JP2010096766A - 時計駆動モジュールのためのロック機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】時計の歯車列のための駆動モジュール(1)を、ロックするおよび単位漸進(歩進)させるためのデバイスを提供すること。
【解決手段】モジュール(1)は、歯車(7)と協動する能動こはぜ(5)を取り付けられたアクチュエータ(2)を備え、前記歯車(7)と協動する第1のつめ(8)および第2のつめ(9)を備える。第1のつめ(8)が、歯車(7)の歯の1つに係合されると、このつめが、歯車(7)の回転をロックし、第2のつめ(9)が、第1の停止部材(10)と第2の停止部材(11)との間に配置され、前記第2のつめ(9)が歯車(7)の歯の1つとの係合した状態では、これらの停止部材(10、11)間の空間が、歯車(7)の角度移動の範囲を制限することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、時計駆動モジュールのためのロック機構に関する。本発明は、特に、腕時計用の電気機械マイクロモータに適する。
ステッピング・モータは、電気パルスを回転機械運動に変換することでよく知られている。初のステッピング・モータは、1936年にLavet氏により、時計製造業のために発明された。それ以来、このモータは、針を有する殆どの水晶携帯時計においてムーブメントの駆動を担っている。また、このタイプのモータは、速度または位置を制御することが求められるあらゆるデバイスにおいても一般的に見受けられる。
「Lavet」モータは、電気パルス間に安定的な位置をもたらすことが可能な永久磁石を有する。ロータ、すなわちモータの回転部品にこのようにして加えられる永続的なトルクは、携帯時計が衝撃を受けた場合でも、ロータの不用意な動きを防止すると考えられている。さらに、モータ・トルクよりもはるかに大きくなるように一般的には選択されるこの永続的なトルクの目的は、同時に2ステップ以上漸進することを防止することでもある。しかし、これらの位置決めトルクは、噛み合う車を完全にはロックしない、または、噛み合う車を漸進的に割出して送ることをしない。その結果、例えば米国特許第4647218号におけるように、保持機能およびロック機能を向上させるために、こはぜ(クリック)システムをこれらのモータと協働させることが提案されている。この特許においては、Lavetモータが、各電気パルス、すなわち各分に対して、車を180度の間にわたって回転駆動させる。車は、直径方向で対向した2端部それぞれにスピゴット(ピン)を取り付けられ、これらの2つのスピゴットは、日の裏歯車の一連のラジアル方向スロットに係合する。したがって、各パルス間において、2つのスピゴットは、日の裏歯車の2つの連続するラジアル方向スロットに係合し、日の裏歯車の起こりうるあらゆる動きを防止する。
ところで、例えば、リニア・アクチュエータを備え、このリニア・アクチュエータが、車を回転駆動させるための能動こはぜ(アクティブ・クリック)と、アクチュエータの振動の際にアクチュエータが戻るときに、ロータが逆方向に回転するのを防止するための受動こはぜ(パッシブ・クリック)とを取り付けられる、本出願人により欧州特許第1921520号において開示されているマイクロ機械電気モータなどの、他のタイプのステッピング・モータを使用することが可能である。このモータについては、同一のロック機構および単位漸進機能がやはり望ましい。しかし、Lavetモータ専用の上述のこはぜ機構が適さないことは、明らかである。
米国特許第4647218号 欧州特許第1921520号
本発明の1つの目的は、噛み合わされた車を安定的な割出し位置にロックし、それと並行して、この車が同時に2ステップ以上漸進するのを防止する、新しい機構を提案することである。
本発明の別の目的は、「Lavet」タイプのモータのみならず、任意のタイプのステッピング・モータへの適用が可能なロック機構を提案することである。
これらの目的は、歯車7と協動する能動こはぜ(アクティブ・クリック)5を取り付けたアクチュエータ2を備える、時計の歯車列のための駆動モジュール1を、ロックするおよび単位漸進させるためのデバイスによって、達成される。このデバイスは、歯車7と協動する第1のつめ8および第2のつめ9を備え、
− 第1のつめ8が、このつめが前記歯車7の歯の1つに係合すると、前記歯車7の回転を完全にロックし、
− 第2のつめ9が、第1の停止部材10と第2の停止部材11との間に配置されており、前記第2のつめ9が前記歯車7の歯の1つの中に係合すると、停止部材10と11との間の空間で、歯車7の角度移動が制限される
ことを特徴とする。
さらに、これらの目的は、この主要な請求項に記載のデバイスを使用するロック方法によって達成され、この方法は、
− (A)第1のつめ8を下げ、歯車7を係合解除する過程と、
− (B)前記アクチュエータの前記能動こはぜ5によって、歯車7を回転駆動させる過程と、
− (C)第1のつめ8を上げ、歯車7の歯の1つにこのつめを係合させる過程と、
− (D)アクチュエータ2の前記能動こはぜ5を、係合解除し、戻す過程と、
− (E)第2のつめ9を係合解除し、第1の停止部材10に当たった状態に戻す過程と、
− (F)第2のつめ9を上げ、前記歯車7の歯の1つにこのつめを係合させる過程と
を含む。
提案される解決策の1つの利点は、それが、例えば機械式携帯時計のための調整部材、および場合によっては任意のタイプの時計駆動モジュールなどを含む、任意のタイプのステッピング・モータに適用可能であること、または関連付け可能であることである。
提案される解決策の別の利点は、それが、モータにより駆動される歯車列の停止位置または休止位置を安定化させるための永久磁石をもはや必要としないことである。
提案される解決策のさらなる利点は、電気機械ステッピング・モータが、アクチュエータの振動の際にアクチュエータが戻るときに、ロータが逆の方向に回転するのを防ぐための受動こはぜ(パッシブ・クリック)をもはや必要としないことである。
さらに、提案されるロックによる解決策は、必要な電力消費量が最大モータ・トルクの値とは関連がない点において、Lavetモータに適用されるロック・システムとは根本的に異なる。したがって、提案される解決策の重要な利点は、ロック・システムの電力消費量が、モータ自体の電力消費量よりも大幅に低くなる可能性があることである。
本発明の例示の実施形態が、本明細書において示唆され、添付の図面によって図示される。
本発明によるロック機構に関連付けされると好ましい、先行技術の既知のステッピング・モータの上面図である。 能動こはぜおよび受動こはぜによるロータの歯車の作動の詳細の、モータの平面に沿った断面図である。 モータ歩進過程前の停止(アイドル)中の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 第1のロックつめを下げる過程の際の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 モータ歩進過程中の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 第2のロックつめが停止されつつある際の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 第1のロックつめが上げられた後の、ならびに、アクチュエータおよび第2のロックつめが戻る際の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 モータ歩進過程の終了での停止(アイドル)中の、本発明の好ましい一実施形態によるロック・デバイスの断面図である。 ロック・デバイスの種々の状態、および本発明によるロック方法の好ましい一実施形態の過程をまとめた状態図である。
図1Aは、既知のタイプの電気機械ステッピング・マイクロモータを備える、時計の車と噛み合わせるための駆動モジュール1を図示する。マイクロモータは、アクチュエータ2から構成され、アクチュエータ2は、能動こはぜ5によってロータを回転駆動させる可動針(スタイラス)3を備え、能動こはぜ5は、ロータの歯車7と協動する。アクチュエータ2が、ロータを駆動させる能動的機能を有することにより、「モータ」アクチュエータという語がまた、アクチュエータ2に対してしばしば使用される。歯車7とこはぜとの間のこの協動、およびロータを順次回転駆動させるための機構が、図1Bにおいて詳細に正確に図示されている。図1Bは、図1Aを拡大したものであり、モータの平面内における、5時の時点の、歯車7を示す。
図1Aにおいては、アクチュエータ2は、2つの全体的に対称である部品から形成され、第1の部品は能動押しこはぜを備え、第2の部品は能動引き部を備え、それにより、より高いトルクを加えることによってモータ力の収率を向上させる。しかし、ロータを回転駆動させるためには、単一の押しこはぜおよび単一の引きこはぜで十分であることが、当業者には理解されよう。示される有利な実施形態によれば、各アクチュエータ2は、受動こはぜ6に関連付けされ、この受動こはぜ6は、歯車7と弾性的に噛み合わされた状態に保たれて、それにより、針3が動かされつつある際には駆動段階の間の正確な角度位置を確保し、さらに歯車7に対するロック機構を形成して歯車7の後方移動を防止する。
図1Bは、図1Aのステッピング・モータのための駆動/割出し送り機構を図示しており、単一の受動こはぜ6および単一の能動こはぜが示される。針の端部に配置される能動こはぜ5は、歯車7に対する接線方向4に振動運動する。歯車7の欠刻は、針3が引き移動する際に、歯車7を駆動して反時計回転方向に移動させるのに寄与し、また同時にこのとき、関連付けされる受動こはぜ6の各歯は、典型的には1つのモータ過程に対応して歯車を回転させるために、割出し位置を与える。さらに、針3が、同じく歯車7に対する接線方向4にではあるが逆の方向に戻り移動する際には、受動こはぜ6は、能動こはぜ5が、歯車7を逆方向に駆動するのを、および各過程間において歯車7の角度位置を維持するのを防ぐ。しかし、例えば、アクチュエータ2によって生成される電気パルスの振幅が過剰に大きな場合に、さらにはモータ過程間において、電気機械モータを収容する携帯時計ケースが衝撃を受ける場合に、能動こはぜ(または複数の能動こはぜ)5によって過剰な大きさのモータ・トルクが加えられた場合などには、説明されるこの駆動/割出し送り機構は、歯車7の反時計回り方向への望ましくない加速を防がない。
図2から図7は、先行技術のこれらの欠陥を解消する、本発明によるロック/割出し送り機構の好ましい一実施形態を図示する。これらの図面は全て、歯車7の歯のに係合し、噛合レベルにて歯車7に対する接線方向に沿った振動運動として直線的に動く、能動こはぜ5によって駆動される、歯車7の回転平面内の断面を示し、この機構の状態に応じた種々の位置における、2つの別個のロックつめ8および9から構成されるロック・デバイスを示す。図示される好ましい実施形態によれば、第1のロックつめ8は、図示では垂直移動のみを行うように案内されて、並進における1自由度のみを有するように、2つの停止要素15、16の間に収容される。しかし、別の一実施形態によれば、この自由度は、回転においても可能である。第1のつめの役割は、それが歯車の歯の1つに係合した場合に、歯車の回転運動を阻止することである。第2のロックつめ9は、2つの停止部材10と11との間に配置され、つめが歯車の歯の1つに係合した場合に、当該歯車の角度移動が制限される。示された本発明の好ましい実施形態によれば、停止部材10、11の間の空間で、歯車7の角度移動が1つの歯の移動に制限され、モータの1つの歩進に対応させられる。停止部材10、11への言及、および停止要素への言及は、種々のロック過程におけるつめの動きを説明する、後に続く図3から図7の全てにおいて図示される。もっとも、本明細書では再度体系的には説明されない。
図2は、モータ歩進過程前の、停止状態または休止状態にある、本発明によるロック・デバイスを図示する。この状態においては、2つのロックつめ8および9は、上げられ、歯車7の2つの連続する歯の収容される。さらに、第2のロックつめ9は、第1の停止部材10に当たった状態で収容される。システムがこの状態にある場合には、こはぜ5は、歯車7の歯71の1つに係合し、矢印4に沿った直線的な振動運動の動きをする(注意: 図1Aおよび図1Bに示される可動針は、以下において説明されるロック機構を理解するためには不要であるので、この図およびその後に続く図においては省略してある)。能動こはぜ5が噛み合うこの歯71への参照は、後に続く図3から図7の全てにおいて図示されるが、本明細書において再び体系的には説明されない。
図3は、第1のロックつめ8を下げる過程(矢印A)におけるロック・デバイスを図示する。示される好ましい実施形態によれば、第1のロックつめ8の唯一の自由度は、歯車7の半径での並進にあり、すなわち、後に続く図において示されるように、アクチュエータおよび能動こはぜ5の移動に対して垂直方向である。つめが下げられると、歯車7を回転駆動させることが可能となる。しかし、システムが、この状態にある場合には、第2のロックつめ9は、第1の停止部材10に当たった状態で依然として収容されているが、2つの停止部材10と11との間での並進という自由度をも有する。
図4は、モータ歩進過程の際(すなわち歯車7が能動こはぜ5によって回転駆動されている際)の、本発明によるロック・デバイスを説明する図である(過程Bを示し、対応する矢印Bにより図示される)。ロックつめ9が歯車7の歯の1つに係合しており、この歯車7が回転すると、つめ9は、駆動されて、歯車の接線方向に、および2つの自由度中の一方に該当する方向に、矢印(B)に沿って、こはぜの併進移動と同じように並進移動せせしめられる。歯車7は、第2のつめ9が第2の停止部材11に当たった状態に配置され次第、停止し、これにより、歯車のさらなる移動が防がれる。
図5は、第2のつめ9が停止部材11に当たりロックされた状態における、本発明によるロック・デバイスを図示する。矢印(C)は、第1のロックつめ8を上げる過程を図示し、次いで第1のロックつめ8は、歯車の歯の1つに係合し、さらに、歯車7がその時点までの動きの方向とは逆の向きでも、つまり説明中の実施形態における時計回り方向においても、歯車7の移動を阻止する。この過程が完了すると、このデバイスは、このようにして再び安定状態になり、歯車の回転移動は防止されるが、この時点では、図2(双方のつめが歯車の2つの連続する歯に係合して受容された状態)とは異なり、つめ8、9の双方は、2つの歯によって隔てられている。したがって、図示される実施形態においては、歯車7の角度移動は、最大でも歯車7の1つの歯に相当する範囲になる。
図6は、第1のロックつめが上げられた後の、ならびに、アクチュエータが戻る過程(矢印D)および第2のロックつめが戻る過程(矢印E)での、ロック・デバイスを図示する。第2のロックつめ9は、能動こはぜ5と同一方向の並進移動を可能にするために歯から係合解除されるように、予め下げられなければならない(矢印E1)。能動こはぜ5の戻り過程(D)および第2のつめ9の戻り過程(E2)は、互いに無関係に、および任意の順で連続して行われてよい。しかし、本発明の好ましい一実施形態によれば、これらの過程は、同時に行うことが可能となる。例えば、能動こはぜ5の戻り移動中に、その能動こはぜ5の駆動用とは別のアクチュエータ(図示しないが、図1Aの参照符号2に相当するようなアクチュエータ)で第2のつめ9を動作させる制御がなされるように、当該別のアクチュエータをプログラムすることによって達成され、または、ステム(図示せず)を介して能動こはぜ5のアクチュエータ(図1Aの参照符号2)を第2のつめ9に連結させて、アクチュエータの振動方向(図2の矢印4を参照)、特に、アクチュエータの戻り方向(この図の矢印D)での並進移動が、第2のつめ9の同時的な並進移動になることによって達成される。さらに、この連結により、こはぜ5および第2のつめ9を、それらがそれぞれ係合されていた歯から、同時に係合解除させることが可能となる。
図7は、ロック・デバイスがモータ歩進過程の終了時で停止している際の、すなわち第2のつめ9が第1の停止部材10に当たり停止状態に戻り、歯車7の歯の1つに上げられた際の、本発明によるロック・デバイスを図示する(過程Fであり、この図においては対応する矢印によって図示される)。2つのロックつめ8、9の配置が、図2の配置と同一であり、つめ8、9に対するこはぜ5の配置が、図2の配置と同一であることに気づかれよう。しかし、ここでは、こはぜ5は、モータ歩進過程前に係合していた歯71の後方に位置する。
添付の図面を参照として説明される過程を比較することにより、開示されるロック機構の好ましい実施形態によれば、第1のつめ8は、並進(図面においては垂直方向)における1自由度を有し、そのため第1のつめ8を上げるまたは下げることが可能となり、したがって歯車7の歯の1つへの係合またはそれからの係合解除が可能となることは、明らかである。
第2のつめ9は、並進における(第1のつめ8と同一の)自由度、および、能動こはぜ5の振動方向4(第2のつめ9が噛み合う歯車7の接線方向である)における、停止部材10と11との間での往復動という追加的な自由度(図面においては平行方向)を有する。しかし、2つのロックつめ8、9のそれらの自由度間の相互関係は、本発明の適切な作動を保証するために必要ではなく、また、それぞれが垂直方向および水平方向では必ずしもない並進の移動方向も、本発明の適切な作動を保証するために必要ではないことに、留意すべきである。さらに、第1のつめ8および第2のつめ9の両方について、歯に係合し歯から係合解除するための自由度も、並進におけるものではなく、回転におけるものが可能であることが、上述において既に明記された。各つめ8、9の自由度および自由の型の任意の組合せが、本発明の範囲内において可能である。
さらに、図7は、ロックつめ8および9の移動シーケンスを管理するための、好ましくはプログラマブル回路である、電子回路14を示す。この回路14は、本発明の好ましい一実施形態に該当するため、この図に加えられた。この回路14によれば、つめ8、9の移動は、電気信号が、それぞれ各つめ8、9に結合された静電アクチュエータ12、13を動かすことによって、制御される。この図においては、さらに、モータ・アクチュエータ2が、つめ8、9のアクチュエータ12、13との混同を避けるために、追加されている。
つめ9の移動のシーケンスである0が、前述の過程の後に続く。前述の過程は、図8の状態図にまとめられる。図8においては、ロック・システムの状態を示す3つの数字が、以下のもの、すなわち、
1番目の数字は第1のつめ8の状態に対応し、0=図示下側、 1=図示上側、
2番目の数字は第2のつめ9の状態に対応し、0=図示下側、 1=図示上側、
3番目の数字は第2のつめ9の位置に対応し、0=図示左側、 1=図示右側、
を表す。
第1の過程Aは、前記歯車7から第1のつめ8が係合解除された後に、第1のつめ8を下げることからなり、これにより、このシステムは、安定的な「停止」状態または休止状態110から、歯車が回転可能となる状態010へと変わる。
第2の過程Bは、アクチュエータ2の能動こはぜ5により歯車7を回転駆動させることからなり、これにより、停止部材10の第2のロックつめ9は、システム状態010に変わり、これにより他方の停止部材11の方向へと移動し、歯車のさらなる移動を阻止するシステム状態011になる。
第3の過程Cは、前記第1のつめ8を上げることからなり、これにより、前記第1のつめ8は、歯車7の歯の1つに噛み合って、この車を再び完全にロックし、システムを状態011から安定状態111に変える。
過程Dは、アクチュエータ2の能動こはぜ5を係合解除する、および戻すことからなり、ロック・システムの状態を変化させない。しかし、過程Eは、第2の停止部材11に当たった状態の第2のつめを係合解除する、および戻すことからなり、2つのサブスッテップ、すなわち、第2のつめが下げられてシステムを状態111から状態101に変えるE1と、システムが状態101から100に変えられるE2とに分けることが可能である。ロック方法の好ましい変形実施形態によれば、能動こはぜ5および第2のつめ9を係合解除するおよび戻すための、過程DおよびEは、同時に行われる。
最後に、過程Fは、第2のつめ9を上げることからなり、それにより第2のつめ9が歯車7の歯の1つに係合することにより、システムは、「停止」状態または休止状態と呼ばれる初期状態110に戻り、そのようにして、1つのモータ歩進過程の漸進サイクルを終了する。
2つのつめの少なくとも一方が歯の中の1つに常に係合されるのを保証する、説明されたシーケンスは、ロック・デバイスを「安定」状態に、すなわち(第1のつめが車7の歯の1つに係合されて)歯車が完全に不動化された状態に保つか、または、ロック・デバイスを「制限」状態に、すなわち(第2のつめ9が車7の歯の1つに係合されて)歯車の移動が制限された状態に保つ。したがって、本発明は、安定状態を得るために停止状態または休止状態において位置決めトルクを加えるための磁石の使用をもはや必要としない。さらに、第1のつめには、機械加工がさらに複雑であり、その結果さらに費用がかかる、受動こはぜの使用を必要としない。その結果、提案される解決策により、ロック・デバイスの総コストが削減されると共に、この場合には歯車の角度移動が常に制限されることによってロック・デバイスの機能が向上する。また、歯車と噛み合うこはぜ5は、説明されたデバイスおよびロック方法を全く念頭に置くことなく、電気機械時計の歯車列および純粋に機械的な時計の歯車列の両方への適用が可能であるように作動されることに、当業者は気づくであろう。
図7に図示される好ましい実施形態によれば、好ましくは、望ましいシーケンスは、電子プログラミングによって得られる。しかし、少なくともつめの下がり移動および上がり移動がカムによって制御され得る一実施形態を案出することが可能である。
さらに、本発明の好ましい一実施形態によれば、つめアクチュエータは、腕時計内のマイクロモータ・ロック・デバイスの実装については静電式であるが、他の時計用途については液圧アクチュエータの使用を考えることも可能である。同様に、反時計回り方向に歯車を回転させるのに寄与する、開示された図面中において図示される斜角形状の歯を、逆方向における同様の形状に変更することが可能であり、または、例えば、車が衝撃時においても完全にロックされるようにするために、この斜角形状の歯に刻み目を入ることが可能である。実際に、この刻み目を入れられた形状(図示せず)により、歯は、ロックつめ8、9の端部について対応する同一の、しかし反転された、刻み目を入れられた形状と協働することによって、システムの外部からの力の作用により係合解除されることが不可能となる。しかし、図中に図示された歯の形状は、時計回り方向に歯車と噛み合うのに適しており、したがって、例えば針を有する表示車列と容易に関連付けされ得る。
1 駆動モジュール; 2 アクチュエータ; 3 可動針(可動スタイラス);
4 接線方向(振動方向); 5 能動こはぜ; 6 受動こはぜ; 7 歯車;
8 第1のロックつめ; 9 第2のロックつめ; 10 第1の停止部材;
11 第2の停止部材; 12 静電アクチュエータ; 13 静電アクチュエータ; 14 電子回路; 15、16 停止要素; 71 歯。

Claims (13)

  1. 歯車(7)と協動する能動こはぜ(5)を取り付けられたアクチュエータ(2)を備える、時計の歯車列のための駆動モジュール(1)を、ロックおよび歩進をさせるデバイスであって、
    前記歯車(7)と協動する第1のつめ(8)および第2のつめ(9)を備え、
    前記第1のつめ(8)は、前記歯車(7)の歯の1つに係合すると、前記歯車(7)の回転をロックし、
    前記第2のつめ(9)は、第1の停止部材(10)と第2の停止部材(11)との間に配置され、前記停止部材(10、11)間の空間によって、前記第2のつめ(9)が前記歯車(7)の歯の1つに係合した状態では、前記歯車(7)の角度移動の範囲を制限する
    ことを特徴とする、デバイス。
  2. 前記歯車(7)の最大角度移動範囲が、前記歯車(7)の歯1つ分である、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第1のロックつめ(8)は、並進における1自由度を有し、前記第2のロックつめ(9)は、並進における2自由度を有する、請求項1および2のいずれかに記載のデバイス。
  4. 前記第1のロックつめ(8)は、前記歯車(7)の半径に沿った並進における1自由度を有し、前記第2のロックつめ(9)は、前記能動こはぜ(5)の振動方向(4)に沿った並進における1自由度を有する、請求項1から3のいずれかに記載のデバイス。
  5. 前記第2のつめ(9)は、前記第1のつめ(8)と同一の自由度、および追加の1自由度を有する、請求項1から4のいずれかに記載のデバイス。
  6. 前記歯車(7)の歯および前記ロックつめ(8、9)の端部が、刻み目を入れられた形状を有する、請求項1から5のいずれかに記載のデバイス。
  7. 前記つめ(8、9)は、静電アクチュエータまたは液圧アクチュエータ(13、14)によって制御される、請求項1から6のいずれかに記載のデバイス。
  8. 前記つめ(8、9)に対する作動信号を制御するためのプログラマブル電子回路をさらに備える、請求項1から7のいずれかに記載のデバイス。
  9. 前記つめ(8、9)の移動を生じさせるカムをさらに備える、請求項1から8のいずれかに記載のデバイス。
  10. 前記第2のつめ(9)は、前記能動こはぜ(5)の前記アクチュエータ(2)に結合される、請求項1から9のいずれかに記載のデバイス。
  11. 請求項1から10の中の一項に記載の前記ロック・デバイスを使用して、時計の歯車列のための駆動モジュール(1)をロックおよび歩進させる方法であって、
    (A)前記第1のつめ(8)を下げ、前記歯車(7)を係合解除する過程と、
    (B)前記アクチュエータ(2)の前記能動こはぜ(5)によって、前記歯車(7)を回転駆動させる過程と、
    (C)前記第1のつめ(8)を上げ、前記歯車(7)の歯の1つに前記つめを係合させる過程と、
    (D)前記アクチュエータ(2)の前記能動こはぜ(5)を係合解除し、戻す過程と、
    (E)前記第2のつめを係合解除し、前記第1の停止部材(10)に当たった状態に戻す過程と、
    (F)前記第2のつめ(9)を上げ、前記歯車(7)の歯の中の1つの中に前記つめを係合させる過程と
    を含む、方法。
  12. 前記過程(E)は、前記第2のつめ(9)を下げる第1のサブステップ(E1)と、前記第2のつめを前記第1の停止部材(10)に当たった状態に戻す第2のサブステップ(E2)とを含む、請求項11に記載の時計の歯車列のための駆動モジュール(1)をロックするおよび歩進させる方法。
  13. 前記アクチュエータ(2)の前記能動こはぜ(5)を係合解除し、戻す、および、前記第2のつめ(9)を係合解除し、戻す、前記過程(D、E)は、同時に行われる、請求項11または12に記載の方法。
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