JP2010090861A - 真空ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、圧縮要素の吸気圧力が所定の使用圧力まで低減した際に排気口に発生する騒音を低減できる真空ポンプを提供すること。
【解決手段】ポンプカバー18に形成された排気口18aに、真空タンク内の圧力が通常の使用圧力帯域まで低減した際に、排気口18aの開口面積を狭めるチェックバルブ40を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、負圧供給装置等に使用される真空ポンプに関する。
一般に、圧縮要素を有するケーシングを備えた真空ポンプが知られている。この種の真空ポンプでは、圧縮要素を電動モータで駆動させることにより、他の動力源を必要としないことから、例えば電気自動車の油圧ブレーキ力を増加させるための負圧供給装置に使用されている。
ところで、真空ポンプは、吸気口から吸い込まれた気体を圧縮して排気口から排出する際に大きな騒音を発生することが従来から知られており、電気自動車のような元来騒音レベルの低い車両の負圧供給装置に真空ポンプを搭載するような場合には、真空ポンプ作動時の排気音が耳障りな音となって聞こえるおそれがあった。このため、この騒音を低減する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−161883号公報
しかしながら、従来の構成では、ポンプ部からモータ部へと排気を導くとともに、この排気をモータ部のハウジングから延びるドレインパイプを通じて排出するようになっているため、機器の構成が煩雑となるとともに、ドレインパイプを設ける分、機器が大型化するといった問題があった。
さらに、近年、圧縮要素の吸気圧力(例えば、真空ポンプの吸気口に接続される真空タンク内の圧力)が所定の使用圧力まで低減した際に排気口付近に発生する騒音が確認されており、この騒音対策が問題となっている。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、圧縮要素の吸気圧力が所定の使用圧力まで低減した際に排気口に発生する騒音を低減できる真空ポンプを提供することを目的とする。
本発明は、圧縮要素を有するケーシングを備えた真空ポンプにおいて、前記ケーシングに形成された排気口に、前記圧縮要素の吸気圧力が少なくとも所定の使用圧力まで低減した際に、前記排気口の開口量を狭める絞り弁機構を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、絞り弁機構が排気口の開口量を狭めるため、この開口を通じて排出される排気量が低減されることにより、排気音による騒音が低減される。また、絞り弁機構は、圧縮要素の吸気圧力が少なくとも所定の使用圧力まで低減した際に、排気口の開口量を狭めるため、この開口を通じて、負圧となったケーシング内への逆流が抑制されるため、この逆流による騒音を低減することができる。
この構成において、前記絞り弁機構は、前記排気口を流れる排気量が低減するのに伴い、前記開口量を狭める構成としても良い。この構成によれば、排気口を流れる排気量が低減するのに伴い、開口量を狭めるため、開口量を狭めることによる通風抵抗の増加を防止できる。
また、前記絞り弁機構は、前記排気口から気体の流入を防止するチェックバルブである構成としても良い。この構成によれば、排気口を通じて気体の逆流が防止されるため、この逆流による騒音を防止できるとともに、ケーシング内への水の浸入を防止でき、防水性能の向上を図ることができる。
また、前記絞り弁機構は、弾性部材で一体に形成された弁体部を備える構成としても良い。この構成によれば、絞り弁機構の構成を簡素化することができ、簡単な構成で騒音の低減を図ることができる。
本発明によれば、絞り弁機構が排気口の開口量を狭めるため、この排気口を通じて排出される排気量が低減されることにより、排気音による騒音が低減される。また、絞り弁機構は、圧縮要素の吸気圧力が少なくとも所定の使用圧力まで低減した際に、排気口の開口量を狭めるため、この排気口を通じて、負圧となった圧縮要素内への逆流が抑制されるため、この逆流による騒音を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るベーン型真空ポンプについて、この真空ポンプを備えた負圧供給装置に基づいて、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るベーン型真空ポンプを備えた負圧供給装置の側部部分断面図である。また、図2は、図1の負圧供給装置を右側から見た図である。なお、以下の説明において、上下および左右の方向は、図1の状態に基づいて定めたものとする。また、幅方向とは、図1における紙面奥行き方向をいうものとする。
負圧供給装置1は、車両に搭載されたブレーキ倍力装置の負圧源として用いられるものであり、この負圧供給装置1は、図示は省略したが、真空タンクを介してブレーキ倍力装置に配管接続されている。
負圧供給装置1は、図1に示すように、右下部に位置するベーン型の真空ポンプ10と、この真空ポンプ10の左側に配置された電動モータ20と、真空ポンプ10の上方に配置された真空吸込ニップル30と、電動モータ20の下側に取付部を有するアーム部50とを備えている。
真空ポンプ10は、回転式のベーン型真空ポンプであり、図1及び図2に示すように、真空ポンプ10の外形を構成するシリンダ本体11と、このシリンダ本体11の内部に位置するロータ12と、シリンダ本体11の左右の両端に位置するサイドプレート13、14と、シリンダ本体11の右端部に取り付けられるポンプカバー18とを備えている。
この構成では、シリンダ本体11とポンプカバー18とを備えてケーシングが構成されている。また、ポンプカバー18は、右側のサイドプレート14との間に空間を設けて取り付けられており、この空間が膨張室19として機能する。この膨張室19には、不図示のサイレンサが配置されている。
本構成では、ポンプカバー18の略中央部には、膨張室19に流入した空気を機外に排出するための排気口18aが設けられており、この排気口18aには、機外からポンプ内(膨張室19内)への逆流を防止するためのチェックバルブ(絞り弁機構)40が取り付けられている。
シリンダ本体11は、図1に示すように、左右に開口を有する円筒形状をなしており、左右に延びる中心軸X1(図2参照)に沿って内周壁面11aが形成されている。また、シリンダ本体11には、図1に示すように、上側に位置してシリンダ本体11内に空気を吸い込む吸入口16と、下側に位置してシリンダ本体11から膨張室19内に空気を吐出する吐出口17とが形成されている。
ロータ12は、中心軸X1から偏心した位置に回転軸X2を有する円柱形状をなしており、図2に示すように、ロータ12の左斜め下側の外周面が内周壁面11aと接触ながら回転するようになっている。また、ロータ12の中心には、後述する電動モータ20の駆動軸21が嵌合する孔部12aが形成されている。
サイドプレート13、14は、図1に示すように、シリンダ本体11の両端の開口を塞いでおり、かつ、ロータ12の両端部との隙間が空かないように組み立てられている。
また、ロータ12には、図2に示すように、シリンダ本体11の内周壁面11aに向けて斜めに突出する複数のベーン15が設けられている。本構成では、このロータ12と複数のベーン15とを備えて圧縮要素が構成されている。ベーン15は、ロータ12に設けられた摺動溝12bに沿ってロータ12の外方へ突出し、ベーン15の先端部が内周壁面11aと当接するようにばね(図示せず)で付勢されている。図2のベーン15の状態について詳細に説明すると、上側部分に位置するベーン15は、ロータ12の内側から外方へ突出しており、ベーン15の先端部がシリンダ本体11の内周壁面11aに当接している。他方、下側部分に位置するベーン15は、その先端部が内周壁面11aに当接してロータ12の内方へ押されて、ロータ12の内部に退避している。この構造により、例えば、ロータ12が時計回りに回転すると、ロータ12の外壁面、シリンダ本体11の内周壁面11a、及び隣り合うベーン15によって仕切られた圧力室Pが移動することにより、負圧空気が吸入口16(圧力室Pの体積が大きい箇所に形成される)から吐出口17(圧力室Pの体積が小さい箇所に形成される)まで送り出されるようになっている。
電動モータ20は、図1に示すように、その駆動軸21がキー22を介してロータ12の孔部12aに嵌合している。この駆動軸21の回転軸は、ロータ12の回転軸X2と同一軸線となっている。また、図1における電動モータ20の右上部には、電動モータ20の幅方向の両側にそれぞれ延びる取付座23、23(図2参照)が形成されている。また、電動モータ20の上部には、L字形状に曲げ形成されたブラケット24がねじ25で取り付けられている。
真空吸込ニップル30は、図1に示すように、左右方向にほぼ水平に延びる吸込管部31と、この吸込管部31に連なり左斜め下側に延びる供給管部32とからなる。
吸込管部31の右側端部に位置する吸込口31aには、外部(例えば、真空タンク(図示略))から負圧空気を供給するための管またはチューブを接続可能にするための突部31bが形成されている。詳細には、この突部31bは、吸込口31aの外周縁部から吸込管部31の外側に向けて突出しており、円周方向に連続して膨らんだ形状になっている。
供給管部32の終端部は、管部33を介して真空ポンプ10の吸入口16に連結されており、吸込管部31を通過する負圧空気を真空ポンプ10に供給するようになっている。
アーム部50は、図1において全体が略U字形状に形成された取付アーム51と、この取付アーム51に電動モータ20を支持するための支持ピン52、53とを備えている。
取付アーム51は、板金を折り曲げ加工して形成され、図1に示すように、水平な底面部51aと、この底面部51aの左側端部から上方に向けて延びる壁部51bと、当該底面部51aの右側において、底面部51aを挟んだ幅方向の両側から上方に向けて延びる腕部51cとがそれぞれ形成されている。
壁部51bの上部は、ダンパ55を介して支持ピン52によってブラケット24の起立面部24aに取り付けられている。この支持ピン52は、図1に示すように、負圧供給装置1の長手方向に沿って挿入されており、従って、ダンパ55は負圧供給装置1の長手方向における振動を吸収するようになっている。
また、腕部51cの上部は、ダンパ56、56を介して支持ピン53によって電動モータ20の取付座23にそれぞれ取り付けられている。この支持ピン53は、図2に示すように、負圧供給装置1の幅方向に沿って挿入されており、従って、ダンパ56、56は、負圧供給装置1の幅方向における振動を吸収するようになっている。
次に、ポンプカバー18の排気口18aに取り付けたチェックバルブ40について説明する。図3は、チェックバルブ40の平面図であり、図4は、図3のIV−IV断面図であり、図5は、図3のV−V断面図である。
これら図3乃至図5に示すように、チェックバルブ40は、円筒状に形成された本体部40aと、この本体部40aの先端に形成された弁体部40bとを備え、シリコンゴム等の弾性部材によって一体に形成されている。
本体部40aは、弁体部40bとは反対側に位置する基端部の周囲に、排気口18aと略同一径に形成されて当該排気口18aに嵌る嵌合部41と、この嵌合部41の上下にそれぞれ形成され、当該嵌合部41よりも拡径した第1拡径部42及び第2拡径部43とを備える。弁体部40b側に形成された第1拡径部42は、第2拡径部43よりも大径に形成されており、嵌合部41の高さは、ポンプカバー18の板厚よりもわずかに低く形成されている。
チェックバルブ40を排気口18aに取り付ける場合には、弁体部40bを、ポンプカバー18の内側(膨張室19側)から機外に向けて排気口18aを貫通させ、ポンプカバー18の外側に第1拡径部42を延在させる。これにより、第1拡径部42及び第2拡径部43の弾性力によって、チェックバルブ40が排気口18aに気密性及び水密性が高い状態で取り付けられる。
弁体部40bは、図5に示すように、対称に形成された一対のシート状の弁部材45a、45bを側部で重ね合わせて一体に形成されている。これにより、弁体部40bの先端の略中央には、本体部40aを介して膨張室19と機外とを連通する開口部46が形成される。この開口部46は、弁部材45a、45bの弾性力によって、通常、閉じる方向に付勢されているため、この開口部46を通じて膨張室19内に、気体、液体、コンタミネーション及び塵埃等が侵入することはなく、チェックバルブとしての機能を確保している。
一方、チェックバルブ40内を膨張室19側から機外に向けて気体が通過すると、この気体が弁部材45a、45bの内面にぶつかって風圧として作用する。このため、この風圧が開口部46における弁部材45a、45bの付勢力に抗って、この開口部46を開放することにより、膨張室19内の気体が機外に排出される。
通風量が多くなれば風圧は大きくなるため、この風圧に応じて開口部46の開口面積(開口量)が変化する。本構成では、機外に排出される排気量が大きくなれば開口部46の開口面積が徐々に大きくなり、排気量が少なくなれば開口部46の開口面積が徐々に小さくなるようになっている。
また、弁体部40bは、図4及び図5に示すように、本体部40a側から開口部46に向けて開口面積が小さくなるように形成されている。これにより、チェックバルブ40を通過する風量が低減した場合であっても、弁部材45a、45bの内面にある程度の風圧をかけることができ、機外への排気を確実に行うことができる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図6は、ブレーキ動作、真空タンク内の圧力変化、及び真空ポンプの動作状態を示すタイムチャートであり、図7は、真空タンク内の圧力変化と真空ポンプの排気口付近での騒音値との関係を示すグラフである。
上述したように、本実施形態の負圧供給装置1は、車両に搭載されたブレーキ倍力装置の負圧源として用いられるものである。このため、ブレーキが動作するたびに、真空タンク内の負圧が使用されることにより、この真空タンク内の圧力は上昇する。
一方、真空タンク内の圧力が所定の上限値(本実施形態では−50kPa)まで上昇すると、負圧供給装置1の真空ポンプ10が作動することにより、この真空タンク内の圧力は低下し、この圧力が所定の下限値(本実施形態では−80kPa)に至ると真空ポンプ10の動作を停止するようになっている。
このように、本実施形態では、負圧供給装置1の真空ポンプ10は、真空タンク内の圧力(圧縮要素の吸気圧力)が通常の使用圧力帯域(−80kPa〜−50kPa)となるように使用されている。また、本明細書において、所定の使用圧力とは、通常の使用圧力帯域の上限値をいう。
真空タンク内の圧力を上記した通常の使用圧力帯域(−80kPa〜−50kPa)まで低減させるように真空ポンプ10が動作すると、真空タンク内が略真空状態に近づくにつれ、排気口18aを通過する排気量が低減する。
本実施形態では、上述したように、真空ポンプ10の排気口18aに、排気量が低減するのに伴い、開口部46の開口面積を狭めるチェックバルブ40を設けているため、真空タンク内の圧力が通常の使用圧力帯域にある状態では、チェックバルブ40の開口部46の開口面積は狭められている。これによれば、排気量の低減により、排気音による騒音が低減されるとともに、開口面積を狭められた開口部46を通じて、負圧となった真空ポンプ10内への気体の逆流が抑制されるため、この逆流による騒音を低減することができる。
具体的には、図7に示すように、チェックバルブ40を設けない真空ポンプでは、通常の使用圧力帯域(−80kPa〜−50kPa)における騒音値が、68.2dBA〜73.2dBAであったのに対し、チェックバルブ40を設けたことにより、騒音値が62.1dBA〜64.6dBAとなり、6〜8dBA程度の騒音の低減化を実現することができた。
以上説明したように、本実施形態によれば、ポンプカバー18に形成された排気口18aに、真空タンク内の圧力が通常の使用圧力帯域まで低減した際に、排気口18aの開口面積を狭めるチェックバルブ40を設けたため、このチェックバルブ40の開口部46を通じて、負圧となった真空ポンプ10内への気体の逆流が抑制されるため、この逆流による騒音を低減することができる。
また、本実施形態によれば、チェックバルブ40は、排気口18aを流れる排気量が低減するのに伴い、開口部46の開口面積を狭める構成としているため、開口面積を狭めることによる通風抵抗の増加を防止できる。
また、本実施形態によれば、真空ポンプ10の排気口18aに当該排気口18aから気体の流入を防止するチェックバルブ40を設けているため、排気口18aを通じて気体の逆流が防止されるため、この逆流による騒音を防止できるとともに、真空ポンプ10内への水の浸入を防止でき、防水性能の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、チェックバルブ40は、弾性部材で一体に形成された弁体部40bを備えるため、このチェックバルブ40の構成を簡素化することができ、簡単な構成で騒音の低減を図ることができる。
以上、本発明を実施するための最良の実施の形態について述べたが、本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本実施の形態では、本実施の形態では、排気口18aにチェックバルブ40を設ける構成について説明したが、排気口18aの開口面積を狭めることができるのであれば、例えば、排気口18aに開度の調整が可能な電動弁を設け、この電動弁の開度を真空タンク内の圧力に応じて調整する構成としても良い。
また、本実施形態では、圧縮要素の吸気圧力として、真空タンク内の圧力を用いているが、これに限るものではなく、負圧供給装置1が接続される吸引対象物に応じて変更可能であることは勿論である。
また、本実施形態では、通常の使用圧力帯域として、真空タンク内の圧力を−80kPa〜−50kPaの範囲で使用する構成について説明したが、負圧の範囲内であればどのような圧力帯域を用いても良い。
また、本実施形態では、真空ポンプとして、ベーン型の真空ポンプを用いているが、圧縮要素を備えるものであれば、例えば、スクロール型のものを用いても良い。
本発明の実施の形態に係る真空ポンプを備えた負圧供給装置の側部部分断面図である。 図1に示す負圧供給装置を右側から見た図である。 チェックバルブの平面図である。 図3のIV−IV断面図である。 図3のV−V断面図である。 ブレーキ動作、真空タンク内の圧力変化、及び真空ポンプの動作状態を示すタイムチャートである。 図7は、真空タンク内の圧力変化と真空ポンプの排気口付近での騒音値との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 負圧供給装置
10 真空ポンプ
11 シリンダ本体(ケーシング)
12 ロータ(圧縮要素)
15 ベーン(圧縮要素)
18 ポンプカバー(ケーシング)
18a 排気口
19 膨張室
20 電動モータ
40 チェックバルブ
40a 本体部
40b 弁体部
41 嵌合部
42 第1拡径部
43 第2拡径部
45a、45b 弁部材
46 開口部

Claims (4)

  1. 圧縮要素を有するケーシングを備えた真空ポンプにおいて、
    前記ケーシングに形成された排気口に、前記圧縮要素の吸気圧力が少なくとも所定の使用圧力まで低減した際に、前記排気口の開口量を狭める絞り弁機構を設けたことを特徴とする真空ポンプ。
  2. 前記絞り弁機構は、前記排気口を流れる排気量が低減するのに伴い、前記開口量を狭めることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ。
  3. 前記絞り弁機構は、前記排気口から気体の流入を防止するチェックバルブであることを特徴とする請求項1または2に記載の真空ポンプ。
  4. 前記絞り弁機構は、弾性部材で一体に形成された弁体部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の真空ポンプ。
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