JP3412979B2 - 歯科用仮封材組成物 - Google Patents

歯科用仮封材組成物

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克典 田中
純子 塚本
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、歯科医院におい
て、齲歯治療の際、診療と診療の間に使用する仮封材の
除去操作が容易で、しかも硬化後に適度な弾性を有する
仮封材と称する歯科用暫間充填/合着材に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】仮封材とは、歯科治療において齲歯の感
染歯質を削除して窩洞形成を行なった後、あるいは根管
治療を行なった後、永久補綴物を装着するまでの一連の
治療期間、窩洞を無菌清浄に保持するため一時的に封鎖
する目的で使用する、暫間的な充填/合着材をいう。仮
封は日常の臨床で最も頻繁に行なわれる治療処置で、仮
封期間は通常約一週間である。 【0003】仮封材は、治療行為の期間中、窩洞を安静
に保ち、また清浄に保持する役割を有し、同時に(1)
歯髄鎮静のための薬物封入、(2)窩洞形成された象牙
質の感染防止、(3)外からの温度的化学変化に対する
刺激の遮断、(4)歯内療法時に根管内からの治療薬物
の漏洩の防止、などの目的で使用される。 【0004】仮封材に期待される性質としては、(1)
咬合圧などの外力に十分耐え得る強度があること、
(2)封鎖性が良好であること、(3)鎮静・消毒作用
があること、(4)除去が容易であること、(5)操作
性が良いこと、(6)唾液に溶解しないこと、などが挙
げられる。 【0005】しかしながら、これら、全ての要素を完全
に満足する材料は従来存在しなかった。特に封鎖性が良
好であって、しかも除去が容易である、という二つの相
反する条件を満足しなければならないからである。 【0006】従来の仮封材には、新歯科用セメント 総
山孝雄(永山書店)1983、p.65〜73,p.7
5〜81、要説歯科材料学 J.N.Anderso
n、山根・平沢訳(医歯薬出版)1981、p.296
〜302、接着歯学10巻3号1992 柳川他p.2
47〜249“保存修復における仮封”、JIS T6
507歯科用テンポラリーストッピング(昭和35年制
定、平成6年改正)等に記載されているように、(1)
熱可塑性樹脂(テンポラリーストッピング)、(2)水
硬性仮封材、(3)仮封セメント(ユージノールセメン
ト、脂肪酸セメント、燐酸亜鉛セメント、ポリカルボン
酸セメント)、などの種類がある。 【0007】テンポラリーストッピングは、ガッタパー
チャを主原料とした熱可塑性仮封材の一種で、加熱し軟
化させた後、窩洞に充填して用いるもので、充填・除去
の操作性が簡便なため、多く利用されている。しかし、
咬合圧により変形しやすく、封鎖性に劣るという欠点が
ある。 【0008】水硬性仮封材は、ビニルポリマーと硫酸カ
ルシウム無水物を主成分にしたパテ状の仮封材で、室温
で柔らかい状態で、空気中の水分や口腔内の唾液にふれ
ることにより硬化する。練和、加熱という操作がいらな
いので非常に便利であるが、唾液に触れて硬化するまで
に数時間を必要とし、完全硬化するまでに咬合圧が加わ
ると簡単に磨耗や脱落が起こりやすいこと、などの欠点
がある。 【0009】仮封セメントは、数分で適度な硬さの硬化
体となる材料である。強度・封鎖性の点で優れており、
特にユージノールセメントは鎮静・抗菌性を有するもの
が多いが、操作性がやや面倒で、除去しにくいという欠
点がある。 【0010】特に汎用されている酸化亜鉛ユージノール
セメントは、酸化亜鉛とユージノールを練和して成る歯
科用セメントである。液剤の主成分であるユージノール
は、局所知覚麻痺作用を持ち、フェノールと同程度の殺
菌力があり、腐食性はフェノールよりも少ないと言われ
ている。 【0011】また、ユージノールは、酸化亜鉛とキレー
ト反応し硬化すると同時に、歯質のカルシウムともキレ
ート結合するため、歯質と接着する性質も具備してい
る。 【0012】従って、酸化亜鉛ユージノールセメントは
良好な鎖静効果、抗菌作用及び辺縁封鎖性などを持って
いる。そのため、鎮静・抗菌性を持つ、充填材、仮封
材、覆罩材、根管充填材などとして、古くから使用され
ている。 【0013】このユージノールセメントを、歯科医が特
に仮封材として重用する理由は、接着歯学10巻3号1
992 平井義人p.247 表1“仮封−窩洞形成後
の仮封について”に紹介されているように、ユージノー
ルに由来の歯髄鎮静効果、窩洞面に対する強い接着力を
歯科医が重視しているためである。 【0014】しかし、仮封材として使用する酸化亜鉛ユ
ージノールセメントには、除去時に難点があった。除去
のため加熱した探針(歯科用器具エキスカベータ)を使
用することによる患者不安の誘発、あるいはその探針を
突き刺すことによる硬化物が崩壊するいわゆるチッピン
グの発生、窩壁に付着したセメント残渣がとりきれず、
臨床的な完全除去に時間がかかること、その際、窩洞象
牙質を擦過し、歯髄を刺激することにより、患者に対し
て擦過痛を与えるという問題がある。また、窩洞にセメ
ント残渣のとり残しがある場合は、インレークラウン等
の永久補綴物装着時に適合が悪く事後の支障をきたすこ
とがある。 【0015】J.Dent.Res.第51巻(107
頁〜114頁)(S.Civjan等)には、酸化亜鉛
ユージノールセメントの強度を向上する目的で、ポリメ
チルメタクリレート(PMMA)を添加する系について
報告されている。しかし、この材料はPMMAがユージ
ノールに溶解しないことから硬化体が一体化せず、強度
は向上するが、仮封材として使用した際、除去時にチッ
ピングによる崩壊が起こり、なおかつ表面に「ざらつ
き」が生じる。 【0016】また、J.Dent.Res.第49巻
(1487頁〜1494頁)(G.M.Brauer
等)は、酸化亜鉛ユージノールセメントの強度向上の一
連の研究を行っているが、単に、強度の線に沿って内
容、データも構成されているにすぎない。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】本発明において解決す
べき課題は、仮封材として使用した際の、除去操作の容
易性の達成である。 【0018】すなわち、酸化亜鉛ユージノールセメント
の良好な鎮静効果・抗菌作用及び辺縁封鎖性を維持し、
なおかつ仮封材として使用した際に、除去操作が容易で
チッピングや脱落が起こりにくい、酸化亜鉛ユージノー
ル系仮封材を提供することにある。 【0019】また、容易に一塊で除去できる酸化亜鉛ユ
ージノール系仮封材の提供である。 【0020】 【課題を解決するための手段】本発明においては、粉剤
組成中にポリエチルメタクリレート(PEMA、構造式
を下に示す)を20〜65重量%配合することにより、
硬化体を一体化させることに成功した。 【0021】すなわち、本発明は、酸化亜鉛を主成分と
する粉剤とユージノールを主成分とする液剤とからなる
歯科用セメント仮封材であって、その粉剤組成中に、エ
チルメタクリレート重合体若しくはその共重合体の粉末
を、20〜65重量%含有することを特徴とする。 【0022】 【化1】 粉剤組成中のエチルメタクリレート(共)重合体の添加
量が20重量%より少ないと硬化体が一体化されず、除
去時に従来の酸化亜鉛ユージノールセメントと同様にチ
ッピングを起こし、完全な除去が困難となる。また、6
5重量%より多いと含有する酸化亜鉛の量が減少するこ
とにより、硬化時間の遅れが生じる。一方、20〜65
重量%含有する場合、その硬化体は、ポリマーを間質マ
トリックスとする連続層を形成するので、構造的にも崩
壊しない弾性体に一転し、窩洞からも簡単に一塊として
除去できる。 【0023】 【発明の実施の形態】PEMAの粒子径はl〜50ミク
ロンのものが使用でき、好ましくは平均粒子径5〜30
ミクロンが最適である。粒子径が大きすぎると、練和時
にざらつきを生じたり、一体化した硬化体が得られなく
なる。一方、粒子径が小さすぎると練和時に粘稠度を増
し、練和操作が困難になる。また粘稠度を一定にすべく
液剤の量を多く使用すると、所望の封鎖性能と除去性能
が得られなくなる。 【0024】酸化亜鉛ユージノールセメントは、酸化亜
鉛とユージノールのみの混合物では、適度な硬化時間に
難点がある。そこで、硬化時間の調整のために反応促進
剤として酢酸や酢酸亜鉛を添加することができる。ま
た、その物性を著しく低下しない範囲でさらに他の添加
剤を加えても良い。歯質強化の目的や二次齲蝕発生予防
の目的でフッ化ナトリウム等、他のフッ素化合物を含有
してもよい。さらに、抗菌性を増すための殺菌剤、硬組
織誘導を目的として、水酸化カルシウム、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム等を添加することもできる。 【0025】エチルメタタリレート重合体としてはポリ
エチルメタクリレートが最適であるが、他にエチルメタ
クリレートとオレフィン性二重結合を有するモノマーと
の共重合体の粉末を使用しても良い。 【0026】オレフィン性二重結合を有するモノマーと
しては、メチルメタクリレート、プロピルメタクリレー
ト、イソプロピルメタクリレート、ブチルメタクリレー
ト、イソブチルメタクリレート、t−ブチルメタクリレ
ート、グリシジルメタクリレート及びこれらのアクリレ
ートなどを使用することができる。 【0027】基本的に、ユージノールとの相溶性が維持
できるポリエチルメタクリレートの特性があれば、いか
なるオレフィン化合物でも使用することができる。 【0028】本発明の歯科用酸化亜鉛ユージノール系仮
封材の使用方法は、基本的には従来の酸化亜鉛ユージノ
ールセメントと同様に使用できる。すなわち、歯牙に窩
洞形成した後、粉剤と液剤を適度な稠度のペーストにな
るように練和し、すみやかに窩洞に充填する。充填した
ペーストは数分で硬化を始める。なお、次回の治療時に
仮封材を窩洞から除去するときは、探針のような器具で
突き刺し、軽く引き上げるだけで一塊となってきれいに
除去できる。 【0029】 【実施例】表1に本発明の実施例に係る配合組成とその
特性を示す。表2から表4は比較例を示す。表2に示す
比較例1〜2は、PEMAを配合した組成ではあるが、
その配合量が本発明の規定量の範囲外のものを示す。表
3に示す比較例3〜5はPEMAを配合しない比較例
を、さらに、表4に示す比較例6〜9は、PEMAの代
わりにPMMAを配合した比較例の、それぞれの場合の
配合組成とその特性を示す。 【0030】いずれの場合も、粉剤は、各表に示す各組
成の原材料を混合し調製し、液剤はユージノールを用
い、それぞれの配合比は、粉剤/液剤として、7/1の
重量比で練和して使用した。 【0031】なお、亜鉛華は日本薬局方品を使用した。 【0032】ロジンは、日本薬局方品をライカイ機で粉
砕し、200メッシュのふるいを通過したものを使用し
た。 【0033】酢酸亜鉛は、試薬特級品をライカイ機で粉
砕し、200メッシュのふるいを通過したものを使用し
た。 【0034】PEMAは、ハイパールD−250E(根
上工業製)、PMMAは、ハイパールD−200(根上
工業製)を使用した。 【0035】水酸化カルシウムは、日本薬局方品を使用
した。 【0036】ユージノールは、化粧品原料規格品を使用
した。 【0037】何れの場合も、歯科用仮封材組成物として
の評価は下記の方法によって行い、同一試料について5
回、測定または観察してその平均値を記録した。 【0038】(1)ショア硬度試験 内径2cm、厚さ1cmの金型に試料を充填し、37°
Cで硬化させた後、37°C水中24Hr浸漬した。 【0039】その後、ショア硬度計によって硬化体の硬
度を測定し、弾性を評価した。 【0040】その結果、実施例1〜6は、全て弾性を有
することを示した。特にPEMAの配合量が増加するに
従って、弾性も増加した。 【0041】比較例1及び3〜9は、実施例に比較し、
ショア硬度も高く弾性も低かった。特に、重要なのは、
測定時に使用するハンマ(落下体)の衝撃によるひび割
れが全てに生じた。これは仮封材として使用した際のチ
ッピングに相当する。 【0042】なお、比較例2は、弾性を有しており、ひ
び割れはなかった。 【0043】(2)封鎖性の評価 抜去した新鮮牛歯の歯冠部に、直径3mm×深さ2mm
の円柱窩洞を形成した。 【0044】試料を充填して、37°Cで硬化させた
後、37°Cの水中に24Hr浸漬した。その後、60
°Cと4°Cの水中に、交互に1分間づつ浸す熱サイク
ルを20往復行なった。 【0045】熱サイクル終了後、50%硝酸銀水溶液に
2Hr、さらにフィルム用定着液に2Hr浸漬した後、
充填した試料を除去し、銀イオンの侵入状態(黒変)を
肉眼により観察した。評価は、以下の3段階とした。 【0046】A:銀の侵入が全く認められない。 【0047】B:銀の侵入が一部に認められる。 【0048】C:窩洞全体に銀が侵入している。 【0049】その結果、実施例・比較例ともに、総じて
良好な封鎖性能を示した。 【0050】(3)除去操作性の評価 抜去した新鮮牛歯の歯冠部に、直径3mm×深さ2mm
の円柱窩洞を形成した。 【0051】試料を充填し、37°Cで硬化させた後、
37°Cの水中に24時間浸漬した。その後、歯科用探
針によって除去操作を行い、その操作性を以下の2段階
で評価した。 【0052】A:一塊となって容易に除去できる。 【0053】B:粉々になるなどして窩洞内に一部残存
する。(チッピング) その結果、全ての実施例において、硬化体は一塊で容易
に除去できた。比較例1及び3〜9においては、硬化体
への探針刺入時に、全てチッピングを起こした。なお、
比較例2において、硬化体は一塊で除去できたものの、
軟質であるために大きく変形した。 【0054】(4)間接引張り強度試験 内径6mm、厚さ3mmの円筒型金型に試料を充愼し、
37°Cで硬化させた後、37°C水中24Hr浸漬し
た。 【0055】その後、試料を立てた状態で1mm/mi
nの速度にて、オートグラフAGS−D TYPE−
(島津製作所製)を用いて3mmの厚さまで加圧したと
きの強度を測定した。 【0056】その結果、全ての実施例では強度的に充分
満足できるものであり、硬化体が弾性を有するために測
定後も塊状形態を維持した。一方、比較例1及び3〜9
では、測定数値上では実施例とほぼ同等の強度を示した
が、硬化体は測定時に崩壊した。なお、比較例2におい
て、硬化体は測定後も塊状形態を維持したが、実用強度
に達しなかった。 【0057】(5)探針刺入抵抗試験 内径6mm、厚さ3mmの円筒型金型に試料を充愼し、
37°Cで硬化させた後、37°C水中24Hr浸漬し
た。 【0058】その後、直径1mm、高さ5mmの直円錐
型探針によりオートグラフAGS−D TYPE−(島
津製作所製)を用いて5mm/minの速度で3mmの
深さまで刺入したときの抵抗を測定した。 【0059】その結果、全ての実施例及び比較例2にお
いては、探針刺入時に硬化体の崩壊は認められなかっ
た。また、比較例1及び3〜9において、硬化体の崩壊
が認められた。 【0060】本発明の歯科用酸化亜鉛ユージノール系仮
封材は、ユージノールがPEMAを溶解させることによ
り硬化体が一体化され、除去操作が簡便になる。すなわ
ち、探針のような器具で突き刺し、軽く引き上げるだけ
で一塊となって除去でき、仮封材の残存がない。 【0061】これは、従来から使用されてきている歯科
用酸化亜鉛ユージノール系仮封材、即ちPEMAを含ま
ないものと大きく異なる点である。また、前述の引用文
献にあるPMMAを添加したものとも大きく異なる点で
ある。 【0062】 【表1】【表2】 【表3】 【表4】【0063】 【発明の効果】本発明の歯科用酸化亜鉛ユージノール系
仮封材は以下の効果を奏する。 【0064】(1) 酸化亜鉛ユージノールセメントの
良好な鎮静効果・抗菌作用及び辺縁封鎖性を維持し、な
おかつ仮封材として使用した際に、除去操作が容易でチ
ッピングや脱落が起こりにくい。 【0065】(2) 硬化体は適度な弾力性を有するた
めに、仮封時の咬合圧を吸収し、脱落や変形、磨耗など
が起こりにくいという利点を有する。 【0066】(3) この仮封材は酸化亜鉛ユージノー
ル系であるため、鎮静効果・抗菌作用及び辺縁封鎖性な
どの臨床的メリットも具備している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 6/02 - 6/097

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 酸化亜鉛を主成分とする粉剤とユージノ
    ールを主成分とする液剤とからなる歯科用セメント仮封
    材であって、その粉剤組成中に、エチルメタクリレート
    重合体若しくはその共重合体の粉末を、20〜65重量
    %含有することを特徴とする歯科用セメント仮封材。
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