JP2010099288A - ネックレス用止め具兼装飾具 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、止め具である環状体同士を確実に接続でき、しかも嵌脱操作が容易であると共に、首前部、前胸部、又は肩口に位置して、美的印象を与える装飾性を有するネックレス用止め具兼装飾具を提供する。
【解決手段】ネックレスの両端部を繋げる2個一対の止め具兼装飾具であって、断面が丸型又は角型である2個の円環体からなり、前記円環体の外側端面の1箇所に前記ネックレスの端部が繋がる接続部を備えると共に、前記円環体の一箇所に径方向に切れ目を有する楔状の切れ込み部を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネックレスの両端部を繋げる止め金具として用いられ、かつ、前首部、前胸部又は肩口部における装飾具としても用いることができるネックレス用止め具兼装飾具に関するものである。
従来のネックレス用止め具は、通常、ネックレスを繋ぐ場所である頚部の背面で目立たないようにして装着されている。その装着場所がゆえに、簡易にネックレスの両端部を繋げることができる止め金具が要求されてきたと共に、装飾としてもあまり目立たち過ぎないような小型の止め金具が求められてきた。こうしたネックレス用止め金具の技術が開示されている(文献1)。
特開2003−102524号公報(〔0009〕、〔図1,4,5,6〕)
止め金具の連結は、首の後ろ等の見えない位置での連結操作となるが、前述の先行技術は、確実に接続ができる点では優れている。しかし、止め金具が小型で、軽いために、止め具が首の前や胸部などの前方に移動しやすく、また、もともと首の背面に位置するもので装飾性に乏しいものであるから、ネックレスが美的印象与える点において好ましくなかった。
本発明は、前述の課題を解決するためになしたものであって、止め具の環状体同士を確実に接続でき、しかも嵌脱操作が容易であると共に、前首部、前胸部、又は肩口部に位置して、美的印象を与える装飾性を有するネックレス用止め具兼装飾具を提供するものである。
上記の目的を達成するための本発明の請求項1に係るネックレス用止め具兼装飾具は、ネックレスの両端部を繋げる2個一対の止め具兼装飾具であって、断面が丸型又は角型である2個の円環体からなり、前記円環体の外側端面の1箇所に前記ネックレスの端部が繋がる接続部を備えると共に、前記円環体の一箇所に径方向に切れ目を有する楔状の切れ込み部を備えることを特徴とする。また、請求項2に係るネックレス用止め具兼装飾具は、前記円環体の内径が少なくとも15mm以上であることを特徴とする。
この構成によれば、ネックレスを止め具により繋げたり、又は外したりする場合には、2個の円環体の楔状切れ込み部を意図的に直交して合わせた場合のみ、円環体同士を嵌めたり、外したりすることができる。嵌めた場合には、円環体は内径が少なくとも15mm以上あるので、円環体同士は引っ掛けるようにぶら下がった掛着の状態になる。よって、円環体は固着されることなく、自由に動けるので、ネックレスを装着したときに、止め具による緊縛感が生じない。また、2個の円環体の相対位置が制約されずに、自由に配置されるので、配置が多様化され、多様な装飾態様を発揮することができる。また、本発明に係る止め具は、円環体が従来のものより大きいので、後首部で装着されるより、前首部、前胸部、又は肩口部に位置して装着されるのが、観者に美的印象を与える装飾性を有するので好ましい。また、円環体同士を直交させないと、円環体同士を外せないので、ネックレス装着時にはこの直交状態になることは有り得ないから、ネックレスの繋ぎが止め具から外れることは全く無い。ここにいうネックレスは、パールのみならず、貴石、半貴石、貴金属製鎖などの首飾りを意味する。
また、請求項3に係るネックレス用止め具兼装飾具は、請求項1又は2の記載において、前記円環体の前記接続部と前記切り込み部との成す内角について、両円環体の前記内角の差が30°から100°の範囲であることを特徴とする
この構成によれば、前述した2個の円環体の楔状切れ込み部を意図的に直交して合わせた場合のみ、円環体同士を嵌めたり、外したりすることができることに加えて、円環体のネックレスを繋ぐ接続部と切り込み部との成す内角を夫々の円環体で大きく違えているので、円環体同士の切れ込み部が合う機会は稀有で、貴重品であるネックレスを装着した時に、止め具の繋ぎが外れて不慮の事故が起きることを更に無いようにしている。
また、請求項4に係るネックレス用止め具兼装飾具は、前記2個の円環体が、大径及び小径の円環体であり、かつ、大径の円環体内径に小径の円環体を挿通可能にしたことを特徴とする。
この構成によれば、前述の円環体を嵌めたり、外したりする止め具以外の使い方であって、ネックレスの一端が繋がった大径の円環体の中に、ネックレスの他端が繋がった小径の円環体を通すことにより、長いネックレスの場合には、摩擦力により間接的に繋げた様に装着できる。また、径の異なる大小の円環体を採用することにより、観者に装着時の美的印象を与えることもできる。
また、請求項5に係るネックレス用止め具兼装飾具は、請求項1から4のいずれかの記載において、前記円環体が、貴金属、金属、貴石、半貴石、ウッド及び合成樹脂の内から選択される少なくとも一種類の材料で製作されていることを特徴とする。また、請求項6に係るネックレス用止め具兼装飾具は、請求項1から5のいずれかの記載において、前記円環体の表面に装飾用彫刻が施され、又は宝石類が留められていることを特徴とする。
これらの構成によれば、金、白金、銀、ホワイトゴールド等の貴金属、ヒスイなどの貴石、水晶、メノウ、珊瑚などの半貴石、黒檀、紫檀などのハードウッドを含むウッド、加工性に富み、強度のある合成樹脂等を原材料として円環体に加工して用いれば、装飾性や強度のある円環体の止め具を製作することができる。また、円環体の表面に梨地に表面加工することや彫金、象嵌などを施すことにより装飾具して品質の向上が図られ、また、ダイアモンド、ルビー、サファイヤなどの宝石類を留め置くことで装飾具としての装飾性を更に高めることができる。
本発明に係る請求項1乃至6のネックレス用止め具兼装飾具によれば、2個一対の円環体からなる止め具兼装飾具であって、従来のものより大径の円環体であるから、止め具としてネックレスの着脱操作が簡単で容易であり、即ち、嵌め易く、かつ、人為操作以外では外れない構造である。また、従来のように、後首部で装着されるより、前首部、前胸部、又は肩口部に位置して装着されるのが良く、止め具兼装飾具を体の正面側に位置させて用いるので、装飾具としても見栄えがし、美的印象を与えることができる。また、請求項1の発明によれば、止め具の嵌脱操作が容易であると共に、円環体同士が直交しないと嵌らないし、また外れない機構を採用しているから、人為的に操作しない限り、外れることは全くない特徴を有する。また、請求項2の発明によれば、円環体の内径が従来のものに比し大きいから、止め具の締結、取外しが容易に行えると共に、装飾具としても見栄えのする大きさを有している。また、請求項3の発明によれば、ネックレスを繋ぐ接続部の位置と円環体同士をする切れ込み部の位置の成す角度を2個の円環体で違えているので、止め具が人為操作以外で外れることを極力防止することができる。
また、請求項4の発明によれば、止め具として、円環体同士を嵌めなくて、小径円環体を大径円環体に挿通することにより、長いネックレスを留めることができる。これにより止め具兼装飾具として従来にない使い方であって、新味な見栄えを創出できて良くなり、また、ネックレスの装着状態について、バリエーションをもたらすことができる。また、請求項5、6の発明によれば、止め具兼装飾具として、装飾性をもたらす広範囲な材料を採択できるので、装飾性に優れた高級感を発揮すると共に、耐蝕性や耐変色性も加わり、時間経過による外観の劣化を防止することもできる。また、止め具兼装飾具の表面を彫金、象嵌などの美的付加価値を付帯することにより装飾具に、さらに優れた美的印象を付加し、止め具兼装飾具の態様としてのバリエーションを拡げることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具の一実施形態を示す模式的平面図である。図2は、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を構成する円環体であって、(a)は大径円環体、(b)は小径円環体の模式的平面図である。図3は、図2の(a)はA−A矢視の断面図、(b)はB−B矢視の断面図、(c)はC−C矢視の断面図、(d)はD−D矢視の断面図である。図4は、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を嵌脱する際、2個の円環体の切れ込み部が直交した状態を示す模式図である。図5は、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を用いたネックレスの模式的全体図である。図6は、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を用いたネックレスの着用例であって、(a)は1連のネックレスの着用例、(b)は2連のネックレスの着用例、(c)は一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した例、(d)は、一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した別の例である。
図1,2,3,4,5に基づいて、本発明に係わるネックレス用止め具兼装飾具1を説明すると、ネックレス用止め具兼装飾具1は2個一対の円環体1−1、1−2から構成され、一方の円環体1−1は径を大きくし、他方の円環体1−2の径は、円環体1−1の内径を挿通できる程度に小さくしている。前述の円環体1−2の挿通を考慮しない場合は、略同一径の円環体1−1,1−2であってもよい。前述のネックレス10は、パールのみならず、貴石、半貴石、貴金属製鎖などの首飾りを意味している。
円環体1−1は、図2(a)に示すように、円形断面を有するリングであり、円環体1−1の外側部に小径の環からなる接続部5を設け、前記接続部5にネックレス10の一端が繋がる。また、接続部5から円環体1−1の中心に対して挟む内角αの円環体1−1の位置に、他方の円環体1−2を嵌め込むための切れ込み部3を設けている。切れ込み部3は、図3(b)に示すように、L1の間隔がある切れ目3−1を中央にして、L2の長さがある二つの切れ込み面3−2から構成され、二つの切れ込み面3−2は円環体1−1の径方向に対して楔状を呈する。
他方の円環体1−2も円環体1−1と同様な構造をとり、図2(b)に示すように、円形断面を有するリングであり、円環体1−2の外側部に小径の環からなる接続部6を設け、前記接続部6にネックレス10の他端が繋がる。また、接続部6から円環体1−2の中心に対して挟む内角βの円環体1−2の位置に、他方の円環体1−1を嵌め込むための切れ込み部4を設けている。切れ込み部4は、図3(c)に示すように、L3の間隔がある切れ目4−1を中央にして、L4の長さがある二つの切れ込み面4−2から構成され、二つの切れ込み面4−2は円環体1−2の径方向に対して楔状を呈する。また、各円環体1−1、1−2の断面は、丸型(円形)のみでなく、角型(方形)であってもよい。
図1及び図5に示すように、ネックレス10を止め具兼装飾具1により繋げる場合には、円環体1−1の楔状切れ込み部3と円環体1−2の楔状切れ込み部4とを、図4に示すように、直交して合わせた場合のみ、切れ目3−1、4−1と切れ込み面3−2、4−2があるので、切れ目3−1,4−1方向である径方向に相対的に嵌めこむようにスライドさせることで、円環体1−1,1−2同士を嵌めたりすることができる。嵌めた場合には、円環体1−1,1−2は内径が少なくとも15mm以上あるので、円環体1−1、1−2同士は、お互いに引っ掛かるようにぶら下がった掛着の状態になって、円環体1−1,1−2同士が繋がった状態になり、止め具1の役割を果たす。このように、円環体1−1,1−2同士は固着されて繋がることなく、自由に動けるので、ネックレス10を装着したときに、止め具1による緊縛感が生じない。また、2個の円環体1−1,1−2同士の相対位置が拘束されずに、自由に動けるので、前記配置が多様化になり、多様な装飾態様を発揮することができる。また、ネックレス10を止め具兼装飾具1により外す場合には、前述の操作の逆を行えばよい。
また、前述したように、2個の円環体1−1,1−2の楔状切れ込み部3,4を意図的に直交して合わせた場合のみ、円環体1−1,1−2同士を嵌めたり、外したりすることができる。さらに、円環体1−1のネックレスを繋ぐ接続部5と切り込み部3との成す内角αと、円環体1−2のネックレスを繋ぐ接続部6と切り込み部4との成す内角βとの差を30〜100°にすると、円環体1−1,1−2の夫々で切れ込み部3,4の位置が大きく違えていることになり、円環体1−1,1−2同士の切れ込み部3,4が直交して合う機会は稀有となる。これにより、貴重品であるネックレス10を装着した時に、止め具1の繋ぎが外れて不慮の事故が起きることを皆無にしている。なお、円環体1−1,1−2は夫々ネックレス10の端部に繋がる接続部5,6を軸にして回転自在になっていても、円環体1−1,1−2同士の切れ込み部3,4が直交して合う機会は、前述と同じく稀有である。
また、前述のように、2個の円環体1−1,1−2が、大径の円環体1−1と小径の円環体1−2であり、かつ、大径の円環体1−1の内径に小径の円環体1−2を挿通可能にしているので、前述の円環体1−1,1−2を嵌めたり、外したりする止め具1以外の使い方であって、ネックレス10の一端が繋がった大径の円環体1−1の中に、ネックレス10の他端が繋がった小径の円環体1−2を単に通すことによっても、長いネックレス10の場合には、円環体1−1と円環体1−2の夫々とネックレス10との摩擦力により、間接的に繋げた様に装着できる。また、径の異なる大小の円環体1−1,1−2を採用することにより、観者にネックレス10の装着において、新規な美的印象を与えることができる。
また、円環体1−1,1−2の材質は、止め具1に適切な強度を有し、また、リング状の円環体1−1,1−2および切れ目3−1,4−1と切り込み面3−2,4−2を形成できる加工性が求められ、さらに、止め具兼装飾具1としての装飾性が求められる。かかる点から、金、白金、銀、ホワイトゴールド等の貴金属、ヒスイなどの貴石、水晶、メノウ、珊瑚などの半貴石、黒檀、紫檀などのハードウッドを含むウッド、加工性に富み、強度のある合成樹脂が原材料として円環体1−1,1−2の加工に用いることができる。これらの材料を用いれば、装飾性や強度のある円環体1−1,1−2の止め具兼装飾具1を製作することができる。また、止め具兼装飾具1の装飾性の点で、円環体1−1,1−2の表面に梨地に表面加工することや彫金、象嵌などを施すことにより装飾具して品質の向上を図ることができ、また、ダイアモンド、ルビー、サファイヤなどの小粒の宝石類を留め置くことで装飾具として更に装飾性を高めることができる。また、別の止め具兼装飾具1として、止め具1の装飾性を持たせるために、貴金属系被膜や窒化チタンなどの硬質で、美麗な被膜等を円環体体の表面に固着させることも本技術的範囲に含まれる。
本図で示される本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具1の諸元を説明すると、円環体1−1,1−2の断面径は2〜3.5mmφであって、リング内径は少なくとも15mm以上で、大径の円環体1−1の外径で35〜40mmφ、小径の円環体1−2の外径で22〜28mmφが好ましい。切れ目3−1,4−1の寸法L1,L3は、0,5〜0,8mm、切れ込み部3,4の全長L2,L4は、2〜3.5mmがよい。円環体1−1,1−2が直交して切れ込み部3,4が合わさった時の切れ込み面3−2と切れ込み面4−2との間隙は、若干隙間がある方が円環体1−1、1−2の嵌脱操作が円滑に行える。また、円環体1−1のネックレス10を繋ぐ接続部5と切れ込み部3との成す内角αと、円環体1−2のネックレス10を繋ぐ接続部6と切れ込み部4との成す内角βとの差は30〜100°がよく、具体的にはαが30〜50°、βが100〜130°が好ましい。接続部5,6の寸法及び構造は定法による。
また、図5には、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具1を用いて繋いだネックレス10の模式的斜視図であるが、ネックレス10の両端は、夫々円環体1−1,1−2の接続部5,6に結ばれ、円環体1−1,1−2同士は、切れ込み部3,4を通して人為的に繋がれた後の状態を示しており、この状況では、切れ込み部3,4が合うことはなく、まして直交した状態には殆どならない。また、図1のようにネックレス10の端部分が平行の状態で止め具兼装飾具1により繋がった状態の場合でも、切れ込み部3,4が合うことはなく、まして直交した状態にならない。このように、貴重品であるネックレス10を装着した時に、止め具1の繋ぎが外れて不慮の事故が起きることが皆無であることを示唆している。
また、図6に示すように、本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を用いたネックレスの着用例を表し、(a)は1連のネックレスの着用例、(b)は2連のネックレスの着用例、(c)は一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した例、(d)は、一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した別の例であって、図6(a)、(b)の場合は、嵌めた場合には、円環体1−1,1−2同士は引っ掛けるようにぶら下がった掛着の状態になり、円環体1−1、1−2同士は固着されて繋がることなく、自由に動けるので、ネックレスを装着したときに、止め具による緊縛感が生じない。また、2個の円環体1−1,1−2の位置が、拘束されずに、ある範囲で自由に動けるので、配置の自在性と相まって、多様な装飾態様を発揮することができる。また、止め具兼装飾具1は、円環体1−1,1−2が従来のものに比し、大きいので、前首部、前胸部、に位置して装着されると、観者に対して強い美的印象を与えることができる。また、図6(c)、(d)の場合は、止め具兼装飾具1である円環体1−1,1−2を嵌めたり、外したりする以外の使い方であって、ネックレス10の一端が繋がった大径の円環体1−1の中に、ネックレスの他端が繋がった小径の円環体1−2を通すことにより、長いネックレスの場合には、間接的に繋げた様に装着できる。この場合は、前述の場合と異なり、観者に別異の美的印象を与えることができる。
ネックレス、ブローチ、ペンダント等の服飾品のみならず、腕輪等にも用いられるように、紐体又は帯体の両端を繋ぐと共に、装飾品としても用いることができる止め具兼装飾具として利用できる。
本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具の一実施形態を示す模式的平面図である。 本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を構成する円環体であって、(a)は大径円環体、(b)は小径円環体の模式的平面図である。 図2の(a)はA−A矢視の断面図、(b)はB−B矢視の断面図、(c)はC−C矢視の断面図、(d)はD−D矢視の断面図である。 本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を嵌脱する際、2個の円環体の切れ込み部が直交した状態を示す模式図である。 本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を用いた首飾りの模式的全体図である。 本発明に係るネックレス用止め具兼装飾具を用いたネックレスの着用例であって、(a)は1連のネックレスの着用例、(b)は2連のネックレスの着用例、(c)は一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した例、(d)は、一連のネックレスで大径円環体の中に小径円環体を挿通して着用した別の例である。
符号の説明
1:ネックレス用止め具兼装飾具 1−1:大径円環体
1−2:小径円環体 3,4:切れ込み部 3−1、4−1:切れ目 3−2、4−2:切れ込み面 5、6:接続部 10:ネックレス
α、β:接続部と切れ込み部との成す内角

Claims (6)

  1. ネックレスの両端部を繋げる2個一対の止め具兼装飾具であって、断面が丸型又は角型である2個の円環体からなり、前記円環体の外側端面の1箇所に前記ネックレスの端部が繋がる接続部を備えると共に、前記円環体の一箇所に径方向に切れ目を有する楔状の切れ込み部を備えることを特徴とするネックレス用止め具兼装飾具。
  2. 前記円環体の内径が少なくとも15mm以上であることを特徴とする請求項1に記載のネックレス用止め具兼装飾具。
  3. 前記円環体の前記接続部と前記切り込み部との成す内角について、両円環体の前記内角の差が30°から100°の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載のネックレス用止め具兼装飾具。
  4. 前記2個の円環体が、大径及び小径の円環体であり、かつ、大径の円環体内径に小径の円環体を挿通可能にしたことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のネックレス用止め具兼装飾具。
  5. 前記円環体が、貴金属、金属、貴石、半貴石、ウッド及び合成樹脂の内から選択される少なくとも一種類の材料で製作されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のネックレス用止め具兼装飾具。
  6. 前記円環体の表面に装飾用彫刻が施され、又は宝石類が留められていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のネックレス用止め具兼装飾具。
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