JP2010093131A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
基板処理装置に於いて、ガスノズルの交換を容易とし、作業時間を短縮し、作業者の負担を軽減し、更にガスノズルの損傷の虞れを軽減する。
【解決手段】
基板7を収納する処理室1と、該処理室の下方に気密に連設されるロードロック室4と、前記処理室に立設され処理ガスを供給するガスノズル11とを具備し、前記ロードロック室の天板部4aには前記処理室に開口するガスノズル保持孔が垂直方向に形成され、前記ガスノズルは前記ガスノズル保持孔に下方から貫通し、該ガスノズル保持孔により前記ガスノズルの下端部が前記処理室、前記ロードロック室に対して気密になる様に保持され、前記ガスノズルの下端部に連絡孔が穿設され、前記天板部にはガス供給源と接続されるガス流路19が形成され、該ガス流路は前記連絡孔を介して前記ガスノズルに連通する。
【選択図】 図1
基板処理装置に於いて、ガスノズルの交換を容易とし、作業時間を短縮し、作業者の負担を軽減し、更にガスノズルの損傷の虞れを軽減する。
【解決手段】
基板7を収納する処理室1と、該処理室の下方に気密に連設されるロードロック室4と、前記処理室に立設され処理ガスを供給するガスノズル11とを具備し、前記ロードロック室の天板部4aには前記処理室に開口するガスノズル保持孔が垂直方向に形成され、前記ガスノズルは前記ガスノズル保持孔に下方から貫通し、該ガスノズル保持孔により前記ガスノズルの下端部が前記処理室、前記ロードロック室に対して気密になる様に保持され、前記ガスノズルの下端部に連絡孔が穿設され、前記天板部にはガス供給源と接続されるガス流路19が形成され、該ガス流路は前記連絡孔を介して前記ガスノズルに連通する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ウェーハ、ガラス基板等の基板に、酸化処理、拡散処理、アニール処理、薄膜の生成等の処理を行う基板処理装置に関するものである。
半導体装置の処理工程の1つとして、シリコンウェーハ等の基板に酸化処理、拡散処理、アニール処理、薄膜の生成等の処理を行う基板処理工程があり、該基板処理工程を実行する装置として基板処理装置があり、又縦型処理炉を具備し、所定枚数の基板を一度に処理する縦型基板処理装置がある。
図3は、縦型処理炉の一例の概略を示している。
処理室1を画成し、石英製の有天筒状の反応管2が筒状のマニホールド3に同心に立設され、該マニホールド3は気密室であるロードロック室4の上面に気密に連設される。
該ロードロック室4の天井部には該ロードロック室4と同心の炉口5が開設され、前記ロードロック室4の内部と前記処理室1とは前記炉口5を介して連通している。
前記処理室1には基板保持具であるボート6が収納され、該ボート6は基板(ウェーハ)7を水平姿勢で多段保持する様になっており、前記ボート6は前記炉口5を気密に閉塞するシールキャップ8に支持される。
該シールキャップ8は、図示しないボートエレベータによって支持され、該ボートエレベータにより前記ボート6が前記ロードロック室4から前記処理室1に装入され、或は装脱される様になっている。
基板を処理する場合は、ウェーハ7を保持した前記ボート6が前記処理室1に気密に収納され、前記シールキャップ8により前記炉口5を気密に閉塞させる。前記マニホールド3に連通したガス排気管9を介して前記処理室1が排気される。又、該処理室1には石英製のガスノズル11が前記反応管2と平行に立設されており、前記ガスノズル11は下端部が前記マニホールド3を水平に貫通しており、前記ガスノズル11より前記処理室1に処理ガスが供給される。更に、前記反応管2を囲繞する様に配設されたヒータ12により前記処理室1、及びウェーハ7が加熱され、基板に所要の処理がなされる様になっている。
基板処理が完了すると、ボートエレベータにより前記ボート6が前記処理室1から引出され、前記ロードロック室4内でウェーハ7が所定温度迄冷却され、更に基板搬送装置(図示せず)により払出される。
上記した様に、縦型処理炉は処理ガスを供給する為の前記ガスノズル11を具備しており、該ガスノズル11は、前記反応管2の内壁面と平行に延びる鉛直部11aと該鉛直部11aの下端から水平方向に延びる水平部11bを有し、該水平部11bが前記マニホールド3に形成されたポート13を水平方向に貫通し、該ポート13に前記水平部11bがナット14により固定されることで、前記ガスノズル11が支持される様になっている。
該ガスノズル11を前記マニホールド3に取付ける場合は、図4に示される様に前記処理室1の内部から前記水平部11bを前記ポート13に対して水平に挿入し、前記ナット14によって前記水平部11bを前記ポート13に固定している。
前記ガスノズル11は、基板処理に伴い反応生成物が付着堆積するので、所定期間毎に洗浄する必要があり、洗浄の為の交換作業が行われる。
前記ガスノズル11の取付けは、前記ロードロック室4からの作業となり、長尺の前記ガスノズル11を前記炉口5を通して前記処理室1に挿入し、更に水平部11bを前記ポート13に嵌合させ、前記ガスノズル11の姿勢を調整しつつ、更に前記反応管2の外側から前記ナット14を取付ける様になる。
前記ガスノズル11の姿勢調整、前記水平部11bの前記ポート13への微妙な芯合せ、嵌合等、作業者は手元が見えない状態で作業をしなければならず、而も前記ロードロック室4から無理な姿勢での作業となる。更に、前記ガスノズル11は石英製であり破損し易い。従って、該ガスノズル11の取付け、取外しは時間の掛る、又作業者にとって負担の掛る困難な作業となっていた。
本発明は斯かる実情に鑑み、ガスノズルの交換を容易とし、作業時間を短縮し、作業者の負担を軽減し、更にガスノズルの損傷の虞れを軽減するものである。
本発明は、基板を収納する処理室と、該処理室の下方に気密に連設されるロードロック室と、前記処理室に立設され処理ガスを供給するガスノズルとを具備し、前記ロードロック室の天板部には前記処理室に開口するガスノズル保持孔が垂直方向に形成され、前記ガスノズルは前記ガスノズル保持孔に下方から貫通し、該ガスノズル保持孔により前記ガスノズルの下端部が前記処理室、前記ロードロック室に対して気密になる様に保持され、前記ガスノズルの下端部に連絡孔が穿設され、前記天板部にはガス供給源と接続されるガス流路が形成され、該ガス流路は前記連絡孔を介して前記ガスノズルに連通する基板処理装置に係るものである。
本発明によれば、基板を収納する処理室と、該処理室の下方に気密に連設されるロードロック室と、前記処理室に立設され処理ガスを供給するガスノズルとを具備し、前記ロードロック室の天板部には前記処理室に開口するガスノズル保持孔が垂直方向に形成され、前記ガスノズルは前記ガスノズル保持孔に下方から貫通し、該ガスノズル保持孔により前記ガスノズルの下端部が前記処理室、前記ロードロック室に対して気密になる様に保持され、前記ガスノズルの下端部に連絡孔が穿設され、前記天板部にはガス供給源と接続されるガス流路が形成され、該ガス流路は前記連絡孔を介して前記ガスノズルに連通するので、ガスノズルの挿脱は、ロードロック室から簡単に行え、又取付け時のガスノズルの姿勢調整が不要になり、ガスノズル交換の作業性が著しく向上するという優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、本発明が実施される基板処理装置について概略説明する。
図1は、基板処理装置のロードロック室4、処理炉16、ボートエレベータ33を含む基板処理部を示している。尚、図1中、図3中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
前記処理炉16は加熱機構としてのヒータ12を有する。該ヒータ12は円筒形状であり、ヒータ素線とその周囲に設けられた断熱部材より構成され、図示しない保持体に支持されることにより垂直に据付けられている。
前記ヒータ12近傍には、処理室1内の温度を検出する温度検出体としての温度センサ(図示せず)が設けられる。前記ヒータ12及び前記温度センサには、電気的に温度制御部20が接続されており、温度センサにより検出された温度情報に基づき前記ヒータ12への通電具合を調節することにより前記処理室1内の温度が所望の温度分布となる様所望のタイミングにて制御する様に構成されている。
前記ヒータ12の内側には、該ヒータ12と同心に反応管2が配設されている。該反応管2は、石英(SiO2 )又は炭化シリコン(SiC)等の耐熱性材料から成り、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に形成されている。前記反応管2は前記処理室1を画成し、前記ボート6を収納し、ウェーハ7は前記ボート6に保持された状態で前記処理室1に収納される。
前記反応管2の下方には、該反応管2と同心にマニホールド3が配設され、前記反応管2は前記マニホールド3に立設されている。該マニホールド3は、例えば、ステンレス鋼等から成り、上端及び下端が開口した円筒形状に形成されている。尚、前記マニホールド3と前記反応管2との間には、シール部材としてのOリングが設けられている。前記マニホールド3が保持体、例えば前記ロードロック室4に支持されることにより、前記反応管2は垂直に設置された状態となっている。該反応管2と前記マニホールド3により反応容器が形成される。
前記マニホールド3には、ガス排気管9が設けられると共に、該ガス排気管9の下流側には、図示しない圧力検出器としての圧力センサ及び圧力調整器としてのAPCバルブ17を介して真空ポンプ等の真空排気装置18が接続されている。該真空排気装置18は、排気能力の高い3次真空ポンプ、例えば分子ターボポンプ+機械ブースとポンプ+ドライポンプ等が用いられることが好ましい。
前記ロードロック室4の天板部4aには水平方向に延びるガス流路19が穿設され、該ガス流路19の一端は前記処理室1に開口し、他端は前記ロードロック室4の側面に開口している。
前記処理室1内には垂直状態で石英製のガスノズル11が設けられ、該ガスノズル11は前記ガス流路19の一端に接続され、他端にはガス供給管21が接続されている。該ガス供給管21は、上流側で3つに分岐し、バルブ22,23,24とガス流量制御装置としてのMFC25,26,27を介して第1ガス供給源28、第2ガス供給源29、第3ガス供給源30にそれぞれ接続されている。
前記第1ガス供給源28、前記第2ガス供給源29、前記第3ガス供給源30にはそれぞれ処理ガスとして、SiH4 又はSi2 H6 、SiH2 Cl2 、BCl3 、GeH4 、H2 が封入されている。
前記MFC25,26,27及び前記バルブ22,23,24には、ガス流量制御部32が電気的に接続されており、該ガス流量制御部32は供給するガスの流量が所望の流量となる様所望のタイミングにて制御する様に構成されている。
圧力センサ及び前記APCバルブ17には、圧力制御部40が電気的に接続されており、該圧力制御部40は、圧力センサにより検出された圧力に基づいて前記APCバルブ17の開度を調節することにより、前記処理室1の圧力が所望の圧力となる様所望のタイミングにて制御する様構成されている。
前記処理炉16の構成に於いて、第1の処理ガスは、前記第1ガス供給源28から供給され、前記MFC25でその流量が調節された後、前記バルブ22を介して、前記ガス供給管21により前記処理室1内に導入される。第2の処理ガスは、前記第2ガス供給源29から供給され、前記MFC26でその流量が調節された後、前記バルブ23を介して前記ガス供給管21により前記処理室1内に導入される。第3の処理ガスは、前記第3ガス供給源30から供給され、前記MFC27でその流量が調節された後、前記バルブ24を介して前記ガス供給管21より前記処理室1内に導入される。又、該処理室1内のガスは、前記ガス排気管9に接続された前記真空排気装置18により、前記処理室1から排気される。
次に、前記ボートエレベータ33について説明する。
該ボートエレベータ33の駆動機構部34は、前記ロードロック室4の側壁に設けられている。
前記駆動機構部34は、平行に立設されたガイドシャフト35、ボール螺子36を具備し、該ボール螺子36は回転自在に支持され、昇降モータ37により、回転される様になっている。昇降台38が前記ガイドシャフト35に摺動自在に嵌合すると共に前記ボール螺子36に螺合し、前記昇降台38には前記ガイドシャフト35と平行に中空の昇降シャフト39が垂設されている。
該昇降シャフト39は、前記ロードロック室4の天井面を遊貫して内部に延出しており、下端には中空の駆動部収納ケース41が気密に設けられている。前記昇降シャフト39を非接触で覆う様にベローズ42が設けられ、該ベローズ42の上端は前記昇降台38の下面に、又前記ベローズ42の下端は前記ロードロック室4の上面にそれぞれ気密に固着され、前記昇降シャフト39及び該昇降シャフト39の遊貫部は気密にシールされている。
前記ロードロック室4の天井部には前記マニホールド3と同心に炉口5が設けられ、該炉口5は前記マニホールド3の下端開口より小さく穿設され、又前記炉口5はシールキャップ8によって下方から気密に閉塞可能となっている。該シールキャップ8は、例えばステンレス等の金属から成り、円盤状に形成され、前記駆動部収納ケース41の上面に気密に固着されている。
該駆動部収納ケース41は気密構造となっており、内部は前記ロードロック室4内の雰囲気と隔離される。前記駆動部収納ケース41の内部にはボート回転機構43が設けられ、該ボート回転機構43の回転軸は前記駆動部収納ケース41の天板、前記シールキャップ8を遊貫して上方に延出し、上端にはボート載置台44が固着され、該ボート載置台44に前記ボート6が載置される。
前記シールキャップ8、前記ボート回転機構43はそれぞれ水冷式の冷却機構45,46によって冷却されており、該冷却機構45,46への冷却水管47は前記昇降シャフト39を通過して外部の冷却水源(図示せず)に接続されている。又、前記ボート回転機構43への給電は、前記昇降シャフト39を通して配線された電力供給ケーブル48を介して行われる。
前記ボート回転機構43及び前記昇降モータ37には、駆動制御部49が電気的に接続されており、所望の動作をする様所望のタイミングにて制御する様構成されている。
前記温度制御部20、前記ガス流量制御部32、前記圧力制御部40、前記駆動制御部49は、操作部、入出力部をも構成し、前記基板処理装置全体を制御する主制御部50に電気的に接続されている。
次に、前記処理炉16を用いて、半導体デバイスの製造工程の1工程として、ウェーハ7等の基板に成膜処理する方法について説明する。尚、以下の説明に於いて、基板処理装置を構成する各部の動作は、前記主制御部50により制御される。
所定枚数のウェーハ7が前記ボート6に装填されると、前記昇降モータ37の駆動で前記ボール螺子36が回転され、前記昇降台38、前記昇降シャフト39を介して前記駆動部収納ケース41が上昇し、前記ボート6が前記処理室1に装入される。この状態で、前記シールキャップ8はOリングを介して前記炉口5を気密に閉塞する。
前記処理室1内が所望の圧力(真空度)(例えば1〜100Pa)となる様に前記真空排気装置18によって真空排気される。この際、前記処理室1内の圧力は、圧力センサで測定され、この測定された圧力に基づき前記APCバルブ17がフィードバック制御される。又、前記処理室1内が所望の温度、所望の温度分布となる様に前記ヒータ12により加熱され、加熱状態は温度センサが検出した温度情報に基づき前記温度制御部20によりフィードバック制御される。続いて、前記ボート回転機構43により、前記ボート6が回転されることでウェーハ7が回転する。
前記第1ガス供給源28、前記第2ガス供給源29、前記第3ガス供給源30からそれぞれの処理ガスが供給される。所望の流量となる様に前記MFC25,26,27の開度が調節された後、前記バルブ22,23,24が開かれ、それぞれの処理ガスが前記ガス供給管21を流通して、前記処理室1の上部から該処理室1内に導入される。導入された処理ガスは、前記処理室1内を通り、前記ガス排気管9から排気される。処理ガスは、前記処理室1内を通過する際にウェーハ7と接触し、ウェーハ7の表面上にEPI膜が成長し、堆積(デポジション)される。
予め設定された時間が経過すると、図示しない不活性ガス供給源から不活性ガスが供給され、前記処理室1内が不活性ガスで置換されると共に、該処理室1内の圧力が常圧に復帰される。
その後、前記ボートエレベータ33により前記シールキャップ8が降下されて、前記炉口5が開口されると共に前記ボート6が前記炉口5から前記ロードロック室4内に搬出される。該ロードロック室4でウェーハ7が所要温度となる迄、冷却された後、前記ゲートバルブ53が開放され、処理済のウェーハ7は、前記基板移載機(図示せず)によって前記ボート6より払出される。
基板処理が所定回数実施されると、前記ガスノズル11には反応生成物が付着堆積し、該ガスノズル11の流路が狭まる、或は閉塞してしまうので、定期的に前記ガスノズル11の交換を行う必要がある。従って、該ガスノズル11は容易に交換可能な構造となっている。
以下、図2により説明する。
前記ロードロック室4の天板部4aには垂直方向にガスノズル保持孔55が穿設される。該ガスノズル保持孔55の位置は、前記マニホールド3の内面と前記炉口5の外周との間となっている。前記ガスノズル保持孔55は上側から下側に向って階段状に直径が大きくなっており、上端がノズル挿通部56、中間が管継手収納部57、下端がフランジ収納部58となっている。前記ノズル挿通部56は後述するガスノズル本体部61より若干大径であり、前記管継手収納部57は後述する管継手部62より大径であり、前記フランジ収納部58は後述するフランジ63より大径となっている。又、前記管継手収納部57と前記ノズル挿通部56間の段差面、該ノズル挿通部56と前記フランジ収納部58間の段差面にはそれぞれシール部材であるOリング66,67が嵌設される。
前記ガスノズル保持孔55には前記ガスノズル11が下方から貫通する様になっており、該ガスノズル11は前記反応管2の内壁面に沿って立設される前記ガスノズル本体部61と該ガスノズル本体部61下端に連続する管継手部62を有し、該管継手部62の下端にはフランジ63が固着されている。
前記管継手部62は前記管継手収納部57に収納される様になっており、前記管継手部62から前記ガスノズル11に径変化する部分はテーパとなっている。又、前記管継手部62の外径は、前記管継手収納部57の内径よりも小さくなっており、前記管継手部62が前記管継手収納部57に収納された状態で、前記管継手部62の周囲に間隙が形成される様になっている。該管継手部62の外周面の所要位置には、連絡孔64が穿設されている。
前記ロードロック室4の天板部4aには前述した様にガス流路19が水平方向に穿設されており、該ガス流路19の一端は前記管継手収納部57に開口している。又、前記ガス流路19と前記連絡孔64との位置関係は、前記管継手部62が前記管継手収納部57に収納された状態で、前記ガス流路19の軸心上に前記連絡孔64の中心が合致することが好ましい。
先ず、前記ガスノズル11を取付ける場合を説明する。
該ガスノズル11を前記ロードロック室4の内部から前記ガスノズル保持孔55に挿入、貫通させる。尚、該ガスノズル保持孔55は前記ロードロック室4の内部から見ることができ、前記ガスノズル11の前記ガスノズル保持孔55への挿入は、目視しながらの作業が可能である。
前記ガスノズル11を、最後迄押込むと、前記フランジ63が前記フランジ収納部58に嵌合する。この状態では、前記管継手部62の上端部によって前記Oリング66が押圧され、又前記フランジ63が前記Oリング67を押圧する。又、前記連絡孔64が前記ガス流路19と対峙する。尚、前記連絡孔64と前記ガス流路19とは必ずしも合致していなくともよい。該ガス流路19は前記管継手収納部57と前記管継手部62間の間隙、及び前記連絡孔64を介して前記ガスノズル11と連通する。
前記フランジ63をボルト68により前記天板部4aに固着する。前記フランジ63を前記天板部4aに固着することで前記ガスノズル11の取付けが完了する。尚、該ガスノズル11を前記ガスノズル保持孔55に挿入貫通することで、前記ガスノズル11は位置決めされ、該ガスノズル11の傾斜の調整は必要ないか、或は殆ど必要ない。
前記フランジ収納部58の深さは、前記フランジ63の厚み以上となっており、又前記ボルト68が挿通する孔には座刳りが形成されており、前記フランジ63、前記ボルト68が前記天板部4aの下面より突出しない様になっている。従って、前記シールキャップ8が前記フランジ63に干渉することはない。
前記ガス供給管21から供給されたガスは前記ガス流路19を通って前記連絡孔64より前記管継手部62内部に流入し、更に前記ガスノズル本体部61を経て前記処理室1に供給される。又、前記ガスノズル保持孔55は前記Oリング66,67によって前記処理室1及び前記ロードロック室4内部に対してそれぞれ気密にシールされている。
次に、前記ガスノズル11を取外す場合は、前記ボルト68を外し、前記ガスノズル11を前記ロードロック室4の内部に向って下方に引抜けばよい。
而して、前記ガスノズル11の取付けは、目視している状態で極めて簡単に行え、更に組立時の前記ガスノズル11の調整は不要となる等、該ガスノズル11の交換作業は容易に行える。
尚、該ガスノズル11を位置決めピン等により軸心を中心とした回転方向の位置決めを行う様にし、前記連絡孔64と前記ガス流路19を完全に合致させる様にすれば、前記管継手収納部57は前記管継手部62に密着して嵌合する様にしてもよい。
1 処理室
2 反応管
3 マニホールド
4 ロードロック室
4a 天板部
5 炉口
11 ガスノズル
12 ヒータ
16 処理炉
19 ガス流路
21 ガス供給管
55 ガスノズル保持孔
57 管継手収納部
61 ガスノズル本体部
62 管継手部
64 連絡孔
66,67 Oリング
2 反応管
3 マニホールド
4 ロードロック室
4a 天板部
5 炉口
11 ガスノズル
12 ヒータ
16 処理炉
19 ガス流路
21 ガス供給管
55 ガスノズル保持孔
57 管継手収納部
61 ガスノズル本体部
62 管継手部
64 連絡孔
66,67 Oリング
Claims (1)
- 基板を収納する処理室と、該処理室の下方に気密に連設されるロードロック室と、前記処理室に立設され処理ガスを供給するガスノズルとを具備し、前記ロードロック室の天板部には前記処理室に開口するガスノズル保持孔が垂直方向に形成され、前記ガスノズルは前記ガスノズル保持孔に下方から貫通し、該ガスノズル保持孔により前記ガスノズルの下端部が前記処理室、前記ロードロック室に対して気密になる様に保持され、前記ガスノズルの下端部に連絡孔が穿設され、前記天板部にはガス供給源と接続されるガス流路が形成され、該ガス流路は前記連絡孔を介して前記ガスノズルに連通することを特徴とする基板処理装置。
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---|---|---|---|
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JP2008263068A JP2010093131A (ja) | 2008-10-09 | 2008-10-09 | 基板処理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017092325A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 処理装置 |
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2008
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