JP2003281636A - マグネットセンサ、マグネットセンサシステム、警報システム及びホームセキュリティシステム - Google Patents
マグネットセンサ、マグネットセンサシステム、警報システム及びホームセキュリティシステムInfo
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Abstract
る。 【解決手段】 警備中に、侵入者が窓401の外側から
磁石701をマグネットセンサ301に近接して設置
し、窓401のガラスを割ること等によりクレッセント
錠402が不正に解錠され、解錠時における異常状態の
マグネットセンサシステムでスイッチユニット301
a、301bが共に閉じている場合、マグネットセンサ
301は解錠と認識する。マグネットセンサ301は、
警備中のため、その解錠を不正な解錠として検知し、不
正な解錠の発生を無線で中央制御装置へ送信する。マグ
ネットセンサ301からの無線を受信した中央制御装置
は、ブザーから警報音を発すると共に、電話回線を介し
て警備業者の基地局へ警報を送信する。
Description
サ、マグネットセンサシステム、警報システム及びホー
ムセキュリティシステムに関し、より詳しくは、窓や扉
の施錠、解錠及び開閉を検知するマグネットセンサを使
用して、窓や扉に対する悪意による不正な解錠または開
放を検知可能なマグネットセンサ、マグネットセンサシ
ステム、警報システム及びホームセキュリティシステム
に関する。
器と警備業者の基地局とをオンラインで結び、家庭の安
全を監視するホームセキュリティサービスがある。その
ようなシステムの1つに、開閉可能な窓や扉に対する侵
入者の悪意による不正な解錠または開放を検知可能なシ
ステムが知られている。
知する従来のシステムの一例を示した図である。図中符
号103は、水平に開閉される窓であり、三日月型のク
レッセント錠104で施錠可能である。窓103には、
不正な解錠の発生を無線で送信可能なマグネットセンサ
101が設置されている。また、1以上のマグネットセ
ンサ(子機)からの無線を受信し、電話回線等を介して
警備業者の基地局へ警報を送信する、不図示の中央制御
装置(親機)が、家庭内に設置されている。
施錠時には、マグネットセンサ101が内蔵するスイッ
チユニット102と、クレッセント錠104に取り付け
られた磁石内蔵のマグネットユニット105とは、図1
に示すように正対する。この状態において、ユーザがマ
グネットセンサ101の警報モードを警備解除から警備
中に切り替えると、状態が警備中のマグネットセンサ1
01は、窓103の不正な解錠を監視する。マグネット
センサ101とマグネットユニット105により、マグ
ネットセンサシステムが構成される。
したマグネットセンサシステムの警備中における動作を
説明する図である。図2(a)は、クレッセント錠10
4の不正な解錠時における、正常状態のマグネットセン
サシステムを示した図である。図2(b)は、クレッセ
ント錠104の施錠時における、正常状態のマグネット
センサシステムを示した図である。図2(c)は、クレ
ッセント錠104の不正な解錠時における、異常状態の
マグネットセンサシステムを示した図である。
って接点が開閉する周知のリードスイッチである。図2
(b)において、施錠時における正常状態のマグネット
センサシステムでは、スイッチユニット102は閉じて
おり、マグネットセンサ101は施錠と認識している。
に、例えば窓103のガラスを割ること等によりクレッ
セント錠104が不正に解錠されると、解錠時における
正常状態のマグネットセンサシステムでは、スイッチユ
ニット102は開いており、マグネットセンサ101は
解錠と認識する。マグネットセンサ101は、警備中の
ため、その解錠を不正な解錠として検知し、不正な解錠
の発生を無線で中央制御装置へ送信する。マグネットセ
ンサ101からの無線を受信した中央制御装置は、ブザ
ーから警報音を発すると共に、電話回線等を介して警備
業者の基地局へ警報を送信する。
に、窓103の外側から磁石201をマグネットセンサ
101に近接して設置し、窓103のガラスを割ること
等によりクレッセント錠104が不正に解錠された場
合、この状態のマグネットセンサシステムではスイッチ
ユニット102は閉じている。この異常状態のマグネッ
トセンサ101は、施錠と認識しているため、警備中に
もかかわらずその不正な解錠を検知せず、不正な解錠の
発生を無線で中央制御装置へ送信しない。
サの異常状態を検知するためのシステムに関連する文献
としては、特開2001−14990号公報がある。こ
の公報には、窓枠に設置されたリードスイッチ部が2つ
のリードスイッチを有しており、窓に取り付けられたマ
グネットユニットにより窓が閉まった状態で一方のリー
ドスイッチのみ反応するように、それら2つのリードス
イッチを、マグネットユニット側から見て並列にリード
スイッチ部内に設ける構成が開示されている。
るリードスイッチをリードスイッチ1、反応しない他の
一方をリードスイッチ2とすると、特開2001−14
990号公報では、窓が閉まった状態(リードスイッチ
1のみ反応している状態)で、侵入者が窓の外側から磁
石をリードスイッチ部に近接して設置した際には、リー
ドスイッチ2も反応しリードスイッチ部の異常状態を検
知する、としている。
んでいるため、侵入者が設置する磁石の位置によって、
2つのリードスイッチ近傍の磁束密度に大きな差が生じ
る場合がある。そのため例えば、侵入者が窓の外側から
磁石をリードスイッチ1側にずらして設置した場合は、
リードスイッチ2が反応せずリードスイッチ部の異常状
態を検知できない可能性がある。
ービスに使用される上述のような従来のマグネットセン
サでは、システムのマグネットユニット以外の磁石を使
用した、窓や扉に対する不正な解錠または開放を許して
しまう可能性が高い。
おける信頼性が十分でないという点において、上記従来
技術には未だ改善の余地があった。
たもので、その目的とするところは、高い信頼性を有す
るホームセキュリティサービスが可能なマグネットセン
サ、マグネットセンサシステム、警報システム及びホー
ムセキュリティシステムを提供することにある。
るために、本発明のマグネットセンサは、所定の方向か
らの所定の磁石の近接に対する変化を検知するためのマ
グネットセンサであって、該マグネットセンサの外部か
らの磁界に反応可能な第1の反応手段と、前記磁界に反
応可能な第2の反応手段と、前記第1の反応手段の第1
の反応結果と、前記第2の反応手段の第2の反応結果と
に基づいて、前記変化の検出を行ない、当該検出した変
化が正常か否かの判定を行なう判定手段とを備え、前記
近接の場合に、前記所定の磁石、前記第1の反応手段、
前記第2の反応手段の順に直列となるように、前記第1
の反応手段と前記第2の反応手段とが前記所定の方向に
配設されており、前記判定手段は、前記第1の反応結果
のみ検知した場合に、前記近接が正常であると判定する
ことを特徴とする。
反応結果はいずれも2値であり、前記判定手段は、前記
2値の変化によって前記検出を行ない、前記2値の組み
合わせによって前記判定を行なうことを特徴とすること
ができる。
応手段はいずれもリードスイッチであることを特徴とす
ることができる。
の反応手段との間隔を十分狭くチューニングしておけ
ば、侵入者が他の磁石を上記所定の方向からマグネット
センサに対して配設したとしても、第1の反応手段と第
2の反応手段の各々の近傍の磁束密度に大きな差が生じ
る可能性が低減される(実施形態1)。
応手段はいずれもホールICであることを特徴とするこ
とができる。
の反応手段はいずれも、外部磁界によって接点が開から
閉となるような、機械的接点部の開/閉を有していない
構造となる(実施形態2)。
り、前記第2の反応結果はアナログ値であり、前記判定
手段は、前記2値の変化若しくは前記アナログ値を所定
の基準値と比較した結果の少なくとも一方によって前記
検出を行ない、前記2値と前記アナログ値の組み合わせ
によって前記判定を行なうことを特徴とすることができ
る。
あり、前記第2の反応手段はホール素子であることを特
徴とすることができる。
ログ値を出力する第2の反応手段が反応する磁束密度の
基準値を極力小さくなるようにチューニング可能となる
(実施形態3)。
ICに替えてリードスイッチであることを特徴とするこ
とができる。
のマグネットセンサシステムは、上記のマグネットセン
サと、該マグネットセンサに対し所定の方向から近接が
可能な磁石であって、前記近接の場合に、前記磁石、前
記マグネットセンサの第1の反応手段、前記マグネット
センサの第2の反応手段の順に直列となる磁石とを備え
たことを特徴とする。
に配設されており、前記磁石は前記開閉部材の施錠を行
なうためのクレッセント錠に配設されており、前記近接
は前記施錠が行なわれている状態であることを特徴とす
ることができる。以上の構成により、開閉部材の不正な
解錠の発生を検知する。
の取り付け部に配設されており、前記磁石は前記開閉部
材に配設されており、前記近接は前記開閉部材が閉じら
れた状態であることを特徴とすることができる。以上の
構成により、開閉部材の不正な開放の発生を検知する。
の警報システムは、上記のマグネットセンサシステム
と、警報の報知を行なうための警報手段とを備え、前記
判定手段は前記判定の結果を送信し、前記警報手段は前
記結果を受信して、当該受信した結果に応じて前記報知
を行なうことを特徴とする。
定の結果を送信することを特徴とすることができる。
のホームセキュリティシステムは、上記の警報システム
と、ホームセキュリティサービスを提供する基地局とを
備え、前記警報手段は前記結果を受信して、当該受信し
た結果に応じて前記警報を前記基地局へ送信することを
特徴とする。
施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の
機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は
省略する。
供する本実施形態1のホームセキュリティシステムの構
成図である。図3において、本実施形態1のホームセキ
ュリティシステムは家屋303に対するものであり、1
以上のマグネットセンサ301、中央制御装置302、
警備業者の基地局304等を有する。
窓に設置され、窓の不正な解錠の発生を無線305で送
信可能である。中央制御装置302は、家屋303内に
設置され、その子機であるマグネットセンサ301から
の無線305を受信し、有線の電話回線306を介して
警備業者の基地局304へ警報を送信する親機である。
警報を受信した警備業者は、現場へ緊急車両を派遣する
等、その他所定の警備対応を行なう。本実施形態1のホ
ームセキュリティシステムの基本的な構成は、従来のホ
ームセキュリティシステムと同様である。
ィシステムにおける、窓に対する施錠を検知するシステ
ムを示した図である。図中符号401は、水平に開閉さ
れる窓であり、三日月型のクレッセント錠402で施錠
可能である。窓401にはマグネットセンサ301が設
置されている。
ットセンサ301は、2つのスイッチユニット301a
及びスイッチユニット301bを内蔵している。窓40
1を閉めたクレッセント錠402の施錠時には、2つの
スイッチユニット301a及びスイッチユニット301
bと、クレッセント錠402に取り付けられた磁石内蔵
のマグネットユニット403とは、図4に示すように正
対する。
01a及びスイッチユニット301bは、クレッセント
錠402の施錠時に、マグネットユニット403に近い
方のスイッチユニット301aのみ反応するように窓4
01上の所定位置に設置したマグネットセンサ301内
に、マグネットユニット403側から見て直列に設けら
れている。
ンサ301の警報モードを、不図示のスイッチにより警
備解除から警備中に切り替えると、状態が警備中のマグ
ネットセンサ301は、窓403の不正な解錠を監視す
る。マグネットセンサ301とマグネットユニット40
3により、マグネットセンサシステムが構成され、マグ
ネットセンサシステムと中央制御装置302により、警
報システムが構成される。上述した図3のホームセキュ
リティシステムは、この警報システムと警備業者の基地
局304をオンラインで結んだシステムである。
301の内部構造を示す簡略な図である。マグネットセ
ンサ301は、2つのスイッチユニット301a及びス
イッチユニット301b、並びにそれらの信号を処理し
て無線を送信するためのセンサ回路等を有するが、図5
は、窓401に設置されたマグネットセンサ301の断
面を示し、特にスイッチユニット301a及びスイッチ
ユニット301bを示した図である。
及びスイッチユニット301bは、リードスイッチであ
る。リードスイッチは、当業者に周知のものであるが、
構成を簡単に説明すると、ガラス管内部に一対の磁性材
料からできたリード(reed)片が密封されており、本実
施形態1のリードスイッチでは、外部磁界によってそれ
らリードの接点が開から閉となる。リードスイッチが外
部磁界を受けて動作するのは、リードに用いられている
強磁性体がその外部磁界によって磁化され、両接点に誘
起された異極同士が、あたかもマグネット(永久磁石)
の異極同士のように吸引することによる。
を出力するスイッチユニット301a及びスイッチユニ
ット301bを有する、マグネットセンサ301は、ク
レッセント錠402の施錠時に、マグネットユニット4
03に近い方のスイッチユニット301aのみ反応する
ように、窓401上の設置位置、スイッチユニット30
1aとスイッチユニット301bとの間隔等がチューニ
ングされている。
301の回路のブロック図である。マグネットセンサ3
01は、2値を出力するスイッチユニット301a及び
スイッチユニット301b、センサ回路600、回路全
体のクロックパルスを生成する発振器601等を有す
る。センサ回路600は、スイッチユニットチェック回
路602、603、CPU604、送信回路605、ウ
ェイクアップ制御回路606、タイマー607、608
等を有する。
前回測定値格納エリア602a及び論理判定モジュール
602bを有し、スイッチユニット301aからの2値
信号をチェックする。同様に、スイッチユニットチェッ
ク回路603は、前回測定値格納エリア603a及び論
理判定モジュール603bを有し、スイッチユニット3
01bからの2値信号をチェックする(スイッチユニッ
トチェック回路602、603による2値信号のチェッ
ク動作の詳細は後述)。
のセンサ回路600全体を制御し、送信回路605は、
窓の不正な解錠の発生を無線で送信する。ウェイクアッ
プ制御回路606は、スリープ中のCPU604及び送
信605回路をウェイクアップする。
からクロックパルスを基に予め設定された周期で、スイ
ッチユニットチェック回路602、603にイネーブル
信号(Enable)と駆動用クロック信号(Clk)
を供給すると共に、スイッチユニット301a及びスイ
ッチユニット301bの電源をONにする。
いて、本実施形態1のマグネットセンサシステムに関わ
る動作について以下、説明する。
態1のマグネットセンサシステムの警備中における動作
を説明する図である。図7(a)は、クレッセント錠4
02の不正な解錠時における、正常状態のマグネットセ
ンサシステムを示した図である。図7(b)は、クレッ
セント錠402の施錠時における、正常状態のマグネッ
トセンサシステムを示した図である。図7(c)は、ク
レッセント錠402の不正な解錠時における、異常状態
のマグネットセンサシステムを示した図である。
状態のマグネットセンサシステムでは、マグネットユニ
ット403に近い方のスイッチユニット301aのみ閉
じており、マグネットセンサ301は施錠と認識してい
る。
に、例えば窓401のガラスを割ること等によりクレッ
セント錠402が不正に解錠されると、解錠時における
正常状態のマグネットセンサシステムでは、スイッチユ
ニット301a、301bは共に開いており、マグネッ
トセンサ301は解錠と認識する。マグネットセンサ3
01は、警備中のため、その解錠を不正な解錠として検
知し、不正な解錠の発生を無線305で中央制御装置3
02へ送信する。マグネットセンサ301からの無線3
05を受信した中央制御装置302は、ブザーから警報
音を発すると共に、電話回線306を介して警備業者の
基地局304へ警報を送信する。
に、侵入者が窓401の外側から磁石701をマグネッ
トセンサ301に近接して設置し、窓401のガラスを
割ること等によりクレッセント錠402が不正に解錠さ
れ、解錠時における異常状態のマグネットセンサシステ
ムでスイッチユニット301a、301bが共には閉じ
ている場合、マグネットセンサ301は解錠と認識す
る。マグネットセンサ301は、警備中のため、その解
錠を不正な解錠として検知し、不正な解錠の発生を無線
305で中央制御装置302へ送信する。マグネットセ
ンサ301からの無線305を受信した中央制御装置3
02は、ブザーから警報音を発すると共に、電話回線3
06を介して警備業者の基地局304へ警報を送信す
る。
る場合として、警備中に、窓401の外側から磁石をマ
グネットセンサ301に近接して設置し、窓401のガ
ラスを割ること等によりクレッセント錠402が不正に
解錠され、その磁石の磁界が磁石701より微弱であ
り、解錠時における異常状態のマグネットセンサシステ
ムでスイッチユニット301bのみ閉じている場合、マ
グネットセンサ301は解錠と認識する。マグネットセ
ンサ301は、警備中のため、その解錠を不正な解錠と
して検知し、不正な解錠の発生を無線305で中央制御
装置302へ送信する。マグネットセンサ301からの
無線305を受信した中央制御装置302は、ブザーか
ら警報音を発すると共に、電話回線306を介して警備
業者の基地局304へ警報を送信する。
マグネットセンサシステムの警備中における動作に関す
る、本実施形態1のマグネットセンサ301のセンサ回
路600の動作を説明する。
ンサ301の不図示のスイッチの入力によって、マグネ
ットセンサ301の警報モードは、警備解除から警備中
に切り替わる。警備中に切り替わると、CPU604
は、スイッチユニット301a、301bからの2値信
号(0=開、1=閉)を各々前回測定値格納エリア60
2a、603aに格納し、タイマー607、608を起
動した後、送信回路605と共にスリープ状態に入る。
された周期で、スイッチユニットチェック回路602、
603にイネーブル信号(Enable)と駆動用クロ
ック信号(Clk)を供給すると共に(図中符号61
1、612)、スイッチユニット301a及びスイッチ
ユニット301bの電源をONにする(図中符号60
9、610)。
03では各々、論理判定モジュール602b、603b
が、スイッチユニット301a、301bからの最新の
2値信号と前回測定値格納エリア602a、603aの
2値信号とのXORをとり、その結果をウェイクアップ
制御回路606へ報知する(符号613、614)と共
に、スイッチユニット301a、301bからの2値信
号(0=開、1=閉)を前回測定値格納エリア602
a、603aに格納する。
13または614の結果の報知を受けとり、2値信号の
変化(XORが1)を検出すると、CPU604及び送
信回路605のスリープ状態を解除しウェイクアップす
る(符号615)。
ット301a、301bからの2値信号をフェッチし、
その組み合わせを判定し、その判定結果を送信回路60
5により無線305で中央制御装置302へ送信する。
この場合の判定結果の種類は、以下の4種類である。 判定結果 スイッチユニット301a、301bからの2値信号
が、各々1(閉)と0(開) =>判定結果は「クレッセント錠402の施錠」。 マグネットセンサシステムは正常状態(図7(b)の状
態) 判定結果 スイッチユニット301a、301bからの2値信号が
両者とも0(開) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは正常状態(図7(a)の状
態) 判定結果 スイッチユニット301a、301bからの2値信号が
両者とも1(閉) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは異常状態(図7(c)の状
態) 判定結果 スイッチユニット301a、301bからの2値信号
が、各々0(開)と1(閉) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは異常状態(図7(c)で磁
石701の磁界が微弱な状態)
を受信した中央制御装置302は、受信した判定結果が
上記判定結果〜の場合、ブザーから警報音を発する
と共に、電話回線306を介して警備業者の基地局30
4へ警報を送信する。
に、本実施形態1によれば、マグネットユニット403
の近接によって0/1の2値を出力する2つのスイッチ
ユニット301a、301bを、クレッセント錠402
が施錠された状態でマグネットユニット403に近いス
イッチユニット301aのみ反応するように、窓401
に設置されたマグネットセンサ301内にマグネットユ
ニット403側から見て直列に設けるようにした。
イッチユニット301bとの間隔を十分狭くチューニン
グしておけば、侵入者が窓401の外側からマグネット
センサ301に近接して設置する磁石701の位置によ
る、スイッチユニット301a及びスイッチユニット3
01bの各々の近傍の磁束密度に大きな差が生じる可能
性が低減され、侵入者が窓401の外側から意図的にス
イッチユニット301aのみ反応させることが困難とな
る。即ち、侵入者は窓401の外側から意図的に図7
(b)のマグネットセンサ301の状態を作ることが困
難となり、不正な解錠に対するマグネットセンサ301
の検知確率が向上する。
及び動作説明に係る図3、4、6、7について上述の実
施形態1と同様である。実施形態1では、図5における
スイッチユニット301a及びスイッチユニット301
bが、リードスイッチである場合について説明した。本
実施形態2においては、図5におけるスイッチユニット
301a及びスイッチユニット301bが、リードスイ
ッチに替えてホールICである場合について説明する。
るデジタル信号を出力するので使いやすく、磁石との組
み合わせで位置センサや回転センサ等の非接触スイッチ
として広く応用可能であり、種々の製品が周知である
が、以下、構成と動作を簡単に説明する。
Cの回路構成の1例を示す図である。図8に示したホー
ルIC800は、主に磁石の位置検出に用いられるスイ
ッチタイプのホールICで、パルスレギュレータ80
1、ホール素子802、増幅器803、シュミットトリ
ガ804、出力段805等から構成される。
端子806、出力端子807、アース端子808の3端
子構成で、ホール素子802が、ホール効果により外部
磁界の磁束密度の変化をホール電圧として出力し、その
ホール電圧が増幅器803、シュミットトリガ804、
出力段805を介してデジタル信号に変換され、出力端
子807に出力される。
磁電変換特性(外部磁界の磁束密度の変化と出力端子8
07の出力電圧の関係)を示す図である。図9に示すよ
うに、本実施形態2のホールIC800は、外部磁界に
よって、動作磁束密度Bop、復帰磁束密度Brp、ヒ
ステリシス幅Bhの特性を有し出力High電圧901
と出力Low電圧902とをスイッチする磁電変換特性
を示す。
では、ホールIC800の出力電圧が出力High電圧
901の場合をスイッチユニット301a、301bの
開、ホールIC800の出力電圧が出力Low電圧90
2の場合をスイッチユニット301a、301bの閉と
して扱う。
って開/閉の2値を出力するスイッチユニット301a
及びスイッチユニット301bを有する、マグネットセ
ンサ301を使用する。クレッセント錠402の施錠時
に、マグネットユニット403に近い方のスイッチユニ
ット301aのみ反応するように、窓401上の設置位
置、スイッチユニット301aとスイッチユニット30
1bとの間隔等がチューニングされている。
に、本実施形態2によれば、実施形態1の効果に加え
て、リードスイッチの場合に外部磁界によってリードの
接点が開から閉となるような、機械的接点部の開/閉を
有していないので、実施形態1の場合より一般に感度が
高く、耐久性、信頼性の点で優れるマグネットセンサ3
01を提供できる。
及び動作説明に係る図3、4について上述の実施形態1
と同様である。実施形態1では、図5におけるスイッチ
ユニット301a及びスイッチユニット301bが、リ
ードスイッチである場合について説明した。
1の外側から意図的に図7(b)のマグネットセンサ3
01の状態を作ることが困難となる旨を述べたが、窓4
01の内側から意図的に図7(b)のマグネットセンサ
301の状態を作る恐れへの対応については述べていな
い。この状況について、図10を参照して説明する。
システムの警備中における動作を説明する図であり、ク
レッセント錠402の不正な解錠時における、意図的に
正常状態にされたマグネットセンサシステムを示した図
である。
01のガラスを割ること等により、窓401の内側から
磁石1001をマグネットセンサ301に近接して設置
し、磁石1001の磁界が微弱で磁石1001に近い方
のスイッチユニット301aのみ閉じている場合、クレ
ッセント錠402が不正に解錠されても、意図的に図7
(b)のマグネットセンサ301の状態を作ったマグネ
ットセンサシステムでは、マグネットセンサ301は施
錠と認識してしまう。
(b)のマグネットセンサ301の状態が作られること
を防止するために、本実施形態3においては、図5にお
けるスイッチユニット301aが、リードスイッチに替
えて実施形態2で説明したホールIC800であり、ま
た、図5におけるスイッチユニット301bが、リード
スイッチに替えてホール素子である場合について説明す
る。
比例した電気信号を出力するものあり、種々の製品が周
知であるが、以下、構成と動作を簡単に説明する。
素子の動作原理の説明図である。図11において、ホー
ル素子1101は、入力端子1102、1103、出力
端子1104、1105の4端子構成で、入力端子11
02、1103に制御電流1106を入力し、ホール効
果により外部磁界1107の磁束密度の変化を、アナロ
グ信号のホール電圧(出力電圧VH1108)として出
力端子1104、1105に出力する。
01の磁電変換特性(外部磁界1107の磁束密度Bの
変化と出力端子1104、1105の出力電圧VH11
08の関係)を示す図である。図12に示すように、本
実施形態3のホール素子1101は、外部磁界1107
の磁束密度Bに比例した出力電圧VH1108を出力す
る磁電変換特性を示す。
では、ホールIC800の出力電圧が出力High電圧
901の場合をスイッチユニット301aの開、ホール
IC800の出力電圧が出力Low電圧902の場合を
スイッチユニット301aの閉として扱うことは、実施
形態2と同様である。しかし、マグネットセンサ301
のセンサ回路は、「ホール素子1101の出力電圧VH
≦図12に示す基準値Vth」の場合をスイッチユニッ
ト301bの開、「ホール素子1101の出力電圧VH
>図12に示す基準値Vth」の場合をスイッチユニッ
ト301bの閉として扱う。
って開/閉の2値を出力するスイッチユニット301
a、及び外部磁界によってアナログ値を出力するスイッ
チユニット301bを使用する。クレッセント錠402
の施錠時に、マグネットユニット403に近い方のスイ
ッチユニット301aのみ反応するように、窓401上
の設置位置、スイッチユニット301aとスイッチユニ
ット301bとの間隔等がチューニングされている。
th(即ち、スイッチユニット301bが反応する磁束
密度の基準値Bth)を極力小さくなるようにチューニ
ングすることで、図10の状況下で、磁石1001の磁
界が微弱であってもスイッチユニット301bが反応し
易くなり、不正な解錠を検知し易くする。
サ301の回路のブロック図である。マグネットセンサ
301は、2値を出力するスイッチユニット301a及
びアナログ値を出力するスイッチユニット301b、セ
ンサ回路1300、回路全体のクロックパルスを生成す
る発振器601等を有する。センサ回路1300は、ス
イッチユニットチェック回路602、1301、CPU
604、送信回路605、ウェイクアップ制御回路60
6、タイマー607、608等を有する。
は、前回測定値格納エリア1301a、差分計算モジュ
ール1301b、閾値判定モジュール1301c、閾値
格納エリア1301d及びADC(Analog to Digital
Converter)1301eを有し、スイッチユニット30
1bからのアナログ信号をチェックする(スイッチユニ
ットチェック回路602、1301による信号のチェッ
ク動作の詳細は後述)。
ックパルスを基に予め設定された周期で、スイッチユニ
ットチェック回路1301にイネーブル信号(Enab
le)と駆動用クロック信号(Clk)を供給すると共
に、スイッチユニット301bの電源をONにする。
いて、本実施形態3のマグネットセンサシステムに関わ
る動作について以下、説明する。
形態3のマグネットセンサシステムの警備中における動
作を説明する図である。図14(a)は、クレッセント
錠402の不正な解錠時における、正常状態のマグネッ
トセンサシステムを示した図である。図14(b)は、
クレッセント錠402の施錠時における、正常状態のマ
グネットセンサシステムを示した図である。図14
(c)は、クレッセント錠402の不正な解錠時におけ
る、異常状態のマグネットセンサシステムを示した図で
ある。
の図7(b)において説明した状態と同様であり、マグ
ネットセンサ301は施錠と認識している。
に、例えば窓401のガラスを割ること等によりクレッ
セント錠402が不正に解錠されると、これは実施形態
1の図7(a)において説明した状態と同様であり、マ
グネットセンサ301は、警備中のため、その解錠を不
正な解錠として検知し、不正な解錠の発生を無線305
で中央制御装置302へ送信する。マグネットセンサ3
01からの無線305を受信した中央制御装置302
は、ブザーから警報音を発すると共に、電話回線306
を介して警備業者の基地局304へ警報を送信する。
に、侵入者が窓401のガラスを割ること等により窓4
01の内側から磁石1401をマグネットセンサ301
に近接して設置し、クレッセント錠402が不正に解錠
され、解錠時における異常状態のマグネットセンサシス
テムでスイッチユニット301a、301bが共に閉じ
ている場合、マグネットセンサ301は解錠と認識す
る。マグネットセンサ301は、警備中のため、その解
錠を不正な解錠として検知し、不正な解錠の発生を無線
305で中央制御装置302へ送信する。マグネットセ
ンサ301からの無線305を受信した中央制御装置3
02は、ブザーから警報音を発すると共に、電話回線3
06を介して警備業者の基地局304へ警報を送信す
る。
明した状態は、本実施形態3において同様のため、特に
図示して説明はしない。また、実施形態1で不図示では
あるが図7(c)に準じる場合として説明した、窓40
1の外側からの磁石の磁界が微弱なで、解錠時における
異常状態のマグネットセンサシステムでスイッチユニッ
ト301bのみ閉じている場合についても、本実施形態
3において同様のため、説明を省略する。
したマグネットセンサシステムの警備中における動作に
関する、本実施形態3のマグネットセンサ301のセン
サ回路1300の動作を説明する。
センサ301の不図示のスイッチの入力によって、マグ
ネットセンサ301の警報モードは、警備解除から警備
中に切り替わる。警備中に切り替わると、CPU604
は、スイッチユニット301aからの2値信号(0=
開、1=閉)を前回測定値格納エリア602aに格納
し、スイッチユニット301bからのアナログ値をAD
C1301eでデジタル値に変換後、そのデジタル値を
前回測定値格納エリア1301aに格納して、タイマー
607、608を起動した後、送信回路605と共にス
リープ状態に入る。
された周期で、スイッチユニットチェック回路602、
1301にイネーブル信号(Enable)と駆動用ク
ロック信号(Clk)を供給すると共に(図中符号61
1、612)、スイッチユニット301a及びスイッチ
ユニット301bの電源をONにする(図中符号60
9、610)。
は、論理判定モジュール602bが、スイッチユニット
301aからの最新の2値信号と前回測定値格納エリア
602aの2値信号とのXORをとり、その結果をウェ
イクアップ制御回路606へ報知する(符号613)と
共に、スイッチユニット301aからの2値信号(0=
開、1=閉)を前回測定値格納エリア602aに格納す
る。
は、差分計算モジュール1301bが、ADC1301
eからの最新のデジタル値と前回測定値格納エリア13
01aのデジタル値との差分ΔVHを計算する。閾値判
定モジュール1301cが、差分ΔVHと閾値格納エリ
ア1301dの閾値ΔVthとの大小を判定し、その結
果をウェイクアップ制御回路606へ報知する(符号6
14)と共に、ADC1301eからのデジタル値を前
回測定値格納エリア1301aに格納する。
13の結果の報知を受けとり、2値信号の変化(XOR
が1)を検出すると、または、符号614の結果の報知
を受けとり、デジタル値の変化(差分ΔVH>閾値ΔV
th)を検出すると、CPU604及び送信回路605
のスリープ状態を解除しウェイクアップする(符号61
5)。
ット301aの2値信号をフェッチし、ADC1301
eからのデジタル値(スイッチユニット301bからの
アナログ値に相当)をフェッチし、その組み合わせを判
定し、その判定結果を送信回路605により無線305
で中央制御装置302へ送信する。この場合の判定結果
の種類は、以下の4種類である。 判定結果 スイッチユニット301aからの2値信号が1(閉)、
スイッチユニット301bからのアナログ値≦基準値V
th(開) =>判定結果は「クレッセント錠402の施錠」。 マグネットセンサシステムは正常状態(図14(b)の
状態) 判定結果 スイッチユニット301aからの2値信号が0(開)、
スイッチユニット301bからのアナログ値≦基準値V
th(開) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは正常状態(図14(a)の
状態) 判定結果 スイッチユニット301aからの2値信号が1(閉)、
スイッチユニット301bからのアナログ値>基準値V
th(閉) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは異常状態(図14(c)の
状態、図7(c)と同様の状態) 判定結果 スイッチユニット301aからの2値信号が0(開)、
スイッチユニット301bからのアナログ値>基準値V
th(閉) =>判定結果は「クレッセント錠402の不正な解
錠」。 マグネットセンサシステムは異常状態(図7(c)で磁
石701の磁界が微弱な状態と同様の場合)
を受信した中央制御装置302は、受信した判定結果が
上記判定結果〜の場合、ブザーから警報音を発する
と共に、電話回線306を介して警備業者の基地局30
4へ警報を送信する。
に、本実施形態3によれば、実施形態1、2の効果に加
えて、外部磁界によってアナログ値を出力するスイッチ
ユニット301bが反応する磁束密度の基準値Bthを
極力小さくなるようにチューニングすることで、侵入者
が窓401の内側から意図的にスイッチユニット301
aのみ反応させることが困難となる。即ち、侵入者は窓
401の内側から意図的に図14(b)のマグネットセ
ンサ301の状態を作ることが困難となり、不正な解錠
に対するマグネットセンサ301の検知確率が向上す
る。
に次の形態を実施できる。 1)上述の実施形態1〜3では、窓の不正な解錠の発生
を検知するが、扉に対する侵入者の悪意による不正な解
錠を検知するシステムに適用可能なことはもちろんであ
る。また、開閉可能な窓や扉に対する侵入者の悪意によ
る不正な開放を検知するシステムにも、適用可能であ
る。この場合、窓枠(扉の枠)にマグネットセンサ30
1を設置し、窓(扉)に取り付けられたマグネットユニ
ット403により、窓(扉)が閉まった状態で一方のス
イッチユニット301aのみ反応するようように構成す
ればよい。 2)上述の実施形態1〜3では、マグネットセンサ30
1は不正な解錠の発生を無線で送信するが、有線で送信
可能としてもよい。 3)上述の実施形態1〜3では、マグネットセンサ30
1は不正な解錠の発生を無線で送信するが、マグネット
センサ301と中央制御装置302とを1ユニットの構
成とすることも可能である。 4)上述の実施形態1〜3では、中央制御装置302は
有線の電話回線306を介して警備業者の基地局304
へ警報を送信するが、中央制御装置302が無線を介し
て警備業者の基地局304へ警報を送信するようにして
もよい。 5)上述の実施形態3では、スイッチユニット301a
はホールIC800であるが、リードスイッチであって
もよい。 6)上述の実施形態は本発明の例示のために説明した
が、上述の実施形態の他にも変形が可能である。その変
形が特許請求の範囲で述べられている本発明の技術思想
に基づく限り、その変形は本発明の技術的範囲内とな
る。
ば、所定の方向からの所定の磁石の近接に対する変化を
検知するためのマグネットセンサは、磁界に反応可能な
第1の反応手段及び第2の反応手段と、それらの反応結
果に基づいて上記変化の検出を行ないその変化が正常か
否かの判定を行なう判定手段とを備え、上記近接の場合
に、所定の磁石、第1の反応手段、第2の反応手段の順
に直列となるように、第1の反応手段と第2の反応手段
とが上記所定の方向に配設されており、上記判定手段
は、第1の反応結果のみ検知した場合に、上記近接が正
常であると判定する。
手段との間隔を十分狭くチューニングしておけば、侵入
者が他の磁石を上記所定の方向からマグネットセンサに
対して配設したとしても、第1の反応手段と第2の反応
手段の各々の近傍の磁束密度に大きな差が生じる可能性
が低減され、侵入者が他の磁石により意図的に第1の反
応手段のみ反応させることが困難となる。このため、他
の磁石により意図的に上記近接が正常な状態を作ること
が困難となり、不正な状態に対するマグネットセンサの
検知確率が向上する効果を奏する。
システムの一例を示した図である。
中における動作を説明する図で、(a)はクレッセント
錠の不正な解錠時における、正常状態のマグネットセン
サシステム、(b)はクレッセント錠の施錠時におけ
る、正常状態のマグネットセンサシステム、(c)はク
レッセント錠の不正な解錠時における、異常状態のマグ
ネットセンサシステムを示した図である。
ステムの構成図である。
するシステムを示した図である。
部構造を示す簡略な図である。
路のブロック図である。
テムの警備中における動作を説明する図で、(a)はク
レッセント錠の不正な解錠時における、正常状態のマグ
ネットセンサシステム、(b)はクレッセント錠の施錠
時における、正常状態のマグネットセンサシステム、
(c)はクレッセント錠の不正な解錠時における、異常
状態のマグネットセンサシステムを示した図である。
路構成の1例を示す図である。
Cの磁電変換特性を示す図である。
時における、意図的に正常状態にされたマグネットセン
サシステムを示した図である。
動作原理の説明図である。
ル素子の磁電変換特性を示す図である。
回路のブロック図である。
ステムの警備中における動作を説明する図で、(a)は
クレッセント錠の不正な解錠時における、正常状態のマ
グネットセンサシステム、(b)はクレッセント錠の施
錠時における、正常状態のマグネットセンサシステム、
(c)はクレッセント錠の不正な解錠時における、異常
状態のマグネットセンサシステムを示した図である。
回路 604 CPU 605 送信回路 606 ウェイクアップ制御回路 607、608 タイマー 602a、603a、1301a 前回測定値格納エリ
ア 602b、603b 論理判定モジュール 800 ホールIC 801 パルスレギュレータ 802 ホール素子 803 増幅器 804 シュミットトリガ 805 出力段 806 電源端子 807 出力端子 808 アース端子 901 出力High電圧 902 出力Low電圧 1101 ホール素子 1102、1103 入力端子 1104、1105 出力端子 1106 制御電流 1107 外部磁界 1108 出力電圧VH 1301b 差分計算モジュール 1301c 閾値判定モジュール 1301d 閾値格納エリア 1301e ADC
Claims (13)
- 【請求項1】 所定の方向からの所定の磁石の近接に対
する変化を検知するためのマグネットセンサであって、 該マグネットセンサの外部からの磁界に反応可能な第1
の反応手段と、 前記磁界に反応可能な第2の反応手段と、 前記第1の反応手段の第1の反応結果と、前記第2の反
応手段の第2の反応結果とに基づいて、前記変化の検出
を行ない、当該検出した変化が正常か否かの判定を行な
う判定手段とを備え、 前記近接の場合に、前記所定の磁石、前記第1の反応手
段、前記第2の反応手段の順に直列となるように、前記
第1の反応手段と前記第2の反応手段とが前記所定の方
向に配設されており、前記判定手段は、前記第1の反応
結果のみ検知した場合に、前記近接が正常であると判定
することを特徴とするマグネットセンサ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応結果と前記第2の反応結果はいず
れも2値であり、前記判定手段は、前記2値の変化によ
って前記検出を行ない、前記2値の組み合わせによって
前記判定を行なうことを特徴とするマグネットセンサ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応手段と前記第2の反応手段はいず
れもリードスイッチであることを特徴とするマグネット
センサ。 - 【請求項4】 請求項2に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応手段と前記第2の反応手段はいず
れもホールICであることを特徴とするマグネットセン
サ。 - 【請求項5】 請求項1に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応結果は2値であり、前記第2の反
応結果はアナログ値であり、前記判定手段は、前記2値
の変化若しくは前記アナログ値を所定の基準値と比較し
た結果の少なくとも一方によって前記検出を行ない、前
記2値と前記アナログ値の組み合わせによって前記判定
を行なうことを特徴とするマグネットセンサ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応手段はホールICであり、前記第
2の反応手段はホール素子であることを特徴とするマグ
ネットセンサ。 - 【請求項7】 請求項6に記載のマグネットセンサにお
いて、前記第1の反応手段は前記ホールICに替えてリ
ードスイッチであることを特徴とするマグネットセン
サ。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のマグ
ネットセンサと、 該マグネットセンサに対し所定の方向から近接が可能な
磁石であって、前記近接の場合に、前記磁石、前記マグ
ネットセンサの第1の反応手段、前記マグネットセンサ
の第2の反応手段の順に直列となる磁石とを備えたこと
を特徴とするマグネットセンサシステム。 - 【請求項9】 請求項8に記載のマグネットセンサシス
テムにおいて、前記マグネットセンサは開閉部材に配設
されており、前記磁石は前記開閉部材の施錠を行なうた
めのクレッセント錠に配設されており、前記近接は前記
施錠が行なわれている状態であることを特徴とするマグ
ネットセンサシステム。 - 【請求項10】 請求項8に記載のマグネットセンサシ
ステムにおいて、前記マグネットセンサは開閉部材の取
り付け部に配設されており、前記磁石は前記開閉部材に
配設されており、前記近接は前記開閉部材が閉じられた
状態であることを特徴とするマグネットセンサシステ
ム。 - 【請求項11】 請求項8乃至10のいずれかに記載の
マグネットセンサシステムと、 警報の報知を行なうための警報手段とを備え、 前記判定手段は前記判定の結果を送信し、前記警報手段
は前記結果を受信して、当該受信した結果に応じて前記
報知を行なうことを特徴とする警報システム。 - 【請求項12】 請求項11に記載の警報システムにお
いて、前記判定手段は無線により前記判定の結果を送信
することを特徴とする警報システム。 - 【請求項13】 請求項11又は12に記載の警報シス
テムと、 ホームセキュリティサービスを提供する基地局とを備
え、 前記警報手段は前記結果を受信して、当該受信した結果
に応じて前記警報を前記基地局へ送信することを特徴と
するホームセキュリティシステム。
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