JP2010088589A - 椅子用リンク機構、椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】椅子400に用いるリンク機構であって、椅子400の座面部301を支持するリンクの底面に一端が接続される第1リンク101と、第1リンク101の他端に一端が接続される第2リンク102と、第1リンク101と第2リンク102を回転可能に接続する第1関節部103と、第2リンク102の他端に設けられた第2関節部104と、第2関節部104に回転方向の弾性を付与する第1弾性抵抗手段105と、を備えた。
【選択図】図1
Description
ベース部113の上端には、利用者が着座する座面部114が、関節部を介して、回転可能に取り付けられている。また、ベース部113の途中には、背面部115を支持する第1のリンク112が、関節部を介して、回転可能に取り付けられている。
座面部114と第1のリンク112とは、関節部を介して両者に回転可能に取り付けられた第2のリンク111によって連結されている。
したがって、例えば、座面部114に着座した利用者が机に向かって作業を行うような場合のように、背面部115にもたれ掛からない場合には、座面部114の角度が変化しないので、利用者は必ずしも最適な着座姿勢を取ることができなかった。
例えば、利用者が机に向かうような前傾姿勢で着座しているときは、背面部115にもたれかからないため、背面部115が腰へフィットせず、着座者の姿勢が崩れてしまっていた。
図1は、本発明の実施の形態1に係る椅子400の構成を示す側面模式図である。ここでは椅子400の構成を説明するために必要な部分のみを示した。以下では、始めに椅子400の全体的な構成を説明し、その後に椅子400のリンク機構の詳細について説明する。
座面部301は、後述する第6リンク201上に固定されている。
背面部302は、後述する第8リンク204上に固定されている。
また、第6リンク201は、座面部301に座るユーザの側面に相当する部分が上方に盛り上がっている。その盛り上がった部分は、後述する第9リンク206を介して、第8リンク204と接続されている。
第5関節部203は、例えばヒンジジョイントで構成され、第6リンク201と第7リンク202を回動可能に接続する。第5関節部203は、回転ばねなどの弾性力を付与する手段を有していない。座面部301に座るユーザの体重は、後述するリンク機構が椅子400に弾性を付与することによって支えられる。
第8リンク204は、後述する第9リンク206を介して、ユーザの側面に相当する位置で第6リンク201と接続されている。さらには、後述の第3リンク106と、後述の第6関節部112を介して接続されている。
第9リンク206は、下記第7関節部207を介して第6リンク201と接続されている。
第7関節部207は、例えばヒンジジョイントで構成され、第6リンク201と第9リンク206を回動可能に接続する。
この第7関節部207の位置は、ユーザが座面部301に着座したときに、ユーザの股関節の位置に概ね相当するようになっている。
次に、椅子400のリンク機構について説明する。
第4関節部111は、例えばヒンジジョイントで構成され、第1リンク101の底面側と第6リンク201を回動可能に接続する。
第2リンク102は、一端が第1関節部103と接続され、他端が後述の第2関節部104と接続されている。
第2関節部104には、第2関節部104に回転方向の弾性力を付与する第1弾性抵抗手段105が設けられている。第1弾性抵抗手段105は、例えばねじりバネなどで構成することができる。
第3リンク106は、第6リンク201の下方に、第6リンク201と略平行に配置されており、一端は第6関節部112を介して第8リンク204と接続されている。また、下記第2弾性抵抗手段110が付与する反発弾性力によって第8リンクを図1の右方向(ユーザの背面方向)に押す役割を果たす。
第2弾性抵抗手段110は、例えば反発バネなどで構成され、第3リンク106に反発弾性力を付与して第8リンクを図1の右方向に押させる機能を有する。具体的な動作は、後述の図2で説明する。
第6関節部112は、例えばヒンジジョイントで構成され、第8リンク204と第3リンク106を回動可能に接続する。
第3関節部108と第2関節部104の間は、第4リンク107で接続されている。
第3関節部108と第1関節部103の間は、第5リンク109で接続されている。
次に、椅子400の座面部301にユーザが着座するときの各部の動作を説明する。
(2)第1リンク101は、第1関節部103を下方に押圧する。
(4)第2関節部104が右回りに回転すると、第1弾性抵抗手段105の弾性力がこれに反発して左回りに働き、第2リンク102や第1リンク101を上方へ押し上げる向きの弾性力が作用する。
(6)一方、第1関節部103が下方に向けて押圧されるにともなって、第3関節部108、第4リンク107、第5リンク109は、第2関節部104を中心に図2の正面から見て右回りの方向に回転力を受ける。
これにともなって、第8リンク204は第7関節部207を中心に、図2の左回りに回転する。また、第6リンク201と第8リンク204の間の角度が狭まる。
これにより、座面部301に着座したユーザにとっては、背面部302が背中に近づいてきて自動的にフィットするかのような効果が得られる。即ち、ユーザは座面部301に着座するのみで最適な着座姿勢が得られ、着座姿勢を調整するために背面部302を押す必要はない。
(10)これにともなって、第2弾性抵抗手段110が押圧され、図2の右方向(ユーザの背面方向)に向けた反発弾性力が生じる。
(11)ユーザが背面部302にもたれかかる力とこの反発弾性力が釣り合った時点で、第8リンク204の傾きが止まり、ユーザの背もたれ姿勢が定まる。
これによって第2弾性抵抗手段110に生じた弾性力等が第8リンク204を後方に押す力と、ユーザの背中が背面部302を押す力とが釣り合った時点で、背面部302の位置、すなわちユーザの着座姿勢が定まる。
なお、説明の容易の観点から、図1〜図2ではリンク機構を椅子400の側面から目視できるように記載したが、必要に応じて、リンク機構をケーシングなどで覆い、機構部分をユーザが視認できないようにしてもよい。
この椅子用リンク機構には、第6リンク201、第7リンク202、その他の周辺部材を含めることもできる。いずれの周辺部品を椅子用リンク機構に含めるかは、椅子用リンク機構のモジュール化の程度等に合わせて、適宜定めればよい。
したがって、ユーザは常に最適な着座姿勢をとることができる。
このリンク機構が備える第1弾性抵抗手段105や第2弾性抵抗手段110の弾性係数を調整することにより、座面部301を沈み込ませたり背面部302を傾けたりするときに必要な力の強さを調整することができる。
これにより、椅子400の座り心地や使用感を任意に調整することができる。
第7関節部207は、座面部301に着座するユーザの股関節に概ね相当する位置にあるため、第8リンク204および背面部302を、ユーザの股関節を中心として回転させることができる。
そのため、背面部302の回転動作を、人体構造に好適に適合させ、良好な着座感を提供することができる。
図3は、本発明の実施の形態2に係る椅子400の構成を示す側面模式図である。
本実施の形態2に係る椅子400は、第2関節部104に粘性抵抗を付与する第1粘性抵抗手段113、および第3リンク106に粘性抵抗を付与する第2粘性抵抗手段114を備える。
その他の構成は、実施の形態1の図1で説明したものと同様であるため、以下では差異点を中心に説明する。
第2粘性抵抗手段114は、第2弾性抵抗手段110に押圧力が加わったときに、これを緩衝する機能を有する。
第1粘性抵抗手段113と第2粘性抵抗手段114は、例えばオイル式のショックアブソーバで構成することができる。
実施の形態1〜2では、第1弾性抵抗手段105が第2関節部104に付与する弾性力を用いて、座面部301に上向きの反発力を付与し、座面部301がユーザの体重に対して抵抗するように構成した。
ただし、座面部301に極端に重い載置物を載せたりしたときなどは、第1弾性抵抗手段105の弾性力がこれに耐えられず、第2関節部104等が回転許容範囲を超えて回転し、破損してしまう可能性がある。
そこで、本発明の実施の形態3では、第6リンク201等が下方に沈み込む範囲を一定範囲内に制限する構成を説明する。
本実施の形態3に係る椅子400は、実施の形態1〜2で説明した構成に加えて、新たに補強板115、係止片116、第1ストッパ117を備える。その他の構成は、実施の形態1〜2と同様である。
なお、図4では、実施の形態1で説明した図1の構成に加えて、上述の各部を備えた例を図示した。以下では、図4を用いて上述の各部を説明する。
これにより、ユーザが座面部301に着座して上記各リンクや各関節部が回転しても、第1関節部103、第2関節部104、および第3関節部108の相対的位置関係は、同一の三角形状に保たれる。
第1ストッパ117は、円柱状のゴム片で構成されており、第7リンク202の内側(図4の右側)、係止片116の上側に配置されている。
また、「第1回転制限手段」は、係止片116が相当する。
係止片116は、第7リンク202よりも前方に突出した板状に構成されている。
第7リンク202の内側、係止片116の上側には、第1ストッパ117が配置されている。
ただし、係止片116の上下には、第1ストッパ117が配置されているため、係止片116が図5の上向きに回転可能な範囲は、第1ストッパ117が存在する位置までに限定される。
そのため、係止片116が第1ストッパ117と接触して回転が止められた時点で、補強板115およびこれと接続されている周辺部材も、図5の上向きにそれ以上回転することができない。
したがって、第1リンク101や第6リンク201の沈み込みがこの時点で止まり、ユーザの座り込み位置が定まるのである。
(2)各構成部材が回転するにともなって、係止片116も右回りに回転する。
(4)係止片116と第1ストッパの働きにより、各構成部材は右回りにそれ以上回転することができない。
(5)したがって、座面部301の沈み込みも、この時点で停止する。
なお、本実施の形態3では、補強板115の形状を三角形としたが、必ずしも三角形でなくともよく、接続する各部の相対的位置関係を一定に維持することができれば、任意の形状でよい。
また、本実施の形態3では、部材の保護等の観点から、第1ストッパ117を円柱状ゴムで構成したが、必ずしも円柱状ゴムでなくとも、係止片116の回転を止めることができる部材であれば、その他の部材を用いることもできる。
そのため、ユーザが座面部301に着座したときに、第2リンク102と第4リンク107の間の角度が一定に保たれたままで第2リンク102が下方に押圧されることになるので、第1弾性抵抗手段105の弾性力が確実に作用する。
そのため、例えば極端に重い載置物を座面部301に載せた場合でも、各部が許容範囲を超えて回転して破損等してしまうおそれがない。
本発明の実施の形態4では、座面部301の下方から上方に向けて一定の初期反発力をあらかじめ付与しておき、ユーザが座面部301に着座したときの着座感を調整する構成について説明する。
本実施の形態4に係る椅子400は、実施の形態3で説明した構成に加えて、新たにプリテンショナ118、第2ストッパ119を備える。その他の構成は、実施の形態3と同様である。
なお図7では、記載の都合の観点から、一部の符号を省略したことを付言しておく。
プリテンショナ118の一部は、第2関節部104の遠心方向に突出した突起物で形成されている。
プリテンショナ118の残りの部分は、この突起物を、第7リンク202の正面(図7の正面から見て左側)から奥(図7の正面から見て右側)へ向けて、押し込みネジ等の手段を用いて所定量押圧する。
プリテンショナ118の動作の詳細は、後述の図9で改めて説明する。
第2ストッパ119の働きの詳細は、後述の図9で改めて説明する。
実施の形態3で説明した図5と異なるのは、係止片116の下側に第2ストッパ119が配置されている点である。第2ストッパ119の働きにより、係止片116の下向きの回転は、所定範囲内に制限される。
(2)その結果、図9の矢印に示す方向に圧力が加わり、第1リンク101が下方から押し上げられる方向に力が作用する。そのため、ユーザが座面部301に着座する際に、下方から一定の力で抵抗力が作用することになるので、この抵抗力を調整することにより、着座感を調整することができる。
(4)係止片116と第2ストッパ119が接触した時点で、係止片116とその周辺部材の回転が止まる。この時点で、第6リンク201や座面部301等の位置が定まる。
(6)即ち、プリテンショナ118の押し込みネジ部分の押し込み量を調整することによって、ユーザが座面部301に着座したときに下方から受ける抵抗力を調整し、着座感を調整することができるのである。
これにより、ユーザが座面部301に着座したときに下方から抵抗力を与え、着座感を付与することができる。
これにより、プリテンショナ118が第1弾性抵抗手段105に初期弾性力を付与して回転させても、第2ストッパ119の位置に応じて回転が止まるので、座面部301等の初期位置を任意に調整することができる。
これにより、座面部301の着座感を任意に調整することができる。また、押し込みネジの押し込み量は、容易に調整することができるので、ユーザがこれを自ら調整して所望の着座感を得ることもできる。
本発明の実施の形態5では、実施の形態1〜4で説明した椅子400のリンク機構を簡易化した構成を説明する。実施の形態1〜4で説明したものと同様の部材については、同じ符号を付して説明を省略し、差異点を中心に説明する。
本実施の形態5に係る椅子400は、座面部301、背面部302、第6リンク201、第7リンク202、第5関節部203、および第7関節部207については、実施の形態1〜4で説明したものと同様の構成を備える。
ただし、実施の形態1〜4と比較して、椅子400のリンク機構の構成が簡易化されている。また第2関節部104は第1弾性抵抗手段105を備えていない。以下では、リンク機構の構成を中心に説明する。
次に、椅子400の座面部301にユーザが着座するときの各部の動作を説明する。
(2)第6リンク201が沈み込むにともなって、第8リンク204および第6関節部112も、第9リンク206に押圧されて下方に移動する。
(5)ユーザの体重とこれらの弾性力が釣り合った時点で第6リンク201の回転が止まり、座面部301の沈み込みが止まる。
(8)同時に、第8リンク204は、第6関節部207を回転中心、第9リンク206を半径として、図11の正面から見て右回りに回転することになる。
(10)これにともなって、第2弾性抵抗手段110が押圧され、図11の右方向(ユーザの背面方向)に向けた反発弾性力が生じる。
(11)ユーザが背面部302にもたれかかる力とこの反発弾性力が釣り合った時点で、第8リンク204の傾きが止まり、ユーザの背もたれ姿勢が定まる。
次に、実施の形態1〜4に係る椅子400と、本実施の形態5に係る椅子400とが同様の効果を発揮することについて、次の図12を用いて説明する。
図12(a)(b)に示すr2がともに等しい場合、図12(b)におけるr1を下記(式1)のように定める。
さらには、第1弾性抵抗手段105と第3弾性抵抗手段208を併用してもよい。
以下の実施の形態6〜7においても同様である。
さらには、第1弾性抵抗手段105と第3弾性抵抗手段208を併用してもよい。
これらの構成を採用した場合でも、実施の形態1〜4と同様の効果を発揮することができる。
ただし、図12で説明した距離r1を十分に大きく取ることができる必要があるため、これらに制約があるか否かなどを考慮したうえで、実施の形態1〜4の構成と本実施の形態5の構成のいずれを採用するかを適宜定めるとよい。
図13は、本発明の実施の形態6に係る椅子400の構成を示す側面模式図である。
本実施の形態6に係る椅子400は、実施の形態5で説明した構成に加えて、実施の形態2で説明した第2粘性抵抗手段114を備える。その他の構成は、実施の形態5と同様である。
以上の実施の形態1〜6において、第7関節部207に回転方向の弾性力を付与する第4弾性抵抗手段を設けてもよい。これにより、第2弾性抵抗手段110と併せて、ユーザが背面部302にもたれかかるときの抵抗力を調整することができる。
さらには、第4弾性抵抗手段に回転力が加わった際にこれを吸収する第4粘性抵抗手段を設けてもよい。
さらには、実施の形態5において、第2関節部104が第1弾性抵抗手段105を備えている構成を採用した場合、第2関節部104に粘性抵抗を付与する第1粘性抵抗手段113を設けてもよい。
また、「第1回転制限手段」は、係止片116および第1ストッパ117が相当する。
Claims (23)
- 椅子に用いるリンク機構であって、
前記椅子の座面部を支持するリンクの底面に一端が接続される第1リンクと、
前記第1リンクの他端に一端が接続される第2リンクと、
前記第1リンクと前記第2リンクを回転可能に接続する第1関節部と、
前記第2リンクの他端に設けられた第2関節部と、
前記第2関節部に回転方向の弾性を付与する第1弾性抵抗手段と、
を備えたことを特徴とする椅子用リンク機構。 - 前記椅子の背面部を支持するリンクに一端が接続される第3リンクと、
一端が前記第3リンクの他端に接続され、他端が前記第2関節部に接続される第4リンクと、
前記第3リンクと前記第4リンクを回転可能に接続する第3関節部と、
前記第1関節部と前記第3関節部を接続する第5リンクと、
前記第3リンクに反発弾性を付与する第2弾性抵抗手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の椅子用リンク機構。 - 前記第2関節部に粘性抵抗を付与する第1粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項2記載の椅子用リンク機構。 - 前記第3リンクに粘性抵抗を付与する第2粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の椅子用リンク機構。 - 前記第2関節部が前記第1リンクを引っ張る方向の回転を所定範囲内に制限する第1回転制限手段を備えた
ことを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の椅子用リンク機構。 - 前記第1関節部、前記第2関節部、および前記第3関節部の相対的な位置関係を一定に保つ相対位置固定機構を備え、
前記第1回転制限手段は、
前記相対位置固定機構の回転と連動して回転する係止片で構成されている
ことを特徴とする請求項5記載の椅子用リンク機構。 - 前記椅子の座面部を支持し、底面で前記第1リンクと接続される第6リンクと、
前記第1リンクと前記第6リンクを回転可能に接続する第4関節部と、
前記第2関節部と接続される第7リンクと、
前記第6リンクと前記第7リンクを回転可能に接続する第5関節部と、
を備えたことを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれかに記載の椅子用リンク機構。 - 前記椅子の座面部を支持し、底面で前記第1リンクと接続される第6リンクと、
前記第1リンクと前記第6リンクを回転可能に接続する第4関節部と、
前記第2関節部と接続される第7リンクと、
前記第6リンクと前記第7リンクを回転可能に接続する第5関節部と、
を備え、
前記第7リンクは、
前記第2関節部が前記第1リンクを引っ張る方向に前記相対位置固定機構が回転する範囲を制限する第1ストッパを備えており、
前記第1ストッパは、
前記第2関節部が前記第1リンクを引っ張る方向に前記相対位置固定機構が所定位置まで回転した際に前記係止片と対向して接触する位置に配置されている
ことを特徴とする請求項6記載の椅子用リンク機構。 - 前記第1弾性抵抗手段に代えて、または前記第1弾性抵抗手段に加えて、
前記第5関節部に回転方向の弾性を付与する第3弾性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項7または請求項8記載の椅子用リンク機構。 - 前記第1弾性抵抗手段にプリテンションを付与する手段を備えた
ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の椅子用リンク機構。 - 前記第1弾性抵抗手段にプリテンションを付与する手段と、
前記第1リンクを押す方向に前記相対位置固定機構が回転する範囲を所定範囲内に制限する第2回転制限手段と、
を備えたことを特徴とする請求項6または請求項8記載の椅子用リンク機構。 - 前記第1弾性抵抗手段にプリテンションを付与する手段を備え、
前記第7リンクは、
前記第1リンクを押す方向に前記相対位置固定機構が回転する範囲を制限する第2ストッパを備えており、
前記第2ストッパは、
前記第1リンクを押す方向に前記相対位置固定機構が所定位置まで回転した際に前記係止片と対向して接触する位置に配置されている
ことを特徴とする請求項6または請求項8記載の椅子用リンク機構。 - 座面部と、背面部と、
請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の椅子用リンク機構と、
前記背面部を支持し前記第3リンクおよび前記第6リンクと接続される第8リンクと、
前記第3リンクと前記第8リンクを回転可能に接続する第6関節部と、
前記第6リンクと前記第8リンクを回転可能に接続する第7関節部と、
を備え、
前記椅子用リンク機構を前記座面部の下方に配置し、
前記座面部を支持するリンクの底面に前記第1リンクを接続した
ことを特徴とする椅子。 - 座面部と、背面部と、
請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の椅子用リンク機構と、
前記背面部を支持し前記第3リンクおよび前記第6リンクと接続される第8リンクと、
前記第3リンクと前記第8リンクを回転可能に接続する第6関節部と、
一端が前記第6リンクに接続され他端が前記第8リンクに接続される第9リンクと、
前記第6リンクと前記第9リンクを回転可能に接続する第7関節部と、
を備え、
前記第6リンクおよび前記第9リンクは、
前記第8リンクから前方に所定距離離した位置に前記第7関節部を配置するよう構成されており、
前記椅子用リンク機構を前記座面部の下方に配置し、
前記座面部を支持するリンクの底面に前記第1リンクを接続した
ことを特徴とする椅子。 - 座面部と、背面部と、
前記座面部を支持する第6リンクと、
前記背面部を支持する第8リンクと、
前記第8リンクに一端が接続される第3リンクと、
前記第3リンクの他端と接続される第7リンクと、
前記第3リンクと前記第7リンクを回転可能に接続する第2関節部と、
前記第6リンクと前記第7リンクを回転可能に接続する第5関節部と、
前記第3リンクと前記第8リンクを回転可能に接続する第6関節部と、
前記第3リンクに反発弾性を付与する第2弾性抵抗手段と、
前記第5関節部に回転方向の弾性を付与する第3弾性抵抗手段と、
を備えたことを特徴とする椅子。 - 前記第6リンクと前記第8リンクを回転可能に接続する第7関節部を備えた
ことを特徴とする請求項15記載の椅子。 - 一端が前記第6リンクに接続され他端が前記第8リンクに接続される第9リンクと、
前記第6リンクと前記第9リンクを回転可能に接続する第7関節部と、
を備え、
前記第6リンクおよび前記第9リンクは、
前記第8リンクから前方に所定距離離した位置に前記第7関節部を配置するよう構成されている
ことを特徴とする請求項15記載の椅子。 - 前記第3弾性抵抗手段に代えて、または前記第3弾性抵抗手段に加えて、
前記第2関節部に回転方向の弾性を付与する第1弾性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項15ないし請求項17のいずれかに記載の椅子。 - 前記第2関節部に粘性抵抗を付与する第1粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項18記載の椅子。 - 前記第5関節部に粘性抵抗を付与する第3粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項15ないし請求項17のいずれかに記載の椅子。 - 前記第3リンクに粘性抵抗を付与する第2粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項15ないし請求項20のいずれかに記載の椅子。 - 前記第7関節部に回転方向の弾性を付与する第4弾性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項13、14、16、または17記載の椅子。 - 前記第7関節部に粘性抵抗を付与する第4粘性抵抗手段を備えた
ことを特徴とする請求項22記載の椅子。
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