JP2018136708A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンコーダの安全性能に縛られることなくモータ制御装置の安全性能を高める。
【解決手段】モータを駆動するための動作指令信号と、エンコーダからの、モータの動作に対応するフィードバック信号とに基づいて、該モータの動作が該動作指令信号に追従するように所定のフィードバック方式に従い該モータの動作に関する指令値を生成するモータ制御部を備えるモータ制御装置であって、エンコーダからのフィードバック信号により算出される所定のフィードバック値と、動作指令信号により算出される動作指令値とに関する両者の比較結果に基づいて故障発生を判断し、その判断結果に基づいて駆動信号の遮断処理を実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータを駆動制御するモータ制御装置に関する。
近年、製造現場では、サーボシステムが、各種機械における稼動部の位置決め制御などに用いられている。このようなサーボシステムとして、各種の機械装置を稼動するためのサーボモータと、このサーボモータに取り付けられたエンコーダと、サーボモータを駆動するためのサーボドライバと、サーボドライバに対して位置指令情報等を出力するための制御装置とを備えるシステムがある。そして、製造現場では、コスト削減、生産性の向上とともに、作業者に対する安全性確保の取り組みが重要な要件となっている。このため、サーボシステムについても、相応の安全規格に適合させることが要求されつつある。
ここで、特許文献1では、故障発生時にサーボドライバに対してサーボモータを停止させるための停止信号を出力するセーフティユニットが開示されている。具体的には、セーフティユニットが、制御装置からサーボモータへの動作指令信号の値と、エンコーダからのフィードバック信号の値と、両値から算出される判断値とに基づいて何れかの値が異常であると判断したときに停止信号を出力するように構成されている。このような構成により、サーボシステムの安全化が図られる。また、特許文献2では、エンコーダを含む指令ユニットの交換のためにサーボシステムの電源をOFFからONにする際に、システム内のエンコーダによる位置情報が電源ONの前後でずれた場合に警報を出力するシステム構成が開示されている。この構成により、適切な指令ユニットの交換作業が担保される。
特許第5367623号公報 特許第4261320号公報
従来は、モータを駆動制御するモータ制御装置について、その安全性能を高めるためには、モータ制御装置への入力情報を生成する当該モータの動きを検出するエンコーダの安全性能を高める必要があると考えられていた。そのため、エンコーダの設計において所定の安全規格の要件を満たす必要がある。例えば、このような安全規格としてIEC61508が規定されている。IEC61508は、電気・電子・プログラマブル電子式安全関連の機能安全に関する国際規格である。IEC61508では、システムの故障確率を、以下の表1に示すようにSIL(Safety Integrity Level:安全度水準)と呼ばれる尺度
で規定している。
Figure 2018136708
そして、IEC61508は、表中のSILごとに満足すべき要求事項を定義しており
、構築する安全制御システムが達成すべき取り組みが明確化されている。SILはSIL1からSIL4の4段階に分かれており、SILの数値が大きくなるほど、安全性能が高いことを意味する。そして、モータ制御装置に関するSILの値を高めようとすると、必然的に採用するエンコーダのSILも高める必要があり、エンコーダの高コスト化を招いたり、特別なインターフェースを採用する必要性等からエンコーダの大型化を招いたりし、モータ制御装置の設計面からの利便性を損なうこととなっていた。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、エンコーダの安全性能に縛られることなくモータ制御装置の安全性能を高める技術を提供することを目的とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、モータ制御装置が、モータに対応するエンコーダからのフィードバック信号により算出されるフィードバック値とモータを駆動するための動作指令信号との比較結果を利用することで、エンコーダからのフィードバック信号の信頼性を向上させる。このような構成により、エンコーダの安全性能に縛られることなくモータ制御装置の安全性能を高めることができる。
詳細には、本発明は、モータの動作を検出するエンコーダを有する該モータを駆動するモータ制御装置であって、モータを駆動するための動作指令信号と、前記エンコーダからの、前記モータの動作に対応するフィードバック信号とに基づいて、該モータの動作が該動作指令信号に追従するように該モータの動作に関する指令値を生成するモータ制御部と、前記モータ制御部からの前記指令値に応じて、前記モータを駆動するための駆動電流を該モータに供給する駆動部と、前記指令値を伴う、前記モータ制御部から前記駆動部への駆動信号の伝達を遮断する遮断部と、前記エンコーダの動作に関し故障が発生したと判断されたときに、前記遮断部を介して前記駆動信号の遮断処理を実行する安全制御部と、を備える。そして、前記安全制御部は、前記エンコーダからの前記フィードバック信号により算出される所定のフィードバック値と、前記動作指令信号により算出される動作指令値とに関する両者の比較結果に基づいて該エンコーダに関する故障発生を判断し、その判断結果に基づいて前記遮断部による前記駆動信号の遮断処理を実行する。
本発明に係るモータ制御装置は、動作指令信号に基づいてモータを駆動する装置であり、当該モータ制御装置としてはサーボドライバやインバータ等が例示できる。なお、動作指令信号は、モータ制御装置の外部に位置する他の制御装置(PLC等)で生成されモータ制御装置に提供されてもよく、又は、モータ制御装置の内部で生成されてもよい。具体的には、モータ制御部により、動作指令信号とエンコーダからのフィードバック信号とから、モータを駆動するための指令値が生成される。この指令値を伴った駆動信号がモータ制御部から駆動部に伝えられることで、駆動部が当該指令値に応じた駆動電流をモータに供給し、モータが動作指令信号に追従するように駆動されることになる。なお、指令値の生成においては、上記モータの動作指令信号への追従駆動を可能とするために、任意のフィードバック方式、例えば、位置情報、速度情報等に関するフィードバック方式に従って、当該指令値の生成を行うことができる。
ここで、モータ制御装置には、モータ制御部から駆動部への駆動信号の伝達を遮断する遮断部が備えられ、遮断部による駆動信号の遮断処理は安全制御部によって制御される。そしてエンコーダの動作に関し故障が発生したと判断される場合には、安全制御部によって遮断処理が実行されることで、モータ制御装置の安全性能が実現されることになる。安全制御部により実行される遮断処理として、動作指令信号により算出される動作指令値と、エンコーダからのフィードバック値との比較結果に基づいてエンコーダの故障発生の有無が判断され、その判断結果に応じて実行される遮断処理が含まれる。
このような動作指令値とフィードバック値との比較結果を利用することで、エンコーダの動作に関する追加の故障判断を実現することが可能となり、これにより、フィードバック値の信頼性を、もともとエンコーダが有していたそのフィードバック信号に関する信頼性よりも向上させることができる。このことを上記の安全規格IEC61508に基づいて説明すると、動作指令値とフィードバック値との比較結果を利用して上記遮断処理を行う構成を採用することは、エンコーダの安全側故障割合(SFF)を高めることになる。その結果、上記表1から理解できるように、ハードウェアフォールトトレランス(HFT)の数値を維持したままSFFの値が上昇することで、モータ制御装置の安全性能に関するSILの値を、エンコーダの安全性能に関するSILの値よりも高めることが可能となる(上記表1を参照すると、HFTを維持したままSFFが大きくなるとSILの値が高くなることが理解できる。)。以上より、本発明のモータ制御装置によれば、エンコーダの安全性能に縛られることなく該モータ制御装置の安全性能を高めることができる。
なお、安全制御部は、更に他の遮断処理として、エンコーダからのフィードバック値を利用し、モータの速度や位置の制限に関する故障判断を行い、その判断結果に応じて駆動信号の遮断を行ってもよい。
ここで、上記のモータ制御装置において、前記エンコーダは、前記モータの動作に対応して、互いに独立した2つのフィードバック信号を生成するように構成され、前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記2つのフィードバック信号のそれぞれより算出される2つの前記所定のフィードバック値の少なくとも一方と、前記動作指令値とを比較して、前記駆動信号の遮断処理を実行してもよい。このようにフィードバック信号が二重化されているエンコーダからのフィードバック信号を利用するモータ制御装置であっても、その安全性能をより効果的に上昇させることができる。すなわち、モータ制御装置の安全性能に関するSILの値を、エンコーダの安全性能に関するSILの値よりも高めることが可能となる。
ここで、上述までのモータ制御装置における、安全制御部による遮断処理の具体例について開示する。第1には、前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値と前記動作指令値との差分に基づいて、該遮断処理の実行の可否を判断してもよい。また、第2には、前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値の変化率と前記動作指令値の変化率とを比較し、その比較結果に基づいて該遮断処理の実行の可否を判断してもよい。また、第3には、前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値の変化率と前記動作指令値の変化率との差分の変化率に基づいて、該遮断処理の実行の可否を判断してもよい。また、安全制御部による遮断処理として、これらの一部又は全部を組合わせた処理を採用してもよく、別法として、上述の処理以外の処理を採用しても構わない。
また、上述までのモータ制御装置において、前記安全制御部が形成される安全用回路基板は、前記モータ制御部と前記駆動部と前記遮断部が形成される前記モータ制御装置の本体側に対して取り外し可能とされ、前記モータ制御装置から前記安全用回路基板が取り外され、該安全用回路基板の代わりに、前記安全制御部とは異なる、前記モータの駆動に関し故障が発生したと判断されたときに、前記遮断部を介して前記駆動信号の遮断処理を実行する別の安全制御部が形成された別の回路基板が該モータ制御装置に組み込み可能とされてもよい。安全制御部を形成する安全用回路基板がモータ制御装置の本体側に対して取り外し可能となるように構成されることで、必要に応じて、モータ制御装置に対して上述までの安全制御部に代えて、別の安全制御部を形成する別の回路基板をモータ制御装置に対して組み込み可能となる。これにより、需要に応じた安全性能を有するモータ制御装置を、好適にユーザに提供することが可能となる。
エンコーダの安全性能に縛られることなくモータ制御装置の安全性能を高めることが可能となる。
本発明に係るサーボドライバが組み込まれるサーボシステムの概略構成を示す第1の図である。 本発明に係るサーボドライバのサブシステムにおける安全性能を概略的に説明するための図である。 本発明に係るサーボドライバの第1の機能ブロック図である。 本発明に係るサーボドライバで実行される遮断処理のフローチャートである。 本発明に係るサーボドライバの第2の機能ブロック図である。 本発明に係るインバータの機能ブロック図である。
<実施例1>
図1は、本発明のモータ制御装置に相当するサーボドライバが組み込まれるサーボシステムの概略構成図である。サーボシステムは、ネットワーク1と、モータ2と、エンコーダ3と、サーボドライバ4と、標準PLC(Programmable Logic Controller)5と、安全
PLC6とを備える。モータ2とエンコーダ3によりサーボモータが形成される。当該サーボシステムは、モータ2を駆動するためのシステムであり、そのモータ2は、図示しない各種の機械装置(例えば、産業用ロボットのアームや搬送装置)のアクチュエータとして当該装置内に組み込まれている。例えば、モータ2は、ACモータである。そして、エンコーダ3は、モータ2の動作を検出するためにモータ2に取り付けられる。エンコーダ3は、検出されたモータ2の動作を示すフィードバック信号を生成するとともに、そのフィードバック信号をサーボドライバ4に送信する。フィードバック信号は、たとえばモータ2の回転軸の回転位置(角度)についての位置情報、その回転軸の回転速度の情報等を含む。エンコーダ3には一般的なインクリメンタル型エンコーダ、アブソリュート型エンコーダを適用することができる。
サーボドライバ4は、ネットワーク1を介して標準PLC5からモータ2の動作(モーション)に関する動作指令信号を受けるとともに、エンコーダ3から出力されたフィードバック信号を受ける。サーボドライバ4は、標準PLC5からの動作指令信号およびエンコーダ3からのフィードバック信号に基づいて、モータ2の駆動に関するサーボ制御を実行する。また、サーボドライバ4はネットワーク1を介して安全PLC6と接続されている。これにより、サーボドライバ4は、安全PLC6から受ける監視指令信号に基づいて、モータ2やサーボドライバ4に関する故障発生の監視を行い、その結果を安全PLC6に返す。
また、サーボドライバ4は、標準PLC5からの動作指令信号とエンコーダ3からのフィードバック信号とに基づいて、モータ2の動作に関する指令値を算出する。さらにサーボドライバ4は、モータ2の動作がその指令値に追従するように、モータ2に駆動電流を供給する。なお、この供給電流は、交流電源11からサーボドライバ4に対して送られる交流電力が利用される。本実施例では、サーボドライバ4は三相交流を受けるタイプのものであるが、単相交流を受けるタイプのものでもよい。
ここで、図2は、サーボドライバ4を1つのシステムとしたときに、それを構成する3つのサブシステムである入力構成、演算構成、出力構成における安全機能をブロック図化したものである。入力構成は、サーボドライバ4への入力に関するサブシステムであり、
その安全性能はエンコーダ3の安全性能に大きく依拠する。具体的には、エンコーダ3は、後述するようにその内部で同時にスキャニングを行なうことにより独立したパルスの出力が可能となるように二重化された回路を有しており、その二重化されたフィードバック信号が、独立した配線を経てサーボドライバ4へ入力される。したがって、入力構成は、エンコーダ3により安全機能InS01、InS02を有し、その場合のハードウェアフォールトトレランス(HFT)は1となる。また、入力構成のHFTを1とする別法として、入力構成に関する通信を二重化してもよい。なお、一般的に、エンコーダの安全側故障割合(SFF)は、エンコーダの容積(大きさ)や価格の観点から高くすることは容易ではなく、そのためエンコーダ3のSFFは比較的低く60%以上90%未満の範囲に属するものとする。仮に、入力構成において、その安全性能がエンコーダ3のみに依拠する場合には、入力構成の安全度水準(SIL)は2となる。
また、演算構成は、サーボドライバ4内での入力から出力を算出するための演算に関するサブシステムであり、例えば、マイクロプロセッサ(MPU)を用いた演算回路が独立して二重化された構成とされることで、安全機能CtS01、CtS02を有し、その場合のHFTは1となる。また、演算構成のSFFは一般に比較的高くすることが容易であり、そのため演算構成のSFFは比較的高く90%以上99%未満の範囲に属するものとする。したがって、演算構成のSILは3となる。更に、出力構成は、サーボドライバ4からの出力に関するサブシステムであり、後述するようにモータ制御部42から駆動部44への駆動信号の伝達を遮断する遮断部43の安全性能に依拠する。具体的には、出力構成は、遮断部43を形成する電気回路が独立して二重化された構成とされることで、安全機能OtS01、OtS02を有し、その場合のHFTは1となる。また、出力構成のSFFは一般に比較的高くすることが容易であり、そのため演算構成のSFFは比較的高く90%以上99%未満の範囲に属するものとする。したがって、出力構成のSILも3となる。
このようにサーボドライバ4において、仮にその入力構成の安全性能がエンコーダ3のみに依拠する場合、その安全度水準が低いこと(SILが2であること)によりシステム全体としての安全性能もその影響を受けて低くなり、具体的にはサーボドライバ4のSILも2となる。そこで、サーボドライバ4では、エンコーダ3の構成は同じままで、エンコーダ3からのフィードバック信号の信頼性を向上させる、すなわち入力構成に関連するSFFを上昇させる判断構成を追加する。仮に、この判断構成が追加されても入力構成のHFTがそのまま1であれば、図2の白抜き矢印で示すように、入力構成のSILは3となる。そして、その結果、演算構成及び出力構成のSILが3であることを踏まえると、サーボドライバ4のSILを3とすることが可能となり、サーボドライバ4の安全性能を高めることが可能となる。すなわち、エンコーダ3自体の安全性能に縛られることなくサーボドライバ4の安全性能を高めることができ、換言すれば、エンコーダ3自体の安全性能はそのままに、安価にサーボドライバ4の安全性能を高めることができる。
以下、サーボドライバ4のより具体的な構成について説明する。図3は、サーボドライバ4の機能ブロック図である。図3に示すように、サーボドライバ4は、フィードバック処理部41、モータ制御部42、遮断部43、駆動部44、安全制御部50を有している。先ず、フィードバック処理部41は、エンコーダ3からのフィードバック信号に基づいてフィードバック値を生成する。たとえばエンコーダ3からパルスが出力される場合、フィードバック処理部41は、そのパルスをカウントすることによりモータ2の回転軸の回転位置や回転速度を算出するとともに、その位置や速度を示す値を含むフィードバック値を生成する。
なお、エンコーダ3は、その内部で同時にスキャニングを行なうことにより独立したパルスの出力が可能となるように二重化された回路を有しており、二重化されたフィードバ
ック信号を出力する。そのため、フィードバック処理部41は、エンコーダ3から二重化されたフィードバック信号を受けるとともに、それらのフィードバック信号に基づいて二重化されたフィードバック値を生成する。そして、フィードバック処理部41は、その生成された二重化されたフィードバック値をモータ制御部42に送るとともに、安全制御部50にも送る。
次に、モータ制御部42は、標準PLC5から動作指令信号を受けるとともに、フィードバック処理部41からフィードバック値を受ける。モータ制御部42は、動作指令信号およびフィードバック値に基づいて、位置フィードバック制御、速度フィードバック制御を実行するための指令値を生成する。例えば、モータ制御部42は、動作指令信号およびフィードバック値に基づくフィードバック制御により、位置指令値及び速度指令値を生成する。なお、当該フィードバック制御で採用されるフィードバック方式は、モータ2が組み込まれる機械装置(搬送装置等)の所定の目的(例えば、荷物の搬送)に好適なサーボループが形成される方式であり、適宜設計することができる。そして、モータ制御部42で生成されたこれらの指令値は、駆動信号として遮断部43に送られる。
次に、遮断部43は、後述する安全制御部50から遮断信号を受けた場合において、後述する駆動部44にモータ制御部42からの駆動信号を電気的に通過させないことで、駆動部44を停止させる。これによりモータ制御部42が駆動信号を送出したとしても、モータ2によるトルクの出力が停止することになる。一方、遮断部43に遮断信号が入力されない場合には、遮断部43はモータ制御部42から出力された指令値を伴う駆動信号をそのまま駆動部44に通過させる。
ここで駆動部44は、遮断部43を介して、モータ制御部42からの駆動信号を受ける。駆動部44は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等の半導体
スイッチング素子で構成される回路を有しており、モータ制御部42からの駆動信号に基づいて、スイッチング素子をPWM方式に従ってオン・オフさせるための信号を生成するとともに、その信号に従ってスイッチング素子をオン・オフさせる。これによりモータ2に交流電力が供給されるとともに、駆動信号に従ってモータ2が駆動される。一方、遮断部43が作動し駆動信号の駆動部44への伝達が遮断されると、駆動部44からの出力がオフに固定される。これによりモータ2への電力供給が停止されるので、モータ2からのトルクの出力が停止することになる。
このようにフィードバック処理部41、モータ制御部42、遮断部43、駆動部44は、いわばモータ2の駆動制御に直接関連する機能部である。一方で、安全制御部50は、エンコーダ3の動作の故障の発生を判断し、故障が発生していると判断される場合には、モータ2の動作を停止させ当該動作に対する安全を確保する機能部である。具体的には、安全制御部50は、更に詳しくは判断部51と遮断指示部52を有している。安全制御部50による故障判断を含む安全確保に関する制御は、安全PLC6からの監視指令に基づいて実行される。
判断部51は、エンコーダ3の動作に関連する故障が発生していないかを判断する機能部であり、当該判断は、モータ2の動作に連動するフィードバック値やモータ2への動作指令信号の値に基づいて行われる。具体的には、判断部51は、フィードバック処理部41から二重化されたフィードバック値を受け取るとともに、標準PLC5から動作指令信号を受け、その信号に対応する動作指令値P1(図3ではP1は不図示)を生成する。なお、当該動作指令信号は、モータ制御部42が受け取る動作指令信号と同一である。
ここで、一般に、製品(例えば、エンコーダ)の故障率λは、安全側故障率λsと危険側故障率λdに大別でき、更に危険側故障率λdは、検出可能な危険側故障率λddと検
出不可能な危険側故障率λduに区分することができる。そして、上記SFFは、下記の式1で定義される。
SFF = (λs+λdd)/(λs+λd) ・・・(式1)
そして、SFFを大きくするためには、危険側故障のうち検出可能となる故障の割合を大きくすることが肝要である。
そこで、判断部51は、動作指令値P1とフィードバック値とを比較し、両者の差分が許容範囲内であるか否かを判断する。モータ2が動作指令値P1に追従して駆動されていることを前提とすると、動作指令値P1とフィードバック値との差分は、エンコーダ3による検出対象であるモータ2の動きと、エンコーダ3の検出結果とのずれを意味する。したがって、その差分を利用することで危険側故障の発生を検出することが可能となる。
このように判断部51が動作指令値P1とフィードバック値との差分を利用することで、サーボドライブ4においてエンコーダ3の動作に関する故障発生の判断をより詳細に行うことが可能となる。この結果、上記判断部51が存在しない従来のサーボドライブと比べると、本発明のサーボドライブ4の入力構成のSFFは向上し、そのSILの値を高めることが可能となる。なお、動作指令値P1と比較されるフィードバック値は、上記二重化されたフィードバック値のうち何れか一方の値でもよく、両方の値でもよい。また、合理的な故障判断の別法としては、動作指令値P1の変化率とフィードバック値の変化率とを比較し、両者の差分を利用してエンコーダ3の故障判断を行ってもよく、また、両変化率の差分を利用してエンコーダ3の故障判断を行ってもよく、これらの故障判断の態様の任意の組合せを採用してもよい。
このように判断部51は、フィードバック値と動作指令値P1を利用してエンコーダ3の故障判断を行う。そして、判断部51によって故障が発生していると判断された場合には、遮断指示部52により遮断信号が生成され、生成された遮断信号は遮断部43に対して送られる。当該遮断信号を受け取った遮断部43は、上記の通りモータ制御部42からの駆動信号の駆動部44への伝達を遮断することで、モータ2によるトルク出力を停止させる。なお、このような安全制御部50による制御状態(故障の有無)は、安全PLC6からの監視指令に対する回答の形で安全PLC6に通知される。
ここで、上記判断部51及び遮断指示部52を有する安全制御部50による遮断処理について、図4に基づいて説明する。図4に示す遮断処理は、安全制御部50を形成する演算装置(MPU等)により、例えば、指令値が生成される制御周期(例えば、2msec)で繰り返して実行される。S101では、標準PLC5からの動作指令信号を受けて、その信号に対応する動作指令値P1を生成する。その後、S102で、生成された動作指令値P1とフィードバック処理部41から取得されたフィードバック値との差分に基づいて、エンコーダ3の故障判断が行われる。当該判断は、判断部51によって行われる。
そして、S102で肯定判定されS103へ進んだ場合、S103では、遮断指示部52により遮断信号が生成され、生成された遮断信号は遮断部43に対して送られる。これにより、モータ2によるトルク出力を停止させる。また、S102で否定判定された場合には、遮断指示部52による遮断信号の生成は行われず、遮断処理を終了する。
このようにサーボドライバ4では、判断部51により動作指令値を利用したエンコーダ3の故障判断が行われ、故障と判断された場合には、遮断部43の働きによりモータ2によるトルク出力が停止させられる。これにより、エンコーダ3の故障判断の精度向上が図られ、サーボドライバ4の入力構成のSFFが向上し、入力構成のSILも2から3へと上昇することになる(図2を参照)。
また、判断部51は、上述のエンコーダ3の故障判断以外の故障判断を行うこともできる。例えば、フィードバック処理部41から受け取る2つのフィードバック値のそれぞれと、予め安全制御部50内に設定、記憶されているその上限値とを比較する。フィードバック値が当該上限値を超えている場合には、実際のサーボモータの動作状態が、本来あるべきサーボモータの動作状態と乖離していることを意味し、故に何らかの故障が生じていると合理的に判断し得る。なお、当該上限値は、公知の故障判断である速度制限(SLS)や位置制限(SLP)等に対応する値である。
<実施例2>
図5に基づいて、本発明のサーボドライバ4の機能構成について説明する。図5に示す機能部のうち図3に示す機能部と実質的に同一のものについては、同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。本実施例では、モータ2の駆動制御に直接関連する機能部であるフィードバック処理部41、モータ制御部42、遮断部43、駆動部44は、サーボドライバ4の本体側に配置されている。その配置に際して駆動部44は、他の機能部よりも高電圧環境下に置かれるため、駆動部44と他の機能部との間には公知の適切な絶縁処理が施されている。一方で、安全制御部50は、安全回路基板4A上に形成されている。
そして、この回路基板4Aは、サーボドライバ4の本体側に設けられたスロット4aを介して当該本体に対して取り外し可能となるように構成されている。そのため、回路基板4Aがスロット4aを通ってサーボドライバ4の本体内に組み込まれたときに、安全PLC6と安全制御部50との間の信号のやり取りが可能となるように、また、判断部51がフィードバック処理部41からのフィードバック値、及び標準PLC5からの動作指令信号を受け取れるように、また、遮断部43が遮断指示部52から遮断信号を受け取れるように、回路基板4Aとサーボドライバ4の本体側との電気的接点が設計されている。
更に、サーボドライバ4においては、回路基板4Aを取り外した状態で、安全制御部50とは異なる、モータ2の駆動に関し故障が発生したと判断されたときに、遮断部43を介して駆動信号の遮断処理を実行する別の安全制御部が形成された別の回路基板がサーボドライバ4に組み込み可能とされてもよい。例えば、上述のエンコーダ3の故障判断は行わずに、速度制限(SLS)や位置制限(SLP)等に関する故障判断のみが実行可能な安全制御部が形成された別の回路基板を、サーボドライバ4の本体に組み込んでもよい。このように構成されることで、サーボドライバのSILを3とする必要のないユーザに対しても、モータ2の駆動制御に直接関連する共通の機能部を利用することで必要な安全性能を有するサーボドライバを容易に提供することができる。
<変形例1>
上述までの実施例では、サブシステムとしての入力構成のSILが2、演算構成及び出力構成のSILが3の形態を例示したが、それ以外の形態でも当然に本発明を適用可能である。例えば、フィードバック信号が二重化されていない、比較的安全性能が低いエンコーダを利用する入力構成のSILが1、演算構成及び出力構成のSILが2の形態において、入力構成において本発明による、エンコーダ3の故障判断及び遮断に関する処理を適用することで、その形態によるサーボドライバのSILを、エンコーダの安全性能に縛られずに2とすることが可能となる。
<変形例2>
上述までの例では、本発明のモータ制御装置としてのサーボドライバ4が例示されているが、その態様に代えて、当該モータ制御装置として、図6に示すインバータ40を採用することもできる。なお、インバータ40により駆動制御されるモータ2としては、誘導モータ等が例示できる。図6は、インバータ40の機能ブロックをイメージ化した図であ
る。図6に示すように、インバータ40は、複数の機能部を有しており、それらの機能部のうち実質的に図3に示すサーボドライバ4が有する機能部と同等のものは、同一の参照番号を付してその詳細な説明は省略する。具体的には、インバータ40は、フィードバック処理部41、モータ制御部42、遮断部43、駆動部44、安全制御部50を有しており、その他に動作指示部60も有している。
動作指示部60は、図示しない入力装置を介して予めユーザにより与えられた要求動作に基づき、モータ2を駆動するための動作指令信号を生成する。したがって、インバータ40は、外部装置(上記の標準PLC5等)からは動作指令信号は提供されず、エンコーダ3からのフィードバック信号と、動作指示部60からの動作指令信号とに基づいて、所定のフィードバック方式に従いモータ2を駆動制御する。別法として、外部装置からインバータ40に対して動作指令信号が提供されてもよい。このように構成されるインバータ40においても、上述までのサーボドライバ4と同様に、安全制御部50の有する判断部51により、動作指令値を利用したエンコーダ3の故障判断が行われ、故障と判断された場合には、遮断部43の働きによりモータ2によるトルク出力が停止させられる。この結果、エンコーダ3の故障判断の精度向上が図られ、インバータ40の入力構成のSFFが向上し、以て、入力構成のSILも上昇することになる。
1・・・・ネットワーク
2・・・・モータ
3・・・・エンコーダ
4・・・・サーボドライバ
4A・・・・安全用回路基板
4a・・・・スロット
5・・・・標準PLC
6・・・・安全PLC
40・・・・インバータ
41・・・・フィードバック処理部
42・・・・モータ制御部
43・・・・遮断部
44・・・・駆動部
50・・・・安全制御部
51・・・・判断部
52・・・・遮断指示部

Claims (6)

  1. モータの動作を検出するエンコーダを有する該モータを駆動するモータ制御装置であって、
    前記モータを駆動するための動作指令信号と、前記エンコーダからの、前記モータの動作に対応するフィードバック信号とに基づいて、該モータの動作が該動作指令信号に追従するように該モータの動作に関する指令値を生成するモータ制御部と、
    前記モータ制御部からの前記指令値に応じて、前記モータを駆動するための駆動電流を該モータに供給する駆動部と、
    前記指令値を伴う、前記モータ制御部から前記駆動部への駆動信号の伝達を遮断する遮断部と、
    前記エンコーダの動作に関し故障が発生したと判断されたときに、前記遮断部を介して前記駆動信号の遮断処理を実行する安全制御部と、
    を備え、
    前記安全制御部は、
    前記エンコーダからの前記フィードバック信号により算出される所定のフィードバック値と、前記動作指令信号により算出される動作指令値とに関する両者の比較結果に基づいて該エンコーダに関する故障発生を判断し、その判断結果に基づいて前記遮断部による前記駆動信号の遮断処理を実行する、
    モータ制御装置。
  2. 前記エンコーダは、前記モータの動作に対応して、互いに独立した2つのフィードバック信号を生成するように構成され、
    前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記2つのフィードバック信号のそれぞれより算出される2つの前記所定のフィードバック値の少なくとも一方と、前記動作指令値とを比較して、前記駆動信号の遮断処理を実行する、
    請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値と前記動作指令値との差分に基づいて、該遮断処理の実行の可否を判断する、
    請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値の変化率と前記動作指令値の変化率とを比較し、その比較結果に基づいて該遮断処理の実行の可否を判断する、
    請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
  5. 前記安全制御部は、前記遮断処理において、前記所定のフィードバック値の変化率と前記動作指令値の変化率との差分の変化率に基づいて、該遮断処理の実行の可否を判断する、
    請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置。
  6. 前記安全制御部が形成される安全用回路基板は、前記モータ制御部と前記駆動部と前記遮断部が形成される前記モータ制御装置の本体側に対して取り外し可能とされ、
    前記モータ制御装置から前記安全用回路基板が取り外され、該安全用回路基板の代わりに、前記安全制御部とは異なる、前記モータの駆動に関し故障が発生したと判断されたときに、前記遮断部を介して前記駆動信号の遮断処理を実行する別の安全制御部が形成された別の回路基板が該モータ制御装置に組み込み可能とされる、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のモータ制御装置。
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