JP2012192430A - アルミナ−カーボン質スライドゲートプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、高強度を有し、耐用性と耐消化性に優れたアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートを提供することにある。
【解決手段】本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートは、アルミナ質耐火骨材及びカーボン含有原料を炭素含量として1〜10質量%よりなる耐火性原料に対して外掛けで1〜15質量%のAl−Si合金を含有してなり、1000℃を超え、1500℃までの温度範囲で焼成処理されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、製鋼工程で用いられる取鍋やタンディッシュなどの容器から排出される溶鋼の流量制御に使用されるアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートに関する。
製鋼工程では、取鍋やタンディッシュなどの容器から排出される溶鋼の流量制御にスライドゲートプレートが利用されている。スライドゲートプレートは、複数枚を組み合わせて互いに摺動させて用いられる。現在、スライドゲートプレートには、耐熱衝撃性、耐食性などに優れたアルミナ−カーボン質耐火物が使用されている。しかしながら、アルミナ−カーボン質耐火物よりなるスライドゲートプレートは大気中あるいは鋼中の酸素により酸化されるという問題点がある。この問題点を解決し、更に、耐用性を向上するために、シリコン、アルミニウムなどの金属や合金を添加することがなされている。
例えば、特許文献1には、黒鉛5〜20重量部、及びアルミナ、ムライト、スピネル、シリカ、ジルコン、ジルコニア、炭化珪素、窒化珪素及び窒化硼素からなる群から選択された1種または2種以上から構成される耐火原料80〜97重量部からなる耐火骨材100重量部に対し1〜6重量部のFeを15〜45重量%含有するFe−Si合金を含有してなる炭素含有耐火物(請求項1);黒鉛5〜20重量部、アルミナ60〜85重量部及びSiC5〜20重量部からなる耐火骨材100重量部に対し1〜6重量部のFeを15〜45重量%含有するFe−Si合金を含有してなる溶銑予備処理炉用炭素含有耐火物(請求項2);黒鉛5〜20重量部、アルミナ75〜90重量部及びムライト5〜15重量部からなる耐火骨材100重量部に対し1〜6重量部のFeを15〜45重量%含有するFe−Si合金を含有してなるスライディングノズルプレート用炭素含有耐火物(請求項3)が開示されている。
また、特許文献2には、Al、Si、Mgの金属粉末若しくはこれらの金属の合金粉末の1種または2種以上の2〜6重量%、自己焼結性を有するピッチ粉1.0〜6.2重量%、土状黒鉛0.3〜3.2重量%、残部がMgOを主成分とする骨材からなる原料に、熱硬化性樹脂を外割で3.0〜10重量%添加し、これを混練成形して非酸化性雰囲気で800〜1400℃で焼成してなるマグネシア−カーボン質スライドゲートプレート(請求項1)が開示されている。
更に、特許文献3には、アルミニウム及び/またはアルミニウム合金を0.5〜20質量%含有する耐火原料配合物に有機バインダーを添加し、混練後、成形し、400℃以上1000℃以下で熱処理し、その後、タール、ピッチ等の炭素質含有液状物を含浸させないプレートれんがであって、圧縮強度が180MPa以上、かつオートクレーブによる消化試験での重量増加率が1%以下のプレートれんが(請求項1);アルミナ系原料を75〜97質量%、アルミニウム及び/またはアルミニウム合金を0.5〜20質量%、シリコン、粘土、炭化珪素、及び炭化硼素のうち1種以上を0.1〜15質量%含有する耐火原料配合物に有機バインダーを添加し、混練後、成形し、熱処理するプレートれんがの製造方法において、耐火原料配合物中のアルミニウム含有率に対する熱処理後のプレートれんが中のアルミニウム含有率の割合が20%以上60%以下となる条件で熱処理を行い、その後、タール、ピッチ等の炭素質含有液状物を含浸させないプレートれんがの製造方法(請求項6)が開示されている。また、特許文献3の[0023]段落には、アルミニウム合金としてAl−Mg合金、Al−Si合金、Al−Mg−Si合金が例示されている。
また、特許文献4には、焼成後の見掛気孔率10%以下のアルミナ−ジルコニア−カーボン系のスライドゲート用プレートを製造するに際し、少なくともアルミナ系とジルコニア系の原料を含む耐火性無機骨材90〜98wt%、カーボン系原料2〜10wt%に、外率で、熱硬化性樹脂3〜8wt%及び鱗片状のフレーク粉と球状のアトマイズ粉からなるアルミニウム粉末0.5〜2wt%を添加すると共に、アルミニウム粉末の0.33〜2倍の重量のシリコン粉末を添加して1000〜1400℃の温度で焼成することを特徴とするスライドゲート用プレートの製造方法が開示されている。
特許第2633018号公報 特許第3661977号公報 WO2009/119683A1 特開2000−107839号公報
アルミナ−カーボン質耐火物のようなカーボン含有耐火物に、金属アルミニウムを添加すると、強度付与、組織の緻密化、耐食性の向上といった効果が認められており、焼成アルミナ−カーボン質スライドゲートプレートにおいても金属アルミニウムを添加することにより同様の効果が認められている。しかし、焼成中にアルミニウムとカーボンが反応して水和し易い炭化アルミニウムが生成し、製造中や保管中に水和によるスライドゲートプレートの崩壊が生ずることが認められている。
上述の特許文献1に開示されている炭素含有耐火物は、Fe−Si合金に由来するFe成分が多く含まれているために、割れ易いという問題点がある。また、この炭素含有耐火物は不焼成耐火物であり、製造時に高温での熱処理を施していないため、強度が不足するという問題点もある。
また、特許文献2に開示されているマグネシア−カーボン質スライドゲートプレートは、金属粉末、合金粉末を添加することによりある程度酸化を防止することができるが、マグネシアを主体するものであるために、耐消化性に劣るという問題点がある。
更に、特許文献3に開示されているプレートれんがにおいて、アルミニウム、アルミニウム合金は酸化防止と強度向上を目的として添加されているが、熱処理温度が高くなると、炭化アルミニウムが過剰に生成し、プレートれんがの耐消化性が低下するとして、熱処理温度が400〜1000℃の範囲に制限されており、強度が不足するという問題点がある。
また、特許文献4に開示されているスライドゲート用プレートの製造方法によれば、アルミニウム粉末とシリコン粉末を併用することにより、シリコン粉末はアルミニウム粉末粒子の回りに薄いSiO層を形成し、アルミニウムの消化を防止しようとするものであるが、アルミニウムの消化を充分に抑制することができないという問題点がある。
従って、本発明の目的は、高強度を有し、耐用性と耐消化性に優れたアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートを提供することにある。
即ち、本発明は、アルミナ質耐火骨材及びカーボン含有原料を炭素含量として1〜10質量%よりなる耐火性原料に対して外掛けで1〜15質量%のAl−Si合金を含有してなり、1000℃を超え、1500℃までの温度範囲で焼成処理されていることを特徴とするアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートに係る。
また、本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートは、Al−Si合金のSi含有量が5〜50質量%であることを特徴とする。
更に、本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートは、金属Alを5質量%以下の量で、且つAl−Si合金の添加量を超えない範囲内で添加することを特徴とする。
本発明によれば、高強度を有し、耐酸化性及び耐消化性に優れたアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートを提供することができる。
本発明品1のスライドゲートプレートの実機での使用後の断面を示す顕微鏡観察写真 比較品1のスライドゲートプレートの実機での使用後の断面を示す顕微鏡観察写真
本発明者らは、Al及びAl合金を添加したアルミナ−カーボン質スライドゲートプレート用材料について、焼成時に生成する鉱物相、耐消化性及び溶鋼との反応性を研究した結果、以下の知見を得た:
a)アルミナ−カーボン質スライドゲートプレート用材料において、金属Alを添加して1000℃を超え、1500℃までの温度域で焼成すると、Al、AlSiC、AlN、Alを生成する。これらのうち、最も水和し易いのは、Alであり、AlSiCとAlNは水和性が低い;
b)金属Alと金属Siを併用すると、金属Siの添加量の増加に伴ってAlよりもAlSiCの生成量が増加し、アルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの耐消化性は改善される。しかし、金属Siを多量に添加しても一定量のAlは生成する。これは金属Alが金属Si、カーボンと反応してAlSiCを生成する以前に、融点の低い金属Alはその一部が溶融拡散し、マトリックス中のカーボンと反応してしまうためである;
c)金属Alと金属Siとを併用するのではなく、Al−Si合金として両成分を添加すると、Alの溶融温度に達しても溶融拡散しないためAl生成量は微量となり、AlSiCが多量に生成する。その結果、金属Alと金属Siの併用時よりもAl−Si合金を使用したアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの方が耐消化性は格段に優れている;
d)アルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの焼成時に生成したAl、AlSiC、AlN、Alのうち、炭化物(Al、AlSiC)や窒化物(AlN)のAl成分は、いずれも溶鋼との接触時に酸化物(Al)に変化して組織を緻密化し、アルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの耐用性を向上させる;
e)Al−Si合金に代えてAl−Mg合金、Al−Mg−Si合金、Al−Zn−Mg合金など種々のAl系合金についても検討したが、Mg成分が共存するとAl成分よりも活性なため酸化物のスピネル(MgAl)が生成し易くなり、溶鋼との接触時に緻密化効果を充分に得られない;
f)従って、同じようにAl成分を添加したアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートであっても、Al−Si合金を添加したものは、Al生成量が少なく、AlSiC、AlNの生成量が多く、スライドゲートプレートとしての耐消化性と耐用性の両面で優れている。
以上の知見から、本発明は、1000℃を超え、1500℃までの高温域で焼成するアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートであって、適量のAl−Si合金を添加することで、高強度を有すると共に、耐消化性及び耐用性を両面から向上させるものである。具体的には、アルミナ質耐火骨材とカーボン含有原料からなる耐火性原料に、Al−Si合金を外掛けで1〜15質量%添加するものである。
Al−Si合金の添加量は、アルミナ質耐火骨材とカーボン含有原料からなる耐火性原料に対して外掛けで1〜15質量%、好ましくは2〜10質量%である。Al−Si合金の添加量が1質量%未満の場合には、緻密化効果を充分に発揮できないために好ましくない。また、Al−Si合金の添加量が15質量%を超えると、焼成過程で亀裂の発生率が著しく増加するために好ましくない。なお、Al−Si合金のSi含有量が5〜50質量%、好ましくは10〜30質量%の範囲内にあるものが好ましい。Si含有量が5質量%未満の場合には、AlSiCの生成が不充分で、耐消化性の向上効果が少なく、また、50質量%を超えると、得られるアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートが強度不足となることがあるために好ましくない。また、Al−Si合金の粒子径が大きくなると、AlSiCが生成し難くなるために、Al−Si合金の粒子径は100μm以下であることが好ましい。
本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの耐火性原料を構成するアルミナ質耐火骨材としては、例えば焼結アルミナ、電融アルミナ、焼結ムライト、電融ムライト、アルミナジルコニア、ジルコニアムライト、アルミナ−マグネシアスピネルなどを単独もしくは組み合わせて使用することができる。
また、本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの耐火性原料を構成するカーボン含有原料としては、例えば天然黒鉛、ピッチ、コークス、カーボンブラックや人造黒鉛などを単独もしくは組み合わせて使用することができる。なお、カーボン含有原料の添加量は、炭素含量として1〜10質量%、好ましくは2〜8質量%の範囲内である。カーボン含有原料の添加量が炭素含量として1質量%未満の場合には、得られるアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートの耐スポーリング性が低下するために好ましくなく、また、10質量%を超えると、脱炭脆化が発生するために好ましくない。
また、本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートには、カーボンの酸化防止や、スライドゲートプレートの機械的強度を向上させるために、炭化珪素、炭化硼素、金属Si、金属Alなどを適宜添加することができる。ここで、金属Alを添加する場合、その添加量は、アルミナ質耐火骨材とカーボン含有原料からなる耐火性原料に対して外掛けで5質量%以下、好ましくは2質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下であり、且つAl−Si合金の添加量を超えない範囲内とすることが好ましい。なお、炭化珪素、炭化硼素、金属Siなどは慣用の範囲で使用することができる。
更に、本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートには、結合材として、タール、フェノール樹脂などを使用することもできる。これら結合材の添加量は、特に限定されるものではなく、慣用の添加量で使用することができ、例えば、アルミナ質耐火骨材とカーボン含有原料からなる耐火性原料に対して外掛けで10質量%以下、好ましくは5質量%以下である。
本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートは、上記各原料を所定の配合割合で調整し、混練、成形し、その後、乾燥、焼成することにより製造することができる。ここで、乾燥温度は100〜300℃の範囲内が好ましい。また、焼成温度は1000℃を超え、1500℃までの範囲内であり、1100〜1300℃が好ましい。ここで、焼成温度が1000℃以下であると、充分な強度が得られないことがあるために好ましくなく、また、1500℃を超えてもそれに見合う効果は得られない。
以下の表1に示す配合割合で各原料を混練し、真空油圧プレスで1500kgf/cmの成形圧で150×75×40mmに成形した後、200℃で5時間にわたり乾燥した。次に、非酸化性雰囲気で所定の温度で3時間焼成することにより供試体を作製し、下記の方法により、各評価を実施した。
曲げ強度:
JIS R 2213に従って室温にて曲げ強度(MPa)を測定した。
耐酸化性:
上記供試体を1200℃で3時間にわたり大気雰囲気中で加熱後の酸化層の厚さ(mm)を測定した。
水和による重量増加率:
上記供試体を154℃、0.51MPaで3時間にわたり水蒸気雰囲気に保持し、試験前後の重量を測定し、重量変化率(%)を算出した。
耐スポーリング性:
高周波誘導炉で溶銑を1600℃に加熱し、その中に供試体を1分間浸漬し、切断面の亀裂の長さを指数化したものである。
脱炭脆化:
供試体を900℃の電気炉中に10時間保持してカーボンを脱炭させた後、強度を測定し、脱炭前後の強度の変化率を指数で表示したものである。数値が高い程、脱炭後の強度が高いことを示す。
実機使用結果:
表1に記載する本発明品並びに比較品の組成でスライドゲートプレートを作製し、実機の取鍋用プレートとして使用した結果を評価したものである。◎は比較品1より2回以上耐用が向上していることを示し、○は比較品1より1回耐用が向上していることを示し、△は比較品1より0.5〜1回耐用が向上していることを示し、×は比較品1と同等であることを示す。
得られた結果を表1に併記する。
Figure 2012192430
Figure 2012192430
表1において、
電融アルミナは、アルミナ含有量95質量%、粒子径3mm以下のものである;
アルミナジルコニアは、アルミナ含有量75質量%、粒子径3mm以下のものである;
カーボンブラックは、炭素含量100質量%、粒子径0.1μm以下のものである;
Al−Si合金1は、粒子径75μm、Si含有量10質量%のものである;
Al−Si合金2は、粒子径75μm、Si含有量3質量%のものである;
Al−Si合金3は、粒子径75μm、Si含有量55質量%のものである;
Al−Si合金4は、粒子径200μm、Si含有量10質量%のものである;
なお、上記粒子径は、JIS Z 8801に規定する篩を用いて乾式篩法で測定した値である。
また、本発明品1並びに比較品1と同一の組成でスライドゲートプレートを作製し、実機の溶鋼鍋で使用したところ、比較品1のスライドゲートプレートの平均耐用が6.7chであったのに対して、本発明品1のスライドゲートプレートの平均耐用は8.8chであった。本発明品1のスライドゲートプレートは溶鋼との接触により充分に緻密化されており、使用後のスライドゲートプレートの稼動面は比較品1のスライドゲートプレートの稼動面と比べて地金の湿潤が抑制されていた。本発明品1のスライドゲートプレートと比較品1のスライドゲートプレートの使用後の顕微鏡観察写真を図1(本発明品1)及び図2(比較品1)に示す。
本発明のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレートは、製鋼工程で用いられる各種容器のスライドゲートプレートとして好適に使用できる。

Claims (3)

  1. アルミナ質耐火骨材及びカーボン含有原料を炭素含量として1〜10質量%よりなる耐火性原料に対して外掛けで1〜15質量%のAl−Si合金を含有してなり、1000℃を超え、1500℃までの温度範囲で焼成処理されていることを特徴とするアルミナ−カーボン質スライドゲートプレート。
  2. Al−Si合金のSi含有量が5〜50質量%である、請求項1記載のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレート。
  3. 更に、金属Alを5質量%以下の量で、且つAl−Si合金の添加量を超えない範囲内で添加する、請求項1または2記載のアルミナ−カーボン質スライドゲートプレート。
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