JP2010085512A - 経皮手技シミュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】切開や皮膚縫合といった、医療現場における手技について、感覚的に実際の手技に近似した研修を通して、臨床経験によらなくても、高度な手技の習得を可能にすることにある。
【解決手段】経皮手技シミュレータ10aは、凸状で曲面部22を有する本体12と、気管(人体臓器代替物)50を載置する載置部14と、気管50の少なくとも一部覆うように皮膚(人体皮膚代替物)52を本体12に固定する皮膚固定部16と、載置部14を曲面部22の面直方向に進退させる載置部変位機構20とを有する。経皮手技シミュレータ10aによれば、例えば臓器を皮膚が覆っている人体の構成と同様に、気管50を皮膚52が覆っている構成が実現されるとともに、曲面部22が人体表面の代替物となる。これにより、表面及び内部の形状、構成、硬さ、質感等が人体の一部と十分に近似することになり、実際の手技と同様のシミュレーションをすることができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、切開や皮膚縫合といった、医療現場における手技について、実際の手技に近似した模擬体験をして手技を習得するための経皮手技シミュレータに関する。
医療が高度化し、また、専門性も求められている結果、医師教育の重要性が増してきている。例えば、救命救急医療の分野における気道の確保と呼吸の維持には、前処置として観血的処置である気管切開術が必要であり、一刻を争う手技の的確さと迅速さが要求される。このような背景から、実質臓器以外のシミュレーションモデルを用いた非観血的な気管切開模擬体験を組み込んだ研修が実施されるようになってきた。
患者の胸壁部を切開して行う臓器手術の手技習得、熟練を目的としたシミュレータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−5378号公報
しかしながら、手技を習得するための教育・実験・研修等は、人体を用いて行うことはできず、上述のような非観血的な研修は、実際の観血的な手技と比較すると、手技の手順は習得できるものの、感覚的には実際の手技と大きく異なるものである。特に経皮的手技においては皮膚の存在は軽視できず、複合的な構造が望まれているが、満足できるものはなかった。よって、高度な手技を習得するためには、多くの臨床経験を踏まずしては困難であった。さらに、臨床経験として気管切開が必要な機会に遭遇することはそう多くなく、臨床経験そのものを積む機会が持ちにくいという課題もあった。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、人体による実際の手技に近似した模擬体験をさせる経皮手技シミュレータを提供して、臨床経験によらなくても、感覚的に実際の手技に近似した研修を通して、高度な手技の習得を可能にしたものである。
本発明に係る経皮手技シミュレータは、凸状で曲面部を有する本体と、前記本体に人体臓器代替物を載置する載置部と、前記人体臓器代替物の少なくとも一部を覆うように人体皮膚代替物を前記本体に固定する皮膚固定部とを有することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば臓器を皮膚が覆っている人体の構成と同様に、人体臓器代替物を人体皮膚代替物が覆っている構成が実現されるとともに、曲面部が人体表面の代替物となる。これにより、表面及び内部の形状、構成、硬さ、質感等が人体の一部と十分に近似することになり、実際の手技と同様のシミュレーションをすることができる。
経皮手技シミュレータは、前記載置部を前記曲面部の面直方向に進退させる載置部変位機構を有してもよい。その結果、様々な張力を持つ前記人体皮膚代替物を、より実際の手技における張力と近似させることが可能となり、さらに臓器の微妙な張り出し具合を表現できる。
前記載置部変位機構は、前記載置部に接続されたリンク機構と、前記リンク機構を駆動するねじ付ロッドと、前記ねじ付ロッドを回転させるダイヤルとを有してもよい。
経皮手技シミュレータは、前記人体臓器代替物及び前記人体皮膚代替物の少なくとも一方が、代替する人体臓器と物理特性の略同等な柔軟性・変形性を有するとすることにより、感覚的に実際の手技に近いトレーニングが可能となる。
経皮手技シミュレータは、前記人体臓器代替物及び前記人体皮膚代替物の少なくとも一方が、生体由来材料(人間を除く)又は生体由来材料の変性物であることにより、感覚的に実際の手技に近いトレーニングが可能となる。
本発明に係る経皮手技シミュレータにおける前記曲面部は、軸方向に長手の半円柱面であり、また、前記載置部は、前記曲面部の軸方向に長手形状であると、簡便形状で人体の首を模すことができる。
本発明に係る経皮手技シミュレータにおける前記曲面部の周方向の略半円弧は、その半円の半径が2cm〜10cmであると、一層、人体の首の大きさ、形状に近似することができる。
本発明に係る経皮手技シミュレータにおける、前記皮膚固定部は、前記本体から突出した複数の皮膚固定部で構成され、前記載置部の中心点を基準として、少なくとも軸方向及び該軸方向に直交する方向に離間した4箇所に設けられていると、前記人体臓器代替物は少なくとも一部を前記人体皮膚代替物によって必ず覆われることとなる。
前記皮膚固定部に固定された人体皮膚代替物の固定位置を調整する固定位置調整機構を有してもよい。固定位置調整機構によれば、皮膚固定部に張る人体皮膚代替物の大きさに応じて固定位置を調整することができる。
前記人体臓器代替物が動物の気管であり、気管切開のシミュレーションに適用される経皮手技シミュレータであってもよい。この結果、救命救急医療の分野で必要な気道の確保と呼吸の維持のために行われる気管切開術のシミュレータとして好適となる。
本発明に係る経皮手技シミュレータによれば、感覚的に実際の手技に近似した研修を通して、臨床経験によらなくても、高度な手技の習得が可能になる、という効果を達成することができる。
以下、本発明に係る経皮手技シミュレータについて、第1〜第3の実施の形態を挙げ、添付の図1〜15を参照しながら説明する。
図9〜図11に示すように、経皮手技シミュレータ10aは、例えば気管切開模擬体験の場合、人体の気管に相当する豚の気管(人体臓器代替物)50と、人体の皮膚に相当する豚の皮膚(人体皮膚代替物)60とを切開し、そこにチューブ56を挿入し、そのチューブ56を介して気管へと空気(酸素)を送り込むものである。
図1及び図2に示すように、第1の実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10aは、基本構成として本体12と、載置部14と、皮膚固定部16と、載置部変位機構20を有している。経皮手技シミュレータ10は、使用後の洗浄、消毒、滅菌処理等を繰り返すことを前提に、その材質を選び、ステンレス鋼や硬質プラスチック等で成形されている。また、同様の前提から、構造も簡素化している。
経皮手技シミュレータ10aにおける上下とは、説明の便宜上、経皮手技シミュレータ10aの設置面に対し垂直方向のことを指し、本体12における凸状部を上とするが、実際の使用時の向きがこれに限定されることはない。
本体12は、逆U字形状に湾曲加工させた板体21と、該板体21の両端側を覆う端壁24a、24bと、板体21の下面開口部に設けられた底板26(図3参照)とを有する。これらの板体21、端壁24a、24b及び底板26の接続部は溶接によって固定され、本体12は安定した形態を維持している。底板26には、載置部変位機構20が設けられており、且つ広い面積の開口部を有している。これにより、本体12は下方が開口し、内部の洗浄及びメンテナンス等を容易に行うことができる。本体12はステンレス鋼や硬質プラスチック等で成形されている。
板体21は、上半部が凸状の曲面部22、下半部の両側面が長方形の側壁28a、28bを形成している。
本体12における軸方向の長さLは、体の部位に応じて2cm〜30cm等であってもよいが、人体の首の長さを考慮し、3cm〜20cmであるとよい。
また、本体12の曲面部22における周方向の略半円弧は、その半円の半径Rは、体の部位に応じて0.5cm〜50cmであるとよく、より好適には1cm〜25cmであるとよく、さらに好適には人体の首の太さを考慮し、2cm〜10cmであるとよい。適用する体の部位としては、首以外にも頭部(脳)、胸部、腹部、臀部、足、手、指等が考えられ、これらに応じて長さL、半径Rを適時設定するとよい。さらに、小児用、成人用で区別して寸法を変更してもよい。
本体12の端壁24a、24bは上方の半円と該半円の直径(2R)を一方の辺とする下方の長方形とを合わせた形状をしている。前記長方形における他方の辺の長さは、該半円の半径(R)程度であるとよい。これにより、曲面部22の設置面からの高さは、実際の手技における床面からの人体の首の術部高さに近似し、結果、実際の手技の感覚に近似させることが可能となる。この長方形は本体12の安定性を考慮し、下に向けて拡大する台形であってもよい。
人体の首は半円柱ではなく、円柱に近似する形状であるが、円柱形状では安定性に劣ることから本体12は断面逆U字形状として安定性を高めている。
本体12の曲面部22は、軸方向に長手の円柱面を形成する。
本体12の凸状形状の最上部に、載置部14を露呈する天井開口部30を有している。
載置部14は、上下動することで天井開口部30を通して、本体12の内部と外部との間を進退することから、天井開口部30の寸法は、載置部14が物理的に接触することなく通過できるように設定する。天井開口部30は、本体12の軸方向が長手形状であればよい。また、天井開口部30の形状は載置部14を上方向から見た平面形状(図2参照)より僅かに大きい形状に設定する。これは、載置部14と天井開口部30との隙間が大きすぎると、皮膚52を介して触る感触が実際の手技の感覚とは乖離してしまうからである。
載置部14は、軸方向に並んだ幅広載置部14aと幅狭載置部14bを有し、その境界は垂直であっても、テーパを形成していてもよい。なお、載置部14の形状は、幅広載置部14aと幅狭載置部14bを有する形状に限らず、例えば軸方向に長い長方形や台形であってもよい。これらの載置部14及び天井開口部30の形状は、気管50を載置するにあたって、該気管50の形状に合わせたものである。
載置部14は、気管50を紐53等で固定し易くするための、複数対の切れ込み54を長辺側の両辺で対向する位置に有する。
切れ込み54は幅狭載置部14bに設けている。幅広載置部14aと幅狭載置部14bの区別がない場合は、両長辺の中点よりも一端側に設けるとよい。両長辺において、均等に切れ込み54を設けないのは、実際の患者の気管はある程度受動的に動くことから、気管50を全体的に均等に固定すると、実際の手技の感覚とは乖離してしまうからである。紐53は絹糸であってもよい。
載置部14の上部には、周縁にバンク14cが設けられ、それ以外は平面となっている。これは凹凸を有した場合、手技の際に気管50への挿入物であるチューブ56が段差に引っかかり、実際の手技の感覚と乖離することを防止するためである。なお、バンク14cは省略してもよい。また、載置部14は、曲面による滑らかな凹部を形成していてもよい。
皮膚固定部16は、本体12から突出した6本の皮膚固定部16a〜16fで構成されている。このうち、皮膚固定部16a〜16cは、本体12の一方の側面で側壁28aの僅かに上方部に設けられ、皮膚固定部16d〜16fは、本体12の他方の側面で側壁28bの僅かに上方部に設けられている。皮膚固定部16a〜16fの端部はテーパ状にするとよい。
皮膚固定部16a及び16dは、本体12の軸方向に沿った一方(以下、X1方向とも呼ぶ。)の端部近傍に設けられ、皮膚固定部16c及び16fは、本体12の軸方向に沿った他方(以下、X2方向とも呼ぶ。)の端部近傍に設けられ、皮膚固定部16b及び16eは、本体12の軸方向に沿った中央部に設けられている。皮膚固定部16a〜16fは、本体12の曲面部22の下端近傍部から外側へ向けて面直方向に突出しており、例えば本体12内でビス止めされている。このように、皮膚固定部16は、6本の皮膚固定部16a〜16fによって簡素に構成されている。
なお、図2において、皮膚固定部16a〜16fの本数は、本体12の周方向における天井開口部30の両側に3本ずつ、計6本になっているが、必ずしもこの本数である必要はない。
皮膚固定部16は、載置部14の中心点(例えば、平面視の重心点)を基準として、少なくとも軸方向及び該軸方向に直交する方向に離間した4箇所に設けられているとよい。気管50は載置部14の略中心に載置されることから、このような4箇所の皮膚固定部16により、該気管50を皮膚52で適切に覆うことができる。
皮膚固定部16は、皮膚52を固定することに用いられ、複数の皮膚固定部16a〜16fが皮膚52に設けた6つの切れ目52aを貫通することで固定する。よって、皮膚固定部16a〜16fは皮膚52を十分に貫通する長さに設定されている。
なお、別の固定方法としては、切れ目52aに紐53等を通し、その紐53等を皮膚固定部16に巻きつける等してもよい。
載置部変位機構20は、上端部が載置部14に接続されており、該載置部14を曲面部22の面直方向に進退させることにより、気管50の大きさや実際の臓器の体内における位置に応じて、気管50と皮膚52との位置関係を調整することができる。その結果、気管50と皮膚52との接触の程度や距離を調整する機能を有する。これにより、より実際の手技の感覚に近似させることが可能となる。
図3に示すように載置部変位機構20は、軸方向に配列された2つのリンク機構62と、軸方向に延在してリンク機構62を駆動するねじ付ロッド64と、リンク機構62とねじ付ロッド64とを接続する一対のロッド受ナット68a、68bと、ねじ付ロッド64を回転させるダイヤル66とで構成されている。リンク機構62は、軸方向に2つ配列されていることにより、本体12内におけるレイアウトに好適であり、しかも載置部14を水平に安定して昇降させることができる。
端壁24aは、ねじ付ロッド64が挿通する端壁開口部36を有している。端壁開口部36は、ねじ付ロッド64の昇降を許容するように上下方向に縦長形状である。端壁開口部36の下端は経皮手技シミュレータ10の設置面に開口していてもよいが、ねじ付ロッド64が物理的に接することがなければ、必ずしもその必要はない。
リンク機構62とロッド受ナット68とねじ付ロッド64の一部は本体12の内部に位置する。ダイヤル66は本体12より外部に位置している。
ダイヤル66は、ねじ付ロッド64のX2方向端部に接続されている。ダイヤル66は手動で、その回転方向と同じ方向に、ねじ付ロッド64を回転させている。
ねじ付ロッド64は、端壁開口部36とは略垂直に位置している。ねじ付ロッド64は、本体12の内部に位置する部分で、ロッド受ナット68を介してリンク機構62とも接続されている。ねじ付ロッド64の回転方向に合わせて、リンク機構62が伸展・収縮する。
ねじ付ロッド64は円柱形状をしているが、太さは均一ではなく、リンク機構62と接続される部分で細くなっており、1つのリンク機構62につき、2つのロッド受ナット68a、68bがねじ付ロッド64の順ねじ64a及び逆ねじ64bに螺合することにより接続されている。なお、ダイヤル66から遠い方のロッド受ナットを68aとし、ダイヤル66から近い方のロッド受ナットを68bとする。2つのロッド受ナット68a、68bとの接続部分で、ねじ付ロッド64は順ねじ64aと逆ねじ64bを形成しており、お互いに逆方向へ螺旋溝を有している。順ねじ64aはロッド受ナットを68aと接続されている方とし、逆ねじ64bはロッド受ナットを68bと接続されている方とする。順ねじ64a及び逆ねじ64bはロッド受ナット68a、68bの稼動範囲に形成されている。
ねじ付ロッド64の回転方向に伴い、ロッド受ナット68aをダイヤル66から遠ざかる方向へ、ロッド受ナット68bをダイヤル66に近づく方向へ移動させることで、リンク機構62が収縮し、載置部14を下降させることができる。また、ねじ付ロッド64を逆方向へ回転させ、ロッド受ナット68aをダイヤル66に近づく方向へ、ロッド受ナット68bをダイヤル66から遠ざかる方向へ移動させることで、リンク機構62が伸展し、載置部14を上昇させることができる。図3ではリンク機構62は2つになっているが、必ずしもこの個数である必要はない。
リンク機構62が複数の場合、すべてが同じ形状、大きさであることが望ましく、ねじ付ロッド64に沿うように直列に配置される。
リンク機構62が複数の場合はすべてが連動し、同じ距離を伸展・収縮する形で、1つの場合は単独で伸展・収縮する形で、載置部14を上下に駆動させる。なお、ねじ付ロッド64とダイヤル66もリンク機構62と連動して上下する。
第1の実施の形態に係る経皮手技シミュレータを実施する経皮手技シミュレータ10aは、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について、気管切開模擬体験を例に説明する。
図9及び図10に示すように、経皮手技シミュレータ10aでは、載置部14に気管50を載置し、該気管50を皮膚52で覆って皮膚固定部16によって固定し、メス(又は剪刀等)58によって切開した箇所にチューブ56を挿入する手技のトレーニングをする。
気管50は、人体の気管と相当に近似した構成、形状、大きさを有し、やや長尺な中空形状であり、頭部側の大径部50aと、胴体側の小径部50bと、内腔50cとを有する。気管50は主として軟骨で形成されており、適度に硬い。
載置部14に載置する対象物としては、気管50以外の人体臓器代替物を用いてもよい。人体臓器代替物とは、動物臓器(気管等を含む)、動物臓器代替物、動物皮下組織、又は動物皮下組織代替物を指し、豚、牛等の動物の臓器であれば、その種類は問わない。
皮膚52は、曲面部22の全面を覆う程度の形状及び面積を有し、予め6つの切れ目52aを設けておく。切れ目52aは、例えばメス58を用いて設けるとよい。条件によっては、皮膚52を適度に小さくして気管50の一部が露呈する状態にしておいてもよい。
載置部14に載置された気管50を覆うものとしては、皮膚52以外の人体皮膚代替物を用いてもよい。人体皮膚代替物とは、動物皮膚又は動物皮膚代替物を指し、豚、牛等の動物の皮膚であれば、その種類は問わない。
人体臓器代替物及び人体皮膚代替物として、豚の臓器(豚の気管50を含む)及び豚の皮膚52は、安価で、入手性に優れ、しかも人体臓器及び人体皮膚と近似しており好適である。
気管50及び皮膚52のどちらか一方は、シリコーン樹脂等による人工材料でもよい。前記のどちらか一方が動物(人間を除く)の臓器(気管等を含む)、動物皮下組織、動物皮膚であってもよく、前記のどちらか一方が人工材料の場合、気管50及び皮膚52いずれも、ヤングモジュラスが、100Pa〜50MPaであってもよい。また、気管50及び皮膚52のどちらか一方が人工材料の場合、JIS−A硬度(JIS K 6253)で規定された硬度は、10〜100であってもよい。さらに、皮膚52が人工材料の場合は、測定対象である皮膚の厚さを1.5cmとし、株式会社レオテック製のFUDOHレオメーターで、5.6mmのアタッチメントを装着し、秒速2cmの速度で、1mmの深さまで皮膚52の表面を押圧した時の応力が15gW〜100gWであってもよい。
さらに、気管50及び皮膚52のどちらか一方が生体由来材料(人間を除く)又は生体由来材料の変性物であってもよい。生体由来材料は、細胞培養シートやコラーゲンを含む。生体由来材料の変性物は、例えば、生体由来材料を薬剤で架橋した物であり、薬剤としてグルタルアルデヒドやイソシアナート等を用いて、分子中のヒドロキシ基、アミノ基、カルボン基の間を結合させてもよい。また、生体由来材料の変性物として、生体由来材料を所定の薬剤により、脂肪等を除去してもよい。これらによって、適用可能な材料の範囲が広がる。
チューブ56は、所定の切開をして空気を気管に供給するのに適した長さ及び径を有し、例えば塩化ビニール製である。
図3に示すように、載置部変位機構20を用いて載置部14を予め上方向へ移動させておき、図4に示されるように、気管50を載置部14に載置する。このとき、大径部50aをX1方向、小径部50bをX2方向として、大径部50a及び小径部50bが幅広載置部14a及び幅狭載置部14bに合うように載置する。
図5に示すように、紐53等を切れ込み54に通して小径部50bを固定する。図3に示すように、予め載置部14を上げておくことにより、紐53等での固定を容易にすることができる。その後、図6に示すように、載置部14を載置部変位機構20を用いて、適度に下げる。これによって、皮膚52が固定される際に必要以上に引っ張られることで伸びきってしまい、実際の手技における張力から乖離してしまうことを防ぐことができる。
次に、図7に示すように、皮膚52の切れ目52aを皮膚固定部16a〜16fに貫通させて固定する。さらに図8に示すように、載置部変位機構20を用い、気管50と皮膚52とが接するように位置関係を調整して、より実際の手技の感覚に近くなるように設定する。
続いて、図10に示すように、一方の手で人体の首に相当する本体12と皮膚52とを押さえておく。この状態で、他方の手でメス58等を用いて、皮膚52と大径部50aを1cm程度切開する。
図11に示すように、チューブ56を気管50における人体の気道に相当する部分(つまり、内腔50c)へ挿入する。その際、向きは人体の頭に相当する側(X1方向)から人体の胴体に相当する方向(X2方向)へ挿入する。また、切開部の大きさは、挿入するチューブ56の径との関係で決まる。また、チューブ56は挿入側が鋭利な形状であれば、挿入し易いが、必ずしもこの形状を有している必要はない。
経皮手技シミュレータ10aが、本体12の曲面部22を有することで、本体12に置かれる手は臨床経験に近似した形状に触れることができ、皮膚52を通して触れる気管50の手に伝わる感触は臨床経験で得られる感触に極めて近い。また、皮膚52及び気管50を切開する場所(皮膚52を介しての視覚、触覚によって特定される大径部50aの所定箇所)の特定、メス58を皮膚52、大径部50aの軟骨組織を貫通して内腔50cへ切開する感覚、及び切開した部分から気管50の内腔50cへチューブ56を挿入する手技は、抵抗感、力の入れ具合及び気管の揺れ具合等を含め、人体の首から気管にメス58を入れて、チューブを挿入する感覚に極めて近く、実際の手技に相当した研修が可能となる。
特に経皮手技シミュレータ10aでは、気管50だけではなく、皮膚52が適切に配設され、実際の生体に近い複合的な構造が得られる。
救命救急医療の現場では、手技の的確さと迅速さが要求されることが多く、臨床経験を積む機会が持ちにくい課題を有した気管切開術の研修としては極めて好適である。
経皮手技シミュレータ10aは、手に伝わる感触、切開する感覚や抵抗感、チューブ56挿入時の抵抗感及び力の入れ具合等で実際の手技に近似しているという効果が確認されている。
次に、第2の実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10bについて説明する。第2の実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10b(及び10c)について、経皮手技シミュレータ10aと同じ構成要素については同符号を付して、その詳細な説明を省略する。
経皮手技シミュレータ10bは、図12に示すように、基本構成として本体12と、載置部14と、皮膚固定部16と、2組の固定位置調整機構18と、載置部変位機構20を有している。すなわち、経皮手技シミュレータ10aに対して、2組の固定位置調整機構18を加えた構成となっている。固定位置調整機構18は、載置部14の周方向両側に設けられており、以下、代表的に図12における手前側の固定位置調整機構18について説明する。
本体12の曲面部22は、皮膚固定部16のための長孔32を有している。長孔32は本体12の周方向が長手形状となっている。また、長孔32は、本体12の軸方向に沿って3つ並んで設けられる。なお、3つの長孔32の長手形状の両端は周方向において、経皮手技シミュレータ10bの設置面からすべて同じ距離に配列されている。
本体12の曲面部22は、固定位置調整機構18のための孔34を有している。孔34は3つの長孔32のうち中央部に配設されたものの下部に位置している。
固定位置調整機構18は、皮膚固定部16が長孔32を本体12の周方向に沿って移動することにより機能する。
図13及び図14に示すように、固定位置調整機構18は、皮膚固定部16の3つの皮膚固定部16a〜16cがピン受部40を介し螺設されたロッドねじ42と、ロッドねじ42を支持する軸受44a、44bと、ロッドねじ42の下端部に設けられたつまみ部46と、皮膚固定部16a及び16cをピン受部40に接続する延長アーム48a及び48bとで構成されている。皮膚固定部16bはピン受部40に直接接続されている。ロッドねじ42は軸受44aと軸受44bとの間にねじ部が設けられている。
ピン受部40とロッドねじ42の一部と軸受44a、44bとは本体12の内部に位置している。また、軸受44a、44bは本体12の内壁に固定されている。ロッドねじ42の一部は孔34より本体12の外部へ出ている。つまみ部46は本体12の外部に位置している。
つまみ部46は手動により、その回転方向と同じ方向に、ロッドねじ42を回転させる。
ロッドねじ42は、円柱形状のねじであり、本体12の内壁に沿って略上下方向に設けられている。ロッドねじ42は、本体12の内部に位置する部分で、ピン受部40と接続されている。ロッドねじ42の回転方向に合わせて、ピン受部40がロッドねじ42に沿って移動し、それに連動して皮膚固定部16も本体12の円柱面の略周方向に移動することができる。
このように構成される第2の実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10bでは、皮膚52の切れ目52aを皮膚固定部16a〜fに貫通させて固定した後、固定位置調整機構18と載置部変位機構20を用い、気管50と皮膚52とが接するように位置関係を調整して、より実際の手技の感覚に近くなるように設定する。
固定位置調整機構18によれば、曲面部22に張る皮膚60の大きさに応じて固定位置を調整することができる。固定位置調整機構18により、皮膚52に適度の張力を与えることで、より人体の皮膚の張力に近似させることが可能となり、結果、より実際の手技の感覚に近似させることが可能となる。また、幅の狭い皮膚52の利用が可能となり、資源の有効利用にもつながるという効果もある。
図13では、1つのロッドねじ42について、ピン受部40を介し、皮膚固定部16a〜16cが接続されているが、皮膚固定部16a〜16cのそれぞれが独立して、それぞれが1つのピン受部40を介し、ロッドねじ42に接続して機能してもよい。また、皮膚固定部16a〜16cのいずれか2つを1つのピン受部40に接続してもよい。さらに、固定位置調整機構18は、載置部14の周方向のいずれか一方だけに設けてもよく、その他、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
次に、第3の実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10cについて説明する。経皮手技シミュレータ10cについて、経皮手技シミュレータ10aと同じ構成要素については同符号を付して、その詳細な説明を省略する。
経皮手技シミュレータ10cは、腹部の開腹経皮手技シミュレータとして好適に使用することができる。経皮手技シミュレータ10cでは、形状を腹部に近似するため、本体12の凸状の曲面部22の上部は略平面の形状となっており、平面視で略正方形となっている。
また、載置部14は豚の肝臓等が安定して載置されるように、周縁に緩やかに傾斜したバンク14cが設けられている。さらに、載置部14の底部は、適用する動物(人間以外)の臓器が適切に載置されるように、該臓器の形状に合わせて形成してもよい。
本実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10a〜10cでは、上述の切開手技に引き続き、皮膚縫合のシミュレータとして利用することも可能となる。
本体12は半円柱面に曲面部22の形状を限らず、半楕円体形状や半球形状等の凸の曲面を有する形状でもよい。実際に手技を施す人体部分はほとんどが凸の曲面形状を有するからである。
上述したように本実施の形態に係る経皮手技シミュレータ10a〜10cによれば、切開や皮膚縫合といった、医療現場における手技において、感覚的に近似した模擬体験を積むことができることから、臨床経験によらなくても、高度な手技の習得を可能にすることができる。
本発明に係る経皮手技シミュレータは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
第1の実施の形態に係る経皮手技シミュレータの斜視図である。 第1の実施の形態に係る経皮手技シミュレータの平面図である。 手技の準備前の状態を示す断面図である。 気管を載置部に置いた動作説明断面図である。 気管を紐等で固定した動作説明断面図である。 気管を固定した後、皮膚を固定するための準備として載置部を下げた状態の動作説明断面図である。 皮膚固定部に皮膚を固定した後の動作説明断面図である。 載置部変位機構を用い、気管と皮膚との位置関係を調整した状態の動作説明断面図である。 第1の実施の形態に係る経皮手技シミュレータの一部省略分解図である。 メス等を用いて気管と皮膚とを切開する際の動作説明図である。 気管と皮膚とを切開し、チューブを挿入した後の斜視図である。 第2の実施の形態に係る経皮手技シミュレータの斜視図である。 第2の実施における固定位置調整機構の斜視図である。 第2の実施における固定位置調整機構の側面図である。 第3の実施の形態に係る経皮手技シミュレータの斜視図である。
符号の説明
10a〜10c…経皮手技シミュレータ 12…本体
14…載置部 14a…幅広載置部
14b…幅狭載置部 14c…バンク
16、16a〜16f…皮膚固定部 18…固定位置調整機構
20…載置部変位機構 21…板体
22…曲面部 24a、24b…端壁
26…底板 28a、28b…側壁
30…天井開口部 32…長孔
34…孔 36…端壁開口部
40…ピン受部 42…ロッドねじ
44a、44b…軸受 46…つまみ部
48a、48b…延長アーム 50…気管(人体臓器代替物)
50a…大径部 50b…小径部
50c…内腔 52…皮膚(人体皮膚代替物)
52a…切れ目 53…紐
54…切れ込み 56…チューブ
58…メス 62…リンク機構
64…ねじ付ロッド 64a…順ねじ
64b…逆ねじ 66…ダイヤル
68a、68b…ロッド受ナット

Claims (10)

  1. 手技を習得するための経皮手技シミュレータにおいて、
    凸状の曲面部を有する本体と、
    前記本体に人体臓器代替物を載置する載置部と、
    前記人体臓器代替物の少なくとも一部を覆うように人体皮膚代替物を前記本体に固定する皮膚固定部と、
    を有することを特徴とする経皮手技シミュレータ。
  2. 請求項1記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記載置部を前記曲面部の面直方向に進退させる載置部変位機構
    を有することを特徴とする経皮手技シミュレータ。
  3. 請求項2記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記載置部変位機構は、
    前記載置部に接続されたリンク機構と、
    前記リンク機構を駆動するねじ付ロッドと、
    前記ねじ付ロッドを回転させるダイヤルと、
    を有すること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記人体臓器代替物及び前記人体皮膚代替物の少なくとも一方が、代替する人体臓器と物理特性の略同等な柔軟性・変形性を有する人工物であること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記人体臓器代替物及び前記人体皮膚代替物の少なくとも一方が、生体由来材料又は生体由来材料の変性物であること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記曲面部は、軸方向に長手の半円柱面であり、
    前期載置部は、前記曲面部の軸方向に長手形状であること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  7. 請求項6記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記曲面部における周方向の略半円弧は、その半円の半径が2cm〜10cmであること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記皮膚固定部は、前記本体から突出した複数の皮膚固定部で構成され、前記載置部の中心点を基準として、少なくとも軸方向及び該軸方向に直交する方向に離間した4箇所に設けられていること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記皮膚固定部に固定された人体皮膚代替物の固定位置を調整する固定位置調整機構
    を有することを特徴とする経皮手技シミュレータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の経皮手技シミュレータにおいて、
    前記人体臓器代替物が動物の気管であり、気管切開のシミュレーションに適用されること
    を特徴とする経皮手技シミュレータ。
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