JP2010096728A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速検査が可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】テスターにより検査の行なわれる被テスト回路を含む半導体装置であって、テスターから低速で前記半導体装置に入力されたテストパターンが記憶されるデータ用内部記憶装置と、テスターから低速で前記半導体装置に入力されたアドレス・コマンドが記憶されるアドレス・コマンド用内部記憶装置と、アドレス・コマンド用内部記憶装置に記憶されているアドレス・コマンドに基づき、データ用内部記憶装置におけるテストパターンを被テスト回路に高速に入力させ、また、被テスト回路から高速に出力されたデータをデータ用内部記憶装置に記憶させる制御回路を有することを特徴とする半導体装置を提供することにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来より、ロジックLSIを含む半導体集積回路の高速テスト(AtSpeedテスト)をするものとして高速テストシステムがある。この高速テストシステムは、高速試験用LSIテスターにより高速のテストパターンを被測定対象である内部回路に入力側のインターフェース及びバッファを介し入力し、内部回路において処理がされた後、内部回路からの出力期待値が出力され、出力側のバッファ及びインターフェースを介し、高速試験用LSIテスターに入力されるものであり、あらかじめ準備されている出力期待値と比較することにより検査を行なうものである。
しかしながら、このような検査を行なうための高速試験用LSIテスターは非常に高価なものであり、このため、ロジックLSIを含む半導体集積回路の製造等におけるコストアップの原因となっている。
このため、特許文献1においては、外部の低速LSIテスターにより発生された低速のテストパターンを高速テストパターンに変換した後、被測定対象である内部回路に入力し、被測定対象である内部回路おいて処理がされた後、高速の出力期待値を出力して、この高速の出力期待値を低速の出力期待値に変換し、低速LSIテスターに入力する半導体集積回路及び高速テストシステムが開示されている。
特開2003−4809号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている半導体集積回路及び高速テストシステムでは、検査時間の短縮や、半導体装置の低コスト化は十分ではない。
本発明は、この点に鑑みてなされたものであり、高速、かつ、低コストで検査することが可能な半導体装置を提供するものである。
本発明は、テスターにより検査の行なわれる被テスト回路を含む半導体装置であって、前記テスターから低速で前記半導体装置に入力されたテストパターンが記憶されるデータ用内部記憶装置と、前記テスターから低速で前記半導体装置に入力されたアドレス・コマンドが記憶されるアドレス・コマンド用内部記憶装置と、前記アドレス・コマンド用内部記憶装置に記憶されているアドレス・コマンドに基づき、前記データ用内部記憶装置におけるテストパターンを前記被テスト回路に高速に入力させ、また、前記被テスト回路から高速に出力されたデータを前記データ用内部記憶装置に記憶させる制御回路と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記データ用内部記憶装置には、データ用内部記憶装置としての機能と、メモリとしての機能を選択するための選択回路が接続されており、前記検査が行なわれないときには、メモリとしての機能が選択されるものであり、前記アドレス・コマンド用内部記憶装置には、アドレス・コマンド用内部記憶装置としての機能と、メモリとしての機能を選択するための選択回路が接続されており、前記検査が行なわれないときには、メモリとしての機能が選択されるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記データ用内部記憶装置は、入力データ用内部記憶装置と、出力データ用内部記憶装置とにより構成されているものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記被テスト回路への入出力は、100MHz以上の通信速度であることを特徴とする。
また、本発明は、前記被テスト回路は、複数であることを特徴とする。
また、本発明は、前記データ用内部記憶装置は、シフトレジスタを直列に複数段接続した構成のものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記データ用内部記憶装置に記憶されているテストパターンの前記被テスト回路への入力は、前記被テスト回路から前記制御回路に伝達されるトリガ信号に基づき行なわれるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記被テスト回路から出力されたデータの前記データ用内部記憶装置への記憶は、前記被テスト回路から前記制御回路に伝達されるトリガ信号に基づき行なわれるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記データ用内部記憶装置に記憶されているテストパターンの前記被テスト回路への入力及び、前記被テスト回路から出力されたデータの前記データ用内部記憶装置への記憶は、複数回行なわれるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記被テスト回路は、前記半導体装置外における遅延化回路と接続するための接続端子が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記制御回路には、前記被テスト回路からの出力される信号のうち検査に不要な信号を除去する判別回路を有することを特徴とする。
また、本発明は、前記テスターより期待値の情報が入力され、前記制御回路において前記期待値と前記被テスト回路の出力とを比較することにより検査が行なわれるものであることを特徴とする。
本発明によれば、高速、かつ、低コストで検査を行なうことが可能な半導体装置を提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態について、以下に説明する。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態について説明する。
最初に、本実施の形態におけるLSI等の半導体装置の検査方法について説明する。この検査方法は、図1に示すようなテスターを用いる期待値比較試験である。
テスター10には、半導体装置の良不良を判断するためのテストパターン20を予め準備されており、このテストパターン20には、入力パターン21と期待値パターン22とが含まれている。入力パターン21を制御手段30及びテスト用プローバー40を介し、被検査対象である半導体装置100に入力し、被検査対象である半導体装置100から出力されるデータをテスター10に入力し、テスト用プローバー40を介し、制御手段30内の期待値比較器31に入力する。期待値比較器31には、テストパターン10の期待値パターン12も入力されており、この期待値パターン12と被検査対象である半導体装置100より出力されたデータとを比較することにより、半導体装置100の良否が判断される。良と判断された場合には、良品として出荷され、良ではないものと判断された場合には、不良品としてリジェクトされる。
このような検査方法の場合、テスター10と半導体装置100との間の通信速度には限界があるため、高速で、半導体装置100の検査を行なうことができなかった。
このため、図2に示すように、半導体装置100の内部に、被検査対象となる被テスト回路120と同程度以上の速度で動作する内部記憶装置110を有するものであって、テスター10から半導体装置100内の内部記憶装置110に低速でテストパターンを記憶させ、内部記憶装置110から被テスト回路120には高速にテストパターンを送信し、被テスト回路120から高速に出力される信号を内部記憶装置110に一旦記憶させ、その後、半導体装置100内の内部記憶装置110に記憶されている被テスト回路120から出力された信号を低速で読み出し、テスター10内の規定値比較器31において検査を行なう半導体装置がある。
しかしながら、このような半導体装置では、テストパターンは、内部記憶装置110に記憶されるため検査の高速化には幾らかは寄与するものの、テストパターンのコマンド等による制御は、テスター10により行なわれるものであるため、高速な検査には限界を有している。
本実施の形態における半導体装置200は、図3に示すように、被テスト回路220の他に、テストパターンのデータが記憶される内部記憶装置(データ用)230と、検査の制御のためのアドレス・コマンドが記憶される内部記憶装置(アドレス・コマンド用)240と、内部記憶装置(データ用)230と、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)240とを制御し、被テスト回路220を検査するための制御を行なう制御回路250とを有するものである。
制御回路250では、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)240に記憶されているアドレス・コマンドに基づき制御が行なわれる。具体的には、「内部記憶装置(データ用)230に記憶されているアドレス0000hのデータを被テスト回路220に入力する」、「被テスト回路220からの出力データを内部記憶装置(データ用)230のアドレス0000hに入力する」、「内部記憶装置(データ用)230に記憶されているアドレス0002hのデータを被テスト回路220に入力する」等の制御が制御回路250において行なわれる。
尚、本実施の形態における被テスト回路220は、PCIExpressや、USB、DDR1/2/3等の100MHz以上の高速通信に対応しているものである。
本実施の形態における半導体装置200の検査方法について、図4に基づき説明する。
最初に、ステップ102(S102)では、テスター10においてアドレス・コマンド・テストパターンのデータを準備する。
次に、ステップ104(S104)では、アドレス・コマンド・テストパターンをテスター10から半導体装置200に入力する。この入力は、テスター10と半導体装置200との通信であるため通信速度は低速である。半導体装置200に入力されたアドレス・コマンドは、半導体装置200内の内部記憶装置(アドレス・コマンド用)240に記憶される。また、半導体装置200に入力されたテストパターンのデータは、半導体装置200内の内部記憶装置(データ用)230に記憶される。尚、本実施の形態における半導体装置200内においては、すべて高速の通信速度による通信がなされる。
次に、ステップ106(S106)では、テスター10より半導体装置200における制御回路250に動作開始トリガ信号が入力される。これにより、制御回路250において検査動作が開始する。
次に、ステップ108(S108)では、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)240に記憶されているアドレス・コマンドが制御回路250に読み出され、このアドレス・コマンドに基づき、内部記憶装置(データ用)230に記憶されているテストパターンのデータが読み出され、被テスト回路220に入力される。
次に、ステップ110(S110)では、テスター10より半導体装置200における出力データ記憶開始トリガ信号が入力される。これにより、被テスト回路220からの出力を内部記憶装置(データ用)230に記憶可能な状態にする。
次に、ステップ112(S112)では、被テスト回路220から出力された信号を内部記憶装置(データ用)230に記憶させる。尚、本実施の形態では、内部記憶装置(データ用)230の内部には、被テスト回路220から出力された信号を記憶させる領域と、テスター10より入力されたテストパターンのデータを記憶させる領域とが異なっていても、また、テスター10より入力されたテストパターンのデータを記憶させている領域に、被テスト回路220から出力された信号を書き換えるものであってもよい。
次に、ステップ114(S114)では、被テスト回路220から出力された信号が制御回路250を介しテスター10に読み出され、この読み出しは、テスター10と半導体装置200との通信であるため通信速度は低速である。テスター10内における期待値比較器により比較され、検査が行なわれ良否が判断される。
これにより、本実施の形態における半導体装置の検査は終了する。
尚、ステップ112とステップ114を繰返し行なうことにより、検査の精度を高めることができ、出荷の際に不良品が混入することを防ぐことが可能となる。
本実施の形態における半導体装置では、アドレス・コマンドをテスター10より逐次読み出す必要がないため、高速に対応した高価な検査装置を用いることなく、高速に検査を行なうことができ、半導体装置の製造コストを低下させることができる。
また、内部記憶装置(データ用)230に、データテストクロックに同期してテスト用データを入力および出力し、被テスト回路と同じクロックで、コマンド・アドレスに応じて、内部記憶装置(データ用)230と被テスト回路220への入出力信号を制御するようにしてもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、検査が行なわれないときに、内部記憶装置をメモリとして用いることのできる構成のものである。
図5に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置300は、被テスト回路320、制御回路350、内部記憶装置(データ用)330、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340、内部記憶装置(データ用)330に接続された選択回路331、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340に接続された選択回路341を有している。
検査を行なうときには、選択回路331、341により内部記憶装置(データ用)330及び内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340の領域は、内部記憶装置(データ用)330及び内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340として選択される。よって、これらの領域は内部記憶装置(データ用)330及び内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340として使用される。
一方、検査が行なわれないときには、選択回路331、341により内部記憶装置(データ用)330と、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)340の領域は、通常のメモリ領域として選択され、通常のメモリ領域として使用される。
このように、検査が行なわれないときには通常のメモリ領域として使用することができるため、半導体装置300を有効的に活用することができる。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、2つの内部記憶装置(データ用)を有するものである。
図6に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置400は、被テスト回路420、制御回路450、内部記憶装置(データ用)430、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)440を有し、内部記憶装置(データ用)430内には、内部記憶装置(入力データ用)431、内部記憶装置(出力データ用)432を有している。
内部記憶装置(入力データ用)431には、被テスト回路420に送信したテストパターンが記憶され、内部記憶装置(出力データ用)432には、被テスト回路420にから出力されたデータが記憶される。
このように、内部記憶装置(入力データ用)431、内部記憶装置(出力データ用)432を設けることにより、被テスト回路420の送信側又は受信側の一方のみの検査が可能となる。また、半導体装置400における制御回路450の内部において比較をすることが可能となり、より高速に検査を行なうことができる。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、被テスト回路を複数に分けて、同時に検査を行なうことにより、より高速に検査を行なうことが可能な半導体装置である。
図7に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置500は、被テスト回路A521、被テスト回路B522、被テスト回路C523、制御回路550、内部記憶装置(データ用)530、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)540を有している。
本実施の形態における半導体装置500は、被テスト回路A521、被テスト回路B522、被テスト回路C523を同時に動作させることが可能である。これにより、複数の被テスト回路を同時に同時に動作させた場合のノイズの影響を検査することができ、また、被テスト回路A521、被テスト回路B522、被テスト回路C523を同時に検査することが可能であるため、より高速な検査を行なうことができるものである。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、内部記憶装置(データ用)としての機能を複数段のシフトレジスタにより構成したものである。
図8に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置600は、被テスト回路620、制御回路650、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)640、入力方向のシフトレジスタ群631、出力方向のシフトレジスタ群632を有している。シフトレジスタ群631は、シフトレジスタ633を入力方向に直列に接続したものにより構成されており、シフトレジスタ群632は、シフトレジスタ634を出力方向に直列に接続したものにより構成されている。
本実施の形態では、入力されたテストパターンのデータは制御回路650を介し、入力方向のシフトレジスタ群631より、順次被テスト回路620に入力されるものであり、被テスト回路620からの出力は、順次出力方向のシフトレジスタ群632に出力される。出力方向のシフトレジスタ群632からの出力は、制御回路650を介し、テスター10に入力され期待値比較による検査が行なわれる。シフトレジスタ群631、632において、シフトレジスタ633、634をそれぞれ多段にすることにより、容易にタイミングの調整を図ることが可能となる。特に、テストパターンの入力を迅速に行なうことができるため、大規模チップにおいても高速に検査を行なうことができる。
〔第6の実施の形態〕
次に、第6の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、トリガ信号及び出力データ出力開始トリガが被テスト回路より入力される構成のものである。
本実施の形態について、図9に示すフローチャート及び、図10、図11に示す本実施の形態における半導体装置の構成図に基づき説明する。
図10に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置700は、被テスト回路720、制御回路750、内部記憶装置(データ用)730、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)740を有し、制御回路750内に比較器751を有するものである。また、制御回路750内には、シーケンサ752を有しており、シーケンサ752において状態が遷移する。
具体的には、シーケンサ752において、状態Aは初期状態であり、状態Bは被テスト回路動作準備完了の状態であり、状態Cは被テスト回路のデータ出力待機の状態であり、状態Dは被テスト回路へデータを入力している状態であり、状態Eは、被テスト回路からのデータを出力し記憶している状態である。シーケンサ752においては、状態A、状態B、状態C、状態D、状態Eの順に遷移し、この後、更に状態Aに遷移することにより、遷移を繰り返す。
本実施の形態における半導体装置700は、被テスト回路720からのトリガ信号が制御回路750内の比較器751に入力することにより、制御回路750内のシーケンサ752の制御を行なうものである。
図9に基づき本実施の形態の半導体装置の検査方法について説明する。
最初に、ステップ202(S202)では、テスター10においてアドレス・コマンド・テストパターンのデータを準備する。
次に、ステップ204(S204)では、アドレス・コマンド・テストパターンをテスター10から半導体装置700に入力する。半導体装置700に入力されたアドレス・コマンドは、半導体装置700内の内部記憶装置(アドレス・コマンド用)740に記憶される。また、半導体装置700に入力されたテストパターンのデータは、半導体装置700内の内部記憶装置(データ用)730に記憶される。
次に、ステップ206(S206)では、被テスト回路720より制御回路750における比較器751に動作開始トリガ信号が入力される。これにより、制御回路750において検査動作が開始する。具体的には、図10に示すように、被テスト回路720より比較器751に動作開始トリガ信号(動作準備完了のStatus信号)が入力されると、比較器751から出力された信号がシーケンサ752内に入力し、初期状態である状態Aから被テスト回路動作準備完了の状態である状態Bに遷移する。
次に、ステップ208(S208)では、被テスト回路720より制御回路750における比較器751に出力データ記憶開始トリガ信号が入力される。これにより、被テスト回路720からの出力を内部記憶装置(データ用)730に記憶可能な状態となる。具体的には、図11に示すように、被テスト回路720より比較器751に出力データ記憶開始トリガ信号(動作開始トリガのK.Data信号)が入力されると、比較器751から出力された信号がシーケンサ752内に入力し、被テスト回路動作準備完了の状態である状態Bから被テスト回路のデータ出力待機の状態である状態Cに遷移する。
次に、ステップ210(S210)では、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)740に記憶されているアドレス・コマンドが制御回路750に読み出され、このアドレス・コマンドに基づき、内部記憶装置(データ用)730に記憶されているテストパターンのデータが読み出され、被テスト回路720に入力される。即ち制御回路750内では、シーケンサ752において状態D、即ち、被テスト回路へデータを入力している状態に遷移する。
次に、ステップ212(S212)では、被テスト回路720から出力された信号を内部記憶装置(データ用)730に記憶させる。即ち制御回路750内では、シーケンサ752において状態E、即ち、被テスト回路からのデータの出力を記憶している状態に遷移する。
次に、ステップ214(S214)では、被テスト回路720から出力された信号が制御回路750を介しテスター10に読み出され、テスター10内における期待値比較器により比較され、検査が行なわれ良否が判断される。
これにより、本実施の形態における半導体装置の検査は終了する。本実施の形態における半導体装置700においては、半導体装置700の内部において、検査の制御のためのトリガ信号が発せられ、このトリガ信号に基づき制御が行なわれるため、より高速に検査を行なうことができる。
〔第7の実施の形態〕
次に、第7の実施の形態について説明する。
本実施の形態における半導体装置は、検査の際に外部ループバック回路を接続することができるものである。
図12に基づき本実施の形態における半導体装置について説明する。本実施の形態における半導体装置800は、被テスト回路820、制御回路850、内部記憶装置(データ用)830、内部記憶装置(アドレス・コマンド用)840、制御回路850の内部に判別回路851を有しており、外部ループバック回路860と接続可能なものである。尚、本実施の形態では、外部ループバック回路860には遅延のためのバッファが設けられている。また、判別回路851には、被テスト回路820からの出力データ(deta)が入力しており、出力データ有効(valid)信号により、出力データとして有効な信号を取り込むものである。
本実施の形態のおける半導体装置800は、被テスト回路820に入力されたテストパターンのデータは、被テスト回路820のTXから出力されて外部ループバック回路860に入力され、遅延された後再び外部ループバック回路860におけるRXから被テスト回路820に入力される。
図12に示すように、被テスト回路820に入力されたテストパターン801は、温度、電圧、周囲の環境により、入力されたテストパターン801とは異なる出力データ802となる場合がある。このような出力データ802において、不必要なデータを判別回路851により削除することにより、正確な検査を行なうことができる。
即ち、高速インターフェースを特徴とする回路では、半導体装置の外部からの信号入力と、内部への信号出力の遅延時間がプロセスや検査条件によって変化する。また、被テスト回路820が、PCIExpress等の場合では、COM等のシンボルデータを受信データの中間に挿入する場合があり、このようなことをあらかじめ予測して期待値等を生成することができない。
このため、有効でない出力値もすべて内部記憶装置(データ用)830に記憶させ、テスター10において、有効となるデータのみを選択して、期待値と比較する必要がある。よって、本実施の形態においては、被テスト回路820から判別回路851において不必要なデータを削除して検査を行なうことにより、テスター10における複雑なテストプログラムが不要となり、また、内部記憶装置(データ用)830の容量も削減することができ、検査を高い精度でより高速に行なうことができる。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
半導体装置の検査のためのテスターの構成図 半導体装置の検査を説明するための概念図 第1の実施の形態における半導体装置の構成図 第1の実施の形態における半導体装置を検査するためのフローチャート 第2の実施の形態における半導体装置の構成図 第3の実施の形態における半導体装置の構成図 第4の実施の形態における半導体装置の構成図 第5の実施の形態における半導体装置の構成図 第6の実施の形態における半導体装置を検査するためのフローチャート 第6の実施の形態における半導体装置の構成図(1) 第6の実施の形態における半導体装置の構成図(2) 第7の実施の形態における半導体装置の構成図 第7の実施の形態における半導体装置の要部を説明するための概念図
符号の説明
10 テスター
200 半導体装置
220 被テスト回路
230 内部記憶装置(データ用)
240 内部記憶装置(アドレス・コマンド用)
250 制御回路

Claims (12)

  1. テスターにより検査の行なわれる被テスト回路を含む半導体装置であって、
    前記テスターから前記半導体装置に入力されたテストパターンが記憶されるデータ用内部記憶装置と、
    前記テスターから前記半導体装置に入力されたアドレス・コマンドが記憶されるアドレス・コマンド用内部記憶装置と、
    前記アドレス・コマンド用内部記憶装置に記憶されているアドレス・コマンドに基づき、前記データ用内部記憶装置におけるテストパターンを前記被テスト回路に入力させ、また、前記被テスト回路から出力されたデータを前記データ用内部記憶装置に記憶させる制御回路と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記データ用内部記憶装置には、データ用内部記憶装置としての機能と、メモリとしての機能を選択するための選択回路が接続されており、前記検査が行なわれないときには、メモリとしての機能が選択されるものであり、
    前記アドレス・コマンド用内部記憶装置には、アドレス・コマンド用内部記憶装置としての機能と、メモリとしての機能を選択するための選択回路が接続されており、前記検査が行なわれないときには、メモリとしての機能が選択されるものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記データ用内部記憶装置は、入力データ用内部記憶装置と、出力データ用内部記憶装置とにより構成されているものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記被テスト回路への入出力は、100MHz以上の通信速度であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記被テスト回路は、複数であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記データ用内部記憶装置は、シフトレジスタを直列に複数段接続した構成のものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記データ用内部記憶装置に記憶されているテストパターンの前記被テスト回路への入力は、前記被テスト回路から前記制御回路に伝達されるトリガ信号に基づき行なわれるものであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記被テスト回路から出力されたデータの前記データ用内部記憶装置への記憶は、前記被テスト回路から前記制御回路に伝達されるトリガ信号に基づき行なわれるものであることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記データ用内部記憶装置に記憶されているテストパターンの前記被テスト回路への入力及び、前記被テスト回路から出力されたデータの前記データ用内部記憶装置への記憶は、複数回行なわれるものであることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記被テスト回路は、前記半導体装置外における遅延化回路と接続するための接続端子が設けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記制御回路には、前記被テスト回路からの出力される信号のうち検査に不要な信号を除去する判別回路を有することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の半導体装置。
  12. 前記テスターより期待値の情報が入力され、前記制御回路において前記期待値と前記被テスト回路の出力とを比較することにより検査が行なわれるものであることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の半導体装置。
JP2008270188A 2008-10-20 2008-10-20 半導体装置 Expired - Fee Related JP5146251B2 (ja)

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