JP2010091329A - レーザー散乱式欠陥検査装置及びレーザー散乱式欠陥検査方法 - Google Patents

レーザー散乱式欠陥検査装置及びレーザー散乱式欠陥検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】欠陥検査を効率よく行うことのできるレーザー散乱式欠陥検査技術を提供する。
【解決手段】本発明のレーザー散乱式欠陥検査装置100は、被検物Wを回転しつつ一方向に移動させるステージ装置2と、ステージ装置2に設置された被検物Wに向けてレーザー光LBを射出するレーザー光源1と、レーザー光源1から射出されたレーザー光LBを被検物W上で走査する光偏光器15と、被検物Wの表面で散乱されたレーザー光LBを検出する光検出器16と、ステージ装置2による被検物Wの回転速度及び移動速度、並びに、光偏向器15による被検物W上でのビームのスキャン幅及びスキャン振動数を含む欠陥検査の条件を被検物Wの製造プロセスの検査工程毎に記憶する記憶装置24と、検査工程毎に記憶装置24に記憶された欠陥検査の条件を読み出し、当該条件でステージ装置2及び光偏向器15の駆動を制御する制御装置25と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光散乱を用いて被検物の表面に存在する微細な欠陥を検出するレーザー散乱式の欠陥検査装置及び欠陥検査方法に関するものである。
従来、半導体ウエーハ、パターン付きウエーハ、マスクブランクス等の表面に存在する微細な欠陥を検出する装置として、レーザー散乱式の欠陥検査装置が知られている。レーザー散乱式欠陥検査装置は、被検物であるウエーハに対してレーザービームを照射し、その散乱光を検出することで、欠陥検出を行うものである。
代表的な欠陥検査装置であるスパイラルスキャン方式の欠陥検査装置では、レーザー光を固定し、ウエーハを回転しつつ半径方向に移動させることにより、ウエーハ全面を渦巻状に走査(スパイラルスキャン)する。また、効率よくウエーハ表面を走査する方式として、特許文献1〜4に記載された方法が知られている。この方式では、スパイラルスキャンに加えて、レーザー側でビームの照射位置を走査(クロススキャン)する複合型の走査方式を採用している。この走査方式では、ビームの照射位置を光偏向器で微小に振動させるため、ビームのスポットサイズが実質的に大きくなり、少ない回転数で効率的にウエーハの表面をスキャンすることができる。
US5712701 US6118525 US6292259 PCT/US2005/045931
しかしながら、特許文献1〜4に記載された方式では、走査方法が複雑になるため、検出される欠陥座標の位置精度が良くないという問題があった。例えば、LSIプロセスでは、スループットの高い光学式の欠陥検査装置で欠陥の有無や位置を調べ、その情報に基づいてレビューSEM(Review Scanning Electron Microscope)装置で欠陥を観察、分類(実態観察)することが広く行われているが、欠陥座標の位置精度が悪いと、欠陥部位を探し出すのに時間がかかり、作業効率が低下してしまう。
他方、欠陥検査装置の別の用途として、ウエーハの出荷段階で行われる最終出荷前検査がある。最終出荷前検査は全てのウエーハに対して行われ、検査後は、そのままケースに詰めて出荷されるのが通例である。この場合、重要なのは欠陥の個数であり、欠陥座標の位置精度は不問である。最終出荷前検査は全数検査であるため、ウエーハ1枚当たりの検査時間を短縮することが重要である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、被検物の欠陥検査を効率よく行うことのできるレーザー散乱式欠陥検査装置及び欠陥検査方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のレーザー散乱式欠陥検査装置は、被検物の表面にレーザー光を照射し、その散乱光を検出することにより、欠陥検出を行うレーザー散乱式欠陥検査装置であって、前記被検物を回転しつつ一方向に移動させるステージ装置と、前記ステージ装置に設置された被検物に向けてレーザー光を射出するレーザー光源と、前記レーザー光源から射出されたレーザー光を前記被検物上で走査する光偏光器と、前記被検物の表面で散乱されたレーザー光を検出する光検出器と、前記ステージ装置による前記被検物の回転速度及び移動速度、並びに、前記光偏向器による前記被検物上でのビームのスキャン幅及びスキャン振動数を含む欠陥検査の条件を前記被検物の製造プロセスの検査工程毎に記憶する記憶装置と、前記検査工程毎に前記記憶装置に記憶された欠陥検査の条件を読み出し、当該条件で前記ステージ装置及び前記光偏向器の駆動を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、被検物の欠陥検査を検査工程毎に適切な条件で実施することができる。そのため、欠陥検査に要する時間を大幅に短縮することができ、検査工程を含めたトータルの生産効率を向上することができる。
本発明においては、前記光偏向器は、音響光学媒体と、前記音響光学媒体に超音波を伝搬させる圧電振動子とを備えた音響光学偏向器であり、前記制御装置は、前記圧電振動子の振動条件を制御することにより、前記光偏向器による前記被検物上でのビームのスキャン幅及びスキャン振動数を制御することが望ましい。
この構成によれば、MHzオーダーの高速走査が可能であるため、例えば、ガルバノミラー等の機械的に光の光路を制御する方式に比べて、効率的な欠陥検出が可能となる。
本発明のレーザー散乱式欠陥検査方法は、被検物を回転しつつ一方向に移動させることによりレーザー光を前記被検物上で渦巻状に走査するスパイラルスキャンと、前記レーザー光を光偏向器で偏向して前記被検物上で走査するクロススキャンとを組み合わせた複合型のスキャン方法により前記被検物の表面を走査し、前記被検物の表面で散乱した前記レーザー光を検出することにより、欠陥検出を行うレーザー散乱式欠陥検査方法であって、実態観察を行うための予備検査として欠陥検査を行う第1検査工程では、前記クロススキャンのスキャン幅を相対的に小さくし、実態観察が必要でなく欠陥の個数のみが必要とされる欠陥検査を行う第2検査工程では、前記クロススキャンのスキャン幅を相対的に大きくすることを特徴とする。
この方法によれば、被検物の欠陥検査を検査工程毎に適切な条件で実施することができる。そのため、欠陥検査に要する時間を大幅に短縮することができ、検査工程を含めたトータルの生産効率を向上することができる。
本発明においては、前記第1検査工程における欠陥検査の条件は、前記被検物上のビーム径が0.5μm以上25μm以下、前記クロススキャンのスキャン幅がゼロであることが望ましい。また、前記第2検査工程における欠陥検査の条件は、前記被検物上のビーム径が0.5μm以上25μm以下、前記クロススキャンのスキャン幅がビーム径以上で5mm以下、前記クロススキャンのスキャン振動数が10MHz以上1000MHz以下であることが望ましい。
この方法によれば、高感度且つ高効率な欠陥検査が実現される。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、XYZ直交座標系を用いて各部材の位置関係を説明する。この際、水平面内における所定方向をX方向、水平面内においてX方向と直交する方向をY方向、X方向及びY方向のそれぞれに直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ方向とする。
図1は、本発明のレーザー散乱式欠陥検査装置100の一例を示す概略構成図である。欠陥検査装置100は、半導体ウエーハ、パターン付きウエーハ、マスクブランクス等の表面に存在する微細な粒子、欠陥、傷等を検出するためのものである。本実施形態では、LSIの製造プロセスが行われる前の口径300mmの半導体ウエーハW(ブランクウエーハ)の欠陥検査を行うものとする。
欠陥検査装置100は、レーザー光源1として、可視光レーザー又は紫外線レーザーを備えている。レーザー光源1は、P偏光のレーザー光LBをウエーハWに向けて照射する。レーザー光源1から射出されたレーザー光LBは、光偏光器15で偏向され、レンズ19で10μm程度まで絞られた後、ウエーハWに照射される。レーザー光LBの入射角度は、例えば、ウエーハWの法線方向(Z軸方向)から65°〜85°傾いた方向であり、レーザー光LBの入射方向はY方向である。
ウエーハWに入射したレーザー光LBは、ウエーハWの表面に存在する微細な粒子、欠陥、傷等の光散乱体により一部が散乱される。散乱されたレーザー光LBは、ウエーハWの上方に設置されたレンズ17で集光され、第1光検出器16で検出される。散乱されなかったレーザー光LB(正反射したレーザー光LB)は、レンズ20で集光され、正反射方向に配置された第2光検出器18で検出される。光検出器16,18としては、光電子増倍管や光ダイオード等が用いられる。
図1では、レンズ17と第1光検出器16を1組しか記載していないが、レンズ17と第1光検出器16の組はウエーハWの上方を覆うように複数組設置することが望ましい。また、レーザー光源1と光偏向器15との間には、ビームエキスパンダーやミラー等の光学要素が必要に応じて付加されるが、図1ではそれらの図示を省略している。
ウエーハWは、回転機構4とX方向への移動機構とを6とを備えたステージ装置2に設置されている。本実施形態の場合、ステージ装置2には、X方向に延びる2本のガイドレール7,8が設けられている。ガイドレール7,8上には、Xステージ5がスライド可能に装着されている。Xステージ5には、ギア12と、ギア12を回転させるためのシャフト11を有するモーター10とが設けられている。ギア12は、ガイドレール7の内面に設けられた溝7aと噛み合っており、モーター10によってギア12を回転することにより、Xステージ5がガイドレール7,8上をX方向にスライドするようになっている。
Xステージ5上には、円形状のθステージ3が設けられている。θステージ3には、θステージ3を回転駆動するモーター9が設けられている。θステージ3の外周部には、ウエーハWを位置決めするための複数のフランジ3aが等間隔に突設されている。ウエーハWは、フランジ3aによって水平方向の移動が規制され、図示略の吸引チャックによってθステージ3上に固定されている。
θステージ3の回転速度及びXステージ5のX方向への移動速度は、θステージ駆動装置21及びXステージ駆動装置22によって自在に調整可能となっている。また、θステージ3の回転量及びXステージ5のX方向への移動量は、記憶装置24に記憶されるようになっている。θステージ3の回転量及びXステージ5のX方向への移動量は、例えば、モーター9,10に接続されたエンコーダーによって検出することができる。
レーザー光源1とステージ装置2との間には、レーザー光LBをX方向に偏向するための光偏向器15が設けられている。ウエーハW上のビームスポットは、光偏向器15により、ウエーハWの移動方向(X方向)と平行な方向に走査される。
光偏向器15としては、機械的に光を制御する方式や、音響光学効果、電気光学効果、熱光学効果などの物理現象を用いて屈折率を制御する方式があるが、本実施形態の場合は、MHzオーダーの高速走査が可能な音響光学偏向器が採用される。音響光学偏向器は、二酸化テルル(TeO)やモリブデン酸鉛(PbMoO)などの単結晶又はガラスからなる音響光学媒体に圧電振動子を接着したものであり、圧電振動子に電気信号を加えて超音波を発生させ、超音波を媒体中に伝搬させることにより、媒体中を通るレーザ光を回折させるものである。
レーザー光LBの偏向角度αは、超音波の周波数により変化する。AO駆動装置23は、圧電振動子に供給する電気信号により超音波の周波数を制御し、それにより、ウエーハW上のビームスポットの振れ幅(スキャン幅)を制御する。
ビームスポットの位置は、θステージ3の回転量、Xステージ5の移動量、光偏向器15によるビームスポットのスキャン幅等に基づいて、制御装置25に設けられたCPU等の演算手段が算出する。算出されたビームスポットの位置情報は、第1光検出器16及び第2光検出器18で検出された光量データと共に、記憶装置24に記憶される。制御装置25は、ウエーハW上で、粒子、欠陥、傷等の光散乱体によって光散乱が発生した部位を検出し、これを輝点欠陥LPD(Light Point Defect)として検出する。そして、この検出結果に基づいて、ウエーハWの表面に存在する粒子、欠陥、傷等の分布を検出する。
ユーザーは、必要に応じて、LPDの面内分布のデータをモニター26で確認することができる。また、レビューSEM(Review Scanning Electron Microscope)と呼ばれる走査型電子顕微鏡で、ウエーハW上の粒子、欠陥、傷等を観察、分類する際に、LPDの面内分布のデータを利用することができる。
図2は、レーザー光LBをウエーハW上で走査する方法の説明図である。図2(a)は、ウエーハWがレーザー光LBの光路上を移動する様子を説明する平面図であり、図2(b)は、ウエーハ表面のビームスポットの軌跡を示す平面図である。
図2(a)に示すように、本実施形態の欠陥検査装置100では、レーザー光源1や光偏向器15等の光学系は固定配置し、ウエーハWを光学系に対して相対移動させてウエーハWの検査領域全面を走査する。相対移動の方法として、ウエーハWの回転移動と回転面内での半径方向(X方向)への移動とを用いる。すなわち、ウエーハWを回転させながら半径方向に移動させてウエーハWの表面を渦巻状に走査(スパイラルスキャン)する。
ウエーハWの移動中、Y方向に射出されたレーザー光LBは、光検出器15によりX方向に偏向される(クロススキャン)。そのため、図2(b)に示すように、ウエーハWは、偏向角αに応じたスキャン幅Dのビームでスパイラルスキャンされる。ウエーハWの回転速度及びX方向の移動速度は、ウエーハWが1回転する期間中のウエーハWの半径方向の移動量がスキャン幅Dに等しくなるように設定される。これにより、隙間が生じることなくウエーハWの検査領域全体を走査することができる。
なお、ビームスポットの軌跡は、ウエーハWの径方向に延びる複数の帯状ラインBを一定の間隔でウエーハWの周方向に配列した構造となる。そのため、帯状ラインB,Bの間を埋めるように複数回ウエーハWをスパイラルスキャンすることにより、ウエーハの検査領域全面を隙間無く走査することができる。
前述したように、ウエーハ上を走査するビームスポットの位置は、θステージ3の回転量、Xステージ5の移動量、クロススキャンのスキャン幅に基づいて、制御装置25が算出する。しかしながら、スパイラルスキャンとクロススキャンとを組み合わせた複合型の走査方式では、走査方法が複雑になるため、検出される欠陥座標(LPD座標)の位置精度が悪くなり、レビューSEM装置で実態観察を行う場合に問題となる。クロススキャンのスキャン幅Dを小さくすると、欠陥座標の位置精度は改善されるが、検査時間が長くなるため、ウエーハの最終出荷前検査でウエーハを全数検査する場合に問題となる。
そこで、本実施形態の欠陥検査装置100では、各検査工程で必要とされる欠陥座標の位置精度に応じて、クロススキャンのスキャン幅Dを異ならせることとしている。例えば、実態観察を行うための予備検査として欠陥検査を行う場合には(第1検査工程)、クロススキャンのスキャン幅Dを小さくし、実態観察が必要でなく欠陥の個数のみが必要とされる欠陥検査の場合には(第2検査工程)、クロススキャンのスキャン幅Dを大きくする。こうすることで、欠陥検査に要する時間を短縮でき、検査プロセスを含めた全体の生産効率を向上することができる。
図3は、各検査工程で行われる欠陥検査を説明するための平面図である。図3(a)は、ウエーハ製造後の出荷段階で行われる最終出荷前検査の説明図であり、図3(b)は、ウエーハ製造中或いはウエーハ製造前のレビューSEM観察を行うための予備検査として行われる欠陥検査の説明図である。
図3(a)に示すように、ウエーハの出荷段階で行われる最終出荷前検査では、欠陥の個数のみによって良/不良の判定が行われる。そのため、欠陥の個数のみを調べればよく、欠陥座標の位置精度は不問である。したがって、欠陥検査の方法として、スパイラルスキャンとクロススキャンとを組み合わせた複合型の走査方式が採用される。例えば、ウエーハW上のビーム径を0.5μm以上25μm以下、クロススキャンのスキャン幅Dをビーム径以上で5mm以下、クロススキャンのスキャン振動数を10MHz以上1000MHz以下とすることで、高感度且つ高効率な欠陥検査が実現される。
図3(b)に示すように、レビューSEM観察の予備検査として行う欠陥検査では、実態観察を行うときに欠陥部位を容易に検出できるように、高い欠陥座標の位置精度が必要とされる。そのため、光偏向器によるクロススキャンを停止し、若しくは、実態観察を行うときに欠陥部位を容易に検出できるようにクロススキャンのスキャン幅を所定範囲に制限する。例えば、ウエーハW上のビーム径を0.5μm以上25μm以下、クロススキャンのスキャン幅Dをゼロとし、スパイラルスキャンのみを実施することで、高感度且つ高効率な欠陥検査が実現される。
各検査工程で行われる欠陥検査の条件は、検査工程毎に、記憶装置24に記憶されている。記憶装置24には、検査工程毎に、ウエーハW上のビーム径、クロススキャンのスキャン幅、クロススキャンのスキャン振動数の各条件が記憶され、更にこれらの条件に対応したθステージの回転速度、Xステージの移動速度が記憶される。
制御装置25は、記憶装置24から各検査工程の検査条件を読み出し、モニター26上に、例えば、「検査モード1」「検査モード2」のように表示する。ユーザーは、モニター26に映し出された「検査モード1」「検査モード2」の文字又はアイコンを選択することで、所望の検査条件(ウエーハW上のビーム径、クロススキャンのスキャン幅、クロススキャンのスキャン振動数、θステージの回転速度、Xステージの移動速度)を設定することができる。
制御装置25は、ユーザーによって選択された検査条件に基づいて、θステージ駆動装置21、Xステージ駆動装置22、AO駆動装置23を制御する。θステージ駆動装置21、Xステージ駆動装置22、AO駆動装置23は、制御装置25からの制御信号に基づいて、θステージ3、Xステージ5、光偏向器15を駆動し、選択された検査条件で欠陥検査を行う。
このような構成の欠陥検査装置100によれば、ウエーハWの欠陥検査を検査工程毎に適切な条件で実施することができる。そのため、欠陥検査に要する時間を大幅に短縮することができ、検査工程を含めたトータルの生産効率を向上することができる。
[実施例]
ウエーハの最終出荷前検査として、スパイラルスキャンとクロススキャンとの複合方式を実施した。スポットサイズ10μmでのスパイラルスキャンで、θステージの回転数を2000rpm(revolution per minute)、クロススキャンのスキャン振動数を40MHz(1スキャン中での回転移動距離が最大0.785μm)、クロススキャンのスキャン幅を150μmとした。この場合、処理能力は60wph(wafer per hour)(ウエーハ搬送時間、信号処理時間を含まず)となる。レーザー光は、波長355nmの紫外線レーザーを用い、P偏光のレーザー光をウエーハの法線方向からY方向に70°傾いた方向より入射した。この方法では、PSL(polystyrene-latex)最小検出サイズは28nmであった。ただし、レビューSEM装置とのLPD座標の相対位置合わせ精度は100μm以内であった。
レビューSEM観察の予備検査として、スパイラルスキャンのみを実施した。スポットサイズ10μmでのスパイラルスキャンで、θステージの回転数を3000rpm、クロススキャンのスキャン幅ゼロとし、重なり合うようにしてウエーハの全領域を2回スキャンした。この場合、処理能力は6wph(ウエーハ搬送時間、信号処理時間を含まず)となる。レーザー光は、波長355nmの紫外線レーザーを用い、P偏光のレーザー光をウエーハの法線方向からY方向に70°傾いた方向より入射した。この場合、PSL最小検出サイズは28nmであった。また、レビューSEM装置とのLPD座標の相対位置合わせ精度は20μm以内であった。
[比較例1]
市販の欠陥検査装置Aを用いて、欠陥検査を実施した。欠陥検査装置Aはスパイラルスキャン方式の欠陥検査装置であり、光偏光器は備えていない。スポットサイズ50μmでのスパイラルスキャンで、回転数を2000rpmとし、重なり合うようにしてウエーハの全領域を2回スキャンした。この場合、処理能力は20wph(ウエーハ搬送時間、信号処理時間を含まず)となる。レーザー光は、波長355nmの紫外線レーザーを用い、P偏光のレーザー光をウエーハの法線方向からY方向に70°傾いた方向より入射した。この場合、PSL最小検出サイズは37nmであった。また、レビューSEM装置とのLPD座標の相対位置合わせ精度は40μm以内であった。
比較例1では、ウエーハの最終出荷前検査とレビューSEM観察の予備検査を同じ条件で行っているため、前者の検査では十分な処理効率が実現できず、後者の検査では欠陥部位を検出するのに時間がかかる。そのため、トータルの処理効率は実施例に比べて低いものとなる。
[比較例2]
市販の欠陥検査装置Bを用いて、欠陥検査を実施した。欠陥検査装置Bは、200mmまでの小口径用の欠陥検査装置で、偏向素子としてスキャン速度の遅い1軸ガルバノミラーを使用したレーザー側Xスキャンと、ステージ側Yスキャンとの組み合わせで、ウエーハの全領域をスキャンするものである。この装置では、X方向を全面に渡ってスキャンする構造となるため、ウエーハへの入射角度、レーザー経路の違いから、ウエーハ面内のX方向での感度変動が生じやすい、という欠点が見られた。したがって、この機構は、300mm以上の大口径ウエーハへの適用が困難である。レーザー光は、波長488nmの可視光レーザーを用い、P偏光のレーザー光をウエーハの法線方向からY方向に70°傾いた方向より入射した。この場合、PSL最小検出サイズは100nmであった。また、レビューSEM装置とのLPD座標の相対位置合わせ精度は悪く、少なくとも400μm以上であった。
[比較例3]
市販の欠陥検査装置Cを用いて、欠陥検査を実施した。欠陥検査装置Cは、スパイラルスキャンとクロススキャンとを組み合わせた複合型の走査方式を採用している。スポットサイズ30μmでのスパイラルスキャンで、最低回転数(外周部)を50rpm、最高回転数(中心)を200rpm(平均回転数125rpm)、光偏光器であるガルバノミラーのスキャン振動数を1.5kHz(1スキャン中での回転移動距離が50μm)、ウエーハ上でのビームのスキャン幅を4mmとし、この幅が重なり合うようにしてウエーハの全領域を2回スキャンした。この場合、処理能力は100wph(ウエーハ搬送時間・信号処理時間を含まず)となる。レーザー光は、波長532nmの可視光レーザーを用い、P偏光のレーザー光をウエーハの法線方向からY方向に65°傾いた方向より入射した。この場合、PSL最小検出サイズは45nmであった。また、レビューSEM装置とのLPD座標の相対位置合わせ精度は悪く、少なくとも600μm以上であった。
比較例3では、ウエーハの最終出荷前検査とレビューSEM観察の予備検査を同じ条件で行っているので、後者の検査では欠陥部位を検出するのに時間がかかり、トータルの処理効率は実施例に比べて低いものとなる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例を説明したが、本発明はかかる形態例に限定されない。上述した例で示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
本発明の欠陥検査装置の一例を示す概略斜視図である。 レーザー光をウエーハ上で走査する方法の説明図である。 欠陥検査の条件の一例を示す平面図である。
符号の説明
1…レーザー光源、2…ステージ装置、15…光偏向器、16,18…光検出器、24…記憶装置、25…制御装置、100…レーザー散乱式欠陥検査装置、D…光偏向器によるビームのスキャン幅、LB…レーザー光、W…ウエーハ(被検物)、

Claims (5)

  1. 被検物の表面にレーザー光を照射し、その散乱光を検出することにより、欠陥検出を行うレーザー散乱式欠陥検査装置であって、
    前記被検物を回転しつつ一方向に移動させるステージ装置と、
    前記ステージ装置に設置された被検物に向けてレーザー光を射出するレーザー光源と、
    前記レーザー光源から射出されたレーザー光を前記被検物上で走査する光偏光器と、
    前記被検物の表面で散乱されたレーザー光を検出する光検出器と、
    前記ステージ装置による前記被検物の回転速度及び移動速度、並びに、前記光偏向器による前記被検物上でのビームのスキャン幅及びスキャン振動数を含む欠陥検査の条件を前記被検物の製造プロセスの検査工程毎に記憶する記憶装置と、
    前記検査工程毎に前記記憶装置に記憶された欠陥検査の条件を読み出し、当該条件で前記ステージ装置及び前記光偏向器の駆動を制御する制御装置と、を備えていることを特徴とするレーザー散乱式欠陥検査装置。
  2. 前記光偏向器は、音響光学媒体と、前記音響光学媒体に超音波を伝搬させる圧電振動子とを備えた音響光学偏向器であり、
    前記制御装置は、前記圧電振動子の振動条件を制御することにより、前記光偏向器による前記被検物上でのビームのスキャン幅及びスキャン振動数を制御することを特徴とする請求項1に記載のレーザー散乱式欠陥検査装置。
  3. 被検物を回転しつつ一方向に移動させることによりレーザー光を前記被検物上で渦巻状に走査するスパイラルスキャンと、前記レーザー光を光偏向器で偏向して前記被検物上で走査するクロススキャンとを組み合わせた複合型のスキャン方法により前記被検物の表面を走査し、前記被検物の表面で散乱した前記レーザー光を検出することにより、欠陥検出を行うレーザー散乱式欠陥検査方法であって、
    実態観察を行うための予備検査として欠陥検査を行う第1検査工程では、前記クロススキャンのスキャン幅を相対的に小さくし、実態観察が必要でなく欠陥の個数のみが必要とされる欠陥検査を行う第2検査工程では、前記クロススキャンのスキャン幅を相対的に大きくすることを特徴とするレーザー散乱式欠陥検査方法。
  4. 前記第1検査工程における欠陥検査の条件は、前記被検物上のビーム径が0.5μm以上25μm以下、前記クロススキャンのスキャン幅がゼロであることを特徴とする請求項3に記載のレーザー散乱式欠陥検査方法。
  5. 前記第2検査工程における欠陥検査の条件は、前記被検物上のビーム径が0.5μm以上25μm以下、前記クロススキャンのスキャン幅がビーム径以上で5mm以下、前記クロススキャンのスキャン振動数が10MHz以上1000MHz以下であることを特徴とする請求項3又は4に記載のレーザー散乱式欠陥検査方法。
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