JP2010083772A - 歯科用根管充填材組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通常ポイント状に成形されて提供される歯科用根管充填材において、強度が高く破折し難く適度に変形して根管充填操作が容易であり、現在根管治療に用いられている歯科用根管充填材よりも根管充填用シーラーとのヌレ性や接着性に優れ、滅菌や薬液消毒等による劣化が少ない歯科用根管充填材組成物を提供する。
【解決手段】 歯科用根管充填材組成物を、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂、スチレンブロックコポリマー、エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂、酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材とで構成する。
【選択図】 なし
【解決手段】 歯科用根管充填材組成物を、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂、スチレンブロックコポリマー、エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂、酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材とで構成する。
【選択図】 なし
Description
本発明は、歯科において根管治療に用いられる歯科用根管充填材組成物に関する。
歯科治療における歯髄疾患及び根尖歯周疾患の治療として抜髄後の根管内にポイント状で材質的に安定な物質を充填して根管内の空隙を封鎖し、根管と歯周組織や根管と口腔との間の感染経路を遮断する根管治療が広く行われている。根管治療の際に根管内の細菌に汚染された歯髄を取り除き、清掃,消毒,根管形成を行った根管内に充填される材料が歯科用根管充填材である。歯科用根管充填材として現在最も広く用いられているものは、抜髄後の根管内にガッタパーチャ(天然トランスポリイソプレン)と酸化亜鉛とを主成分とするガッタパーチャポイントと呼ばれる細い針状の歯科用根管充填材である。ガッタパーチャを主成分とする歯科用根管充填材は滅菌や薬液消毒による劣化が生じ易い欠点があった。
従来から使用されているガッタパーチャを主成分とする歯科用根管充填材は、適度な柔軟性が不足しているので根管内での変形が足りず充填操作が非常に困難であり、結果として根管内における歯科用根管充填材の充填率が低下して空隙が生じてしまい後の病変を招く虞があった。そこで本出願人は、強度が高く破折し難く適度に変形して根管充填操作が容易な歯科用根管充填材組成物を以前に出願した(特許文献1参照。)。
しかしながら、この歯科用根管充填材組成物もガッタパーチャを主成分とするので滅菌や薬液消毒による劣化が生じ易い欠点があり、更に、従来の歯科用根管充填材は根管内に挿入された歯科用根管充填材と根管壁との密着性を改善するために用いられている根管充填用シーラーと呼ばれる糊材とのヌレ性や接着性が不足していた。歯科用根管充填材と根管充填用シーラーとの間のヌレ性や接着性が悪いと歯科用根管充填材と根管充填用シーラーとの密着性が不十分となり、結果として封鎖が悪くなり病変を招く虞があった。
本発明は、通常ポイント状に成形されて提供される歯科用根管充填材において、強度が高く破折し難く適度に変形して根管充填操作が容易であり、現在根管治療に用いられている歯科用根管充填材よりも根管充填用シーラーとのヌレ性や接着性に優れ、滅菌や薬液消毒等による劣化が少ない歯科用根管充填材組成物を提供することを課題とする。
本発明者等は前記課題を解決するために鋭意検討した結果、歯科用根管充填材組成物を、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂、スチレンブロックコポリマー、エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂、酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材とで構成すると、根管充填用シーラーとのヌレ性に優れた根管内における充填性が極めて良好であり、更に滅菌や薬液消毒等による材質の劣化が少ない歯科用根管充填材組成物を提供することができることを見出して本発明を完成した。
即ち本発明は、
A)ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂 1〜40重量%
B)スチレンブロックコポリマー 1〜60重量%
C)エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂 0.1〜20重量%
D)酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材 30〜95重量%
から成ることを特徴とする歯科用根管充填材組成物である。
A)ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂 1〜40重量%
B)スチレンブロックコポリマー 1〜60重量%
C)エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂 0.1〜20重量%
D)酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材 30〜95重量%
から成ることを特徴とする歯科用根管充填材組成物である。
本発明に係る歯科用根管充填材組成物は、強度が高く破折し難く適度に変形して根管充填操作が容易な歯科用根管充填材組成物であって、根管充填用シーラーとのヌレ性や接着性に優れ根管内における充填性が極めて良好であり、更に滅菌や薬液消毒等による劣化が少ない。このように本発明に係る歯科用根管充填材組成物は、歯科用根管充填材に要求されている各特性を向上させることができる。
A)成分は、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂であり、歯科用根管充填材としての基本的な強度,成形性を与える成分である。天然の樹脂であるガッタパーチャの主成分であるトランスポリイソプレンは、滅菌や薬液消毒等を行うと劣化してしまう虞があるが、本発明に係る歯科用根管充填材組成物はこの成分を含まないため滅菌や薬液消毒などを施しても材質の劣化を招き難い。また、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーは、一般にフィルム,各種成形品に使用される樹脂である。これらは一般に硬い物質でありゴム弾性をほとんど示さないが、後述するB)成分及びC)成分と組み合わせることで歯科用根管充填材組成物に必要な適度な柔軟性,可塑性,充填性を付与することが可能である。
A)成分の含有量は1〜40重量%にされている必要がある。1重量%未満であると歯科用根管充填材組成物に必要な強度を与えることができなくなり、根管内での充填操作が難しくなる。40重量%を超えると、後述するD)成分である無機充填材の配合量が少なくなってしまうためX線造影性が低下しレントゲンによる確認が難しくなる。ポリエチレンは、高密度ポリエチレン,低密度ポリエチレン,直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。
B)成分のスチレンブロックコポリマーは弾性を有するため、上述したA)成分と共に用いることで歯科用根管充填材組成物に適度な柔軟性を与え、充填操作時に折れ難く圧接時には歯科用根管充填材同士あるいは歯科用根管充填材と根管壁との密着性を高める特徴を与える成分である。スチレンブロックコポリマーの例としては、ポリスチレンとポリブタジエンとのブロックコポリマー,ポリスチレンとポリイソプレンとのブロックコポリマー,ポリスチレンとポリオレフィンとのブロックコポリマー等が挙げられる。
B)成分の配合量は、1〜60重量%にされている必要があり、1重量%未満であると硬く成り過ぎて充填操作中に歯科用根管充填材が折れ易く、根尖まで歯科用根管充填材を到達させることが難しくなる。60重量%を超えると柔らか過ぎて歯科用根管充填材を根尖まで到達させることが難しくなるとともに、後述するD)成分である無機充填材の配合量が少なくなってしまうため、X線造影性が低下しレントゲンによる確認が難しくなる。
C)成分は、エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂であり、本発明に係る歯科用根管充填材組成物の特徴的な特性、即ち根管充填用シーラーに対するヌレ性や接着性を高める特性を与え封鎖性を高める成分である。また、歯科用根管充填材組成物に適度な可塑性を与え、充填操作を容易にするのにも有効である。C)成分は0.1〜20重量%配合されるが、0.1重量%未満であると歯科用根管充填材組成物の根管充填用シーラーに対するヌレ性や接着性を与える効果が十分ではなく、可塑性も低くなって充填操作が難しくなる。20重量%を超えると歯科用根管充填材組成物自体の強度が低下して根管内での充填操作が難しくなる。
エステルガムは、ロジンをグリセリンでエステル化したものが一般的であり、ロジンを多価アルコールでエステル化したものや水素化ロジンをグリセリンでエステル化したものも使用することができる。ロジンとしては、ガムロジン,ウッドロジン,トール油ロジン等が例示できる。また、一般的な脂環族飽和炭化水素樹脂の数平均分子量が500〜900であるが、歯科用根管充填組成物として容易に軟化させるためには、数平均分子量が550〜750が好ましい。テルペン樹脂としては、通常のテルペン樹脂の他に水素添加を行ったテルペン樹脂もあり、この水素添加テルペン樹脂も使用でき、その数平均分子量は400〜800が好ましい。脂肪族系石油樹脂としては、その数平均分子量が700〜1200のが好適に使用できる。
D)成分は、酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材であり、歯科用根管充填材に強度を与えると共に、X線造影性を与える。その含有量は30〜95重量%であり、30重量%未満であると組成物の強度が低くなり、X線造影性も不十分となる。95重量%を超えると組成物が脆くなると共に製造時に粘度が高くなり過ぎて歯科用根管充填材組成物の生産性が悪くなる。
なお、本発明に係る歯科用根管充填組成物においては、必要に応じてその特性を失わない範囲で各種の無機あるいは有機の着色剤,抗菌材,従来の根管充填材組成物に配合されている可塑剤等を使用しても良い。
本発明について実施例を挙げ詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
表1に示す配合に従い各成分を計量し、加圧ニーダーにて特定の温度条件下で加熱(130〜170℃)混練することにより、各実施例及び各比較例に用いた歯科用根管充填材組成物を作製し、厚さ2mmのシート状に成形した。なお、比較例3には、従来の歯科用根管充填材(商品名:ジーシー ガターパーチャポイント,ジーシー社製)を用いシート状に加工した。
『ヌレ性試験』
根管充填用シーラーに対する歯科用根管充填材組成物のヌレ性を評価するため、縦:10mm,横:10mm,厚さ:2mmの試験体を作製した後、ユージノールを主成分とした根管充填用シーラー(商品名:キャナルス,昭和薬品化工社製)の液成分の約0.3gを試験体の中央部に滴下した。10秒後の液の広がり具合を下記の基準で評価した。
○:広がりが大きくヌレ性が高い。
△:ほとんど広がっていない。
×:広がらず玉状のままであり、ヌレ性が低い。
根管充填用シーラーに対する歯科用根管充填材組成物のヌレ性を評価するため、縦:10mm,横:10mm,厚さ:2mmの試験体を作製した後、ユージノールを主成分とした根管充填用シーラー(商品名:キャナルス,昭和薬品化工社製)の液成分の約0.3gを試験体の中央部に滴下した。10秒後の液の広がり具合を下記の基準で評価した。
○:広がりが大きくヌレ性が高い。
△:ほとんど広がっていない。
×:広がらず玉状のままであり、ヌレ性が低い。
『接着性の評価』
根管充填用シーラーに対する接着性を評価するため、直径25mmの穴を有するシリコーン型の中央部に、縦:10mm,横:10mm,厚さ:2mmの試験体を置き、歯科用常温重合レジン(商品名:ジーシーユニファストIII,ジーシー社製)にて埋没した。表面を1000番の耐水研磨紙にて表面を研磨し、水分を拭き取った面に、直径3mmの穴の空いたシールを貼付した。直径4mm,厚さ2mmのシリコーンモールドを規定された面が出るように設置し、酸化亜鉛とユージノールを主成分とした根管充填用シーラー(商品名:キャナルス,昭和薬品化工社製)を填入し、37℃,湿度100%で24時間保管し、試験片を万能試験機(商品名:オートグラフAG-IS,島津製作所製)に装着し、クロスヘッドスピード1mm/min.にて剪断接着試験を行い、その時の試験体と根管充填用シーラーとの界面の状態を確認した。この時、歯科用根管充填材組成物が根管充填用シーラーと十分に接着して歯科用根管充填材組成物若しくは根管充填用シーラーのどちらかが破壊して剥離した場合を○とし、歯科用根管充填材組成物と根管充填用シーラーとの接着が不十分で接着面から綺麗に剥がれてしまった場合を×とした。
根管充填用シーラーに対する接着性を評価するため、直径25mmの穴を有するシリコーン型の中央部に、縦:10mm,横:10mm,厚さ:2mmの試験体を置き、歯科用常温重合レジン(商品名:ジーシーユニファストIII,ジーシー社製)にて埋没した。表面を1000番の耐水研磨紙にて表面を研磨し、水分を拭き取った面に、直径3mmの穴の空いたシールを貼付した。直径4mm,厚さ2mmのシリコーンモールドを規定された面が出るように設置し、酸化亜鉛とユージノールを主成分とした根管充填用シーラー(商品名:キャナルス,昭和薬品化工社製)を填入し、37℃,湿度100%で24時間保管し、試験片を万能試験機(商品名:オートグラフAG-IS,島津製作所製)に装着し、クロスヘッドスピード1mm/min.にて剪断接着試験を行い、その時の試験体と根管充填用シーラーとの界面の状態を確認した。この時、歯科用根管充填材組成物が根管充填用シーラーと十分に接着して歯科用根管充填材組成物若しくは根管充填用シーラーのどちらかが破壊して剥離した場合を○とし、歯科用根管充填材組成物と根管充填用シーラーとの接着が不十分で接着面から綺麗に剥がれてしまった場合を×とした。
『滅菌や薬液消毒に対する評価』
滅菌や薬液消毒等に対する評価を行うため、各実施例及び各比較例に示した歯科用根管充填材組成物のEOG滅菌前後における変化を評価した。評価は、実施例及び比較例について各々をポイント状(#40型)に成形し、先端を指の腹に押し当て折り曲げた時の折れ方や曲がり方をEOG滅菌前と比較した。滅菌の前後で折れ方や曲がり方に変化がない場合を○とし、それ以外の場合を×とした。
滅菌や薬液消毒等に対する評価を行うため、各実施例及び各比較例に示した歯科用根管充填材組成物のEOG滅菌前後における変化を評価した。評価は、実施例及び比較例について各々をポイント状(#40型)に成形し、先端を指の腹に押し当て折り曲げた時の折れ方や曲がり方をEOG滅菌前と比較した。滅菌の前後で折れ方や曲がり方に変化がない場合を○とし、それ以外の場合を×とした。
『充填のし易さの評価』
根管内への充填のし易さの評価をするため、歯根模型(商品名:歯根管模型,ニッシン社製)に、スプレッダーを用いて側方加圧充填法にて各実施例及び各比較例に示した歯科用根管充填材組成物を充填した時の充填のし易さを評価した。評価は、スプレッダーによりポイント状(#40型)の組成物を押し込み、容易に充填できた場合を○とし、スプレッダーを用いてもポイント状成形物自体がほとんど変形せず、充填が非常に困難である場合を×とした。
根管内への充填のし易さの評価をするため、歯根模型(商品名:歯根管模型,ニッシン社製)に、スプレッダーを用いて側方加圧充填法にて各実施例及び各比較例に示した歯科用根管充填材組成物を充填した時の充填のし易さを評価した。評価は、スプレッダーによりポイント状(#40型)の組成物を押し込み、容易に充填できた場合を○とし、スプレッダーを用いてもポイント状成形物自体がほとんど変形せず、充填が非常に困難である場合を×とした。
表1から明らかなように、実施例に示した本発明に係る歯科用根管充填材組成物は、更に比較例1,2,3と比較して根管充填用シーラーに対するヌレ性や接着性に優れていることが確認できた。また、比較例はEOG滅菌後に折れ易くなっている傾向が見られることから劣化により脆くなっているとことが確認される。一方、実施例に示した本発明に係る歯科用根管充填材組成物はEOG滅菌後でも変化が認められず、滅菌や薬液消毒による劣化も少ない特性も有していることが確認できた。
Claims (1)
- A)ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのコポリマーより選ばれた1種または2種類以上のポリオレフィン樹脂 1〜40重量%
B)スチレンブロックコポリマー 1〜60重量%
C)エステルガム,ロジン,脂環族飽和炭化水素樹脂,テルペン樹脂,脂肪族系石油樹脂より選ばれた1種または2種類以上の熱可塑性樹脂 0.1〜20重量%
D)酸化亜鉛,硫酸バリウム,酸化ジルコニウム,酸化チタン,フッ化イットリビウム,バリウムガラス,アルミノシリケートガラスより選ばれた1種または2種以上の無機充填材 30〜95重量%
から成ることを特徴とする歯科用根管充填材組成物。
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