JP2010099142A - 遊技機の不正防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡明な構成で不正行為に対する抗力を高めた遊技機の不正防止装置を提供する。
【解決手段】不正防止装置FSは、遊技機PMの全閉状態において外枠1、前枠2、ガラス扉5が前後に重なる重複領域に、一列に並んで第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55が設けられる。全閉状態では二つの磁石51,52および磁気検出器55が一列に直列配置された状態で検出される全閉磁力が検出され、前枠2またはガラス扉5が開放された扉開放状態では、全閉磁力よりも低い磁力が検出される。警報部は、磁気検出器55において検出される磁力が全閉磁力未満となったときに警報信号を出力する。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1部材、第2部材および第3部材が相互に開閉可能に設けられ、これらの第1、第2、第3部材が前後に並んで閉止連結された状態で遊技に供される遊技機の不正防止装置に関する。
上記のように第1、第2、第3部材が相互に開閉可能に設けられ、第1〜第3部材が閉止連結された状態で遊技に供される遊技機の代表例として、パチンコ機やアレンジボール機などの遊技機がある。パチンコ機では、遊技島と称される遊技施設の設置枠台に固定される外枠に遊技機本体を構成する前枠が横開き開閉可能に設けられ、遊技盤を覆うガラス扉が前枠に対して前方に横開き開閉可能に設けられている。パチンコ機は、前枠が外枠に閉止され、ガラス扉が前枠に閉止されて、外枠、前枠およびガラス扉が前後に並んで閉止連結された全閉状態で、ダブル状と称される施錠装置により閉鎖施錠され遊技に供されるようになっている。
ところが、このような遊技機ではセルやピアノ線、はんだごて等を用いてガラス扉や前枠を開放し、不正に利得を獲得しようとする不正行為が後を絶たない。このため、遊技機には、ガラス扉や前枠が開放されたときにその状態を検出し、警報信号を出力する不正防止装置が設けられている(例えば特許文献1、特許文献2を参照)。
特開平10−225564号公報 特開2008−142135号公報
ところが、ガラス扉や前枠の開閉状態を検出する検出スイッチは、一般的に、ガラス扉等の開閉に伴う変位を機械的に検出するリミットスイッチが用いられており、このような機械的な検出スイッチは、検出レバーさえ押えてしまえば検出対象が閉まっているような状態を容易に作り出すことができる。このため、ガラス扉を開放する際に、隙間からセルや金属薄板を挿入して検出レバーを押さえ、スイッチ接点を反転させずに不正開放したり、ガラス扉を開放した後、遊技施設の係員が警報信号に気付く前に指で検出レバー部を押さえ込んで不正開放するような事態を防止し難いという課題があった。
また、従来の不正防止装置では、外枠に対する前枠の開閉状態を検出する前枠開放検出スイッチと、前枠に対するガラス扉の開閉状態を検出するガラス扉開放検出スイッチとが、それぞれ独立して設けられており、部品点数や配線工数がかかるという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡明な構成で不正行為に対する抗力を高めた遊技機の不正防止装置を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本発明は、第1部材(例えば、実施形態における外枠1)と、この第1部材に開閉可能に設けられた第2部材(例えば、実施形態における前枠2)と、第2部材に開閉可能に設けられた第3部材(例えば、実施形態におけるガラス扉5)とを備え、第1部材、第2部材および第3部材が前後に並んで閉止連結された全閉状態で遊技に供される遊技機の不正防止装置である。この不正防止装置は、前記全閉状態において第1、第2、第3部材が前後に重なる重複領域に一列に並んで配設される第1磁石、第2磁石および磁力検出器と、警報手段(例えば、実施形態における警報部60)とからなり、磁気検出器が第1、第2、第3部材のうちいずれか一の部材に取り付けられ、第1磁石および第2磁石が他の二つの部材に各々取り付けられて、警報手段は磁気検出器において検出される磁力が第1磁石、第2磁石および磁気検出器が一列に並んだ直列状態で検出される磁力未満となったときに警報信号を出力するように構成される。
本発明において、磁気検出部は第2部材に設けられることが好ましく、第1磁石と第2磁石は、発生する磁力が異なる磁石であることが好ましい。
なお、警報手段は、磁気検出器において検出される磁力に基づいて、第2部材が開放されたと判断されるときに第2部材開放の警報信号を出力し、第1部材が開放されたと判断されるときに第1部材開放の警報信号を出力するように構成することが望ましい。
また、警報手段は、磁気検出器において検出される磁力が、第1磁石、第2磁石および磁気検出器が一列に並んだ直列状態で検出される磁力以上の予め設定された所定磁力(例えば、実施形態における磁力異常比較値Sm)を超えたときに、磁力異常の警報信号を出力するように構成することも望ましい。
さらに、第1部材、第2部材および第3部材には、全閉状態において第1磁石、第2磁石および磁気検出器が一列に並ぶように第1、第2磁石および磁気検出器の取り付け位置が設定されたひと組の磁気検出取付部が、複数ヵ所に設けられることが望ましい。
本発明の不正防止装置は、全閉状態において第1、第2、第3部材が重なる重複領域に一列に並んで第1磁石、第2磁石および磁気検出器が設けられており、遊技機が全閉状態であるときには、二つの磁石および磁気検出器が一列に直列配置された状態の磁力が磁気検出器において検出される。このとき検出される磁力を便宜的に「全閉磁力」という。一方、第2部材、第3部材の少なくともいずれか一方が開放されると、これらの直列配置が崩れ、磁気検出器において検出される磁力が低下する。警報手段は、磁気検出器において検出される磁力が全閉磁力未満となったときに警報信号を出力するように構成されており、部材開放の警報信号が出力される。
このように、本発明の不正防止装置は、部材の開放状態を磁力の変化に基づいて検出し、警報信号を出力するように構成される。このような不正防止装置によれば、機械的に全閉状態を作り出すことができないため、セルや金属薄板をガラス扉の隙間から挿入し、あるいは指で検出レバーを押えて全閉状態を偽装するような不正行為を確実に防止することができる。また、本発明の不正防止装置では、二つの部材に設けた磁石の位置の変化を一つの部材に設けた磁気検出器により検出する構成のため、部品点数や配線工数を削減し装置構成を簡明化することができる。従って、本発明によれば、簡明な構成で不正行為に対する抗力を高めた遊技機の不正防止装置を提供することができる。
本発明において、磁気検出部が第1〜第3部材の中間に位置する第2部材に設けられるような構成によれば、既述したパチンコ機等の遊技機において、遊技機本体を構成する第2部材(前枠)に磁気検出器および検出回路を設け、第1部材(外枠)や第3部材(ガラス扉、球皿等)には配線等を必要としない磁石を設けて不正防止装置を構成することができるため、部材間にまたがる配線を削減して不正防止機能を有する遊技機を合理的に構成することができる。また、第1磁石と第2磁石の磁力が異なるような構成によれば、いずれの部材が開放されたかを容易に識別することができる。
なお、警報手段が磁気検出器において検出される磁力に基づいて、第2部材が開放されたと判断されるときに第2部材開放の警報信号を出力し、第1部材が開放されたと判断されるときに第1部材開放の警報信号を出力するような構成によれば、いずれの部材が開放されたかを直ちに判断でき、警報内容に応じて的確な対応(例えば不正入賞のチェックや不正改造の有無の確認)が可能になる。
また、警報手段は、磁気検出器において検出される磁力が、第1磁石、第2磁石および磁気検出器が一列に並んだ直列状態で検出される磁力以上の予め設定された所定磁力を超えたときに、磁力異常の警報信号を出力するような構成によれば、磁石を用いて閉止状態を偽装しようとした場合に磁力異常の警報信号が出力されるため、このような偽装工作を抑制することができ、不正行為に対する抗力をより高めることができる。
さらに、第1部材、第2部材および第3部材には、全閉状態において第1磁石、第2磁石および磁気検出器が一列に並ぶように第1、第2磁石および磁気検出器の取り付け位置が設定されたひと組の磁気検出取付部を、複数ヵ所に設けた構成によれば、第1、第2磁石および磁気検出器からなる磁気検出ユニットの配設位置を適宜(例えば毎月、毎週、毎日)変更することができる。不正行為者は磁気検出ユニットの配設位置を特定しにくくなり、これにより偽装工作を行い難くして、不正行為に対する抗力をさらに高めることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1、図2及び図3に、本発明が適用される遊技機の代表例としてパチンコ機PMの正面図、平面図および前枠を開放した状態の斜視図を示しており、まず、パチンコ機PMの全体構成について概要説明する。
パチンコ機PMは、外郭方形の枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の前面側に、外枠1の開口面域に合わせて構成された開閉搭載用の前枠2が互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構3a,3bに支持されて前方に横開き開閉及び着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられたダブル錠と称される施錠装置4を利用して外枠1と係合連結された閉鎖状態に保持される。
前枠2の前面側上部には、前枠2の前面域に合わせた方形枠状で中央部に複層ガラスが装着されたガラス扉5が、互いの正面左側に設けられたヒンジ機構7a,7bにより前方に横開き開閉および着脱が可能に支持され、上述した施錠装置4により前枠2の上部前面を覆う閉鎖状態に保持される。ガラス扉5の背後には遊技盤10を立設姿勢で収容する収容枠が前枠2と一体的に形成されており、この収容枠に遊技盤10が着脱可能に収容保持され、常には閉鎖保持されるガラス扉5を透視して前面の遊技領域を視認可能に臨ませている。図1では遊技盤10について詳細構成の記載を省略しているが、遊技盤10の前面には上下のレール飾りに囲まれて略円形の遊技領域が区画形成され、この遊技領域に多数本の遊技釘とともに風車や各種入賞具、遊技の進行状況に応じて所定の画像を表示する画像表示装置などの遊技構成部品が取り付けられている。遊技領域の下端部には、入賞具に落入することなく落下した遊技球を遊技盤10の裏面側に排出するためのアウト口が遊技盤を前後に貫通して設けられている。
前枠2の下部領域には、球皿ユニット6が正面左側に設けられたヒンジ機構7b,7cにより前方に横開き開閉および着脱が可能に支持される。球皿ユニット6は、ガラス扉5の背後に位置して前枠2の正面右側に設けられた球皿施錠装置(不図示)により閉鎖保持されており、ガラス扉5を開放した状態においてのみ開閉操作可能になっている。球皿ユニット6に覆われた前枠2の下部領域には、遊技球を発射する遊技球発射装置や、遊技領域に到達することなく戻ってきたファール球を回収するファール球回収通路などが設けられている。前枠2の前面下部には、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8が取り付けられている。
一方、前枠2の裏側には、裏セット盤20が着脱可能に取り付けられている。裏セット盤20は、中央に遊技盤10側の画像制御基板等を前後挿通させる窓口21wを有して外枠1の内寸よりも幾分小型に形成された基枠体21をベースとして構成される。基枠体21の各部には、球貯留タンクに貯留された遊技球を流下過程で前後各一列に整列させる整流機構22、整流機構22を通って導かれた遊技球を整列状態で待機させる整列待機通路23、整列待機通路23に待機された遊技球を所定の入賞条件成立に基づいて払い出す球払出装置24、及び球払出装置24から払い出された遊技球をパチンコ機前面側の球皿ユニット6に導く払出通路などからなる賞球機構が設けられる。
また、裏セット盤20の裏面側の各部には、パチンコ機各部に電力を供給する電源基板31や球払出装置24の作動を制御する払出制御基板32、パチンコ機の作動を統括的に制御する主制御基板33、画像表示装置の作動を制御する画像制御基板35、遊技施設のホールコンピュータとの間で球払い出し情報やアラーム情報などの入出力を行うターミナル基板37などの各種制御基板が取り付けられている。
そして、前枠2に遊技盤が装着固定されて前方から球皿ユニット6およびガラス扉5が閉止され、前枠2の裏面側に賞球機構や各種制御基板が取り付けられた裏セット盤20が装着固定され、制御基板とパチンコ機各部の電気・電子部品がワイヤーハーネスで接続されて遊技作動可能な遊技機本体が構成され、この遊技機本体が外枠1に閉止施錠されて遊技に供されるように構成される。
このように概要構成されるパチンコ機PMにあって、前枠2に対するガラス扉5の開閉状態、外枠1に対する前枠2(遊技機本体)の開閉状態を監視し、これら(ガラス扉5及び前枠2、これらを総称して「扉」という)が開放されたときに警報信号を出力する不正防止装置FSが設けられている。
不正防止装置FSは、その概略ブロック図を図4に示すように、大別的に、扉の開閉状態を検出する扉開閉検出部50と、この扉開放検出部50から入力される検出信号に応じて警報信号を出力する警報部60とから構成される。なお、警報部60は、具体的には、裏セット盤20に取り付けられる制御基板(例えば主制御基板33)に設けられる。
扉開放検出部50は、二つの磁石(第1磁石51、第2磁石52)と、磁力を検出する磁気検出器55とからなり、外枠1に前枠2が閉鎖され、前枠2にガラス扉5が閉鎖された全閉状態において外枠1、前枠2、ガラス扉5が前後に重なる重複領域に、第1磁石51、第2磁石52及び磁力検出器55が一列に並んで配設されて構成される。第1磁石51及び第2磁石52は永久磁石が用いられ、N−Sの極性が同一方向で揃えられ磁気検出器の検出極性に合わせて配設される。磁気検出器55は、この検出器が配設された領域の磁力を検出し、検出された磁力(磁界の強さ=磁束密度)に比例した大きさの検出信号Sを出力する。磁気検出器55は、例えば、ホール素子や磁気抵抗素子(MR)などを用いて構成される。
図5は、第1実施形態の不正解放防止装置における扉開放検出部50Aを模式的に示す平面図である。この扉開放検出部50Aにおいては、外枠1に磁力検出器55、前枠2に第1磁石51、ガラス扉5に第2磁石52が配設される。磁気検出器55により検出される磁力は、磁気検出器55に対する第1磁石51および第2磁石52の配設位置により変化し、これら二つの磁石51,52が近接して直列に配設されたときに磁束密度が最大、すなわち検出信号が最大となる。
本実施形態において、第1磁石51と第2磁石52は、磁力が等しい同一の磁石を用いた場合を例示し、説明簡明化のため、両磁石の磁力を1とし、磁気検出器55にいずれか一方の磁石が近接して配設された場合の検出信号Sの大きさをS1=1、両方の磁石が近接して直列に配設された場合の検出信号Sの大きさをS1=2、第1、第2磁石がともに離れて配設された場合の検出信号Sの大きさをS1=0として説明する。
図5(a)に示すように、前枠2が外枠1に閉鎖され、ガラス扉5が前枠2に閉鎖された全閉状態では、磁気検出器55の前方に第1磁石51と第2磁石52とが一列に並んで検出列を形成し直列状態で配設される。このため、磁気検出器55からS1=2の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
図5(b)に示すように、前枠2が外枠1に閉鎖された状態で、ガラス扉5のみが前方に開放されたガラス扉開放状態では、ガラス扉5に取り付けられた第2磁石52が検出列から離れ、磁気検出器55の前方に第1磁石51のみが近接して配設される。このため、磁気検出器55からS1=1の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
図5(c)に示すように、前枠2とガラス扉5とが一体的に前方に開放された前枠開放状態では、前枠2に取り付けられた第1磁石51およびガラス扉5に取り付けられた第2磁石52の両方が磁気検出器55から離れた状態で配設される。このため、磁気検出器55からS1=0の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
警報部60は、磁気検出器55から入力される検出信号を受容する入力部61、入力部61に入力された検出信号S1と警報部内のメモリ62に予め設定記憶された比較値とを対比して扉の開放状態を判定する判定部63、判定部63における判定結果に基づいて警報信号を出力する出力部65などから構成される。
具体的には、比較値として第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55が直列状態で検出される磁力未満であるか否かを判定するための全閉比較値Scがメモリ62に設定されている。この全閉比較値Scは、直列状態で検出される磁力S1=2に基づいてSc=2とすることもできるが、本実施形態においては、各磁石の磁束密度のばらつきや取り付け位置の誤差等を考慮してSc=1.8程度の値を設定している。判定部63は、入力部61に入力された検出信号S1とメモリ62内の全閉比較値とを対比し、検出信号が全閉比較値未満になったときに扉が開放されたと判断し、出力部65から扉開放の警報信号が出力される。
出力部65から出力された警報信号は、ターミナル基板37を介して遊技施設のホールコンピュータ71に入力されて当該ホールコンピュータ71の管理画面上に扉開放のアラームが表示され、あるいは遊技島に設けられた異常報知ランプ72が点灯または点滅される。またパチンコ機PMにおいて、遊技盤10やガラス扉5に設けられた装飾ランプ73が点灯または点滅される。このように、パチンコ機PMにおいてガラス扉5が開放され、あるいは前枠2が開放された場合のいずれにおいても警報信号が出力され、遊技施設の係員は、パチンコ機PMにおいてガラス扉5または前枠2が開放されたことを察知することができる。このような構成の不正防止装置FSでは、ガラス扉5及び前枠2に設けた磁石の位置の変化を外枠1に設けた単一の磁気検出器55により検出し、その検出信号に基づいて扉の開放状態を警報する構成のため、部品点数や配線工数を削減し装置構成を簡明化することができる。
上記では、検出信号の大きさが全閉比較値未満になったときに扉開放の警報信号を出力する構成を示したが、メモリ62に第2の比較値を予め設定しておき、検出信号S1をこの比較値と対比することにより、前枠2全体が開放されたのか、またはガラス扉5のみが開放されたのかを判別して警報を出力するように構成することもできる。前述したように、扉開放検出部50Aでは、ガラス扉5のみが開放されたときに磁気検出器55から検出信号S1=1が出力され、前枠2が開放されたときに磁気検出器からの検出信号S1=0が出力される。
そこで、全閉比較値として上記Sc=1.8程度の値を設定し、ガラス扉開放比較値としてSg=0.9程度の値を設定する。判定部63は、入力部61に入力された磁気検出器55の検出信号S1とメモリ62に設定記憶されたこれらの比較値とを対比して扉の開閉状態を判断し、判断結果に応じた警報信号が出力部65から出力される。
具体的には、検出信号S1が全閉比較値Sc未満であるがガラス扉開放比較値Sgよりも大きいとき(Sc>S1≧Sg)に、ガラス扉5のみが開放されたと判断してガラス扉開放の警報信号を出力し、検出信号S1がガラス扉開放比較値Sg未満であるとき(Sg>S1)に前枠開放の警報信号を出力する。警報信号はターミナル基板37を介してホールコンピュータ71に入力され、その表示画面にガラス扉5のみの開放なのか、前枠2の開放なのかが識別可能に表示される。遊技島の異常報知ランプ72あるいは遊技機の装飾ランプ73についても同様に識別可能に表示される。
このような構成によれば、いずれが開放されたかを遊技施設の係員が直ちに判断でき、警報内容に応じて的確な対応を取ることができる。例えば、警報信号がガラス扉開放の警報であれば、裏セット盤側のチェックは確認程度として遊技盤10の盤面、特に入賞具の周辺を入念にチェックすればよく、前枠開放の警報信号であれば、遊技盤側のチェックは確認程度として裏セット盤20の球払出装置23や各種制御基板32,33,35等に対する不正改造を入念にチェックすればよい。
次に、第2実施形態の扉開放検出部50Bの模式的な平面図を図6に示しており、この図を参照しながら扉開放検出部50Bについて説明する。本実施形態の扉開放検出部50Bは、前述した第1実施形態の扉開放検出部50Aと同様に、パチンコ機の全閉状態において外枠1、前枠2、ガラス扉5が前後に重なる重複領域に、第1磁石51、第2磁石52及び磁力検出器55が一列に並んで配設される構成において同様である。また、警報部60の基本構成についても同様である。
一方、本実施形態の扉開放検出部50Bでは、第1磁石51、第2磁石52及び磁力検出器55の配設位置が第1実施形態の扉開放検出部50Aと異なり、前枠2に磁力検出器55、磁力検出器55を挟む後方の外枠1に第1磁石51、前方のガラス扉5に第2磁石が取り付けられている。また、第1磁石51と第2磁石52は、磁力の異なる永久磁石が用いられ、第1磁石の磁力を1、第2磁石の磁力を0.5とし、磁気検出器55に第1磁石のみが近接配置された場合の検出信号Sの大きさをS2=1、第2磁石のみが近接配置された場合の検出信号Sの大きさをS2=0.5、両方の磁石が近接して直列配置された場合の検出信号Sの大きさをS2=1.5、第1、第2磁石がともに離れて配設された場合の検出信号Sの大きさをS2=0として説明する。
図6(a)に示すように、前枠2が外枠1に閉鎖され、ガラス扉5が前枠2に閉鎖された全閉状態では、磁気検出器55を挟んで前後に第1磁石51と第2磁石52が一列に並んで検出列を形成し直列状態で配設される。このため、磁気検出器55からS2=1.5の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
図6(b)に示すように、前枠2が外枠1に閉鎖された状態で、ガラス扉5のみが前方に開放されたガラス扉開放状態では、ガラス扉5に取り付けられた第2磁石52が検出列から離れ、磁気検出器55の後方に第1磁石51のみが近接して配設される。このため、磁気検出器55からS2=1の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
図6(c)に示すように、前枠2とガラス扉5とが一体的に前方に開放された前枠開放状態では、外枠1に取り付けられた第1磁石51が検出列から離れ、磁気検出器55の前方に第2磁石51のみが近接して配設される。このため、磁気検出器55からS2=0.5の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
図6(d)に示すように、外枠1に対して前枠2が開放され、さらに前枠2に対してガラス扉5が開放された全開状態では、外枠1に取り付けられた第1磁石51、およびガラス扉5に取り付けられた第2磁石52の両方が磁気検出器55から離れた状態で配設される。このため、磁気検出器55からS2=0の検出信号が出力され、警報部60に入力される。
警報部60のメモリ62には、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55が直列状態で検出される磁力未満であるか否かを判定するための全閉比較値Scが予め設定されており、本実施形態においては、各磁石の磁束密度のばらつきや取り付け位置の精度等を考慮してSc=1.35程度の値が設定される。判定部63は、入力部61に入力された検出信号S2とメモリ62内の全閉比較値とを対比し、検出信号が全閉比較値未満になったときに扉が開放されたと判断し、出力部65から扉開放の警報信号が出力される。
出力部から扉開放の警報信号が出力されて以降の放置手段については前述した第1実施形態と同様である。このような構成によれば、パチンコ機PMにおいてガラス扉5が開放され、あるいは前枠2が開放された場合のいずれにおいても警報信号が出力され、遊技施設の係員は、パチンコ機PMにおいてガラス扉5または前枠2が開放されたことを察知することができる。また、本実施形態の不正防止装置FSによれば、遊技機本体を構成する前枠2に開閉される外枠1及びガラス扉5に配線を必要としない磁石51,52を設け、警報部60との間で接続配線が必要な磁気検出器55を前枠2に設けているため、相互にヒンジ連結される部材間にまたがる配線を削減することができる。
以上では、検出信号S2の大きさが全閉比較値Sc未満になったときに扉開放の警報信号を出力する構成を示したが、メモリ62に第2、第3の比較値を予め設定しておき、検出信号S2をこれらの比較値と比較することにより、どの部材が開放されたのかを特定して警報を出力するように構成することもできる。前述したように、扉開放検出部50Bでは、扉の開閉状態によって異なる検出信号S2が磁気検出器55から出力される。すなわち、全閉状態での検出信号S2=1.5に対し、ガラス扉5のみが開放されたガラス扉開放状態では検出信号S2=1、前枠のみが開放された前枠開放状態では検出信号S2=0.5が出力され、外枠1に対して前枠2が開放され、さらに前枠2に対してガラス扉5が開放された全開状態において検出信号S2=0が出力される。
そこで、全閉比較値ScとしてSc=1.35程度の値を設定し、ガラス扉開放比較値としてSg=0.9程度の値、前枠開放比較値SfとしてSf=0.4程度の値を設定する。判定部63は、入力部に入力された磁気検出器55の検出信号S2と、これらの比較値とを対比して扉の開閉状態を判断し、判断結果に応じた警報信号が出力部65から出力される。
具体的には、検出信号S2が全閉比較値Sc未満であるがガラス扉開放比較値Sgよりも大きいとき(Sc>S2≧Sg)に、ガラス扉5のみが開放されたと判断してガラス扉開放の警報信号を出力し、検出信号S2がガラス扉開放比較値Sg未満であるが前枠開放比較値Sfよりも大きいとき(Sg>S2≧Sf)に前枠2のみが開放されたと判断して前枠開放の警報信号を出力する。また、検出信号S2が前枠開放比較値Sf未満であるとき(Sf>S2)には、外枠1に対して前枠2が開放され、さらに前枠2に対してガラス扉5が開放された全開状態であると判断して全開警報信号を出力する。警報信号はターミナル基板37を介してホールコンピュータ71に入力され、表示画面にはどの部材がどのように開放された状態なのか、識別可能に表示される。遊技島の異常報知ランプ72あるいは遊技機の装飾ランプ73についても同様に識別可能に表示される。
このような構成によれば、パチンコ機PMのどの部材が開放されたかを遊技施設の係員が直ちに判断でき、警報内容に応じて的確な対応を取ることができる。例えば、警報信号がガラス扉開放の警報であれば、裏セット盤側のチェックは確認程度として遊技盤10の盤面、特に入賞具の周辺を入念にチェックすればよく、前枠開放の警報信号であれば、遊技盤側のチェックは確認程度として裏セット盤20の球払出装置23や各種制御基板32,33,35等に対する不正改造を入念にチェックすればよい。一方、警報信号が全開警報信号である場合には、遊技盤10および裏セット盤20の両方について入念なチェックを行う必要があることが分かる。
以上では、前枠2またはガラス扉5が開放されたときに開放状態を検出して警報する構成について実施形態ごとに説明した。しかしながら、以上の構成のみでは、磁石を用いて扉が開放されていないように閉鎖状態を偽装する偽装行為を招来する恐れがある。すなわち、これまでに説明した不正防止装置では、磁気検出機55において検出される検出信号S2あるいはS2が全閉比較値Sc未満にならないと警報信号が出力されない。そのため、例えば第2実施形態の不正防止装置において、ガラス扉5の前面に第2磁石52よりも磁力の強い磁石を当てて磁気検出器55の検出信号を増大させておき、その状態でガラス扉5が開放された場合には、検出信号S2が全閉比較値Sc未満にならず、扉の開放状態を検出できないおそれが生じる。
そこで、不正防止装置FSでは、上記のような偽装行為を防止する機能が併設されている。この偽装防止機能は、磁気検出器55において検出される磁力(S1,S2)が、第1磁石51、第2磁石52及び磁気検出器55が一列に並んだ直列状態で検出される磁力以上の所定磁力を超えたときに、磁力異常の警報信号を出力するように構成される。
具体的には、警報部60のメモリ62に、第1、第2磁石51,52及び磁気検出器55が一列に並んだ直列状態で検出される磁力を越えたか否かを判断するための磁力異常の比較値Smが予め設定されている。この磁力異常比較値Smは、各磁石の磁束密度のばらつきや取り付け位置の誤差等を考慮して、上記三者が直列状態で検出される検出信号よりも幾分高めに設定され、例えば、第2実施形態の構成例において、直列状態で検出される検出信号S2=1.5に対して磁力異常の比較値Sm=1.8程度に設定される。
判定部63は、入力部61に入力された検出信号S2とメモリ62内の磁力異常比較値Smとを対比し、検出信号S2が磁力異常比較値Smを超えたときに、第3の磁石が近接されていると判断して磁力異常の警報信号を出力する。警報信号はターミナル基板37を介してホールコンピュータ71に入力され、ホールコンピュータ71の表示画面には、磁石を用いた不正行為のおそれ恐れがある旨の情報が表示される。遊技島の異常報知ランプ72あるいは遊技機の装飾ランプ73についても点灯するランプを変更しあるいは表示態様を変化させることにより同様に識別して表示させることが可能である。従って、このような構成を備えた不正防止装置によれば、磁石を用いて閉止状態を偽装しようとするような偽装工作を抑制することができる。
なお、以上では、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出機55からなる検出部50が、ガラス扉5、前枠2、外枠1の上部中央に、1列に並んで検出列を形成するように配設される構成を例示した。パチンコ機PMでは、ガラス扉5の上縁部内側、前枠2の上部、および外枠1における上枠板の内側に、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55が前後に位置整合して一列に並んで取り付けられる検出取付部が、複数セット設けられている。例えば、ガラス扉5の上縁部内側にA,B,C,D,Eの5か所の第2磁石取付部が形成されて第2磁石が着脱可能に取り付けられ、これらの取付部と対応した同一軸上の前枠上部にA,B,C,D,Eの5か所の磁気検出器取付部が形成されて磁気検出機55が着脱可能に取り付けられ、さらに同一軸上(図2を参照)の外枠内面にA,B,C,D,Eの5か所の第1磁石取付部が形成されて第2磁石が着脱可能に取り付けられる。
このような構成によれば、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55を、同一の検出列(例えば図2におけるC列)の各取り付け位置に取り付けることにより、全閉状態において第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55が位置整合して一列に配設され、このように構成される検出部50の配設位置を、例えば毎月、毎週、毎日等、適宜に変更して設定することができる。このような構成によれば、不正行為者は検出部50がどこに配設されているか特定することが難しくなり、これが抵抗力となって不正行為に対する抗力を高めることができる。なお、検出部の配設位置は、ガラス扉5、前枠2及び外枠1が前後に重なる重複領域であればよく、例えば、外枠1の右枠板に沿ったパチンコ機PMの右縁側部でもよい。また、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55を、それぞれスライド移動自在に設けるとともに、任意のスライド位置で固定可能に配設し、検出部50の配設位置を任意に変更設定可能に構成することもできる。このような構成によれば、検出部50の配設位置の特定が困難になり不正行為に対する抗力をさらに高めることができる。なお、この場合に、ガラス扉5、前枠2及び外枠1に、例えばスケールのような位置の指標を設けておくことにより、第1磁石51、第2磁石52および磁気検出器55の位置設定を容易化することができる。
なお、以上では、磁気検出器55として磁力の変化に比例した大きさの検出信号をアナログ出力する単一のセンサを用いた構成を示したが、スイッチ作動する動作点Bopの磁力が異なる磁気スイッチを複数用いて磁気検出器を構成し、第1磁気スイッチ及び第2磁気スイッチがともにオンのときに全閉状態、第1スイッチがオンで第2スイッチがオフのときにガラス扉開放状態、第1、第2磁気スイッチがともにオフのときに全開状態であると判定するように構成することもできる。また、実施例では、全閉比較値Scを磁束密度のばらつきや取付位置の誤差等を考慮して値を略一定に設定した構成を例示したが、例えば、遊技機の電源立ち上げの際に全閉比較値を読み取り、読み取られた値を初期値としてセットするような構成とすることも可能である。
また、遊技機の代表例としてパチンコ機を示したが、例えばアレンジボール機やスロットマシン等の他の形態の遊技機についても同様に適用することができ、第1、第2、第3部材は、全閉状態において重なって配設されるものであれば外枠、前枠、ガラス扉以外の部材、例えば球皿ユニットや裏セット盤等であってもよい。
本発明が適用される遊技機の代表例として示すパチンコ機の正面図である。 上記パチンコ機の平面図である。 前枠を開放した状態で示す上記パチンコ機の斜視図である。 本発明に係る不正防止装置の概略ブロック図である。 第1実施形態の扉開放検出部を扉の開放状態(a)(b)(c)に応じて模式的に示す平面図である。このうち、(a)は前枠が外枠に閉鎖されガラス扉が前枠に閉鎖された全閉状態、(b)は前枠が外枠に閉鎖された状態でガラス扉のみが開放されたガラス扉開放状態、(c)は前枠とガラス扉とが一体的に前方に開放された前枠開放状態である。 第2実施形態の扉開放検出部を扉の開放状態(a)(b)(c)(d)に応じて模式的に示す平面図である。このうち、(a)前枠が外枠に閉鎖されガラス扉が前枠に閉鎖された全閉状態、(b)は前枠が外枠に閉鎖された状態でガラス扉のみが開放されたガラス扉開放状態、(c)は前枠とガラス扉とが一体的に前方に開放された前枠開放状態、(d)は外枠に対して前枠が開放され、さらに前枠に対してガラス扉が開放された全開状態である。
符号の説明
PM パチンコ機(遊技機)
1 外枠(第1部材)
2 前枠(第2部材)
5 ガラス扉(第3部材)
FS 不正防止装置
50 扉開閉検出部
(50A 第1実施形態の扉開放検出部、50B 第2実施形態の扉開放検出部)
51 第1磁石
52 第2磁石
55 磁気検出器
60 警報部

Claims (6)

  1. 第1部材と、前記第1部材に開閉可能に設けられた第2部材と、前記第2部材に開閉可能に設けられた第3部材とを備え、前記第1部材、前記第2部材および前記第3部材が前後に並んで閉止連結された全閉状態で遊技に供される遊技機において、
    前記全閉状態において前記第1、第2、第3部材が前後に重なる重複領域に一列に並んで配設され、前記第1、第2、第3部材におけるいずれか一の部材に取り付けられた磁気検出器、並びに他の二つの部材に各々取り付けられた第1磁石および第2磁石と、
    前記磁気検出器において検出される磁力が、前記第1磁石、前記第2磁石および前記磁気検出器が一列に並んだ直列状態で検出される磁力未満となったときに警報信号を出力する警報手段とを備えたことを特徴とする遊技機の不正防止装置。
  2. 前記磁気検出部が前記第2部材に設けられることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の不正防止装置。
  3. 前記第1磁石と前記第2磁石は、発生する磁力が異なる磁石であることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機の不正防止装置。
  4. 前記警報手段は、前記磁気検出器において検出される磁力に基づいて、前記第2部材が開放されたと判断されるときに第2部材開放の警報信号を出力し、前記第1部材が開放されたと判断されるときに第1部材開放の警報信号を出力するように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機の不正防止装置。
  5. 前記警報手段は、前記磁気検出器において検出される磁力が、前記第1磁石、前記第2磁石および前記磁気検出器が一列に並んだ直列状態で検出される磁力以上の予め設定された所定磁力を超えたときに、磁力異常の警報信号を出力するように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機の不正防止装置。
  6. 前記第1部材、前記第2部材および前記第3部材には、
    前記全閉状態において前記第1磁石、前記第2磁石および前記磁気検出器が一列に並ぶように前記第1、第2磁石および前記磁気検出器の取り付け位置が設定されたひと組の磁気検出取付部が、複数ヵ所に設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の遊技機の不正防止装置。
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