JP2006093585A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】膜厚分布の均一性を向上させる。
【解決手段】ウエハWを処理室71で保持するサセプタ98と、サセプタ98に保持されたウエハWへ処理ガス129をシャワー状に吹き付ける吹出プレート112とを備えた枚葉式CVD装置70において、吹出プレート112を弾性変形可能に形成し、吹出プレート112の周辺部を上下のシールリング114、114で挟み込んで水平に支承する。吹出プレート112は周辺部を凸用調整ボルト119で押し下げると凸形状に撓む。吹出プレート112は周辺部を凹用調整ボルト121で引き上げられると凹形状に撓む。例えば、吹出プレートが凹形状に変形してウエハの中央部の膜厚が薄くなった場合には、凸用調整ボルト119を締めて吹出プレート112を凸形状に撓ませると、ウエハWに形成されるCVD膜の膜厚分布は全体にわたって均一に形成になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ガスを使用して基板に所望の処理を施す基板処理装置に関し、特に、ガスを供給する技術に係り、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)の製造方法において、ICが作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に酸化膜や金属膜を形成するCVD装置に利用して有効なものに関する。
ICの製造方法において、ウエハに酸化膜や金属膜を形成するのに、枚葉式コールドウオール形CVD装置(以下、枚葉式CVD装置という。)が使用される場合がある。
枚葉式CVD装置は、被処理基板としてのウエハを収容する処理室と、この処理室においてウエハを一枚ずつ保持するサセプタと、サセプタに保持されたウエハを加熱する加熱ユニットと、サセプタに保持されたウエハに処理ガスを供給するガスヘッドと、処理室を排気する排気口とを備えているのが、一般的である。
従来のこの種の枚葉式CVD装置として、ガスヘッドの吹出プレートが処理ガスをシャワー状に吹き出すように構成されているものがある。例えば、特許文献1参照。
特開2002−212729号公報
ガスヘッドの吹出プレートが処理ガスをシャワー状に吹き出すように構成された枚葉式CVD装置においては、ウエハにおける径方向の膜厚の均一性がウエハの表面と吹出プレートとの距離に影響されるということが、本発明者によって明らかにされた。
本発明の目的は、膜厚分布の均一性を向上させることができる基板処理装置を提供することにある。
本発明に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室と、前記基板を前記処理室で保持する基板保持部材と、前記基板保持部材に保持された前記基板の主面に対向して配置され、前記基板にガスをシャワー状に吹き出す吹出プレートとを備えており、
前記吹出プレートの少なくとも一部の面が前記基板の主面に対して傾斜した状態で設けられていることを特徴とする。
前記した手段によれば、吹出プレートと基板との対向面間の距離を調整することができるので、基板の径方向の膜厚分布を均一化することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、図1および図2に示されているように、本発明に係る基板処理装置は、マルチチャンバ型CVD装置(以下、CVD装置という。)として構成されており、このCVD装置はICの製造方法にあってウエハに所望の薄膜を堆積させる成膜工程に使用されるように構成されている。
なお、本実施の形態に係るCVD装置においてはウエハ搬送用のキャリアとしては、FOUP(front opening unified pod 。以下、ポッドという。)が使用されている。
以下の説明において、前後左右は図1を基準とする。すなわち、ウエハ移載室40側が前側、その反対側すなわちウエハ移載室10側が後側、搬入用予備室20側が左側、搬出用予備室30側が右側とする。
図1および図2に示されているように、CVD装置は大気圧未満の圧力(負圧)に耐えるロードロックチャンバ構造に構成された第一のウエハ移載室(以下、負圧移載室という。)10を備えており、負圧移載室10の筐体(以下、負圧移載室筐体という。)11は平面視が六角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。
負圧移載室10の中央部には、負圧下においてウエハWを移載するウエハ移載装置(以下、負圧移載装置という。)12が設置されている。負圧移載装置12はスカラ形ロボット(selective compliance assembly robot arm SCARA)によって構成されており、負圧移載室筐体11の底壁に設置されたエレベータ13によって気密シールを維持しつつ昇降するように構成されている。
負圧移載装置12は上側に位置する第一のアーム(以下、上側アームという。)14と、下側に位置する第二のアーム(以下、下側アームという。)15とを備えており、上側アーム14および下側アーム15の先端部にはウエハWを下から支持する二股のフォーク形状に形成された上側エンドエフェクタ16および下側エンドエフェクタ17がそれぞれ取り付けられている。
負圧移載室筐体11の六枚の側壁のうち正面側に位置する二枚の側壁には、搬入用予備室(以下、搬入室という。)20と搬出用予備室(以下、搬出室という。)30とがそれぞれ隣接して連結されている。
搬入室20の筐体(以下、搬入室筐体という。)21と搬出室30の筐体(以下、搬出室筐体という。)31とはそれぞれ平面視が大略四角形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されているとともに、負圧に耐え得るロードロックチャンバ構造に構成されている。
互いに隣接した搬入室筐体21の側壁および負圧移載室筐体11の側壁には搬入口22、23がそれぞれ開設されており、負圧移載室10側の搬入口23には搬入口22、23を開閉するゲートバルブ24が設置されている。搬入室20には搬入室用仮置き台25が設置されている。
互いに隣接した搬出室筐体31の側壁および負圧移載室筐体11の側壁には搬出口32、33がそれぞれ開設されており、負圧移載室10側の搬出口33には搬出口32、33を開閉するゲートバルブ34が設置されている。搬出室30には搬出室用仮置き台35が設置されている。
搬入室20および搬出室30の前側には、大気圧以上の圧力(正圧)を維持可能な構造に構成された第二のウエハ移載室(以下、正圧移載室という。)40が隣接して連結されており、正圧移載室40の筐体(以下、正圧移載室筐体という。)41は平面視が横長の長方形で上下両端が閉塞した箱形状に形成されている。
正圧移載室40には正圧下でウエハWを移載する第二のウエハ移載装置(以下、正圧移載装置という。)42が設置されており、正圧移載装置42はスカラ形ロボットによって二枚のウエハを同時に搬送し得るように構成されている。
正圧移載装置42は正圧移載室40に設置されたエレベータ43によって昇降されるように構成されているとともに、リニアアクチュエータ44によって左右方向に往復移動されるように構成されている。
互いに隣接した搬入室筐体21の側壁および正圧移載室筐体41の側壁には搬入口26、27がそれぞれ開設されており、正圧移載室40側の搬入口27には搬入口26、27を開閉するゲートバルブ28が設置されている。
互いに隣接した搬出室筐体31の側壁および正圧移載室筐体41の側壁には搬出口36、37がそれぞれ開設されており、正圧移載室40側の搬出口37には搬出口36、37を開閉するゲートバルブ38が設置されている。
図1に示されているように、正圧移載室40の左側にはノッチ合わせ装置45が設置されている。
また、図2に示されているように、正圧移載室40の上部にはクリーンエアを供給するクリーンユニット46が設置されている。
図1および図2に示されているように、正圧移載室筐体41の正面壁には三つのウエハ搬入搬出口47、48、49が左右方向に並べられて開設されており、これらのウエハ搬入搬出口47、48、49はウエハWを正圧移載室40に対して搬入搬出し得るように設定されている。これらのウエハ搬入搬出口47、48、49にはポッドオープナ50がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ50はポッドPを載置する載置台51と、載置台51に載置されたポッドPのキャップを着脱するキャップ着脱機構52とを備えており、載置台51に載置されたポッドPのキャップをキャップ着脱機構52によって着脱することにより、ポッドPのウエハ出し入れ口を開閉するようになっている。
ポッドオープナ50の載置台51に対してはポッドPが、図示しない工程内搬送装置(RGV)によって供給および排出されるようになっている。したがって、載置台51によってキャリアステージとしてのポッドステージが構成されていることになる。
図1に示されているように、負圧移載室筐体11の六枚の側壁のうち背面側に位置する二枚の側壁には、第一処理部としての第一CVDユニット61と、第二処理部としての第二CVDユニット62とがそれぞれ隣接して連結されている。第一CVDユニット61および第二CVDユニット62はいずれも枚葉式CVD装置(枚葉式コールドウオール形CVD装置)によってそれぞれ構成されている。
また、負圧移載室筐体11における六枚の側壁のうちの残りの互いに対向する二枚の側壁には、第三処理部としての第一クーリングユニット63と、第四処理部としての第二クーリングユニット64とがそれぞれ連結されており、第一クーリングユニット63および第二クーリングユニット64はいずれも処理済みのウエハWを冷却するように構成されている。
本実施の形態において、第一CVDユニット61と第二CVDユニット62とに使用された枚葉式CVD装置70は、図3および図4に示されているように構成されている。
枚葉式CVD装置70はウエハWを処理する処理室71を形成した筐体72を備えており、筐体72は下側カップ73と上側カップ74とボトムキャップ75とが組み合わされて、上下端面がいずれも閉塞した円筒形状に形成されている。
筐体72の下側カップ73の円筒壁における中間部にはゲートバルブ77によって開閉されるウエハ搬入搬出口76が水平方向に横長に開設されており、ウエハ搬入搬出口76はウエハWを処理室71に負圧移載装置12によって搬入搬出し得るように形成されている。すなわち、図1に示されているように、ウエハWは負圧移載装置12のエンドエフェクタ16によって下から機械的に支持された状態で、ウエハ搬入搬出口76を搬送されて処理室71に対して搬入搬出されるようになっている。
下側カップ73のウエハ搬入搬出口76と対向する壁面には、真空ポンプ等からなる真空排気装置(図示せず)に流体的に接続された排気口78が処理室71に連通するように開設されており、排気口78は真空排気装置によって所定の真空度に排気されるようになっている。
上側カップ74の上端部には排気口78に連通する排気バッファ空間79が環状に形成されており、排気バッファ空間79の上には円形リング形状に形成されたカバープレート80が被せられている。カバープレート80の内周縁辺部はウエハWの外周縁辺部を被覆するように構成されている。
図3に示されているように、筐体72は複数本の支柱81によって水平に支持されている。これらの支柱81には各昇降ブロック82がそれぞれ昇降自在に嵌合されており、これら昇降ブロック82間にはエアシリンダ装置等が使用された昇降駆動装置(図示せず)によって昇降される昇降台83が架設されている。
昇降台83の上にはサセプタ回転装置84が設置されており、サセプタ回転装置84と筐体72との間にはベローズ85が内側空間を気密封止するように介設されている。サセプタ回転装置84にはブラシレスDCモータが使用されており、出力軸(モータ軸)が中空軸に形成されて後記する回転軸94を回転駆動するように構成されている。
筐体72のボトムキャップ75の中心には円形の挿通孔75aが開設されており、挿通孔75aには円筒形状に形成された支持軸86が処理室71に下方から同心円に挿通されている。支持軸86は昇降台83に支持されて昇降されるようになっている。
支持軸86の上端には加熱ユニット87が同心に配されて水平に固定されており、加熱ユニット87は支持軸86によって昇降されるようになっている。加熱ユニット87は円形の平板形状に形成された支持板88を備えており、支持板88の中央部には円筒形状の支持軸86の上端開口が固定されている。
支持板88の上面には支柱を兼ねる電極89が複数本、複数箇所に配置されて垂直に立脚されており、これら電極89の上端間には円板形状に形成されたヒータ90が架橋されて固定されている。各電極89にはヒータ90に電力を供給するための電力供給配線91がそれぞれ接続されている。
加熱ユニット87におけるヒータ90の下側には、反射板92が水平に配されて支持板88に立脚された支柱93によって支持されている。反射板92はチタンからなる薄膜が鏡面仕上げされ、ヒータ90が照射した熱線を垂直方向上向きに効果的に反射するように構成されている。
ボトムキャップ75の挿通孔75aの支持軸86の外側には、支持軸86よりも大径の円筒形状に形成された回転軸94が同心円に配置されて処理室71に下方から挿通されており、回転軸94は昇降台83の上に据え付けられたサセプタ回転装置84によって回転駆動されるようになっている。回転軸94はサセプタ回転装置84を介して昇降台83によって支持されることにより、支持軸86と共に昇降するようになっている。
回転軸94の上端には回転ドラム95が同心に配されて水平に固定されており、回転ドラム95は回転軸94によって回転されるようになっている。すなわち、回転ドラム95はドーナツ形の平板に形成された回転板96と、円筒形状に形成された回転筒97とを備えており、回転板96の内周縁辺部が円筒形状の回転軸94の上端開口に固定されて、回転板96の上面の外周縁辺部に回転筒97が同心円に固定されている。
図3に示されているように、回転ドラム95の回転筒97の上端には、サセプタ98が回転筒97の上端開口を閉塞するように被せられている。サセプタ98は炭化シリコンや窒化アルミニウム等の耐熱性を有する材料が使用されて、外径がウエハWの外径よりも大きい円板形状に形成されている。
図3に示されているように、サセプタ98の周辺寄りの同一半径の円形線上には、三個の挿通孔99が周方向に等間隔に配置されて垂直方向に開設されており、各挿通孔99の内径は後記する突上ピンを挿通し得るように設定されている。
回転ドラム95にはウエハWをサセプタ98の下から垂直に突き上げてサセプタ98の上面から浮かせるウエハ昇降装置100が設置されている。ウエハ昇降装置100は円形リング形状に形成された昇降リング101を備えており、昇降リング101は回転ドラム95の回転板96の上に支持軸86と同心円に配置されている。
昇降リング(以下、回転側リングという。)101の下面には複数本(本実施の形態においては三本とする。)の突き上げピン(以下、回転側ピンという。)102が、周方向に等間隔に配置されて垂下されている。各回転側ピン102は回転板96に回転軸94と同心円の線上に配置されて、垂直方向に開設された各ガイド孔103にそれぞれ摺動自在に嵌入されている。各回転側ピン102の長さは回転側リング101を水平に突き上げ得るように互いに等しく設定されているとともに、ウエハWのサセプタ98の上からの突き上げ量に対応するように設定されている。各回転側ピン102の下端は処理室71の底面すなわちボトムキャップ75の上面に離着座自在に対向されている。
加熱ユニット87の支持板88には複数本(本実施の形態においては三本とする。)のガイド孔104が、周方向に等間隔に配置されて垂直方向に開設されている。各ガイド孔104には各突上ピン105がそれぞれ摺動自在に嵌入されている。
各突上ピン105の下端は回転側リング101の上面に適度のエアギャップを置いて対向されており、各突上ピン105は回転ドラム95の回転時において回転側リング101に干渉しないようになっている。突上ピン105の上端部は反射板92やヒータ90を挿通してサセプタ98の挿通孔99に対向されており、各突上ピン105の長さはウエハWを水平に突き上げ得るように互いに等しく設定されているとともに、支持板88に着座した状態において、その上端がサセプタ98の下面に適度のエアギャップを置いて対向するように設定されている。つまり、突上ピン105は回転ドラム95の回転時にはサセプタ98に干渉しないようになっている。
サセプタ98の下面における中心と中間部と周辺部とに対応する位置には、温度測定手段としてのセンタ用放射温度計106Aとミドル用放射温度計106Bとアウタ用放射温度計106Cがそれぞれ対向して配置されている。これら放射温度計106A、106B、106Cはいずれも、サセプタ98からの熱線を入射させて感温部(図示せず)に導く導波棒を備えている。
例えば、導波棒は細長い丸棒形状に形成された石英ロッドや光ファイバが使用されて構成されている。センタ用放射温度計106Aは直線形状に形成されているが、ミドル用放射温度計106Bとアウタ用放射温度計106Cとは上端部がクランク形状にそれぞれ屈曲されている。
センタ用放射温度計106A、ミドル用放射温度計106Bおよびアウタ用放射温度計106Cは電極89や電力供給配線91および突上ピン等と干渉しないようにそれぞれ配置されている。センタ用放射温度計106A、ミドル用放射温度計106Bおよびアウタ用放射温度計106Cの垂直部は、支持軸86の中空部を内周面に沿って垂直方向下向きに敷設されており、支持軸86の下端において支持軸86の下端開口を気密封止するシールキャップを挿通して外部にそれぞれ引き出されている。
図示しないが、センタ用放射温度計106A、ミドル用放射温度計106Bおよびアウタ用放射温度計106Cの導波棒における支持軸86の中空部からの引出端は、センタ用放射温度計106A、ミドル用放射温度計106Bおよびアウタ用放射温度計106Cにおける感温部にそれぞれ対向されており、センタ用放射温度計106A、ミドル用放射温度計106Bおよびアウタ用放射温度計106Cは、各感温部の測定温度をコントローラ(図示せず)にそれぞれ送信するようになっている。
ちなみに、ヒータ90の電力供給配線91も支持軸86の中空部内を通して外部のコントローラに接続されており、電源がコントローラによってシーケンス制御およびフィードバック制御されるようになっている。
図4に示されているように、筐体72の上側カップ74にはガス供給手段としてのガスヘッド110が一体的に組み込まれている。
ガスヘッド110は上側カップ74と下側カップ73上の取付プレート111との合わせ面に挟持された円板形状の吹出プレート112を備えており、吹出プレート112には複数個の吹出口113が全面にわたって均一に配置されて上下の空間を流通させるように開設されている。吹出プレート112はカバープレート80から間隔をとって水平に配置されて支持されている。吹出プレート112はステンレス鋼が使用されて、後述する弾性変形が可能な0.1〜10mmの厚さに形成されている。
上側カップ74の下面および取付プレート111の上面には、上下で一対のシールリング114、114が処理室71と同心円で互いに対向するようにそれぞれ敷設されており、吹出プレート112は周辺部が上下のシールリング114、114に円形リング形状に挟み込まれた状態で水平に支承されている。吹出プレート112のシールリング114、114の外側には取付孔115が複数個、周方向に等間隔に配置されて開設されており、取付孔115は径方向に長い長孔に形成されている。複数個の取付孔115には取付ボルト116が上側カップ74の上側から挿通されて、下側カップ73にそれぞれねじ込まれており、吹出プレート112は取付ボルト116によって上側カップ74および取付プレート111と共に下側カップ73に締結されている。以上の支持構造により、吹出プレート112は水平面に対して傾斜可能に支持された状態になっている。
なお、下側カップ73の上面と取付プレート111の下面との間には、シールリング117が挟設されている。
上側カップ74の取付ボルト116の外側には凸用調整雌ねじ孔118が複数個、周方向に等間隔に配置されて垂直方向に開設されており、各凸用調整雌ねじ孔118には凸用調整ボルト119がそれぞれ進退自在に螺入されている。各凸用調整ボルト119の下端面は吹出プレート112の上面における周辺部に当接されている。周辺部が上下のシールリング114、114によって支承された吹出プレート112は、凸用調整ボルト119が上側カップ74に対して締め込まれて周辺部が押し下げられることにより、中心部が上側に膨出する凸形状に撓むようになっている。
吹出プレート112の外周付近には凹用調整雌ねじ孔120が複数個、周方向に等間隔に配置されて垂直方向に開設されており、各凹用調整雌ねじ孔120には凹用調整ボルト121がそれぞれ進退自在に螺入されている。各凹用調整ボルト121は上側カップ74の外周部にそれぞれ開設された各係合孔122にそれぞれ挿通されており、各凹用調整ボルト121の頭部は各係合孔122の上面開口部にそれぞれ当接されている。周辺部が上下のシールリング114、114によって支承された吹出プレート112は、凹用調整ボルト121が上側カップ74に対して締め上げられて周辺部が押し上げられることにより、中心部が下側に膨出する凹形状に撓むようになっている。
吹出プレート112の上面と上側カップ74の下面および内周面とが画成する内側空間は、ガス溜め123を形成しており、吹出プレート112の中心にはガス導入管124の下流側端部がガス溜め123に連通するように挿入されている。ガス溜め123はガス導入管124に導入された処理ガスを全体的に均等に拡散させて、各吹出口113から均等にシャワー状に吹き出させるようになっている。
ガス導入管124にはガス供給管125の下流端が接続されており、ガス供給管125の上流端は処理ガスの供給源126が接続されている。ガス供給管125の途中には止め弁127および流量制御部としての流量制御弁(マスフローコントローラ)128が介設されている。
以下、前記構成に係るCVD装置を使用したICの製造方法における成膜工程を説明する。
これから成膜すべきウエハWは二十五枚がポッドPに収納された状態で、成膜工程を実施するCVD装置へ工程内搬送装置によって搬送されて来る。
図1および図2に示されているように、搬送されて来たポッドPは搬入室20におけるポッドオープナ50の載置台51の上に工程内搬送装置から受け渡されて載置される。ポッドPのキャップがキャップ着脱機構52によって取り外され、ポッドPのウエハ出し入れ口が開放される。
ポッドPがポッドオープナ50によって開放されると、正圧移載室40に設置された正圧移載装置42はウエハ搬入搬出口47を通してポッドPからウエハWを一枚ずつピックアップし、搬入室20に搬入口26、27を通して搬入(ウエハローディング)し、ウエハWを搬入室用仮置き台25に移載して行く。この移載作業中には、負圧移載室10側の搬入口22、23はゲートバルブ24によって閉じられており、負圧移載室10の負圧は維持されている。
ポッドPのウエハWの搬入室用仮置き台25への移載が完了すると、正圧移載室40側の搬入口26、27がゲートバルブ28によって閉じられ、搬入室20が排気装置(図示せず)によって負圧に排気される。搬入室20が予め設定された圧力値に減圧されると、負圧移載室10側の搬入口22、23がゲートバルブ24によって開かれる。
次に、負圧移載室10の負圧移載装置12は搬入口22、23を通して搬入室用仮置き台25からウエハWを一枚ずつピックアップして負圧移載室10に搬入する。例えば、負圧移載装置12はウエハWを第一CVDユニット61のウエハ搬入搬出口65に搬送して、ウエハ搬入搬出口65から第一CVDユニット61である枚葉式CVD装置70の処理室71へ搬入(ウエハローディング)する。
なお、ウエハの第一CVDユニット61への搬入に際しては、搬入室20および負圧移載室10が真空排気されることによって内部の酸素や水分が予め除去されているため、外部の酸素や水分がウエハの第一CVDユニット61への搬入に伴って第一CVDユニット61の処理室に侵入することは確実に防止される。
ここで、枚葉式CVD装置70の作用を説明する。
ウエハWの搬出時に、回転ドラム95および加熱ユニット87が回転軸94および支持軸86によって下限位置に下降されると、ウエハ昇降装置100の回転側ピン102の下端が処理室71の底面すなわちボトムキャップ75の上面に突合するために、回転側リング101が回転ドラム95および加熱ユニット87に対して相対的に上昇する。上昇した回転側リング101は突上ピン105を持ち上げるために、三本の突上ピン105はサセプタ98の挿通孔99を下方から挿通してウエハWをサセプタ98の上面から浮き上がらせる。
ウエハ昇降装置100がウエハWをサセプタ98の上面から浮き上がらせた状態になると、ウエハWの下方空間すなわちウエハWの下面とサセプタ98の上面との間に挿入スペースが形成された状態になるので、負圧移載装置12のエンドエフェクタ16がウエハ搬入搬出口76からウエハWの挿入スペースに挿入される。ウエハWの下方に挿入されたエンドエフェクタ16は上昇することによりウエハWを移載して受け取る。
ウエハWを受け取ったエンドエフェクタ16はウエハ搬入搬出口76を後退してウエハWを処理室71から搬出する。
次いで、負圧移載装置12は次回に成膜するウエハWをエンドエフェクタ16によって受け取って、ウエハ搬入搬出口76から処理室71に搬入する。エンドエフェクタ16はウエハWをサセプタ98の上方においてウエハWの中心がサセプタ98の中心と一致する位置に搬送する。
ウエハWを所定の位置に搬送すると、エンドエフェクタ16は若干下降することによってウエハWを三本の突上ピン105の上に移載する。
ウエハWをウエハ昇降装置100に受け渡したエンドエフェクタ16は、ウエハ搬入搬出口76から処理室71の外へ退出する。
エンドエフェクタ16が処理室71から退出すると、ウエハ搬入搬出口76はゲートバルブ77によって閉じられる。
ゲートバルブ77が閉じられると、図3に示されているように、処理室71に対して回転ドラム95および加熱ユニット87が、回転軸94および支持軸86によって上昇される。
回転ドラム95の上昇の初期において、回転側ピン102が処理室71の底面すなわちボトムキャップ75の上面に突合して突上ピン105が回転側リング101の上に載った状態になっているので、三本の突上ピン105に支持されたウエハWは回転ドラム95の上昇に伴って回転ドラム95に対して相対的に徐々に下降する。
所定のストローク下降すると、突上ピン105はサセプタ98の挿通孔99の下方に引き込まれた状態になるため、ウエハWはサセプタ98の上に移載された状態になる。
サセプタ98に載置されたウエハWはコントローラのシーケンス制御によるヒータ90によって目標の温度に加熱されるとともに、サセプタ98の温度が放射温度計106A、106B、106Cによって測定されて、この放射温度計の測定結果に従ってヒータ90の加熱量がコントローラによってフィードバック制御される。
回転ドラム95および加熱ユニット87が処理室71を回転軸94および支持軸86によって上昇され、ウエハWがサセプタ98に移載された後に、ウエハWの上面が吹出プレート112の下面に近接すると、回転ドラム95の上昇は停止される。また、排気口78が真空排気装置によって排気される。
続いて、回転ドラム95が回転軸94によって回転される。この際、回転側ピン102は処理室71の底面から離座し、突上ピン105は回転側リング101から離座しているので、回転ドラム95の回転がウエハ昇降装置100に妨げられることはなく、しかも、加熱ユニット87は停止状態を維持することができる。すなわち、ウエハ昇降装置100においては、回転側リング101が回転ドラム95と共に回転し、突上ピン105が加熱ユニット87と共に停止した状態になっている。
排気口78の排気量および回転ドラム95の回転作動が安定した時点で、止め弁127が開かれ、処理ガス129がガス導入管124に導入される。
ガス溜め123には排気口78の排気力が複数の吹出口113を介して均等に作用しているので、ガス導入管124の処理ガス129はガス溜め123に流入した後にガス溜め123において径方向外向きに放射状に拡散する。
各吹出口113には排気口78の排気力が均等に作用しているために、ガス溜め123に拡散した処理ガス129は、複数の吹出口113からウエハWに向かってシャワー状に吹き出す。
吹出口113群からシャワー状に吹き出した処理ガス129は、サセプタ98の上のウエハWに接触した後に排気口78に吸い込まれて排気されて行く。
この際、回転ドラム95に支持されたサセプタ98上のウエハWは回転しているために、吹出口113群からシャワー状に吹き出した処理ガス129はウエハWの全面にわたって均等に接触する状態になる。処理ガス129がウエハWの全面にわたって均等に接触するために、ウエハWに処理ガス129によって形成されるCVD膜の膜厚分布や膜質分布はウエハWの全面にわたって均一になる。
CVD膜がウエハWの全面にわたって均一に形成されて所定の処理時間が経過すると、回転ドラム95および加熱ユニット87は回転軸94および支持軸86によって搬入搬出位置に下降される。
下降の途中において、ウエハ昇降装置100の回転側ピン102が処理室71の底面に突合し、突上ピン105が回転側リング101に突合するため、前述した作動により、ウエハ昇降装置100はウエハWをサセプタ98の上面から浮き上げる。
以降、前述した作業が繰り返されることにより、ウエハWにCVD膜が枚葉式CVD装置70によって枚葉処理されて行く。
以上のようにして第一CVDユニット61において所定の成膜処理が終了すると、成膜済みのウエハWは第一CVDユニット61から負圧移載装置12によってピックアップされて、負圧に維持されている負圧移載室10に第一CVDユニット61のウエハ搬入搬出口65から搬出(ウエハアンローディング)される。
処理済みのウエハWを第一CVDユニット61から負圧移載室10に搬出すると、負圧移載装置12はウエハWを第一クーリングユニット63の処理室(冷却室)へウエハ搬入搬出口67を通して搬入するとともに、冷却室のウエハ載置台に移載する。成膜済みのウエハは第一クーリングユニット63において冷却される。
なお、第一CVDユニット61による成膜済みのウエハWについての第一CVDユニット61から第一クーリングユニット63への移替え作業は、いずれも負圧に維持された第一CVDユニット61、第一クーリングユニット63および負圧移載室10において実施されるため、第一CVDユニット61から第一クーリングユニット63へのウエハWの移替え作業に際して、ウエハWの成膜の表面に自然酸化膜が生成されたり、異物等が付着したりするのは防止されることになる。
第一クーリングユニット63において予め設定された冷却時間が経過すると、冷却済みのウエハWは負圧移載装置12によって第一クーリングユニット63からピックアップされ、負圧移載室10の搬出口33へ搬送され、搬出室30に搬出口33を通して搬出されて搬出室用仮置き台35に移載される。
搬出室30のロードロックが解除された後に、正圧移載室40の搬出室30に対応したウエハ搬入搬出口48がポッドオープナ50によって開かれるとともに、載置台51に載置された空のポッドPのキャップがポッドオープナ50によって開かれる。
続いて、正圧移載室40の正圧移載装置42は搬出室用仮置き台35からウエハWを搬出口37を通してピックアップして正圧移載室40に搬出し、正圧移載室40のウエハ搬入搬出口48を通してポッドPに収納(チャージング)して行く。
処理済みの二十五枚のウエハWのポッドPへの収納が完了すると、ポッドPのキャップがポッドオープナ50のキャップ着脱機構52によってウエハ出し入れ口に装着され、ポッドPが閉じられる。
閉じられたポッドPは載置台51の上から次の工程へ工程内搬送装置によって搬送されて行く。
以上の作動が繰り返されることにより、ウエハが一枚ずつ順次に処理されて行く。
以上の作動は第一CVDユニット61および第一クーリングユニット63が使用される場合を例にして説明したが、第二CVDユニット62および第二クーリングユニット64が使用される場合についても同様の作動が実施される。
ところで、ガスヘッドの吹出プレートが処理ガスをシャワー状に吹き出すように構成された枚葉式CVD装置においては、ウエハ上の径方向の膜厚の均一性がウエハの表面と吹出プレートとの距離に影響されるということが、本発明者によって明らかにされた。
例えば、吹出プレートが自重や熱膨張によって中心部が下側に膨出する凹形状に変形した場合には、ウエハの中央部の膜厚が薄くなる現象が起こる。
このようにウエハの中央部の膜厚が薄くなる現象が起こった場合には、本実施の形態においては、図5に示されているように、凸用調整ボルト119を締め込むことにより、吹出プレート112が中心部が上側に膨出する凸形状に予め撓ませておく。
予め凸形状に撓んだ吹出プレート112は、前述した処理時には自重や熱膨張によって水平に戻るために、ウエハWに形成されるCVD膜の膜厚分布は全体にわたって均一に形成されることになる。
例えば、吹出プレートが処理室とガス溜めとの圧力差によって中心部が上側に膨出する凸形状に変形した場合には、ウエハの中央部の膜厚が厚くなる現象が起こる。
このようにウエハの中央部の膜厚が厚くなる現象が起こった場合には、本実施の形態においては、凹用調整ボルト121を締め上げることにより、吹出プレート112が中心部が下側に膨出する凹形状に予め撓ませておく。
予め凹形状に撓んだ吹出プレート112は、前述した処理時には処理室とガス溜めとの圧力差によって水平に戻るために、ウエハWに形成されるCVD膜の膜厚分布は全体にわたって均一に形成されることになる。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
1) 吹出プレートとウエハとの対向面間の距離を調整することができるので、ウエハに形成されるCVD膜の膜厚分布を全体にわたって均一化させることができる。
2) ウエハに形成される膜厚分布を全体にわたって均一化させることにより、ICの製造方法におけるICの製造歩留りを高めることができるので、CVD装置およびICの製造方法のスループットを向上させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、吹出プレートはステンレス鋼を使用して形成するに限らず、アルミニウム、耐食性の高い高ニッケル合金、それらに表面処理を施した弾性材料を使用して形成してもよい。
被処理基板はウエハに限らず、LCD装置の製造工程におけるガラス基板や液晶パネル等の基板であってもよい。
本発明は、枚葉式コールドウオール形CVD装置に限らず、その他のCVD装置やドライエッチング装置等の基板処理装置全般に適用することができる。
マルチチャンバ型CVD装置を示す平面断面図である。 その側面断面図である。 本発明の一実施の形態である枚葉式CVD装置を示す正面断面図である。 主要部を示す断面図である。 吹出プレートを凸形状に撓ませた場合を示す断面図である。
符号の説明
W…ウエハ(基板)、P…ポッド(基板キャリア)、10…負圧移載室(基板移載室)、11…負圧移載室筐体、12…負圧移載装置(ウエハ移載装置)、13…エレベータ、14…上側アーム、15…下側アーム、16、17…エンドエフェクタ、20…搬入室(搬入用予備室)、21…搬入室筐体、22、23…搬入口、24…ゲートバルブ、25…搬入室用仮置き台、26、27…搬入口、28…ゲートバルブ、30…搬出室(搬出用予備室)、31…搬出室筐体、32、33…搬出口、34…ゲートバルブ、35…搬出室用仮置き台、36、37…搬出口、38…ゲートバルブ、40…正圧移載室(ウエハ移載室)、41…正圧移載室筐体、42…正圧移載装置(ウエハ移載装置)、43…エレベータ、44…リニアアクチュエータ、45…ノッチ合わせ装置、46…クリーンユニット、47、48、49…ウエハ搬入搬出口、50…ポッドオープナ、51…載置台、52…キャップ着脱機構、61…第一CVDユニット(第一処理部)、62…第二CVDユニット(第二処理部)、63…第一クーリングユニット(第三処理部)、64…第二クーリングユニット(第四処理部)、65、66、67、68…ウエハ搬入搬出口、70…枚葉式CVD装置(基板処理装置)、71…処理室、72…筐体、73…下側カップ、74…上側カップ、75…ボトムキャップ、76…ウエハ搬入搬出口、77…ゲートバルブ、78…排気口、79…バッファ空間、80…カバープレート、81…支柱、82…昇降ブロック、83…昇降台、84…サセプタ回転装置、85…ベローズ、86…支持軸、87…加熱ユニット、88…支持板、89…電極、90…ヒータ、91…電力供給配線、92…反射板、93…支柱、94…回転軸、95…回転ドラム、96…回転板、97…回転筒、98…サセプタ、99…挿通孔、100…ウエハ昇降装置、101…回転側リング(昇降リング)、102…回転側ピン(突上ピン)、103…ガイド孔、104…ガイド孔、105…突上ピン、106A、106B、106C…放射温度計(温度測定手段)、110…ガスヘッド、111…取付プレート、112…吹出プレート、113…吹出口、114…シールリング、115…取付孔、116…取付ボルト、117…シールリング、118…凸用調整雌ねじ孔、119…凸用調整ボルト、120…凹用調整雌ねじ孔、121…凹用調整ボルト、122…係合孔、123…ガス溜め、124…ガス導入管、125…ガス供給管、126…処理ガス供給源、127…止め弁、128…流量制御弁(マスフローコントローラ)、129…処理ガス。

Claims (1)

  1. 基板を処理する処理室と、前記基板を前記処理室で保持する基板保持部材と、前記基板保持部材に保持された前記基板の主面に対向して配置され、前記基板にガスをシャワー状に吹き出す吹出プレートとを備えており、
    前記吹出プレートの少なくとも一部の面が前記基板の主面に対して傾斜した状態で設けられていることを特徴とする基板処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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