジ又はビスB(図4参照)等のネジ手段により穴部113の内壁に押圧されているため、ハウジング112、115は、ベアリングケーシング110に対して回転又は脱落することはない。
また、略円柱状に形成されたハウジング112、115の上端側には、図5及び図7に示すように、その径方向外側に向けて突出するフランジ状の鍔部112A、115Aが設けられており、これら鍔部112A、115Aが、穴部113の上面側に設けられたざぐり部113A(図6(b)参照)に係止されることにより、ベアリングケーシング110の上面に対するハウジング112、115(転動体111及び不動体114)の上端位置が決定される。
そして、ベアリングケーシング110には、図6(a)に示すように、穴部113が複数個(本実施形態では、10個)設けられており、これら複数個の穴部113のうちいずれかにハウジング112を介して転動体111が着脱可能に挿入装着され、残りの穴部113にハウジング115を介して不動体114が着脱可能に挿入装着されている。
さらに、ベースプレート部100にレールRが仮置きされた状態においては、図1に示されるように、転動体111及び不動体114を合わせて少なくとも3箇所(本実施形態では、4箇所)にてレールRが支持されるように穴部113が形成されている。
なお、「レールRが仮置きされた状態」とは、レールRがベアリングケーシング110の上面側でほぼ静止した状態にあることをいい、ベアリングケーシング110上をレールRが移動している状態は含まない。
そして、本実施形態では、レールRがベアリングケーシング110の上面側に仮置きされた状態では、少なくとも1箇所は抵抗体114により支持され、少なくとも1箇所は不動体114により支持されるように転動体111及び不動体114がベアリングケーシング110に配設されている。
このため、ベアリングケーシング110の上面側にレールRが仮置きされた状態では、レールRは、少なくとも1個の転動体111により移動可能に支持され、少なくとも1個の不動体114によりレールRの移動を規制する摩擦力を受けることとなる。
また、ベアリングケーシング110と台座プレート140との間には、図6(a)に示すように、ウレタンゴム等の硬質な弾性材からなる緩衝部材116が配設されており、この緩衝材により、転動体111及び不動体114を介してベアリングケーシング110に作用する衝撃力が吸収される。
なお、緩衝部材116は、ベアリングケーシング110と台座プレート140とにより挟持された状態で台座プレート140に対して固定されており、ベアリングケーシング110は、緩衝部材116を貫通して台座プレート140に至る六角穴付きボルト117(図4参照)等の機械的締結手段により取り外し可能に台座プレート140に固定されている。
2.1.2.規制機構
規制機構150は、図2に示すように、ベースプレート部100にレールRが仮置きされたときに、レールRの長手方向と直交する方向(紙面左右方向)にレールRが移動することを規制するための機構である。
なお、本実施形態に係る仮置き台1は、2本のレールRを仮置きすることが可能であり、以下、紙面右側に想定されたレールRの仮置き位置を第1仮置き部P1と呼び、紙面左側に想定されたレールRの仮置き位置を第2仮置き部P2と呼ぶ。
そして、規制機構150は、第1仮置き部P1と第2仮置き部P2との間に配設された蝶ナット状の第1規制部材151、第1仮置き部P1を挟んで第1規制部材151と反対側(第1仮置き部P1の右側)に配設された第2規制部材152、及び第2仮置き部P2を挟んで第1規制部材151と反対側(第2仮置き部P2の左側)に配設された第3規制部材153等から構成されている。
また、第1規制部材151〜第3規制部材153は、レールRの下フランジR1に対向する部位の形状が下フランジR1の外形状に沿うような形状に形成された板状の部材であり、これら第1規制部材151〜第3規制部材153(以下、これらを総称するときは、第1規制部材151等と記す。)それぞれの下端側には、図8(b)及び図9(b)に示すように、ベアリングケーシング110側(下方側)に突出する円柱状のピン部151A、152A、153Aが設けられている。
そして、各ピン部151A、152A、153A(以下、これらのピン部を総称するときは、ピン部151A等と記す。)には、その軸方向と直交する方向であって、第1規制部材151等の板面と略平行な方向に突出する突起部151B、152B、153B(以下、これらの突起部を総称するときは、突起部151B等と記す。)が設けられている。
一方、台座プレート140(ベースプレート部100)には、図4に示すように、ピン部151A等が着脱可能に挿入される穴部151C、152C、153C(以下、これらの穴部を総称するときは、穴部151C等と記す。)を構成する円筒状のクランクパイプ154が設けられている。
また、クランクパイプ154の筒部154Aには、図10に示すように、突起部151B等が摺動可能に填り込む溝部154Bが設けられており、この溝部154Bは、第1溝部154C、第2溝部154D及び第3溝部154Eを有するとともに、第1溝部154Cと第3溝部154Eとが円周方向にずれたクランク状に形成されている。
すなわち、第1溝部154Cは、クランクパイプ154の上端から下端側に延びる溝部であり、第2溝部154Dは、第1溝部154Cの下端から円周方向に延びる溝部であり、第3溝部154Eは、第2溝部154Dの長手方向(円周方向)端部のうち第1溝部154Cと反対側の端部からクランクパイプ154の下端側に延びる溝である。
因みに、本実施形態では、クランクパイプ154の下端は、台座プレート140に溶接されているため、クランクパイプ154の下端側は台座プレート140により閉塞された状態となっている。また、第2溝部154Dの長手方向(円周方向)長さは、クランクパイプ154の軸線を中心とする角度(図10の角θ)に換算して略90°となるように設定されている。
以上に説明した構成において、第1規制部材151等のピン部151A等をクランクパイプ154の穴部151C等に挿入すると、図11に示すように、ピン部151A等が溝部154Bに填り込むことにより、第1規制部材151等の前記軸心周りの回転が溝部154Bにより規制される。
すなわち、ピン部151A等が第1溝部154C又は第3溝部154Eにあるときには、ピン部151A等は、クランクパイプ154の円周方向に変位することができず、クランクパイプ154の軸線方向のみに変位することができる。一方、ピン部151A等が第2溝部154Dにあるときは、ピン部151A等は、クランクパイプ154の軸線方向に変位することができず、クランクパイプ154の円周方向のみに変位することができる。
また、第1溝部154Cの上端側が開放されているので、ピン部151A等が第1溝部154Cにあるときにのみ第1規制部材151等をクランクパイプ154から取り外すことができ、一方、ピン部151A等が第2溝部154D又は第3溝部154Eにあるときは、第1規制部材151等をクランクパイプ154から取り外すことはできない。
そして、本実施形態では、第3溝部154Eが第1溝部154Cより重力方向下方側に位置するように、クランクパイプ154が台座プレート140に固定されているので、第1規制部材151等がクランクパイプ154に装着された状態では、突起部151B等は、第1規制部材151等に作用する重力により、必ず、第2溝部154D(第1溝部154Cの下端を含む。)又は第3溝部154Eに位置する。
また、本実施形態では、ピン部151A等の突出方向は、第1規制部材151等の板面と平行な方向(以下、この方向を規制部材の方向という。)に対して略平行となっているとともに、図4に示すように、第1溝部154Cがベアリングケーシング110に仮置きされたレールRの長手方向(以下、この方向をレールRの長手方向と略す。)と平行な方向に向けて開口しているため、突起部151B等が第1溝部154Cにあるときには、規制部材の方向は、図12に示された第3規制部材153のように、レールRの長手方向と略平行となる。
そして、第1規制部材151等の方向とレールRの長手方向とが略平行となると、第1規制部材151等がレールRの下フランジR1からずれた状態となるので、レールRは、その長手方向と直交する方向に移動することが可能な状態となる。
一方、第3溝部154Eは、第1溝部154Cに対して略90°ずれた下方側に設けられているので、突起部151B等が第3溝部154Eにあるときには、規制部材の方向とレールRの長手方向とが略直交するとともに、図12に示された第1規制部材151及び第2規制部材152のように、突起部151B等が第1溝部154Cにあるときに比べて下フランジR1に近接する。
このため、突起部151B等が第3溝部154Eにあるときには、第1規制部材151等がレールRの下フランジR1を覆うような状態(以下、この状態をレール規制状態という。)となるので、レールRは、その長手方向と直交する方向に移動することが規制される。
なお、図4に示す把持部160は、作業者が仮置き台1(ベースプレート部100)を把持するための取手部である。
2.2.クランプアーム部の構造
クランプアーム部200は、図1、図2及び図3(a)に示すように、ベースプレート部100を枕木Sに対して固定するためのクランプ機構300、及びクランプ機構300とベースプレート部100とを連結する連結アーム210等から構成されている。
2.2.1.連結アームの構造
連結アーム210は、角筒状の断面形状又は略コの字状断面形状を有するとともに、その長手方向一端側には、図1に示すように、連結アーム210とベースプレート部100とを連結するための連結部220が設けられ、他端側には連結アーム210とクランプ機構300とを連結するための連結部230が設けられている。なお、連結部220、230は双方同一構造であるので、以下、連結部220を例にその構成を説明する。
連結部220は、図13に示すように、連結アーム210の連結プレート211とベースプレート部100の連結ブロック130とを金属製の連結ピン212で連結するものであり、連結部230も同様に、連結プレート211とクランプ機構300の上側連結部316とを連結ピン212で連結するものである。
そして、連結プレート211には、図14に示すように、連結ピン212が収納される筒状のピンガイド213が溶接されており、連結ピン212はピンガイド213内をその長手方向(軸方向)に変位することができる。
そして、連結ピン212は、図15に示すように、大径部212A、小径部212B、フランジ部212C及び突起部212Dを有して構成されており、大径部212Aと小径部212Bとは金属にて一体形成されている。
また、大径部212Aは、図13に示すように、連結ブロック130(上側連結部316)に設けられた連結穴130A(316D)に挿入される部位であり、この大径部212Aとピンガイド213内に設けられた断付き部213Aとの間には、図14に示すように、大径部212Aを連結穴130A(316D)側に押圧するコイルバネ214等の弾性手段が配設されている。
また、小径部212Bは、図15に示すように、大径部212Aの軸方向一端側(紙面上端側)に設けられ、大径部212Aより直径寸法が小さい部分であり、この小径部212Bの軸方向一端(紙面上端側)に、ピンガイド213の穴直径より大きな直径寸法を有するフランジ部212Cが設けられている。
因みに、本実施形態では、フランジ部212Cは、連結ピン212がピンガイド213に挿入された後、ネジ等の締結手段により小径部212Bの軸端に仮組み付けされた後、溶接にて小径部212Bに一体化されている。
また、突起部212Dは、小径部212Bの外周面からその軸方向と直交する方向に突出したものであり、本実施形態では、スプリングピンや平行ピン等を小径部212Bに貫通させて突起部212Dを構成している。
一方、ピンガイド213には、図13に示すように、その長手方向端部のうち連結プレート211と反対側の端部(図13の上方側端部(以下、ピンガイド213の上端という。))から連結プレート211側に延びる溝部213Bが設けられており、この溝部213Bに、突起部212Dが摺動可能に挿入されている。
そして、溝部213Bの延び方向の寸法(図13の上下方向寸法)は、大径部212Aが連結穴130A(316D)に填り込んだ状態で、連結ピン212がピンガイド213に対して停止するような寸法に設定されている。このため、突起部212Dが溝部213B内にあるときには、コイルバネ214の弾性力により、連結ピン212は、大径部212Aが連結穴130A(316D)に填り込んだ状態で保持される。
一方、連結ピン212を連結プレート211から離隔させるように、紙面上方側に変位させるとともに、突起部212Dが溝部213Bから離脱したときに、図14に示すように、連結ピン212をその軸方向周りに回転させて突起部212Dをピンガイド213の上端に係止させれば、大径部212Aが連結穴130A(316D)から離脱した状態が保持される。
2.2.2.クランプ機構の構造
クランプ機構300は、図16及び図17に示すように、枕木Sを上下から挟み込むための第1クランプ部310、及び枕木Sの上面と連なる両側面S2を覆うように挟む第2クランプ部320等から構成されている。
すなわち、第1クランプ部310は、上側クランプ部材311(図18参照)、及び下側クランプ部材312(図19参照)等から構成されたものであり、上側クランプ部材311と下側クランプ部材312とは、図17に示すように、上側クランプ部材311及び下側クランプ部材312を上下方向に貫通するボルト313により連結されている。
2.2.2.1.上側クランプ部材及び第2クランプ部
上側クランプ部材311は、図16に示すように、枕木Sを挟み込む際に枕木Sの上面S1に接触する鉄系金属製の上クランププレート314、枕木Sの長手方向端面S3に接する端面プレート315、及びボルト313が挿入される上側連結部316等から構成されている。
また、上クランププレート314は、図17に示すように、枕木Sの長手方向と直交する方向(紙面左右方向)に延びる帯板に構成されており、この上クランププレート314の長手方向両端側に第2クランプ部320を構成する側面プレート321が設けられている。
なお、本実施形態では、上クランププレート314の長手方向両端側を折り曲げることにより側面プレート321を上クランププレート314に一体形成するとともに、端面プレート315を上クランププレート314及び側面プレート321に溶接することにより、二面(図16における左側及び下側)が開放された略箱状の形状が構成されている。
また、上側連結部316は、図16に示すように、上面プレート316A、背面プレート316B及び側面プレート316C等から構成されており、これらプレート316A〜316C及び端面プレート315により下方側が開放された略箱状の形状が構成されている。
なお、上面プレート316Aは、上クランププレート314の上面と一致する(同一高さとなる)ように端面プレート315に溶接された鉄系の金属板であり、背面プレート316Bは、上面プレート316Aを挟んで端面プレート315と対向する位置に配設されて上面プレート316Aに溶接された鉄系の金属板であり、側面プレート316Cは、背面プレート316Bと端面プレート315とを連結するように両プレート316B、315に溶接された鉄系の金属板である。
また、背面プレート316Bの下端側(下側クランプ部材312側)には、上側クランプ部材311の揺動支点を構成する支点プレート317が溶接され、側面プレート316Cの下端側(下側クランプ部材312側)には、ボルト313を締め込んだときに、ボルト313と共に上側クランプ部材311が下側クランプ部材312に対して供回りすることを防止する周り止めプレート318が溶接されている。
なお、上側クランプ部材311(本実施形態では、側面プレート321)のうち上側連結部316と反対側の端部には、クランプ機構300を枕木Sから取り外す際に、図16に示すように、バール等の先端部を押し当てるための押し当て部311Aが設けられている。
2.2.2.2.下側クランプ部材
下側クランプ部材312は、図19に示すように、ボーンプレート319、下クランプアーム322、補強プレート323及び調整プレート324(図16参照)等から構成されている。
そして、ボーンプレート319は、背面プレート316B及び側面プレート316Cにより構成される略コの字状断面形状と同様に、枕木S側が開放された略コの字状断面形状となっており、このボーンプレート319の両側面部に下クランプアーム322が溶接されている。
補強プレート323は、ボーンプレート319の3つの内壁に溶接されてボーンプレート319を補強するものであり、この補強プレートには、ボルト313のネジ部と螺合する雌ねじ部を構成するナット部313Aが溶接されている。
調整プレート324は、図16に示すように、ボルト313が締め込まれた際に支点プレート317が接触することにより、第1クランプ部310で発生する挟み込み力(クランプ力)を受けるものであり、この調整プレート324は、ボルト324A等の機械的締結手段により、ボーンプレート319に対して着脱可能に組み付けられている。
このため、調整プレート324には、図20に示すように、ボルト324Aが挿入されるボルト穴として、第1ボルト穴324B、及び第1ボルト穴324Bより下方側に設定された第2ボルト穴324Cの2種類が設けられている。なお、ボーンプレート319には、ボルト324Aのネジ部と螺合する雌ねじ部を構成するナット部324D(図19参照)が溶接されている。
そして、第1ボルト穴324Bにボルト324Aを挿入して調整プレート324をボーンプレート319に組み付け固定すると、図16に示すように、比較的に厚み(高さ)寸法の小さい枕木Sを第1クランプ部310にて挟み込むことができる。また、第2ボルト穴324Cにボルト324Aを挿入して調整プレート324をボーンプレート319に組み付け固定すると、図21に示すように、比較的に厚み(高さ)寸法の大きい枕木Sを第1クランプ部310にて挟み込むことができる。
2.2.2.3.クランプ機構の作動
上側クランプ部材311と下側クランプ部材312とを連結するボルト313は、図16に示すように、支点プレート317と調整プレート324との接触部(以下、この接触部を揺動支点P1という。)から上クランププレート314側(図16においては左側)にずれた位置に設けられているので、ボルト313が締め込まれると、上側クランプ部材311は、揺動支点P1を支点として、下側クランプ部材312側(反時計回り)に揺動する。
このため、ボルト313が締め込まれると、上クランププレート314と下側クランプ部材312とが互いに近接していくので、上クランププレート314と下側クランプ部材312とにより枕木Sが上下方向から挟み込まれる。
一方、側面プレート321は、上クランププレート314に対して一体化されて不動であるので、枕木Sの両側面S2を水平方向から挟み込む力は発生しないものの、両側面S2を外側から覆うように接触して挟んでいるので、枕木Sがクランプ機構300対して回転変位することはない。
このため、本実施形態では、図17に示すように、ボルト313を1本とするとともに、その1本のボルト313を、帯状に形成された上クランププレート314の長手方向略中央部に対応する位置に設けている。
3.本実施形態に係る仮置き台の特徴
本実施形態では、図1に示すように、球状の転動体111によりレールRが支持される構成となるので、任意の方向にレールRを容易に平行移動させることができる。このため、レールRの長手方向と交差する方向に容易にレールRを平行移動させることができる。
ところで、レールRは重量物であるので、レールRが仮置きされた状態で過度に容易に平行移動させることができると、必要以上にレールRが移動してしまい、レールRを移動させる際の作業性が却って低下してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、レールRの移動を規制する摩擦力を発生させる不動体114を備えているので、必要以上にレールRが移動してしまうことがなく、レールRを移動させる際の作業性を向上させることができる。
以上に説明したように、本実施形態では、レールRを任意の方向に容易に平行移動させることができるとともに、レールRを移動させる際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、転動体111及び不動体114は、着脱可能にベースプレート部100に組み付けられているので、転動体111及び不動体114の配置位置をレールRの大きさや形状等に応じて容易に変更することができ、多種多様なレールRの仮置きに対して容易に対応することができる。
また、本実施形態では、ベースプレート部100にレールRが仮置きされた状態においては、転動体111及び不動体114を合わせて少なくとも3箇所にてレールRが支持されるように構成されているので、レールRを安定させた状態で仮置きすることができる。
また、本実施形態では、ベースプレート部100にレールRが仮置きされたときに、そのレールRの長手方向と直交する方向にレールRが移動することを規制する規制機構150が設けられているので、レールRをより一層安定させた状態で仮置きすることができる。
また、本実施形態では、前述したように、ピン部151A等が第1溝部154Cにあるときにのみ第1規制部材151等をクランクパイプ154から取り外すことができ、一方、ピン部151A等が第2溝部154D又は第3溝部154Eにあるときは、第1規制部材151等をクランクパイプ154から取り外すことはできない。
このため、第1規制部材151等によりレールRの移動が規制されていない場合のみ第1規制部材151等をベースプレート部100から取り外すことができる。
また、本実施形態では、第3溝部154Eが第1溝部154Cより重力方向下方側に位置しているので、第1規制部材151等がクランクパイプ154に装着された状態では、突起部151B等は、図11に示すように、第2溝部154D(第1溝部154Cの下端を含む。)又は第3溝部154Eの下端部に位置することとなる。したがって、第1規制部材151等がクランクパイプ154から不用意に外れてしまうことを未然に防止できる。
また、第3溝部154Eが上下方向に延びているので、突起部151B等が第2溝部154Dにある状態において、第1規制部材151等をピン部151A等周りに回転させれば、第1規制部材151等は、その自重により自動的に第3溝部154Eに沿って落下してレール規制状態となる。
したがって、本実施形態では、第1規制部材151等を容易に着脱することができるとともに、第1規制部材151等のレール規制状態を容易に保持することができる。
また、本実施形態では、レールRの枕木Sに対してベースプレート部100を揺動可能とする連結アーム210を備えているので、図3(a)〜図3(c)に示すように、枕木Sの設置状態によらず、ベースプレート部100を水平状態に維持することが可能となる。したがって、レールRを安定した状態で仮置きすることができるとともに、レールRを移動させる際の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、クランプ機構300は、枕木Sを上下から挟み込む第1クランプ部310、及び枕木Sの上面S1と連なる両側面S2を挟む第2クランプ部320を有して構成されているので、クランプ機構300は、枕木Sの上面S1、及びこの上面S1と連なる両側面S2と接触して枕木Sを挟むこととなる。したがって、クランプ機構300が枕木Sに対して回転又はずれるといったことを確実に防止できるので、安定的に仮置き台1を枕木Sに固定できる。
また、本実施形態では、図2に示すように、第1クランプ部310の上面部310Aと連結アーム210の上面210Aとが略平行となる場合において、第1クランプ部310の上面部310Aと連結アーム210の上面210Aとが同一の仮想面上に位置するように構成されているので、レールRを移動させる際に、これら部位310A、210Aが段差の無い平坦(フラット)な状態となり、レールRを容易に移動させることができる。
また、本実施形態に係る仮置き台1は、ベースプレート部100、連結アーム210及びクランプ機構300に分割可能であり、かつ、連結ピン212により容易にそれらを組み付けることができるので、ベースプレート部100、連結アーム210及びクランプ機構300のいずれかを容易に交換又は変更することができるとともに、仮置き台1を分割することにより、容易に仮置き台1を搬送することができる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、上側クランプ部材311と下側クランプ部材312とを1本のボルト313に締め付けることにより枕木Sを上下方向から挟み込む構成としたが、本実施形態は、図22に示すように、枕木Sを挟んで両側にボルト313B、113Cを設け、これら2本のボルト313B、113Cにて上側クランプ部材311と下側クランプ部材312とを締め付けて枕木Sを上下方向から挟み込む構成としたものである。
なお、本実施形態に係る下側クランプ部材312は、図23に示すように、帯板状に形成されているともに、その長手方向両端側にボルト313B、113Cそれぞれが溶接されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、レールRの仮置き台に本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の仮置き台にも適用できる。
また、上述の実施形態では、転動体111及び不動体114をベースプレート部100(ベアリングケーシング110)に対して着脱可能としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、転動体111等をベアリングケーシング110に着脱不可として組み付けてもよい。
また、クランプ機構300は、上述の実施形態に示された構成に限定されるものではなく、その他の構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、仮置き台1は、ベースプレート部100、連結アーム210及びクランプ機構300に分割可能であり、かつ、連結ピン212により容易にそれらを組み付けることができる構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベースプレート部100、連結アーム210及びクランプ機構300に分割不可としてもよい。
また、上述の実施形態では、不動体114も球状としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば不動体114を円柱状としてもよい。
また、上述の実施形態では、クランクパイプ154に設けられた溝部154Bは、クランクパイプ154の内周面側から外周面側に貫通するものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、内周面側から外周面側に貫通せず、内周面側のみに設けられた溝、つまり外周面側が閉塞された溝部154Bであってもよい。
また、上述の実施形態では、第2クランプ部320をなす側面プレート321は、枕木Sの側面S2に当てるように接触して枕木Sを挟むものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1クランプ部310のように、枕木Sの両側面S2を押圧するように積極に挟み込んでもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る仮置き台1の上面図である。 本発明の実施形態に係る仮置き台1の側面図である。 (a)〜(c)は、本発明の実施形態に係る連結アーム210とクランプ機構300との揺動状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るベースプレート部100の上面図である。 本発明の実施形態に係る転動体111及びハウジング112を示す図である。 (a)は図4のA−A断面図であり、(b)は図6(a)のA部拡大図である。 本発明の実施形態に係る不動体114とハウジング115とを示す図である。 (a)は第1規制部材151の上面図であり、(b)は第1規制部材151の正面図であり、(c)は図8(b)の左側面図である。 (a)は第2、3規制部材152、153の上面図であり、(b)は第2、3規制部材152、153の正面図であり、(c)は図9(b)の左側面図である。 本発明の実施形態に係るクランクパイプ154の斜視図である。 クランクパイプ154に第1規制部材151等を装着した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1規制部材151等の作動を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る連結部220、230の正面図である。 本発明の実施形態に係る連結部220、230の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る連結ピン212の正面図である。 本発明の第1実施形態において、枕木Sがクランプ機構300により挟み込まれた状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るクランプ機構300の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る上側クランプ部材311の正面図である。 本発明の第1実施形態に係る下側クランプ部材312の正面図である。 本発明の第1実施形態に係るクランプ機構300の背面図である。 本発明の第1実施形態において、枕木Sがクランプ機構300により挟み込まれた状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るクランプ機構300の正面図である。 本発明の第2実施形態において、枕木Sがクランプ機構300により挟み込まれた状態を示す図である。
符号の説明
1…仮置き台、100…ベースプレート部、110…ベアリングケーシング、
111…転動体、112…ハウジング、112A…鍔部、113…穴部、
113A…ざぐり部、114…抵抗体、114…不動体、115…ハウジング、
116…緩衝部材、117…六角穴付きボルト、121…ストッパ、
130…連結ブロック、130A…連結穴、140…台座プレート、
150…規制機構、151…第1規制部材、151A…ピン部、151B…突起部、
151C…穴部、152…規制部材、152…第2規制部材、
153…第3規制部材、154…クランクパイプ、154A…筒部、
154B…溝部、154C…第1溝部、154D…第2溝部、154E…第3溝部、
160…把持部、200…クランプアーム部、210…連結アーム、
211…連結プレート、212…連結ピン、212A…大径部、212B…小径部、
212C…フランジ部、212D…突起部、213…ピンガイド、
213A…断付き部、213B…溝部、214…コイルバネ、
220、230…連結部、300…クランプ機構、310…第1クランプ部、
311…上側クランプ部材、311A…押し当て部、312…下側クランプ部材、
313…ボルト、313A…ナット部、314…上クランププレート、
315…端面プレート、316…上側連結部、316A…プレート、
316A…上面プレート、316B…背面プレート、316C…側面プレート、
317…支点プレート、318…周り止めプレート、319…ボーンプレート、
320…第2クランプ部、321…側面プレート、322…下クランプアーム、
323…補強プレート、324…調整プレート、324A…ボルト、
324B…第1ボルト穴、324C…第2ボルト穴、324D…ナット部。

Claims (10)

  1. 対象物を平行移動可能としながら仮置きするための仮置き台であって、
    ベースプレート部と、
    対象物を支持するとともに、前記ベースプレート部に回転可能に組み付けられた球状の転動体と、
    前記ベースプレート部に設けられ、対象物に接触して対象物を支持するとともに、対象物の移動を規制する摩擦力を発生させる抵抗体と
    を備えることを特徴とする仮置き台。
  2. 前記転動体及び前記抵抗体は、着脱可能に前記ベースプレート部に組み付けられていることを特徴とする請求項1に記載の仮置き台。
  3. 前記ベースプレート部に対象物が仮置きされた状態においては、前記転動体及び前記抵抗体を合わせて少なくとも3箇所にて対象物が支持されるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の仮置き台。
  4. 対象物が仮置きされた状態では、少なくとも1箇所は前記抵抗体により支持され、少なくとも1箇所は前記転動体にて支持されるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の仮置き台。
  5. 前記ベースプレート部に長尺状の対象物が仮置きされたときに、その対象物の長手方向と直交する方向に対象物が移動することを規制する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の仮置き台。
  6. 前記規制手段は、
    対象物に接触することにより移動を規制する規制部、
    前記規制部から前記ベースプレート部側に突出するとともに、前記ベースプレート部に設けられた穴部に挿入された円柱状のピン、及び
    前記ピンに設けられ、前記ピンの軸方向と直交する方向に突出した突起部を有して構成されており、
    さらに、前記穴部の内周面には、前記突起部が摺動可能に填り込むクランク状の溝部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の仮置き台。
  7. レールの枕木に対して前記ベースプレート部を揺動可能とする揺動アームを備えることを特徴とする請求項6に記載の仮置き台。
  8. レールの枕木を挟み込むようにして前記揺動アームを枕木に連結するクランプ手段を備えており、
    前記揺動アームの長手方向一端側が前記クランプ手段に揺動可能に連結され、他端側に前記ベースプレート部が連結されていることを特徴とする請求項7に記載の仮置き台。
  9. 前記クランプ手段は、枕木を上下から挟む第1クランプ部、及び枕木の上面と連なる両側面を挟む第2クランプ部を有して構成されていることを特徴とする請求項8に記載の仮置き台。
  10. 前記第1クランプ部の上面部と前記揺動アームの上面とが略平行となる場合において、前記第1クランプ部の上面部と前記揺動アームの上面とが同一の仮想面上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の仮置き台。
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