JP2010085057A - 空気調和機 - Google Patents

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啓 伊内
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淳 秋山
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Abstract

【課題】部屋内における人の所在位置および使用者の意図に応じてその時の送風方向および送風量を制御し、より効率的で快適な空調条件を提供すること。
【解決手段】空気調和機の室内機に設けられた人体検知センサにより人の在否を検知して運転を制御すると共に、冷房時、前記室内機に設けられた上下羽根の角度と、前記室内機に設けられたファンの回転数とを制御し、前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることで、効率的で快適な空調条件が得られる。
【選択図】図6

Description

本発明は部屋内における人の所在位置に応じてその時の送風方向および送風量を制御し、より効率的で快適な空調条件が得られるようにした空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、室内機の空気吹き出し方向を少なくとも水平吹き出しと下方吹き出しとに可変構成し、人体検知センサにより室内の所定の領域に人がいないことを検知すると、室内機の空気吹き出し方向を下方吹き出しに制御することで、人に直接風が当たらないようにすることを達成している(例えば、特許文献1参照)。
また、人体検知センサにより室内機から人までの距離を演算し、演算された複数の距離の中から最短距離を選択して最短距離に対して上下の吹き出し方向を制御しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、人体検知センサで検知した人体あるいはリモコンの位置に応じて風向きあるいは風量を制御するとともに、リモコンに設けられた温度検知手段が検知した温度の変化率に基づいて風向き及び風量をさらに調整することで、快適空調を達成しているものもある(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−150731号公報 特開平7−103551号公報 特開平6−347080号公報
しかしながら、前記従来の構成では、いずれも人がいる方向に上下の吹き出し方向を制御しているものの、冷房あるいは除湿のそれぞれについて、狙う場所として最適な場所を設定しているわけではなく、まだまだ改善の余地があった。また、室内における人の位置を確実に把握して人に直接冷風が当たらないように風の到達位置を制御することで快適空調を達成しているものもあるが、使用者によっては、冷房あるいは除湿時、より冷涼感を感じたいといった場合もあり、使用者にとって必ずしも快適な空調になっているわけではなく、まだ改善の余地があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて風の到達位置を制御することで快適空調を達成することができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、冷房時、上下羽根の角度を制御して、吹出口から人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とすることによって、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて風の到達位置を制御することで快適空調を達成することができる。
本発明の空気調和は、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて風の到達位置を制御することで快適空調を達成することができると共に冷やし過ぎ等によ
る無駄な運転を防ぐことで省エネ運転にも寄与できる。
第1の発明は、室内機に設けられた人体検知センサにより人の在否を検知して運転を制御すると共に、室内機に設けられた吹出口に配置される上下羽根とを有し、上下羽根が変動可能なアームを介して上下方向の風向を制御する空気調和機であって、冷房時、上下羽根の角度を制御して、吹出口から人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、人体検知センサにより検知された人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向とすることで快適空調を達成することができる。
第2の発明は、室内機に設けられた人体検知センサにより人の在否を検知して運転を制御すると共に、前記室内機に設けられた吹出口に配置される上下羽根とを有し、前記上下羽根が変動可能なアームを介して上下方向の風向を制御する空気調和機であって、冷房時、前記上下羽根の角度と前記室内機に設けられたファンの回転数とを制御し、前記吹出口から前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明の室内機に、複数の人体検知センサを設け、空調すべき領域を複数の人体検知センサにより複数の領域に区分し、少なくとも二つの領域で人が検知された場合、人がいる領域のうち、室内機に遠い領域の人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、室内機に遠い領域の人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
第4の発明は、特に、除湿時に第1の発明の上下羽根の角度を制御して、吹出口から人体検知センサにより検知された人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、人体検知センサにより検知された人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向とすることで快適空調を達成することができる。
第5の発明は、特に、除湿時に第2の発明の上下羽根の角度と室内機に設けられたファンの回転数とを制御し、吹出口から人体検知センサにより検知された人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、人体検知センサにより検知された人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
第6の発明は、特に第4または第5の発明の室内機に、複数の人体検知センサを設け、
空調すべき領域を前記複数の人体検知センサにより複数の領域に区分し、少なくとも二つの領域で人が検知された場合、人がいる領域のうち、前記室内機に遠い領域の人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、前記室内機に遠い領域の人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の横断面図、図2は同空気調和機の正面図を示すものである。
図1において、空気調和機10は、その本体内部に熱交換器1と、送風ファン2と、水受け皿3と、ディフューザー4とを有している。熱交換器1は、送風ファン2の上流側に配置され、水受け皿3は、熱交換器1の下端部側に配置されている。ディフューザー4は、送風ファン2の下流側の通風路を形成している。
空気調和機10は、その本体の前面上部と上面に吸込口5を形成し、その本体の前面下部から下面にかけて吹出口6を形成している。
熱交換器1は、吸込口5に対向する位置に配置され、ディフューザー4の下流側端部6aによって囲まれる仮想面が吹出口6を構成する。
空気調和機10は、前面の吸込口5を開閉するパネル20と、吹出口6を開閉する風向変更羽根30とを備えている。風向変更羽根30は、孤を描く横断面形状であり、一方の面は湾曲凹面が形成され、他方の面は湾曲凸面が形成されている。
パネル駆動機構21は、パネル20の背面側に設けられ、吸込口5を開閉するようにパネル20を動作する。パネル20が吸込口5に最も近接した状態では、吸込口5を閉塞し、パネル20が吸込口5から離間した状態では、パネル20の外周部から吸込口5に空気が流入する。
腕部31は、その一端側を空気調和機10の本体内に回動自在に保持され、その他端側に風向変更羽根30を回動自在に保持している。
腕部31は、図1に示すように、第1の腕部31aと第2の腕部31bで構成することが好ましい。第1の腕部31aの一端側は空気調和機10の本体内で回動自在に保持されている。第1の腕部31aの他端側は第2の腕部31bの一端側と回動自在に連結されている。そして第2の腕部31bの他端側に、風向変更羽根30を回動自在に保持している。風向変更羽根30は、閉塞時に空気調和機10の本体側となる裏面に回転支持部32を形成している。第2の腕部31bの他端側とこの回転支持部32とが回動自在に連結されている。
腕部31は、空気調和機10の本体の両側部に設けられ、それぞれの腕部31は、連結棒によって連結されている。また、一方の腕部31の側部には腕部用モータが配置されている。腕部用モータの回動は、一方の腕部31だけでなく、連結棒によって他方に配置された腕部31にも伝達される。一方の回転支持部32には羽根用モータが配置され、その回転によって腕部31に対して風向変更羽根30を回動させる。
なお、図示はしないが、空気調和機10には、左右方向風向変更羽根や熱交換温度検出器を有するとともに、圧縮機、膨張機、及び室外側熱交換器などを備えた室外ユニットを備えている。
図3は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の水平方向あるいは斜め上方への吹出が行われる状態を示す横断面図を示すものである。
図3において、吹出口6から吹き出される空気は、風向変更羽根30によって水平方向に導かれるとともに、風向変更羽根30の下流側端部が上方へ湾曲しているため、斜め下方向へは流れないので、効果的に部屋の遠方まで空気を送ることができる。
従って部屋の下方に溜まりやすい冷たい空気が、部屋の水平方向あるいは斜め上方向へ送られるため、使用者に冷風感を与えることなく、効果的に冷房運転ができ、部屋を効率的に冷やすことができる。
図4は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の水平方向より斜め下方への吹出が行われる状態を示す横断面図を示すものである。
図5は、本発明の第1の実施の形態における、図2に示される人感センサーユニット40によって人体が検知される室内の領域を示したものである。
以上のように構成された空気調和機について、本実施の形態の動作の流れを図6のフローチャートを用いて説明する。
SP1において、使用者が天井気流ありに設定している時SP2に進み、天井気流なしに設定している時はSP11に進む。ここで天井気流あり設定とは、室内温度が設定温度に達した時、図3に示されるように風向変更羽根30を吹出口6の下部に位置させて水平方向あるいは斜め上方への風の吹出が行われる設定であり、天井気流なし設定とは、室内温度が設定温度に達した時、図4に示されるように風向変更羽根30を吹出口6の中ほどに位置させて、その位置で風向変更羽根30をスイングさせることで水平方向より斜め下方への風の吹出が行われる設定である。
また、使用者は、リモコン上のスイッチあるいは空気調和機本体上のスイッチ(これらを総称して意図設定手段と称す)などによって、人の頭上上方に風を到達させるようにする天井気流あり設定と、人の体に微風を到達させる天井気流なし設定を、意図に応じて設定可能である。
まず、人の頭上上方に風を到達させるようにする天井気流あり設定の場合のフローについて詳述する。
SP2において、図2に示される人体検知センサーユニット40による人体の検知結果によって、空調エリアを判定しSP3に進む。次にSP3においてSP2で判定された空調エリアに応じた左右風向変更羽根の方向を決定し、SP4に進む。
SP4において、室内温度が使用者の意図する設定温度に達しているときSP5に進み、室内温度が使用者の意図する設定温度に達していないときSP8に進む。
SP5において、風向変更羽根30を図3で示された天井気流風向としSP6に進む。次にSP6においてSP2で判定された空調エリアに応じた送風ファン2の最低回転数(
例えば空調エリアがFのみのとき900rpm)を決定し、SP7に進む。尚、ここで決定される最低回転数とは、天井気流風向時にSP2で判定された空調エリアに風が届く為の最低回転数である。次にSP7において室内温度や熱交換温度検出器の検出結果から最終的な送風ファン2の回転数(SP6で決定された最低回転数を下まわらない回転数で、例えば空調エリアがFのみのとき950rpm)を決定し、人の頭上上方に風を到達させるように制御し、SP20に進む
SP4から進んだSP8において、風向変更羽根30をSP2で判定された空調エリアに応じ図4で示された風向(例えば空調エリアがFのみのとき、空調エリアFの中で空気調和機10に対し最も距離が離れた位置に風を届かせようとする風向で、水平方向に対し下向き30°)としSP9に進む。
次にSP9においてSP2で判定された空調エリアに応じた送風ファン2の最低回転数(天井気流風向時よりも高回転数であり、例えば空調エリアがFのみのとき1000rpm)を決定し、SP10に進む。尚、ここで決定される最低回転数とは、風向変更羽30が下向き風向時にSP2で判定された空調エリアに風が届く為の最低回転数である。
次にSP10において室内温度や熱交換温度検出器の検出結果から最終的な送風ファン2の回転数(SP9で決定された最低回転数を下まわらない回転数で、例えば空調エリアがFのみのとき1100rpm)を決定し、人の頭上上方に風を到達させるように制御し、SP20に進む。
次に、人の体に微風を到達させる天井気流なし設定の場合のフローについて詳述する。
SP1から進んだSP11において、図2に示される人体検知センサーユニット40による人体の検知結果によって、空調エリアを判定しSP12に進む。次にSP12においてSP2で判定された空調エリアに応じた左右風向変更羽根の方向を決定し、SP13に進む。
SP13において、室内温度が使用者の意図する設定温度に達しているときSP14に進み、室内温度が使用者の意図する設定温度に達していないときSP17に進む。
SP14において、風向変更羽根30を図4で示されたスイング風向としSP15に進む。次にSP15においてSP11で判定された空調エリアに応じた送風ファン2の最低回転数(天井気流風向時よりも高回転数であり、例えば空調エリアがFのみのとき1000rpm)を決定し、SP16に進む。尚、ここで決定される最低回転数とは、スイング風向時にSP11で判定された空調エリアに風が届く為の最低回転数である。次にSP16において室内温度や熱交換温度検出器の検出結果から最終的な送風ファン2の回転数(SP15で決定された最低回転数を下まわらない回転数で、例えば空調エリアがFのみのとき1050rpm)を決定し、人の体に微風を到達させるように制御し、SP20に進む。
SP13から進んだSP17において、風向変更羽根30をSP2で判定された空調エリアに応じ図4で示された風向(例えば空調エリアがFのみのとき、空調エリアFの中で空気調和機10に対し最も距離が離れた位置に風を届かせようとする風向で、水平方向に対し下向き30°)としSP18に進む。
次にSP18においてSP2で判定された空調エリアに応じた送風ファン2の最低回転数(天井気流風向時よりも高回転数であり、例えば空調エリアがFのみのとき1000rpm)を決定し、SP19に進む。尚、ここで決定される最低回転数とは、風向変更羽30が下向き風向時にSP11で判定された空調エリアに風が届く為の最低回転数である。
次にSP19において室内温度や熱交換温度検出器の検出結果から最終的な送風ファン2の回転数(SP18で決定された最低回転数を下まわらない回転数で、例えば空調エリアがFのみのとき1100rpm)を決定し、人の体に微風を到達させるように制御し、SP20に進む。
SP7、SP10、SP16およびSP19から進んだSP20において、使用者が空気調和機10の運転を停止したとき空気調和機10の運転を終了し、使用者が空気調和機10の運転を停止していないときSP1に戻り、上述の動作を繰り返す。
以上のように、本実施の形態においては、冷房時、上下羽根の角度とファンの回転数とを制御し、吹出口から人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることにより、室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
また、本実施の形態の制御方法を除湿時に適用することで、除湿時にも室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
また、本実施の形態の風向変更羽根30と送風ファン2の制御を、少なくとも二つの領域で人が検知された場合、人がいる領域のうち、室内機に遠い領域に対して適用することで、除湿時にも室内における人の位置を確実に把握して、使用者の意図に応じて人体存在位置に最適な送風方向と送風量にすることで快適空調を達成することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、人体の存在位置の推測結果および使用者の意図に応じて、風向および風量を制御することが出来ることから、効率的且つ使用者に応じた快適な空調条件が求められるファンヒーター等の暖房機等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の横断面図 本発明の実施の形態1における空気調和機の正面図 本発明の実施の形態1における空気調和機の水平吹出状態を示す横断面図 本発明の実施の形態1における空気調和機の斜め吹出状態を示す横断面図 本発明の実施の形態1における人体検知センサーによる人体位置判別領域図 本発明の実施の形態1におけるフローチャート
符号の説明
1 熱交換器
2 送風ファン
3 水受け皿
4 ディフューザー
5 吸込口
6 吹出口
10 空気調和機本体
20 パネル
21 パネル駆動機構
30 風向変更羽根
31 腕部
32 回転支持部
40 人体検知センサーユニット

Claims (6)

  1. 室内機に設けられた人体検知センサにより人の在否を検知して運転を制御すると共に、前記室内機に設けられた吹出口に配置される上下羽根とを有し、前記上下羽根が変動可能なアームを介して上下方向の風向を制御する空気調和機であって、冷房時、前記上下羽根の角度を制御して、前記吹出口から前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする空気調和機。
  2. 室内機に設けられた人体検知センサにより人の在否を検知して運転を制御すると共に、前記室内機に設けられた吹出口に配置される上下羽根とを有し、前記上下羽根が変動可能なアームを介して上下方向の風向を制御する空気調和機であって、冷房時、前記上下羽根の角度と前記室内機に設けられたファンの回転数とを制御し、前記吹出口から前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする空気調和機。
  3. 前記室内機に複数の人体検知センサを設け、空調すべき領域を前記複数の人体検知センサにより複数の領域に区分し、少なくとも二つの領域で人が検知された場合、人がいる領域のうち、前記室内機に遠い領域の人の頭上上方に冷風を到達させるようにすることと、前記室内機に遠い領域の人の体に微冷風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 除湿時、前記上下羽根の角度を制御して、前記吹出口から前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 除湿時、前記上下羽根の角度と前記室内機に設けられたファンの回転数とを制御し、前記吹出口から前記人体検知センサにより検知された人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、前記人体検知センサにより検知された人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  6. 前記室内機に複数の人体検知センサを設け、空調すべき領域を前記複数の人体検知センサにより複数の領域に区分し、少なくとも二つの領域で人が検知された場合、人がいる領域のうち、前記室内機に遠い領域の人の頭上上方に風を到達させるようにすることと、前記室内機に遠い領域の人の体に微風を到達させるようにすることとを、使用者の意図に応じて設定可能とすることを特徴とする請求項4または5に記載の空気調和機。
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