JP2010086029A - 画像形成出力管理装置、画像形成出力管理システム、画像形成出力管理方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像形成出力管理装置、画像形成出力管理システム、画像形成出力管理方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークプリンティングシステムにおける付帯機能の追加を容易にすること
【解決手段】画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置であって、ネットワークを介して画像形成出力の命令に関する命令情報を受信し、画像形成装置が画像形成出力を実行するように受信された命令情報を仲介し、画像形成出力に応じて実行される付帯処理を行い、付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得するサービス管理部402を有し、サービス管理部402は、受信された命令情報及び取得された付帯処理情報に基づいて付帯処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成出力管理装置、画像形成出力管理システム、画像形成出力管理方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、特にネットワークを介して提供される画像形成出力の付帯処理に関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを介した2つの電話機間でIP電話通信を提供するVoIP(Voice over IP)が知られている。VoIPは、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323等により実現される。特に、SIPはVoIPに限らず、広くリアルタイム通信等の呼制御に適用可能である。
また、標準化が進められている次世代ネットワークであるNGN(Next Generation Network)では、SIPが標準として採用される。SIPは、NGNにおいて端末間、端末−サーバ間の通信を開始するために利用される。NGNでは、電話をはじめとするさまざまな端末がSIPで制御される。これにより、異なるサービスがシームレスに連携可能となる。
例えば、携帯電話を家庭内で利用する場合は固定電話の子機として利用し、利用料金を安くすることができる。また、TV電話を行いながら、同時に同一の映像コンテンツを視聴し、若しくは、同一のウェブページを閲覧する、といったトリプルプレイサービスも登場している。
シグナリングを用いたサービスとしては、クライアントがSIPによりアプリケーションサーバを利用する際に、SIPサーバにおいてユーザ認証を行なうことにより、アプリケーションサーバによる認証が不要となる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)
一方、近年、オフィスでLAN(Local Area Network)を構成してクライアント、及び、プリンタを接続し、プリンタを共有して使用できるようにしたネットワークプリンティングシステムが一般的となってきた。
ネットワークプリンティングシステムの普及により、プリンタの多様な利用方法が可能となった。例えば、印刷出力の実行に際して、付帯して提供される機能(以降、付帯機能)を提供することが挙げられる。この付帯機能としては、プリンタを利用できるユーザを制限する機能、プリンタで利用できる機能を制限する機能及びネットワーク経由でプリンタを一括管理する機能等、様々である。更には、インターネット経由でプリントする形態も提案されている。
特開2005−73236号公報
しかしながら、ネットワークプリンティングシステムにおいて、上述したような付帯機能を実現する場合、クライアント側への専用ソフトのインストール若しくはプリンタやプリンタサーバへの新規な構成の追加等が必要となる。従って、上記付帯機能の導入は、対象となるクライアントやプリンタの数が増えるほど、要するコストが膨大となる。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、ネットワークプリンティングシステムにおける付帯機能の追加を容易にすることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置であって、ネットワークを介して前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信する命令受信部と、前記受信された命令情報を仲介する命令仲介部と、前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理を行なう付帯処理部と、前記付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得する付帯処理情報取得部とを有し、前記命令仲介部は、前記受信された命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように前記命令情報を仲介し、前記付帯処理部は、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の制限に関する制限情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された制限情報と前記受信された命令情報とに基づいて前記画像形成出力の中止を決定し、前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記画像形成出力の実行を中止するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の制限枚数を示す情報を前記制限情報として取得し、前記付帯処理部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成出力の枚数と前記取得された制限情報が示す制限枚数とに基づいて前記画像形成出力の中止を決定することを決定することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、画像形成出力の課金に関する情報を前記制限情報として取得し、前記付帯処理部は、前記受信された命令情報に係る画像形成出力について発生する費用の情報を前記取得した制限情報に基づいて算出し、前記算出した費用の情報に基づいて前記画像形成出力の中止を決定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4いずれかに記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯情報取得部は、前記画像形成出力の認証に関する情報を前記制限情報として取得し、前記付帯処理部は、前記受信された命令情報と前記取得された制限情報とに基づいて前記画像形成出力可否を認証することにより前記画像形成出力の中止を決定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5いずれか1に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の履歴の記録に関する情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された付帯処理情報に基づいて前記受信された命令情報に係る画像形成出力の履歴情報を情報記録部に記録させることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求6に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の履歴の記録要否に関する情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された付帯処理情報に基づいて前記受信された命令情報に係る画像形成出力の履歴の記録要否を判断することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成装置の状態に関する状態情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された状態情報に基づいて他の画像形成において前記画像形成出力を実行することを決定し、前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記他の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成装置の代理となる他の画像形成装置を指定する代理情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された代理情報に基づいて前記他の画像形成装置において前記画像形成出力を実行することを決定することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成出力管理装置において、前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている出力先に関連付けられた複数の画像形成装置を指定する複数出力情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された複数出力情報に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行することを決定し、前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、ネットワークに接続されて動作する画像形成装置と、前記画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置と、前記画像形成装置による画像形成出力の実行を要求する出力要求装置とを備え、前記画像形成出力管理装置は、前記出力要求装置による前記画像形成出力の要求に応じて前記画像形成装置による前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信する命令受信部と、前記受信された命令情報を仲介する命令仲介部と、前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理を行なう付帯処理部と、前記付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得する付帯処理情報取得部とを有し、前記命令仲介部は、前記受信された命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように前記命令情報を仲介し、前記付帯処理部は、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成出力管理システムにおいて、前記命令仲介部は、前記画像形成装置が出力すべき画像情報を前記出力要求装置から取得し、前記画像形成装置に送信することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成出力管理システムにおいて、前記命令仲介部は、前記画像形成装置が出力すべき画像情報を、前記出力要求装置が前記画像形成装置に対して送信するように前記命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項11乃至13いずれかに記載の画像形成出力管理システムにおいて、前記画像形成装置の代理として使用される代理画像形成装置を更に有し、前記出力要求装置が、前記画像形成装置による前記画像形成出力の実行を要求し、前記付帯処理情報取得部が、前記代理画像形成装置を前記画像形成装置の代理として使用することを示す代理情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部が、前記取得された代理情報に基づいて前記代理画像形成装置において前記画像形成出力を実行することを決定し、前記命令仲介部が、前記決定に基づいて前記代理画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項11乃至14いずれかに記載の画像形成出力管理システムにおいて、ネットワークに接続されて動作する複数の画像形成装置を有し、前記出力要求装置が、前記複数の画像形成装置に関連付けられた出力先を指定して前記画像形成出力の実行を要求し、前記付帯処理情報取得部は、前記指定された出力先に関連付けられた複数の画像形成装置を指定する複数出力情報を前記付帯処理情報として取得し、前記付帯処理部は、前記取得された複数出力情報に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行することを決定し、前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、ネットワークに接続されて動作する画像形成装置と、前記画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置と、前記画像形成装置による画像形成出力の実行を要求する出力要求装置とを備える画像形成出力管理方法であって、前記出力要求装置が、前記画像形成出力の実行を要求し、前記画像形成出力管理装置が、前記出力要求装置による前記画像形成出力の要求に応じて前記画像形成装置による前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信し、前記受信された命令情報を、当該命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように仲介し、前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得し、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、情報処理装置を画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置として動作させる制御プログラムであって、ネットワークを介して前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信するステップと、前記受信された命令情報を、当該命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように仲介するステップと、前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得するステップと、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行するステップとを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、記録媒体であって、請求項17に記載の制御プログラムを前記情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークプリンティングシステムにおける付帯機能の追加を容易にすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
実施の形態1.
本実施形態においては、印刷出力の枚数に応じて印刷出力を制限する機能を実現するネットワークプリンティングシステムについて説明する。
図1は、本実施形態に係るネットワークプリンティングシステムの運用形態を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るネットワークプリンティングシステムは、画像形成装置1、クライアント装置2、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ3及びサービス管理サーバ4を有する。ここで、画像形成装置1及びクライアント装置2が属するネットワークは、例えばサービス利用者のオフィスLAN(Local Area Network)である。また、SIPサーバ3及びサービス管理サーバ4は、夫々SIPサービス及びネットワークプリンティングサービスを提供するサービス提供者のネットワークに属している。
本実施形態に係るネットワークプリンティングシステムにおいて、クライアント装置2において描画若しくは生成された画像を画像形成装置1から印刷出力する場合、クライアント装置2はまずSIPサーバ3に印刷出力の要求を送信する。SIPサーバ3は、情報の転送先を示すデータベースを参照し、クライアント装置2から受信した要求をサービス管理サーバ4に転送する。サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3から転送された出力要求に基づき、クライアント装置2との間にセッションを確立し、クライアント装置2から印刷情報を取得する。そして、サービス管理サーバ4は、クライアント装置2から取得した印刷情報に基づき、出力が許可される枚数か否かを判断する。即ち、サービス管理サーバ4が画像形成出力管理装置として機能し、本実施形態に係るシステムは、画像形成出力管理システムとして機能する。以下、本実施形態に係るネットワークプリンティングシステムに含まれる各構成について、詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を示す図である。本実施形態に係る情報処理端末としては、PC(Personal Computer)として構成されるクライアント装置2や、サーバとして構成されるSIPサーバ3及びサービス管理サーバ4が該当する。更には、画像処理装置1も情報処理機能を有し、情報処理端末に該当する。以降、図2については、クライアント装置2を例として説明するが、画像処理装置1、SIPサーバ3及びサービス管理サーバ4も同様である。
図2に示すように、本実施形態に係るクライアント装置2は、一般的な情報処理端末と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係るクライアント装置2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、クライアント装置2全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがクライアント装置2の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザがクライアント装置2に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、クライアント装置2の機能を実現する機能ブロックが構成される。尚、上述したようにSIPサーバ3及びサービス管理サーバ4も図2に示すハードウェア構成と略同様の構成を有するが、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部111、エンジン制御部112、入出力制御部113、画像処理部114及び操作表示制御部115を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F108は、画像形成装置1がネットワークAを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)や不揮発性メモリ並びにHDD(Hard Disk Drive)や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU(Central Processing Unit)の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部111は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部112は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部113は、ネットワークI/F108を介して入力される信号や命令を主制御部111に入力する。また、主制御部111は、入出力制御部113を制御し、ネットワークI/F108を介して他の装置にアクセスする。画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。
この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部114は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像形成装置1に格納され若しくはネットワークI/F108を介してクライアント装置2、3に送信される情報である。操作表示制御部115は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部111に通知する。
画像処理装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部113がネットワークI/F108を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部113は、受信した印刷ジョブを主制御部111に転送する。主制御部111は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部114を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。画像処理部114によって描画情報が生成されると、エンジン制御部112は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン106の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン106によって画像形成が施された文書は排紙トレイ107に排紙される。
画像処理装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル104の操作若しくはネットワークI/F108を介して外部のクライアント装置2等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部115若しくは入出力制御部113が主制御部111にスキャン実行信号を転送する。主制御部111は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部112を制御する。
エンジン制御部112は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部112は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部112の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部112は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部114に転送する。画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、エンジン制御部112から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。
画像処理部114が生成した画像情報はHDD等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。画像処理部114によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD等に格納され若しくは入出力制御部113及びネットワークI/F108を介して外部の装置に送信される。
また、画像処理装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部112がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部114が生成した画像情報に基づき、画像処理部114が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部112がプリントエンジン106を駆動する。
次に、本実施形態に係るクライアント装置2の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るクライアント装置2の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るクライアント装置2は、主制御部201、アプリケーション202、情報記憶部203、ネットワークI/F204、印刷出力制御部205及びユーザI/F206を有する。
主制御部201は、クライアント装置2全体を制御する制御部である。アプリケーション202は、文書情報を生成、編集するテキストエディタや画像情報を生成、編集する画像編集機能を有するソフトウェアによって構成される。情報記憶部203は、クライアント装置2において情報を記憶する不揮発性の記憶装置であり、HDDや光学記憶装置等で構成され、アプリケーション202によって生成された文書情報、画像情報等が格納される。
ネットワークI/F204は、クライアント装置2がネットワークAを介して他の装置と通信する際のインタフェースである。印刷出力制御部205は、クライアント装置2がネットワークAを介して本実施形態に係る画像処理システムを利用する際の処理を制御する。ユーザI/F206は、ユーザがクライアント装置2を操作し若しくはクライアント装置2の状態を認識するためのインタフェースであり、マウスやキーボード及びディスプレイモニタ等から構成される。
クライアント装置2に含まれる各構成のうち、主制御部201、アプリケーション202、ネットワークI/F204及び印刷出力制御部205は、図2に示す画像形性装置1のコントローラ100と同様、ROM等に格納された制御プログラムが、RAM等にロードされ、CPUの制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによって構成される。
図4に示す各構成のうち、印刷出力制御部205は、クライアント装置2が印刷出力を指示する際の、SIPサーバ3への出力要求やサービス管理サーバ4とのセッションの確立を管理する。従って、印刷出力制御部205は、セッション確立の要求先であるSIPサーバ3、サービス管理サーバ4のIDや、VPN(Virtual Private Network)接続等の暗号化通信を確立するための暗号化/復号化鍵情報等を保持している。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るSIPサーバ3について説明する。図5に示すように、本実施形態に係るSIPサーバ3は、主制御部301、セッション管理部302、ネットワークI/F303及びユーザ情報DB304を有する。主制御部301は、SIPサーバ3全体を制御する制御部である。セッション管理部302は、ユーザ情報DB304に記憶されている情報を参照し、クライアント装置2からのセッション確立要求に応じてセッション確立先の装置に要求を転送する。
ネットワークI/F303は、SIPサーバ3がネットワークを介して他の装置と通信する際のインタフェースである。ユーザ情報DB304は、セッション管理部302によるセッションの管理その他の処理に際して参照すべき情報を記憶しているデータベースである。
ここで、図6、図7を参照して、ユーザ情報DB304に含まれる情報の例について説明する。図6は、ユーザ情報DB304に記憶されている情報のうち、本実施形態に係るネットワークプリンティングシステムに含まれる各機器の情報を示す図である。図6に示す情報においては、各機器の名称、各機器のネットワークID及び各機器のIPアドレスが関連付けられている。
図7は、ユーザ情報DB304に記憶されている情報のうち、セッションのリクエストとその転送先とを関連付けて記憶した情報を示す図である。図7の例においては、画像形成装置宛のセッション要求は、サービス管理サーバ4に転送されるように設定されている。
図6、図7に示す情報は、予めユーザ情報DB304に登録される。ユーザ情報DB304への情報の登録は、ユーザによってクライアント装置2を介して実行されることが一般的である。その他、画像処理装置1、クライアント装置2及びサービス管理サーバ4の機能によって夫々実行されても良い。
次に、図8を参照して、本実施形態に係るサービス管理サーバ4について説明する。図8に示すように、本実施形態に係るサービス管理サーバ4は、主制御部401、サービス管理部402、ネットワークI/F403及びサービス管理DB404を有する。主制御部401は、サービス管理サーバ4全体を制御する制御部である。
サービス管理部402は、装置情報DB404を参照し、クライアント装置2から受信したセッション要求及び印刷情報を処理する。ネットワークI/F403は、サービス管理サーバ4がネットワークを介して他の装置と通信する際のインタフェースである。装置情報DB404は、上述した通り、サービス管理部402による処理に際して参照すべき情報を記憶しているデータベースである。
ここで、図9を参照して、装置情報DB404に含まれる情報の例について説明する。図9に示すように、装置情報DB404は、セッションのリクエストとその転送先並びにその転送先における印刷出力を制限する条件の情報を関連付けて記憶している。図9の例においては、画像形成装置1宛のセッション要求は、サービス管理サーバ4において終端されるように設定されている。また、画像形成装置宛の印刷出力は、10枚以下まで許容され、それよりも出力枚数が多い場合制限されるように設定されている。図9に示す情報は、予め装置情報DB404に登録される。装置情報DB404への情報の登録は、ユーザによってクライアント装置2を介して実行されることが一般的である。
尚、本実施形態においては、夫々図5、図8に示すように、SIPサーバ3及びサービス管理サーバ4が、夫々ユーザ情報DB304、装置情報DB404を含む例を説明する。しかしながら、SIPサーバ3、サービス管理サーバ4の外部に夫々ユーザ情報DB304、装置情報DB404を設けても良い。
次に、図10を参照して、本実施形態に係る画像処理システムの動作として、クライアント装置2から画像形成装置1を指定して印刷出力が指示され、画像形成装置1にて印刷出力が実行されるまでの動作について説明する。図10は、クライアント装置2から印刷出力が指示され、サービス管理サーバ4によって出力可否が判断されるまでの動作を示すシーケンス図である。
図10に示すように、クライアント装置2のアプリケーション202において描画された画像情報について印刷出力が指示されると(S1001)、主制御部201の制御に従い、印刷出力制御部205が印刷出力情報を生成する(S1002)。
図11に印刷出力情報に含まれる情報の例について示す。図11に示すように、印刷出力情報には、ヘッダ及びセッション要求の宛先を示す情報並びに、セッションの要求元を示す情報が含まれる。ここで、上記セッション要求とは、印刷出力を実行すべき画像形成装置1への接続要求である。セッションの要求の宛先としては、“call printer@callserver.***”のように、画像形成装置1のIDが指定される。また、セッションの要求元としては、“print rpcs from 123.123.123.10:10000”のように、クライアント装置2の10000番のポートからRPCS形式の情報を送信することが示されている。尚、図11に示すヘッダ情報には、要求の送信元であるクライアント装置2のネットワークID等が含まれる。
印刷出力制御部205が印刷出力情報を生成すると、主制御部201はネットワークI/F204を制御し、生成された印刷出力情報を出力要求としてSIPサーバ3に送信する(S1003)。即ち、クライアント装置2が、画像形成出力の実行を要求する出力要求装置として機能する。SIPサーバ3は、ネットワークI/F303を介して印刷出力情報を受信する。SIPサーバ3に印刷出力情報が入力されると、主制御部301の制御に基づき、セッション管理部302がユーザ情報DB304から転送先の情報を取得する(1004)。図7において説明したように、画像形成装置1宛のセッション要求は、サービス管理サーバ4に転送される。従って、SIPサーバ3は、図11に示す印刷出力情報をサービス管理サーバ4に転送する(S1005)。
サービス管理サーバ4のサービス管理部402は、ネットワークI/F403を介して印刷出力情報を受信する。この印刷出力情報は、画像形成出力の命令に関する情報である。即ち、サービス管理部402が、命令受信部として機能する。サービス管理サーバ4に印刷出力情報が入力されると、主制御部401の制御に基づき、サービス管理部402が装置情報DB404から転送先の情報を取得する(1006)。図9において説明したように、画像形成装置1宛のセッション要求は、サービス管理サーバ4において終端される。
セッション要求の終端に伴い、サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3に対して出力要求への応答を返す(S1007)。S1007の処理は、主制御部401の制御に従ってサービス管理部402が実行する。即ち、サービス管理部402が、命令情報を仲介する命令仲介部として機能する。図12に、S1007においてサービス管理サーバ4が出力する応答に含まれる情報を示す。図12に示すように、S1007において出力される情報には、ヘッダ及び要求に対する応答並びに応答の内容を示す情報が含まれる。
要求に対する応答としては“ok printer@callserver.***”のように記述される。また、応答の内容としては、“print rpcs to 123.123.123.30:9100”のように、サービス管理サーバ4の9100番のポートでPRCS形式の情報を受信することにより出力可能であることが記述される。サービス管理サーバ4からの応答を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に対してサービス管理サーバ4の応答を転送する(S1008)。これにより、クライアント装置2とサービス管理サーバ4との間にセッションが確立する。
サービス管理サーバ4との間にセッションが確立されると、クライアント装置2は、サービス管理サーバ2に対して、印刷情報を送信する(S1009)。S1009において送信される印刷情報は、印刷出力すべき画像や文書の情報を含む。サービス管理サーバ4は、ネットワークI/F403を介して印刷出力情報を受信する。サービス管理サーバ4に印刷情報が入力されると、主制御部401の制御に基づき、サービス管理部402がS1006において取得した転送条件を参照して出力の可否を判断する(S1010)。即ち、サービス管理部402が、付帯処理としての出力制限機能を実現する付帯処理部として機能する。また、上記S1006においては、サービス管理部402が、付帯処理情報としての転送条件を取得する付帯処理情報取得部として機能する。
図9において説明したように、画像形成装置1宛の印刷出力は、10枚以下まで許容され、それよりも出力枚数が多い場合制限されるように設定されている。従って、サービス管理部402は、受信した印刷情報の出力枚数が10枚以下である場合、出力可能であると判断し、それよりも多い場合は、出力を中止する。
次に、サービス管理部402による判断結果に応じた動作について説明する。図13は、図10のS1010において、サービス管理部402が印刷出力可能と判断した場合の動作を示すシーケンス図である。サービス管理サーバ4は、図10のS1010において出力可能と判断すると、SIPサーバ3に対して、画像形成装置1とのセッションを要求する(S1301)。
図14にS1301のセッション要求において、サービス管理サーバ4が出力する情報の例を示す。図14に示すように、S1301のセッション要求には、ヘッダ及びセッション要求の宛先を示す情報並びに、セッションの要求元を示す情報が含まれる。セッションの要求の宛先としては、“call printer@callserver.***”のように、画像形成装置1のIDが指定される。また、セッションの要求元としては、“print rpcs from 123.123.123.30:10000”のように、サービス管理サーバ4の10000番のポートからRPCS形式の情報を送信することが示されている。
SIPサーバ3は、サービス管理サーバ4からセッション要求を受信すると、ユーザ情報DB304から転送先を取得し(S1302)、画像形成装置1にセッション要求を転送する(S1303)。画像形成装置1は、SIPサーバ3からセッション要求を受信すると、SIPサーバ3に対して、そのセッション要求に応答する(S1304)。S1304の応答処理において、画像形成装置1が出力する情報の例を図15に示す。
図15に示すように、S1304において出力される情報には、ヘッダ及び要求に対する応答並びに応答の内容を示す情報が含まれる。要求に対する応答としては“ok printer@callserver.***”のように記述される。また、応答の内容としては、“print rpcs to 123.123.123.20:9100”のように、画像形成装置1の9100番のポートでPRCS形式の情報を受信することにより出力可能であることが記述される。
SIPサーバ3は、画像形成装置1からの応答を受信すると、受信した情報をサービス管理サーバ3に転送する(S1305)。サービス管理サーバ3が、画像形成装置1からの応答を受信することにより、画像形成装置1とサービス管理サーバ4との間にセッションが確立する。画像形成装置1との間にセッションが確立すると、サービス管理サーバ4は、画像形成装置1に対して印刷情報を送信する(S1306)。画像形成装置1は、サービス管理サーバ4から受信した印刷情報に従い、印刷出力を実行する(S1307)。このような処理により、クライアント装置2を起点とした印刷出力が完了する。
次に、図10のS1010において印刷不可と判断された場合の動作について説明する。図16は、図10のS1010において、サービス管理部402が印刷出力不可と判断した場合の動作を示すシーケンス図である。サービス管理サーバ4は、図10のS1010において出力不可と判断すると、SIPサーバ3に対して、印刷出力不可を通知する(S1601)。
S1601においてサービス管理サーバ4が出力する情報は、例えば、図12の情報に準ずる。具体的には、要求に対する応答として“ng printer@callserver.***”のような記述が含まれる。SIPサーバ3は、サービス管理サーバ4から出力不可通知を受信すると、ユーザ情報DB304から転送先を取得し(S1602)、クライアント装置2に出力不可通知を転送する(S1603)。クライアント装置2は、SIPサーバ3から出力不可通知を受信すると、SIPサーバ3に対して、その通知に応答する(S1604)。SIPサーバ3は、クライアント装置2から受信した応答をサービス管理サーバ4に転送し(S1605)、処理を終了する。
尚、クライアント装置2においては、出力不可通知の受信に応じて、LCD60等の表示部に出力が中止されたことや、その理由(本実施形態においては、出力枚数オーバー)を表示することが好ましい。これにより、出力が中断されたこと及びその理由をユーザが認識することができる。
以上、説明したように、本実施形態においては、SIPサーバ3によるシグナリングチャネルを利用したネットワークプリンティングシステムにおいて、SIPサーバ3の転送設定及びサービス管理サーバ4の機能により、付帯処理機能の追加を容易にすることが可能となる。具体的には、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立して、付帯処理である出力制限機能を実現することが可能となる。即ち、クライアント装置2及び画像形成装置1には新規な機能を追加することなく、印刷枚数による出力制限という付帯機能を実現することが可能となる。
実施の形態2.
本実施形態においては、サービス管理サーバ4によって提供される付帯機能として、プリペイドプリント及び残額による出力制限機能を例として説明する。尚、実施の形態1と同一の符号を付す構成については、実施の形態1と同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。本実施形態に係るシステムの運用形態、各機器のハードウェア構成及び機能構成は、実施の形態1において説明した態様と略同一である。
ここで、本実施形態においては、サービス管理サーバ4の装置情報DB404に記憶されている情報が実施の形態1と異なる。本実施形態に係る装置情報DB404は、図9に示す情報に加えて、図17、図18に示す情報を記憶している。図17は、装置情報DB404に登録されている情報のうち、ユーザ毎の支払済み残額の情報を示す図である。図17に示す情報においては、ユーザを識別する情報としてのクライアント装置2のネットワークIDと支払済みの残額の情報が関連付けられている。
図18は、印刷出力の料金を示す情報である。図18に示す情報においては、“カラー”、“白黒”等の印刷出力のタイプとそれに要する料金とが関連付けられている。尚、印刷出力のタイプとしては、図18に示す例のほか、出力サイズや不可機能等を採用することもできる。また、図18に示す料金は、全ユーザに対して一律に設定されても良いし、ユーザ毎に設定されても良い。
次に、本実施形態に係るシステムの動作について説明する。クライアント装置2から印刷出力が指示され、サービス管理サーバ4によって出力可否が判断されるまでの動作は、図10に示す態様と略同一である。ここで、本実施形態においては、S1010において判断される内容が異なる。本実施形態に係るS1010において、サービス管理サーバ4は、図17、図18において説明した情報を参照し、入力された印刷情報の出力に要する費用を算出する。そして、算出された費用が図17に示す残額以内である場合、出力可能であると判断する。他方、算出された費用が図17に示す残額を超える場合、出力不可であると判断する。
例えば、図17の例において、残額は“100(円)”である。これに対して、入力された印刷情報による印刷出力のタイプが“カラー”であって、出力枚数が3枚以上である場合、若しくはタイプが“白黒”であって、出力枚数が11枚以上である場合、要する費用が残額を超える。この場合、サービス管理サーバ4は、印刷出力不可であると判断する。他方、印刷出力のタイプが“カラー”であって、出力枚数が2枚以下である場合、若しくはタイプが“白黒”であって、出力枚数が10枚以下である場合、要する費用が残額以内である。この場合、サービス管理サーバ4は、印刷出力可能であると判断する。
サービス管理サーバ4が出力不可であると判断した場合は、実施の形態1の図16において説明した動作と同様の動作が実行され、印刷が中止される。他方、サービス管理サーバ4が出力可能であると判断した場合、図19に示す動作が実行される。図19に示すように、まずサービス管理サーバ4において、サービス管理部402が装置情報DB404に記憶されている残額の情報を更新する(S1901)。これにより課金が実行される。その後は、図13のS1301〜S1307と同様に処理が実行される。
以上説明したように、本実施形態においては、課金に関する情報をサービス管理サーバ4に登録することにより、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立してプリペイド印刷及び残額による出力制限を付帯機能として実現することが可能となる。結果的に、サービス管理サーバ4にだけで処理を完結することができるため、ネットワークプリンティングシステムにおいて付帯処理機能としてのプリペイド印刷機能及び出力制限機能を容易に追加することが可能となる。
実施の形態3.
本実施形態においては、サービス管理サーバ4によって提供される付帯機能として、出力ログの記録機能を例として説明する。尚、実施の形態1と同一の符号を付す構成については、実施の形態1と同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。本実施形態に係るシステムの運用形態、各機器のハードウェア構成及び機能構成は、実施の形態1において説明した態様と略同一である。
本実施形態に係るサービス管理サーバ4の装置情報DB404に記憶されている情報について説明する。本実施形態に係る装置情報DB404は、図9に示す情報に加えて、図20に示す情報を記憶している。図20に示す情報は、サービス管理サーバ4が印刷出力のログを記録する条件を示す情報である。例えば、“出力要求元:client@callserver.***”という記述は、印刷出力の要求元がクライアント装置2であれば、ログを記録するという条件を示す。また、“copies>=10”という記述は、出力枚数が10枚以上であれば、ログを記録するという条件を示す。また、本実施形態に係る装置情報DB404には、印刷出力のログ情報も記録されている。
次に、図21を参照して、本実施形態に係るシステムの動作を説明する。実施の形態1、2においては、サービス管理サーバ4がクライアント装置2と画像形成装置1との間で印刷情報を仲介する例を説明した。本実施形態においては、クライアント装置1と画像形成装置1との間で印刷情報が直接やり取りされる例を説明する。
図21は、本実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。図21のS2101〜S2104までは、図10のS1003〜S1006と同様に処理が実行される。サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3から転送を受けた出力要求に対して、装置情報DB404から転送条件を取得すると(S2104)、クライアント装置2と画像形成装置1とのセッション要求をSIPサーバ3に送信する(S2105)。
S2105において送信されるセッション要求に含まれる情報は、図11において説明した情報に準ずる。S2105のセッション要求の宛先としては、 “call printer@callserver.***”のように、画像形成装置1のIDが指定される。また、セッションの要求元としては、“print rpcs from 123.123.123.10:10000”のように、クライアント装置2の10000番のポートからRPCS形式の情報を送信することが指定される。
サービス管理サーバ4からのセッション要求を受信したSIPサーバ3は、画像形成装置1に対して要求を転送する(S2106)。画像形成装置1は、SIPサーバ3から要求を受信すると、SIPサーバ3に対してセッション要求への応答を返す(S2107)。S2107において画像形成装置1が出力する応答に含まれる情報は、図12において説明した情報に準ずる。要求に対する応答としては“ok printer@callserver.***”のように記述される。また、応答の内容としては、“print rpcs to 123.123.123.20:9100”のように、画像形成装置1の9100番のポートでPRCS形式の情報を受信することにより出力可能であることが記述される。
画像形成装置1からの応答を受信したSIPサーバ3は、サービス管理サーバ4に対して画像形成装置1の応答を転送する(S2108)。サービス管理サーバ4は、画像形成装置1による応答の転送をSIPサーバ3から受信することにより、印刷出力が実行されることを認識する。サービス管理サーバ4は、印刷出力の実行を認識すると、S2104において取得した情報を参照し、今回の印刷出力についてログ記録の要否を判断する(S2109)。そして、ログの記録が必要であれば、装置情報DB404にログ情報を記録する(S2110)。
サービス管理サーバ4は、ログ情報の記録を完了すると、S2103においてSIPサーバ3から転送された出力要求に対する応答をSIPサーバ3に送信する(S2111)。S2111において出力される情報は、S2108においてSIPサーバ3から転送された応答の情報を含む。SIPサーバ3は、サービス管理サーバ4から受信した応答をクライアント装置2に転送する(S2112)。これにより、クライアント装置2と画像形成装置1との間にセッションが確立する。
画像系瀬装置1との間にセッションが確立すると、クライアント装置2は、画像形成装置1に対して印刷情報を送信する(S2113)。画像形成装置1は、クライアント装置2から印刷情報を受信すると、印刷出力を実行する(S2114)。
以上説明したように、本実施形態においては、ログ記録の要否に関する情報をサービス管理サーバ4に登録することにより、システム上で実行される印刷出力のうち、必要なもののみのログの記録を付帯機能として、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立して実現することが可能となる。結果的に、サービス管理サーバ4だけで処理を完結することができるため、ネットワークプリンティングシステムにおいて付帯処理機能としてのログ記録機能を容易に追加することが可能となる。
尚、本実施形態においては、上述したように、クライアント装置1と画像形成装置1との間で印刷情報が直接やり取りされる例を説明した。実施の形態1のように、サービス管理サーバ4がクライアント装置2と画像形成装置1との間で印刷情報を仲介する場合、クライアント装置2とサービス管理サーバとの間及びサービス管理サーバ4と画像形成装置1との間に夫々セッションを確立する必要がある。本実施形態の場合、セッションの確立は、クライアント装置2と画像形成装置1との間のみで良く、処理を簡略化することが可能である。
他方、実施の形態1のように、サービス管理サーバ4がクライアント装置2と画像形成装置1との間で印刷情報を仲介する場合、図21の態様よりも、クライアント装置1が印刷情報を出力するタイミングを早くすることができる。即ち、サービス管理サーバ4がクライアント装置2と画像形成装置1との間で印刷情報を仲介する場合、クライアント装置2における処理の完了タイミングを早めることが可能となる。
実施の形態4.
本実施形態においては、サービス管理サーバ4によって提供される付帯機能として、故障等により一のプリンタが使用不能となった場合において、自動的に他のプリンタにおいて印刷出力を実行する代理印刷機能を例として説明する。尚、実施の形態1と同一の符号を付す構成については、実施の形態1と同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。
図22は、本実施形態に係るシステムの運用系を示す図である。図22に示すように、本実施形態に係るシステムにおいては、画像形成装置1A、画像形成装置1Bという2つの画像形成装置がネットワークに接続されている。尚、画像形成装置1A、画像形成装置1Bの構成は、実施の形態1に係る画像形成装置1と略同様である。その他、本実施形態に係る各機器のハードウェア構成及び機能構成は、実施の形態1において説明した態様と略同一である。
次に、本実施形態に係るサービス管理サーバ4の装置情報DB404に記憶されている情報について説明する。本実施形態に係る装置情報DB404は、図23に示す情報を記憶している。図23に示す情報は、使用中止となっている画像形成装置のIDと代理の装置のIDとを関連付けて記憶している。例えば、“printerA@callserver”というIDの装置が使用中止に設定されており、“printerB@callserver”というIDの装置が代理の画像形成装置装置(代理画像形成装置)として設定されている。換言すると、図23に示す情報は、画像形成装置1Aの状態を示す状態情報である。また、図23に示す情報は、画像形成装置1Bが画像形成装置1Aの代理であることを示す代理情報である。尚、上記IDは、夫々画像形成装置1A、画像形成装置1BのネットワークIDである。
次に、図24を参照して、本実施形態に係るシステムの動作を説明する。本実施形態においても、クライアント装置1と画像形成装置1との間で印刷情報が直接やり取りされる例を説明する。また、実施の形態3においては、図21のS2105〜S2112にあるように、サービス管理サーバ4がクライアント装置2の代わりに画像形成装置1に対してセッションの要求を行なう例を説明した。本実施形態においては、クライアント装置2が画像形成装置1に対してセッションを要求する例を説明する。
図24は、本実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。図24のS2401〜S2404までは、図10のS1003〜S1006と同様に処理が実行される。ここで、図24の例においては、S2401において、画像形成装置1Aが出力先の装置として指定される例を説明する。
サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3から転送を受けた出力要求に対して、装置情報DB404から転送条件を取得すると(S2104)、出力要求に対する応答をSIPサーバ3に送信する(S2405)。図23において説明したように、本実施形態においては、画像形成装置1Aが使用中止であり、画像形成装置1Bが代理に設定されている。従って、S2405の応答には、画像形成装置1Bにおいて出力を実行すべきことを示す情報が含まれる。
サービス管理サーバ4からの応答を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に対して応答を転送する(S2406)。SIPサーバ3から応答の転送を受けたクライアント装置2は、画像形成装置1Bとのセッションの要求をSIPサーバ3に送信する(S2407)。尚、S2407においては、画像形成装置1Aの代理として画像形成装置1Bにおいて出力が実行されることをクライアント装置2のLCD60に表示することが好ましい。これにより、印刷物が画像形成装置1Bから出力されることをユーザに通知することができる。クライアント装置2からセッションの要求を受けたSIPサーバ3は、ユーザ情報DB304から転送先を取得し(S2408)、画像形成装置1Bに対してセッション要求を転送する(S2409)。
画像形成装置1Bは、セッション要求を受信すると、セッション要求に対する応答をSIPサーバ3に送信する(S2410)。S2410の応答に含まれる情報は、図12において説明した情報に準ずる。要求に対する応答としては“ok printerB@callserver.***”のような記述がふくまれる。また、応答の内容としては、“print rpcs to 123.123.123.22:9100”のように、画像形成装置1Bの9100番のポートでPRCS形式の情報を受信することにより出力可能であることが記述される。尚、上記“123.123.123.22”とは、画像形成装置1BのIPアドレスである。
画像形成装置1Bからの応答を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に応答を転送する(S2411)。これにより、クライアント装置2と画像形成装置1との間にセッションが確立する。その後は、図21のS2113以降と同様に処理が実行される。
以上説明したように、本実施形態においては、使用中止の装置及びその代理の装置の情報をサービス管理サーバ4に登録することにより、自動的に代理印刷を実行する機能を付帯機能として、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立して実現することが可能となる。結果的に、サービス管理サーバ4だけで処理を完結することができるため、ネットワークプリンティングシステムにおいて付帯処理機能としての代理印刷機能を容易に追加することが可能となる。
実施の形態5.
本実施形態においては、サービス管理サーバ4によって提供される付帯機能として、ユーザ認証機能を例として説明する。尚、実施の形態1と同一の符号を付す構成については、実施の形態1と同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。本実施形態に係るシステムの運用形態、各機器のハードウェア構成及び機能構成は、実施の形態1において説明した態様と略同一である。
本実施形態に係るサービス管理サーバ4の装置情報DB404に記憶されている情報について説明する。本実施形態に係る装置情報DB404は、図9に示す情報に加えて、図25に示す情報を記憶している。図25に示す情報は、サービス管理サーバ4がユーザ認証を実行する対象の装置を示す情報である。図25の例においては、画像形成装置1による出力の実行に際して、ユーザ認証が必要であることを示す。
次に、図26を参照して、本実施形態に係るシステムの動作を説明する。本実施形態においても、クライアント装置1と画像形成装置1との間で印刷情報が直接やり取りされる例を説明する。また、本実施形態においては、図21のS2105〜S2112にあるように、サービス管理サーバ4がクライアント装置2の代わりに画像形成装置1に対してセッションの要求を行なう場合を例とする。
図26は、本実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。図26のS2601〜S2604までは、図10のS1003〜S1006と同様に処理が実行される。サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3から転送を受けた出力要求に対して、装置情報DB404から転送条件を取得すると(S2604)、ユーザ認証が必要であることを認識し、クライアント装置2による認証要求をSIPサーバ3に対して送信する(S2605)。
サービス管理サーバ4からの認証要求を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に対して認証要求を転送する(S2606)。SIPサーバ3から認証要求の転送を受けたクライアント装置2は、ユーザの入力により、認証情報をSIPサーバ3に送信する(S2607)。尚、S2607においては、ユーザによる認証情報の入力の他、クライアント装置2に保持されている認証情報が自動で送信されるようにしても良い。
クライアント装置2から認証情報を受信したSIPサーバ3は、ユーザ情報DB304から転送先を取得し(S2608)、サービス管理サーバ4に対して認証情報を転送する(S2609)。サービス管理サーバ4は、認証情報を受信すると、装置情報DB404から取得した情報に基づいてユーザ認証を実行する(S2610)。S2610の認証の結果、認証にパスすれば、サービス管理サーバ4は、クライアント装置2と画像形成装置1とのセッション要求をSIPサーバ3に送信する(S2611)。
サービス管理サーバ4からのセッション要求を受信したSIPサーバ3は、画像形成装置1に対して要求を転送する(S2612)。画像形成装置1は、SIPサーバ3から要求を受信すると、SIPサーバ3に対してセッション要求への応答を返す(S2613)。S2613の処理は、図21のS2107の処理と同様に実行される。画像形成装置1からの応答を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に対して画像形成装置1の応答を転送する(S2108)。これにより、クライアント装置2と画像形成装置1との間でセッションが確立する。以降の処理は、図21のS2113、S2114と同様に実行される。
以上説明したように、本実施形態においては、ユーザ認証が必要な装置のID及び認証情報をサービス管理サーバ4に登録することにより、印刷出力に際してユーザ認証を実行する機能を付帯機能として、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立して実現することが可能となる。結果的に、サービス管理サーバ4だけで処理を完結することができるため、ネットワークプリンティングシステムにおいて付帯処理機能としてのユーザ認証機能を容易に追加することが可能となる。
尚、図26のS2610において、認証にパスしなかった場合、サービス管理サーバ4は、実施の形態1の図13において説明した動作に従い、印刷出力を中止する。これにより、セキュア印刷機能を付帯機能として実現することが可能となる。この場合、実施の形態1に係るサービス管理サーバ4の機能(出力制限機能)と本実施形態に係るサービス管理サーバ4の機能(認証機能)とを同一の端末で実現しても良いし、夫々異なる端末で実現しても良い。出力制限機能と認証機能とを夫々異なるサーバで実現する場合、認証機能を実現するサーバにおいて本実施形態の通り認証を実行した後、出力制限機能を実現するサーバに転送することにより、上記セキュア印刷を実現することが可能となる。
実施の形態6.
本実施形態においては、サービス管理サーバ4によって提供される付帯機能として、複数の画像形成装置において同時に印刷出力を実行する同時印刷の機能を例として説明する。尚、実施の形態1と同一の符号を付す構成については、実施の形態1と同一または相当部を示すものとし、説明を省略する。本実施形態に係るシステムの運用形態は、図22において説明した形態と同様である。また、本実施形態に係る各機器のハードウェア構成及び機能構成は、実施の形態1において説明した態様と略同一である。
本実施形態に係るサービス管理サーバ4の装置情報DB404に記憶されている情報について説明する。本実施形態に係る装置情報DB404は、図27に示す情報を記憶している。図27に示す情報は、同時印刷用のネットワークIDと、その同時印刷用のネットワークIDが指定された場合に印刷出力を実行する複数の画像形成装置のネットワークIDとが関連付けられた情報である。即ち、図27に示す情報は、複数出力情報である。
図27の例においては、“printer@callserver.***”というネットワークIDが指定された場合、“printerA@callserver.***”及び“printerB@callserver.***”というネットワークIDの2つの画像形成装置において印刷出力を実行することを示す。尚、“printerA@callserver.***”及び“printerB@callserver.***”というネットワークIDは、夫々画像形成装置1A、画像形成装置1BのネットワークIDを示す。
次に、図28を参照して、本実施形態に係るシステムの動作を説明する。本実施形態においても、クライアント装置1と画像形成装置1との間で印刷情報が直接やり取りされる例を説明する。また、本実施形態においては、サービス管理サーバ4がクライアント装置2の代わりに画像形成装置1に対してセッションの要求を行なう場合を例とする。
図28は、本実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。図28のS2801〜S2804までは、図10のS1003〜S1006と同様に処理が実行される。ここで、図28の例においては、S2801において、図27に示す“printer@callserver.***”が出力先のネットワークIDとして指定された場合を例とする。
サービス管理サーバ4は、SIPサーバ3から転送を受けた出力要求に対して、装置情報DB404から転送条件を取得すると(S2804)、クライアント装置2と画像形成装置1A及びクライアント装置2と画像形成装置1Bのセッション要求をSIPサーバ3に送信する(S2805)。即ち、S2805において、サービス管理サーバ4は、2つのセッション要求を送信する。
S2805において送信されるセッション要求に含まれる情報は、図11において説明した情報に準ずる。S2805のセッション要求の宛先としては、“call printerA@callserver.***”若しくは“call printerB@callserver.***”のように、画像形成装置1A、画像形成装置1BのIDが指定される。また、セッションの要求元としては、“print rpcs from 123.123.123.10:10000”のように、クライアント装置2の10000番のポートからRPCS形式の情報を送信することが指定される。
サービス管理サーバ4からのセッション要求を受信したSIPサーバ3は、画像形成装置1A、画像形成装置1Bに対して要求を転送する(S2806)。画像形成装置1Bは、SIPサーバ3から要求を受信すると、SIPサーバ3に対してセッション要求への応答を返す(S2807)。また、画像形成装置1Aは、SIPサーバ3から要求を受信すると、SIPサーバ3に対してセッション要求への応答を返す(S2808)。
S2807、S2808において画像形成装置1A、画像形成装置1Bが出力する応答に含まれる情報は、図12において説明した情報に準ずる。要求に対する応答としては“ok printerA@callserver.***”若しくは、“ok printerB@callserver.***”のように記述される。また、応答の内容としては、“print rpcs to 123.123.123.21:9100”若しくは“print rpcs to 123.123.123.22:9100”のように記述される。ここで、上記“123.123.123.21”、“123.123.123.22”は、夫々画像形成装置1A、画像形成装置1BのIPアドレスである。
画像形成装置1A、画像形成装置1Bからの応答を受信したSIPサーバ3は、クライアント装置2に応答を転送する(S2809)。これにより、クライアント装置2と画像形成装置1A、クライアント装置2と画像形成装置1Bとの間に夫々セッションが確立する。
画像系瀬装置1A、画像形成装置1Bとの間に夫々セッションが確立すると、クライアント装置2は、画像形成装置1A、画像形成装置1B夫々に対して印刷情報を送信する(S2810)。画像形成装置1Aは、クライアント装置2から印刷情報を受信すると、印刷出力を実行する(S2811)。また、画像形成装置1Bは、クライアント装置2から印刷情報を受信すると、印刷出力を実行する(S2812)。
以上説明したように、本実施形態においては、同時印刷用のネットワークID及びそのネットワークIDに関連付けられた複数の画像形成装置のネットワークIDをサービス管理サーバ4に登録することにより、同時印刷機能を付帯機能として、クライアント装置2及び画像形成装置1からは独立して実現することが可能となる。結果的に、サービス管理サーバ4だけで処理を完結することができるため、ネットワークプリンティングシステムにおいて、付帯処理機能としての同時印刷機能を容易に追加することが可能となる。
尚、実施の形態1〜実施の形態6においては、夫々の付帯処理について、様々な転送経路により、処理が完了する例を説明した。例えば、図10、上記説明した付帯処理と転送経路との組み合わせの他、夫々の付帯処理と転送経路とを任意に組み合わせることによっても、処理を完了することが可能である。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る機器のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るクライアント装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るSIPサーバの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス管理サーバの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作においてやり取りされる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作においてやり取りされる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作においてやり取りされる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作においてやり取りされる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作においてやり取りされる情報の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の他の実施形態に係る装置情報DBが記憶している情報を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るシステムの動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 画像形成装置、
1A 画像形成装置、
1B 画像形成装置、
2 クライアント装置、
3 SIPサーバ、
4 サービス管理サーバ、
10 CPU、
11 データストレージ
12 SIP&サービス管理サーバ、
20 RAM、
28 ウェブ&サービス管理サーバ、
30 ROM、
40 HDD、
50 I/F、
60 LCD、
70 操作部、
80 バス、
100 コントローラ、
101 ADF、
102 スキャナユニット、
103 排紙トレイ、
104 ディスプレイパネル、
105 給紙テーブル、
106 プリントエンジン、
107 排紙トレイ、
108 ネットワークI/F、
111 主制御部、
112 エンジン制御部、
113 入出力制御部、
114 画像処理部、
115 操作表示制御部115、
201 主制御部、
202 アプリケーション、
203 情報記憶部、
204 ネットワークI/F、
205 印刷出力制御部、
206 ユーザI/F、
301 主制御部、
302 セッション管理部、
303 ネットワークI/F、
304 ユーザ情報DB、
401 主制御部、
402 サービス管理部、
403 ネットワークI/F、
404 装置情報DB

Claims (18)

  1. 画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置であって、
    ネットワークを介して前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信する命令受信部と、
    前記受信された命令情報を仲介する命令仲介部と、
    前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理を行なう付帯処理部と、
    前記付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得する付帯処理情報取得部とを有し、
    前記命令仲介部は、前記受信された命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように前記命令情報を仲介し、
    前記付帯処理部は、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする、画像形成出力管理装置。
  2. 前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の制限に関する制限情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された制限情報と前記受信された命令情報とに基づいて前記画像形成出力の中止を決定し、
    前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記画像形成出力の実行を中止するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成出力管理装置。
  3. 前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の制限枚数を示す情報を前記制限情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成出力の枚数と前記取得された制限情報が示す制限枚数とに基づいて前記画像形成出力の中止を決定することを決定することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成出力管理装置。
  4. 前記付帯処理情報取得部は、画像形成出力の課金に関する情報を前記制限情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記受信された命令情報に係る画像形成出力について発生する費用の情報を前記取得した制限情報に基づいて算出し、前記算出した費用の情報に基づいて前記画像形成出力の中止を決定することを特徴とする、請求項2または3に記載の画像形成出力管理装置。
  5. 前記付帯情報取得部は、前記画像形成出力の認証に関する情報を前記制限情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記受信された命令情報と前記取得された制限情報とに基づいて前記画像形成出力可否を認証することにより前記画像形成出力の中止を決定することを特徴とする、請求項2乃至4いずれかに記載の画像形成出力管理装置。
  6. 前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の履歴の記録に関する情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された付帯処理情報に基づいて前記受信された命令情報に係る画像形成出力の履歴情報を情報記録部に記録させることを特徴とする、請求項1乃至5いずれか1に記載の画像形成出力管理装置。
  7. 前記付帯処理情報取得部は、前記画像形成出力の履歴の記録要否に関する情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された付帯処理情報に基づいて前記受信された命令情報に係る画像形成出力の履歴の記録要否を判断することを特徴とする、請求6に記載の画像形成出力管理装置。
  8. 前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成装置の状態に関する状態情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された状態情報に基づいて他の画像形成において前記画像形成出力を実行することを決定し、
    前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記他の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする、請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成出力管理装置。
  9. 前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている画像形成装置の代理となる他の画像形成装置を指定する代理情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された代理情報に基づいて前記他の画像形成装置において前記画像形成出力を実行することを決定することを特徴とする、請求項8に記載の画像形成出力管理装置。
  10. 前記付帯処理情報取得部は、前記受信された命令情報において指定されている出力先に関連付けられた複数の画像形成装置を指定する複数出力情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された複数出力情報に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行することを決定し、
    前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする、請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成出力管理装置。
  11. ネットワークに接続されて動作する画像形成装置と、
    前記画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置と、
    前記画像形成装置による画像形成出力の実行を要求する出力要求装置とを備え、
    前記画像形成出力管理装置は、
    前記出力要求装置による前記画像形成出力の要求に応じて前記画像形成装置による前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信する命令受信部と、
    前記受信された命令情報を仲介する命令仲介部と、
    前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理を行なう付帯処理部と、
    前記付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得する付帯処理情報取得部とを有し、
    前記命令仲介部は、前記受信された命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように前記命令情報を仲介し、
    前記付帯処理部は、前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする、画像形成出力管理システム。
  12. 前記命令仲介部は、前記画像形成装置が出力すべき画像情報を前記出力要求装置から取得し、前記画像形成装置に送信することを特徴とする、請求項11に記載の画像形成出力管理システム。
  13. 前記命令仲介部は、前記画像形成装置が出力すべき画像情報を、前記出力要求装置が前記画像形成装置に対して送信するように前記命令情報を仲介することを特徴とする、請求項11に記載の画像形成出力管理システム。
  14. 前記画像形成装置の代理として使用される代理画像形成装置を更に有し、
    前記出力要求装置が、前記画像形成装置による前記画像形成出力の実行を要求し、
    前記付帯処理情報取得部が、前記代理画像形成装置を前記画像形成装置の代理として使用することを示す代理情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部が、前記取得された代理情報に基づいて前記代理画像形成装置において前記画像形成出力を実行することを決定し、
    前記命令仲介部が、前記決定に基づいて前記代理画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記命令情報を仲介することを特徴とする、請求項11乃至13いずれかに記載の画像形成出力管理システム。
  15. ネットワークに接続されて動作する複数の画像形成装置を有し、
    前記出力要求装置が、前記複数の画像形成装置に関連付けられた出力先を指定して前記画像形成出力の実行を要求し、
    前記付帯処理情報取得部は、前記指定された出力先に関連付けられた複数の画像形成装置を指定する複数出力情報を前記付帯処理情報として取得し、
    前記付帯処理部は、前記取得された複数出力情報に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行することを決定し、
    前記命令仲介部は、前記決定に基づいて前記複数の画像形成装置が前記画像形成出力を実行するように前記受信された命令情報を仲介することを特徴とする、請求項11乃至14いずれかに記載の画像形成出力管理システム。
  16. ネットワークに接続されて動作する画像形成装置と、
    前記画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置と、
    前記画像形成装置による画像形成出力の実行を要求する出力要求装置とを備える画像形成出力管理方法であって、
    前記出力要求装置が、前記画像形成出力の実行を要求し、
    前記画像形成出力管理装置が、
    前記出力要求装置による前記画像形成出力の要求に応じて前記画像形成装置による前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信し、
    前記受信された命令情報を、当該命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように仲介し、
    前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得し、
    前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行することを特徴とする、画像形成出力管理方法。
  17. 情報処理装置を画像形成装置による画像形成出力の実行を管理する画像形成出力管理装置として動作させる制御プログラムであって、
    ネットワークを介して前記画像形成出力の命令に関する命令情報を受信するステップと、
    前記受信された命令情報を、当該命令情報に係る前記画像形成出力を前記画像形成装置が実行するように仲介するステップと、
    前記画像形成出力に応じて実行される付帯処理に関する情報である付帯処理情報を取得するステップと、
    前記受信された命令情報及び前記取得された付帯処理情報に基づいて前記付帯処理を実行するステップとを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする、制御プログラム。
  18. 請求項17に記載の制御プログラムを前記情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする、記録媒体。
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