JP2010097358A - 高速スピンドルの異常電流検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来のNCルータでは、高周波スピンドルを遮断したり、テーブルサーボ制御装置に異常信号を出力して、テーブルの移動を停止することはできないという問題があった。
【解決手段】 1はベース台、2は支柱、3は横支持部材、4は主軸ヘッド移動部材、5は主軸ヘッド、6は工具、7はテーブル、8は被加工板で、これらの構成は上記従来例と同じであるので、説明は省略するが、本実施例では、3相入力電源9にトランス10を介してインバータ高周波電源装置11が接続され、このトランス10の一次側に主軸負荷電流検出装置12が接続され、主軸負荷電流検出装置12の出力は主制御装置13に接続され、又、インバータ高周波電源11の出力は主軸ヘッド5のスピンドル5aに接続され、さらに、主制御装置13の出力は主軸ヘッドサーボ制御装置14及びテーブルサーボ制御装置15に接続されている
【選択図】 図1
【解決手段】 1はベース台、2は支柱、3は横支持部材、4は主軸ヘッド移動部材、5は主軸ヘッド、6は工具、7はテーブル、8は被加工板で、これらの構成は上記従来例と同じであるので、説明は省略するが、本実施例では、3相入力電源9にトランス10を介してインバータ高周波電源装置11が接続され、このトランス10の一次側に主軸負荷電流検出装置12が接続され、主軸負荷電流検出装置12の出力は主制御装置13に接続され、又、インバータ高周波電源11の出力は主軸ヘッド5のスピンドル5aに接続され、さらに、主制御装置13の出力は主軸ヘッドサーボ制御装置14及びテーブルサーボ制御装置15に接続されている
【選択図】 図1
Description
本発明は、NCルータの高速回転する高速スピンドルの異常電流を検出した時に高速スピンドル及びそのサーボ制御装置を遮断するようにする高速スピンドルの異常電流検出装置に関するものである。
従来、NCルータは、図3に示すように、ベース台1の両側に装着された支柱2の上部の横支持部材3に沿って移動される主軸ヘッド移動部材4に複数の主軸ヘッド5が装着され、主軸ヘッド5にそれぞれ高速スピンドル(図示せず)が装着され、これらの高速スピンドルに装着された工具6でベース台1の上で、主軸ヘッド移動部材4と直交する方向に移動するテーブル7上に載置された被加工板8を加工するように構成されている。
しかしながら、このようなNCルータでは、3相入力電源9からインバータ高周波電源装置10で主軸ヘッド5の高周波スピンドルに電力を供給しているが、高周波スピンドルに流れる電流を検出して、異常電流が検出されたときに、主軸ヘッドサーボ制御装置で高周波スピンドルを遮断したり、テーブルサーボ制御装置に異常信号を出力して、テーブルの移動を停止することはできないという問題があった。
特開2004−314518号公報
解決しようとする問題点は、従来のNCルータでは、高周波スピンドルを遮断したり、テーブルサーボ制御装置に異常信号を出力して、テーブルの移動を停止することはできないという問題があった。
本発明は、3相入力電源にトランスを介して接続されたインバータ高周波電源装置と、該インバータ高周波電源装置に接続された高周波スピンドルを内蔵し、ベース台の両側に装着された支柱の上部の横支持部材に沿って移動される主軸ヘッドと、前記横支持部材と直行した前記ベース台上を移動するように構成されたテーブルと、前記主軸ヘッドを横支持部材に沿って位置決め移動制御する主軸ヘッドサーボ制御装置と、前記テーブルを前記主軸ヘッドの移動方向に対して直交方向に位置決め移動制御するテーブルサーボ制御装置と、前記トランスの1次側に接続された主軸負荷電流検出装置と、該主軸負荷検出装置に接続された主制御装置と、該主軸サーボ制御装置とからなり、前記主軸負荷電流検出装置により前記主軸ヘッドの異常電流を検出したことを前記主制御装置が確認したとき、前記主制御装置から前記主軸ヘッドサーボ制御装置に異常信号を出力して、主軸ヘッドの移動を停止するものであり、又、前記主制御装置から前記テーブルサーボ制御装置に異常信号を出力して、テーブルの移動を停止するものであり、さらに、前記主軸制御装置にメモリを接続し、主軸ヘッドの異常電流を検出した履歴を前記メモリで記憶するものである。
本発明では、3相入力電源が接続されるインバータ高周波電源装置のトランスの一次側に主軸負荷電流検出装置を接続し、主軸負荷電流検出装置で主軸ヘッドに内蔵する高速スピンドルの異常電流を検出した時、主制御装置で高速スピンドルの異常電流を確認し、インバータ高周波電源装置に停止信号を出力して、主軸ヘッドの高速スピンドルを停止し、主軸ヘッドサーボ制御装置を遮断し、テーブルサーボ制御装置を遮断することにより、主軸ヘッドの高速スピンドルのダメージを少なくし、、主軸ヘッドサーボ制御装置及びテーブルサーボ制御装置のダメージを少なくすることができるという利点がある。
本発明では、3相入力電源にトランスを介して接続されたインバータ高周波電源装置のトランスの1次側に主軸負荷電流検出装置が接続され、主軸負荷電流検出装置に主制御装置が接続され、主制御装置で主軸負荷電流検出装置により主軸ヘッドの異常電流を検出したことを確認したとき、前記主制御装置からインバータ高周波電源装置に停止信号を出力して、主軸ヘッドの高速スピンドルの回転を停止し、主軸ヘッドサーボ制御装置に停止信号を出力して主軸ヘッド移動部材の移動を停止し、テーブルサーボ制御装置に停止信号を出力して、テーブルの移動を停止するするものである。
図1は本発明の実施例の高速スピンドルの異常電流検出装置のブロック図で、1はベース台、2は支柱、3は横支持部材、4は主軸ヘッド移動部材、5は主軸ヘッド、6は工具、7はテーブル、8は被加工板で、これらの構成は上記従来例と同じであるので、説明は省略するが、本実施例では、3相入力電源9にトランス10を介してインバータ高周波電源装置11が接続され、このトランス10の一次側に主軸負荷電流検出装置12が接続され、主軸負荷電流検出装置12の出力は主制御装置13に接続され、又、インバータ高周波電源11の出力は主軸ヘッド5のスピンドル5aに接続され、さらに、主制御装置13の出力は主軸ヘッドサーボ制御装置14及びテーブルサーボ制御装置15に接続されており、主軸ヘッド5は図1では4個装着されているが、1つでもよい。
このように構成された本発明の高速スピンドルの異常電流検出装置では、主軸ヘッド5に異常電流が流れたことを主軸負荷電流検出装置12で検出すると、主制御装置13で確認して、インバータ高周波電源11に遮断信号を出力し、高速スピンドルを停止するとともに、主軸ヘッドサーボ制御装置13に主軸ヘッド移動部材4を停止する停止信号を出力し、さらに、テーブルサーボ制御装置14に停止信号を出力してテーブル7を停止する。
このように構成された本発明の高速スピンドルの異常電流検出装置では、主軸ヘッドの高速スピンドルを停止し、主軸ヘッドサーボ制御装置を遮断し、テーブルサーボ制御装置を遮断することにより、主軸ヘッドの高速スピンドルのダメージを少なくし、、主軸ヘッドサーボ制御装置及びテーブルサーボ制御装置のダメージを少なくすることができるという利点がある。という効果がある。
図2は本発明の他の実施例の高速スピンドルの異常電流検出装置のブロック図で、1はベース台、2は支柱、3は横支持部材、4は主軸ヘッド移動部材、5は主軸ヘッド、6は工具、7はテーブル、8は被加工板、9は3相入力電源、10はトランス、11はインバータ高周波電源装置、12は主軸負荷電流検出装置、13は主制御装置、14は主軸ヘッドサーボ制御装置、15はテーブルサーボ制御装置であり、これらの構成は上記実施例と同じであるので説明は省略するが、本実施例では、主制御装置13にメモリ16が接続され、主軸負荷検出装置12で検出した主軸ヘッド5の高速スピンドル5aに流れる通常の電流状態及び異常電流を常時記憶する。
このように構成することによって、どの主軸ヘッド5に異常電流が流れたかをメモリ16の記憶により確認することができ、又、顧客の異常操作やプログラムミスの他に、単なる主軸ヘッドの高速スピンドルの故障や欠相保護もメモリ16の記録で容易に確認することができる。
なお、上記実施例のNCルータだけでなく、高速スピンドルを使用する装置に適用することができる。
1 ベース台
2 支柱
3 横支持部材
4 主軸ヘッド移動部材
5 主軸ヘッド
6 工具
7 テーブル
8 被加工板
9 3相入力電源
10 トランス
11 インバータ高周波電源装置
12 主軸負荷電流検出装置
13 主制御装置
14 主軸ヘッドサーボ制御装置
15 テーブルサーボ制御装置
16 メモリ
2 支柱
3 横支持部材
4 主軸ヘッド移動部材
5 主軸ヘッド
6 工具
7 テーブル
8 被加工板
9 3相入力電源
10 トランス
11 インバータ高周波電源装置
12 主軸負荷電流検出装置
13 主制御装置
14 主軸ヘッドサーボ制御装置
15 テーブルサーボ制御装置
16 メモリ
Claims (3)
- 3相入力電源にトランスを介して接続されたインバータ高周波電源装置と、該インバータ高周波電源装置に接続された高周波スピンドルを内蔵し、ベース台の両側に装着された支柱の上部の横支持部材に沿って移動される主軸ヘッドと、前記横支持部材と直行した前記ベース台上を移動するように構成されたテーブルと、前記主軸ヘッドを横支持部材に沿って位置決め移動制御する主軸ヘッドサーボ制御装置と、前記テーブルを前記主軸ヘッドの移動方向に対して直交方向に位置決め移動制御するテーブルサーボ制御装置と、前記トランスの1次側に接続された主軸負荷電流検出装置と、該主軸負荷検出装置に接続された主制御装置と、該主軸サーボ制御装置とからなり、前記主軸負荷電流検出装置により前記主軸ヘッドの異常電流を検出したことを前記主制御装置が確認したとき、前記主制御装置から前記主軸ヘッドサーボ制御装置に異常信号を出力して、主軸ヘッドの移動を停止することを特徴とする高速スピンドル異常電流検出装置。
- 前記主制御装置から前記テーブルサーボ制御装置に異常信号を出力して、テーブルの移動を停止することを特徴とする請求項1記載の高速スピンドル異常電流検出装置。
- 前記主軸制御装置にメモリを接続し、主軸ヘッドの異常電流を検出した履歴を前記メモリで記憶することを特徴とする請求項1記載の高速スピンドル異常電流検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008266791A JP2010097358A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 高速スピンドルの異常電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008266791A JP2010097358A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 高速スピンドルの異常電流検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010097358A true JP2010097358A (ja) | 2010-04-30 |
Family
ID=42259003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008266791A Pending JP2010097358A (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 高速スピンドルの異常電流検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010097358A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07177781A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-14 | Matsushita Electric Works Ltd | 搬送用モータの駆動装置 |
JPH08314516A (ja) * | 1995-05-22 | 1996-11-29 | Fanuc Ltd | Cncの軸制御方式 |
JP2004314518A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Heian Corp | 木材加工装置 |
JP2007222997A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 工具異常検出装置及び工具異常検出システム |
-
2008
- 2008-10-15 JP JP2008266791A patent/JP2010097358A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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