JP2010086960A - 広範囲照射型x線管及びctシステム - Google Patents

広範囲照射型x線管及びctシステム Download PDF

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Abstract

【課題】コーン・ビーム・アーティファクトの発生、画像の形成に寄与しないX線量の被検体への曝射、及び経費の著しい増大を防ぎつつ広範囲視野を提供する。
【解決手段】X線管(18)は、全体的に回転軸(40)の周りを回転するように構成されたアノード・アセンブリ(29)を含んでいる。アノード・アセンブリ(29)は、回転軸(40)に関して70度よりも大きい第一の角度(α)を成して少なくとも部分的に配設された第一のターゲット表面(42)と、回転軸(40)に関して70度よりも大きい第二の角度(β)を成して少なくとも部分的に配設された第二のターゲット表面(46)とを含んでいる。第一のターゲット表面(42)は第一のX線ビーム(58)を放出するように構成され、第二のターゲット表面(46)は第二のX線ビーム(62)を放出するように構成されている。また、CTシステムを開示する。
【選択図】図2

Description

本開示は一般的には、多数のターゲット表面を有するX線管及びCTシステムに関する。
典型的には、計算機式断層写真法システム又はCTシステムでは、X線管がファン形状(扇形)のX線ビーム又はコーン・ビーム形状(円錐形)のX線ビームを、テーブルに載置された被検者又は物体に向けて放出する。ビームは被検体によって減弱された後に、検出器アセンブリに入射する。検出器アセンブリにおいて受光される減弱後のX線ビームの強度は典型的には、被検体によるX線ビームの減弱に依存する。検出器アセンブリの各々の検出器素子が、受光された減弱後のX線ビームを示す別個の電気信号を発生する。
公知の第三世代CTシステムでは、X線源及び検出器アセンブリは、ファン形状又はコーン形状のX線ビームが撮像対象と交差するガントリ角度が定常的に変化するように、ガントリにおいて対象の周りを回転する。被検体を支持するテーブルは、ガントリが対象の周りを回転している間に前進することができる。検出器素子の各々において受光されるX線ビームの強度を表わすデータが一定範囲のガントリ角度にわたって収集される。これらのデータは最終的には、対象の画像を形成するように再構成される。

国際公開第WO2008122970号
第三世代CTシステムの場合には、幾つかの手順について広範囲視野を有することが有利である。例えば、広範囲視野は、より少数のガントリ回転でのデータの収集を可能にし、これにより取得時間を高速化する。典型的には、CTシステムの製造者は検出器アセンブリの幅を増大させることによりz方向での視野寸法を拡大している。しかしながら、単一のX線源及び幅広型検出器アセンブリを有する従来のCTシステムでは、幅広型検出器アセンブリのコーン・ビーム・アーティファクトに起因する制限を克服しなければならない場合がある。また、視野幅は典型的には、検出器アセンブリの幅よりもかなり狭く、画像の形成に寄与しないX線量を被検体に曝射することになる場合がある。加えて、幅広型検出器は、CTシステムの経費の著しい増大となる。これらの理由及び他の理由から、CTシステムにおいて相対的に広範囲の視野を提供する代替的な解が求められている。
本書では以上に述べた短所、欠点及び問題を扱い、これらのことについては以下の明細書を精読することにより理解されよう。
一実施形態では、X線管が、全体的に回転軸の周りを回転するように構成されたアノード・アセンブリを含んでいる。アノード・アセンブリは、回転軸に関して70度よりも大きい第一の角度を成して少なくとも部分的に配設された第一のターゲット表面と、回転軸に関して70度よりも大きい第二の角度を成して少なくとも部分的に配設された第二のターゲット表面とを含んでいる。第一のターゲット表面は第一のX線ビームを放出するように構成されており、第二のターゲット表面は第二のX線ビームを放出するように構成されている。
一実施形態では、CTシステムが、ガントリと、ガントリに装着された検出器アセンブリと、検出器アセンブリに全体的に正対してガントリに装着されたX線管とを含んでいる。X線管は、全体的に回転軸の周りを回転するように構成されたアノード・アセンブリを含んでいる。アノード・アセンブリは、回転軸に関して70度〜88度の間の第一の角度を成して少なくとも部分的に配設された第一のターゲット表面と、回転軸に関して70度〜88度の間の第二の角度を成して少なくとも部分的に配設された第二のターゲット表面とを含んでいる。第一のターゲット表面は第一のX線ビームを放出するように構成されており、第二のターゲット表面は第二のX線ビームを放出するように構成されている。
本発明のその他様々な特徴、目的及び利点は、添付図面及びその詳細な説明から当業者には明らかとなろう。
一実施形態による計算機式断層写真法システムを示す模式図である。 一実施形態によるX線管を示す模式図である。 一実施形態によるX線管を示す模式図である。
以下の詳細な説明では、説明の一部を成しており実施され得る特定の実施形態を例として示す添付図面を参照する。これらの実施形態は当業者が当該実施形態を実施することを可能にするように十分に詳細に説明されており、他の実施形態を利用し得ること、並びに実施形態の範囲から逸脱することなく論理的変形、機械的変形、電気的変形及び他の変形を施し得ることを理解されたい。従って、以下の詳細な説明は、発明の範囲を限定する意味で解釈すべきでない。
図1には、一実施形態による計算機式断層写真法システム又はCTシステム10の模式図が示されている。CTシステム10は、ガントリ支持体12、ガントリ14、テーブル16、可動テーブル部分17、X線管18、検出器アセンブリ20、及び制御器22を含んでいる。ガントリ14は、ガントリ支持体12の内部で回転するように構成されている。ガントリ14は、X線管18及び検出器アセンブリ20を保持するように構成されている。X線管18は、第一のX線ビーム24及び第二のX線ビーム25を検出器アセンブリ20に向けて放出するように構成されている。検出器アセンブリ20は、複数の検出器素子(図示されていない)を含んでいる。これら複数の検出器素子の各々が、サンプリング区間に受光された第一又は第二のX線ビーム24、25の強度に基づいて変化する電気信号を発生する。テーブル16は、走査されている被検者又は物体26を支持するように構成されている。可動テーブル部分17は、座標軸28によって示すようにガントリ14に関してz方向に被検体26を並進させることが可能である。制御器22は、ガントリ14の回転、可動テーブル部分17の並進、及びX線管18の起動を制御するように構成されている。
図2は、一実施形態によるX線管18の模式図である。図1の構成要素と全体的に同等の構成要素を示すために共通の参照番号を用いている。X線管18は、アノード・アセンブリ29、電子発生源30、高電圧電源32、及び電磁石34を含んでいる。一実施形態によれば、アノード・アセンブリ29は、第一のアノード36及び第二のアノード38を含んでいる。第一のアノード36及び第二のアノード38は両者とも、回転軸40の周りに回転するように構成されている。一実施形態によれば、シャフト41が第一のアノード36を第二のアノード38に堅固に接続している。もう一つの実施形態によれば、第一のアノード36、第二のアノード38、及びシャフト41を単一の一体型構成要素によって全て置き換えてもよい。また、付加的な実施形態は、隔設されておりシャフトによって接続されていない複数の不連続のアノードを含んでいてもよいことを認められたい。
第一のアノード36及び第二のアノード38は、電子に衝突されるとX線を放出するように設計された材料で作製されている。一つのかかる材料はタングステンであるが、他の多くの材料を用いてよいことは当業者には周知である。第一のアノード36は第一のターゲット表面42を画定するように成形されており、第一のターゲット表面42は、複数のX線を放出するために電子によって衝突されるように設計されている。一実施形態によれば、第一のアノード36は、第一のターゲット表面42が回転軸40に関して第一の角度αを成すように成形されており、このことが第一のターゲット表面42に接した第一の破線44によって示されている。
第二のアノード38は第二のターゲット表面46を画定するように成形されており、第二のターゲット表面46もまた、複数のX線を放出するために電子によって衝突されるように設計されている。第二のアノード38は、座標軸31によって示すように第一のアノード36からz方向に変位している。第一のアノード36と同様の態様で、第二のアノード38は、第二のターゲット表面46が回転軸40に関して第二の角度βを成すように成形されており、このことが第二のターゲット表面46に接した第二の破線48によって示されている。
他の実施形態によれば、第一のアノードは、第一のターゲット表面が回転軸に関して複数の角度を成して配設されるように成形されることができ、且つ/又は第二のアノードは、第二のターゲット表面が回転軸に関して複数の角度を成して配設されるように成形されることができる。第一のターゲット表面が回転軸に関して複数の角度を成して配設される実施形態では、第一のターゲット表面の少なくとも一部が回転軸に関して70度よりも大きい第一の角度を成して配設されればよい。同様に、第二のターゲット表面が回転軸に関して複数の角度を成して配設される実施形態では、第二のターゲット表面の少なくとも一部が回転軸に関して70度よりも大きい第一の角度を成して配設されればよい。他の実施形態によれば、第一のアノードは、全体的に線形の態様で、若しくは全体的に曲線型の態様及び全体的に線形の態様の両方でテーパを設けられて第一のターゲット表面を画定していてよく、且つ/又は第二のアノードは、全体的に線形の態様で、若しくは全体的に曲線型の態様及び全体的に線形の態様の両方でテーパを設けられていてよい。
図2に示す実施形態によれば、第一の角度α及び第二の角度βは両方とも約80度である。他の実施形態によれば、第一の角度αは第二の角度βと異なっていてよい。例えば、第一のターゲット表面42及び第二のターゲット表面46が各々回転軸40に関して70度〜90度の範囲で異なる角度を成して配設されていてよい。
続けて図2を参照して述べると、電子発生源30は、フィラメント51、電流供給源52、及び集束電極53を含んでいる。電子発生源30は高電圧電源32に接続されている。フィラメント51は、電流供給源52によって間接的に加熱され、これにより複数の電子を放出する。高圧の負電圧が高電圧電源32から電子発生源30に印加される。集束電極53は、複数の電子を加速する電場を形成する。図2に示す実施形態によれば、これら複数の電子は、第一のターゲット表面42又は第二のターゲット表面46の何れかに向けられ得る電子ビーム54を形成する。付加的な実施形態によれば、異なる設計の電子発生源を用いてもよいことを認められたい。
一実施形態によれば、電子発生源30は、多数の運動エネルギ・レベルにある電子ビーム54を放出するように構成され得る。例えば、電子発生源30は、走査の一つの部分では第一の運動エネルギ・レベルにある電子ビーム54を放出し、走査の異なる部分では第二の運動エネルギ・レベルにある電子ビーム54を放出することができる。電子ビーム54が第一のターゲット表面42又は第二のターゲット表面46の何れかに接触したときに発生されるX線のエネルギ・レベルは、電子ビーム54の運動エネルギ・レベルに依存する。例えば、電子ビーム54は、第一の運動エネルギ・レベルにあるときには第一のエネルギ・レベルのX線を発生する。同様に、電子ビーム54は、第二の運動エネルギ・レベルにあるときには第二のエネルギ・レベルのX線を発生する。第一のX線エネルギ・レベル及び第二のX線エネルギ・レベルの両方にあるX線によってデータを取得することにより、走査されている対象26(図1に示す)の諸物質についてのさらなる知見を得ることが可能になる。また、付加的な実施形態によれば、電子発生源30は、2種よりも多い異なる運動エネルギ・レベルにある電子ビーム54を発生するように構成されていてもよい。
電磁石34は、電子発生源30とターゲット表面42、46との間に配置されて、電流によって作動させられると電磁場を発生するように構成される。電子発生源30によって発生される電子ビーム54は、電磁石34によって生成される電磁場を走行する。電磁石34を流れる電流を調節することにより電子ビーム54の経路を調節し得ることは、当業者には周知の通りである。例えば、電磁石34は、電子ビーム54が第一のターゲット表面42に接触するように電子ビーム54を方向変化させて第一の経路56を辿らせるように構成される。電子ビーム54の一定百分率の電子は第一のターゲット表面42と相互作用して第一のX線ビーム58を形成し、この第一のX線ビーム58が検出器アセンブリ20(図1に示す)に向けて放出される。一実施形態によれば、電磁石34はまた、電子ビーム54がより広い面積の第一のターゲット表面42又はより広い面積の第二のターゲット表面46に接触するように電子ビーム54を拡散させるのに用いることもできる。
続けて図2を参照して述べると、電磁石34はまた、電子ビーム54が第二のアノード38の第二のターゲット表面46に接触するように電子ビーム54を方向変化させて第二の経路60を辿らせるように構成される。上述と同様の態様で、電子ビーム54の一定百分率の電子は第二のターゲット表面46と相互作用して第二のX線ビーム62を形成し、この第二のX線ビーム62が検出器アセンブリ20(図1に示す)に向けて放出される。一実施形態によれば、電流が電磁石34を流れる方向を、電子ビーム54が第一のターゲット表面42と第二のターゲット表面46との間を移行するように高速で切り換える。例えば、一実施形態によれば、電磁石34は、電子ビーム54が約100μSを掛けて第一の経路56を辿り第一のターゲット表面42に接触するように構成され得る。次いで、電磁石34は、電子ビーム54を第一の経路56から第二の経路60まで移行させるのに約5μSを費やし得る。そして、電磁石34は、電子ビーム54が第二の経路60を辿り第二のターゲット表面46に接触するのに約100μSを費やすようにさせることができる。
電子ビーム54が第一の経路56を辿るときに、第一のX線ビーム58が発生される。電子ビーム54が第二の経路60を辿るときに、第二のX線ビーム62が発生される。電磁石34は、電子ビーム54が単一の走査時に第一のターゲット表面42と第二のターゲット表面46との間を数百回又は数千回振動するようにすることができる。第一のX線ビーム58によるデータの取得と第二のX線ビーム62によるデータの取得との間で交番させることにより、z方向に相対的に拡大した視野に対応するデータを取得することが可能になる。電磁石34は、異なる制御方式に従って電子ビーム54を第一のターゲット表面42から第二のターゲット表面46へ移行させてもよいことを認められたい。例えば、一実施形態によれば、電子ビーム54は、第一のターゲット表面42又は第二のターゲット表面46の何れかにおいて異なる時間量を費やしてよい。加えて、電子ビーム54は、5μSを超える又は5μSに満たない時間に第一のターゲット表面42と第二のターゲット表面46との間を移行してもよい。
もう一つの実施形態によれば、電磁石34は、第一のターゲット表面42の第一の位置63への接触と第二の位置64への接触との間で振動するように電子ビーム54を移動させるように構成されることもできる。第一のX線ビーム58は、電子ビーム54が第一のターゲット表面42に接触する位置から発する。第一の位置63は第二の位置64からz方向に変位されているので、電子ビーム54が第一のターゲット表面42の第一の位置63と第二の位置64との間で振動するようにすることにより、CTデータの取得をz方向にさらに高い分解能で行なうことができる。この手法はz揺動(z-wobbling)とも呼ばれる。付加的な実施形態によれば、電子ビーム54が第一のターゲット表面42に接触している場合について上述したものと同様の態様で、電子ビーム54が第二のアノード38の第二のターゲット表面46に接触しているときにz揺動を実行することが可能である。
続けて図2を参照して述べると、第一のターゲット表面42の第一の角度α、第二のターゲット表面46の第二の角度β、及び第一のターゲット表面42と第二のターゲット表面46との間の間隔を、多数のパラメータを最適化するために選択することができる。考えられ得るパラメータとしては、第一及び第二のターゲット表面42、46の電子ビーム54による接触量、並びにヒール効果等がある。
第一のアノード36の過熱を回避するために、電子ビーム54を第一のターゲット表面42の相対的に広い部分に接触させることが望まれる。第一のターゲット表面42は回転軸40に関して第一の角度αを成して配設されているので、電子ビーム54をX線ビーム58のz方向での焦点スポット幅よりも長い第一のターゲット表面42の区域に接触させることが可能である。但し、第一の角度αが90度に過度に近接することは望ましくない場合がある。というのは、ヒール効果のため第一のX線ビーム58の強度がz方向においてばらつく場合があるからである。この段落では第一の角度αについて述べているが、同じ論理が第二のターゲット表面46の第二の角度βにも当てはまることを認められたい。
従って、第一のターゲット表面42及び第二のターゲット表面46を各々、回転軸に関して70度〜88度、又はさらに明確に述べると75度〜85度の角度を成して少なくとも部分的に配設すると、ターゲット表面の相対的に広い部分にわたって電子ビームを拡散させる必要性と、ヒール効果を最小限にする必要性との間で実効的に折り合いを付けることができるものと決定された。一実施形態は、回転軸に関して70度よりも大きい角度を成して各々配設された第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面を含む。一実施形態は、回転軸に関して75度よりも大きい角度を成して各々配設された第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面を含む。一実施形態は、回転軸に関して80度よりも大きい角度を成して各々配設された第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面を含む。一実施形態は、回転軸に関して70度〜88度の間の角度を成して各々配設された第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面を含む。一実施形態は、回転軸に関して75度〜85度の間の角度を成して各々配設された第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面を含む。
図2を参照して述べると、第一のターゲット表面42と第二のターゲット表面46との間の間隔は、検出器(図示されていない)に関するX線管18の幾何学的配置に基づいて変化してよい。第一のターゲット表面42を第二のターゲット表面46から検出器のz方向幅の約50%〜100%の範囲の距離だけ離隔すると、z方向の視野幅と画質との間の良好な均衡を与えることができるものと判明した。現状の検出器は、2cm〜16cmの検出器z方向幅を有し得る。しかしながら、今後の検出器は30cm幅にも達し得るものと予測される。従って、第一のターゲット表面を、検出器に関するX線管の幾何学的配置に依存して1cm〜30cm又はこれよりも大きく第二のターゲット表面から離隔させると有利となる場合がある。z方向に17cmの検出器幅であるような一実施形態によれば、第一のターゲット表面と第二のターゲット表面との間隔を約9cmとすると最適であり得ることが実証された。一実施形態によれば、第一のターゲット表面は第二のターゲット表面からz方向に少なくとも2cmだけ隔設され得る。一実施形態によれば、第一のターゲット表面は第二のターゲット表面からz方向に2cm〜30cmだけ隔設され得る。もう一つの実施形態によれば、第一のターゲット表面は第二のターゲット表面からz方向に少なくとも6cmだけ隔設され得る。もう一つの実施形態によれば、第一のターゲット表面は第二のターゲット表面からz方向に6cm〜12cmだけ変位し得る。
図2は、第一のターゲット表面42が全体的に第二のターゲット表面46に向かって面していることを示している。但し、付加的な実施形態は、全体的に第二のターゲット表面から離れる方向に面した第一のターゲット表面を含み得る。第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面は一実施形態では、全体的に凹面であってよい。第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面はもう一つの実施形態では、全体的に凸面であってもよい。
図3は、もう一つの実施形態によるX線管68の模式図である。X線管68は、図1及び図2に示すX線管18の異なる実施形態を表わす。X線管68は、アノード・アセンブリ69、第一の電子発生源70、第二の電子発生源72、第一の高電圧電源74、及び第二の高電圧電源76を含んでいる。アノード・アセンブリ69は、第一のアノード78及び第二のアノード80を含んでいる。第一のアノード78は、座標軸82によって示すように第二のアノード80からz方向に隔設されている。第一のアノード78は、回転軸84の周りを回転するように構成されている。第一のアノード78は第一のターゲット表面86を画定するように全体的に曲線型の態様でテーパを設けられており、第一のターゲット表面86は、第一の電子発生源70からの第一の複数の電子90によって衝突されると第一のX線ビーム88を放出するように設計されている。第一の破線92が第一のターゲット表面86に接している。第一の破線92は、回転軸84に関して第一の角度γを成す。回転軸84に関する第一のターゲット表面86の第一の角度γは、z方向位置に基づいて変化する。例えば、図3に示す実施形態によれば、第一のターゲット表面86の第一の角度γは正のz方向において減少する。一実施形態によれば、第一の角度γは、第一のターゲット表面86の少なくとも一つの位置では70度よりも大きい。他の実施形態によれば、第一のアノードが、第一のターゲット表面を画定するように全体的に線形の態様でテーパを設けられていてもよいし、全体的に曲線型の態様及び全体的に線形の態様の両方でテーパを設けられていてもよい。
第二のアノード80は第二のターゲット表面94を画定するように全体的に曲線型の態様でテーパを設けられており、第二のターゲット表面94は、第二の電子発生源72からの第二の複数の電子96によって衝突されると第二のX線ビーム95を放出するように設計されている。第二のアノード80は、回転軸84の周りを回転するように構成されている。第二の破線97が第二のターゲット表面94に接している。第二の破線97は、回転軸84に関して第二の角度δを成す。回転軸84に関する第二のターゲット表面94の第二の角度δは、z方向位置に基づいて変化する。例えば、図3に示す実施形態によれば、第二のターゲット表面94の第二の角度δは正のz方向において増大する。一実施形態によれば、第二の角度δは、第二のターゲット表面の少なくとも一つの位置では70度よりも大きい。他の実施形態によれば、第二のアノードが、第二のターゲット表面を画定するように全体的に線形の態様でテーパを設けられていてもよいし、全体的に曲線型の態様及び全体的に線形の態様の両方でテーパを設けられていてもよい。
一実施形態によれば、第一の電子発生源70は、第一のフィラメント98、第一の電流供給源100、及び第一の制御格子102を含んでいる。第一のフィラメント98は、第一の電流供給源100によって間接的に加熱され、これにより第一の複数の電子90を放出する。第一の高電圧電源74は第一のフィラメント98と第一のターゲット表面86との間に電位差を生成して、第一の複数の電子90を第一のターゲット表面86に向けて加速させる。第一の制御格子102は第一のフィラメント98を部分的に包囲して、第一の高電圧電源74に接続されている。第一の制御格子102を用いて、第一のフィラメント98からの第一の複数の電子90の流れを制御し又は制限する。例えば、第一の制御格子102が十分に高い負電位に保たれている場合には、第一の複数の電子90の全てが第一のターゲット表面86に向けて加速されなくなる。一実施形態によれば、第一の複数の電子が1本の電子ビームを形成し得る。
一実施形態によれば、第二の電子発生源72は、第二のフィラメント104、第二の電流供給源106、及び第二の制御格子108を含んでいる。第二の電子発生源72は第二の高電圧電源76に接続されて、上述した第一の電子発生源70と同様の態様で作用する。
第一の電子発生源70及び第二の電子発生源72は、交互に起動されるように構成されていてもよい。例えば、第一の複数の電子90が第一のターゲット表面86に接触することを第一の制御格子102が許しているときには、第二の制御格子108は、第二の複数の電子96の何れも第二のターゲット表面94に接触するのを許さないような電位に保たれる。同様に、第二の複数の電子96が第二のターゲット表面94に接触することを第二の制御格子108が許しているときには、第一の制御格子102は、第一の複数の電子90の何れも第一のターゲット表面86に接触するのを許さないような電位に保たれる。一実施形態によれば、第一のX線ビーム88と第二のX線ビーム95との間の高速切り換えを容易にするために制御格子102、108の電位を正確に制御するために、別個の回路(図示されていない)を第一の制御格子102及び第二の制御格子108に取り付けてもよい。例えば、一実施形態によれば、別個の回路は、秒当たり1000回よりも多く第一のX線ビーム88の起動と第二のX線ビーム95の起動との間を往復して切り換わるように構成され得る。
図3は、第一のターゲット表面86が全体的に第二のターゲット表面94から離れる方向に面していることを示している。しかしながら、付加的な実施形態は、全体的に第二のターゲット表面に向かって面している第一のターゲット表面を含み得る。第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面は一実施形態では、全体的に凹面であってよい。第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面はもう一つの実施形態では、全体的に凸面であってもよい。
一実施形態によれば、第一の電子発生源70は、2種以上の運動エネルギ・レベルにある第一の複数の電子90を放出するように構成され得る。第一の複数の電子90が相対的に低い運動エネルギ・レベルにある電子を含む場合には、第一のX線ビーム88は相対的に低エネルギのX線を含むものとなる。同様に、第一の複数の電子90が相対的に高い運動エネルギ・レベルにある電子を含む場合には、第一のX線ビーム88は相対的に高エネルギのX線を含むものとなる。2種以上のエネルギ・レベルにあるX線によってデータを取得することにより、走査されている対象についてのさらなる知見を得ることが可能になる。第一の電子発生源70は、1回のガントリ回転の間に多数回にわたり相対的に低い運動エネルギ・レベルにある第一の複数の電子90の放出と相対的に高い運動エネルギ・レベルにある第一の複数の電子90の放出との間で高速に切り換わるように構成され得る。もう一つの実施形態によれば、第一の電子発生源70は、一つのデータセットが取得されている間には相対的に低い運動エネルギ・レベルにある第一の複数の電子90を放出し、次いでもう一つのデータセットが取得されている間には相対的に高い運動エネルギ・レベルにある第一の複数の電子90を放出するように構成されていてもよい。第二のX線源72もまた、第一の電子発生源70について述べたものと同様の態様で2種以上の運動エネルギ・レベルにある第二の複数の電子96を放出するように構成され得ることを認められよう。
第一のターゲット表面と第二のターゲット表面との間の間隔は、特定のCTシステムの幾何学的構成に依存し得る。例えば、一実施形態は、第二のターゲット表面からz方向に3cmよりも離隔して変位した第一のターゲット表面を有し得る。一実施形態は、第二のターゲット表面からz方向に6cmよりも離隔して変位した第一のターゲット表面を有し得る。一実施形態は、第二のターゲット表面からz方向に4cm〜30cmの間で変位した第一のターゲット表面を有し得る。一実施形態は、第二のターゲット表面からz方向に6cm〜12cmの間で変位した第一のターゲット表面を有し得る。
他の実施形態によれば、1個のアノードが第一のターゲット表面及び第二のターゲット表面の両方を画定するように成形されていてもよい。このアノードは回転軸の周りで回転自在とされ、第一及び第二のターゲット表面はz方向に隔設される。各々のターゲット表面が回転軸に関して全体的に一定の角度を成して配設されていてもよいし、各々のターゲット表面が回転軸に関して複数の角度を成して配設されていてもよい。
本書の記載は、実例を用いて、最良の態様を含めて発明を開示すると共に、任意の当業者が、任意の装置又はシステムを作製して利用すること、及び任意の組み込まれた方法を実行することを含めて発明を実施することを可能にしている。特許付与可能な発明の範囲は特許請求の範囲によって画定されており、当業者に想到される他の実例を含み得る。かかる他の実例は、特許請求の範囲の書記言語と異ならない構造要素を有する場合、又は特許請求の範囲の書記言語と僅かな差しかないような等価の構造要素を含む場合には、特許請求の範囲内にあるものとする。
10 計算機式断層写真法(CT)システム
12 ガントリ支持体
14 ガントリ
16 テーブル
17 可動テーブル部分
18 X線管
20 検出器アセンブリ
22 制御器
24 第一のX線ビーム
25 第二のX線ビーム
26 被検者又は物体
28 座標軸
18 X線管
29 アノード・アセンブリ
30 電子発生源
31 座標軸
32 高電圧電源
34 電磁石
36 第一のアノード
38 第二のアノード
40 回転軸
41 シャフト
42 第一のターゲット表面
44 第一の破線
46 第二のターゲット表面
48 第二の破線
α 第一の角度
β 第二の角度
51 フィラメント
52 電流供給源
53 集束電極
54 電子ビーム
56 第一の経路
58 第一のX線ビーム
60 第二の経路
62 第二のX線ビーム
63 第一の位置
64 第二の位置
68 X線管
69 アノード・アセンブリ
70 第一の電子発生源
72 第二の電子発生源
74 第一の高電圧電源
76 第二の高電圧電源
78 第一のアノード
80 第二のアノード
82 座標軸
84 回転軸
86 第一のターゲット表面
88 第一のX線ビーム
90 第一の複数の電子
92 第一の破線
94 第二のターゲット表面
95 第二のX線ビーム
96 第二の複数の電子
97 第二の破線
98 第一のフィラメント
100 第一の電流供給源
102 第一の制御格子
104 第二のフィラメント
106 第二の電流供給源
108 第二の制御格子
γ 第一の角度
δ 第二の角度

Claims (15)

  1. 全体的に回転軸(40)の周りを回転するように構成されたアノード・アセンブリ(29)であって、前記回転軸(40)に関して70度よりも大きい第一の角度(α)を成して少なくとも部分的に配設された第一のターゲット表面(42)と、前記回転軸(40)に関して70度よりも大きい第二の角度(β)を成して少なくとも部分的に配設された第二のターゲット表面(46)とを含んでいるアノード・アセンブリ(29)を備えたX線管(18)であって、
    前記第一のターゲット表面(42)は第一のX線ビーム(58)を放出するように構成され、前記第二のターゲット表面(46)は第二のX線ビーム(62)を放出するように構成されている、X線管(18)。
  2. 前記アノード・アセンブリ(29)は、前記第一のターゲット表面(42)及び前記第二のターゲット表面(46)の両方を画定する1個のアノードをさらに含んでいる、請求項1に記載のX線管(18)。
  3. 前記アノード・アセンブリ(29)は、前記第一のターゲット表面(42)を画定する第一のアノード(36)と、前記第二のターゲット表面(46)を画定する第二のアノード(38)とをさらに含んでいる、請求項1に記載のX線管(18)。
  4. 前記第一のアノード(36)及び前記第二のアノード(38)はシャフト(41)により接続されている、請求項3に記載のX線管(18)。
  5. 前記第二のターゲット表面(46)は、前記第一のターゲット表面(42)から2cmよりも大きくz方向に変位している、請求項1に記載のX線管(18)。
  6. 前記第一のターゲット表面(42)は、前記回転軸(40)に関して全体的に一定の角度を成して配設されている、請求項1に記載のX線管(18)。
  7. 前記第一のターゲット表面(42)は、前記回転軸(40)に関して複数の角度を成して配設されている、請求項1に記載のX線管(18)。
  8. 前記第一のターゲット表面(42)及び前記第二のターゲット表面(46)の少なくとも一方に向けて電子ビーム(54)を放出するように構成されている電子発生源(30)をさらに含んでいる請求項1に記載のX線管(18)。
  9. 前記電子発生源(30)と前記第一のターゲット表面(42)との間に配置されており、前記電子ビーム(54)を方向変更するように構成されている電磁石(34)をさらに含んでいる請求項8に記載のX線管(18)。
  10. 前記電磁石(34)は、前記第一のターゲット表面(42)への接触と前記第二のターゲット表面(46)への接触との間で前記電子ビーム(54)を交番させるようにさらに構成されている、請求項9に記載のX線管(18)。
  11. 前記電磁石(34)は、前記第一のターゲット表面(42)の第一の位置(63)と、該第一の位置(63)からz方向に変位した当該第一のターゲット表面(42)の第二の位置(64)との間で前記電子ビーム(54)を移動させるようにさらに構成されている、請求項9に記載のX線管(18)。
  12. 前記第一のターゲット表面(42)に向けて第一の複数の電子(90)を放出するように構成されている第一の電子発生源(70)と、前記第二のターゲット表面(46)に向けて第二の複数の電子(96)を放出するように構成されている第二の電子発生源(72)とをさらに含んでいる請求項1に記載のX線管(18)。
  13. ガントリ(14)と、
    該ガントリ(14)に装着された検出器アセンブリ(20)と、
    該検出器アセンブリ(20)に全体的に正対して前記ガントリ(14)に装着されたX線管(18)と
    を備えた計算機式断層写真法(CT)システム(10)であって、前記X線管(18)は、
    全体的に回転軸(40)の周りを回転するように構成されたアノード・アセンブリ(29)であって、前記回転軸(40)に関して70度〜88度の間の第一の角度(α)を成して少なくとも部分的に配設された第一のターゲット表面(42)と、前記回転軸(40)に関して70度〜88度の間の第二の角度(β)を成して少なくとも部分的に配設された第二のターゲット表面(46)とを含むアノード・アセンブリ(29)
    を含んでおり、
    前記第一のターゲット表面(42)は第一のX線ビーム(58)を放出するように構成され、前記第二のターゲット表面(46)は第二のX線ビーム(62)を放出するように構成されている、計算機式断層写真法システム(10)。
  14. 前記第一のターゲット表面(42)は、全体的に前記第二のターゲット表面(46)に向かって面している、請求項13に記載の計算機式断層写真法システム(10)。
  15. 前記第一のターゲット表面(42)は、全体的に前記第二のターゲット表面(46)から離れる方向に面している、請求項13に記載の計算機式断層写真法システム(10)。
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