JP2010088615A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気掃除機への無駄な通電を無くすことでエネルギー消費量の削減を図るとともに、電源プラグの差しっぱなしを防ぐことのできる電気掃除機を得る。
【解決手段】電動送風機9を内蔵した電気掃除機本体1と、前記電動送風機9のON/OFF動作を設定する操作手段31と、前記電気掃除機本体1に電源が通電され、かつ、前記操作手段31にOFF動作が設定されている時間を計測するタイマ102と、報知を行う報知手段8と、前記操作手段31への入力に基づいて前記電動送風機9を制御する制御手段101とを備え、前記制御手段101は、前記タイマ102が計測した通電時間が所定時間を超えたときに前記報知手段8を作動させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気掃除機に関し、特に電源プラグの差しっぱなしを防止する技術に関する。
電子機器などにおいて電源の切り忘れを防止するための技術として、「使用者により電源をオン/オフできる電源スイッチと、機器により自動的に電源をオフする電源遮断手段と、使用者の電源オン/オフ操作による機器の通電時間を測定結果として記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された測定結果から使用者の使用パターンを学習する学習手段と、カウンタ手段とを備えた電源オフ機能を有する電子機器において、所定の期間を学習期間として設定し、所定期間終了時、前記測定結果より最も長い通電時間を抽出して連続通電時間として記憶し、その後使用者の電源オン操作に応じてカウンタ手段を起動させ、前記カウンタ手段が前記連続通電時間をカウントしたときに、電源遮断手段により自動的に電源をオフする」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−281370号公報(第3頁)
例えば、上記特許文献1に記載の技術によれば、電子機器の通電時間を学習してこの学習時間に基づいて電源を自動的にオフするようにしているので、無駄な電力消費を避けることができる。
ところが、一般的な電気掃除機を用いて掃除を行う場面においては、掃除機本体から電源コードを引き出し、電源コードの先端の電源プラグを壁などに設けられた電源コンセントに差し込み、電気掃除機本体へ通電させる。そして、電源スイッチをONして電動送風機へ通電させて、掃除を行う。掃除が終了すると、電源スイッチをOFFして電源プラグを電源コンセントから抜き、電源コードを片付け、掃除機を収納場所に収納している。即ち、電気掃除機を使用する際には、電源コードの引き出しや電源プラグの抜き差しも含めた一連の動作を行っている。したがって、例えば上記特許文献1に記載の技術によって電気掃除機の電源スイッチを自動的にOFFして電動送風機への通電を停止したとしても、電源プラグをコンセントに差したままの状態であると、待機電力が生じるとともに使用者が電源コードに足を引っかけてしまうおそれがある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、電気掃除機への無駄な通電を無くすことでエネルギー消費量の削減を図るとともに、電源プラグの差しっぱなしを防ぐことのできる電気掃除機を提供するものである。
本発明に係る電気掃除機は、少なくとも電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、前記電動送風機のON/OFF動作を設定する操作手段と、前記電気掃除機本体に電源が通電され、かつ、前記操作手段にOFF動作が設定されている時間を計測するタイマと、報知を行う報知手段と、前記操作手段への入力に基づいて前記電動送風機を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記タイマが計測した通電時間が所定時間を超えたときに前記報知手段を作動させるものである。
本発明は、電気掃除機への通電時間を計測し、計測時間に応じて使用者に報知を行う報知手段を設けたので、電源プラグを差したままの状態であることを使用者に知らせることができる。したがって、無駄な通電を削減することができ、また、使用者が電源コードに足を引っかけるなどの事態を回避することができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機100の外観斜視図である。図1において、電気掃除機100の本体1の前面側には、ホース2の一端側が接続され、ホース2の他端側は各種操作入力を行うための操作部3に接続されている。操作部3は延長管4に着脱可能に接続され、延長管4の先端部は吸込具5に着脱自在に接続されている。
本体1の背面側からは、本体1内部の図示しないコードリールに巻かれた電源コード6が引き出し自在となっている。電源コード6の先端には、壁などに設けられたコンセントに接続するための電源プラグ7が設けられている。
本体1の上面側には、使用者に対して情報を報知するための報知手段8が設けられている。本実施の形態1では、報知手段8として、LED(Light Emitting Diode)ランプなど光によって視覚的に報知を行う光報知部8aと、音声やブザー音によって聴覚的に報知を行う音声報知部8bとを備えている。光報知部8aは、光を点灯あるいは点滅させて、使用者に対して光による視覚的な報知を行う。音声報知部8bは、ブザー音、メロディ音、任意の音声メッセージ、あるいはその他音声による報知を行う。以下、光報知部8aと音声報知部8bとを合わせて報知手段8と称する場合がある。
また、電気掃除機100の本体1の内部には、吸引力を発生する電動送風機9と、電動送風機9により吸引された塵埃を集塵する集塵室(図示せず)を内蔵している。
図2は、操作部3の要部模式図である。操作部3は、電源スイッチ31、タイマ設定スイッチ32を備える。電源スイッチ31は、電動送風機9のON/OFF動作を設定するとともに、報知手段8が作動しているときに押下されると報知手段8による報知を停止させる。タイマ設定スイッチ32はスライド式のスイッチであり、報知手段8が報知を始めるまでの所定時間T1(詳細は後述する)を設定する。なお、電源スイッチ31及びタイマ設定スイッチ32は同等の機能を実現できるものであればよい。
図3は、本発明の実施の形態1に係る本体1の機能ブロック図である。図3においては、商用電源22、抵抗21、電動送風機9、電流検出手段23、及び電源スイッチ31が設けられている。電流検出手段23は電流センサを備えており、本体1に流れる電流を検出する。電源スイッチ31へON/OFF動作が設定されると、スイッチ検出部31aがこれを検出し、制御手段101へ信号を伝達する。マイクロコンピュータ10は、制御手段101とタイマ102を備えている。タイマ102は、制御手段101の指示に基づいて、電流検出手段23が電流を検出した時間、即ち、本体1に通電されている時間を計測する。制御手段101は、タイマ設定スイッチ32によって設定された所定時間T1を取得し、タイマ102による計測時間がこの所定時間T1に達したら、報知手段8が報知を行うよう制御する。そして、報知中に電源スイッチ31への入力が行われると、制御手段101は報知手段8による報知を停止するよう制御する。
図4は電気掃除機100の状態と、タイマ102の時間計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。電気掃除機100の状態としては、電源プラグ7がコンセントから外されて本体1に通電されていない状態である「電源プラグ7離脱」、電源プラグ7がコンセントに差し込まれて本体1に通電し、かつ、電源スイッチがOFF状態で電動送風機9には通電されていない状態である「電源スイッチ31 OFF/電源プラグ7接続」、電源スイッチがON状態で電動送風機9に通電された状態である「電源スイッチON」、という状態がある。図4においては、使用者が電気掃除機100を使用する際の典型的な場面を例に説明する。また、本実施の形態1において、タイマ102による計測時間を計測時間tと表し、説明のためにt11、t12、t13などと区別して表記する場合がある。
図4において、電源プラグ7を差し込んだとき、即ち、本体1へ通電が開始されたときにタイマ102は計測を開始し、電源スイッチ31がONされたとき(掃除を始めたとき)までの時間t11を計測する。ここでは、電源プラグ7を差し込んでから電源スイッチ31をONしないまま(掃除を始めないまま)の状態の時間を計測しているといえる。
そして、電源スイッチ31がOFFされたときに再び計測を開始し、次に電源スイッチ31がONされたとき(掃除を再開したとき)までの時間t12を計測する。ここでは、掃除を中断して電源プラグ7を差したままの状態の時間を計測しているといえる。
また、電源スイッチ31がOFFされたときに計測を開始し、電源プラグ7が外されたときまでの時間t13を計測する。ここでは、掃除を終えてから電源プラグ7を差したままの状態の時間を計測しているといえる。
このように、タイマ102は、電源プラグ7がコンセントに差し込まれてから外されるまでの間(本体1に通電されている間)において、電源スイッチ31がOFF状態となっている時間を計測する。言い換えると、掃除を行わないままで電源プラグ7を差したままにしている時間を計測する。タイマ102の計測開始のトリガは電源プラグ7の接続、あるいは電源スイッチ31のONであり、タイマ102の計測終了のトリガは電源スイッチ31のOFF、あるいは電源プラグ7の離脱である。
図5は、タイマ102による時間計測と報知手段8による報知に関する動作フローである。報知手段8が報知を開始するまでの時間である所定時間T1は、前述のタイマ設定スイッチ32によって予め設定されているものとする。以下、図5に基づいて、使用者が電気掃除機100を使用する際の主な行動パターンに沿って、タイマ102の時間計測と報知手段8の報知動作を説明する。なお、図5では、タイマ102による時間の計測に着目するため、これに該当する箇所を網掛け表示している。
まず、電源プラグ7を接続して所定時間T1以内に掃除を開始した(電源スイッチ31をONした)場合の動作を説明する。
電源プラグ7を接続すると(S201)、タイマ102は計測時間tの計測を開始する(S202)。計測時間tが所定時間T1に達していない状態で(S203)電源スイッチ31をONすると(S204)、タイマ102は時間計測を終了する(S206)。そして、電源スイッチ31がONされたことによって電動送風機9が作動する(S207)ので、使用者は掃除を行うことができる。電源スイッチ31がOFFされると(S208)、電動送風機9が停止する(S210)。続けて、タイマ102は計測時間tの計測を開始する(S202)。なお、電動送風機9が作動中(S207)に電源プラグ7をコンセントから離脱させた場合は(S208)、電動送風機9は停止する(S209)。ここで説明した一連の流れにおいては、計測時間t(電源プラグ7を接続してから掃除を開始するまでの時間)は所定時間T1より短いので、報知手段8による報知は行っていない。なお、ステップS204で電源プラグ7を離脱させると、タイマ102による計測は終了する(S205)。
次に、電源プラグ7を接続したが所定時間T1以内に掃除を開始しない(電源スイッチ31をOFFの状態にしている)場合の動作を説明する。
電源プラグ7を接続すると(S201)、タイマ102は計測時間tの計測を開始する(S202)。計測時間tが所定時間T1を超えない間は、ステップS203とS204とを繰り返すが、計測時間tが所定時間T1を超えると(S203)、報知手段8は報知を開始する(S211)。使用者が、報知を停止する機能を有する電源スイッチ31をONすると(S212)、タイマ102は計測を終了し(S214)、報知手段8による報知が停止する(S215)。そして、電源スイッチ31がONされたことによって電動送風機9が作動する(S207)ので、使用者は掃除を行うことができる。これ以降の動作については、前述のとおりである。ここで説明した一連の流れにおいては、計測時間t(電源プラグ7を接続してから掃除を開始するまでの時間)が所定時間T1を超えたので、報知手段8による報知を行った。したがって、電源プラグ7を差したままの状態であることを使用者に知らせることができ、掃除を再開するなどの適切な行動を使用者に促すことができる。
次に、掃除を終えた後(電源スイッチ31をOFFした後)、電源プラグ7を差したままで所定時間T1が経過した場合の動作を説明する。ここでは、ステップS207以降の動作を説明する。
電動送風機9が作動している(S207)ときに、電源スイッチ31をOFFすると(S208)、電動送風機9は動作を停止する(S210)。電動送風機9が作動中はタイマ102による計測は行われていないが(S206、S214参照)、電動送風機9が停止すると再びタイマ102は時間計測を開始する(S202)。そして、計測時間tが所定時間T1を超えると(S203)、報知手段8は報知を開始する(S211)。そして、使用者が電源プラグ7をコンセントから離脱させると(S212)、タイマ102は時間計測を終了する(S213)。なお、報知手段8の電源が本体1の電源と同じ場合には、電源プラグ7を離脱させることにより報知手段8の動作も停止する。ここで説明した一連の流れにおいては、計測時間t(電動送風機9が停止してからの時間)が所定時間T1を超えたので、報知手段8による報知を行った。したがって、掃除を終えた後に電源プラグ7が差したままの状態であることを使用者に知らせることができ、電源プラグ7を外すなどの適切な行動を使用者に促すことができる。
ところで、前述の通り電源スイッチ31の操作によって停止されるまで報知手段8は報知を行うが、報知を開始してしばらくの間は光報知部8aと音声報知部8bの両方で報知を行い、所定時間経過後は音声報知部8bによる報知を自動的に停止して光報知部8aによる報知のみを行うこととしてもよい。このようにすることで、例えば掃除中に来客や電話があって掃除を一時中断しているような場合でも、使用者に対して報知を続けることができるとともに、騒々しさを低減し、音声報知に伴う消費電力を削減することができる。
以上のように本実施の形態1では、本体1に電源が通電されていて電源スイッチ31がONされていない時間、即ち、電源プラグ7を差したまま掃除を行っていない時間を計測時間tとして計測し、計測時間tが予め設定した所定時間T1を超えた場合には報知を行うようにしたので、電源プラグ7が差したままの状態であることを使用者に知らせることができる。したがって、無駄な電力消費を抑えることができるとともに、電源コード6に足を引っかけるなどの不都合を回避することができる。また、本実施の形態1では、掃除を行う前に電源プラグ7を差したままにしている時間、掃除を中断して電源プラグ7を差したままにしている時間、及び掃除後に電源プラグ7を差したままにしている時間を計測することができるので、電気掃除機100を使用するときの一連の動作を通じて電源プラグ7を差したままの状態で放置するのを防ぐことができる。また、報知手段8の報知を停止する機能を電源スイッチ31に設けたので、報知手段8を停止させるためのスイッチを別途設ける必要がなく、操作部3を簡易に構成することができる。
実施の形態2.
前述の実施の形態1では、電源プラグ7を差したまま掃除を行っていない時間を計測する場合の例について説明した。本実施の形態2では、掃除を開始したか否かに拘わらず、電源プラグ7を接続してからの時間が所定時間を超えたときに使用者に対して報知を行う場合の例について説明する。なお、電気掃除機100の基本的な構成は前述の実施の形態1と同じであるので、タイマ102による計測タイミング及び報知動作を中心に説明する。
図6は電気掃除機100の状態と、タイマ102による計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。なお、図6においては、使用者が電気掃除機100を使用する際の典型的な場面を例に説明する。また、本実施の形態2において、タイマ102による計測時間を計測時間tと表し、説明のためにt21、t22などと区別して表記する場合がある。また、報知手段8が報知を行うまでの所定時間を、所定時間T2と表す。
図6において、電源プラグ7を差し込んだとき、即ち、本体1へ通電が開始されたときにタイマ102は計測を開始する。そして、計測時間t21が所定時間T2を超えると報知手段8が報知を開始するが、報知手段8の報知が停止されたときにタイマ102は計測をリセットし、改めて時間t22を計測する。そして、電源プラグ7がコンセントから離脱されるまで計測を続ける。即ち、電源プラグ7が接続されてから離脱されるまでの間、報知手段8による報知が停止される度にリセットしつつ、タイマ102は時間計測を続ける。また、計測時間tが所定時間T2に達する度に報知手段8による報知を行う。
図7は、タイマ102による時間計測と報知手段8による報知に関する動作フローである。報知手段8が報知を開始するまでの時間である所定時間T2は、前述のタイマ設定スイッチ32によって予め設定されているものとする。以下、図7に基づいて、使用者が電気掃除機100を使用する際の主な行動パターンに沿って動作を説明する。
まず、電源プラグ7を接続してから電源プラグ7をコンセントから離脱するまでの一連の動作を、所定時間T2以内に行う場合について説明する。
電源プラグ7を接続すると(S301)、タイマ102は計測時間tの計測を開始する(S302)。計測時間tが所定時間T2に達していない状態で(S303)電源スイッチ31をONすると(S304)、電動送風機9が作動を開始し(S306)、使用者は掃除を行うことができる。
そして、計測時間tが所定時間T2に達していない状態(S307)で電源スイッチ31をOFFすれば(S308)、電動送風機9が停止し(S311)、ステップS303へと戻る。この段階においても計測時間tが所定時間T2に達していなければ(S303)、電源プラグ7をコンセントから離脱させることで(S304)、タイマ計測を終了する(S305)。または、計測時間tが所定時間T2に達していない状態(S307)で電源プラグ7をコンセントから離脱させても(S308)、タイマ102は計測を終了し(S309)、電動送風機9は動作を停止する。ここで説明した一連の流れにおいて、電源プラグ7を接続してから離脱するまでの時間である計測時間tは所定時間T2より短いので、報知手段8による報知は行っていない。
次に、掃除を行っている最中に、タイマ102の計測時間が所定時間T2に達した場合について説明する。
電源プラグ7を接続して(S301)タイマ102が計測を開始し(S302)、所定時間T2が経過していない状態(S303)で電源スイッチ31をONすると(S304)、電動送風機9が作動(S306)して掃除を開始することができる。掃除開始後、所定時間T2が経過していない間は(S307)、報知手段8は報知を行わない。
そして、掃除中に所定時間T2に達すると(S307)、報知手段8は報知を開始する(S312)。使用者が、報知を停止する機能を有する電源スイッチ31をOFFすると(S313)、タイマ102の計測時間tがリセットされ(S315)、報知手段8による報知が停止し(S316)、電動送風機9も停止する(S311)。ここで説明した一連の流れにおいては、掃除を行っている最中に電源プラグ7を接続してから所定時間T2が経過したので、使用者に対して報知を行った。したがって、掃除中も含め、電源プラグ7を接続してから所定時間T2が経過したことを使用者に知らせることができる。
次に、掃除を中断して電源プラグ7を差したままの状態で、タイマ102の計測時間が所定時間T2に達した場合について説明する。
掃除を中断したとき、即ち、ステップS311で電動送風機9が停止した後はステップS303へ戻る。ここで所定時間T2が経過すると(S303)、報知手段8が作動する(S317)。そして、使用者が電源スイッチ31をONすると(S318)、報知手段8は停止する(S320)。ここで、タイマ102がリセットされた(S321)後、計測時間tの計測は続く。そして、電動送風機9が作動するので(S306)使用者は掃除を行うことができる。ここで説明した一連の流れにおいては、掃除を中断して電源プラグ7を差したままの状態で所定時間T2が経過したので、使用者に対して報知を行った。したがって、電源プラグ7を差したままの状態であることを使用者に知らせることができ、掃除を再開するなどの適切な行動を使用者に促すことができる。
次に、掃除を行った後そのまま電源プラグ7を差したままの状態で、タイマ102の計測時間が所定時間T2に達した場合について説明する。
掃除後、即ち、ステップS311で電動送風機9が停止した後はステップS303へ戻る。ここで所定時間T2が経過すると(S303)、報知手段8が作動する(S317)。そして、使用者が電源プラグ7をコンセントから離脱させると(S318)タイマ計測は終了して(S319)報知手段8も停止する。なお、報知手段8が作動しているときに(S312)電源プラグ7をコンセントから離脱させた場合は(S313)タイマ102は計測を終了する(S314)。ここで説明した一連の流れにおいては、掃除後に電源プラグ7を接続したままの状態で所定時間T2が経過したので、使用者に対して報知を行った。したがって、掃除を終えた後に電源プラグ7が差したままの状態であることを使用者に知らせることができ、電源プラグ7を外すなどの適切な行動を使用者に促すことができる。
図6、図7で示したように、本実施の形態2では、電源プラグ7が接続されたときからタイマ102による計測を開始し、電源プラグ7がコンセントから離脱されるとタイマ102による計測を終了する。そして、計測時間tが所定時間T2に達すると報知手段8による報知が行われ、報知が停止されるとタイマ102をリセットする。即ち、電源プラグ7を接続すると、掃除を始めたか否かに拘わらずタイマ102は計測時間tを計測し、計測時間tが所定時間t2に達したら報知を行う。そして、報知を停止した後はタイマ102をリセットしてから時間計測を続け、再び所定時間t2に達すると報知を行う。
以上のように本実施の形態2では、本体1に電源が通電されてからの時間を計測時間tとして計測し、計測時間tが予め設定した所定時間T2を超えた場合に報知を行うようにしたので、電源プラグ7が差したままの状態を使用者に知らせることができる。したがって、無駄な電力消費を抑えることができるとともに、電源コード6に足を引っかけるなどの不都合を解消することができる。また、本実施の形態2では、前述の実施の形態1とは異なり、掃除を開始したか否か(電源スイッチ31をONしたか否か)に拘わらず継続して時間計測を行うようにしたので、使用者が掃除を行っている最中でも電源プラグ7を接続してから所定時間T2が経過すると使用者に対して報知が行われる。したがって、所定時間T2が経過したことを使用者に知らせることができ、電源プラグ7を接続した状態が予め設定した時間T2よりも長引いていることを使用者に認識させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3では、電源プラグ7を接続して掃除を行っていない状態(電源スイッチ31がOFFの状態)、及び、電動送風機9へ通電されている状態(電源スイッチ31がONの状態)の時間を計測し、それぞれの時間が所定時間を超えた場合に報知等を行う場合の例について説明する。即ち、本実施の形態3では、電源プラグ7を差したままの状態であることを使用者に報知するとともに、電動送風機9の連続通電時間が所定時間を超えた場合にも使用者に報知を行う。なお、電気掃除機100の基本的な構成は前述の実施の形態1と同じであるので、タイマ102による計測タイミング及び報知動作を中心に説明する。
図8は電気掃除機100の状態と、タイマ102による計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。なお、図8においては、使用者が電気掃除機100を使用する際の典型的な場面を例に説明する。また、本実施の形態3において、タイマ102による計測時間を計測時間tと表し、説明のためにt31、t32、t33、t34などと区別して表記する場合がある。また、電源プラグ7を差したままの状態を報知するまでの所定時間を第一の所定時間T3、電動送風機9の連続通電時間に関する報知を行うまでの所定時間を第二の所定時間T4と表す。
図8において、電源プラグ7を差し込んだとき、即ち、本体1へ通電が開始されたときにタイマ102は計測を開始し、電源スイッチ31がONされるまでの時間t31を計測する。ここで計測される時間t31は、電源プラグ7を接続して掃除を開始するまでの時間といえる。
そして、電源スイッチ31がONされると一旦タイマ102による計測を停止した後で再び計測を開始し、電源スイッチ31がOFFされるまでの時間t32を計測する。ここで計測される時間t32は、電動送風機9への通電時間である。
そして、電源スイッチ31がOFFされると一旦タイマ102による計測を停止した後再び計測を開始し、電源スイッチ31がONされるまでの時間t33を計測する。ここで計測される時間t33は、電源プラグ7を差したまま掃除を中断している時間といえる。
また、電源スイッチ31がOFFされると一旦タイマ102による計測を停止した後再び計測を開始し、電源プラグ7がコンセントから離脱されるまでの時間t34を計測する。ここで計測される時間t34は、掃除を終えてから電源プラグ7を差したままにしている時間といえる。
このように、タイマ102は、電源プラグ7がコンセントに差し込まれているが掃除を行っていない時間(t31、t33、t34)、及び、電動送風機9へ通電されている時間(t32)を計測する。タイマ102の計測開始のトリガは電源プラグ7の接続、電源スイッチ31のON、電源スイッチ31のOFFであり、タイマ102の計測終了のトリガは電源スイッチ31のON、電源スイッチ31のOFF、電源プラグ7の離脱である。
図9は、タイマ102による時間計測と報知手段8による報知に関する動作フローである。なお、第一の所定時間T3と第二の所定時間T4は、前述のタイマ設定スイッチ32によって予めそれぞれ設定されているものとする。なお、第一の所定時間T3と第二の所定時間T4の設定手段は、タイマ設定スイッチ32で兼用してもよいが、それぞれ別個に設定スイッチを設けてもよい。以下、図9に基づいて、使用者が電気掃除機100を使用する際の主な行動パターンに沿って動作を説明する。
まず、電源プラグ7を接続して、所定時間T3以内に掃除を開始した(電源スイッチ31をONした)場合の動作を説明する。
電源プラグ7を接続すると(S401)、タイマ102は計測時間tの計測を開始する(S402)。ここで計測する計測時間tは、電源プラグ7が接続されているが掃除を行っていない状態の時間(本実施の形態3では以後、本体通電時間tと称する)である。そして、本体通電時間tが第一の所定時間T3に達しない間は(S403)、電源スイッチ31がOFFの状態(S404)を続けたとしても報知は行わない。また、ステップS404で電源プラグ7をコンセントから離脱させた場合、タイマ102は計測を終了する(S405)。また、ステップS404で電源スイッチ31をONした場合にもタイマ102は計測を終了し(S406)、電動送風機9は作動を開始するので(S407)、使用者は掃除を行うことができる。ここで説明した一連の流れにおいては、電源プラグ7を接続してから第一の所定時間T3以内に掃除を開始、あるいは電源プラグ7をコンセントから離脱させているので、報知手段8による報知は行っていない。
次に、電源プラグ7を接続したが、第一の所定時間T3以内に掃除を開始しない(電源スイッチ31をOFFの状態にしている)場合の動作を説明する。
電源プラグ7を接続すると(S401)、タイマ102は本体通電時間tの計測を開始する(S402)。計測時間tが所定時間T3に達すると(S403)、報知手段8は報知を開始する(S420)。そして、報知を停止する機能を有する電源スイッチ31をONすると(S421)、タイマ102は計測を終了し(S423)、報知手段8も停止する(S424)。なお、報知手段8が作動中(S420)に電源プラグ7をコンセントから離脱(S421)させた場合にも、タイマ102は計測を終了する(S422)。ここで説明した一連の流れにおいては、電源プラグ7を接続してから掃除を行わないままの状態で第一の所定時間T3が経過したので、報知手段8による報知を行った。したがって、電源プラグ7を差したままの状態であることを使用者に知らせることができ、掃除を始めるなどの適切な行動を使用者に促すことができる。
次に、掃除を開始して(電動送風機9への通電が開始されて)、第二の所定時間T4以内に掃除を終了した(電動送風機9への通電を停止した)場合の動作について説明する。ここでは、ステップS407以降の動作を説明する。
電動送風機9が作動を開始すると(S407)、タイマ102は時間tの計測を開始する(S408)。ここでタイマ102が計測する時間tは、電動送風機9への通電時間(本実施の形態3では以後、電動送風機通電時間tと称する)である。電動送風機通電時間tが第二の所定時間T4に達しない間は(S409)、電源スイッチ31がONの状態(S410)を続けたとしても報知は行わない。また、ステップS410で電源プラグ7をコンセントから離脱させた場合、タイマ102は計測を終了し(S411)、電動送風機9も停止する。また、ステップS410で電源スイッチ31をOFFした場合にもタイマ102は計測を終了し(S413)、電動送風機9も停止する(S414)。ここで説明した一連の流れにおいては、電動送風機9への連続通電時間が第二の所定時間T4を超えていないので、報知手段8による報知は行っていない。
次に、掃除を開始してから(電動送風機9への通電が開始されてから)、掃除を終了するまでの間に、第二の所定時間T4が経過した場合の動作について説明する。ここでは、ステップS407以降の動作を説明する。
電動送風機9が作動を開始すると(S407)、タイマ102は時間tの計測を開始する(S408)。ここでタイマ102が計測する時間tは、電動送風機通電時間tである。電動送風機通電時間tが第二の所定時間T4に達すると(S409)、報知手段8は報知を開始する(S415)。そして、使用者が報知を停止する機能を有する電源スイッチ31をOFFすると(S416)、タイマ102は電動送風機通電時間tの計測を終了し(S418)、報知手段8が停止し(S419)、電動送風機9も停止する(S414)。ここで説明した一連の流れにおいては、電動送風機9への連続通電時間が第二の所定時間T4を超えたので、使用者に対して報知を行った。したがって、予め設定した第二の所定時間T4よりも掃除が長引いていることを使用者に認識させることができる。また、使用者が電源スイッチ31をOFFし忘れている場合には、報知手段8による報知を行うことで、電源スイッチ31をOFFするなどの適切な行動を促すことができる。
図8、図9で説明したように、本実施の形態3では、電源プラグ7が接続されて掃除が行われていない状態(電動送風機9への通電が行われていない状態)の時間として本体通電時間tを計測し、これが第一の所定時間T3を超えた場合には使用者に対する報知を行う。また、電動送風機9が作動を開始した後は、電動送風機9への通電時間として電動送風機通電時間tを計測し、これが第二の所定時間T4を超えた場合に使用者に対する報知を行う。
以上のように本実施の形態3では、電源プラグ7が接続されていて掃除が行われていない時間が第一の所定時間T3を超えた場合には報知を行うようにした。このため、掃除を開始する前、掃除を中断しているとき、掃除を終了した後などの場面における、電源プラグ7の差しっぱなしを防ぐことができ、無駄な電力消費を抑えることができるとともに、電源コード6に足を引っかけるなどの不都合を回避することができる。
また、電動送風機9が作動しているときの連続通電時間が第二の所定時間T4を超えた場合には報知を行うようにした。このため、電源スイッチ31をOFFし忘れた場合などに、使用者は適切に電源スイッチ31をOFFすることができる。また、電動送風機9の無駄な運転を防止することができるので、電動送風機9の寿命が短縮するのを防ぐことができる。特に、騒音環境下など使用者が電気掃除機100の動作音を聞き取りにくい場合であっても、報知手段8は光報知部8aを備えていて視覚的な報知を行うので、使用者に対して適切に報知を行うことができる。
また、電源プラグ7が接続されて掃除が行われていない時間(本体通電時間t)も、電動送風機9の連続通電時間(電動送風機通電時間t)も、共にタイマ102で計測するようにしたので、別個のタイマを設ける必要がなく、マイクロコンピュータ10を簡易な構成とすることができる。
なお、本実施の形態3において、電源プラグ7を接続して掃除を行っていない状態が第一の所定時間T3を超えた場合と、電動送風機9へ通電されている時間が第二の所定時間T4を超えた場合とで、報知手段8による報知方法を違えてもよい。例えば、光報知部8aが発する光の色を違えたり、一方を点滅させて他方を点灯させたりしてもよい。また、音声報知部8bが発するブザー音や音声メッセージを違えてもよい。このようにすることで、電源プラグ7を差したままであることに対する報知なのか、電動送風機9への連続運転に対する報知なのかを使用者に正確に認識させることができる。
また、本実施の形態3において、電動送風機9へ通電されている時間が第二の所定時間T4を超えた場合には、報知手段8によって報知を行うのではなく、自動的に電源スイッチ31をOFFして電動送風機9への通電を停止することとしてもよい。このようにすることで、使用者が電源スイッチ31をOFFし忘れて外出したような場合でも、電動送風機9の無駄な運転を防止することができるので、電動送風機9の寿命が短縮するのを防ぐことができるとともに、無駄な電力消費を抑えることができる。また、電動送風機9へ通電されている時間が第二の所定時間T4を超えたときに報知手段8によって報知を行い、この報知が停止されないまま所定時間が経過したときに自動的に電源スイッチ31をOFFすることとしてもよい。さらには、電動送風機9へ通電されている時間が第二の所定時間T4を超えたときに、報知手段8による報知を行うのか、電源スイッチ31をOFFするのかを使用者が選択できることとしてもよい。このようにすることで、使用者にとって都合の良い方法で電動送風機9の無駄な連続運転を防止することができ、使い勝手を向上させることができる。
実施の形態4.
前述の実施の形態1〜3においては、所定時間T1〜T4を予めタイマ設定スイッチ32によって設定していた。本実施の形態4では、電気掃除機100の使用状態に基づき、所定時間T1〜T4を自動的に設定する場合について説明する。なお、本実施の形態4では、前述の実施の形態3に適用する場合を例に説明する。
図10は、本発明の実施の形態4に係る電気掃除機100の機能ブロック図である。図10においては、記憶手段103、書き込み手段104が設けられている点に特徴を有し、タイマ設定スイッチ32は備えていない。書き込み手段104は、タイマ102が計測した時間を記憶手段103に対して書き込む。記憶手段103は、不揮発性メモリであり、タイマ102が計測した時間を所定回数分記憶することができる。なお、前述の実施の形態1で説明した電気掃除機100と同様の構成要素については、同一の符号を付している。
本実施の形態4において、タイマ102は、前述の実施の形態3で説明したとおり、電源プラグ7が接続されているが掃除を行っていない状態(電源プラグ7を差したままの状態)の時間を計測時間t(以後、本実施の形態4では本体通電時間t41と称する)として計測するとともに、電動送風機9の連続通電時間も計測時間t(以後、電動送風機通電時間t42と称する)として計測する。そして、計測を終了するタイミングごとに、書き込み手段104は、本体通電時間t41、電動送風機通電時間t42をそれぞれ記憶手段103に書き込む。
図11は、記憶手段103の構成図である。記憶手段103は、本体通電時間t41をn回分記憶するとともに、電動送風機通電時間t42をm回分記憶する。本体通電時間t41を記憶する回数nと電動送風機通電時間t42を記憶する回数mは同じでもよいが、異なるものとしてもよい。
そして、制御手段101aは、本体通電時間t41のn回分の平均値を求め、これを第一の所定時間T3とする。また、電動送風機通電時間t42のm回分の平均値を求め、これを第二の所定時間T4とする。そして、前述の実施の形態3で述べたとおり、本体通電時間t41が第一の所定時間T3に達したとき、あるいは電動送風機通電時間t42が第二の所定時間T4に達したときに報知手段8により報知を行う。このように、使用者が電気掃除機100を使用する際の行動パターンに基づいて第一の所定時間T3及び第二の所定時間T4を決定するので、報知されるタイミングが使用者にとって早すぎたり遅すぎたりといった事態が生じにくい。したがって、使用者の使い勝手を向上させることができる。
また、平均値を求めるのではなく、最頻値あるいは中央値を求めて第一の所定時間T3、第二の所定時間T4としてもよい。このようにすることで、使用者の行動パターンにバラツキが生じた場合でも、適切なタイミングで報知を行うことができる。
また、平均値(あるいは最頻値や中央値)から、所定時間マイナスした時間を第一の所定時間T3、第二の所定時間T4としてもよい。このようにすることで、使用者の行動パターンよりも、所定時間早いタイミングで報知を行うこととなる。したがって、使用者の行動パターンに合わせつつも、無理なく電源プラグ7を差したままの状態や電動送風機9の連続運転状態の時間を短くするよう促すことができる。
また、第一の所定時間T3や第二の所定時間T4を求める方法は上述したものに限らず、記憶手段103に記憶された本体通電時間t41や電動送風機通電時間t42の履歴に基づいて適切な統計処理により求めてもよい。
以上のように本実施の形態4によれば、前述の実施の形態3の効果に加え、使用者の行動パターンに則したタイミングで報知を行うことができるので、使用者の使い勝手を向上させることができる。なお、本実施の形態4で述べた方法は、前述の実施の形態1、2に適用してもよく、同様の効果を得ることができる。
なお、上記説明では、電源スイッチ31で報知手段8の報知を停止することとしていたが、報知手段8を停止するための操作手段を別途設けてもよい。
また、上記説明では、報知手段8として光報知部8aと音声報知部8bの両方で報知を行う場合の例について説明したが、いずれかのみを設けることとしてもよい。
また、光報知部8aと音声報知部8bに代えて、あるいはこれらに加えて、液晶画面などの表示画面を設けて使用者に対するメッセージを表示することとしてもよい。このようにすることで、使用者に対して報知内容をより正確に伝えることができる。
また、報知手段8による報知に代えて、あるいは、報知に加えて、電源プラグ7を自動的にコンセントから離脱させるようにしてもよい。この場合、電源プラグ7の中に離脱手段を設けておき、タイマ102による計測時間が所定時間に達した場合に、離脱手段を動作させるよう制御する。このようにすることで、使用者が例えば電源プラグ7を差したまま外出したような場合においても、自動的に電源プラグ7をコンセントから離脱させるので、電源プラグ7を差しっぱなしにするのを防ぐことができ、無駄な通電時間を削減することができる。
本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の外観斜視図である。 本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の操作部の模式図である。 本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の本体の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1を示す電気掃除機の状態と時間計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1を示す時間計測と報知に関する動作フローである。 本発明の実施の形態2を示す電気掃除機の状態と時間計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2を示す時間計測と報知に関する動作フローである。 本発明の実施の形態3を示す電気掃除機の状態と時間計測タイミングの関係を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3を示す時間計測と報知に関する動作フローである。 本発明の実施の形態4を示す電気掃除機の本体の機能ブロック図である。 図4の記憶手段の構成図である。
符号の説明
1 本体、2 ホース、3 操作部、4 延長管、5 吸込具、6 電源コード、7 電源プラグ、8 報知手段、8a 光報知部、8b 音声報知部、9 電動送風機、10 マイクロコンピュータ、21 抵抗、22 商用電源、23 電流検出手段、31 電源スイッチ、31a スイッチ検出部、32 タイマ設定スイッチ、100 電気掃除機、101 制御手段、101a 制御手段、102 タイマ、103 記憶手段、104 書き込み手段。

Claims (9)

  1. 少なくとも電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、
    前記電動送風機のON/OFF動作を設定する操作手段と、
    前記電気掃除機本体に電源が通電され、かつ、前記操作手段にOFF動作が設定されている時間を計測するタイマと、
    報知を行う報知手段と、
    前記操作手段への入力に基づいて前記電動送風機を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記タイマが計測した通電時間が所定時間を超えたときに前記報知手段を作動させる
    ことを特徴とする電気掃除機。
  2. 少なくとも電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、
    前記電動送風機のON/OFF動作を設定する操作手段と、
    前記電気掃除機本体に電源が通電されている通電時間を計測するタイマと、
    報知を行う報知手段と、
    前記操作手段への入力に基づいて前記電動送風機を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記タイマが計測した通電時間が所定時間を超えたときに前記報知手段を作動させる
    ことを特徴とする電気掃除機。
  3. 前記報知手段の作動を停止させると、前記タイマは計測した通電時間をリセットして計測を続ける
    ことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 前記所定時間を設定するための設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記タイマが計測した時間の履歴を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記履歴に基づいて前記所定時間を決定する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。
  6. 少なくとも電動送風機を内蔵した電気掃除機本体と、
    前記電動送風機のON/OFF動作を設定する操作手段と、
    前記操作手段にON動作が設定されてからOFF動作が設定されるまでの間は前記電動送風機の動作時間の計測を行い、前記操作手段にOFF動作が設定されている間は前記電気掃除機本体に電源が通電されている通電時間の計測を行うタイマと、
    報知を行う報知手段と、
    前記操作手段への入力に基づいて前記電動送風機を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記電気掃除機本体の通電時間が第一の所定時間を超えたとき及び前記電動送風機の動作時間が第二の所定時間を超えたときに、前記報知手段を作動させる
    ことを特徴とする電気掃除機。
  7. 前記制御手段は、前記電動送風機の動作時間が第二の所定時間を超えたときに、前記電動送風機の動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項6記載の電気掃除機。
  8. 前記第一の所定時間と前記第二の所定時間のいずれか又は両方を設定するための設定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の電気掃除機。
  9. 前記電気掃除機本体の通電時間の履歴と、前記電動送風機の動作時間の履歴を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記通電時間の履歴に基づいて前記第一の所定時間を決定し、前記動作時間の履歴に基づいて前記第二の所定時間を決定する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の電気掃除機。
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