JP2012190337A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリンタが印刷データを適切に取得し得る技術を提供すること。
【解決手段】 プリンタは、ユーザから、AuthTokenの取得に関する取得指示が与えられる場合(S102でYESの場合)に、ユーザによって指定されるユーザID及びパスワードを格納管理サーバに供給して、格納管理サーバからAuthTokenを取得する場合に(S104)。プリンタは、AuthTokenを用いて、印刷データを取得する(S126)。プリンタは、格納管理サーバからAuthTokenが取得され、その後、プリンタの電源のOFF及びONが実行される場合に、ユーザから取得指示が与えられなくても、NVRAM内のユーザID及びパスワードを格納管理サーバに供給して、格納管理サーバからAuthTokenを再び取得する(S108)。
【選択図】 図4

Description

本明細書によって開示される技術は、ネットワークを介してサーバに接続される通信装置に関する。
特許文献1のシステムでは、ユーザは、印刷対象のドキュメントのIDを端末装置に入力する。この場合、端末装置は、当該IDをプリント要求管理サーバに送信する。プリント要求管理サーバは、当該IDを含むプリント要求データをファクシミリサーバに送信する。この場合、ファクシミリサーバは、当該IDに対応する印刷データを取得して、当該印刷データをプリンタに送信する。この結果、プリンタは、当該印刷データに従った印刷を実行する。
特開2002−73462号公報
特許文献1には、認証情報を用いたデータ通信が実行されるシステムについて、何ら考慮されていない。本明細書では、通信装置が、認証情報を用いて、データを適切に取得し得る技術を開示する。
本明細書では、ネットワークを介してサーバに接続される通信装置を開示する。通信装置は、認証情報取得部と、データ取得部と、記憶制御部と、を備える。認証情報取得部は、ユーザから、第1種の認証情報の取得に関する取得指示が与えられる場合に、ユーザによって指定される第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を取得する。データ取得部は、第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを取得する。記憶制御部は、第2種の認証情報を不揮発性メモリに記憶させる。認証情報取得部は、サーバから第1種の認証情報が取得され、その後、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、ユーザから取得指示が与えられなくても、不揮発性メモリ内の第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を再び取得する。
上記の構成によると、通信装置は、第1種の認証情報を取得するために必要な第2種の認証情報を、不揮発性メモリに記憶させる。従って、通信装置の電源がOFFされても、不揮発性メモリに第2種の認証情報が維持される。その後、通信装置の電源がONされると、通信装置は、ユーザから取得指示が与えられなくても、不揮発性メモリ内の第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を取得することができる。従って、仮に、第1種の認証情報が不揮発性メモリに記憶されない構成、即ち、通信装置の電源がOFFされる場合に第1種の認証情報が消去される構成、を採用しても、通信装置は、通信装置の電源がONされる場合に、第1種の認証情報を再び取得することができ、この結果、第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを適切に取得することができる。
記憶制御部は、さらに、第1種の認証情報を、不揮発性メモリに記憶させずに、揮発性メモリに記憶させてもよい。データ取得部は、揮発性メモリ内の第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを取得してもよい。この構成によると、第1種の認証情報が不揮発性メモリに記憶されないために、第1種の認証情報が不揮発性メモリに記憶される構成と比べて、不揮発性メモリ内の情報量が増加するのを抑制することができる。
通信装置は、さらに、ユーザから取得指示が与えられる場合に、通信装置のデバイス情報をサーバに供給して、通信装置のデバイス情報をサーバに登録する登録部を備えていてもよい。サーバは、サーバに登録済みである通信装置のデバイス情報を第1の端末装置に供給して、第1の端末装置からの要求に応じて、特定のデータをデータ格納部に格納してもよい。この構成によると、第1の端末装置のユーザは、通信装置のデバイス情報を参照して、特定のデータをデータ格納部に格納するための指示をサーバに与え得る。
登録部は、サーバから第1種の認証情報が取得され、その後、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、通信装置のデバイス情報をサーバに供給しなくてもよい。この構成によると、通信装置のデバイス情報がサーバに供給されないために、通信装置の処理負荷を低減させることができる。
登録部は、サーバから第1種の認証情報が取得され、その後、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、通信装置のデバイス情報がサーバに現在登録されているのか否かを判断する判断部を備えていてもよい。登録部は、通信装置のデバイス情報がサーバに現在登録されていると判断される場合に、通信装置のデバイス情報をサーバに供給せず、通信装置のデバイス情報がサーバに現在登録されていないと判断される場合に、通信装置のデバイス情報をサーバに供給して、通信装置のデバイス情報をサーバに登録してもよい。この構成によると、通信装置のデバイス情報がサーバに現在登録されている場合には、通信装置のデバイス情報がサーバに供給されないために、通信装置の処理負荷を低減させることができる。一方において、通信装置のデバイス情報がサーバに現在登録されていない場合には、通信装置のデバイス情報がサーバに供給されるために、通信装置のデバイス情報をサーバに適切に登録することができる。
認証情報取得部は、(A)サーバから第1種の認証情報が取得され、その後、ユーザから、サーバとの通信の終了に関する終了指示が与えられずに、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、ユーザから取得指示が与えられなくても、第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を再び取得し、(B)サーバから第1種の認証情報が取得され、その後、ユーザから終了指示が与えられ、その後、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、第2種の認証情報をサーバに供給しなくてもよい。この構成によると、通信装置は、ユーザから終了指示が与えられる場合には、第2種の認証情報をサーバに供給しない。即ち、ユーザが意図しない通信が実行されるのを抑制することができる。特に、通信装置の電源がONされる場合に、常に、第2種の認証情報をサーバに供給する構成と比べると、通信装置の処理負荷を低減させることができる。
記憶制御部は、ユーザから終了指示が与えられる場合に、不揮発性メモリ内の第2種の認証情報のうちの少なくとも一部を消去してもよい。この構成によると、不揮発性メモリ内の情報量を低減させることができる。
第2種の認証情報は、ユーザIDとパスワードとを含んでいてもよい。記憶制御部は、ユーザから終了指示が与えられる場合に、不揮発性メモリ内のユーザIDを消去せずに、不揮発性メモリ内のパスワードを消去してもよい。この構成によると、ユーザは、終了指示の後に、再び取得指示を与える際に、ユーザIDを指定せずに済む。
取得指示は、ユーザが、通信装置と別体に構成されている第2の端末装置に所定の操作を加える際に、第2の端末装置から通信装置に送信される指示であってもよい。この構成によると、ユーザは、通信装置と別体に構成されている第2の端末装置を用いて、通信装置に取得指示を与えることができる。
サーバは、第1の端末装置からの要求に従って、特定のデータをデータ格納部に格納させる格納管理サーバと、格納管理サーバから、特定のデータをデータ格納部に格納させたことを示す格納通知を取得する場合に、所定の通知を通信装置に送信する通知管理サーバと、を含んでいてもよい。認証情報取得部は、ユーザから取得指示が与えられる場合に、第2種の認証情報を格納管理サーバに供給して、格納管理サーバから第1種の認証情報を取得してもよい。データ取得部は、通知管理サーバから所定の通知が受信される際に、第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを取得してもよい。
なお、上記の通信装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
通信システムの構成の一例を示す。 各デバイスの間で実行される通信の一例のシーケンス図を示す。 ジョブ情報の一例を示す。 プリンタ処理のフローチャートを示す。 各デバイスの間で実行される通信の一例のシーケンス図を示す。
(システムの構成)
図1に示されるように、通信システム2は、プリンタ10(PC80の周辺機器)と、格納管理サーバ50と、通知管理サーバ60と、PC80と、を備える。各デバイス10,50〜80は、別体に構成されている。プリンタ10は、LAN4を介して、インターネット6に接続されている。各デバイス50〜80は、インターネット6に接続されている。従って、プリンタ10は、インターネット6を介して、各デバイス50〜80に通信可能に接続される。なお、変形例では、PC80がLAN4に接続されていてもよい。この場合、プリンタ10は、インターネット6を介さずに、LAN4を介して、PC80と通信可能に接続される。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、ネットワークインターフェイス18と、制御部20と、を備える。上記の各部12〜20は、バス線(符号省略)に接続されている。操作部12は、複数のキーによって構成される。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構を備え、制御部20からの指示に従って印刷を実行する。ネットワークインターフェイス18は、LAN4に接続されている。
制御部20は、CPU22と、NVRAM(不揮発性メモリ)24と、VRAM(揮発性メモリ)26と、を備える。CPU22は、NVRAM24に格納されているプログラムに従って、様々な処理を実行する。CPU22が当該プログラムに従って処理を実行することによって、認証情報取得部30、データ取得部32、記憶制御部34、及び、登録部36の各機能が実現される。なお、登録部36は、判断部38を備える。
なお、NVRAM24の記憶容量は、VRAM26の記憶容量よりも少ない。詳しくは後述するが、NVRAM24の記憶容量を有効に活用するために、本実施例では、後述のAuthTokenを、NVRAM24に記憶させずに、VRAM26に記憶させる。
また、図示省略しているが、プリンタ10は、電源コードを備えており、当該電源コードは、例えば家庭内等のコンセントに接続される。また、操作部12は、プリンタ10の電源をON又はOFFするための電源スイッチを含む。なお、本実施例では、プリンタ10の電源スイッチは、いわゆるソフトスイッチであるが、変形例では、プリンタ10の電源スイッチは、いわゆるハードスイッチであってもよい。
(格納管理サーバ50及び通知管理サーバ60の構成)
格納管理サーバ50及び通知管理サーバ60は、プリンタ10での印刷を仲介するためのサーバ(即ち印刷仲介サーバ)である。各サーバ50,60は、プリンタ10のベンダによって提供されるサーバではなく、クラウド印刷サービスを提供する会社(以下では「提供会社」と呼ぶ)によって提供されるサーバである。ただし、変形例では、各サーバ50,60は、プリンタ10のベンダによって提供されるサーバであってもよい。また、本実施例では、サーバ50,60が別体に構成されているが、変形例では、サーバ50,60が一体に構成されていてもよい。
格納管理サーバ50は、PC80からの指示に応じて、印刷対象のデータ(以下では「印刷データ」と呼ぶ)をデータ格納部56に格納する。なお、データ格納部56は、格納管理サーバ50の内部に設けられていてもよいし、格納管理サーバ50の外部に設けられていてもよい。後者の場合、データ格納部56のことを「データ格納サーバ」と言い換えてもよい。
格納管理サーバ50は、プリンタ管理テーブル52を記憶している。プリンタ管理テーブル52では、ユーザIDと、AuthTokenと、プリンタ名と、Capability情報と、が対応付けられている。
ユーザIDは、クラウド印刷サービスを利用することを望むユーザに対して、上記の提供会社によって発行されるIDである。AuthTokenは、ユーザがユーザIDを利用して格納管理サーバ50にログインする際に、当該ユーザに割り当てられる認証情報である。1個のユーザIDに対して1個のAuthTokenが割り当てられるために、AuthTokenは、ユーザIDに関係する情報であると言える。AuthTokenは、所定の文字数(アルファベットと数字の組み合わせ)によって構成される。AuthTokenの文字数が多くなれば、AuthTokenのデータサイズが大きくなる。また、プリンタ名は、プリンタのノード名(例えば、プリンタのユーザによって指定される名称)である。例えば、プリンタ10のプリンタ名は「PN1」である。Capability情報は、プリンタが実行可能な印刷条件を示す情報である。
Capability情報は、例えば、プリンタが利用可能な色数を含む。図1の例では、プリンタ名「PN1」を有するプリンタ10が利用可能な色数は、「カラー」、「グレー」、及び、「モノクロ」である。これは、プリンタ10が、カラー印刷と、グレースケール印刷と、モノクロ印刷と、の全てを実行可能であることを意味する。また、Capability情報は、例えば、プリンタが利用可能な用紙サイズを含む。図1の例では、プリンタ名「PN1」を有するプリンタ10が利用可能な用紙サイズは、「A4」、及び、「B4」である。これは、プリンタ10が、A4の印刷用紙に対する印刷と、B4の印刷用紙に対する印刷と、のどちらも実行可能であることを意味する。
なお、Capability情報は、プリンタが利用可能な色数及び用紙サイズに限られず、プリンタが利用可能な印刷解像度、用紙種類(普通紙、光沢紙等)等を含んでいてもよいし、プリンタで許容される印刷部数の上限を示す情報を含んでいてもよいし、プリンタが両面印刷を実行可能か否かを示す情報を含んでいてもよい。
格納管理サーバ50は、さらに、ジョブ管理テーブル54を記憶している。ジョブ管理テーブル54では、ユーザIDと、ジョブ情報と、が対応付けられている。ユーザIDは、プリンタ管理テーブル52で利用されるユーザIDと同様である。ジョブ情報については、図3を参照しながら、後で詳しく説明する。
なお、格納管理サーバ50は、特定のユーザID(例えば「U1」)を有するユーザからの指示(即ち、上記の特定のユーザIDを有するユーザが利用する端末装置からの指示)に従って、印刷データをデータ格納部56に格納した際に、上記の特定のユーザIDを含む格納通知を通知管理サーバ60に供給する。
通知管理サーバ60は、格納管理サーバ50から、上記の特定のユーザIDを含む格納通知を取得する場合に、上記の特定のユーザIDを用いた認証が成功したプリンタ(例えばプリンタ10)に、所定の通知を送信する。この点については、後で詳しく説明する。
(各デバイスが実行する処理)
続いて、図2を参照して、各デバイスが実行する処理の内容を説明する。プリンタ10は、ウェブサーバプログラムを記憶しており、ウェブサーバとして機能することができる。また、格納管理サーバ50も、ウェブサーバプログラムを記憶しており、ウェブサーバとして機能することができる。一方において、PC80は、ウェブブラウザプログラムを記憶しており、ウェブクライアントとして機能することができる。
(認証に関する処理)
なお、以下では、各デバイスが実行する処理の概略を説明する。プリンタ10が実行する具体的な処理については、図4を参照しながら、後で詳しく説明する。PC80のユーザは、クラウド印刷サービスを利用することを望む場合に、プリンタ10のウェブサーバにアクセスするための操作を、PC80の操作部(図示省略;例えば、キーボード、マウス等)に加える。この場合、PC80は、ウェブブラウザを用いて、プリンタ10のウェブサーバにアクセスする。プリンタ10のウェブサーバは、ユーザIDとパスワードとを入力するためのログイン画面を表わす画面データを、PC80に供給する。この結果、PC80の表示部(図示省略)にログイン画面が表示される。ユーザは、ログイン画面を見ながら、ユーザID「U1」とパスワードとを含むログイン情報を入力するための操作を、PC80の操作部に加える。この場合、PC80は、ログイン情報をプリンタ10に供給する。
プリンタ10の認証情報取得部30(図1参照)は、PC80からログイン情報が取得される場合に、当該ログイン情報を格納管理サーバ50に供給する。なお、プリンタ10のメモリ24内には格納管理サーバ50のIPアドレスが予め格納されており、認証情報取得部30は、当該IPアドレスを送信先として、ログイン情報を送信する。この構成によると、PC80のユーザは、プリンタ10と別体に構成されているPC80を用いて、ログインのための指示(即ち、ログイン情報)をプリンタ10に与えることができる。
図示省略しているが、格納管理サーバ50は、複数のユーザIDのそれぞれについて、当該ユーザIDとパスワードとが対応付けられているユーザ管理テーブルを記憶している。格納管理サーバ50は、プリンタ10からログイン情報が受信される場合に、当該ログイン情報に含まれるユーザID及びパスワードがユーザ管理テーブルに含まれるのか否かを判断する(即ち、認証を実行する)。格納管理サーバ50は、ユーザID及びパスワードがユーザ管理テーブルに含まれる場合に、認証成功を示す成功情報をプリンタ10に送信する。この場合、格納管理サーバ50は、さらに、AuthToken「AT1」を生成して、プリンタ10に送信する。
この結果、認証情報取得部30は、格納管理サーバ50から、成功情報と、AuthToken「AT1」と、を取得する。次いで、プリンタ10の登録部36(図1参照)は、プリンタ10のプリンタ名「PN1」と、プリンタ10のCapability情報(即ち、プリンタ10が実行可能な全ての印刷条件を示す情報)と、を格納管理サーバ50に供給する。
格納管理サーバ50は、プリンタ10からプリンタ名「PN1」及びCapability情報が取得される場合に、ユーザID「U1」と、プリンタ名「PN1」と、AuthToken「AT1」と、Capability情報と、を対応付けて、プリンタ管理テーブル52に登録する。
プリンタ10の制御部20は、さらに、ログイン情報を通知管理サーバ60にも送信する。なお、プリンタ10のメモリ24内には通知管理サーバ60のアドレスが予め格納されており、制御部20は、当該アドレスを送信先として、ログイン情報を送信する。
図示省略しているが、通知管理サーバ60は、格納管理サーバ50と同様に、ユーザ管理テーブルを記憶している。通知管理サーバ60は、プリンタ10からログイン情報が受信される場合に、格納管理サーバ50と同様の認証を実行して、認証成功を示す成功情報をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、通知管理サーバ60から成功情報が受信される場合に、プリンタ10と通知管理サーバ60との間に、通信セッションを確立する。プリンタ10と通知管理サーバ60との間では、プリンタ10の電源がOFFされるまで、通信セッションが確立された状態、即ち、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)のストリームがオープンされた状態、が維持される。なお、プリンタ10と格納管理サーバ50との間では、通信セッションが確立された状態が維持されず、両者の間で後述のジョブ情報等が通信される際に、通信セッションが確立される。
(PC80から格納管理サーバ50への印刷の指示)
PC80のユーザは、プリンタ10に印刷を実行させることを望む場合に、格納管理サーバ50のウェブサーバにアクセスするための操作を、PC80の操作部に加える。この場合、PC80は、ウェブブラウザを用いて、格納管理サーバ50のウェブサーバにアクセスする。プリンタ10のウェブサーバの場合と同様に、格納管理サーバ50からログイン画面を表わす画面データがPC80に供給され、PC80の表示部にログイン画面が表示される。ユーザは、ログイン画面を見ながら、ユーザID「U1」とパスワードとを含むログイン情報を入力するための操作を、PC80の操作部に加える。この場合、PC80は、ログイン情報を格納管理サーバ50に供給する。
格納管理サーバ50は、PC80からログイン情報が取得される場合に、上記と同様の認証を実行する。次いで、格納管理サーバ50は、認証が成功する場合に、印刷設定画面を表わす画面データを生成する。印刷設定画面は、プリンタ選択画面と、印刷条件選択画面と、を含む。
具体的に言うと、格納管理サーバ50は、まず、プリンタ管理テーブル52から、ログイン情報に含まれるユーザID「U1」に対応付けられているプリンタ名「PN1」,「PN2」を特定して、プリンタ名「PN1」,「PN2」を含むプリンタ選択画面を表わす画面データを生成する。そして、格納管理サーバ50は、当該画面データをPC80に供給する。この結果、PC80の表示部にプリンタ選択画面が表示される。ユーザは、プリンタ選択画面を見ながら、プリンタ名「PN1」,「PN2」の中から、印刷を実行すべきプリンタ10のプリンタ名「PN1」を選択する。この場合、PC80は、プリンタ名「PN1」を含む選択結果情報を、格納管理サーバ50に供給する。
格納管理サーバ50は、プリンタ名「PN1」を含む選択結果情報が取得される場合に、プリンタ管理テーブル52から、ユーザID「U1」とプリンタ名「PN1」とに対応付けられているCapability情報を特定して、当該Capability情報を含む印刷条件選択画面を表わす画面データを生成する。そして、格納管理サーバ50は、当該画面データをPC80に供給する。
この結果、PC80の表示部に印刷条件選択画面が表示される。ユーザは、印刷条件選択画面を見ながら、複数個の印刷条件の中から、所望の印刷条件を選択する。例えば、ユーザは、色数に対応する複数個の印刷条件(「カラー」、「グレー」、及び、「モノクロ」)の中から、色数に対応する1個の印刷条件(例えば「モノクロ」)を選択し、用紙サイズに対応する複数個の印刷条件(「A4」、及び、「B4」)の中から、用紙サイズに対応する1個の印刷条件(例えば「A4」)を選択する。このように、本実施例では、プリンタ10がCapability情報を格納管理サーバ50に供給するために、PC80のユーザは、プリンタ10が実行可能な複数個の印刷条件の中から、所望の印刷条件を選択することができる。PC80は、ユーザによって選択された印刷条件(例えば「モノクロ」、「A4」)を示す条件データを、格納管理サーバ50に供給する。なお、条件データは、「印刷チケット(print ticket)と呼ばれることもある。
さらに、PC80のユーザは、例えば、PC80内に格納されているファイルを印刷対象として選択することもできるし、PC80の外部に存在するファイル(例えばインターネット上のサーバに格納されているファイル等)を印刷対象として選択することもできる。前者の場合には、PC80は、印刷データPD1を格納管理サーバ50に供給する。後者の場合には、PC80は、例えば、PC80の外部から印刷データPD1を取得して、印刷データPD1を格納管理サーバ50に供給してもよいし、印刷データPD1を格納しているサーバに対して、印刷データPD1を格納管理サーバ50に供給することを指示してもよい。なお、変形例では、PC80のユーザは、格納管理サーバ50内に格納されているファイルを印刷対象として選択してもよい。
本実施例によると、PC80のユーザは、プリンタ選択画面内の複数個のプリンタ名を参照して、プリンタ10のプリンタ名「PN1」を選択することにより、印刷データをプリンタ10で印刷させるための指示(即ち、印刷データをデータ格納部56に格納するための指示)を、格納管理サーバ50に与えることができる。さらに、PC80のユーザは、印刷条件選択画面内のCapability情報を参照して、印刷条件を選択することにより、印刷データをプリンタ10で印刷させるための指示(即ち、印刷データをデータ格納部56に格納するための指示)を、格納管理サーバ50に与えることができる。
上述したように、格納管理サーバ50は、プリンタ名「PN1」と、条件データと、印刷データPD1と、を取得する。この場合、格納管理サーバ50は、格納処理を実行する(S10)。即ち、格納管理サーバ50は、PC80からの指示に従って、格納処理を実行する。なお、この後の処理では、条件データと印刷データPD1とが組として利用されるために、以下では、印刷データPD1に条件データが含まれるものとして、説明を続ける(図2でも条件データを図示省略している)。
(格納処理の内容;S10)
格納処理では、格納管理サーバ50は、印刷データPD1をデータ格納部56(図1参照)に格納する。格納処理では、格納管理サーバ50は、さらに、PC80から取得されたログイン情報に含まれるユーザID「U1」と、データ格納部56に新たに格納された印刷データPD1に対応するジョブ情報J1と、を対応付けて、ジョブ管理テーブル54に登録する。なお、ジョブ管理テーブル54では、1個のユーザIDに対応付けて、複数個のジョブ情報が登録されることがあり得る。例えば、図1に示されるように、ジョブ管理テーブル54には、ユーザID「U1」と、複数個のジョブ情報J1,J2と、が対応付けて登録されている。例えば、ジョブ情報J2は、ジョブ情報J1がジョブ管理テーブル54に登録される前に、PC80又は他のPCからの指示に従って、ジョブ管理テーブル54に登録された情報である。
図3に示されるように、ジョブ情報J1は、ジョブID「12345」と、プリンタID「6789」と、印刷データPD1のファイルフォーマット「PDF」と、印刷データPD1のURL(データ格納部56内のURL)と、を含む。
ジョブIDは、個々の印刷ジョブを識別するためのIDである(即ち、データ格納部56に格納される個々の印刷データを識別するためのIDである)。プリンタIDは、プリンタを識別するためのIDである。図示省略しているが、格納管理サーバ50は、プリンタ名とプリンタIDとを対応付けて記憶している。従って、格納管理サーバ50は、PC80からプリンタ10のプリンタ名「PN1」が取得されると、プリンタ10のプリンタID「6789」を特定することができる。また、格納管理サーバ50は、印刷データPD1のファイル名の拡張子に基づいて、印刷データPD1のファイルフォーマットを特定することができる。ジョブ情報J2は、ジョブ情報J1と同様の構成を有する。
図2に示されるように、格納管理サーバ50は、格納処理(S10)を終えると、ユーザID「U1」を含む格納通知を通知管理サーバ60に供給する。通知管理サーバ60は、格納通知を取得することにより、ユーザID「U1」を有するユーザからの指示に従って、格納処理が実行されたことを知ることができる。この場合、通知管理サーバ60は、ユーザID「U1」を含むログイン情報の認証が成功したプリンタ10に所定の通知を送信する。上述したように、通知管理サーバ60とプリンタ10との間では、通信セッションが確立されている。通知管理サーバ60は、通信セッションを用いて、プリンタ10に所定の通知を送信する。なお、所定の通知は「XMPP通知」と呼ばれることもある。
(格納通知の後の各処理)
プリンタ10のデータ取得部32(図1参照)は、通知管理サーバ60から上記の所定の通知を受信する。この場合、データ取得部32は、AuthToken「AT1」を含む要求情報を、格納管理サーバ50に供給する。なお、AuthToken「AT1」は、格納管理サーバ50に対するログイン時に取得された情報である。
格納管理サーバ50は、プリンタ管理テーブル52から、要求情報に含まれるAuthToken「AT1」に対応付けられているユーザID「U1」を特定し、次いで、ジョブ管理テーブル54から、ユーザID「U1」に対応付けられているジョブ情報J1,J2を特定して、ジョブ情報J1,J2をプリンタ10に送信する。この結果、データ取得部32は、ジョブ情報J1,J2を取得する。なお、ジョブ情報J1,J2は、「Fetch情報」と呼ばれることもある。
次いで、データ取得部32は、ジョブ情報J1から、印刷データPD1のURLを特定し、当該URLを用いて、データ格納部56から、印刷データPD1を取得する。具体的に言うと、データ取得部32は、印刷データPD1のURLを送信先として、データ取得要求を送信する。この結果、データ格納部56は、データ取得要求に応じて、印刷データPD1をプリンタ10に送信する。これにより、データ取得部32は、印刷データPD1を取得することができる。なお、図3の例では、格納管理サーバ50の内部にデータ格納部56が設けられており、データ取得部32は、格納管理サーバ50から、印刷データPD1を取得する。ただし、上述したように、格納管理サーバ50の外部にデータ格納部56が設けられてもよく、その場合、データ取得部32は、格納管理サーバ50の外部のデータ格納部56から、印刷データPD1を取得する。なお、データ取得部32は、印刷データPD1と共に、条件データも取得する。
次いで、S20において、プリンタ10の制御部20は、条件データによって示される印刷条件(以下では「選択印刷条件」と呼ぶ)に従って、印刷データPD1によって表わされる画像の印刷を、印刷実行部16に実行させる。具体的に言うと、制御部20は、まず、印刷データPD1を用いて、選択印刷条件に適合するデータを生成する。例えば、印刷データPD1がカラーデータであり、選択印刷条件がモノクロを示す場合には、制御部20は、カラーデータである印刷データPD1を、モノクロデータに変換する。さらに、この際に、制御部20は、選択印刷条件が示す用紙サイズ(例えば「A4」)に適合するモノクロデータを生成する。
そして、制御部20は、生成済みのモノクロデータに従った印刷を、印刷実行部16に実行させる。即ち、制御部20は、印刷データPD1に従った駆動信号(例えば、インクを吐出するための圧電素子に供給される駆動信号や、感光体に静電潜像を形成するためのレーザ源に供給される駆動信号等)を印刷実行部16に供給する。これにより、印刷実行部16は、印刷データPD1によって表わされる画像を印刷媒体に印刷し、ユーザは、当該印刷媒体を得ることができる。上記の例では、ユーザは、モノクロ画像が印刷されたA4サイズの印刷媒体を得ることができる。
なお、データ取得部32は、印刷ジョブJ1の場合と同様に、印刷ジョブJ2に含まれる印刷データのURLを用いて、当該印刷データを取得する。そして、制御部20は、当該印刷データによって表わされる画像の印刷を、印刷実行部16に実行させる。
(プリンタ10が実行する処理)
続いて、図4を参照して、プリンタ10が実行する処理の内容を詳しく説明する。プリンタ10が図4のプリンタ処理を実行することにより、図2のシーケンス図の各処理が実現される。図4のプリンタ処理は、プリンタ10の電源がONされる際に、開始される。
まず、S100において、認証情報取得部30は、パスワードがNVRAM24に記憶されているのか否かを判断する。プリンタ10の電源がOFFされる前に、後述のS102〜S106の処理が実行された場合には、プリンタ10の電源がONされた際に、NVRAM24にパスワード及びユーザIDの両方が記憶されている可能性がある。NVRAM24にパスワード及びユーザIDの両方が記憶されている場合には、認証情報取得部30は、S100でYESと判断して、S108に進む。
なお、プリンタ10の電源がOFFされる前に、後述のS102〜S106の処理が実行されても、その後に、PC80からログアウトされた場合(後述のS116でYESの場合)には、プリンタ10の電源がONされた際に、NVRAM24に、パスワードが記憶されていないが、ユーザIDが記憶されている。この場合、認証情報取得部30は、S100でNOと判断して、S102に進む。
また、プリンタ10の電源がOFFされる前に、後述のS102〜S106の処理が一回も実行されていない場合には、プリンタ10の電源がONされた際に、NVRAM24にパスワードもユーザIDも記憶されていない。この場合、認証情報取得部30は、S100でNOと判断して、S102に進む。
S102では、認証情報取得部30は、PC80からログインされることを監視する。具体的に言うと、認証情報取得部30は、PC80からログイン情報(即ちユーザID及びパスワード)を受信することを監視する。
例えば、NVRAM24に、パスワードもユーザIDも記憶されていない状況では、プリンタ10からPC80に供給されるログイン画面は、ユーザID入力欄と、パスワード入力欄と、を含む。従って、ユーザは、PC80において、ユーザIDとパスワードとの両方を指定(即ち入力)する。一方において、例えば、NVRAM24に、パスワードが記憶されていないが、ユーザIDが記憶されている状況では、ログイン画面に含まれるユーザID入力欄には、当該ユーザIDが既に入力されている。従って、ユーザは、PC80において、パスワードのみを指定(即ち入力)する。なお、どちらの状況でも、認証情報取得部30は、PC80から、ログイン情報として、ユーザID及びパスワードの両方を取得する。
PC80からログイン情報が取得される場合(S102でYESの場合)には、S104において、認証情報取得部30は、PC80から取得されたログイン情報を格納管理サーバ50に供給する。これにより、認証情報取得部30は、格納管理サーバ50からAuthToken(例えば図1,2の「AT1」)を取得する。
次いで、S106において、記憶制御部34は、S102で取得されたパスワードを、NVRAM24に記憶させる。なお、NVRAM24にパスワードもユーザIDも記憶されていない状況で実行されるS106では、記憶制御部34は、S102で取得されたパスワード及びユーザIDの両方を、NVRAM24に記憶させる。一方において、NVRAM24にユーザIDのみが記憶されている状況で実行されるS106では、記憶制御部34は、S102で取得されたパスワードを、新たに、NVRAM24に記憶させる。S106を終えると、S110に進む。
S108では、認証情報取得部30は、NVRAM24内のログイン情報(ユーザID及びパスワードの両方)を格納管理サーバ50に供給する。これにより、認証情報取得部30は、格納管理サーバ50からAuthToken(例えば図1,2の「AT1」)を取得する。S108を終えると、S110に進む。
S110では、記憶制御部34は、S104又はS108で取得されたAuthTokenを、NVRAM24に記憶させずに、VRAM26に記憶させる。これにより、NVRAM24内の情報量が増加するのを抑制することができ、NVRAM24を有効に活用し得る。
次いで、S112において、判断部38(図1参照)は、プリンタ10のプリンタ名「PN1」及びCapability情報(以下では、これらの情報を「プリンタ10のデバイス情報」と呼ぶ)が、格納管理サーバ50に登録済みであるのか否かを判断する。具体的に言うと、判断部38は、ユーザID「U1」を含む問い合わせ信号を、格納管理サーバ50に送信する。これにより、格納管理サーバ50は、ユーザID「U1」に対応付けられている各情報(AuthToken、プリンタ名、Capability情報)を、プリンタ10に送信する。判断部38は、格納管理サーバ50から受信される各情報の内容を確認することによって、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に登録済みであるのか否かを判断する。
プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に登録済みでない場合(S112でNOの場合)には、S114において、登録部36は、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に登録されるように、プリンタ10のデバイス情報を格納管理サーバ50に供給する。S114を終えると、S116に進む。一方において、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に登録済みである場合(S112でYESの場合)には、登録部36は、プリンタ10のデバイス情報を格納管理サーバ50に供給せずに(即ちS114をスキップして)、S116に進む。
この構成によると、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に現在登録されている場合(S112でYESの場合)には、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に供給されないために、プリンタ10の処理負荷を低減させることができる。一方において、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に現在登録されていない場合(S112でNOの場合)には、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に供給されるために、プリンタ10のデバイス情報を格納管理サーバ50に適切に登録することができる。
S116では、制御部20は、PC80からログアウトされることを監視する。PC80のユーザは、ログアウトのための操作を、PC80の操作部に加えることができる。この場合、PC80は、ウェブブラウザを用いて、プリンタ10のウェブサーバにアクセスして、ユーザID「U1」を含むログアウト情報をプリンタ10に供給する。この場合、制御部20は、S116でYESと判断して、S120に進む。
S120では、制御部20は、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50から削除されるように、ユーザID「U1」を含む削除指示を格納管理サーバ50に供給する。これにより、格納管理サーバ50は、ユーザID「U1」に対応付けられているプリンタ10のデバイス情報、即ち、プリンタ名「PN1」、及び、プリンタ10のCapability情報を、プリンタ管理テーブル52から削除する。
次いで、S122において、記憶制御部34は、NVRAM24から、ユーザIDを消去せずに、パスワードを消去する。このように、NVRAM24からユーザIDが消去されないために、ユーザは、ログインの指示をプリンタ10に再び与える際に、ユーザIDを指定せずに済む。また、NVRAM24からパスワードが消去されるために、NVRAM24内の情報量を低減させることができる。S122を終えると、S102に戻る。
上述したように、プリンタ10は、ログアウト情報が取得される場合には、ログイン情報が再び取得されるまで、格納管理サーバ50と通信しない。また、プリンタ10によってログアウト情報が取得される場合には、プリンタ10と通知管理サーバ60との間の通信セッションが切断される。なお、通信セッションの切断は、プリンタ10と通知管理サーバ60とのどちらが主体的に実行してもよい。即ち、プリンタ10が、通知管理サーバ60に通信セッションを切断するためのFIN信号を通知管理サーバ60に送信してもよいし、逆に、通知管理サーバ60が、FIN信号をプリンタ10に送信してもよい。これらの説明から明らかなように、ログアウト情報は、格納管理サーバ50及び通知管理サーバ60との通信の終了に関する指示である。
また、S124において、データ取得部32は、通知管理サーバ60から所定の通知(即ちXMPP通知;図2参照)を受信することを監視する。通知管理サーバ60から所定の通知が受信される場合(S124でYESの場合)には、S126において、データ取得部32は、AuthToken「AT1」を含む要求情報を、格納管理サーバ50に供給する。これにより、データ取得部32は、格納管理サーバ50から、ジョブ情報(例えば図2,図3のジョブ情報J1)を取得する。S126では、さらに、データ取得部32は、ジョブ情報に含まれる印刷データ(例えば図2の印刷データPD1)のURLを用いて、データ格納部56から印刷データを取得する。
次いで、S128において、制御部20は、印刷データによって表わされる画像の印刷を、印刷実行部16に実行させる。なお、S128では、制御部20は、印刷データと共に取得される条件データによって示される印刷条件に従った印刷を、印刷実行部16に実行させる。
(本実施例の効果)
本実施例の通信システム2を利用すれば、PC80は、プリンタ10に印刷を実行させるためのプリンタドライバを備えていなくても、ウェブブラウザを用いて、プリンタ10に印刷を実行させるための指示(プリンタ名PN1、印刷データPD1)を、格納管理サーバ50に与えることができる。そして、プリンタ10は、通知管理サーバ60から所定の通知を受信する場合に、印刷データPD1に従った印刷を実行することができる。即ち、本実施例では、PC80は、プリンタドライバを備えていなくても、印刷仲介サーバ(格納管理サーバ50及び通知管理サーバ60)を用いて、プリンタ10に印刷を実行させることができる。即ち、PC80は、クラウド印刷サービスを利用することができる。
また、本実施例によると、プリンタ10は、AuthTokenを、NVRAM24に記憶させずに、VRAM26に記憶させる。従って、AuthTokenがNVRAM24に記憶される構成と比べて、NVRAM24内の情報量が増加するのを抑制することができる。プリンタ10は、AuthTokenを取得するために必要なユーザ名及びパスワードを、NVRAM24に記憶させる(図4のS106)。従って、図5に示されるように、PC80からログアウト情報が取得されずに(図4のS116でNOの場合)、プリンタ10の電源がOFFされると、NVRAM24にユーザ名及びパスワードが維持される。その後、プリンタ10の電源がONされると、プリンタ10は、図4の処理を再び開始し、PC80のユーザからログイン情報が取得されなくても、NVRAM24内のユーザ名及びパスワードを格納管理サーバ50に供給して、格納管理サーバ50からAuthToken「AT1」を再び取得する(図4のS108)。プリンタ10は、AuthToken「AT1」を用いて、データ格納部56から印刷データを適切に取得することができ、当該印刷データによって表わされる画像の印刷を適切に実行することができる。
なお、図5の例において、プリンタ10は、AuthToken「AT1」が取得されても、プリンタ10のデバイス情報(即ち、プリンタ名「PN1」、Capability情報)を格納管理サーバ50に供給しない。プリンタ10のデバイス情報は、格納管理サーバ50に既に登録されており、図4のS112でYESと判断されるからである。プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に供給されないために、プリンタ10の処理負荷を低減させることができる。即ち、プリンタ10がユーザの指示に応じて格納管理サーバ50にログインする場合(即ちログイン情報を供給する場合)には、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50にまだ登録されていない。従って、プリンタ10は、プリンタ10のデバイス情報を格納管理サーバ50に供給する。一方において、プリンタ10が電源ON時にユーザの指示なしで格納管理サーバ50に自動的にログインする場合には、プリンタ10が過去にログインする際にプリンタ10から供給されたデバイス情報が格納管理サーバ50に登録されている。従って、このような場合には、プリンタ10は、デバイス情報を供給しない。これにより、プリンタ10の処理負荷を低減させることができる。ただし、例えば、格納管理サーバ50に登録されたプリンタ10のデバイス情報の削除が、PC80等から指示されることがあり得る。即ち、プリンタ10が格納管理サーバ50に自動的にログインする場合に、格納管理サーバ50にプリンタ10のデバイス情報が登録されていない可能性がある。このために、本実施例では、プリンタ10は、格納管理サーバ50に自動的にログインする場合でも、プリンタ10のデバイス情報が格納管理サーバ50に登録されているかを判断し(図4のS112)、登録されていなければデバイス情報を再び供給する。
また、図5のS30に示されるように、PC80からログアウト情報が取得されると(図4のS116でYESの場合)、NVRAM24からパスワードが消去される。従って、その後、プリンタ10の電源のOFF及びONが実行されても、プリンタ10は、ユーザID及びパスワードを格納管理サーバ50に供給しない。ユーザが意図しない通信が実行されるのを抑制することができる。また、より機密性の高いパスワードをNVRAM24から消去するために、セキュリティの向上を図れる。
(対応関係)
プリンタ10が「通信装置」の一例であり、格納管理サーバ50及び通知管理サーバ60が「サーバ」の一例である。AuthToken、ログイン情報(即ちユーザID及びパスワード)が、それぞれ、「第1種の認証情報」、「第2種の認証情報」の一例である。また、図4のS102でログイン情報をPC80から取得すること、図4のS116でログアウト情報をPC80から取得することが、それぞれ、「取得指示」、「終了指示」の一例である。「印刷データ」が「特定のデータ」の一例である。また、PC80が、「第1の端末装置」及び「第2の端末装置」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)サーバ50,60は、上記の実施例のように別体に構成されていなくてもよく、一体に構成されていてもよい。一般的に言うと、「印刷仲介サーバ」は、1個のデバイスのみによって実現されてもよいし、複数個のデバイスによって実現されてもよい。
(変形例2)上記の実施例では、認証情報取得部30は、プリンタ10のためのAuthToken「AT1」を取得した後に、プリンタ10の電源のOFF及びONが実行される場合に、同じAuthToken「AT1」を再び取得する。ただし、格納管理サーバ50は、例えば、所定期間毎に、プリンタ10のためのAuthTokenを変更してもよい。この場合、認証情報取得部30は、プリンタ10のためのAuthToken「AT1」を取得した後に、プリンタ10の電源のOFF及びONが実行される場合に、「AT1とは異なる文字列によって構成されるAuthToken(即ち、変更後のAuthToken)を取得してもよい。ただし、変更後のAuthTokenは、「AT1」の文字列とは異なる文字列を有するが、プリンタ10のためのAuthTokenであるという点では、「AT1」と同種のものである。即ち、一般的に言うと、ユーザから取得指示が与えられる場合に、認証情報取得部によって取得される第1種の認証情報と、通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、認証情報取得部によって取得される第1種の認証情報と、は同じ文字列を有していてもよいし、異なる文字列を有していてもよい。即ち、前者の第1種の認証情報と後者の第1種の認証情報とは、同種のもの(本実施例ではプリンタ10のためのAuthToken)であればよい。
(変形例3)上記の実施例では、記憶制御部34は、図4のS110において、AuthTokenを、NVRAM24に記憶させずに、VRAM26に記憶させる。これに代えて、記憶制御部34は、図4のS110において、AuthTokenをNVRAM24に記憶させてもよい。即ち、一般的にいうと、記憶制御部は、第1種の認証情報を、不揮発性メモリに記憶させてもよい。なお、この場合、記憶制御部は、通信装置の電源がOFFされる際に、第1種の認証情報を不揮発性メモリから消去してもよい(ただし、第2種の認証情報を不揮発性メモリから消去しない)。そして、認証情報取得部は、通信装置の電源がONされる場合に、不揮発性メモリ内の第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を再び取得してもよい。
(変形例4)上記の実施例では、記憶制御部34は、図4のS122において、NVRAM24から、ユーザIDを消去せずに、パスワードを消去する。これに代えて、記憶制御部34は、図4のS122において、NVRAM24から、ユーザID及びパスワードを消去してもよい。一般的に言うと、記憶制御部は、ユーザから終了指示が与えられる場合に、不揮発性メモリ内の第2種の認証情報のうちの少なくとも一部を消去すればよい。
(変形例5)図2に示されるように、上記の実施例では、ユーザは、PC80を用いて、ログイン情報(即ち、AuthTokenを取得するための指示)をプリンタ10に与えるし、同じPC80を用いて、ログイン情報を格納管理サーバ50に与える。これに代えて、ユーザは、PC80を用いて、ログイン情報(即ち、AuthTokenを取得するための指示)をプリンタ10に与えるが、PC80とは異なるPCを用いて、ログイン情報を格納管理サーバ50に与えてもよい。一般的に言うと、第1の端末装置と第2の端末装置とは、同じデバイスであってもよいし、異なるデバイスであってもよい。
(変形例6)上記の実施例では、PC80は、ウェブブラウザを用いて格納管理サーバ50にアクセスして、印刷データPD1等を格納管理サーバ50に送信する(図2参照)。これに代えて、PC80は、格納管理サーバ50にアクセスするための専用プログラム(ウェブブラウザではなく、例えば、格納管理サーバ50を提供する提供者によって用意されるプログラムや、プリンタ10のベンダによって用意されるプログラム等)を用いて、印刷データPD1等を格納管理サーバ50に送信してもよい。
(変形例7)上記の実施例は、印刷に関するシステムである。これに代えて、上記の実施例の技術は、ウェブブラウザのセッション管理にも適用可能である。例えば、通信装置の認証情報取得部は、SessionIDの取得に関する取得指示が与えられる場合に、所定のアカウント情報をウェブサーバに供給して、SessionIDをウェブサーバから取得してもよい。そして、通信装置のデータ取得部は、SessionIDを用いて、ウェブサーバ内のデータ格納部から、ウェブページを表わすウェブデータを取得してもよい。本変形例では、SessionID、所定のアカウント情報が、それぞれ、「第1種の認証情報」、「第2種の認証情報」の一例である。一般的に言うと、本明細書によって開示される技術は、第2種の認証情報をサーバに供給して、サーバから第1種の認証情報を取得するためのあらゆるシステムに適用可能である。
(変形例8)「通信装置」という用語は、プリンタに限られず、PC、サーバ、携帯電話、PDA、スキャナ、多機能機であってもよい。また、「端末装置」という用語は、PCに限られず、携帯電話、PDA、スキャナ、多機能機等を含む。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:プリンタ、24:NVRAM、26:VRAM、50:格納管理サーバ、56:格納部、60:通知管理サーバ、80:PC、PD1:印刷データ

Claims (10)

  1. ネットワークを介してサーバに接続される通信装置であって、
    ユーザから、第1種の認証情報の取得に関する取得指示が与えられる場合に、前記ユーザによって指定される第2種の認証情報を前記サーバに供給して、前記サーバから前記第1種の認証情報を取得する認証情報取得部と、
    前記第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを取得するデータ取得部と、
    前記第2種の認証情報を不揮発性メモリに記憶させる記憶制御部と、を備え、
    前記認証情報取得部は、前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記ユーザから前記取得指示が与えられなくても、前記不揮発性メモリ内の前記第2種の認証情報を前記サーバに供給して、前記サーバから前記第1種の認証情報を再び取得する、通信装置。
  2. 前記記憶制御部は、さらに、前記第1種の認証情報を、前記不揮発性メモリに記憶させずに、揮発性メモリに記憶させ、
    前記データ取得部は、前記揮発性メモリ内の前記第1種の認証情報を用いて、前記データ格納部から前記特定のデータを取得する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信装置は、さらに、
    前記ユーザから前記取得指示が与えられる場合に、前記通信装置のデバイス情報を前記サーバに供給して、前記通信装置の前記デバイス情報を前記サーバに登録する登録部を備え、
    前記サーバは、前記サーバに登録済みである前記通信装置の前記デバイス情報を第1の端末装置に供給して、前記第1の端末装置からの要求に応じて、前記特定のデータを前記データ格納部に格納する、請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記登録部は、前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記通信装置の前記デバイス情報を前記サーバに供給しない、請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記登録部は、
    前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記通信装置の前記デバイス情報が前記サーバに現在登録されているのか否かを判断する判断部を備え、
    前記登録部は、
    前記通信装置の前記デバイス情報が前記サーバに現在登録されていると判断される場合に、前記通信装置の前記デバイス情報を前記サーバに供給せず、
    前記通信装置の前記デバイス情報が前記サーバに現在登録されていないと判断される場合に、前記通信装置の前記デバイス情報を前記サーバに供給して、前記通信装置の前記デバイス情報を前記サーバに登録する、請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記認証情報取得部は、
    前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記ユーザから、前記サーバとの通信の終了に関する終了指示が与えられずに、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記ユーザから前記取得指示が与えられなくても、前記第2種の認証情報を前記サーバに供給して、前記サーバから前記第1種の認証情報を再び取得し、
    前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記ユーザから前記終了指示が与えられ、その後、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記第2種の認証情報を前記サーバに供給しない、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 前記記憶制御部は、前記ユーザから前記終了指示が与えられる場合に、前記不揮発性メモリ内の前記第2種の認証情報のうちの少なくとも一部を消去する、請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記第2種の認証情報は、ユーザIDとパスワードとを含み、
    前記記憶制御部は、前記ユーザから前記終了指示が与えられる場合に、前記不揮発性メモリ内の前記ユーザIDを消去せずに、前記不揮発性メモリ内の前記パスワードを消去する、請求項7に記載の通信装置。
  9. 前記取得指示は、前記ユーザが、前記通信装置と別体に構成されている第2の端末装置に所定の操作を加える際に、前記第2の端末装置から前記通信装置に送信される指示である、請求項1から8のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. ネットワークを介してサーバに接続される通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    ユーザから、第1種の認証情報の取得に関する取得指示が与えられる場合に、前記ユーザによって指定される第2種の認証情報を前記サーバに供給して、前記サーバから前記第1種の認証情報を取得する認証情報取得処理と、
    前記第1種の認証情報を用いて、データ格納部から特定のデータを取得するデータ取得処理と、
    前記第2種の認証情報を不揮発性メモリに記憶させる記憶制御処理と、を実行させ、
    前記認証情報取得処理では、前記サーバから前記第1種の認証情報が取得され、その後、前記通信装置の電源のOFF及びONが実行される場合に、前記ユーザから前記取得指示が与えられなくても、前記不揮発性メモリ内の前記第2種の認証情報を前記サーバに供給して、前記サーバから前記第1種の認証情報を再び取得する、コンピュータプログラム。
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