JP2010083131A - 画像形成装置、泡塗布装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理液201を泡210にして塗布する泡塗布装置200は、処理液201から生成した泡210aを泡搬送経路206で搬送する過程で泡搬送経路206に設けたメッシュ状又は多孔状の泡せん断部材241a〜241eにより細分化して塗布に適した状態の泡210を生成し、泡生成時以外は泡搬送経路206内まで処理液201を満たすことで泡せん断部材241を処理液201中に浸し、泡生成時には泡搬送経路206から処理液201を抜いて泡せん断部材241を処理液201外に出す。
【選択図】図2
Description
被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記被記録媒体又は被記録媒体に塗布するための中間部材に対して液体及びゲルの少なくともいずれかの処理液を泡にして塗布する泡塗布手段と、を備え、
前記泡塗布手段は、
前記処理液から生成した泡を搬送する過程でメッシュ状又は多孔状の泡せん断部材部材により細分化して塗布に適した状態の泡を生成する泡生成手段を有し、
前記泡生成手段の泡せん断部材部材を泡生成時以外は泡化していない前記処理液中に浸し、泡生成時には前記処理液外に出すことが可能である
構成とした。
被塗布部材に液体及びゲルの少なくともいずれかの処理液を泡にして塗布する泡塗布装置において、
前記処理液から生成した泡を搬送する過程でメッシュ状又は多孔状の泡せん断部材部材により細分化して塗布に適した状態の泡を生成する泡生成手段を有し、
前記泡生成手段の泡せん断部材部材を泡生成時以外は泡化していない前記処理液中に浸し、泡生成時には前記処理液外に出すことが可能である
構成とした。
この画像形成装置は、被記録媒体である用紙100に液滴を吐出して画像を形成する画像形成手段としての記録ヘッドユニット101と、用紙100を搬送する搬送ベルト102と、用紙100を収容する給紙トレイ103と、画像が形成された用紙100が排紙される排紙トレイ104と、記録ヘッドユニット101よりも用紙搬送方向上流側で被塗布部材である用紙100に泡を塗布する本発明に係る泡塗布装置(被塗布部材に泡を塗布する装置)200とを備えている。
大泡:「第1状態の泡」を指す。泡になる液体(若しくはゲル又は両方であっても良い)を用いて生成されているが、後述する「泡」を塗布することによる効果が発揮できない泡を指す。
小泡:「第2状態の泡」を指す。大泡(第1状態の泡)を用いて生成される泡を指し、大泡(第1状態の泡)よりも泡径は小さく、この状態であれば、後述する「泡」を塗布することによる効果を発揮できる泡を指す。
(1)泡は空気を大量に含むため、微量塗布が可能である。
(2)泡は固体に近いため、塗布してから削りとる等で塗布膜厚を容易に調整することができ、又、塗布手段から紙への塗布時に塗布手段からの剥離性が良いため、均一塗布が可能である。
(3)泡は紙の繊維に水分が浸透しにくいため、紙にシワやカールが発生しにくい。
先ず、泡生成を行うとき(泡生成時)には、前述したように第1泡生成部205で処理液201から泡210aが生成され、この泡210aが第2泡生成部207の泡搬送経路206を堆積力で搬送されながら、複数の泡せん断部材241a〜241eを通過することによってせん断されて細分化され、泡塗布部208に送られる。このとき、泡せん断部材241a〜241eは処理液201には浸されていない状態である。
ここでは、1つの容器301内に隔壁302を設けて第1部分301a及び第2部分301bに区分して、第1部分301aで第1泡生成部205を構成し、第2部分301bで泡搬送経路部材を形成して第2泡生成部207を構成している。なお、隔壁302は、第1泡生成部207から第2泡生成部207に泡が移動可能な高さに形成されている。
ここでは、1つの容器401に段差を設けて第1部分401a及びこれに連通する第2部分401bに区分して、第1部分401aで第1泡生成部205を構成し、第2部分401bで第2泡生成部207を構成している。
この制御部は、本画像形成装置のシステム制御を行うCPU801と、CPU801が実行するプログラムなどの情報を格納するROM802と、ワーキングエリアとして使用するRAM803と、オペレータが各種設定等を行うため操作表示部804と、紙サイズ検知やジャム検知等を行う各種センサ805と、各種モータ等806と、各種センサ805及び各種モータ等806への出力制御信号を行うI/O807と、画像読取り装置(スキャナ)808を制御する読取り制御部809と、プロッタ部(印字機構部)810を制御する印字制御部811と、電話回線とのI/F制御を行う網制御装置812の制御も含めて、各種ファクシミリ通信制御を行う通信制御部813と、泡塗布装置200の制御を行う泡塗布制御部814等を備えている。
先ず、印刷ジョブがある(印刷動作が必要)か否かを判別し、印刷ジョブがあれば、処理液201に浸されている泡せん断部材241を処理液201から出す泡生成準備を行う。前述した第1実施形態では泡搬送経路206内及び泡生成容器220に注入されていたい処理液201の一部をポンプ203を逆転駆動することによって容器202内に戻すことで、泡搬送経路206内から処理液201を除去して泡せん断部材241を処理液201から出す。
電源OFF指示信号が入力されると、前述したように泡せん断部材241を処理液201に浸す乾燥防止処理を行う。
電源OFF指示信号が入力されると、前述したように泡せん断部材241を処理液201に浸す乾燥防止処理を行った後、乾燥防止処理完了信号を出力する。これを受けて、制御部のCPU801は装置の電源をシャットダウンする。
101…記録ヘッドユニット
102…搬送ベルト
103…給紙トレイ
200…泡塗布装置(泡塗布手段)
201…処理液(泡になる液体又はゲル若しくは液体及びゲル)
205…第1泡生成部
206…泡搬送経路
207…第2泡生成部
208…泡塗布部
210…泡
232…塗布ローラ
235…加圧ローラ
241…泡せん断部材
Claims (5)
- 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記被記録媒体又は被記録媒体に塗布するための中間部材に対して液体及びゲルの少なくともいずれかの処理液を泡にして塗布する泡塗布手段と、を備え、
前記泡塗布手段は、
前記処理液から生成した泡を搬送する過程でメッシュ状又は多孔状の泡せん断部材により細分化して塗布に適した状態の泡を生成する泡生成手段を有し、
前記泡生成手段の泡せん断部材を泡生成時以外は泡化していない前記処理液中に浸し、泡生成時には前記処理液外に出すことが可能である
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記泡生成手段に前記処理液を送り込むポンプ手段を有し、前記泡生成時以外は前記ポンプ手段を駆動して前記処理液を前記泡生成手段の泡が搬送される搬送経路内に送り込む制御をする制御手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記泡生成手段の泡が搬送される搬送経路を形成する搬送路形成部材を有し、前記搬送路形成部材内は、下側部分に前記処理液が収容されて、上側部分で前記泡が搬送される経路が形成され、前記泡せん断部材は前記搬送経路部材内の前記処理液に浸される状態と前記処理液から出された状態との間で移動可能に配設されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記泡生成手段には複数の前記泡せん断部材を有し、前記複数の泡せん断部材は一体化されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 被塗布部材に液体及びゲルの少なくともいずれかを泡にして塗布する泡塗布装置において、
前記処理液から生成した泡を搬送する過程でメッシュ状又は多孔状の泡せん断部材により細分化して塗布に適した状態の泡を生成する泡生成手段を有し、
前記泡生成手段の泡せん断部材により泡生成時以外は泡化していない前記処理液中に浸し、泡生成時には前記処理液外に出すことが可能である
ことを特徴とする泡塗布装置。
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---|---|---|---|---|
JP2012000821A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び処理液付与装置 |
JP2012158144A (ja) * | 2011-02-02 | 2012-08-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び処理液塗布装置 |
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JPS5962366A (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-09 | Tokyo Copal Kagaku Kk | 塗布法 |
JPS5969179A (ja) * | 1982-10-13 | 1984-04-19 | Toshin Kogyo Kk | 発泡液の塗布方法 |
JP2007219105A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Ricoh Co Ltd | 定着装置、定着方法、画像形成装置、画像形成方法及び定着液 |
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2009
- 2009-03-31 JP JP2009084862A patent/JP5206552B2/ja not_active Expired - Fee Related
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