JP2010083638A - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成で、用紙搬送装置で発生する用紙のハネ音を低減させる。
【解決手段】第1搬送手段と、第2搬送手段と、搬送路と、搬送制御手段と、検知手段と、後端支持手段と、を備える。搬送制御手段によって第1搬送手段および第2搬送手段の回転を制御し、用紙を搬送路の湾曲部の突出方向内側のガイド部材に沿って搬送させる。そして、搬送路内の用紙を検知する検知手段を搬送路の湾曲部の突出方向内側に形成し、検知手段による用紙の検知に連動して、後端支持手段を搬送路にある段差を埋めるように突出させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙搬送装置、及びその用紙搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ、スキャナ、複合機などの画像形成装置には用紙搬送装置が設けられている。用紙搬送装置は、給紙カセット内の用紙を、給紙カセットの上部に形成されている画像形成部、定着ユニット、排出部へと順に搬送する。
用紙搬送装置は、複数の搬送ローラ対および複数の搬送路を有している。給紙カセット内の用紙を1次給紙する縦搬送の用紙搬送装置では、用紙搬送方向の下流側に向かって、順に第1搬送ローラ、第1搬送路および第2搬送ローラが配置され、給紙カセット内に積載された用紙が画像形成部側へ搬送される。ここで、第1搬送ローラと第1搬送路との間には、段差が設けられている。これは、例えば先端がカールされている用紙が第1搬送ローラから第1搬送路に搬送される際に紙詰まりが生じる場合があり、このような紙詰まりを対処するために設けられた必要な空間である。しかし、この段差があるため、用紙の後端が段差を通過する際に用紙のコシによって用紙の後端が第1搬送路内部で跳ね、ハネ音が発生する。このハネ音は、ユーザにとっては不快音であり、騒音の原因となっている。特に、機械の小型化が要求され、搬送路のガイド曲率が大きくなると、ハネ音による騒音は顕著となる。
そこで、例えば特許文献1に示されるように、搬送路の湾曲ガイド部に補助ガイドを揺動自在に設けることにより、搬送ローラのニップ部と湾曲ガイド部との段差をなくす用紙搬送装置が提供されている。
特開2003−192180号公報
特許文献1に示された装置では、補助ガイドが用紙を検知するシート検知部を有しており、この補助ガイドが湾曲ガイド部の突出方向の外側に設けられている。そして搬送ローラによって搬送路に用紙が搬送されると、用紙のコシによって補助ガイドのシート検知部がシート搬送経路上に露出し、用紙を検知する。そして、補助ガイドが用紙のコシによって搬送ローラの方へ揺動することで、搬送ローラのニップ部と湾曲ガイド部との段差の部分に補助ガイドが位置することになる。
しかし、縦搬送を行う通常の用紙搬送装置においては、用紙が第1搬送路を経て下流側の第2搬送ローラに到達すると、例えば、上流側の第1搬送ローラの駆動を停止し、第2搬送ローラのみを駆動することにより、用紙に張力が与えられる。このような場合は、用紙は次第に第1搬送路の湾曲部分の内側に沿って搬送されることになる。
従って、前述のような特許文献1の装置において、シート検知部によって用紙を安定して検知させるためには、用紙を補助ガイド対して一定の力で押しつける必要がある。そのためには、例えば電気的な制御が必要とされる。
本発明の課題は、安価な構成で、用紙搬送装置で発生する用紙のハネ音や叩き音を低減させることにある。
請求項1に係る用紙搬送装置は、第1搬送手段と、第2搬送手段と、搬送路と、搬送制御手段と、検知手段と、後端支持手段と、を備える。第1搬送手段は、用紙を挟持し搬送する。第2搬送手段は、第1搬送手段より用紙搬送方向の下流側に設けられ、用紙を挟持し搬送する。搬送路は、第1搬送手段と第2搬送手段との間に設けられ、一方に突出した湾曲部を有する一組のガイド部材で形成される。また、搬送路は、湾曲部の突出方向外側のガイド部材と第1搬送手段との間に段差を有する。搬送制御手段は、第2搬送手段による用紙の搬送が開始された後に、湾曲部の突出方向内側のガイド部材に沿って用紙が搬送されるように、第2搬送手段及び第1搬送手段の回転を制御する。検知手段は、湾曲部の突出方向内側に配置され、搬送路内の用紙を検知する。後端支持手段は、検知手段による用紙の検知に連動して搬送路の段差を埋めるように突出し、用紙の後端を支持する。
この用紙搬送装置では、搬送路の湾曲部の突出方向内側のガイド部材に沿って用紙が搬送されるように、搬送制御手段は第1搬送手段および第2搬送手段の回転を制御する。そして、搬送路内の用紙を検知する検知手段を、搬送路の湾曲部の突出方向内側に形成する。また、後端支持手段を、検知手段による用紙の検知に連動して搬送路の段差を埋めるように突出させる。
従って、本発明による用紙搬送装置では、用紙を一定の力で検知手段に押圧させるための駆動手段を要することなく、用紙を安価な構成で確実に検出することができる。また、用紙は、搬送路の湾曲部の突出方向内側において搬送路に接触する前に検知手段に接触する。従って、搬送路への用紙の接触音も低減することができる。さらに、検知手段による用紙の検知に連動して突出する後端支持手段を設けることで、搬送路と第1搬送手段との間の段差を埋めることができる。従って、安価な構成で、用紙の後端のハネ音を低減することができる。
請求項2に係る用紙搬送装置は、請求項1の装置において、搬送制御手段は、第2搬送手段による用紙の搬送が開始された後、所定時間経過後に第1搬送手段の回転を停止する。
ここでは、第1搬送手段の回転を停止し、第2搬送手段の回転のみによって用紙を第1搬送手段にニップさせた状態で引っ張り上げることで、搬送路の湾曲部の突出方向内側のガイド部材に沿って用紙を搬送させることができる。従って、検知手段に用紙を一定の力で押圧させるための駆動手段を要することなく、用紙を安価な構成で確実に検出することができる。そして、安価な構成で、用紙の後端のハネ音を低減することができる。
請求項3に係る用紙搬送装置は、請求項1又は2の装置において、検知手段が有する検知部の回動によって、後端支持手段が有する支持部材を退避位置から支持位置に移動させる連動機構をさらに備える。検知部は、一部が搬送路内に突出し、搬送路内の用紙に当接して回動することができる。支持部材は、搬送路の段差に突出する支持位置と、搬送路から退避した退避位置とを取り得る。
ここでは、連動機構を備えることで、安価な構成で、検知部による用紙の検知に連動させて、支持部材を搬送路の段差に突出させることができる。従って、安価な構成で、用紙の後端のハネ音を低減することができる。
請求項4に係る用紙搬送装置は、請求項3の装置において、支持部材は、用紙幅方向に延びるように配置された回転軸と、回転軸に設けられそれぞれ用紙に当接可能な複数の支持部と、を有し、複数の支持部はそれぞれ異なる大きさを有する。
ここでは、複数の支持部材の大きさがそれぞれ異なるので、用紙の後端が搬送路に搬送される際に、用紙が一度に複数の支持部材に接触することを防ぐことができる。よって、安価な構成で、用紙の後端のハネ音を低減することができる。
請求項5に係る用紙搬送装置は、請求項4の装置において、検知部、支持部材及び連動機構を構成する部材の少なくともいずれか1つの部材が用紙非検知位置に戻る際に他の部材と衝突して衝突音を発生するのを抑制するための消音部材をさらに備える。
ここでは、消音部材を備えることで、検知部、支持部材及び連動機構を構成する部材の少なくともいずれか1つの部材が用紙非検知位置に戻る際の、他の部材との衝突音を低減することができる。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項1から5のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、用紙搬送装置から搬送される用紙に対し画像形成を行う画像形成部と、を備える。
本発明によれば、第1搬送手段と第2搬送手段との線速差を利用し、用紙の検知手段を搬送路の湾曲部の突出方向内側に設けることで、他の手段を要することなく搬送路内の用紙は検知手段に押圧される。従って、安価な構成で確実に搬送路の用紙を検知し、第1搬送手段と第1搬送路間の段差をなくすことができるので、用紙のハネ音や叩き音の低減を実現することができる。
1.第1実施形態
[全体構成]
図1に、本発明の実施形態による用紙搬送装置を備えた画像形成装置としての複写機1を示す。なお、図1は、複写機1の全体概略図であって、詳細は省略している。この複写機1は、原稿読み取り部2と、画像形成部3と、定着ユニット4と、排出部5と、用紙収納部6と、用紙搬送部7と、制御装置8とを有している。
原稿読み取り部2は、原稿の画像データを読み取るための部分であって、コンタクトガラスや図示しないカバーを有している。この原稿読み取り部2では、コンタクトガラス上に原稿を載置した後にカバーを閉じ、複写命令のためのキーを押すことで、コンタクトガラス上の原稿の画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、原稿読み取り部2で読み取られた原稿の画像データに基づいて用紙に画像を形成するための部分であって、主に、感光体ドラム31と、レーザユニット32と、現像器33と、を有している。感光体ドラム31は、画像データに基づいて静電潜像が表面に形成される部材であって、円筒状の部材である。レーザユニット32は、感光体ドラム31上にレーザ光を照射するための部材である。現像器33は、感光体ドラム31の表面にトナーを供給するものであり、感光体ドラム31に近接して配置されている。現像器33の内部にはトナーが収納されており、感光体ドラム31と対向して現像ローラが配置されている。この現像ローラによって感光体ドラム31の表面にトナーが供給される。
定着ユニット4は、画像形成部3の上方に配置されており、用紙に形成されたトナー像を定着させるための部分であって、互いに対向して配置された加熱ローラ及び加圧ローラを有している。
排出部5は、画像が形成された用紙を排出するための部分であって、複写機1の上部で、原稿読み取り部2の下方に配置されている。
用紙収納部6は、画像形成部3に供給する用紙が収納されていて、装置の手前側(図1の紙面手前側)に引き出すことが可能である。
用紙搬送部7は、用紙収納部6の用紙を画像形成部3側に向けて搬送するものであり、詳細は後述する。
制御装置8は、複写機1の給紙動作、用紙搬送動作、画像形成動作など、複写機1の動作全般を制御する。
<用紙搬送部>
用紙搬送部7は、用紙収納部6の用紙を画像形成部3、定着ユニット4、排出部5の順に搬送する。用紙搬送部7は、複数の搬送ローラおよび複数の搬送路を備える。以下、用紙収納部6から画像形成部3に至る1次給紙を行う部分について、図2乃至図5を用いて説明する。
図2は、用紙搬送部7の側面断面図である。図3は、図2に示す用紙搬送部7を図2の右方から見た斜視図である。図4は、図2に示す用紙搬送部7を図2の左方から見た斜視図である。図5は、後述する第1ガイド部材131を取り外した場合の、図4に相当する図である。
用紙搬送部7は、第1搬送ローラ対110と、第2搬送ローラ対120と、第1ガイド部材131及び第2ガイド部材132で形成される第1搬送路130と、駆動手段(図示せず)と、検知手段140と、後端支持手段150とを備える。本実施形態では、用紙搬送部7はさらに、1対の連動部材160と、第3ガイド部材170とを備える。
第1搬送ローラ対110は、フィードローラ111およびリタードローラ112を有する。第1搬送ローラ対110は、前送りコロ73(図1参照)によって用紙収納部6(図1参照)内から順に送り出された用紙を挟持し、後述する第1搬送路130へ搬送する。第1搬送ローラ110対は、後述する駆動装置によって駆動されて回転する。ここで例えば用紙が複数枚重なって繰り込まれた場合は、フィードローラ111とは逆回転するリタードローラ112によって用紙の重送が防止される。
第2搬送ローラ対120は、用紙の搬送方向において、第1搬送ローラ110の下流側に形成されている。第2搬送ローラ120対は、第1搬送ローラ110から送り出された用紙を、第2搬送路180へ送り出す。第2搬送ローラ対120は、後述する駆動装置によって駆動されて回転する。
第1搬送路130は、第1搬送ローラ対110と第2搬送ローラ対120との間に形成されており、第1搬送ローラ対110から送り出された用紙を、第2搬送ローラ120対へ案内する。この第1搬送路130は、一方向に突出した湾曲形状を有する第1ガイド部材131および第2ガイド部材132によって形成された用紙搬送空間である。第1搬送路130は、用紙収納部6から送り出された用紙を縦搬送するため、その湾曲部分は高い曲率を有している。なお、第1ガイド部材131は、第1搬送路130の湾曲部分の突出方向外側に形成された大径側のガイド部材であり、第2ガイド部材132は突出方向内側に形成された小径側のガイド部材である。
第1ガイド部材131の第1搬送ローラ対110側の一端部分には、図4に示すように複数の切り欠き部131aが形成されている。これは後述する後端支持手段150の支持部材151が、第1搬送路130内に突出できるようにするためである。図4では、5つの切り欠き部131aが形成されているが、その数は、支持部材151の数に応じて変更される。第2ガイド部材132は、図3および図5に示すように、湾曲部に開口部132aを有する。開口部132aは、後述する検出手段140の検出部141が、第1搬送路130内の用紙を検出するためのものである。図3および図5では、2つの開口部132aが形成されているが、検出部141の数に応じてその数は変更される。
駆動手段(図示せず)は、例えば制御装置8(図1参照)からの動作信号に応じて、第1搬送ローラ対110および第2搬送ローラ対120の回転駆動を行う手段である。駆動手段は、例えば駆動モータおよび駆動モータの回転を伝達する機構を含む。本実施形態の駆動手段は、用紙が用紙収納部6から第1搬送ローラ対110に送り出されると、第1搬送ローラ対110を用紙を第1搬送路130に送り出す方向に回転させる。そして、用紙の先端部分が第1搬送路130を介して第2搬送ローラ対120に到達する直前から第2搬送ローラ対120を回転駆動させるとともに、所定時間経過後に第1搬送ローラ対110の駆動を停止する。
検知手段140は、第1搬送路130へ搬入された用紙を検出するものである。検知手段140は、少なくとも1つの検知部141と回転軸142とを有する。検知部141は、卵形状を有していて、一端部分が回転軸142に固定されている。本実施形態では、2つの検知部141が回転軸142に連結されていて、これら2つの検知部141は、互いに回転軸142を支点として一体に回動するように構成されている。また、2つの検知部141は、互いに同一形状を有する。
図3に示すように、回転軸142は、第2ガイド部材132の湾曲部分の内側近傍において、例えば複写機1の外装カバー11(図1参照)が取り付けられた筐体フレーム(図示せず)に回転自在に支持されている。また、検知部141は、図2および図5に示すとおり、回転軸142に連結されている一端とは逆側の他端にある腹部が、第2ガイド部材132に設けられた開口部132aを介して、第1搬送路130内に露出するように配置されている。検知部141は、後述するように、第1搬送路130内に搬入された用紙と接触し、用紙から押圧が加えられると、回転軸142を支点として上方向に回動して用紙を検知する。一方、用紙の押圧がない状態では、検知部141は、図3に示すように、自重により開口部132aの下端に接するように位置している。なお、この開口部132aの検知部141が当接する部分にゴム等の弾性部材を設けることもできる。この場合は、検知部141が自重により開口部132aの下端に衝突しても、衝突時の音を抑制することができる。
1対の連動部材160は、検知部141の回動動作を後述する後端支持手段150に伝達するための部材である。連動部材160を、さらに図6を参照して説明する。図6は、検知手段140および連動部材160を示す斜視図である。1対の連動部材160のそれぞれは、扇形状を有し、それぞれの一端部分が回転軸142の両端部分に固定されている。したがって、検知部141の回動動作に連動して、回転軸142を支点として揺動することができる。このような連動部材160は、図3に示すように、回転軸142と連結している一端とは異なる他端部分が、第1搬送路130の用紙幅方向における外側部分において、後述する後端支持手段150の突出部152に当接するように配置される。
後端支持手段150は、検知手段140が第1搬送路130内で用紙を検知すると、検知手段140の回動に連動して、その一部が第1搬送路130内に突出するように構成されている。後端支持手段150を、さらに図7を参照して説明する。図7は、後端支持手段150の斜視図である。後端支持手段150は、複数の支持部材151と、突出部152と、支持回転軸153とを有する。支持部材151は、扇形状を有していて、先端部分が支持回転軸153に固定されている。図7では、5つの同一形状を有する支持部材151が示されている。しかし支持部材151の数はこれに限定されない。突出部152は、支持回転軸153の両端部分に形成された板状の突出部であって、支持回転軸153と一体に形成されている。
上記のような後端支持手段150は、図4に示すように、第1ガイド部材131の外側であって、第1搬送ローラ110の近傍に配置されている。ここで、支持回転軸153は、例えば複写機1の外装カバー11(図1参照)が取り付けられた筐体フレーム(図示せず)に回転自在に支持されている。そして、突出部152は、前述した連動部材160の他端部分と当接していて、連動部材160の揺動に連動して、支持回転軸153を支点に回動可能に形成されている。また、支持部材151は、突出部152の回動に伴って、第1ガイド部材131の切り欠き部131aを介して第1搬送路130内に突出可能に配置されている。したがって、支持部材151は、図2および図8に示すような第1搬送路130外に退避した退避位置と、図9に示すような第1搬送路130内に突出した支持位置と、を取り得る。
以上のように、連動部材160と、突出部152と、によって、検知部141の回動によって支持部材151を退避位置から支持位置に移動させる連動機構が構成されている。
第3ガイド部材170は、用紙収納部6から第1搬送ローラ対110を介して第1搬送路130へと、用紙を案内するためのものである。第3ガイド部材170は、第1搬送ローラ対110のリタードローラ112側に形成されていて、用紙の搬送方向に向かって上方向へ傾斜するように形成されている。第1搬送ローラ対110のニップ部と第1搬送路130との間、より具体的には、第3ガイド部材170と第1ガイド部材131との間には、図2に示すように段差Gが設けられている。これは、用紙が第1搬送ローラ110から搬送される際に、例えば用紙の先端がカールされている等の原因によって生じる紙詰まりに対応するために設けられた空間である。なお、支持部材151が支持位置に移動した際には、支持部材151は段差Gを埋めるような姿勢となっている。
[用紙検知動作]
次に、用紙検知動作について図8(A)乃至図8(C)を参照して説明する。
図8(A)は、用紙Pの先端が第1搬送路130に搬入された状態を示す図である。第1搬送ローラ対110は、駆動装置(図示せず)によって用紙を第1搬送路130に送り出す方向に回転している。したがって、用紙Pの先端は、第3ガイド部材170の傾斜に案内され、第1搬送ローラ対110を経由して第1搬送路130内に進入する。ここで用紙Pは、用紙のコシによって、第1ガイド部材131へ向かって直線的に搬送される。
図8(B)は、用紙Pが第1搬送路130内で搬送される状態を示す図である。第1搬送ローラ対110が回転して用紙Pの搬送を続けると、用紙Pの先端は、用紙にコシがあるため、第1搬送路130の第1ガイド部材131側に沿って案内される。
図8(C)は、用紙Pの先端が第2搬送ローラ120に到達し、検知部141に用紙Pが接触した状態を示す図である。用紙Pの搬送がさらに進み、用紙Pの先端が第2搬送ローラ120に到達すると、駆動装置(図示せず)は、第2搬送ローラ120を図中図示する矢印方向に回転させるとともに、所定時間経過後に第1搬送ローラ110の回転を停止させる。すると、用紙Pは、第1搬送ローラ110にニップされた状態で第2搬送ローラ120の回転によって引っ張り上げられるので、用紙Pは、次第に第2ガイド部材132側に沿った搬送経路をとるようになる。
ここで、検知部141の腹部は、第2ガイド部材132の開口部132aを介して第1搬送路130内に露出している。従って、用紙Pは、第1搬送路130の湾曲部分において、第2搬送ガイド132に接触する前に、検知部141の腹部に接触する。
そして、引き続き第2搬送ローラ120が第1搬送ローラ110を負荷として用紙Pを引っ張り続けると、用紙Pはさらに第2ガイド部材132側に沿った搬送経路をとるようになる。すると、用紙Pは検知部141を押圧し、検知部141は、その押圧により回転軸142を支点軸として回転軸142と一体に時計回り(上方向)に回動して用紙Pを検知する。
なお、検知部141に対する用紙Pからの押圧が発生する前は、検知手段140、後端支持手段150、および連動部材160の状態に変化はない。すなわち、検知部141は、腹部が第1搬送路130の内部に露出している。また、検知部141は、自重により第2搬送ガイド132に設けられた開口部132aの下部に接触している。さらに、連結部材160の一端部分は突出部152に当接していて、支持部材151は、第1搬送路130の外側の退避位置に退避している。以下、この状態を第1の状態という。
本実施形態の用紙搬送装置は、第1搬送ローラ対110と第2搬送ローラ対120との線速差により、用紙Pが第2ガイド部材132に沿う搬送経路をとることを利用し、検知部141を第2ガイド部材132側に配置する構成を有する。従って、用紙Pを検知部141に押圧する駆動手段を要することなく、簡単な構成で用紙Pを確実に検出することができる。また、用紙Pは、第1搬送路130の湾曲部分において、第2ガイド部材132に接触する前に検知部142に接触する。従って、第2ガイド部材132への用紙Pの接触音も低減することができる。
[後端支持動作]
次に、後端支持手段150による用紙Pの後端の支持動作について、図9を参照して説明する。
図9は、検知部141が用紙Pを検知した後の、検知部141、連動部材160、および後端支持手段150の状態(以下、この状態を第2の状態)を示す図である。
前述のように、検知部141は、用紙Pが検知部141の腹部に接触し、用紙Pからの押圧が加えられると、回転軸142を支点軸として回転軸142と一体に時計回り(上方向に)回動し、第1搬送路130内の用紙Pを検出する。
すると連動部材160は、回転軸142に連結されているので、検知部141の回転動作に応じて同様に時計回り(上方向)に揺動する。また、このとき連動部材160に当接している突出部152は、連動部材160の揺動によって押され、後端回転軸153を支点軸として反時計回りに回動する。こうして突出部152が回動すると、突出部152と支持回転部153を介して一体的に形成されている複数の支持部材151は、第1ガイド部材131の切り欠き部131aを介して、第1搬送路130内に突出して支持位置に移動する。これにより、支持部材151が第1搬送ローラ対110および第3ガイド部材170と第1搬送路130との段差を埋める。従って、用紙Pの後端が第1搬送ローラ対110および第3ガイド部材170を通過した後に生じる、用紙Pの後端が第1ガイド部材131に衝突することによって生じるハネ音を低減することができる。
なお、用紙Pの搬送がさらに進み、用紙Pと検知部141との接触がなくなると、検知手段140、後端支持手段150および連動部材160は、自重により、前述の第1の状態に戻る。
以上のように、本実施形態では、検知部141を第2ガイド部材132側に配置することで、用紙Pを検知部141に押圧する駆動手段を要することなく、簡単な構成で用紙Pを確実に検出することができる。また、第1ガイド部材131への用紙Pの接触音を低減することができる。さらに、検知部141の回動動作に後端支持部材を連動させ、第1搬送ローラ110と第1搬送路130との間の段差を埋めることができるので、より安価な構成で、用紙Pの後端のハネ音を低減することができる。
2.第2実施形態
第2実施形態では、後端支持手段の複数の支持部材が、互いに異なる大きさを有する以外は、第1実施形態と同様の構成を有する。
図10は、第2実施形態における後端支持手段250の斜視図である。後端支持手段250は、5つの支持部材251a乃至251eを有している。ここでは、軸方向においてもっとも外側の2つの支持部材251a,251eは同じ大きさであり、またこれらの支持部材251a,251eの内側の支持部材251b,251dは同じ大きさである。そして、後端回転軸253の両端部分から中央部分に向かって順にその大きさが小さくなっている。即ち支持部材251a,251e、支持部材251b,251d、支持部材251cの順にその大きさが小さくなっている。
このような実施形態では、複数の支持部材251が第1搬送路130内に突出した場合、用紙Pの後端は、まず、もっとも大きい形状の支持部材251a,251eに接し、次に、支持部材251b,251d、最後に支持部材251cに接する。従って、用紙Pの後端が一度に5つの支持部材に接する場合と比較して、用紙Pと支持部材251との接触音を低減することができる。
なお、検知部の数及び大きさは、本実施形態の例に限定されない。例えば、後端回転軸253の中央部分から両端部分に向かって順に支持部材251の形状が小さくなってもよい。
3.その他の実施形態
(a)本発明の用紙搬送装置の適用は、複写機に限定されるものではなく、他の画像形成装置においても同様に適用することができる。
(b)本発明の用紙搬送装置は、例えば制御装置8(図1参照)により、後端支持手段150を電動により第1搬送路130の内側に向かって突出させることができる。この場合、検知手段140は、例えばPI(Photo Interrupter)センサからなるセンサ部(図示せず)をさらに有する。PIセンサは、検知部141が用紙による押圧により上方向に回動して用紙を検知したときにPIセンサの光路を遮断する位置に配置される。そして、検知部141による遮光により検知部141を検知すると検知信号を出力する。この検知信号は制御装置8に送られ、制御装置8は、検知信号に基づき後端支持手段150を第1搬送路130の内側に向かって突出させるように制御する。
なお、この例に限定されず、例えば後端支持手段150は駆動部をさらに有していて、検知手段140のセンサ部からの検知信号が制御装置8を介することなく直接後端支持部材150の駆動部に送られて、後端支持手段150を第1搬送路130の内側に向かって突出させてもよい。
(c)本発明の用紙搬送装置は、給紙カセットに隣接した縦搬送の搬送路への適用に限定されない。例えば、両面画像形成のための反転搬送路等、曲率の大きい湾曲部を有する搬送路においても同様に適用することができる。
(d)前記実施形態では、用紙を第2ガイド部材132に沿わせるために、第2搬送ローラ対120に用紙がニップされた後に第1搬送ローラ対110の回転を停止させたが、第2搬送ローラ対120の用紙搬送速度が第1搬送ローラ対110の用紙搬送速度より速くなるように、各ローラ対の回転速度を制御するようにしてもよい。
(e)前記実施形態では、開口部132aの検知部141が当接する部分にゴム等の弾性部材を設ける。しかし、検知部141の他に、支持部材151、及び連動機構を構成する連動部材160と突出部152についても、用紙検知位置から用紙非検知位置に戻る際に他の部材と当節する部分に弾性部材を設けてもよい。
第1実施形態による用紙搬送装置を備えた画像形成装置としての複写機の全体概略図。 第1実施形態による用紙搬送部の断面構成図。 図2の用紙搬送部の前方斜視図。 図2の用紙搬送部の後方斜視図。 第1ガイド部材を取り外した場合の、図2の用紙搬送部の後方斜視図。 第1実施形態による検知手段および連動部材を示す斜視図。 第1実施形態による後端支持手段の斜視図。 (A)第1実施形態において用紙Pの先端が第1搬送路に搬入された状態を示す図。(B)第1実施形態において用紙Pが第1搬送路内で搬送される状態を示す図。(C)第1実施形態において用紙Pの先端が第2搬送ローラに到達し、検出部に用紙が接触した状態を示す図。 第1実施形態において、検知部、連動部材および後端支持部材の第2の状態を示す図。 第2実施形態による後端支持手段150の斜視図。
符号の説明
1 複写機
3 画像形成部
6 用紙収納部
7 用紙搬送部
8 制御装置
110 第1搬送ローラ
120 第2搬送ローラ
130 第1搬送路
131 第1ガイド部材
132 第2ガイド部材
140 検知手段
141 検知部
142 回転軸
150 後端支持手段
151 支持部材
152 突出部
153 支持回転軸
160 連動部材
170 第3ガイド部材
P 用紙
G 段差

Claims (6)

  1. 用紙を挟持し搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段より用紙搬送方向の下流側に設けられ、用紙を挟持し搬送する第2搬送手段と、
    前記第1搬送手段と前記第2搬送手段との間に設けられ、一方に突出した湾曲部を有する一組のガイド部材で形成され、前記湾曲部の突出方向外側の前記ガイド部材と前記第1搬送手段との間に段差を有する搬送路と、
    前記第2搬送手段による用紙の搬送が開始された後に、前記湾曲部の突出方向内側の前記ガイド部材に沿って用紙が搬送されるように前記第2搬送手段及び前記第1搬送手段の回転を制御する搬送制御手段と、
    前記湾曲部の突出方向内側に配置され、前記搬送路内の用紙を検知する検知手段と、
    前記検知手段による用紙の検知に連動して前記搬送路の段差を埋めるように突出し、用紙の後端を支持可能な後端支持手段と、
    を備える用紙搬送装置。
  2. 前記搬送制御手段は、前記第2搬送手段による用紙の搬送が開始された後、所定時間経過後に前記第1搬送手段の回転を停止する、請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記検知手段は、一部が前記搬送路内に突出し、前記搬送路内の用紙に当接して回動可能な検知部を有し、
    前記後端支持手段は、前記搬送路の段差に突出する支持位置と、前記搬送路から退避した退避位置とを取り得る支持部材を有し、
    前記検知部の回動によって前記支持部材を前記退避位置から前記支持位置に移動させる連動機構をさらに備える、請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記支持部材は、用紙幅方向に延びるように配置された回転軸と、前記回転軸に設けられそれぞれ用紙に当接可能な複数の支持部と、を有し、前記複数の支持部はそれぞれ異なる大きさを有する、請求項3に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記検知部、前記支持部材及び前記連動機構を構成する部材の少なくともいずれか1つの部材が用紙非検知位置に戻る際に他の部材と衝突して衝突音を発生するのを抑制するための消音部材をさらに備えた、請求項4に記載の用紙搬送装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、
    前記用紙搬送装置から搬送される用紙に対し画像形成を行う画像形成部と、
    を備えた画像形成装置。
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