JP2010089563A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タングプレートを差し込むべく相手バックルを正確に判別することのできるシートベルト装置を提供する。
【解決手段】ウェビング12の引き出しを検知する回転センサ19を設ける。バックル14若しくはその近傍にLED16を設ける。コントローラ17は、回転センサ19の検出結果に応じてLED16の光量や発光周期を変化させる。
【選択図】図3

Description

この発明は、複数の乗員が隣接して着座するシートに用いられる車両のシートベルト装置に関するものである。
リヤシートのように複数の乗員が隣接して座るシートにおいては、乗員毎のシートベルト装置が接近して配置される。特に、3人以上が着座するシートにおいては、少なくとも隣り合った1組のシートベルト装置のバックル同士が近接した位置から引き出されることになる。
ところが、このようなシートにおいては、乗員がシートベルト装置を装着する際に、タングプレートを挿し込むべき相手バックルの判別が難しく、装着に手間取ることが問題となる。
このため、これに対処するシートベルト装置として、装着のために乗員がウェビングを引き出したときに、タングプレートを差し込むべき相手バックルを発光させるようにしたものが案出されている(例えば、特許文献1参照)。
このシートベルト装置は、ウェビングの引き出しを検出する引き出しセンサを設けるとともに、タングプレートが差し込まれるバックルに光源を設け、引き出しセンサがウェビングの引き出しを検出したときに、対応するバックルの光源を発光させるようになっている。したがって、このシートベルト装置を採用した場合、乗員は光源の光を頼りにタングプレートを差し込むべきバックルを容易に判別することができる。
特開2007−131176号公報
しかし、この従来のシートベルト装置においては、隣り合う乗員が同時に装着を行う場合に、近接して配置されている2つのバックルが同時に同様に光り、いずれのバックルが挿し込むべき正規のものであるかを正確に判別しにくくなる状況が起こり得る。
そこで、この発明は、タングプレートを差し込むべく相手バックルを正確に判別することのできるシートベルト装置を提供しようとするものである。
上記の課題を解決する請求項1に記載の発明は、乗員の着座するシート(例えば、後述の実施形態におけるリヤシート1)の一側に配置され、乗員拘束用のウェビング(例えば、後述の実施形態におけるウェビング12)を引き出し可能に巻取り保持するリトラクタ(例えば、後述の実施形態におけるリトラクタ11)と、前記ウェビングの引き出し領域に取り付けられたタングプレート(例えば、後述の実施形態におけるタングプレート13)と、前記シートの他側に配置され、前記タングプレートが脱着可能なバックル(例えば、後述の実施形態におけるバックル14)と、前記ウェビングの操作挙動を検出する操作挙動検出手段(例えば、後述の実施形態における回転センサ19,コントローラ17)と、前記バックル若しくはその近傍に配置された光源(例えば、後述の実施形態におけるLED16)と、前記操作挙動検出手段の検出信号に応じて前記光源の発光態様を変化させる発光制御手段(例えば、後述の実施形態におけるコントローラ17)と、を備えていることを特徴とする。
これにより、シートに着座した乗員がシートベルトを装着するためにウェビングを引き出すと、そのときのウェビングの操作挙動が操作挙動検出手段によって検出され、発光制御手段がウェビングの操作挙動に応じて光源の発光態様を変化させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシートベルト装置において、前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量が大きいほど前記光源の光量を増加させることを特徴とする。
これにより、バックル若しくはその近傍に配置された光源はウェビングの操作速度や操作量が大きいほど明るく光るようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のシートベルト装置において、前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量が大きいほど前記光源の発光周期を短くすることを特徴とする。
これにより、バックル若しくはその近傍に配置された光源はウェビングの操作速度や操作量が大きいほど短周期で点滅するようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルト装置において、前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量に応じて前記光源の発光色を変えることを特徴とする。
これにより、バックル若しくはその近傍に配置された光源の発光色はウェビングの操作速度や操作量に応じて変化するようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートベルト装置において、前記光源を、車両のドアの開閉状態に基づいて発光を開始する照明システムで共用し、前記照明システムでの発光時に、前記操作挙動検出手段がウェビングの操作挙動を検出したときには、前記光源の発光態様を照明システムの直前の発光態様に対して変化させることを特徴とする。
この場合、例えば、ドアが閉じられたときにバックル若しくはその近傍に配置された光源が発光するようになる。そして、この後にシートに着座した乗員がウェビングを引き出してシートベルトを装着しようとすると、光源の発光態様は直前の照明システムの発光態様に対して変化するようになる。
請求項1に記載の発明によれば、ウェビングの操作挙動に応じてバックル若しくはその近傍の光源の発光態様が変化するため、乗員がシートベルト装置を装着する際にタングプレートを差し込むべく相手バックルを正確に判別することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ウェビングの操作速度や操作量が大きいほど光源が明るく光るため、シートベルト装置の装着時に相手バックルを正確、かつ、容易に判別することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ウェビングの操作速度や操作量が大きいほど光源の発光周期が短くなるため、シートベルト装置の装着時に相手バックルを正確に、かつ、容易に判別することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ウェビングの操作速度や操作量に応じて光源の発光色が変化するため、シートベルト装置の装着時に相手バックルを正確、かつ、容易に判別することができる。
請求項5に記載の発明によれば、光源を、車両のドアの開閉状態に基づいて発光を開始する照明システムで共用し、照明システムでの発光時に、操作挙動検出手段がウェビングの操作挙動を検出したときには、光源の発光態様を照明システムの直前の発光態様に対して変化させるため、照明システムの使用中であっても、タングプレートを差し込むべく相手バックルを確実に判別することができる。
以下、この発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下では、左右と前後については、車両の前進方向に対しての左右方向と前後方向を意味するものとする。
最初に、図1〜図5に示す第1の実施形態について説明する。
図1は、車室内後部のリヤシート1を示すものであり、このリヤシート1は、左シート部1Aと右シート部1Bの間に中央シート部1Cが連設され、これらのシート部1A〜1Cに3人の乗員の着座が可能となっている。そして、各シート部1A,1B,1Cには、着座した乗員を拘束するためのシートベルト装置10が個別に設けられている。
図2,図3は、このシートベルト装置10を示すものである。
各シート部1A,1B,1Cのシートベルト装置10は、基本的な構造はいずれも同様であり、所謂三転式のシートベルト装置とされている。シートベルト装置10は、リヤピラー3(図1参照)やリヤシート1の後部の車体部材(図示せず)に取り付けられたリトラクタ11からウェビング12が引き出され、そのウェビング12の先端がリヤシート1の下方のアンカー部(図示せず)に固定されるとともに、リトラクタ11とアンカー部の間のウェビング12の引き出し領域にタングプレート13が挿通されている。
リトラクタ11は各シート部1A,1B,1Cの一側に配置されている。具体的には、左シート部1Aに対応するリトラクタ11は左シート部1Aの左側に配置され、右シート部1Bに対応するリトラクタ11は右シート部1Bの右側に配置されており、中央シート部1Cに対応するリトラクタ11は中央シート部1Cの右側に配置されている。
これに対し、各シート部1A,1B,1Cの他側には、リヤシート1の下方のアンカー部に固定されるとともに、シートベルト装置10の装着時に、対応するタングプレート13が脱着可能に挿し込まれるバックル14がシートクッションから引き出されて配置されている。具体的には、左シート部1Aに対応するバックル14(図1中では、14(a)で示す。)は左シート部1Aの右側に配置され、右シート部1Bに対応するバックル14(図1中では、14(b)で示す。)は右シート部1Bの左側に配置され、中央シート部1Cに対応するバックル14(図1中では、14(c)で示す。)は中央シート部1Cの左側に配置されている。したがって、左シート部1Aのバックル14(a)と中央シート部1Cのバックル14(c)は、リヤシート1上で隣接して配置されている。
バックル14には、図2に示すように先端側の端面に、タングプレート13が差し込まれる挿し込み口15が設けられるとともに、挿し込み口15を囲む周域に光源であるLED(発光ダイオード)16が環状に設けられている。このLED16は、図3に示すように発光制御手段であるコントローラ17によって制御されるようになっている。なお、LED16は、バックル14自体ではなく、バックル14の取付部等のバックル14の近傍に設けるようにしても良い。
また、リトラクタ11には、図3に示すようにウェビング12が巻回されるベルトリール18が設けられるとともに、ベルトリール18の回転を検出する回転センサ19が設けられている。この回転センサ19は、ベルトリール18の回転に応じたパルス信号を出力し、その信号がコントローラ17に入力されるようになっている。コントローラ17においては、回転センサ19から出力されたパルス信号を受け、その信号を基にしてウェビング12の引き出し量や引出し速度(ベルトリール18の回転量や回転速度)を算出する。この実施形態の場合、回転センサ19とコントローラ17の一部の機能がウェビング12の操作挙動を検出する操作挙動検出手段を構成している。
コントローラ17の入力部には、上記の回転センサ19の他に、車両のイグニッションスイッチのON,OFF状態を検知するイグニッション検知回路20と、車両の後部ドアの開閉状態を検知するドアスイッチ21と、タングプレート13とバックル14の接続状態を検知するバックルスイッチ22が接続されている。
コントローラ17は、バックルスイッチ22がOFFの状態(非装着状態)で回転センサ19からウェビング12の引き出し信号が入力されたときにLED16を発光させるべくLED16に対する通電電流を制御する。このときの通電電流は、図5のグラフに示すように、ウェビング12の引出し速度が大きいほどLED16の光量が増大するように制御される。この制御は、例えば、PWM制御によって行う。なお、LED16は連続的な発光ではなく間欠的な発光(点滅)とし、ウェビング12の引き出し速度が大きいほどLED16の発光周期を短くするようにしても良い。
次に、コントローラ17による具体的な制御を図4のフローチャートに沿って説明する。
ステップS101においては、バックルスイッチ22がOFFの状態でウェビング12の操作があったかどうかを判定し、YESの場合には、ステップS102に進んでウェビング12の引出し速度に応じた光量、若しくは、発光周期となるようにLED16に対する通電電流を制御する。したがって、このときウェビング12を引き出した乗員は、自分のウェビング操作(引き出し速度や引き出し量)に応じた光量や発光周期で発光するバックル14を見つけ、そのバックル14にタングプレート13を差し込むことができる。また、ステップS101でNOの場合には、ステップS103に進み、イグニッションスイッチをOFFにした後に3分以上経過したかどうかを判定する。ステップS103でYESの場合には、ステップS105に進み、NOの場合にはリターンする。
ステップS102の後には、ステップS104に進み、バックル14に対するタングプレート13の挿し込みが完了したかどうかを判定し、YESの場合には、ステップS105に進み、NOの場合には、ステップS103に進んで、イグニッションスイッチをOFFにした後に3分以上経過したかどうかを判定する。
ステップS105では、LED16の発光を終了した後にリターンする。
なお、ステップS103でYESの場合には、ステップS105に進んでLED16の発光を終了する。
以上のように、このシートベルト装置10においては、ウェビング12の引き出し速度に応じて、対応するバックル14に設けたLED16の光量や発光周期を増大させるため、装着時にウェビング12を引き出し操作する乗員がLED16の発光の仕方を見て対応するバックル14であることを正確に認識することができる。
そして、LED16の発光がウェビング12の引き出し挙動に連動するため、例えば、図1に示す中央シート部1Bと左シート部1Aに乗員が座ってそれぞれシートベルト装置10の装着を行う場合であっても、各乗員が対応するバックル14を違和感なく正確に判別することができる。
以上で説明した第1の実施形態においては、ウェビング12の引き出し速度に応じてLED16の光量を増大、若しくは、発光周期を長くしたものであるが、バックル14に発光色の異なる複数種のLED16を取り付け、図6に示すように、ウェビング12の引き出し速度に応じて、LED16の発光色を連続的に変化させるようにしても良い(第2の実施形態)。
図7,図8は、この発明の第3の実施形態を示すものである。この実施形態のシートベルト装置110は、第1の実施形態とはLED16の制御が異なり、他の構成は第1の実施形態とほぼ同様となっている。したがって、シートベルト装置110の構成については、図1〜図3を参照するものとする。
図7は、この第3の実施形態のLED16の制御を示すフローチャートであり、図8は、LED16の発光制御特性図である。
この第3の実施形態では、車両のリヤドアの開閉に応じて室内照明を点灯させる室内照明システムを採用し、この室内照明システムにおいて、バックル14のLED16を共用している。室内照明システムは、リアドアが開状態から閉状態に変わったときにLED16を所定光量で発光させ、時間の経過とともに光量を漸減させるようになっている。なお、この室内照明システムは、リヤドアが開状態から閉状態に変わったときにLED16を所定の発光周期で点灯し、時間の経過とともに発光周期を長くして最終的に消灯するようにしても良い。以下、このタイプを周期漸長タイプと呼ぶ。
この室内照明システムにおいては、シートベルト装置110のコントローラ17によってLED16の発光が制御される。
このコントローラ17による具体的な制御を図7のフローチャートに沿って説明する。
ステップS201においては、リアドアが開状態から閉状態に変わったかどうかを判定し、YESの場合には、ステップS202に進んでLED16を所定光量で発光した後に光量を漸減させる室内照明システムによる発光が実行される。なお、周期漸長タイプの場合には、発光周期が次第に長くなるように室内照明システムによる発光が実行される。また、ステップS201でNOの場合には、ステップS203に進み、イグニッションスイッチをOFFにした後に3分以上経過したかどうかを判定する。ステップS203でYESの場合には、ステップS207に進み、NOの場合にはリターンする。
ステップS202の後にはステップS204に進み、バックルスイッチ22がOFFの状態でウェビング12の操作があったかどうかを判定し、YESの場合には、ステップS205に進んでウェビング12の引出し速度に応じた光量となるようにLED16に対する通電電流を制御し、NOの場合には、ステップS203へと進む。
ステップS205における通電電流の制御では、室内照明システムでのLED16の直前の通電電量に、ウェビング12の引出し速度に応じた通電電流を加算する。したがって、LED16の光量は室内照明システムでの直前の光量に対して増加する。なお、周期漸長タイプの場合には、室内照明システムでのLED16の直前の発光周期に、ウェビング12の引出し速度に応じた発光周期が加算されるようにする。
ステップS205の後にはステップS206に進み、バックル14に対するタングプレート13の挿し込みが完了したかどうかを判定する。
ステップS206でYESの場合には、ステップS207に進みLED16の発光を終了してリターンし、NOの場合にはステップS203へと進む。
以上のように、この実施形態のシートベルト装置110においては、室内照明システムの作動時にウェビング12の引き出しがあった場合に、室内照明システムでのLED16の直前の光量や発光周期に、ウェビング12の引出し速度に応じた光量や発光周期が加算されるため、室内照明システムの使用中であっても、タングプレート13を差し込むべく相手バックル14を確実に判別することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の各実施形態においては、ウェビング12の引き出し速度に応じてLED16の光量や発光周期、発光色等の発光態様を変化させるようにしているが、LED16の発光態様はウェビング12の引き出し量に応じて変化させるようにしても良い。また、発光態様は、乗員による特定の操作(例えば、引き出し→戻し→引き出し)があったときに変化させるようにしても良い。さらには、隣接するシート部のバックル14において、ウェビング12の同時操作があったときにのみ、一方の発光態様を変化させるようにしても良い。
また、図8においてLED16の光量をウェビング12の引き出しに応答して増加させる例を示したが、これに動機して他の室内照明システムの光量を低下させる等によって相対的な光量を増加させても良い。
この発明の第1の実施形態を示すものであり、リヤシートを中心とする車室内後部の斜視図。 同実施形態のシートベルト装置のタングプレートとバックルを示す斜視図。 同実施形態のシートベルト装置の概略構成図。 同実施形態の制御の流れを示すフローチャート。 同実施形態のLEDの発光制御特性図。 この発明の第2の実施形態のLEDの発光制御特性図。 この発明の第3の実施形態の制御の流れを示すフローチャート。 同実施形態のLEDの発光制御特性図。
符号の説明
1…リヤシート(シート)
10…シートベルト装置
11…リトラクタ
12…ウェビング
13…タングプレート
14…バックル
16…LED(光源)
17…コントローラ(発光制御手段,操作挙動検出手段)
19…回転センサ(操作挙動検出手段)

Claims (5)

  1. 乗員の着座するシートの一側に配置され、乗員拘束用のウェビングを引き出し可能に巻取り保持するリトラクタと、
    前記ウェビングの引き出し領域に取り付けられたタングプレートと、
    前記シートの他側に配置され、前記タングプレートが脱着可能なバックルと、
    前記ウェビングの操作挙動を検出する操作挙動検出手段と、
    前記バックル若しくはその近傍に配置された光源と、
    前記操作挙動検出手段の検出信号に応じて前記光源の発光態様を変化させる発光制御手段と、
    を備えていることを特徴とするシートベルト装置。
  2. 前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量が大きいほど前記光源の光量を増加させることを特徴とする請求項1に記載のシートベルト装置。
  3. 前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量が大きいほど前記光源の発光周期を短くすることを特徴とする請求項1または2に記載のシートベルト装置。
  4. 前記発光制御手段は、前記ウェビングの操作速度、若しくは、操作量に応じて前記光源の発光色を変えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
  5. 前記光源を、車両のドアの開閉状態に基づいて発光を開始する照明システムで共用し、前記照明システムでの発光時に、前記操作挙動検出手段がウェビングの操作挙動を検出したときには、前記光源の発光態様を照明システムの直前の発光態様に対して変化させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のシートベルト装置。
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