JP2010099516A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技盤1には、ほぼ円形の遊技領域2が大きく形成されており、その中央の位置に大型サイズの表示画面34が配置されている。遊技の進行に伴い、表示画面34には図柄の変動や停止態様が表示されるほか、各種の変動パターンでリーチアクション表示による演出が行われる。このようなリーチ演出中はセンター役物22に配置された装飾ランプが激しく点滅されるほか、これに合わせて表示画面32で発光演出が行われるので、リーチ演出の効果が高められている。
【選択図】 図1
Description
しかしながら、公知の弾球遊技機のようにそれまで1つの画面であったものを2つの表示部に分割してしまうと、個々の表示面積が小さくなって演出上のインパクトに欠けるという問題が生じる。また、1つの画面上でキャラクタによる演出や図柄の変動演出等を同時に行うと、表示内容が煩雑になるためかえって見分けが付きにくくなり、せっかくのリーチ演出に水を差してしまって興趣に欠けるという問題もある。
上述のように、公知の弾球遊技機では1つの画面を細かく分割して表示を行うため画面の見づらさが問題となる。しかしながら、画面の見づらさの解消や演出効果の向上を期待して表示画面を大型化しようとしても、公知の弾球遊技機ではスペース上の制約から表示画面をあまり大きくできないという別の問題が生じる。
本発明の遊技機は、遊技の進行に伴い所定の情報を表示する表示器を複数の表示画面に区分けして表示することで上記の課題を解決している。表示装置には図柄の変動や停止時の態様を表示したり、これに合わせて各種の演出情報を表示したりすることができる。また、表示装置を複数の表示画面に区分けすることで、個々の表示画面にて表示される図柄や演出等の情報を整理しやすくなり、同時に複数の演出を行っても表示が煩雑になることはない。
このため具体的な構成として、本発明の遊技機は遊技者に相対して配置されるとともに遊技の進行に伴い所定の情報が表示される表示領域を有し、この表示領域の周囲に非表示領域となる周縁部が形成された第1の表示器と、第1の表示器の周縁部の前側に重ね合わせて配置され、その表示領域に隣接した位置で所定の情報を表示可能な第2の表示器とを備えている。
より好ましくは、本発明の遊技機は第1および第2の表示器の前面を一体的に覆い、かつ、第1の表示器と第2の表示器との重なり合いにより生じる段差を解消するべく第1の表示器の表示領域と第2の表示器との隣接方向に湾曲して形成された透過視認性を有するカバー部材をさらに備えている。この場合、遊技者はカバー部材を通して個々の表示器を視認するため、カバー部材の表面によって表示器が一体的に形成されているものと認識することができ、複数の表示器の間に段差形状があることを明確に意識しなくなる。
さらにカバー部材には、複数の表示器の間で周縁部の重なり合いにより生じる段差となる部分をその前面から遮蔽するマスク領域が形成されている態様が好ましい。これにより、遊技者から明確な段差の形状が視認されなくなり、あたかも同一面内に複数の表示器が配置されているかのような印象を与えることができる。したがって、複数の表示器の一体感をより一層高めることができ、装飾的な効果をも向上することができる。また、マスク領域によって個々の表示器がシャープに際だって視認されるため、外観上も見栄えよく表示を行うことができる。
またカバー部材は、その透過視認性を保持した状態で着色されている態様であってもよい。この場合も同様に、カバー部材を通して遊技者から明確な段差の形状が視認されにくくなるので、あたかも同一面内に複数の表示器が配置されているかのような印象を与えることができる。
本発明には、第1の表示器に対して第2の表示器が複数箇所に配置されている態様も含まれる。この場合、1つの表示器の周縁を取り巻くように2つ以上の表示器が配置されるため、それだけ表示の多様性が高まる。
本発明の遊技機は、盤面上での入賞口の配置によって表示装置の大型化を実現可能としている。このため本発明の遊技機の構成は、遊技盤の遊技領域内に配置され、遊技の進行に伴い所定の情報を表示可能な表示装置と、遊技領域内にて表示装置の下方に配置され、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を傾斜方向から入賞させるべく開口が形成された入賞口とを備えたものとなっている。
より具体的には、本発明の遊技機は遊技領域内にて表示装置の下方に設けられ、盤面に沿って流れ落ちる遊技球を一定の傾斜方向に誘導するべく配列された誘導釘列をさらに備えている。この場合、入賞口は誘導釘列の下方に近接して配置されており、かつ、誘導釘列と同じ傾斜方向に開口している態様が好ましい。
本発明の遊技機は、複数の表示器間の隔たりを縮小し、これらに視覚的な一体感をもたせることで演出上の効果を大きく向上することができる。また、複数の表示器の間に段差があったとしても、その視認性を低く抑えることで同一面内に複数の表示器が配置されているかのように認識させることができ、より一層の装飾的効果を発揮することができる。
本発明の遊技機は、遊技領域内にて表示装置の占める領域をより大きく確保することができ、その演出効果を飛躍的に向上することができる。
以下の第1実施形態は、第1の表示器と第2の表示器との重ね合わせに関する好適な一例を挙げたものである。この第1実施形態は、主に図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、パチンコ機の遊技盤1を示している。この遊技盤1は、図示しないパチンコ機の基枠に脱着可能に取り付けられた状態で、その前側を図示しないガラス枠により開閉可能に覆われる。遊技盤1の盤面(前面)には、ほぼ円形の遊技領域2が形成されており、この遊技領域2は周囲を案内レール4,6に囲まれている。案内レール4,6の外側には装飾部材8,10が配置されており、これら装飾部材8,10は遊技領域2の外側で遊技盤1を装飾している。
また、第1実施形態ではドットマトリクス表示器42が前側で液晶表示器40がその後側に配置されているが、これらの前後関係は逆であってもよい。この場合、液晶表示器40の上縁部40bの後方にドットマトリクス表示器42の下縁部42bが重ね合わせられた状態で配置される。
次に第2実施形態は、バックライト機能を有したドットマトリクス表示器に関する好適な一例を挙げたものである。第2実施形態は、主に図5〜図8を参照しながら説明する。 図5および図6は、ドットマトリクス表示器42を具体的に示している。ドットマトリクス表示器42はLED基板48を有しており、このLED基板48の実装面に上述のLEDアレイ42aが形成されている。LEDアレイ42aは複数の表面実装型LED(図示していない)から構成されており、これらLEDには個別にレンズ体50(一部のものだけ符号を付す)が被覆されている。この例ではレンズ体50がLED基板48の実装面に直接プリントされているが、別途複数のレンズ体が一体に形成された部材をLED基板48に接着していてもよい。
先ず図8中(a)に示されているように、ドットマトリクス表示器42はLEDアレイ42aだけの発光による文字表示や図柄表示を行うことができる。
次に、本発明の変形例となる第3実施形態について説明する。すなわち本発明は、上述した第1,2実施形態に制約されることなく、その他の形態においても実施が可能である。この変形例は図9を参照しながら説明する。
図9は、本発明の第3実施形態となる構成の一例を示している。この場合、ケーシング36内には2つの表示器64,66が上下に隣接して配置されているが、これらの周縁部は重なり合っておらず、それゆえ2つの表示器64,66は互いに突き合わせの状態で上下に接している。
上述した第1〜第3実施形態について、さらなる変形が可能な例を以下に説明する。
第1〜第3実施形態ではパチンコ機の遊技盤1に設けられた表示装置30を例に挙げているが、本発明はスロットマシンの表示装置にも適用可能である。例えばスロットマシンの筐体前面に表示領域が形成されている場合、この表示領域内において複数の表示画面を用いて各種の演出を実行することができる。
次に第4実施形態として、盤面上での入賞口の配置に関する好適な例を説明する。この第4実施形態は、主に図10〜図13を参照しながら説明する。
図10は第1実施例で挙げた図1の一部を拡大したものであり、この図10は遊技領域2の下部分(この例では右下部分)を詳しく示している。遊技領域2内では表示装置30がかなりの面積を占めていることから、入球装置16およびアタッカ装置18はいずれも遊技領域2内の下寄りの位置に配置されており、それゆえアタッカ装置18はアウト口70の直上まで近接している。
(比較例1)
図12は、第4実施形態と対比される従来構造の比較例1を示している。この比較例1では、内部構造(球樋)等を第4実施形態と同様とし、入賞口200を従来どおり上向きの開口に形成したものである。この場合、入賞口200と誘導釘列76との間のスペースCが充分に確保されていないので、このスペースCに道釘を設置するためには誘導釘列76をもっと上方の位置へ引き上げなければならない。そうすると、これに合わせて上2段の誘導釘列74,72もまた位置を上方に引き上げなければならなくなり、結果として誘導釘列72が表示装置30と干渉してしまうこととなる。したがって、比較例1の従来構造では遊技領域2の盤面構成そのものが根本的に成立しなくなり、そのままでは大型の表示装置30を適用することはできなくなってしまう。
図13もまた、第4実施形態と対比される構造の比較例2を示している。この比較例2は、入賞口200が盤面の中心に向かって開口するように形成したものであり、誘導釘列76との関係でいえば、入賞口200が誘導釘列76の傾斜方向と直交する方向に開口するように形成されている。この場合も同様に、入賞口200と誘導釘列76との間のスペースCが充分に確保されていないので、道釘を設置するためには誘導釘列76をもっと上方の位置へ引き上げなければならない。したがって、比較例2の構造でも遊技領域2の盤面構成そのものが根本的に成立しなくなり、そのままでは大型の表示装置30を適用する
ことはできないといえる。
その他、一般入賞口20の具体的な形状や構造はあくまで例示したものであり、特にそのデザインに制約を設けるものではない。また、誘導釘列76を構成する1本1本の釘の配置は適宜変更が可能であり、その配列パターンは図示のものに限定されるものではない。
2 遊技領域
20 一般入賞口
30 表示装置
32,34 表示画面
40 液晶表示器(第1の表示器)
40a LCDパネル
40b 上縁部(周縁部)
42 ドットマトリクス表示器(第2の表示器)
42a LEDアレイ
42b 下縁部(周縁部)
44 フロントカバー(カバー部材)
46 マスク領域
48 LED基板
50 レンズ体
54 LEDランプ
56 光拡散板
60 光透過領域
76 誘導釘列
Claims (1)
- 遊技者に相対して配置され、遊技の進行に伴い所定の情報を表示する表示装置と、
前記表示装置を複数の表示画面に区分けして表示するマルチ表示手段と
を具備したことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2010024937A JP5070413B2 (ja) | 2003-06-05 | 2010-02-08 | 遊技機 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6040167U (ja) * | 1983-08-27 | 1985-03-20 | 辰巳電子工業株式会社 | テレビゲ−ム用ワイドスクリ−ン |
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JPH09266977A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Sankyo Kk | 弾球遊技機 |
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- 2010-02-08 JP JP2010024937A patent/JP5070413B2/ja not_active Expired - Fee Related
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