JP2010084996A - 空気調和機 - Google Patents

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恵美 山田
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Abstract

【課題】室内の温度ムラを改善するため、温度調整された冷温風を4辺の吹出口のコーナー部を含めたより広範囲に吹き出しすることを可能とすること。
【解決手段】天井に埋設される本体筐体1と、本体筐体1に設けられた化粧パネル6と、化粧パネル6の略中央に設けられた吸込口3と、吸込口3の周囲に設けられた吹出口4と、吹出口4に設けられた風向制御用のルーバ2と、を備えた天井埋込型の空気調和機であって、ルーバ2は、吹出口4に設けられ、化粧パネル6にその一端が回転軸5により回動自在に設けられるとともにその他端が開放端である片持ち構造であり、さらに、ルーバ2は、回転軸の方向である左右方向の略中央に隆起部を有し且つ左右方向に低くなる傾斜形状を有して、吹出口を通って降下してきた空気吹き出し流れを左右方向に拡げる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内機が天井に配設された空気調和機に係わり、特に、風向制御用ルーバを備えた天井埋込型の空気調和機に好適なものである。
天井埋込型の空気調和機は、天井裏に装置本体部を収納し、室内空気の吸込口及び温度調整された冷温風の吹出口を設けたパネル部を天井面に露出させた形で設置する。天井裏の本体部には、室内空気循環のためのファン及び駆動用モータ、空気温度調整のための熱交換器、制御用電気部品を納めたボックス等の部品類を収納する。
一方、パネル部には温度調整された冷温風の吹き出し角度を調整するためのルーバ及びこれの駆動装置等が収納されている。このルーバは鉛直上下方向の1軸回転のみ行い、水平横方向での吹き出し方向の変更を行う機能は、構造上有していない。そのため、パネル部の中央部に形成された吸込口の外周4辺に吹出口が設置された、すなわち吹出口が90°対角に4ヶ所設置されている空気調和機では、パネルコーナ部(隣接する吹出口との間の空間)は冷温風が届かない死角となり、室内温度ムラの要因になっている。
この室内温度ムラを改善するための従来技術として、例えば特許文献1では、吹出口がパネルコーナ部を含めてほぼ全周に渡るように設置し、且つ風向調整用のベーンを本体もしくはパネルのどちらか一方に取り付けることによって対応することが提案されている。
特開2005−249328号公報
上述した従来技術における、吹出口を4つ持って各々が90度対角に設置された天井埋込型の空気調和機では、温度調整された空気はこの吹出口の形状に準じて各々90度対角方向に吹き出しされる。そのため、冷温風が届かない死角が存在するため、室内の温度ムラを生じることになる。
また、上記の特許文献1では、吹き出し面積が増大することにより風速が低下し、冷温風の到達距離が短くなる虞があるため、空気調和機の送風能力を余分に考慮する必要がある。
本発明の目的は、吹出口から吹き出される冷温風が届かない死角を減らすように、上下方向の吹き出しと同時に水平方向への吹き出しを可能とする空気調和機を提供することにある。すなわち、吸込口の外側にある4辺の吹出口のコーナー部を含めたより広範囲に渡って冷温風を吹き出しすることにより室内の温度ムラを改善する空気調和機を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
天井に埋設される空気調和機の本体筐体と、前記本体筐体の底面に設けられた化粧パネルと、前記化粧パネルの略中央に設けられ前記本体筐体の内部に室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口の周囲に設けられ室内へ空気を吹き出す吹出口と、前記吹出口に設けられた風向制御用のルーバと、を備えた天井埋込型空気調和機であって、前記ルーバは、前記吸込口側の前記化粧パネルにその一端が回転軸により回動自在に設けられるとともにその他端が開放端である片持ち構造であり、さらに、前記ルーバは、前記回転軸の方向である左右方向の略中央に隆起部を有し且つ左右方向に低くなる傾斜形状を有して、前記吹出口を通って降下してきた空気吹き出し流れを左右方向に拡げる構成とする。
また、前記空気調和機において、前記ルーバは、ルーバ本体と前記ルーバ本体上に嵌め込まれた断熱材とからなり、前記ルーバ本体には左右方向の略中央に前記隆起部を形成する高さのリブを設けるとともに左右方向の端に向かって低くなる高さのリブを断続的に設ける構成とする。さらに、前記空気調和機において、前記ルーバ本体の左右端部に前記断熱材を嵌め込んでおくストッパを設け、前記ストッパと前記ルーバ本体との間隙を介して前記断熱材を着脱可能とする構成とする。
本発明によれば、水平方向(ルーバの回転軸方向)の左右吹き出し範囲を拡げるようなルーバの形状、構造によって吹き出し空気の流れを左右に拡げることができ、室内の温度ムラを改善することができる。
本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機について、図1〜図4を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る空気調和機の吹出口における風向制御用ルーバの構成を示す図である。図2は本実施形態に関する、断熱材を有する風向制御用ルーバの構造を示す見取図である。図3は本実施形態に関する風向制御用ルーバ本体の構造を示す見取図である。図4は本実施形態に係る天井埋込型空気調和機の一般的な構成を示す図である。
まず始めに、本発明の実施形態に係る空気調和機の一般的な構成について図4を参照しながら概説する。31は建物の梁、32は天井板、33は梁31と天井板32との間に設置された空気調和機本体、34は梁に固定されたアンカーボルト、35は天井板32の開口部と空気調和機本体33の下部開口端を閉塞する化粧パネルである。
化粧パネル35の中央部にはフィルタ36を備えた吸込口37が設けられ、吸込口の周囲4方向に配置された風向制御用ルーバ(風向板)42を備えた吹出口41があり、吸込口37と吹出口41を連絡する通路にはファンモータ38、送風ファン39及び熱交換機40が設置され、送風ファン39に吸込口37から吸い込まれた室内の空気が熱交換機40で熱交換され、吹出口41から風向制御用ルーバ(風向板)42を通して室内に送出される構成となっている。
図1において、本実施形態に係る空調調和機においては、天井に埋設される空気調和機本体筐体1(以下、本体筐体と称する)と、本体筐体1の底面に設けられた化粧パネル6と、化粧パネル6の略中央部に設けられ本体筐体1の内部に室内空気を吸い込む吸込口3と、吸込口3の周囲4辺に設けられ室内へ空気を吹き出す吹出口4と、吹出口4に設けられた風向制御用ルーバ2(以下、ルーバと称する)と、ルーバ2の回動する一端側に設けられた回転軸5と、回転軸5を駆動するモータ10と、を備えている。
ここで、吸込口3の周囲4辺の外側に設けられた吹出口4は、それぞれの4辺が直交する4つの隅部(コーナー部)では、吹出口4が設けられていないものである。したがって、この4つの隅部に対面する室内には、従来技術では冷温風が届かないようになっている。本実施形態ではこの隅部に吹出口4を設けることなく、隅部に対面する室内に冷温風が届くようなルーバの構成を提案するものであり、以下順に説明する。
ルーバ2は吹出口4の内側(吸込口3に向けた側)に設けられた支持部位で回転軸5によって回動自在になっており、空気調和機本体からの冷温風が回転軸5の内側(吸込口3に向かった側)からは室内に通過しないような構造である。なお、図4に示す一般的な空気調和機ではルーバ42の内側と外側(化粧パネル35に向かった側)に冷温風が通過する空間が存在する。本実施形態に関するルーバ2は、いわゆる支持部位での回転軸5による片持ち構造であり、この片持ち構造のために、ルーバ2における、吹出口4内側から外側にかけてのルーバ長さ(図1の図示例でルーバ2の左端から右端への長さ)が、図4のものに比べて長くなっている。
また、ルーバ2の長さを長くする他の理由は、ルーバ2の開度が最大の開度(天井板の水平位置、即ち水平線から35度〜55度、好ましい範囲としては40度〜50度)になったときに(図1の図示例で最下段の二点鎖線)、本体筐体1の吹出口の最外側から降下してきた冷温風がルーバ2に衝突してルーバ形状に沿って外方に流れて、直下方向には流れることがないようにするためである。直下方向に流れるとこの流れが吸込口3に直接回り込んでショートサーキットを形成することとなり、このショートサーキット効果を防止するためにルーバ2の長さを長くしている。
即ち、ルーバ2の長さは図1に示すように、二点鎖線で示す最大ルーバ開度θmaxで、本体筐体1の吹出口の最外側からの一点鎖線の垂線がルーバ2の開放端縁(先端)の内側で交叉する長さとしている。この交叉点からどの程度ルーバ2の長さを延設するかは、吸込口3へのショートサーキットを生じさせない寸法であり、好ましくは最小ルーバ開度θminのときにはルーバ先端が吹出口の最外側よりもさらに十分外側(例えば本体筐体1の外側面よりも外方向)まで存在するような長さにすると良い。このようにルーバの長さを大きくすると吹出口からの空気をルーバに沿って遠くまでムラなく広がるようにでき、温度ムラを抑制できる。また、最小ルーバ開度θminのときには吹出口からの空気をルーバに沿って略水平方向に遠くまで送風できるから、下方に居る人体に直接冷温風が吹き付けるのを確実に回避でき、風当たりによる不快感を防止できる。
また、最小ルーバ開度θminは、コアンダ効果による天井面のスマッジングを抑制することのできる角度にすることが好ましく、具体的には15度〜35度、好ましくは20度〜30度にすると良い。本実施形態では、θmaxの開度の場合においても、図1に示す一点鎖線垂線と交わる交叉点よりもさらに長い長さを持つルーバの構造としているので、θminのときでもルーバ2の開放端縁と天井面との間隔は大となり、化粧パネルの表面と天井面に流れる風をなくす或いは減少させることができ、天井面の汚れの原因となるスマッジングを抑制できる効果が一層発揮される。
なお、図1に示す最上段のルーバ開度は、空気調和機の停止のときにルーバ2を閉じた場合を示しており、運転停止時にはルーバを閉じてすっきりした外観となるように、化粧パネル6の最外部と吹出口4の最外側との間のほぼ中間部における前記化粧パネルの部分には凹みが形成され、前記ルーバ2を閉じた状態では、ルーバ先端が化粧パネル6の前記凹みの部分までくるようにして、ルーバが化粧パネルから出っ張らないようにし、ルーバ背面が化粧パネル表面と略面一となるように構成している。
ルーバ2は、モータ10に印加された制御入力信号によってモータ軸が回転し、このモータ軸回転で回転軸5が回動されることにより、ルーバ2の開度が調整される。ルーバ2の回動支点が吹出口4の最内側であって、この回動支点より内側からは冷温風が通過しないような構造とするのは、空気調和機の下方側に冷温風が直接吹き付けることを回避するためである。空気調和機の下方側に席を置く人にとって、空気調和機から直接強い冷温風が吹き付けることは好ましいことではなくて、周囲からの冷温風で間接的に冷暖房されることの方が望ましい。さらに、空気調和機の下方側に冷温風が吹き出すと、この吹き出した冷温風が直接に吸込口3に回り込んで、冷暖房の効率を低下させるのを回避するためでもある。
図2と図3において、ルーバ2は、ルーバ本体12と、ルーバ本体12に着脱自在に装着される断熱材8と、から構成され、ルーバ本体12は、図3に示すように、回転軸5を一方の端とし、他方の端(図3の図示例で下端)は開放端でありここから冷温風が案内されて室内に流れ込むようになっており、また、断熱材8は、スポンジ状でありスポンジ内部の気泡によって断熱効果を奏しており、材質は樹脂発泡体が一例であり多少の変形可能なものからできている。図3に示すルーバ本体12上に平坦形状(矩形立方体形状)の断熱材8をストッパ9(左右端)とルーバ本体12との間に形成した空隙に嵌合してルーバ本体12と一体的な構造としている。
本実施形態におけるルーバ2は、回転軸5を回動中心として片持ち構造であり且つ回転軸の内側(ルーバ背面側)から吹き出し空気が通過しない構造であるので、冷房時に冷風がリブ表面(リブの空気調和機本体側、即ち圧力面側)に接することでリブ背面(室内側)に結露が生じる虞があり、この結露を防止するためにリブ2の表面側に断熱材8を設ける。
ルーバ本体12に断熱材8を装着した一体的構造を図2に示す。ルーバ本体12の左右端部に断熱材8を嵌め込むストッパ9を有することにより、接着剤や粘着材を使用しなくても、断熱材8を嵌め込むことにより容易に取り付けることができ、断熱材8の交換作業も容易となる。
図2に示すルーバ本体12の回転軸5に巻回された付勢バネ11は、ルーバ2の長さ(回転軸から開放端に亘る長さ)が長くなったことによって空気調和機本体からの冷温風の風圧により図1の時計方向回転力が大となるので、これに抗するためのものである。モータ10によってルーバ2を一定開度に保持しているが、モータ10と反対側の回転軸5には冷温風の風圧を受けてこの部分のルーバが開こうとする力を受ける。これに抗するように付勢バネ11が作用する。
ルーバ全体構造を示した図2において、本発明の特徴の1つである冷温風の流れ方向を矢印で示している。空気調和機本体から降下してくる冷温風はルーバ2に当接しその流れ方向を変更するが、従来のルーバであればルーバの長さ方向に並行して冷温風が流れるのであるが、本実施形態では冷温風の流れ方向は、ルーバ2の長さ方向に並行する冷温風流れ成分(ルーバ2の長さ方向流れ成分)と、その長さ方向に直交して且つモータ側10又は付勢バネ11側への冷温風流れ成分(ルーバ2の幅方向流れ成分)とに分解できる流れ方向である。後者の冷温風流れ成分は、4辺の吹出口4の隅部(コーナー部)に対面する室内に冷温風が届く流れとなる。
本実施形態における冷温風の流れ方向がルーバ2の幅方向(図2の図示例で左右方向、すなわち回転軸5の方向)流れ成分を有するのは、冷温風が直接衝突する断熱材8のルーバ幅方向の中央部が隆起していてこの隆起部分から左右方向に沿って傾斜して低くなっている形状による。すなわち、図2に示すように水平方向での左右吹き出し範囲を広げるようにルーバ2の中央部を隆起させた形状により吹き出し空気の流れが左右に拡がる効果を得ることができる。
ルーバ2、直接的には断熱材8の中央部の隆起形状を形成させるための構造は、図3に示している。図3によると、ルーバ本体12にはその幅方向に沿って断続的にリブ7を植立し、且つ幅方向の中央部のリブ7の高さを一番高くして左右端に向かって次第に低くする。中央部から左右端に向かってリブ7の高さを順に低くすることによって吹き出し空気の流れを左右端に向けるように誘導する。このように、ルーバ2の中央部が隆起を形成し、リブ7の高さが中央部から左右端に行くほどに低くなるように形成し、リブ上の断熱材8が吹き出し空気を受けて左右流れを作る面を形成することにより、軽量かつ安価なルーバを得ることができる。
リブ本体12上に設けたリブ7は、中央部から左右に向かって次第に低く形成しているが、回転軸5から開放端に向かっても漸次低くしている。この漸次低くする構造は空気調和機本体からの吹き出し空気が円滑に室内に流れるようにするためである。
リブ7の機能は、上述したようにその高さを幅方向に漸次低くすることで吹き出し空気の流れ方向を吹出口4の4隅に対面する方向に吹き出すことであり、これに加えて、ルーバ2の片持ち構造でルーバ長さが長くなったことに伴い、吹き出し空気によってルーバ2が振動する虞があり、この振動を防止するようにルーバ本体12の補強のためでもある。また、以上の説明では、ルーバ本体12に高低差のあるリブ7を設けて矩形直方体の断熱材8を嵌合してルーバ2を形成するものであるが、これに限らず、リブ7の無いルーバ本体12に、中央部が隆起して幅方向(左右方向)に順に低くなるような形状の断熱材8を嵌合させてルーバ2を形成してもよい。さらに、断熱材8の有無に関係なくルーバ2自体の構造が中央部を隆起させ幅方向(左右方向)に順に低くなるような形状であってもよい。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機を繰り返して記述すると、次のような構成と機能を奏することを特徴とするものである。すなわち、天井に埋設される本体筐体1と、本体筐体1の底面に設けられた化粧パネル6と、化粧パネル6の実質的に中央に設けられ本体筐体1の内部に室内空気を吸込む吸込口3と、吸込口3の周囲に設けられ室内へ空気を吹き出す吹出口4と、吹出口4に設けられた風向制御用ルーバ2とを備えた天井埋込型空気調和機において、化粧パネル6に回転可能に設けられたルーバ2は、温度調節された冷温風を室内の広範囲に送風するために、水平方向での左右吹き出し範囲を広げるべくルーバ2中央を隆起させた形状により吹き出し空気の流れが左右に広がることを特徴としている。
また、ルーバ2の中央の隆起を形成するためにリブ7の高さを中央から端に行くほどに低くなるように形成されその上に断熱材8にて吹き出し空気を受けて流れを作る面をなすことにより、軽量かつ安価なルーバとなることを特徴としている。さらに、ルーバ2端部に断熱材8を嵌め込むストッパ9を有することにより、接着剤や粘着材を使用しなくても、断熱材を嵌め込むことにより容易に取り付けることが出来、交換作業も容易となることを特徴としている。
なお、上述した実施形態では、空気調和機が四方向室内機である場合について説明しているが、本発明はこれに限らずニ方向室内機などでも同様に実施可能である。
本発明の実施形態に係る空気調和機の吹出口における風向制御用ルーバの構成を示す図である。 本実施形態に関する、断熱材を有する風向制御用ルーバの構造を示す見取図である。 本実施形態に関する風向制御用ルーバ本体の構造を示す見取図である。 本実施形態に係る天井埋込型空気調和機の一般的な構成を示す図である。
符号の説明
1 空気調和機本体筐体(本体筐体)
2 風向制御用ルーバ
3 吸込口
4 吹出口
5 回転軸
6 化粧パネル
7 ルーバリブ
8 断熱材
9 ストッパ
10 モータ
11 付勢バネ
12 ルーバ本体
31 建物梁
32 天井板
33 空気調和機本体
34 アンカーボルト
35 化粧パネル
36 フィルタ
37 吸込口
38 ファンモータ
39 送風ファン
40 熱交換器
41 吹出口
42 風向制御用ルーバ(風向板)

Claims (7)

  1. 天井に埋設される空気調和機の本体筐体と、前記本体筐体の底面に設けられた化粧パネルと、前記化粧パネルの略中央に設けられ前記本体筐体の内部に室内空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口の周囲に設けられ室内へ空気を吹き出す吹出口と、前記吹出口に設けられた風向制御用のルーバと、を備えた天井埋込型の空気調和機であって、
    前記ルーバは、前記吸込口側の前記化粧パネルにその一端が回転軸により回動自在に設けられるとともにその他端が開放端である片持ち構造であり、
    さらに、前記ルーバは、前記回転軸の方向である左右方向の略中央に隆起部を有し且つ左右方向に低くなる傾斜形状を有して、前記吹出口を通って降下してきた空気吹き出し流れを左右方向に拡げる
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1において、
    前記ルーバは、ルーバ本体と前記ルーバ本体上に嵌め込まれた断熱材とからなり、前記ルーバ本体には左右方向の略中央に前記隆起部を形成する高さのリブを設けるとともに左右方向の端に向かって低くなる高さのリブを断続的に設ける
    ことを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項2において、
    前記ルーバ本体の左右端部に前記断熱材を嵌め込んでおくストッパを設け、前記ストッパと前記ルーバ本体との間隙を介して前記断熱材を着脱可能とする
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1において、
    前記ルーバは、左右方向に平坦なルーバ本体と、前記ルーバ本体上に嵌め込まれた断熱材と、からなり、
    前記断熱材は左右方向の略中央に前記隆起部を形成するとともに左右方向の端に向かって低くなる前記傾斜形状を形成する
    ことを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1つの請求項において、
    前記ルーバの一端に設けられた前記回転軸の一方端にはモータが接続され、前記回転軸の他方端には前記ルーバを閉じる方向に付勢するバネを設ける
    ことを特徴とする空気調和機。
  6. 本体筐体と、該本体筐体の下面に設けられ吸込口及び吹出口を有する化粧パネルとを備え、室内の天井に配設される空気調和機において、
    前記化粧パネルの前記吹出口部分には吹出す空気の吹出し方向を制御するための風向制御用のルーバを備え、
    前記ルーバは、前記吸込口側の前記化粧パネルにその一端が回転軸により回動自在に設けられるとともにその他端が開放端である片持ち構造であり、
    さらに、前記ルーバは、前記回転軸の方向である左右方向の略中央に隆起部を有し且つ左右方向に低くなる傾斜形状を有して、前記吹出口を通って降下してきた空気吹き出し流れをルーバに沿って流すと共に左右方向に拡げる
    ことを特徴とする空気調和機。
  7. 請求項6において、
    前記化粧パネルの最外部と吹出口の最外側との間のほぼ中間部における前記化粧パネルの部分には凹みが形成され、前記ルーバを閉じた状態では、ルーバ先端が化粧パネルの前記凹みの部分までくるようにしてルーバ背面が化粧パネル表面と略面一となるように構成した
    ことを特徴とする空気調和機。
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