JP2010096947A - 電気光学装置の製造方法および電気光学装置、ならびに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気光学パネルの配向方向と光学フィルムの光学軸との位置ズレを低減できる電気光学装置の製造方法を提供すること。
【解決手段】液晶装置100の製造方法は、液晶セル50および偏光板44の相対的な面内での位置関係を光学的に決定する第1の工程と、第1の工程で決定された液晶セル50および偏光板44の位置関係の情報に基づいて、偏光板44を液晶セル50に貼り付ける第2の工程と、を含み、液晶セル50の一辺部には、規則的に配列された2次元座標を有するパターン60が設けられており、第1の工程では、決定された位置関係において、素子基板10に設けられたパターン60に対する、偏光板44における少なくとも2点の位置座標情報を記録し、第2の工程では、第1の工程で記録された位置座標情報に基づいて、第1の工程で決定された液晶セル50および偏光板44の位置関係を再現することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、電気光学装置の製造方法および電気光学装置、ならびに電子機器に関する。
液晶装置は、対向配置された一対の基板の間に液晶層が挟持された液晶セルと、液晶セルの両外側に配置された一対の偏光板とを備えている。液晶装置は、偏光光を利用して表示を行うため、液晶層における液晶分子の配向方向と、一対の偏光板の光学軸とが所定の位置関係となるように設定されている。したがって、液晶セルに偏光板を貼り付ける工程において、液晶セルと偏光板との所定の配置位置にズレが生じると、液晶装置のコントラスト低下等により表示品質の低下を招くこととなる。
そこで、液晶セルの一方の基板に設けられたアライメントマークを基準にして、偏光板の外形との位置合わせを行い偏光板を貼り付ける方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、テーブルに載置した液晶セルの配向方向と偏光板の光学軸との位置合わせを光学的に行い、その状態を維持して偏光板を貼り付ける方法が提案されている(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。
特開2000−221461号公報 特開平8−201801号公報 特開2003−107452号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された方法では、アライメントマークと偏光板の外形とで位置合わせを行うため、設定された位置に対する液晶セルのアライメントマークと配向方向とのズレや偏光板の外形と光学軸とのズレがある場合、液晶セルに対して偏光板の光学軸を正確に位置合わせすることが難しいという課題がある。特許文献2および特許文献3に記載された方法では、位置合わせを行う装置および環境下で偏光板の貼り付けを行うため、液晶セルとの間にゴミ等が入るリスクがあり、上記特許文献2に記載された方法では、偏光板を液晶セルに平行に維持したまま貼り付けるため、液晶セルとの間に気泡が入りやすくなる。これを防止するため、位置合わせとは別の環境下で偏光板の貼り付け工程を行う場合、光学的に位置合わせした位置関係が貼り付け工程でずれるおそれがあるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電気光学装置の製造方法は、電気光学パネルの一方の面の外側に光学フィルムを対向配置させた状態で、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方を対向する面内で回転させて、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの相対的な面内での位置関係を光学的に決定する第1の工程と、前記第1の工程で決定された前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの前記位置関係の情報に基づいて、前記光学フィルムを前記電気光学パネルに貼り付ける第2の工程と、を含み、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方の一辺部には、配列された2次元座標を有するパターンが設けられており、前記第1の工程における前記位置関係の決定は、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの一方に設けられた前記パターンに対する、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの他方における少なくとも2点の位置座標情報を記録し、前記第2の工程では、前記第1の工程で記録された前記位置座標情報に基づいて、前記第1の工程で決定された前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの前記位置関係を再現することを特徴とする。
この構成によれば、第1の工程では、光学的に決定された電気光学パネルおよび光学フィルムの相対的な面内での位置関係を、電気光学パネルおよび光学フィルムのうちの少なくとも一方の一辺部に設けられた2次元座標を有するパターンに対する他方の少なくとも2点の位置座標情報により記録する。このため、第2の工程では、第1の工程において記録された位置座標情報に基づき、光学的に決定された電気光学パネルおよび光学フィルムの相対的な面内での位置関係を再現して、光学フィルムを電気光学パネルに貼り付けることができる。これにより、電気光学パネルおよび光学フィルムの相対的な位置ズレを低減できる。
[適用例2]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記電気光学パネルまたは前記光学フィルムのいずれか一方には前記パターンが設けられておらず、前記第1の工程では、前記パターンが設けられていない前記一方の一辺部が、他方の一辺部に設けられた前記パターンの2次元座標内を横断する前記少なくとも2点の前記位置座標情報を記録してもよい。
この構成によれば、一方に設けられたパターンに対する他方の一辺部における少なくとも2点の位置座標情報を記録することにより、決定された位置関係を再現できる。
[適用例3]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの双方に前記パターンが設けられており、前記第1の工程では、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの一方の前記パターンにおける前記少なくとも2点の、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの他方の前記パターンに対する前記位置座標情報を記録してもよい。
この構成によれば、一方に設けられたパターンに対する他方のパターンにおける少なくとも2点の位置座標情報を記録することにより、決定された位置関係を再現できる。
[適用例4]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記パターンは、前記一辺部において複数箇所に設けられていてもよい。
この構成によれば、パターンが複数箇所に設けられているので、複数のパターンのそれぞれに対して位置座標情報を記録できる。これにより、決定された位置関係をより正確に再現できる。
[適用例5]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記パターンは、行方向および列方向に配列された点で構成されていてもよい。
この構成によれば、パターンを構成する行方向および列方向に配列された点の座標を基準にして位置座標情報を記録できる。
[適用例6]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記パターンは、互いに交差して配列された線で構成されていてもよい。
この構成によれば、パターンを構成する互いに交差して配列された線同士の交点または線同士に囲まれた領域の座標を基準にして位置座標情報を記録できる。
[適用例7]上記適用例に係る電気光学装置の製造方法であって、前記電気光学パネルは、互いに対向して配置された第1の基板および第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間に挟持された液晶層と、を備えた液晶セルであり、前記光学フィルムは、偏光体であり、前記第1の工程では、前記液晶セルと前記偏光体とを透過した光の強度の測定結果に基づいて前記位置関係を決定してもよい。
この構成によれば、液晶セルと偏光体とを透過した光の強度の測定結果に基づいて位置関係を決定するので、液晶セルの配向方向と偏光体の光学軸とを光学的に位置合わせすることができる。このように決定された位置関係を再現して偏光体を液晶セルに貼り付けるので、液晶セルと偏光体との相対的な位置ズレを低減できる。これにより、液晶装置のコントラスト低下が抑えられるので、液晶装置の表示品質を向上できる。
[適用例8]本適用例に係る電気光学装置は、電気光学パネルと、前記電気光学パネルの少なくとも一方の面に配置された光学フィルムと、を備え、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方の一辺部には、配列された2次元座標を有するパターンが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、電気光学パネルおよび光学フィルムの相対的な面内での位置関係を光学的に決定する際に、その決定された位置関係を、電気光学パネルおよび光学フィルムのうちの少なくとも一方に設けられたパターンに対する他方の少なくとも2点の位置座標情報により記録することができる。このため、光学フィルムを電気光学パネルに貼り付ける際に、記録された位置座標情報により、光学的に決定された電気光学パネルおよび光学フィルムの位置関係を再現することができる。これにより、電気光学パネルおよび光学フィルムの相対的な位置ズレを低減できる。
[適用例9]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記パターンは、前記電気光学パネルまたは前記光学フィルムのいずれか一方に設けられていてもよい。
この構成によれば、一方に設けられたパターンに対する他方の一辺部における少なくとも2点の位置座標情報を記録することにより、決定された位置関係を再現できる。
[適用例10]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記パターンは、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの双方に設けられていてもよい。
この構成によれば、一方に設けられたパターンに対する他方のパターンにおける少なくとも2点の位置座標情報を記録することにより、決定された位置関係を再現できる。
[適用例11]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記パターンは、前記一辺部において複数箇所に設けられていてもよい。
この構成によれば、パターンが複数箇所に設けられているので、複数のパターンのそれぞれに対して位置座標情報を記録できる。これにより、決定された位置関係をより正確に再現できる。
[適用例12]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記パターンは、行方向および列方向に配列された点で構成されていてもよい。
この構成によれば、パターンを構成する行方向および列方向に配列された点の座標を基準にして位置座標情報を記録できる。
[適用例13]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記パターンは、互いに交差して配列された線で構成されていてもよい。
この構成によれば、パターンを構成する互いに交差して配列された線同士の交点または線同士に囲まれた領域の座標を基準にして位置座標情報を記録できる。
[適用例14]上記適用例に係る電気光学装置であって、前記電気光学パネルは、互いに対向して配置された第1の基板および第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間に挟持された液晶層と、を備えた液晶セルであり、前記光学フィルムは、偏光体であってもよい。
この構成によれば、液晶セルの配向方向と偏光体の光学軸とを光学的に位置合わせし、このように決定された位置関係を再現して偏光体を液晶セルに貼り付けることができる。このため、液晶セルと偏光体との相対的な位置ズレを低減できる。これにより、液晶装置のコントラスト低下が抑えられるので、液晶装置の表示品質を向上できる。
[適用例15]本適用例に係る電子機器は、上記に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、電子機器は、上記の電気光学装置を表示部として有しているので、表示品質の向上が図られる。
以下に、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお、参照する各図面において、構成をわかりやすく示すため、各構成要素の層厚や寸法の比率、角度等は適宜異ならせてある。
(第1の実施形態)
<液晶装置>
まず、第1の実施形態に係る電気光学装置としての液晶装置について図を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る液晶装置の概略構成を示す図である。詳しくは、図1(a)は液晶装置の平面図であり、図1(b)は図1(a)中のA−A’線に沿った断面図である。図2は、第1の実施形態に係る液晶装置の電気的な構成を示す等価回路図である。図3は、第1の実施形態に係る液晶装置の画素の構成を説明する図である。詳しくは、図3(a)は観察側(対向基板側)から見たときの画素の構成を示す平面図であり、図3(b)は観察側から見たときの液晶セルの配向方向を示す図である。図4は、図3(a)中のC−C’線に沿った断面図である。なお、図3(a)では対向基板の図示を省略している。
第1の実施形態に係る液晶装置100は、例えば、スイッチング素子としてTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)素子を備えたアクティブマトリクス型の液晶装置であるとともに、FFS(Fringe-Field Switching)方式の透過型の液晶装置である。
図1(a)および(b)に示すように、液晶装置100は、液晶セル50を備えている。液晶セル50は、第1の基板としての素子基板10と、素子基板10に対向して配置された第2の基板としての対向基板30と、素子基板10と対向基板30との間に挟持された液晶層40とを備えている。素子基板10と対向基板30とは、枠状のシール剤41を介して互いに対向して貼り合わされている。液晶層40は、素子基板10と対向基板30とシール剤41とによって囲まれた空間に封入されている。液晶装置100は、液晶層40が封入された表示領域2において表示を行う。
素子基板10は、対向基板30より大きく、一部が対向基板30に対して張り出した状態で貼り合わされている。この張り出した部位には、液晶層40を駆動するためのドライバIC42が実装されている。素子基板10の一辺部には、規則的に配列された2次元座標を有するパターン60が設けられている。パターン60は、素子基板10の辺10a側の端面からシール剤41の外側までの領域内に位置しており、辺10aに沿うように配置されている。
図1(b)に示すように、素子基板10の外側の面には、偏光体としての偏光板44が配置されている。対向基板30の外側の面には、偏光体としての偏光板45が配置されている。図示しないが、偏光板44の側には、偏光板44に対向してバックライト等の照明装置が配置されている。
図2に示すように、表示領域2には、走査線12と信号線14と共通配線17とが形成されている。走査線12と共通配線17とは、互いに略平行に配置されている。信号線14は、走査線12と共通配線17とに交差するように配置されている。走査線12および共通配線17と信号線14との交差に対応して画素4が設けられている。
画素4は、液晶装置100の表示の最小単位であり、例えば矩形状の平面形状を有している。画素4は、互いに隣り合う画素4同士の間に間隔が空くように、X軸およびY軸に沿ってマトリクス状に配置されている。画素4は、赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれかの表示に寄与し、R、G、Bの各表示に寄与する3つの画素4から1つの画素群が構成されている。液晶装置100では、各画素群において3つの画素4のそれぞれの輝度を適宜変えることで、種々の色の表示を行うことができる。
なお、図2を含め以降の図面において、X軸は、画素4の行方向を示しており、走査線12の延在方向に沿った方向である。また、Y軸は、画素4の列方向を示しており、信号線14の延在方向に沿った方向である。素子基板10の辺10a(図1参照)は、例えば、Y軸に沿った方向の辺である。素子基板10の辺10aは、X軸に沿った方向の辺であってもよい。
画素4のそれぞれには、画素電極16と、画素電極16を制御するためのTFT素子20とが形成されている。また、画素4のそれぞれには、画素電極16との間で横電界を発生させるための共通電極18が形成されている。共通電極18は、共通配線17に電気的に接続されている。
TFT素子20のソース電極20s(図3(a)参照)は、信号線駆動回路13から延在する信号線14に電気的に接続されている。信号線14には、信号線駆動回路13からデータ信号S1、S2、…、Snが線順次で供給される。TFT素子20のゲート電極20g(図3(a)参照)は、走査線駆動回路15から延在する走査線12の一部である。走査線12には、走査線駆動回路15から走査信号G1、G2、…、Gmが線順次で供給される。TFT素子20のドレイン電極20d(図3(a)参照)は、画素電極16に電気的に接続されている。
データ信号S1、S2、…、Snは、TFT素子20を一定期間だけオン状態とすることにより、信号線14を介して画素電極16に所定のタイミングで書き込まれる。このようにして画素電極16を介して、液晶層40に書き込まれた所定レベルのデータ信号は、共通電極18との間で一定期間保持される。ここで、画素電極16と共通電極18との間には保持容量19が形成されており、画素電極16の電圧は、例えば、ソース電圧が印加された時間よりも長い時間保持される。これにより、電荷の保持特性が改善され、液晶装置100はコントラスト比の高い表示を行うことができる。
次に、液晶装置100の構成について説明する。図3(a)に示すように、画素4には、画素電極16と、画素電極16との間で横電界を発生させるための共通電極18と、画素電極16を制御するためのTFT素子20とが設けられている。
画素電極16は、矩形状に形成されており、複数のスリット状の開口部16aを有している。スリット状の開口部16aは、例えば信号線14の延在方向に沿う方向に、互いに平行に形成されている。画素電極16は、絶縁層24(図4参照)を貫通するコンタクトホール24aを介して、TFT素子20のドレイン電極20dに電気的に接続されている。画素電極16は、透光性を有する導電材料からなり、例えばITO(Indium Tin Oxide)からなる。
共通電極18は、矩形状に形成されており、画素電極16に平面的に重なるように設けられている。共通電極18は、一辺部において共通配線17に重なっており、この部分で共通配線17に電気的に接続されている。共通電極18は、透光性を有する導電材料からなり、例えばITOからなる。
TFT素子20は、ゲート電極20gと半導体層20aとソース電極20sとドレイン電極20dとを備えている。ゲート電極20gは、走査線12の一部である。半導体層20aは、ゲート電極20gに平面的に重なる位置に形成されている。ソース電極20sは、信号線14から分岐した部分であり、その一部が半導体層20aの一部(ソース側)を覆うように形成されている。ドレイン電極20dは、一部が半導体層20aの一部(ドレイン側)を覆うように形成されている。
図4に示すように、素子基板10は、基板11を基体として構成されており、基板11上に、TFT素子20と、共通配線17と、共通電極18と、ゲート絶縁層22と、絶縁層24と、画素電極16と、配向膜28と、パターン60(図5参照)を備えている。基板11は、透光性を有する材料からなり、例えば、ガラス、石英、樹脂等からなる。基板11は、酸化シリコン(SiO2)膜等からなる絶縁層に覆われていてもよい。
基板11の液晶層40側には、ゲート電極20gと、共通配線17と、共通電極18とが形成されている。ゲート絶縁層22は、基板11とゲート電極20gと共通配線17と共通電極18とを覆うように形成されている。ゲート絶縁層22上には、半導体層20aとソース電極20sとドレイン電極20dとが形成されている。
絶縁層24は、ゲート絶縁層22と、半導体層20aと、ソース電極20sと、ドレイン電極20dとを覆うように形成されている。画素電極16は、絶縁層24上に形成されている。画素電極16と共通電極18とはゲート絶縁層22と絶縁層24とを介して対向しており、画素電極16と共通電極18との間に挟まれたゲート絶縁層22と絶縁層24とを誘電体膜とする保持容量19(図2参照)が形成されている。
素子基板10では、画素電極16と共通電極18との間に電圧が印加されると、スリット状の開口部16aおよびその周辺に横電界が発生する。この横電界によって、液晶層40の液晶分子の配向が制御される。なお、画素電極16と共通電極18との配置はこの形態に限定されない。共通電極18が画素電極16よりも液晶層40側に配置されていてもよい。このような構成の場合は、共通電極18がスリット状の開口部を有することとなる。
素子基板10の液晶層40に接する側には配向膜28が形成されている。配向膜28は、例えばポリイミド樹脂からなる。配向膜28の表面には、例えば、信号線14の延在方向に対して時計回りの方向に5度の角度をなす方向を配向方向(図3(b)参照)として、ラビング処理等の配向処理が施されている。
次に、対向基板30は、液晶装置100の観察側に位置している。対向基板30は、基板31を基体として構成されており、基板31上に、遮光層32と、カラーフィルタ層34と、オーバーコート層35と、配向膜36とを備えている。
基板31は、透光性を有する材料からなり、例えば、ガラス、石英、樹脂等からなる。遮光層32とカラーフィルタ層34とは、基板31上に形成されている。遮光層32は、基板31上の隣り合う画素4同士の間の領域に配置されている。カラーフィルタ層34は、画素4の領域に対応して配置されている。カラーフィルタ層34は、例えばアクリル樹脂等からなり、R、G、Bの各色に対応する色材を含有している。オーバーコート層35は、遮光層32とカラーフィルタ層34とを覆うように形成されている。
対向基板30の液晶層40に接する側には配向膜36が形成されている。配向膜36は、例えばポリイミド樹脂からなる。配向膜36の表面には、例えば、観察側から見て信号線14の延在方向に対して時計回りの方向に5度の角度をなす方向を配向方向(図3(b)参照)として、配向膜28のラビングの向きとは180度異なる向きに、ラビング処理等の配向処理が施されている。
液晶層40は、素子基板10と対向基板30との間に配置されている。液晶層40の液晶分子は、画素電極16と共通電極18との間に電界が発生していない状態(オフ状態)では、配向膜28と配向膜36とに施された配向処理によって規制される配向方向(図3(b)参照)に沿って水平に配向する。また、液晶層40の液晶分子は、画素電極16と共通電極18との間に電界が発生している状態(オン状態)では、開口部16aの延在方向と直交する方向に発生する電界に沿って配向する。このように、液晶層40では、オフ状態とオン状態とで液晶分子をツイストさせることにより、配向状態を制御している。
次に、パターン60について説明する。図5は、第1の実施形態に係るパターン60の平面図である。詳しくは、図1中のB部の拡大図である。
図5に示すように、パターン60は、X軸方向およびY軸方向、すなわち画素4の行方向および列方向に規則的に配列された複数の黒塗り状の点61で構成されている。パターン60は、例えば、X軸方向に100行、Y軸方向に100列で配列された点61で構成されている。点61の径は、例えば1μm程度である。互いに隣り合う点61同士の間隔は、例えば1μm程度である。したがって、点61の配置ピッチは2μm程度である。なお、図5では、パターン60における点61の配列数を一部省略して表示している。
パターン60における点61の配列数は上記に限定されるものではなく、X軸方向に200行、Y軸方向に200列であってもよい。また、X軸方向における行数にかかわらず、Y軸方向には辺10aの長さに亘って点61が配列されていてもよい。
パターン60を構成する点61のそれぞれは、X軸方向およびY軸方向における配置位置に対応する2次元座標を有している。本実施形態では、点61のそれぞれのX軸方向における座標をa、b、c、d、e・・・、Y軸方向における座標を1、2、3、4、5・・・で表すものとする。この構成によれば、図5中にDで示す点61の座標はa1となり、Eで示す点61の座標はh12となる。
パターン60は、素子基板10に半導体プロセスによりTFT素子20等を形成する工程の中で形成された薄膜からなる。したがって、パターン60は、画素4に対してTFT素子20等と同等の位置精度を有している。
次に、液晶装置100の光学設計条件について説明する。図6は、液晶装置100の光学設計条件を説明する図である。偏光板44,45は、光学軸としての透過軸および吸収軸を有している。図6(a)に、偏光板44の透過軸44aと偏光板45の透過軸45aとを示す。偏光板44の透過軸44aと偏光板45の透過軸45aとは、互いに直交するように配置されている。
図6(b)に示すように、画素電極16のスリット状の開口部16aは、信号線14の延在方向に沿って延在している。オン状態において画素電極16と共通電極18との間に発生する電界の方向は、信号線14の延在方向と直交する方向、すなわち走査線12の延在方向に沿った方向である。配向膜28,36のラビング方向は、信号線14(開口部16a)の延在方向に対して時計回りの方向に5度の角度をなす方向である。偏光板44の透過軸44aは配向膜28,36のラビング方向に平行であり、偏光板45の透過軸45aは配向膜28,36のラビング方向と直交している。なお、図6(b)に示す透過軸やラビング方向は、液晶装置100の観察側から見たときの配置である。
偏光板44,45の透過軸44a,45aがこのような所定の位置に配置されていると、オフ状態において照明装置から液晶装置100に入射した光は、偏光板44によって透過軸44aに平行な直線偏光に変換されて液晶層40に入射する。そして、同一の偏光状態で液晶層40から射出された直線偏光は、その偏光方向が偏光板45の透過軸45aと直交するため、偏光板45で遮断されるので、液晶装置100は暗表示となる。したがって、液晶装置100はノーマリーブラックモードである。なお、偏光板44の透過軸44aが配向膜28,36のラビング方向と直交しており、偏光板45の透過軸45aが配向膜28,36のラビング方向に平行であってもよい。
ところで、配向膜28,36のラビング方向と偏光板44,45の透過軸44a,45aとの相対的な位置関係にズレが生じると、オフ状態において入射した光が少量ではあるが透過することによるコントラスト低下や、背景色の着色等、表示品質の低下を招くこととなる。このため、液晶セル50に偏光板44,45を貼り付ける際に、配向膜28,36のラビング方向に対して透過軸44a,45aが光学設計上の所定の位置に配置されるように、液晶セル50に対する偏光板44,45の相対的な位置関係を正確に合わせることが、液晶装置100の表示品質を確保する上で重要である。
なお、液晶装置100において、画素電極16の開口部16aの延在方向や配向膜28,36のラビング方向等の光学設計条件は、上記の形態に限定されるものではない。また、液晶装置100は、オフ状態で照明装置から入射した光が透過して明表示となるノーマリーホワイトモードであってもよい。液晶装置100がノーマリーホワイトモードの場合は、偏光板44の透過軸44aと偏光板45の透過軸45aとが互いに平行に配置される。
<液晶装置の製造方法>
次に、第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法について図を参照して説明する。図7は、第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法を説明するフローチャートである。図8、図9、図10および図11は、第1の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図である。
図7において、工程P11および工程P12は素子基板10を製造する工程であり、工程P21および工程P22は対向基板30を製造する工程である。工程P11および工程P12と、工程P21および工程P22とはそれぞれ独立に行われる。工程P31および工程P32は、素子基板10と対向基板30とを組み合わせて液晶セル50を用意する工程である。工程P33は、一対の偏光板44,45を液晶セル50に貼り付ける工程である。なお、工程P11、工程P12、工程P21、工程P22、工程P31、工程P32については詳述しないが、これらの工程においては公知の技術を適用することができる。
まず、素子基板10を製造する工程と対向基板30を製造する工程とを説明する。工程P11では、基板11上にTFT素子20、共通配線17、共通電極18、ゲート絶縁層22、絶縁層24、画素電極16、パターン60等を形成する。ここで、パターン60は、半導体プロセスによりTFT素子20等を形成する工程の中で形成される。続いて、工程P12では、これらの素子、電極等が形成された素子基板10の表面に配向膜28を形成し、配向膜28の表面に図6(b)に示す方向にラビング処理を施す。
次に、工程P21では、基板31上に遮光層32、カラーフィルタ層34、オーバーコート層35等を形成する。続いて、工程P22では、対向基板30の表面に配向膜36を形成し、配向膜36の表面に図6(b)に示す方向にラビング処理を施す。
次に、工程P31では、素子基板10と対向基板30との貼り合わせを行う。貼り合わせは、素子基板10または対向基板30にシール剤41を塗布し、アライメント(位置合わせ)をした後、素子基板10と対向基板30とを接触させ、圧着して行われる。続いて、工程P32では、シール剤41の開口部(注入口)から素子基板10と対向基板30との間に液晶を注入し、注入口を封止する。以上により、液晶セル50が用意される。
次に、図8、図9、図10および図11を参照して第1の実施形態に係る偏光板の貼り付け方法を詳しく説明する。
工程P33は、液晶セル50および偏光板44の位置関係を決定する第1の工程と、偏光板44を液晶セル50に貼り付ける第2の工程と、液晶セル50および偏光板45の位置関係を決定する第3の工程と、偏光板45を液晶セル50に貼り付ける第4の工程とを含んでいる。
なお、第1の工程において、液晶セル50および偏光板44の位置関係を決定して、その位置関係を維持したまま偏光板44を液晶セル50に貼り付ける方法も考えられる。しかしながら、偏光板44を貼り付ける際に偏光板44と液晶セル50(素子基板10)との間に気泡やゴミ等が入るのを防止する観点から、本実施形態では、偏光板の貼り付けに適した装置や環境下で偏光板44を貼り付けるように、第1の工程とは別の第2の工程を設けている。第4の工程についても同様である。
第1の工程では、図8に示すように、液晶セル50の素子基板10の外側に、素子基板10に対向させて偏光板44を配置する。そして、液晶セル50の対向基板30の外側に、対向基板30に対向させて基準偏光子46を配置する。基準偏光子46は、図6(b)に示す偏光板45の透過軸45aと同じ方向の透過軸を有している。液晶セル50と偏光板44と基準偏光子46とは、それぞれ保持部52により、互いに平行に保持される。また、液晶セル50と偏光板44と基準偏光子46とは、液晶セル50の表面(素子基板10、対向基板30の表面)、偏光板44の表面、および基準偏光子46の法線方向を回転軸として回転可能に保持される。
保持部52は、例えば吸着孔等を有し、液晶セル50や偏光板44および基準偏光子46を吸着固定可能に構成されている。保持部52は、例えば透光性を有する材料からなる。保持部52の材料が非透光性である場合は、保持部52に光を透過させる貫通孔等が設けられていてもよい。
続いて、基準偏光子46の液晶セル50とは反対側に光源56を配置する。また、偏光板44の液晶セル50とは反対側に受光部58を配置する。そして、光源56からの光を、基準偏光子46と液晶セル50と偏光板44とに順次入射させる。この基準偏光子46と液晶セル50と偏光板44とを透過した光57を受光部58で受光し、光57の強度を測定する。
光源56としては、例えば可視光領域の波長を有する光を発するランプを用いてもよいし、発光ダイオード(LED)やレーザダイオード等を用いてもよい。また、受光部58として、例えばフォトマルチメータ等を用いて、光57の強度を電気信号に変換して測定してもよい。あるいは、受光部58として輝度計等を用いて、光57の輝度を測定してもよい。
なお、光源56から射出される光が液晶セル50の法線方向から入射するように、液晶セル50に対して光源56を相対的に配置することが望ましい。また、光源56と受光部58との位置関係は、図面上において上下逆であってもよい。
次に、図9に示すように、液晶セル50と偏光板44と基準偏光子46とを対向させた状態を維持しながら、液晶セル50と偏光板44と基準偏光子46とのうちの少なくとも2つを対向する面内で回転させる。ここでは、基準偏光子46を固定し、液晶セル50と偏光板44とを回転させる。そして、光57の強度の測定結果に基づいて光57の強度が最小となるように、基準偏光子46に対する液晶セル50と偏光板44との相対的な面内での位置関係を調整する。なお、図9では、保持部52の図示を省略している。
このとき、基準偏光子46の透過軸が対向基板30の配向膜36のラビング方向(図6(b)参照)に直交し、偏光板44の透過軸44aが素子基板10の配向膜28のラビング方向(図6(b)参照)に平行になる所定の位置において、光57の強度が最小となる。このようにして、基準偏光子46と液晶セル50と偏光板44とを透過した光57の強度の測定結果に基づいて位置関係を決定するので、液晶セル50の配向方向と偏光板44の透過軸44aとを光学的に位置合わせすることができる。以上で、液晶セル50に対する偏光板44の相対的な面内での位置関係が決定される。液晶セル50に対する偏光板44の位置関係が決定したら、基準偏光子46を取り外す。
ところで、このように決定された位置関係において、図10に示すように、素子基板10の辺10aと、辺10aに対応する偏光板44の辺44bとが平行にならない場合、あるいは交差する場合があり、辺10aと辺44bとがなす角度も必ずしも同じとはならない。このような場合、次の第2の工程において、光学的に決定された液晶セル50と偏光板44との位置関係を再現させて、偏光板44の液晶セル50への貼り付けを行わないと、液晶セル50の配向方向に対する偏光板44の透過軸44aの配置にズレが生じてしまう。なお、図10では、偏光板44に斜線を施して表示している。
そこで、本実施形態では、辺10aに対応する偏光板44の辺44bを基準辺とし、決定された液晶セル50と偏光板44との位置関係において、パターン60が設けられた面に辺44bを投影した場合に、パターン60の2次元座標内を横断する辺44b上の少なくとも2点の位置座標情報を認識し記録する。
図10において、例えば、辺44bが点61の辺10a側に接する位置関係となる点61として、Dで示す点61とFで示す点61とが存在する。そこで、これらの点の位置座標情報として、Dで示す点61の座標a1と、Fで示す点61の座標b17とを記録する。これらの2点は、互いに間が離れた位置にあることが好ましい。位置座標情報は、座標値で記録してもよいし、画像等で記録してもよい。偏光板44の辺44bにおいて、3点以上の位置座標情報を記録してもよい。
また、パターン60と辺44bとの位置関係は、辺44bが点61の辺10a側に接する位置関係に限定されず、辺44bが点61の辺10aとは反対側に接する位置関係であってもよいし、辺44bが点61の中心を通過する位置関係であってもよい。なお、偏光板44の辺44bが素子基板10の辺10aに平行でないが、辺44bが辺10aよりも図10中の左側に位置しているためにパターン60に平面的に重ならない場合は、必要に応じて、図10におけるX軸方向に沿って偏光板44を平行移動させてもよい。
次に、第2の工程では、第1の工程で記録された前述の位置座標情報に基づいて、第1の工程で決定された液晶セル50に対する偏光板44の位置関係を再現して、偏光板44を液晶セル50に貼り付ける。
次に、第3の工程では、図11に示すように、液晶セル50の偏光板44が貼り付けられた側とは反対側、すなわち対向基板30の側に、偏光板45を配置する。液晶セル50と偏光板45とは、それぞれ保持部52により、互いに平行に保持される。また、液晶セル50と偏光板45とは、液晶セル50の表面(素子基板10、対向基板30の表面)および偏光板45の法線方向を回転軸として回転可能に保持される。なお、図11では、保持部52の図示を省略している。
液晶セル50の偏光板44が貼り付けられた側に光源56を配置し、偏光板45の液晶セル50とは反対側に受光部58を配置する。光源56と受光部58との位置関係は、上下逆であってもよい。偏光板44と液晶セル50と偏光板45とを透過した光57を受光部58で受光し、光57の強度を測定する。
次に、液晶セル50と偏光板45とを対向させた状態を維持しながら、液晶セル50と偏光板45とのうちの少なくとも1つを対向する面内で回転させる。そして、光57の強度の測定結果に基づいて光57の強度が最小となるように、液晶セル50と偏光板45との相対的な面内での位置関係を調整する。
このとき、偏光板44の透過軸44aは素子基板10の配向膜28のラビング方向(図6(b)参照)に平行に配置されているので、偏光板45の透過軸45aが対向基板30の配向膜36のラビング方向(図6(b)参照)に直交する所定の位置において、光57の強度が最小となる。このようにして、液晶セル50に対する偏光板45の相対的な面内での位置関係が光学的に決定される。
次に、図は省略するが、決定された位置関係において、偏光板45の辺10aに対応する辺をパターン60が設けられた面に投影した場合に、パターン60に対して特定の位置関係となる偏光板45の辺上の少なくとも2点の位置座標情報を認識し記録する。ただし、第3の工程では、偏光板45が偏光板44に平面的に重なる領域においては光57が遮断されるので、偏光板45が偏光板44に平面的に重ならない領域において辺44bの少なくとも2点の位置座標情報を記録すればよい。
次に、第4の工程では、第3の工程で記録された前述の位置座標情報に基づいて、第3の工程で決定された液晶セル50に対する偏光板45の位置関係を再現して、偏光板45を液晶セル50に貼り付ける。以上により、液晶装置100が完成する。
なお、本実施形態では液晶装置100がノーマリーブラックモードである場合を例としたが、本実施形態に係る液晶装置の製造方法は、液晶装置100がノーマリーホワイトモードである場合にも適用することができる。液晶装置100がノーマリーホワイトモードである場合は、工程P33において、光57の強度が最大となるように、液晶セル50と偏光板44,45との相対的な位置関係を調整すればよい。
この場合、第1の工程においては、基準偏光子46の透過軸が対向基板30の配向膜36のラビング方向に平行になり、偏光板44の透過軸44aが素子基板10の配向膜28のラビング方向に平行になる所定の位置において、光57の強度が最大となる。第3の工程においては、偏光板45の透過軸45aが対向基板30の配向膜36のラビング方向に平行になる所定の位置において、光57の強度が最大となる。
また、本実施形態では第1の工程で先に偏光板44の貼り付けを行い、その後に第3の工程で偏光板45の貼り付けを行ったが、第1の工程で先に偏光板45の貼り付けを行ってもよい。この場合、第1の工程において、偏光板44の透過軸44aと同じ方向の透過軸を有する基準偏光子46を、素子基板10側に配置すればよい。
上記第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の工程で、光学的に決定された液晶セル50および偏光板44,45の相対的な面内での位置関係を、素子基板10の一辺部に設けられた2次元座標を有するパターン60に対する偏光板44,45の少なくとも2点の位置座標情報により記録する。このため、第2の工程では、第1の工程において記録された位置座標情報に基づき、光学的に決定された液晶セル50および偏光板44,45の相対的な面内での位置関係を再現して、偏光板44,45を液晶セル50に貼り付けることができる。これにより、液晶セル50および偏光板44,45の相対的な位置ズレを低減できる。これにより、液晶装置100のコントラスト低下等が抑えられるので、液晶装置の表示品質を向上できる。
なお、工程P31で素子基板10と対向基板30との貼り合わせを行う際に、素子基板10と対向基板30との位置合わせ用のアライメントマークとして、パターン60を用いることも可能である。
(第2の実施形態)
<液晶装置>
次に、第2の実施形態に係る液晶装置について図を参照して説明する。第2の実施形態に係る液晶装置は、第1の実施形態に係る液晶装置に対して、規則的に配列された2次元座標を有するパターンが複数箇所に設けられている点が異なっているが、その他の構成は同じである。図12は、第2の実施形態に係る液晶装置の概略構成を示す図である。第1の実施形態と共通する構成要素については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2の実施形態に係る液晶装置200は、図12に示すように、素子基板10の一辺部に、3箇所に規則的に配列された2次元座標を有するパターン60a,60b,60cが設けられている。パターン60a,60b,60cは、素子基板10の辺10aに沿うように配置されている。パターン60bは、素子基板10と対向基板30とが平面的に重なる領域内において、辺10aの略中央部に位置している。パターン60a,60cは、パターン60bを間に挟んで、素子基板10と対向基板30とが平面的に重なる領域内において辺10aの両端側にそれぞれが位置している。
パターン60a,60b,60cのそれぞれは、第1の実施形態に係る液晶装置100が備えるパターン60と同様に、例えば、X軸方向に100行、Y軸方向に100列で配列された点61で構成されている。なお、パターン60a,60b,60cにおける点61の配列数は上記に限定されない。
<液晶装置の製造方法>
次に、第2の実施形態に係る液晶装置の製造方法について説明する。第2の実施形態に係る液晶装置の製造方法は、第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法に対して、工程P33において光学的に決定された位置関係をパターン60a,60b,60cのそれぞれに対する位置座標情報により記録する点が異なっているが、その他の工程は同じである。
図は省略するが、工程P33の第1の工程では、光学的に決定された液晶セル50および偏光板44の相対的な面内での位置関係を、パターン60a,60b,60cのそれぞれに対する位置座標情報により、第1の実施形態と同様にして記録する。このとき、パターン60a,60b,60cのそれぞれに対して、偏光板44の辺44bにおける少なくとも1点の位置座標情報を記録する。第3の工程においても、光学的に決定された液晶セル50および偏光板45の相対的な面内での位置関係を、パターン60a,60b,60cのそれぞれに対する位置座標情報により記録する。
第2の実施形態の構成によれば、3箇所にパターン60a,60b,60cが設けられているので、パターン60a,60b,60cのそれぞれに対して位置座標情報を記録できる。このため、離れた位置における少なくとも3点の位置座標情報を記録できる。これにより、決定された液晶セル50および偏光板44,45の相対的な面内での位置関係を、より正確に再現できる。
なお、本実施形態ではパターンが3箇所に設けられる構成を例としたが、パターンは2箇所に設けられていてもよいし、4箇所以上に設けられていてもよい。
(第3の実施形態)
<液晶装置>
次に、第3の実施形態に係る液晶装置について図を参照して説明する。第3の実施形態に係る液晶装置は、第1の実施形態に係る液晶装置に対して、規則的に配列された2次元座標を有するパターンが偏光板44,45にも設けられている点が異なっているが、その他の構成は同じである。図13は、第3の実施形態に係る偏光板44の平面図である。詳しくは、偏光板44を対向基板30側からから見たときの平面図であるとともに、偏光板44の一部の拡大図である。
図13に示すように、偏光板44の一辺部には、規則的に配列された2次元座標を有するパターン62が設けられている。パターン62は、偏光板44の辺44bに沿うように配置されている。パターン62は、第1の実施形態におけるパターン60と同様に、X軸方向に100行、Y軸方向に100列で規則的に配列された黒塗り状の点63で構成されている。点63の径および配置ピッチは、パターン60における点61の径および配置ピッチと同じである。なお、図13では、パターン62における点63の配列数を一部省略して表示している。
なお、パターン62における点63の配列数は上記に限定されない。また、点63の径は点61の径と異なっていてもよいし、点63の配置ピッチは点61の配置ピッチと異なっていてもよい。
パターン62を構成する点63のそれぞれは、第1の実施形態におけるパターン60と同様に、X軸方向およびY軸方向における配置位置に対応する2次元座標を有している。パターン62においても、点63のそれぞれのX軸方向における座標をa、b、c、d、e・・・、Y軸方向における座標を1、2、3、4、5・・・で表すものとする。
パターン62を構成する点63は、例えば、所謂マイクロコンタクトプリンティングに用いるスタンプのように高精細のスタンプ等を用いて、偏光板44の表面に印刷されたものである。点63は、液滴吐出法により印刷されたものであってもよい。
図は省略するが、偏光板45にも、偏光板44におけるパターン62と同様のパターンが、素子基板10の辺10aに対応する偏光板45の一辺部に設けられている。
<液晶装置の製造方法>
次に、第3の実施形態に係る液晶装置の製造方法について説明する。第3の実施形態に係る液晶装置の製造方法は、第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法に対して、工程P33において光学的に決定された位置関係を、偏光板44のパターン62における少なくとも2点の、素子基板10のパターン60に対する位置座標情報により記録する点が異なっているが、その他の工程は同じである。図14は、第3の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図である。
工程P33の第1の工程では、図14に示すように、光学的に決定された位置関係において、パターン60が設けられた面に偏光板44のパターン62を投影した場合に、パターン60に対して特定の位置関係となるパターン62の少なくとも2点の位置座標情報を記録する。なお、図14において、構成をわかりやすく示すため、偏光板44に斜線を施して表示するとともに、点63を白抜きで表示している。
図14において、例えば、点61と点63とが平面的に重なる位置関係となる点61(点63)として、Gで示す点61(点63)とHで示す点61(点63)とが存在する。そこで、Gで示す点61の座標f6および点63の座標f6と、Hで示す点61の座標f18および点63の座標e18とを記録する。
また、図は省略するが、第3の工程では、第1の工程と同様にして、パターン60の点61を基準として偏光板45のパターンにおける少なくとも2点の位置座標情報を記録する。
第3の実施形態の構成によれば、第1の実施形態と同様に、光学的に決定された液晶セル50と偏光板44,45との相対的な位置関係を再現できる。なお、本実施形態の構成を第2の実施形態の構成に適用しても、第2の実施形態と同等の効果が得られる。
<電子機器>
上述した液晶装置100,200は、例えば、図15に示すように、電子機器としての携帯電話機500に搭載して用いることができる。携帯電話機500は、表示部502に液晶装置100,200を備えている。この構成により、表示部502を有する携帯電話機500は優れた表示品質を有している。
また、電子機器は、モバイルコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、オーディオ機器、液晶プロジェクタであってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
(変形例1)
第1の実施形態および第2の実施形態では、素子基板に2次元座標を有するパターンが設けられた構成であったが、この形態に限定されない。2次元座標を有するパターンが、素子基板ではなく、偏光板に設けられていてもよい。このような構成であっても、偏光板の一辺部に設けられた2次元座標を有するパターンに対する素子基板の少なくとも2点の位置座標情報を記録することで、光学的に決定された液晶セルおよび偏光板の相対的な面内での位置関係を再現して、偏光板を液晶セルに貼り付けることができる。また、2次元座標を有するパターンが、素子基板ではなく対向基板に設けられていてもよい。
(変形例2)
上記実施形態では、素子基板または偏光板に設けられた2次元座標を有するパターンは黒塗り状の点で構成されていたが、この形態に限定されない。2次元座標を有するパターンは、図16(a)に示すように、プラス(+)状に白抜きされた点65が行方向および列方向に配列されて構成されたパターン64であってもよいし、図16(b)に示すように、中心部が白抜きされた点67が行方向および列方向に配列されて構成されたパターン66であってもよい。パターンがこのような構成であると、例えば、素子基板または偏光板のうちの一方の辺が、他方に設けられたパターンの点の中心を通過する位置関係の認識が容易にできる。
また、2次元座標を有するパターンは、図16(c)に示すように、互いに交差して配列された線69a,69bで構成されたパターン68であってもよい。パターン68において、例えば、線69aはX軸に平行に配列されており、線69bはY軸に平行に配列されている。パターン68において、線69aがY軸に対して時計回りの方向に45度の角度をなす方向に配列され、線69bがY軸に対して反時計回りの方向に45度の角度をなす方向に配列されていてもよい。第3の実施形態のように素子基板および偏光板の双方にパターンが設けられている場合において、素子基板または偏光板のうちの一方にパターン68のような線で構成されたパターンが設けられており、他方に点で構成されたパターンが設けられていると、これらのパターン同士の位置関係の認識が容易にできる。
さらには、2次元座標を有するパターンは、点や線以外の要素で構成されたパターンであってもよい。
(変形例3)
上記の実施形態では、液晶装置は偏光板からなる偏光体を備えた構成であったが、この形態に限定されない。偏光体が偏光板の他に光学補償板等の光学フィルムを備えた構成であっても、上記実施形態の液晶装置の製造方法を適用することができる。
(変形例4)
上記の実施形態では、液晶装置はFFS方式の透過型の液晶装置であったが、この形態に限定されない。液晶装置は、FFS方式と同様に横電界により液晶分子の配向制御を行うIPS(In-Plane Switching)方式の液晶装置であってもよい。また、液晶装置は、素子基板と対向基板との間に生じる縦電界により液晶分子の配向制御を行う、TN(Twisted Nematic)方式、VA(Vertical Alignment)方式やECB(Electrically Controlled Birefringence)方式等の液晶装置であってもよい。さらに、液晶装置は、透過表示領域と反射表示領域とを有する半透過反射型の液晶装置であってもよい。これらの液晶装置であっても、上記実施形態の液晶装置の製造方法を適用することができる。
(変形例5)
上記の実施形態では、電気光学装置は液晶装置であったが、この形態に限定されない。電気光学装置は、有機エレクトロルミネセンス装置(有機EL装置)や電気泳動装置等であってもよい。これらの電気光学装置が光学フィルムを備える構成であれば、電気光学パネルと光学フィルムとの位置関係を決定して光学フィルムを貼り付ける工程に、上記実施形態の液晶装置の製造方法を適用することができる。
第1の実施形態に係る液晶装置の概略構成を示す図。 第1の実施形態に係る液晶装置の電気的な構成を示す等価回路図。 第1の実施形態に係る液晶装置の画素の構成を説明する図。 図3(a)中のC−C’線に沿った断面図。 第1の実施形態に係るパターンの平面図。 第1の実施形態に係る液晶装置の光学設計条件を説明する図。 第1の実施形態に係る液晶装置の製造方法を説明するフローチャート。 第1の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図。 第1の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図。 第1の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図。 第1の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図。 第2の実施形態に係る液晶装置の概略構成を示す図。 第3の実施形態に係る偏光板の平面図。 第3の実施形態に係る偏光板の位置合わせ方法および貼り付け方法を説明する図。 本実施の形態に係る電子機器を示す図。 変形例2に係るパターンの構成を示す図。
符号の説明
2…表示領域、4…画素、10…素子基板、10a…辺、11…基板、12…走査線、13…信号線駆動回路、14…信号線、15…走査線駆動回路、16…画素電極、16a…開口部、17…共通配線、18…共通電極、19…保持容量、20…TFT素子、20a…半導体層、20d…ドレイン電極、20g…ゲート電極、20s…ソース電極、22…ゲート絶縁層、24…絶縁層、24a…コンタクトホール、28,36…配向膜、30…対向基板、31…基板、32…遮光層、34…カラーフィルタ層、35…オーバーコート層、40…液晶層、41…シール剤、42…ドライバIC、44,45…偏光板、44b…辺、46…基準偏光子、50…液晶セル、52…保持部、56…光源、57…光、58…受光部、60,62…パターン、61,63…点、100,200…液晶装置、500…携帯電話機、502…表示部。

Claims (15)

  1. 電気光学パネルの一方の面の外側に光学フィルムを対向配置させた状態で、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方を対向する面内で回転させて、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの相対的な面内での位置関係を光学的に決定する第1の工程と、
    前記第1の工程で決定された前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの前記位置関係の情報に基づいて、前記光学フィルムを前記電気光学パネルに貼り付ける第2の工程と、を含み、
    前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方の一辺部には、配列された2次元座標を有するパターンが設けられており、
    前記第1の工程における前記位置関係の決定は、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの一方に設けられた前記パターンに対する、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの他方における少なくとも2点の位置座標情報を記録し、
    前記第2の工程では、前記第1の工程で記録された前記位置座標情報に基づいて、前記第1の工程で決定された前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの前記位置関係を再現することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記電気光学パネルまたは前記光学フィルムのいずれか一方には前記パターンが設けられておらず、
    前記第1の工程では、前記パターンが設けられていない前記一方の一辺部が、他方の一辺部に設けられた前記パターンの2次元座標内を横断する前記少なくとも2点の前記位置座標情報を記録することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの双方に前記パターンが設けられており、
    前記第1の工程では、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの一方の前記パターンにおける前記少なくとも2点の、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの他方の前記パターンに対する前記位置座標情報を記録することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記パターンは、前記一辺部において複数箇所に設けられていることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記パターンは、行方向および列方向に配列された点で構成されていることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記パターンは、互いに交差して配列された線で構成されていることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の電気光学装置の製造方法であって、
    前記電気光学パネルは、互いに対向して配置された第1の基板および第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間に挟持された液晶層と、を備えた液晶セルであり、
    前記光学フィルムは、偏光体であり、
    前記第1の工程では、前記液晶セルと前記偏光体とを透過した光の強度の測定結果に基づいて前記位置関係を決定することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  8. 電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの少なくとも一方の面に配置された光学フィルムと、を備え、
    前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムのうちの少なくとも一方の一辺部には、配列された2次元座標を有するパターンが設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項8に記載の電気光学装置であって、
    前記パターンは、前記電気光学パネルまたは前記光学フィルムのいずれか一方に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項8に記載の電気光学装置であって、
    前記パターンは、前記電気光学パネルおよび前記光学フィルムの双方に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  11. 請求項8から10のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記パターンは、前記一辺部において複数箇所に設けられていることを特徴とする電気光学装置。
  12. 請求項8から11のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記パターンは、行方向および列方向に配列された点で構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  13. 請求項8から11のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記パターンは、互いに交差して配列された線で構成されていることを特徴とする電気光学装置。
  14. 請求項8から13のいずれか一項に記載の電気光学装置であって、
    前記電気光学パネルは、互いに対向して配置された第1の基板および第2の基板と、前記第1の基板および前記第2の基板の間に挟持された液晶層と、を備えた液晶セルであり、
    前記光学フィルムは、偏光体であることを特徴とする電気光学装置。
  15. 請求項8から14のいずれか一項に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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