JP2010082116A - ショーケース - Google Patents

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哲也 桶谷
Kazuya Yajima
和哉 矢島
Yoshiki Makishima
芳樹 巻島
Hiroshi Okumura
浩 奥村
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Abstract

【課題】陳列室内に陳列される特定の商品を効果的に照明することができるショーケースを提供する。
【解決手段】本発明のショーケース1は、陳列室11内に商品Sを陳列してなるものであって、陳列室11内を照明するLED素子53を有する棚LED照明装置50を備え、この棚LED照明装置50の長手方向の寸法を、陳列室11の幅寸法、又は、奥行き寸法、若しくは、縦寸法より小さく構成し、且つ、移動自在に取り付け、スポット的な照明を実現する。
【選択図】図5

Description

本発明は、陳列室内に商品を陳列するショーケースに関するものであって、特に、陳列室内の照明に関するものである。
従来より、この種のショーケースは、例えば特許文献1に示すように、前面に開口する陳列室内に商品陳列用の複数段の棚装置が架設されており、各棚装置の下面前部及び陳列室の開口上部には、陳列室内を照明するための蛍光灯などの照明装置がそれぞれ取り付けられている。
また、各蛍光灯の上側には例えば白色に塗装された鋼板製の反射板が取り付けられている。この反射板は複数箇所を屈曲されることにより、蛍光灯の上方を略囲繞するように設けられ、蛍光灯から発せられた光のうち上方に向かう光を下方に向けて反射させる。これにより、下方の各棚上の商品をより明るく照明していた。
また、これ以外にも、照明装置としてLED素子を複数備えたLED照明装置を棚板の下面前部に取り付け、これにより、当該照明装置が設けられる下側の棚装置上を照明するショーケースが開発されている。
特開2002−39672号公報
しかしながら、従来の棚に設けられる照明装置では、キャノピーの内側に設けられる照明装置や、各棚の前部下面に設けられる照明装置によって、棚上を一様に照明するものであった。
そのため、棚上や、デッキパン上に陳列される商品のうち、一部の特定の商品をより効果的に照明することができず、当該商品を促進販売するためには、別途商品促進表示部材を棚に設ける場合や、液晶表示部材などを設け、当該商品に関する情報を映像や音などによって販売促進を図っていた。
本発明は、従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、陳列室内に陳列される特定の商品を効果的に照明することができるショーケースを提供する。
本発明のショーケースは、陳列室内に商品を陳列してなるものであって、陳列室内を照明するLED素子を有するLED照明装置を備え、該LED照明装置の長手方向の寸法を、陳列室の幅寸法、又は、奥行き寸法、若しくは、縦寸法より小さく構成し、且つ、移動自在に取り付けたことを特徴とする。
請求項2の発明のショーケースは、上記発明において、LED照明装置は、陳列室内に架設された棚に取り付けられ、当該棚の幅方向に渡って移動自在とされていることを特徴とする。
請求項3の発明のショーケースは、上記請求項1の発明において、LED照明装置は、陳列室の開口部に取り付けられ、当該開口の幅方向に渡って移動自在とされていることを特徴とする。
本発明によれば、陳列室内に商品を陳列してなるショーケースにおいて、陳列室内を照明するLED素子を有するLED照明装置を備え、該LED照明装置の長手方向の寸法を、陳列室の幅寸法、又は、奥行き寸法、若しくは、縦寸法より小さく構成し、且つ、移動自在に取り付けたので、陳列室内の任意の箇所に当該LED照明装置を取り付けることによって、スポット的な照明を実現することが可能となる。
これにより、例えば、棚上の特定の領域や、デッキパン上の特定の領域などをスポット的に照明することが可能となり、陳列・照明効果の向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、上記発明に加えて、LED照明装置は、陳列室内に架設された棚に取り付けられ、当該棚の幅方向に渡って移動自在とされているので、特に、所謂縦型のオープンショーケースなどにおいて、棚の任意の場所にLED照明装置を取り付けることにより、棚上にスポット的な照明を実現することが可能となる。
請求項3の発明によれば、上記請求項1の発明に加えて、LED照明装置は、陳列室の開口部に取り付けられ、当該開口の幅方向に渡って移動自在とされているので、特に、所謂平型のオープンショーケースなどにおいて、開口部の任意の場所にLED照明装置を取り付けることにより、デッキパン上にスポット的な照明を実現することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態として2つの実施例について詳述する。
まず、図1乃至図6を参照して実施例1としてのショーケース1について説明する。図1は本発明を適用したショーケース1の斜視図、図2は図1のショーケース1の縦断側面図、図3は開口上LED照明装置40の概略構成図、図4は棚LED照明装置50の概略構成図、図5は棚LED照明装置50の概略側面図、図6は図5の配線状態を示す図である。
本実施例のショーケース1は、例えばスーパーマーケットなどの店舗内に据え付けられる縦型のオープンショーケースであり、前面に開口する断面略コ字状の断熱壁2と、据え付け現場において断熱壁2の側面に取り付けられた断熱性の側板5、5とから構成されている。
ショーケース1の断熱壁2の内側にはそれぞれ間隔を存して仕切板4及び図示しないもう一枚の仕切板が取り付けられ、これら仕切板4などと断熱壁2間に図示しない内外二層のダクトが形成されている。内側の仕切板を構成する背部仕切板の下端前方には、デッキパン9が断熱壁2の底壁2Aとの間にダクト用の間隔を存して取り付けられており、これら仕切板4及びデッキパン9の内側を陳列室11としている。
また、この陳列室11内には、高さ及び取付角度が変更可能であると共に、陳列室11内背部の図示しない支柱に取り付けられる一対のブラケット31及びこれらと共に棚30を構成する棚板32が複数段に渡って架設されている。棚板32の前縁には、硬質合成樹脂により成形されるプライスレール34が取り付けられており、当該プライスレール34は、棚板32の装飾体を兼用している。また、この棚板32の前壁とプライスレール34との間には、所定の間隔が形成されており、当該間隔には棚板32上の商品が落下することを防止するためのガード35が取り付けられる。
断熱壁2の前面開口12の上縁にはハニカム材13、14がそれぞれ取り付けられた内層吐出口16及び外層吐出口17が並設されており、これら内層吐出口16及び外層吐出口17は、前記内層ダクト及び外層ダクトにそれぞれ連通している。また、開口12の下縁には、内層吸込口18と外層吸込口19が並設されている。
一方、デッキパン9下方後部には断熱壁2の底壁2A上に前記内層ダクト及び外層ダクトのそれぞれに対応する図示しない送風機が複数台設置されている。
背部仕切板(仕切板4)後方の内層ダクト内には冷却装置の図示しない冷却器が縦設されており、前記内層ダクトに対応した送風機が運転されると冷却器と熱交換した冷気は内層ダクト内を上昇せられ、内層吐出口16より内層吸込口18に向かって吐出される。そして、内層吸込口18から吸い込まれた冷気は再び前記送風機によって加速される。
他方、前記外層ダクトに対応した送風機が運転されると外層ダクト内の空気は外層ダクト内を上昇せられ、外層吐出口17より外層吸込口19に向かった吐出される。そして、外層吸込口19から吸い込まれた空気は再び前記送風機によって加速される。これによって、開口12には前後二重のエアーカーテンが形成され、内側の冷気エアーカーテンの一部が陳列室11内に循環されて陳列室11は冷却される。
一方、断熱壁2の下側前壁2Cの上面には、ショーケース1の開口12下縁の全幅に渡って設けられるハンドレール20が取り付けられる。この前壁2Cの前面には、ハンドレール20と連続するように前面下パネル21が取り付けられ、該前面下パネル21の下方には前面下パネル21と略面一となるようにバンパー22が取り付けられる。
次に、図3を参照して断熱壁2の天壁2B前部の構成について説明する。断熱壁2の天壁2B前端(上部前端)には、前方に張り出したキャノピー33が取り付けられており、このキャノピー33の内側には、陳列室11の前面開口12より外側に延在した状態で反射板45が取り付けられる。尚、キャノピー33の前面には図1に示されるように温度表示部38が設けられている。
この反射板45は、化粧塗装が施された金属板にて構成されており、前部には、長手方向に渡って延在する開口上LED照明装置40が両端に設けられる照明取付部材41によって固定されている。この開口上LED照明装置40は、図3に示すように複数のLED照明部材46が左右に渡って並設されることにより構成されている。
このLED照明部材46は、複数のLED素子43が配設された基板42により構成されており、当該基板42は前面開口12の長手方向に渡って(本実施例では左右方向に渡って)構成される熱良導性の取付板44に固定されている。それぞれの基板42は長手方向に延在して構成されており、当該基板42には、所定間隔を存して複数のLED素子43が取り付けられている。本実施例において、LED素子43は、チップタイプの白色のLED素子である。
本実施例において、当該LED照明部材46は、約1尺程度の長さに構成されている。本実施例におけるオープンショーケースは、前面開口(間口)寸法が4尺〜12尺程度であるため、キャノピー33の内側に設けられる反射板45には、当該前面開口寸法に合わせて当該LED照明部材46が4個〜12個(複数個)左右渡って並設される。
そして、各LED照明部材46は、下側から囲繞するかたちで取り付けられる透光性のシェード47によってカバーされる。
また、本実施例では、当該開口上LED照明装置40と略同一の構成とされる上部LED照明装置48が、仕切板4の天壁部であって、内層吐出口16の後方、且つ、陳列室11前部上方に位置して設けられている。
係る構成により、各開口上LED照明装置40及び各上部LED照明装置48が点灯されると、各シェード47において拡散された後のそれぞれのLED素子43の照射光により、陳列室11の外側に位置する上前方から及び、陳列室11内に位置する上前部から効果的に陳列室11内全体を照明することが可能となる。
次に、上記図4乃至図6を参照して、各棚30前端部に設けられる棚LED照明装置50について説明する。本実施例における棚LED照明装置50は、棚30の前端部に取り付けられるプライスレール34の上端部に棚30の長手方向に延在して着脱自在に取り付けられる照明装置である。本実施例では、オープンショーケースの前面開口(間口)寸法が4尺〜12尺程度であるのに対し、当該棚LED照明装置50は、当該前面開口12の幅寸法より小さく、例えば、約1尺程度の長さに構成されている。
図4に示すようにLED素子53が配設された基板52と、当該基板52が取り付けられる本体54により構成されている。基板52は長手方向に延在して構成されており、当該基板52には、所定間隔を存して複数のLED素子53が取り付けられている。本実施例において、LED素子53は、上記LED素子43と同様にチップタイプの白色のLED素子である。また、棚LED照明装置50は、各LED素子53の光照射側の面を囲繞するかたちで透光性のシェード57によってカバーされる。
そして、この棚LED照明装置50を構成する本体54は、下方に延在して脚部58が構成されており、当該脚部58内には、図6に示すように各LED素子53に給電を行うための端子59が配設されている。
一方、棚30のプライスレール34の上端部には、棚LED照明装置50の脚部58を挿入取付するための取付部が長手方向に渡って構成されていると共に、この内部には、棚LED照明装置50に給電を行うための電極51が同様に長手方向に渡って配設されている。当該電極51には、配線55が接続されており、当該配線55は、プライスレール34の下部後端より後方に引き出されており、図6に示すように棚30を構成する棚板32の内部下面に沿ってショーケース1の本体にまで引き出されている。
係る構成により、棚LED照明装置50のLED素子53の光の照射方向が当該棚30の前端上部とされるように、本体54の脚部58を棚30のプライスレール34の長手方向の何れかの任意の場所の取付部に取り付ける。これにより、棚30の前端部に位置するプライスレール34上方から棚30上前部に載置される商品Sに向けて各LED素子53からの照射光を照射することができる。従って、棚30上の前部に載置される商品Sのフェース面を効果的に照明することが可能となる。
特に、棚30前端部に設けられる棚LED照明装置50は、陳列室12の幅寸法(前面開口12の幅寸法)よりも小さく構成されているため、当該棚LED照明装置50を棚30の前端部の任意の場所に取り付けることによって、棚30上前部に載置された商品Sを前下方からスポット的に照明することが可能となる。例えば、棚30上の特定の領域をスポット的に照明することが可能となり、陳列・照明効果の向上を図ることができる。また、棚LED照明装置50は角度が調整可能となっており、棚30上前部に載置された商品Sの高さに応じて照明することができる。
また、棚LED照明装置50が取り付けられる棚30の前端部のプライスレール34には、当該棚LED照明装置50に給電するための電極51が棚30長手方向に渡って設けられているため、当該棚LED照明装置50をプライスレール34の任意の場所に取り付けることにより、支障なく棚LED照明装置50に給電を行うことが可能となる。
そのため、格別な配線接続をする必要が無く、棚30の幅方向に渡って移動自在に棚LED照明装置50を取り付けて、スポットライトとして当該棚30上に陳列される商品Sを照明することが可能となる。
また、本実施例では、棚LED照明装置50は、棚30の前端部に設けられたプライスレール34に着脱自在に取り付けられることで、取付位置を移動自在としているが、これに限定されるものではなく、プライスレール34に取り付けられた状態で、当該プライスレール34の長手方向に沿って摺動自在に取り付けられることで、取付位置を移動自在としてもよい。
また、本実施例では、棚LED照明装置50は、棚30の前端部に設けられるプライスレール34に取り付けられているが、これに限定されるものではなく、当該棚30の前端部に立設される商品落下防止用のガード35に着脱自在に取り付けられるものとしてもよい。
また、棚LED照明装置50は、本実施例では、陳列室11の幅方向(前面開口12の幅方向)に移動自在に取り付けられるものとしているが、当該棚LED照明装置50の長手方向の寸法は、陳列室11の縦寸法(上下寸法)や奥行き寸法より小さく構成されているため、これ以外にも、陳列室11の縦(上下)方向(前面開口12の縦(上下)方向)や、陳列室11の奥行き方向に移動自在に取り付けられるものとしても同様の効果を奏することが可能となる。
次に、図7を参照して実施例2としてのショーケース60について説明する。図7は本発明を適用したショーケース60の縦断側面図を示している。係る実施例における低温ショーケース60は、例えば、スーパーマーケット等において、冷凍食品や冷菓等を陳列保存するために用いられるものであり、上方に開放した断面略コ字状の断熱箱体61と、当該断熱箱体61の両側面を構成する図示しない側板から本体が構成されている。
断熱箱体61の前後壁61A、61Aの上面には、3枚のガラス板により構成される透明壁62が立設されている。この透明壁62の上端には、左右に渡ってハンドレール63が設けられている。
断熱箱体61の前後面内側には間隔を存してダクト板64、64が取り付けられている。このダクト板64は、断熱箱体61の前後壁61Aと略同一の高さまで形成されており、当該ダクト板64の上端には、ガラス板にて構成される透明壁65が立設される。
そして、ダクト板64、64の下端間には前後に並設されるデッキパン66、66が着脱可能に架設され、これによって、断熱箱体61の内側には底面から前後に立ち上がる一連のダクト67が構成される。そして、当該デッキパン66、66間には、内部にダクト69を構成するダクト部材68が立設される。このダクト部材68は、上端が断熱箱体61の前後壁61Aよりも高く、且つ、ダクト板64の上端に立設される透明壁65と略同一の高さにまで延在して形成されている。当該ダクト部材68は、下端がダクト67と連通して内部のダクト69と一連のダクトを構成する。これにより、断熱箱体61内の前後には、ダクト板64とデッキパン66とダクト部材68の内側に陳列室71、71がそれぞれ画成される。
一方、前記断熱箱体61の底壁61Bの上面には、図示しないドレンパンが設けられ、このドレンパンの最も低い位置には、断熱箱体61外下方に連通した図示しない排水孔が形成されている。このドレンパン上には、前記ダクト67内に位置して横型の図示しない冷却器が配設され、この冷却器の前後に設けた複数の図示しないファンケース内には、吸込型のプロペラファンから成る送風機が取り付けられている。
上記ダクト部材68の上端部には、前後にそれぞれ開口する冷気吐出口70、70が形成されていると共に、ダクト板64、64の上端には、冷気吸込口72、72が形成されている。そして、各冷気吐出口70、70には内側に湾曲した風向板73、73が所定間隔で取り付けられている。
係る構成により、前記冷却機と共に一連の冷媒回路を構成する圧縮機及び各送風機が運転されると、冷却器にて冷却された冷気は、ダクト67内からダクト69内に吹き上げられ、ダクト部材68の上端部前後面に形成された冷気吐出口70、70からそれぞれの陳列室71、71の上部に向かって吐出される。それぞれの陳列室71内を循環した冷気は、透明壁62と65の間を降下し、ダクト板64の上端の冷気吸込口72からダクト67内に吸い込まれ、送風機に帰還する循環を行う。これによって、それぞれの陳列室71、71内は、所定の冷却温度に冷却される。
一方、ダクト部材68の上端部には、前後に形成される陳列室71、71の上面開口74、74の開口縁を構成するトップテーブル75が設けられている。当該トップテーブル75の前後面には、上面開口74、74の全幅に渡ってプライスレール76が設けられている。
また、このトップテーブル75の上面には、支柱77が立設されており、当該支柱77の上端には、各陳列室71、71側に張り出したキャノピー78が上面開口74、74の全幅に渡って設けられている。このキャノピー78の前後面には、各陳列室71、71内を上方から照明する開口上LED照明装置79、79がそれぞれの上面開口74、74の全幅(左右)に渡って設けられている。尚、当該開口上LED照明装置79の詳細な構成は上記実施例における開口上LED照明装置40と同様であるため説明を省略する。
係る構成により、各開口上LED照明装置79、79が点灯されると、各シェード47において拡散された後のそれぞれのLED素子の照射光により、陳列室71、71の外側に位置する上方から効果的にそれぞれの陳列室71、71内全体を照明することが可能となる。
次に、各陳列室71の開口部、即ち上面開口74に取り付けられる開口部LED照明装置80について説明する。係る実施例における開口部LED照明装置80は、陳列室71、71の上面開口74縁を構成する前記トップテーブル75の前後面に取り付けられるプライスレール76に当該開口74の長手方向に延在して着脱自在に取り付けられる照明装置である。係る実施例では、ショーケース60の各陳列室71の上面開口(間口)寸法が4尺〜12尺程度であるのに対し、当該開口部LED照明装置80は、当該上面開口74の幅寸法より小さく、例えば、約1尺程度の長さに構成されている。
尚、当該実施例における開口部LED照明装置80の詳細な構成は、上記実施例1における棚LED照明装置50と同様であると共に、当該開口縁に設けられるプライスレール76の構成も上記実施例1におけるプライスレール34と同様に構成するため、詳細な説明は省略する。
係る構成により、開口部LED照明装置80のLED素子53の光の照射方向がそれぞれの陳列室71、71内とされるように、本体54の脚部58をトップテーブル75の前後面に取り付けられるプライスレール76、76の長手方向の何れかの任意の場所の取付部に取り付ける。これにより、それぞれの陳列室71の上面開口縁に位置するプライスレール76の陳列室71側の面から下方に位置する陳列室71内のデッキパン66上に載置される商品に向けて各LED素子53からの照射光を照射することができる。従って、デッキパン66上に載置される商品を効果的に照明することが可能となる。
特に、それぞれの陳列室71の上面開口部(上面開口縁)に設けられる開口部LED照明装置80は、陳列室71の幅寸法(上面開口74の幅寸法)よりも小さく構成されているため、当該開口部LED照明装置80を上面開口部の任意の場所に取り付けることによって、陳列室71内のデッキパン66上に載置された商品を開口上LED照明装置79よりも近接した位置からスポット的に照明することが可能となる。例えば、デッキパン66上の特定の領域をスポット的に照明することが可能となり、陳列・照明効果の向上を図ることができる。また、開口部LED照明装置80は角度が調整可能となっており、デッキパン66上に載置された商品の高さ等に応じて照明することができる。
また、開口部LED照明装置80が取り付けられるトップテーブル75の前後面のプライスレール76には、上記実施例1と同様に当該開口部LED照明装置80に給電するための電極が上面開口46縁の長手方向に渡って設けられているため、当該開口部LED照明装置80をプライスレール76の任意の場所に取り付けることにより、支障なく開口部LED照明装置80に給電を行うことが可能となる。
そのため、格別な配線接続をする必要が無く、開口部74の幅方向に渡って移動自在に開口部LED照明装置80を取り付けて、スポットライトとして当該陳列室71内に陳列される商品を上方から照明することが可能となる。
また、係る実施例では、開口部LED照明装置80は、トップテーブル75の前後面に設けられたプライスレール76に着脱自在に取り付けられることで、取付位置を移動自在としているが、これに限定されるものではなく、プライスレール76に取り付けられた状態で、当該プライスレール76の長手方向に沿って摺動自在に取り付けられることで、取付位置を移動自在としてもよい。
また、開口部LED照明装置80は、係る実施例では、陳列室71の幅方向(上面開口74の幅方向)に移動自在に取り付けられるものとしているが、当該開口部LED照明装置80の長手方向の寸法は、陳列室71の奥行き寸法より小さく構成されているため、これ以外にも、陳列室71の奥行き方向に移動自在に取り付けられるものとしても同様の効果を奏することが可能となる。
本発明を適用したショーケースの斜視図である。(実施例1) 図1のショーケースの縦断側面図である。 開口上LED照明装置の概略構成図である。 棚LED照明装置の概略構成図である。 棚LED照明装置の概略側面図である。 図5の配線状態を示す図である。 本発明を適用したショーケースの縦断側面図である。(実施例2)
符号の説明
1、60 ショーケース
2 断熱壁
9、66 デッキパン
11、71 陳列室
12 前面開口
16、17、70 冷気吐出口
18、19、72 冷気吸込口
20、63 ハンドレール
30 棚
31 ブラケット
32 棚板
34、76 プライスレール
35 ガード
40 開口上LED照明装置
41 照明取付部材
42 基板
43 LED素子
44 取付板
45 反射板
46 LED照明部材
47 シェード
48 上部LED照明装置
50 棚LED照明装置
51 電極
52 基板
53 LED素子
54 本体
55 配線
57 シェード
58 脚部
59 端子
61 断熱箱体
61A 前後壁
61B 底壁
62、65 透明壁
64 ダクト板
74 上面開口
75 トップテーブル
79 開口上LED照明装置
80 開口部LED照明装置

Claims (3)

  1. 陳列室内に商品を陳列してなるショーケースにおいて、
    前記陳列室内を照明するLED素子を有するLED照明装置を備え、
    該LED照明装置の長手方向の寸法を、前記陳列室の幅寸法、又は、奥行き寸法、若しくは、縦寸法より小さく構成し、且つ、移動自在に取り付けたことを特徴とするショーケース。
  2. 前記LED照明装置は、前記陳列室内に架設された棚に取り付けられ、当該棚の幅方向に渡って移動自在とされていることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
  3. 前記LED照明装置は、前記陳列室の開口部に取り付けられ、当該開口の幅方向に渡って移動自在とされていることを特徴とする請求項1に記載のショーケース。
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