JP2010082653A - スライディングノズル装置用の塩基性プレート耐火物 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて熱膨張率を大幅に抑えることによって耐スポーリング性を改善した塩基性SNプレートを提供すること。
【解決手段】膨張黒鉛1.5〜4質量%及びその他のカーボン原料0〜3.5質量%からなるカーボン原料1.5〜5質量%と、粒子径が0.5〜4mmのスピネル原料10〜35質量%と、金属原料とを含み、残部がマグネシア原料からなる配合物に、バインダーを加えて混練、成形し、非酸化性雰囲気下で1000℃以上で焼成した塩基性SNプレートである。その熱膨張率は、1500℃で1.7%未満である。
【選択図】図1

Description

本発明は、取鍋やタンディッシュなどの溶融金属容器で流量制御に使用されるスライディングノズル装置用のプレート耐火物(以下「SNプレート」という。)に関するものである。
SNプレートは、溶融金属の流量制御に使用される耐火物であり、溶鋼などの溶融金属による急激な熱衝撃と摩耗による物理的作用に加えて、溶鋼及びスラグや鋼中成分による化学的な侵食作用を受ける。このため、耐熱衝撃性、耐食性及び耐摩耗性等の特性を併せ持つ必要があり、前述した特性をバランス良く具備し、安定した耐用が得られるアルミナ−ジルコニア−カーボン系のSNプレートが一般的に広く使用されていた。
しかし、近年、鉄鋼メーカでの鋼の高級化・差別化の流れの中、化学的な侵食作用が非常に高いCa処理鋼や特殊鋼が増加する傾向にある。これらの鋼種では、その鋼中成分が現在の汎用材質であるアルミナ粒等へアタックし、化学的な反応を生じさせるため、SNプレートの溶損が促進し、場合によっては溶鋼流の制御不能といった操業上の大きな支障を招く恐れがある。このような状況下、鉄鋼メーカからは耐火物コスト低減のため、Ca処理鋼と一般鋼種を区別無く使用でき、かつ多数回使用なSNプレート、すなわちタンディッシュ用途で繰り返し使用できるような耐スポーリング性の高い塩基性SNプレートのニーズが高まってきた。
そして、Ca処理鋼や特殊鋼用途のSNプレートとしては、例えば、マグネシアを主原料として酸化雰囲気で焼結させたSNプレート(特許文献1)や、塩基性原料を骨材原料とし、金属Al、珪素樹脂、フェノール樹脂を結合剤としたSNプレート(特許文献2)、ジルコニア酸化焼成材質からなるSNプレート(特許文献3)などが提案されている。
特開昭61−83670号公報 特開平1−103952号公報 特開平7−47465号公報
しかし、特許文献1記載のSNプレートは、マグネシアを主原料として酸化雰囲気で焼結させるSNプレートであり、高熱膨張率、低強度で耐スポーリング性が低く、比較的小孔径のSNプレートや繰り返し熱履歴を受けないタンディッシュなどに適用範囲が限定される。
特許文献2のSNプレートは、熱硬化性樹脂及び珪素樹脂に骨材と融点が1000℃以下の金属を配合し、1000℃以下で焼成したSNプレートであり、骨材としてマグネシア等を用いると、熱膨張率が高くなり、金属として金属Alを用いると、実炉で熱負荷を受けた際に金属Alが反応し、著しく高弾性率化して、耐スポーリング性が低位となる。このため、小孔径のプレートや繰り返しの熱履歴を受けないタンディッシュなど、適用範囲が限定される。
塩基性材質のほかに特許文献3では、ジルコニア酸化焼成材質が開示されているが、十分に焼結していないため強度が低い。また、ジルコニア特有の特異な膨張収縮挙動のため、繰り返しの熱負荷で組織が脆弱化し、多数回使用に対応できないのが実状である。さらに、主原料がジルコニアであるためコストが高く、比重が大きいことからも、リングインサート形式で使用されることが一般的であり、リング、母材プレート両方を製造しなければならないなど、製造コストも塩基性SNプレートより高くなる。
上述のように従来の塩基性SNプレートは、熱膨張率が高く、耐スポーリング性が汎用のアルミナ−カーボン材質に比べて著しく劣るため、使用時の熱負荷により亀裂が生じ、孔エッジ部の欠損によって耐用が律速されていた。また、繰り返し使用に適さず、亀裂からエアー吸い込みによる異常溶損等の損耗を生じるリスクもあった。
そこで本発明では、従来に比べて熱膨張率を大幅に抑えることによって耐スポーリング性を改善した塩基性SNプレートを提供することを目的とする。
本発明に係る塩基性SNプレートは、膨張黒鉛1.5〜4質量%及びその他のカーボン原料0〜3.5質量%からなるカーボン原料1.5〜5質量%と、粒子径が0.5〜4mmのスピネル原料10〜35質量%と、金属原料とを含み、残部がマグネシア原料を主体とする配合物に、バインダーを加えて混練、成形し、非酸化性雰囲気下で1000℃以上で焼成したことを特徴とするものである。
また、本発明に係る塩基性SNプレートの熱膨張率は、1500℃で1.7%未満であることが好ましい。
本発明では、一般鋼種、Ca処理鋼種などの特殊鋼種の区別無く、多数回使用することが可能な高耐用の塩基性SNプレートを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、詳細に説明する。なお、以下に示す本発明を実施するための形態は、本発明の具体的態様の一例であり、当該形態に限定されるものではない。
本発明に係る塩基性SNプレートは、粒子径が0.5〜4mmのスピネル(マグネシア−アルミナ)原料10〜35質量%と、カーボン原料1.5〜5質量%と、金属原料とを含み、残部がマグネシア原料を主体とする配合物に、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂をバインダーとして加えて混練、成形し、窒素、アルゴン、あるいはコークスブリーズ中などの非酸化性雰囲気下で1000℃以上の温度で焼成した塩基性SNプレートである。
なお、カーボン原料は、膨張黒鉛1種あるいは膨張黒鉛にピッチ、カーボンブラック等のその他のカーボン原料を加えた2種以上からなり、膨張黒鉛が1.5〜4質量%、その他のカーボン原料が0〜3.5質量%である。
スピネルの熱膨張率は、1000℃で0.9%程度であるのに対し、マグネシアは1.4%と高く、マグネシアの割合を減らしてスピネルの割合を増やすことで熱膨張率を抑えることが可能である。ここで、塩基性SNプレートの配合物に占めるスピネルの割合と、熱膨張率との関係を図1に示す。
「●」は、マグネシア原料、粒径4mm以下のスピネル原料、カーボンブラック1.5質量%、アルミニウム5質量%からなり、500℃で熱処理を施した従来の材料系の塩基性SNプレートにおいて、マグネシア原料とスピネル原料の割合を相対的に変化させた際のスピネル原料の量と熱膨張率の関係を示している。従来の材料系でスピネル量を変化させると、破線で示すラインの近辺に熱膨張率が分布するものと推測される。
一方、「▲」は、後述する実施例におけるスピネル量と熱膨張率との関係を示しており、実線で示すラインの近辺に各実施例の熱膨張率が分布している。
図1から、後述する各実施例におけるSNプレートは、従来の材料系における塩基性SNプレートにおいて、単にスピネル量を増やした場合よりも熱膨張率が抑えられていることが分かる。
マグネシア原料と粗粒(0.5〜4mm)のスピネル原料を用いて、1000℃以上の非酸化性雰囲気で焼成すると、各原料の体積が膨張するに従って、熱膨張率の差などから空隙が形成されると共に、金属などによって、新たなボンドが形成される。
焼成後、れんがの温度が下がると各原料の体積が徐々に減少するが、れんがの構造は、原料が3次元に複雑に入り組んだ状態であり、さらに、れんがの外側から順次温度が下がるため、体積の収縮に差があり、加えて、金属によるボンドが形成されているなど、マグネシアとスピネルの熱膨張差に起因して形成された空隙が粗粒のスピネルとその周囲のマグネシアとの間に残り、微細な空隙が維持される。この空隙が、熱負荷時の膨張を吸収したり、熱応力を緩和するといった役割を果たすため、従来系の塩基性プレートよりも熱膨張が抑えられた理由と推測される。
また、スピネルは、マグネシアに比べてCa、Si等の鋼中成分や酸素洗浄時のFeOに対する耐食性に劣る。このため、高い耐食性を要求される塩基性SNプレートにおいて、鋼種に関係なく高耐用を実現させるためには、スピネルの添加量に限界がある。本願発明者が試験した結果、35質量%を超えると著しく耐食性が低下するという知見が得られた。一方、10質量%未満では、マトリックス部と骨材粒子間との間(スピネルとマグネシアの間)に空隙を形成して、熱膨張ならびに弾性率を低下させるといった効果が十分に得られないことから、スピネル原料の配合量は10質量%以上35質量%以下とする。
そして、スピネル原料の粒子径は、0.5〜4mmの範囲とする。スピネル原料の粒子径を0.5mm未満とすると、比表面積が増加し、Ca等との反応より溶損が促進され、加えて、空隙が小さく、熱応力の緩和能が不十分となるためである。一方、粒子径が4mmを超えると、組織内で偏析し、分散が不均質になり易く、部分的に耐スポーリング性の低下を招く恐れがある。
カーボン原料は、膨張黒鉛1種あるいは膨張黒鉛にピッチ、カーボンブラック等を加えた2種以上のカーボン原料を併用する。そして、カーボン原料の配合量は、1.5質量%以上5質量%以下とする。1.5質量%未満では熱膨張率、弾性率が高く、耐スポーリング性が低位であり、5質量%を超えると溶鋼との液相酸化及び気相での酸化による摺動面の酸化面荒れの損耗が大きくなり、寿命を律速する要因となるためである。
具体的には、膨張黒鉛を1.5〜4質量%とし、その他のカーボン原料を0〜3.5質量%とする。膨張黒鉛は、黒鉛層間が開いた形態の特殊な黒鉛原料であり、弾性率の低下に優れた作用を有するためである。また、その他のカーボン原料としては、例えば、ピッチなどが好ましい。焼成時に溶融しマトリックス部に浸透しカーボン結合を形成すると共に空隙を形成し、弾性率を低下させる作用があるためである。
金属原料は、例えば、金属珪素、アルミニウム、アルミニウム−シリコン合金、アルミニウム−マグネシウム合金等の1種又は2種以上からなる。また、金属原料は、配合物に1〜5質量%含まれることが望ましい。金属原料が1質量%未満であると、金属によるボンドが十分に形成されず、5質量%を超えると、強度が上がりすぎるためである。
これらのカーボン原料、スピネル原料、及び金属原料以外の残部は、マグネシア原料を主体とする。具体的には、マグネシア原料の配合量は61.5〜78質量%程度が好ましい。これは、耐食性確保のためである。また、マグネシア原料以外には、耐酸化性向上等を目的として、炭化硼素等を0.2〜1.5質量%程度含むことができる。
焼成は、N、Arあるいはコークスブリーズ中の還元雰囲気等の非酸化性雰囲気下において、1000℃以上で行う。当該焼成によって、スピネルとマグネシアの熱膨張率の差に起因した微細な空隙が、膨張の小さいスピネル粒周辺に形成される。
また、添加する金属類が未反応な状態で実炉使用すると、金属類が反応して体積膨張し、空隙を充填する。このため、高弾性率化を招き、繰り返し使用する際にスポーリングによって亀裂、欠けが生じる恐れがある。しかし、焼成温度を1000℃以上とすることによって、アルミニウムなどの金属が十分に反応し、耐スポーリング性を向上させることができる。
上記構成を用いて本発明に係る塩基性SNプレートでは、従来、1500℃で2.0%を超える数値であった塩基性SNプレートの熱膨張率を、1500℃で1.7%未満としている。
熱膨張率の低下によって、溶鋼が通過する内孔の径を拡大することが可能となり、また、繰り返し使用に耐え得る耐スポーリング性を確保することも可能となる。これらの効果は、実炉使用でも確認できた。
さらに、アルミナ−ジルコニア−カーボン系など、特殊鋼以外で幅広く使用されているSNプレートに比べて劣っていた耐スポーリング性が向上しているため、本発明に係るSNプレートは、Ca処理鋼などの特殊鋼に限られることなく、ユニバーサルな用途に使用することができる。
まず、1次粒子として電融マグネシア、電融スピネル、カーボン原料として膨張黒鉛及び低軟化点ピッチ、金属珪素粉末、アルミニウム粉末、炭化硼素を用いて、結合剤としてフェノール樹脂を表1に示す比率(外掛け)で配合し、これらの原料を混練機で混練し配合物を得た。そして、この配合物をフリクションプレス装置でSNプレート形状に成形し素地を作製した。引き続き、これらの素地を200℃で乾燥させて、結合剤の揮発成分を揮散させた後、非酸化性雰囲気下のバッチ焼成炉にて1200℃の温度で焼成し、ピッチで含浸処理を施して塩基性SNプレートを得た。比較例9及び10では、焼成温度を600℃とした点を除いて、同様のプロセスで塩基性SNプレートを得た。
Figure 2010082653
実施例1〜6は本発明の範囲内によるものである。比較例1及び2はスピネル配合比率が本発明の範囲外であり、比較例3及び4はスピネル原料の粒子径が本発明の範囲外である。比較例5及び6はカーボン原料の配合比率が本発明の範囲外であり、比較例7及び8はカーボン原料が本発明の範囲外である。また、比較例9及び10は従来例であり、焼成温度が本発明の範囲外となっている。
表1の特性では、曲げ強さ、弾性率、1500℃における熱膨張率等を比較評価した。耐スポーリング性は、柱状に加工した試料を1600℃の溶銑中に3分間浸漬した後、常温まで空冷するサイクルを試料が折損するまで繰り返し実施し、折損した時のサイクルの回数で比較した。耐食性は、内張り侵食法で行い、1600℃で溶解した鋼中にスラグを侵食剤として使用し所定時間保持した後、従来品である比較例10の被侵食量を100として指数で比較評価した。耐酸化摩耗性は所定温度で酸化させた試料に砥粒を吹き付けるBS摩耗試験で評価し、損耗量を指数で表した。熱衝撃破壊抵抗係数Rは次式で計算した。
R=(1−σ)×S/(E×α)
[σ:ポアソン比、S:曲げ強さ[MPa]、E:弾性率[GPa]、α:熱膨張係数]
実施例1乃至6では、熱膨張率が1.7%未満となり、浸漬スポーリング試験での折損までの回数も5回以上となっており、耐食性も指数で100未満となっている。
これに対して比較例1では、スピネルが本発明の範囲より多く、熱膨張率、耐スポーリング性は優れるものの、耐食性に劣り、塩基性SNプレートの特色である優れた耐食性を維持することができず、Ca鋼などの特殊鋼に使用することができない。比較例2では、スピネルが本発明の範囲より少ないため熱膨張率が高く、浸漬スポーリング試験での耐用回数が低い。
比較例3、4はスピネル原料の粒度が本発明の範囲より小さく、熱膨張率が高く、弾性率、耐スポーリング性の特性で劣る。比較例5はカーボン原料の配合比率が本発明の範囲より少なく、高弾性率で耐スポーリング性が低位である。比較例6はカーボン原料の配合比率が本発明の範囲より多く、熱膨張率及び浸漬スポーリング回数は良好な数値であるが、耐食性が従来品よりも低位であり、塩基性SNプレートの特色である優れた耐食性を維持することができず、特殊鋼に使用することができない。
比較例7、8は、発明の要素の一つであるカーボン原料が本発明の範囲外であり、比較例7はカーボン原料にピッチ原料を用いた場合、比較例8はカーボンブラックを用いた場合である。比較例7ではピッチが自己焼結性を有し強度、弾性率を上昇させる。比較例8ではカーボンブラックがマトリックス部を充填し組織が緻密化するため、高弾性率化する。比較例7、8何れも作用は異なるが、高弾性率化するために十分な耐スポーリングを得ることができない。
比較例9、10は従来品であり、本発明品と比較して熱膨張率が著しく高く、浸漬スポーリング回数は本発明品に比べ低位な結果となった。
本発明品を鉄鋼メーカのタンディッシュにて実機試用した結果、従来のマグネシア−スピネル−カーボン質SNプレートと比較して、SNプレートの寿命を律速する孔径拡大量、摺動面の面荒れ量及び孔エッジ部の欠けが大幅に低減された。また、使用後品の断面を比較すると亀裂状態が改善(発生頻度;少、亀裂幅;小)されており、タンディッシュの複数連使用が可能であることが確認された。
塩基性SNプレートの配合物に占めるスピネルの割合と、熱膨張率との関係を示す。

Claims (2)

  1. 膨張黒鉛1.5〜4質量%及びその他のカーボン原料0〜3.5質量%からなるカーボン原料1.5〜5質量%と、粒子径が0.5〜4mmのスピネル原料10〜35質量%と、金属原料とを含み、残部がマグネシア原料を主体とする配合物に、バインダーを加えて混練、成形し、非酸化性雰囲気下で1000℃以上で焼成したことを特徴とするスライディングノズル装置用の塩基性プレート耐火物。
  2. 熱膨張率は、1500℃で1.7%未満であることを特徴とする請求項1記載のスライディングノズル装置用の塩基性プレート耐火物。
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