JP2010094296A - ゴルフクラブ用グリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた耐摩耗性と、グリップ時に良好なフィット感と安定感が得られるとともに、リサイクル成形可能なゴルフクラブ用グリップを提供する。
【解決手段】筒状本体部2およびグリップエンド部3を、マレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合した熱可塑性エラストマー組成物で形成し、ポリオレフィン系樹脂を筒状本体部2では軟質、グリップエンド部3では硬質として、筒状本体部2に比してグリップエンド部3の硬度および100%モジュラスを大きく設定して、筒状本体部2の硬度を40〜80(JIS−A)、100%モジュラスを0.5〜4.0MPa、圧縮永久歪みを60%以下、グリップエンド部2の硬度を50〜90(JIS−A)、100%モジュラスを3.0〜6.0MPaにした。
【選択図】 図1

Description

この発明はゴルフクラブ用グリップに関し、さらに詳しくは、優れた耐摩耗性とグリップ時に良好なフィット感と安定感が得られるとともに、リサイクル成形可能なゴルフクラブ用グリップに関するものである。
ゴルフクラブ用グリップとしては、天然ゴム、合成ゴム等から形成されるラバーグリップが知られているが、近年、表面デザイン性に優れた熱可塑性エラストマーなど、種々の熱可塑性エラストマー製のグリップが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ラバーグリップは、耐摩耗性に優れているが、一度加硫成形した材料を再度、成形材料として利用(リサイクル成形)することができないため、環境保護や省資源の観点からはデメリットがある。熱可塑性エラストマー製のグリップは、成形後の材料をリサイクル成形することが可能であるが、ラバーグリップに比べて耐摩耗性が劣るという問題があった。
また、ゴルフクラブ用グリップについては、グリップ時のフィット感(しっとり感)と安定感という感触が評価指標として考慮されるようになってきた。しかしながら、従来のラバーグリップおよび熱可塑性エラストマー製のグリップでは、フィット感と安定感とがともに両立した十分な感触を得ることができず、フィット感と安定感の双方をより向上させたグリップが要望されていた。
特開2004−154228号公報
本発明の目的は、優れた耐摩耗性とグリップ時に良好なフィット感と安定感が得られるとともに、リサイクル成形可能なゴルフクラブ用グリップを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のゴルフクラブ用グリップは、筒状本体部の一方端にグリップエンド部を接合したゴルフクラブ用グリップにおいて、筒状本体部がマレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、軟質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物から形成され、グリップエンド部がマレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、硬質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物から形成され、筒状本体部に比してグリップエンド部の硬度および100%モジュラスを大きく設定し、筒状本体部の硬度を40〜80(JIS−A)、100%モジュラスを0.5MPa〜4.0MPa、圧縮永久歪みを60%以下、グリップエンド部の硬度を50〜90(JIS−A)、100%モジュラスを3.0MPa〜6.0MPaにしたことを特徴とするものである。
ここで、例えば、前記軟質ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレンブロックとエチレンプロピレンブロックを有し、前記硬質ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン、前記スチレン系熱可塑性エラストマーが水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合物にすることもできる。また、前記筒状本体部を形成する熱可塑性エラストマー組成物の配合量としては、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、軟質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部、前記グリップエンド部を形成する熱可塑性エラストマー組成物の配合量としては、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、硬質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部にすることもできる。前記パラフィンオイルの数平均分子量は、例えば、500〜1000とする。
本発明によれば、筒状本体部およびグリップエンド部を上記成分の熱可塑性エラストマー組成物により形成したので、射出成形した材料を、再度、成形材料として利用することが可能になり、また、加硫ゴムと同等の耐摩耗性を得ることができる。そして、筒状本体部の硬度を40〜80(JIS−A)、100%モジュラスを0.5MPa〜4.0MPaにすることにより、グリップ時のフィット感と安定感を両立した良好な感触を得ることが可能になる。
ここで、グリップエンド部の硬度および100%モジュラスを筒状本体部よりも大きく設定して、その硬度を50〜90(JIS−A)、100%モジュラスを3.0MPa〜6.0MPaにすることで、スイングする際に、より強く握られるグリップの変形を抑制して、一段と良好な安定感を得ることができる。また、筒状本体部の圧縮永久歪みを60%以下にすることで、長期に渡って当初のグリップ特性(フィット感、安定感)を維持することが可能になる。
本発明のゴルフクラブ用グリップを実施形態に基づいて説明する。
図1に例示するように、本発明のゴルフクラブ用グリップ1(以下、グリップ1という)は、筒状本体部2と、グリップエンド部3とで構成されている。グリップエンド部3は、軸方向にテーパを付けて形成された円筒体である筒状本体部2の一方端(大径側)に接合されている。
筒状本体部2は、マレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、軟質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物E1から形成されている。筒状本体部2の硬度は、40〜80(JIS−A)、100%モジュラスは0.5MPa〜4.0MPa、圧縮永久歪みは60%以下になっている。
グリップエンド部3は、マレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、硬質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物E2から形成されている。グリップエンド部3の硬度は、50〜90(JIS−A)、100%モジュラスは3.0MPa〜6.0MPaになっている。
筒状本体部2とグリップエンド部3の硬度および100%モジュラスは、上記に記載した範囲内で、グリップエンド部3の方が大きくなるように設定されている。
筒状本体部2およびグリップエンド部3は、上記した成分を配合した熱可塑性エラストマー組成物E1、E2により成形されているので、柔軟性および耐摩耗性については、熱可塑性エラストマーよりも加硫ゴムに近い良好な物性を得ることができる。
また、上記成分を配合した熱可塑性エラストマー組成物E1、E2は、射出成形が可能であり、一度成形した後であっても、それぞれのバージンの熱可塑性エラストマー組成物E1、E2に対して、ある程度の比率(例えば50重量%程度)までは、粉砕して混合することにより、再度、射出成形することができる。即ち、筒状本体部2およびグリップエンド部3は、リサイクル成形できるようになっている。
筒状本体部2の硬度(JIS−A)が40未満であると、これに伴って100%モジュラスが小さくなって0.5MPa以上を確保することが難しくなる。そのため、グリップした時は柔らかい感触であるが、実際にスイングして打撃する際には、プレーヤは、より強く握るので安定感がなくなってグリップ1が手の中で動くように感じる。このような感覚は安定したスイングの妨げになる。
一方、筒状本体部2の硬度(JIS−A)が80超であると、100%モジュラスが4.0MPa超になり易く、ソフト感が損なわれてボール打撃時の衝撃が大きくなって、プレーヤに不快感を与えることになる。したがって、筒状本体部2の硬度(JIS−A)を40〜80、100%モジュラスを0.5MPa以上4.0MPaにすることにより、良好なフィット感と安定感を両立した優れた感触を得ることができる。
また、筒状本体部2の圧縮永久歪みが60%超であると、長時間使用によって握った後の形状がグリップ1に残ったままになるという問題が生じる。また、グリップ1をシャフトに挿入した後、圧縮永久歪みが60%超であると、シャフトとグリップ1の間にすき間ができるという不具合が生じる。したがって、筒状本体部2の圧縮永久歪みを60%以下にすることにより、長期に渡って当初のグリップ特性(フィット感と安定感)を維持することが可能になる。
グリップエンド部3の硬度および100%モジュラスは、筒状本体部2に比べて大きく設定されるとともに、その硬度が50〜90(JIS−A)、100%モジュラスが3.0MPa〜6.0MPaになっている。
グリップエンド部3の硬度(JIS−A)が50未満であると、これに伴って100%モジュラスが小さくなってスイング時の安定感が損なわれ、握りにくく、違和感のある感触になる。一方、グリップエンド部3の硬度が90超であると、100%モジュラスが大きくなり過ぎてソフト感が損なわれる。
プレーヤはゴルフクラブをスイングする際に、グリップ1をより強く握るが、グリップ1においてグリップエンド部3が相対的に硬くなっていることにより、スイングの安定性や打球の方向性に大きく影響する指が当接するグリップ1の先端部領域の変形が抑制される。即ち、右利きのプレーヤであれば、左手の中指、薬指、小指の握りが緩みにくくなり、一段と良好な安定感を得ることができる。握力の大きなプレーヤには、特に良好な感触となる。
熱可塑性エラストマー組成物E1、E2に用いるマレイン化オレフィン系エラストマーとは、主鎖を形成する原子に無水マレイン酸が化学的に安定な結合(共有結合)をしているエラストマー性ポリマーのことをいい、上記エラストマー性ポリマーと無水マレイン酸を導入しうる化合物とを反応させることにより得られるものである。
本発明においては、無水マレイン酸を側鎖に含有するエラストマー性ポリマーは、通常行われる方法、例えば、上記エラストマー性ポリマーに、通常行われる条件、例えば、加熱下での攪拌等により無水マレイン酸をグラフト重合させる方法で製造してもよく、また市販品を用いてもよい。
市販品としては、例えば、LIR−403(クラレ社製)、LIR−410A(クラレ社試作品)などの無水マレイン酸変性イソプレンゴム;LIR−410(クラレ社製)などの変性イソプレンゴム;クライナック110、221、231(ポリサー社製)などのカルボキシ変性ニトリルゴム;CPIB(日石化学社製)、HRPIB(日石化学社ラボ試作品)などのカルボキシ変性ポリブテン;ニュクレル(三井デュポンポリケミカル社製)、ユカロン(三菱化学社製)、タフマーM(例えば、MA8510(三井化学社製))などの無水マレイン酸変性エチレン−プロピレンゴム;タフマーM(例えば、MH7020(三井化学社製))などの無水マレイン酸変性エチレン−ブテンゴム;アドテックスシリーズ(無水マレイン酸変性EVA、無水マレイン酸変性EMA(日本ポリオレフィン社製))、HPRシリーズ(無水マレイン酸変性EEA、無水マレイン酸変性EVA(三井・ジュポンポリオレフィン社製))、ボンドファストシリーズ(無水マレイン酸変性EMA(住友化学社製))、デュミランシリーズ(無水マレイン酸変性EVOH(武田薬品工業社製))、ボンダイン(無水マレイン酸変性EEA(アトフィナ社製))、タフテック(無水マレイン酸変性SEBS、M1943(旭化成社製))、クレイトン(無水マレイン酸変性SEBS、FG1901X(クレイトンポリマー社製))、タフプレン(無水マレイン酸変性SBS、912(旭化成社製))、セプトン(無水マレイン酸変性SEPS(クラレ社製))、レクスパール(無水マレイン酸変性EEA、ET−182G、224M、234M(日本ポリオレフィン社製))、アウローレン(無水マレイン酸変性EEA、200S、250S(日本製紙ケミカル社製))などの無水マレイン酸変性ポリエチレン;アドマー(例えば、QB550、LF128(三井化学社製))などの無水マレイン酸変性ポリプロピレン;等が挙げられる。
スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、芳香族ビニル化合物および共役ジエンからブロック共重合体として得られる公知のスチレン系熱可塑性エラストマーを用いることができる。本発明においては、スチレン系熱可塑性エラストマーは、圧縮永久歪をより良好にする観点から、末端に架橋点に相当する芳香族ビニルによるブロック重合部を有し、重量平均分子量が10万以上のものであるのが好ましい。
芳香族ビニル化合物としては、具体的には、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−プロピルスチレン等が挙げられ、これらを1種単独で用いても、2種以上を併用してもよい。また、共役ジエンとしては、具体的には、例えば、ブタジエン、イソプレンおよびこれらの混合物等が挙げられる。
このようなスチレン系熱可塑性エラストマーを含有することにより、得られる熱可塑性エラストマー組成物は、圧縮永久歪が良好なものとなる。これは、スチレン系熱可塑性エラストマーが非相溶であり、流動性が低く、独立した相を形成し、また、スチレン系熱可塑性エラストマーはオイルとの親和性が高いため、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびオイルがスチレン系熱可塑性エラストマーがオイルを吸った状態で、熱可塑性エラストマー組成物の架橋構造中に取り込まれることになるためであると考えられる。
本発明においては、スチレン系熱可塑性エラストマーの製造方法は特に限定されないが、例えば、上記芳香族ビニル化合物を重合させて得られる重合体(ブロック(A))と、上記共役ジエンを重合させて得られる重合体(ブロック(B))との共重合(ブロック共重合)により得る方法が好適に例示される。ここで、上記ブロック(A)の数平均分子量は、3000〜50000の範囲であるのが好ましい。分子量がこの範囲であると、得られるスチレン系熱可塑性エラストマーの機械的強度が良好となり、このスチレン系熱可塑性エラストマーを用いた本発明の組成物を得る際の耐圧縮永久歪が良好となる。
また、上記ブロック(B)の数平均分子量は、10000〜200000の範囲であるのが好ましい。分子量がこの範囲であると、得られるスチレン系熱可塑性エラストマーを用いた本発明の組成物を得る際の混合溶融時の粘度が良好となり、得られる本発明の組成物の混合溶融時の粘度が良好となる。
更に、ブロック共重合体として得られるスチレン系熱可塑性エラストマーは、1個以上のブロック(A)と1個以上のブロック(B)を有するものであり、そのブロック形態は、A−(B−A)nまたは(A−B)mで示すことができる。このうち、A−B−Aの形態であるのが流動性や機械的物性が良好になる理由から好ましく、A−BとA−B−Aとを併用する形態であってもよい。
また、本発明においては、スチレン系熱可塑性エラストマーは、スチレン含有率が10〜60質量%であるのが好ましく、30〜50質量%であるのがより好ましい。スチレン含有率がこの範囲であると、本発明の組成物を得る際の混合溶融時の粘度が良好となり、得られる本発明の組成物の機械的強度および耐圧縮永久歪がより向上する。
このようなスチレン系熱可塑性エラストマーとしては、水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合体、具体的には、例えば、スチレン−イソプレンブロック共重合体水添物(SEPS:スチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体)、スチレンエチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体(SEEPS)、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体(SEBS)等が挙げられる。本発明においては、このようなスチレン系熱可塑性エラストマーとして、セプトン2006(SEPS、クラレ社製)、セプトン4055(SEEPS、クラレ社製)等の市販品を用いることができる。
含窒素複素環多官能アルコールとしては、2個以上の水酸基を有し、含窒素複素環を併有する化合物であれば特に限定されない。
含窒素複素環としては、五員環または六員環であることが好ましい。このような含窒素複素環としては、例えば、ピロリジン、ピロリドン、オキシインドール(2−オキシインドール)、インドキシル(3−オキシインドール)、ジオキシインドール、イサチン、インドリル、フタルイミジン、β−イソインジゴ、モノポルフィリン、ジポルフィリン、トリポルフィリン、アザポルフィリン、フタロシアニン、ヘモグロビン、ウロポルフィリン、クロロフィル、フィロエリトリン、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、テトラゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾピラゾール、ベンゾトリアゾール、イミダゾリン、イミダゾロン、イミダゾリドン、ヒダントイン、ピラゾリン、ピラゾロン、ピラゾリドン、インダゾール、ピリドインドール、プリン、シンノリン、ピロール、ピロリン、インドール、インドリン、オキシルインドール、カルバゾール、フェノチアジン、インドレニン、イソインドール、オキサゾール、チアゾール、イソオキサゾール、イソチアゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、オキサトリアゾール、チアトリアゾール、フェナントロリン、オキサジン、ベンゾオキサジン、フタラジン、プテリジン、ピラジン、フェナジン、テトラジン、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、アントラニル、ベンゾチアゾール、ベンゾフラザン、ピリジン、キノリン、イソキノリン、アクリジン、フェナントリジン、アントラゾリン、ナフチリジン、チアジン、ピリダジン、ピリミジン、キナゾリン、キノキサリン、トリアジン、ヒスチジン、トリアゾリジン、メラミン、アデニン、イソシアヌレート、グアニン、チミン、シトシン、イソシアヌル酸およびこれらの誘導体等が挙げられる。
また、含窒素複素環は、例えば、上記と同様の置換基を有していてもよいし、水素原子が付加または脱離されたものであってもよい。特に、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(タナック、日産化学(株)社製)が好適に用いられる。
熱可塑性エラストマー組成物E1に用いる軟質ポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレンブロックとエチレンプロピレンブロックを有するエチレンプロピレン共重合体を例示することができる。より詳しくは、ポリプロピレン成分からなるブロック(ポリプロピレンブロック)と、プロピレン・エチレンランダム共重合体成分からなるブロック(エチレンプロピレンブロック)とが連なったブロック共重合体である。
このような軟質ポリオレフィン系樹脂を含有することにより、得られる熱可塑性エラストマー組成物は、優れた柔軟性を保持し、高温での流動性や機械的強度にも優れる。これは、結晶性および硬度の高いポリプロピレンブロックの存在により耐熱性、モジュラス、破断強度等の機械的強度が良好となり、ランダム共重合体であるエチレンプロピレンブロックの存在により柔軟性および高温での流動性が良好となるためであると考えられる。
本発明においては、上記軟質ポリオレフィン系樹脂は、1〜50モル%の割合で上記ポリプロピレンブロックを有しているのが好ましく、10〜25モル%の割合で上記ポリプロピレンブロックを有しているのがより好ましい。ポリプロピレンブロックの割合がこの範囲であると、軟質ポリオレフィン系樹脂を含有する本発明の組成物の機械的強度がより良好となる。
また、本発明においては、上記ポリプロピレンブロックが、軟質ポリオレフィン系樹脂を含有する本発明の組成物の機械的強度がより良好となる観点から立体規則性であるのが好ましく、機械的強度がさらに良好となる観点からアイソタクチックであるのが好ましい。
さらに、本発明においては、上記エチレンプロピレンブロック中、プロピレンとエチレン以外に他のポリブテン成分なども必要に応じて5重量%以下程度で含まれてよい。
従来、ポリオレフィン系樹脂よりなる軟質材料は、バナジウム系触媒を用いて製造された非晶質エチレン−プロピレンゴム(EPR)等をポリプロピレンに混在することによって製造されている。
これに対し、本発明で用いる軟質ポリオレフィン系樹脂は、ポリプロピレンとプロピレン・エチレンランダム共重合体のエラストマー成分を、1つの重合槽で、チタン化合物や有機アルミニウム化合物などを用いて同時に重合することによって製造するのが好ましい。また、別途合成したポリプロピレンを別の合成タンクに移し、そこにエチレンおよびプロピレンを投入し、触媒等の存在下で重合することによって製造してもよい。
このような軟質ポリオレフィン系樹脂は、上記エチレンプロピレンブロック中のエチレン分を増加させた、いわゆるリアクタータイプの共重合体であるのが好ましく、プライムポリマー社製のプライムTPOの軟質タイプとして市販されているもの、具体的には、M142Eの商品名で市販されているものが好適に用いられる。
熱可塑製エラストマーE2に用いる硬質ポリオレフィン系樹脂としては、ポリプロピレンを例示することができる。
熱可塑性エラストマー組成物E1については、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、軟質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部の配合量であることが好ましい。
含窒素複素環多官能アルコールの配合量が0.1重量部未満では、架橋部が少なくなって引張り強度、圧縮永久歪み等の機械的特性に悪影響が生じ、3.0重量部超では、ペンダントする部位が増えすぎて同様に機械的特性に悪影響が生じる。軟質ポリオレフィン系樹脂の配合量が50重量部未満では、粘度が高くなって射出成形し難くなり、150重量部超では、成形後の圧縮永久歪みに悪影響が生じる。また、スチレン系熱可塑性エラストマーの配合量が20重量部未満では、オイルブリードが発生し易くなり、150重量部超では、成形加工性に悪影響が生じる。パラフィンオイルの配合量が50重量部未満では、粘度が高くなって射出成形し難くなり、300重量部超では、硬度が低下するとともに圧縮永久歪みに悪影響が生じ、オイルブリードも発生し易くなる。
熱可塑性エラストマー組成物E2については、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、硬質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部の配合量であることが好ましい。
硬質ポリオレフィン系樹脂の配合量が50重量部未満では、粘度が高くなって射出成形し難くなり、150重量部超では、成形後の硬度が高くなりすぎる。含窒素複素環多官能アルコール、スチレン系熱可塑性エラストマー、パラフィンオイルの配合量については、上記した筒状本体部2と同じ理由である。
また、熱可塑性エラストマー組成物E1、E2に用いるパラフィンオイルの数平均分子量は、500〜1000であることが好ましい。この数平均分子量が500未満であると、粘度が低過ぎてブリードアウトを起こしてしまい、混練不良が生じるという問題があり、1000超であると、粘度が高過ぎて硬度低減効果が乏しくなるという問題があるためである。
熱可塑性エラストマー組成物E1、E2は、射出成形機によって射出することができるので、本発明のグリップ1を製造する際には、例えば、射出成形金型に熱可塑性エラストマー組成物E2を射出してグリップエンド部3を成形する。次いで、図2に例示するように、成形したグリップエンド部3を配置した射出成形金型4に熱可塑性エラストマー組成物E1を射出する。これにより、筒状本体部2が成形されるとともに、成形時の熱によって筒状本体部2とグリップエンド部3とが接合されて、グリップ1が完成する。
熱可塑性エラストマー組成物E1、E2は、射出成形した後であっても、それぞれのバージンの熱可塑性エラストマー組成物E1、E2に対して、ある程度の比率までは、粉砕して混合して、再度、射出成形することができる。そして、このリサイクル成形品は、バージン材料のみの成形品と比較しても、実用上問題がないレベルを確保することができる。
そのため、図2に例示するように、射出成形した際に、射出成形金型4の材料流路に残って形成されるランナー5を無駄にすることなく、粉砕して再度、射出成形の材料として利用することができる。また、射出成形したグリップ1についても、粉砕することによって同様に成形材料として利用することができる。
このように、本発明のグリップ1は射出成形することができるとともに、リサイクル成形も可能であるので、加硫成形に比して生産効率を向上させることができ、また、製造コストを低減することもできる。そのため、高い生産性でグリップ1を製造することが可能になる。
また、熱可塑性エラストマー組成物E1、E2は、顔料を配合することで容易に様々な色に着色することができる。したがって、筒状本体部2とグリップエンド部3を任意の同色に着色することも、互いを異なる任意の色に着色することもできる。
表1に示した6種類の材料(実施例1〜3、比較例1〜3)について、下記の試験、評価を行ない、その結果を表1に示す。実施例1および2は、本発明の筒状本体部の材料に相当するものであり、実施例3は本発明のグリップエンド部の材料に相当するものである。尚、下記のフィット感、ソフト感、ウェット時の滑り防止性の評価の際には、実施例1、2のそれぞれの材料で形成した筒状本体部に、実施例3の材料で形成したグリップエンド部を接合して試験サンプル(グリップ)を作製し、比較例1〜3は、それぞれの材料で筒状本体部およびグリップエンド部を成形した。比較例3は、一般にラバーグリップの材料として使用される加硫ゴム(天然ゴムと合成ゴムのブレンド)である。表1中の配合量は、マレイン化EPM100重量部に対する重量部の値である。
マレイン化EPMとして無水マレイン酸変性エチレン−プロピレン共重合体(TX−1215、三井化学社製)、軟質ポリオレフィン系樹脂としてエチレンプロピレン共重合体(M142E、出光興産社製)、硬質ポリオレフィン樹脂としてポリプロピレン(S119、プライムポリマー社製)、スチレン系熱可塑性エラストマーとしてポリスチレン−ポリ(エチレン−エチレン/プロピレン)ブロック−ポリスチレン(SEEPS スチレン含有率30重量%、セプトン4077、クラレ社製)、架橋剤としてトリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート(タナック、日産化学社製)、パラフィンオイルとして(サンパー2280、日本サン石油社製)、老化防止剤として、フェノール系(イルガノックス1010、長瀬産業社製)を使用した。
[100%モジュラス、破断強度、破断伸び]
各材料を2mm厚のシートに成形し、JIS−K 6251に規定のダンベル3号試験片を作製し、当規格の引張試験方法に準拠して、引張速度500mm/minで試験を行なった。
[圧縮永久歪み]
各材料を厚さ6.3mm、直径13mmの円柱状に成形して試験片とし、JIS−K 6262に準じて25%の圧縮歪み処理を行なって、70℃の恒温槽に22時間放置した後、恒温槽から取出して、素早く圧縮装置から取外し、30分静置してから圧縮歪みを測定した。
[耐摩耗性]
各材料について、JIS K−6264に準じて、一定速度で回転させた円盤状試験片に2枚の金属刃を押し付けて摩耗したときの質量変化により評価した。比較例3を100とした場合の相対評価であり、数値が大きい程、耐摩耗性に優れていることを示す。
[成形加工性]
量産した際に成形条件の安定性が高く、材料の焼け等が生じない場合を○、量産した際に成形条件の安定性に欠け、材料の焼け等の発生頻度が高い場合を×で示した。
[リサイクル性]
各材料について、バージン材料で射出成形した際に形成されたランナーを粉砕してバージン材料に50%まで混合しても、射出成形品の物性や品質に実質的に不具合がない場合を○、不具合がある場合(ランナーが加熱しても溶融しない)場合を×で示した。
[フィット感]
各材料により製造した同一形状のグリップを、同一のドライバーに装着し、複数人のテスターが実打した際の感触により評価した。1〜5の5段階評価でグリップ時に最も手になじんだ場合を最良の5として評価し、評価点の平均値を示した。
[ソフト感]
各材料により製造した同一形状のグリップを、同一のドライバーに装着し、複数人のテスターが実打した際の感触により評価した。1〜5の5段階評価でグリップ時に最も違和感(ゴツゴツ感)がなくソフトに感じた場合を最良の5として評価し、評価点の平均値を示した。
[ウェット時の滑り防止性]
各材料により製造した同一形状のグリップを、同一のドライバーに装着し、グリップおよびグローブを水で濡らした状態にして、複数人のテスターが実打した際の感触により評価した。1〜5の5段階評価でスイング時に最も滑り難かった場合を最良の5として評価し、評価点の平均値を示した。
Figure 2010094296
表1の結果より、本発明のグリップ(実施例1〜3)は、ラバーグリップ(比較例3)と同等の優れた耐摩耗性を有するとともに、比較例1〜3に比してグリップ時のフィット感と安定感と両立した優れた感触が得られ、ウエット時にも滑り難いことが分かる。また、本発明のグリップは、加工性が良好で、リサイクル成形が可能であることが分かる。
本発明のゴルフクラブ用グリップを例示する側面図である。 図1のゴルフクラブ用グリップを射出成形している金型の内部を例示する断面図である。
符号の説明
1 グリップ
2 筒状本体部
3 グリップエンド部
4 射出成形金型
5 ランナー

Claims (4)

  1. 筒状本体部の一方端にグリップエンド部を接合したゴルフクラブ用グリップにおいて、筒状本体部がマレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、軟質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物から形成され、グリップエンド部がマレイン化オレフィン系エラストマーに含窒素複素環多官能アルコールを架橋剤として、硬質ポリオレフィン系樹脂、スチレン系熱可塑性エラストマーおよびパラフィンオイルを必須成分として配合された熱可塑性エラストマー組成物から形成され、筒状本体部に比してグリップエンド部の硬度および100%モジュラスを大きく設定し、筒状本体部の硬度を40〜80(JIS−A)、100%モジュラスを0.5MPa〜4.0MPa、圧縮永久歪みを60%以下、グリップエンド部の硬度を50〜90(JIS−A)、100%モジュラスを3.0MPa〜6.0MPaにしたゴルフクラブ用グリップ。
  2. 前記軟質ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレンブロックとエチレンプロピレンブロックを有し、前記硬質ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン、前記スチレン系熱可塑性エラストマーが水添スチレン・イソプレン・ブタジエンブロック共重合物である請求項1に記載のゴルフクラブ用グリップ。
  3. 前記筒状本体部を形成する熱可塑性エラストマー組成物が、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、軟質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部の配合量であり、前記グリップエンド部を形成する熱可塑性エラストマー組成物が、マレイン化オレフィン系エラストマー100重量部に対して、含窒素複素環多官能アルコールが0.1〜3.0重量部、硬質ポリオレフィン系樹脂が50〜150重量部、スチレン系熱可塑性エラストマーが20〜150重量部およびパラフィンオイルが50〜300重量部の配合量である請求項1または2に記載のゴルフクラブ用グリップ。
  4. 前記パラフィンオイルの数平均分子量が、500〜1000である請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフクラブ用グリップ。
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