JP2010080942A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リソグラフィー解像限界以下の寸法のパターンと任意の寸法のパターンとが混在するパターン形成工程を改良すること。
【解決手段】 半導体装置の製造方法であって、被エッチング部材上に第1の層を形成し、前記第1の層に第1のハードマスクパターンを有する第1のハードマスクを形成し、前記第1のハードマスク上および露出した前記被エッチング部材上に第2の層を形成し、前記第2の層を選択的エッチング除去してコアパターンを有するサイドウオールコアを形成し、前記サイドウオールコアの側壁に側壁スペーサを形成し、前記側壁スペーサおよび前記第1のハードマスクを用いて前記被エチング部材をエッチング除去することを含む半導体装置の製造方法。
【選択図】図6

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関し、側壁スペーサをマスクとしてリソグラフィー解像限界寸法以下の微細なパターンを形成する工程を含む半導体装置の製造方法に関する。
従来の半導体技術において、フォトリソグラフィー技術としてはフォトマスクを用いて露光・現像することで得られたフォトレジストパターンをマスクとして下地のシリコン基板や酸化シリコン膜をエッチング加工するのが普通であった。しかし、微細化が進むにつれて露光に使用する光源の種類が変化し、その光源に適したフォトレジストのエッチング耐性が低下してきた。このため、フォトマスクを用いて得られたフォトレジストパターンをマスクとして比較的薄くフォトレジストが堪えられる程度の厚さの下地膜、例えば窒化シリコン膜などにパターンを一旦エッチング転写し、この窒化シリコン膜をマスクとしてさらにその下地膜である本来の被加工層、例えば酸化シリコン膜をエッチング加工してパターン形成する技術が多用されるようになった。この種のパターニングされた窒化シリコン膜をハードマスクと呼んでいる。
近年、さらに半導体メモリ等の微細化、高密度化の要求は露光機やフォトレジスト等、リソグラフィー技術開発の速度を上回り、リソグラフィー解像限界以下の寸法のパターン形成方法が注目されるようになった。その一つとして例えば特許文献1(米国特許第6,063,688号公報)にあるような側壁スペーサをハードマスクとして用いてその下層をエッチング加工することでリソグラフィー解像限界寸法以下の微細なパターンを形成する技術がある。
側壁スペーサをハードマスクとして利用するパターン形成方法では、側壁スペーサに関係するいくつかの点に留意すべきである。例えば、(1)側壁スペーサの膜厚によって決まる一定幅のパターンのみ形成可能で、側壁スペーサは任意の寸法を有するパターンは形成できない。(2)島状パターンの外側壁に側壁スペーサを設けた場合も、絶縁層に設けた開口部の内壁に側壁スペーサを設けた場合も必ず側壁スペーサは“ループ”状の形状に形成される特徴があり、ライン・アンド・スペース・パターンを形成した場合、異なるライン同士、又は、異なるスペース同士の端部が繋がってしまいラインパターンまたはスペースパターンの分離が必要になる。(3)側壁スペーサハードマスクを形成しない領域はマスクパターンの無い領域となるため、側壁スペーサハードマスクを利用してリソグラフィー解像限界以下の寸法のスペースパターン、もしくはホールパターンを形成する場合はこれらの微細パターン形成領域以外の領域を全面覆う大パターンの設置が必要になる。
特許文献1では微細な側壁スペーサハードマスクが形成されたチャネル領域以外の基板表面をフォトレジストですべて覆い、フォトレジストと側壁スペーサハードマスクとをマスクとして基板をエッチング加工することで、基板上のチャネル領域のみに微細なトレンチパターンを形成する技術が開示されている。
この技術によれば、チャネル領域以外の領域はレジストで覆うことで不要なトレンチ形成を回避し、チャネル領域のライン・アンド・スペース・パターンについてそれぞれの端部が繋がることなくスペースパターンの分離も可能である。
一方、特許文献2(特開2008-27978号公報)には、側壁スペーサハードマスクを利用してリソグラフィー解像限界寸法以下の微細なパターンを形成すると同時に任意の寸法のパターンを形成する方法が開示されている。
特許文献2では側壁スペーサハードマスク形成用の第1のコアパターンと任意の寸法のパターン形成用の第2のコアパターンとを1回のフォトリソグラフィー工程により半導体基板上に形成し、第1と第2のコアパターン、すべてのコアパターンの側壁に側壁スペーサを設けた後に、第1のコアパターンを選択的に除去し、一方、第2のコアパターンは残し、第2のコアパターンもハードマスクとして利用することで任意の寸法のハードマスクを形成している。
米国特許第6,063,688号公報 特開2008-27978号公報
しかしながら、特許文献1では、側壁スペーサ形成後、コアの絶縁膜をエッチング除去し、側壁スペーサハードマスクを形成した状態で、基板表面にフォトレジストを塗布、露光、現像することに起因してさまざまな問題を生ずる。側壁スペーサハードマスクは微細なピッチで配列されており、側壁スペーサはある程度高さもある。このような基板表面にフォトレジストを一般的な方法で塗布した場合、側壁スペーサの隙間に気泡ができ、露光前あるいは露光後の熱処理で破裂したり、フォトレジストの膜厚にばらつきを生じたりすることに起因してフォトレジストパターン形成に不具合を生じる。また、露光後の現像処理の際にも側壁スペーサの隙間に反応生成物が完全に除去できない場合が生じ、これもフォトレジストパターン形成に不具合となる。これは一般に用いられている現像処理が反応生成物の除去能力が低いことに起因している。
特許文献2では、任意の寸法のハードマスクパターンは第2のコアパターンとその側壁に形成された側壁スペーサで構成されているのでこのハードマスクパターンの端部の位置やパターン幅は、フォトリソグラフィー工程の目合わせずれ、露光、現像のばらつき、エッチングのばらつきに加えて側壁スペーサ用膜の成膜時の厚さのばらつき、側壁スペーサ形成の際のエッチングバックのばらつきが重畳してしまう。このため、パターン位置や寸法にかかる精度が著しく低下するという問題があった。特に目合わせモニターマークを任意の寸法のパターンとして構成した場合はモニタ精度が著しく低下する問題があった。
また、特許文献2開示の技術ではラインパターンもしくはスペースパターンの分離は不可能である。
本願発明は、以上述べた従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、側壁スペーサハードマスクを利用して形成するリソグラフィー解像限界以下の寸法のパターンを含むパターン形成工程、特にリソグラフィー解像限界以下の寸法のパターンと任意の寸法のパターンとが混在するパターン形成工程の改良にある。
本発明は、被エッチング部材上に第1の層を形成し、前記第1の層に第1のハードマスクパターンを有する第1のハードマスクを形成し、前記第1のハードマスク上および露出した前記被エッチング部材上に第2の層を形成し、前記第2の層を選択的エッチング除去してコアパターンを有するサイドウオールコアを形成し、前記サイドウオールコアの側壁に側壁スペーサを形成し、前記側壁スペーサおよび前記第1のハードマスクを用いて前記被エチング部材をエッチング除去することを含む半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の1実施形態によれば、前記サイドウオールコアは、前記第1のハードマスクパターンの前記微細加工領域を規定する開口を横切る少なくとも1つの開口を有し、前記第1のハードマスクパターンの任意の寸法の加工領域を規定する領域が前記第2の層で覆われている。
別の実施形態によれば、前記サイドウオールコアは、前記第1のハードマスクパターンの前記微細加工領域を規定する開口に、アイランドの規則的配列を有する。
この場合、前記側壁スペーサの形成は、前記サイドウオールコアのアイランドの側壁に側壁膜を形成し、隣接するアイランドの間に前記被エッチング部材が露出する場所ができるように側壁膜をエッチングする。
本願発明によれば、第1のハードマスクパターン形成のためとリゾグラフィ解像度限界以下の寸法のパターン形成のためと合計2回のフォトリソグラフィー工程で足りるので、2回のフォトリソグラフィー工程でリソグラフィー解像限界以下の寸法のパターンと任意の寸法のパターンとが混在するパターンを形成できる。
図1は本発明の第1の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は図1(a)のXX’断面図である。 図2は、図1の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は、図2(a)のXX’断面図である。 図3は、図2の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は、図3(a)のXX’断面図である。 図4は、図3の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は図4(a)のXX’断面図である。 図5は、図4の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は図5(a)のXX’断面図である。 図6は、図5の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は図6(a)のXX’断面図である。 図7は、図6の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は図7(a)のXX’断面図である。 図8は、図7の次の工程を示し、(a)は平面図、(b)は図8(a)のXX’断面図である。 図9は本発明の第2の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は図9(a)のXX’断面図である。 図10は図9に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図10(a)のXX’断面図である。 図11は図10に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図11(a)のXX’断面図である。 図12は図11に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図12(a)のXX’断面図である。 図13は図12に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図13(a)のXX’断面図である。 図14は図13に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図14(a)のXX’断面図である。 図15は図14に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図15(a)のXX’断面図である。 図16は図15に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図16(a)のXX’断面図である。 図17は本発明の第3の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は図17(a)のXX’断面図である。 図18は図17に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図18(a)のXX’断面図である。 図19は図18に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図19(a)のXX’断面図である。 図20は図19に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図20(a)のXX’断面図である。 図21は図20に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図21(a)のXX’断面図である。 図22は図21に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図22(a)のXX’断面図である。 図23は図22に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図23(a)のXX’断面図である。 図24は図23に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図24(a)のXX’断面図である。 図25は図24に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図25(a)のXX’断面図である。 図26は図25に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図26(a)のXX’断面図である。 図27は図26に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図27(a)のXX’断面図である。 図28は本発明の第4の実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は図28(a)のXX’断面図である。 図29は図28に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図29(a)のXX’断面図である。 図30は図29に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図30(a)のXX’断面図である。 図31は図30に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図31(a)のXX’断面図である。 図32は図31に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図32(a)のXX’断面図である。 図33は図32に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図33(a)のXX’断面図である。 図34は図33に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図34(a)のXX’断面図である。 図35は図34に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図35(a)のXX’断面図である。 図36は図35に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図36(a)のXX’断面図である。 図37は、本発明に関連するPRAMメモリセルアレイの回路図を示す。 図38は、本発明に関連する3個のメモリセルで、(a)は図37におけるワード線WL方向の断面図、(b)は、図37におけるビット線方向の断面図である。 図39は、本発明に関連するPRAMの製造プロセスの工程を示し、(a)は平面図、(b)は図39(a)のAA’断面図、(c)は図39(a)のBB’断面図である。 図40は、本発明に関連する図39に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図40(a)のAA’断面図、(c)は図40(a)のBB’断面図である。 図41は、本発明に関連する図40に続く工程を示し、(a)は平面図、(b)は図41(a)のAA’断面図、(c)は図41(a)のBB’断面図である。
本発明は、詳細な説明を添付図面と関係させて読んだときに、最もよく理解される。通常の実務にしたがい、図面の種々の表示された部分は必ずしも比例していないことが強調される。それどころか、種々の表示部分の寸法は、明確さのために、任意に拡大縮小されており、図示された表示の実際のあるいは相対的な寸法を示唆するものではない。
次に本発明を適用するのに好適な半導体装置の一例としてPRAM(Phase Change RAM)デバイスについて簡単に説明する。
図37はPRAMのメモリセルアレイの一例を示す回路図である。
図37を参照すると、複数のワード線WLと複数のビット線BLとは互いに直交して配列され、各交点にはメモリセルMCが設けられ、メモリセルMCは相変化材料デバイスPSとダイオードDとの直列回路よりなり、相変化材料デバイスPSの一端はビット線BLに、ダイオードDの一端はワード線WLにそれぞれ接続されている。相変化材料デバイスPSは異なる電気抵抗値を有し、互いに可逆的に遷移可能な安定な2つの状態を持ちうるデバイスで、その電気抵抗値を検出することでプログラムされた情報を読み出す。メモリセルMCは、非選択時にはダイオードDが逆バイアスされて非導通状態に制御され、選択時にはビット線BLが高電位、ワード線WLが低電位に制御されることでダイオードDは導通状態に制御され相変化材料デバイスPSに電流が流れ、その電気抵抗値が検出される。
図38(a)、図38(b)は、それぞれメモリセルのワード線WL方向、ビット線BL方向の断面図であり、3ビットのメモリセルが示されている。
これらの図を参照すると、P型シリコン基板80に形成されたN型不純物拡散層82はワード線WLを形成し、隣接するワード線WLは酸化シリコン層81により分離されている。シリコン基板上に形成され互いに絶縁層90により分離されたシリコンピラーには、N型不純物拡散層82とP型不純物拡散層83が形成され、ダイオードDが形成されている。相変化材料層87はヒーター電極85と上部電極88にはさまれ相変化材料デバイスPSを構成しており、金属プラグ84によりダイオードDと直列接続されている。上部電極88は延在し複数のメモリセルと共通接続されビット線BLとして機能する。相変化材料層87は劣化防止用保護絶縁膜92を介して層間絶縁膜93により覆われている。ヒーター電極85は絶縁層91に形成された開口内壁に形成された絶縁層86により径を小さく規制されて形成され、高い電流密度が得られるようになっている。
次に例示したPRAMの製造プロセスについて簡単に説明する。
図39〜図41は、例示したPRAMの製造プロセスの工程を示す。図39(a)〜図41(a)は平面図、図39(b)〜図41(b)はA-A’断面図、図39(c)〜図41(c)はB-B’断面図を示す。
まず、P型のシリコン基板を用意し、図39(a)〜(c)に示すようにアモルファス・カーボン・ハードマスク100をマスクにしてシリコン基板80を200nmエッチングしてY方向に延在する分離用溝を形成する。ここで分離用溝形成用のハードマスクの平面パターンは幅30nmでY方向に延在するスペースパターン(パターン明部)がX方向に60nmのピッチで配列されており、メモリセルアレイ領域のシリコン基板表面に分離用溝を形成することができる。一方、メモリセルアレイ領域以外の周辺制御回路領域(図示せず)は、目合わせモニターマークなど一部を除いて溝を形成しないのでハードマスクでシリコン基板表面が覆われパターン暗部を呈する。ハードマスクの形成方法は後で詳細に説明する。次にCVD法で厚く酸化シリコン膜を成膜し、分離用溝を埋めた後、エッチングバックしてワード線WL分離用酸化シリコン81を形成する。
次に、図40(a)〜(c)に示すように、分離用溝と直交し、X方向に延在する幅30nmのスペースパターンがY方向のピッチ60nmで配列されたハードマスクパターンを形成する。このハードマスクパターンを用いてアモルファス・カーボン・ハードマスク100をエッチングすることで30nm X 30nm の島状のアモルファス・カーボン・ハードマスクパターンアレイが得られる。アモルファス・カーボン・ハードマスク100を用いてシリコン基板80を例えば100nmエッチングすることでシリコンピラー80aが形成される。次にシリコン基板80にリンなどのN型不純物をイオン注入する。溝底部の露出したシリコン基板表面に注入されたリンは、注入後の熱処理で活性化され、シリコン基板中を拡散することでシリコンピラー80a下方に達し、Y方向に延在するN型不純物拡散層82、すなわちワード線WLが形成される。
次に、図41(a)〜(c)に示すように、シリコン基板表面に絶縁層90を成膜した後に金属プラグ用開口101を形成する。シリコンピラー80aにはP型不純物を導入し、P型不純物拡散層83を形成することでPNダイオードDを形成する。ここで、金属プラグ用開口101形成用のハードマスクの平面パターンは例えば24nm X 24nm で、X方向、Y方向共に60nmピッチで配列されており、X方向、Y方向のピッチが等しく、隣接する開口部の距離が等しい。メモリセルアレイ領域以外の周辺制御回路領域は、目合わせモニターマークなど一部を除いて開口部を形成しないのでハードマスクでシリコン基板表面を覆いパターン暗部とする。
引き続き、図示はしないが、金属プラグ84、ヒーター電極85、相変化材料層87、上部電極88を順次形成した後、一般の半導体装置同様、層間絶縁膜、金属配線等の形成工程を経て半導体装置が完成する。
<実施の形態1>
次に、第1の実施形態による半導体装置の製造プロセスについて説明する。
図1(a)〜図8(a)は平面図、図1(b)〜図8(b)は断面図で、第1の実施形態による半導体装置の製造プロセス、特にハードマスクを形成して下層を加工する工程について示した図である。ここでは、先に例示したPRAMの製造工程のうち、分離用溝形成工程について説明する。メモリセルアレイ領域に代表されるような半導体装置の微細加工領域6には、側壁スペーサハードマスクを用いて形成された幅30nmのスペースパターン(パターン明部)が60nmピッチで5個配列形成されたパターンと、微細加工領域6以外の領域に任意の寸法を有するパターンの例示として目合わせモニターマーク5とが模式的に配置され、微細加工領域6以外の領域でモニターマーク5以外の領域はパターン暗部とする場合について説明する。ここで、パターン明部とはマスクのスペース又は開口領域を意味し、パターン暗部とは、マスクのライン、アイランドなどマスク材料の存する領域を意味する。
図1(a),(b)に示すように、被加工材料であるシリコン基板1の上に、シリコン基板1をエッチング加工する際のハードマスクの材料となるアモルファス・カーボン層2、アモルファス・カーボン層2にパターン形成するために用いるハードマスク材料となる窒化シリコン層3、さらにハードマスク材料となる多結晶シリコン層4を順次堆積させる。その後、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて、多結晶シリコン層4を加工して、微細加工領域6には4つの線a, b, c, dで囲われた矩形状開口部200を、微細加工領域6以外の領域には目合わせモニターマーク5をそれぞれパターン形成する。モニターマーク5は、それを囲う開口によって規定される。開口部200が設けられた微細加工領域6は以降の工程で側壁スペーサハードマスクを利用してリソグラフィー解像限界以下の寸法を有するハードマスクパターンが形成される。一方、目合わせモニターマーク5は任意の寸法を有するパターンの例示であって、側壁スペーサハードマスクのパターン幅に制限されることなく任意の寸法のパターンを形成することができる。また、微細加工領域6以外の領域は任意の寸法を有するパターンが配置された部分を除いて多結晶シリコン層が下層(ここでは窒化シリコン層3)を覆っている。
次に、図2(a),(b)に示すように、BARC(Bottom Antireflective Coating)層7、シリコンを含有するフォトレジスト層8、通常のフォトレジスト層9の3層よりなるマルチレイヤレジスト層が被着される。その後、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて通常のフォトレジスト層9に開口部10が形成される。通常BARC層7は下地表面の反射率を制御する役割を果たすもので、ほかに下地の凹部を埋めて表面の平坦化や、さらには下地のエッチング加工の際のマスクとしての機能増強材料として利用されるのが一般的である。しかし、ここでは、BARC層7は、後の工程で側壁スペーサを形成するための側壁を提供するコアパターンを形成する材料として使用され、厚さは200nmである。シリコン含有フォトレジスト層8は、本来フォトレジストをエッチングマスクとして使用した場合のエッチング耐量補強目的の層であり、シリコン含有率40%、厚さ40nmである。フォトレジスト層9はArF用のものでArF液浸露光装置を用いてパターン形成される。フォトレジスト層のライン幅L(ここでは開口部10の間隔のこと)は50nm、スペースS(ここでは開口部10の幅)は70nmとした。また、フォトレジスト層9に設けられた開口部10のXX’方向と垂直方向の両端部e,fは多結晶シリコン層4に設けられた開口部200の両端部a,cよりも外側まで延在しているところに特徴がある。また、多結晶シリコン層4に設けられた目合わせモニターマーク5上はフォトレジスト層9によって覆われている。
次に、図3(a),(b)に示すように、ドライエッチング法によりフォトレジスト層9に形成された開口部10がシリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7にパターン転写される。さらにドライエッチング法でシリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7の開口部10の側壁を一様に後退させる。ここでは10nm後退させて、フォトレジスト層のライン幅(ここでは開口部10の間隔のこと)は50nm、スペース(ここでは開口部10の幅)は70nmであったものをライン幅L’=30nm、スペースS’=90nmにした。ここで、ライン幅L’:スペースS’=1:3に調整した理由は、後の工程で開口部幅90nmの開口部10の内側壁に厚さ30nmの側壁スペーサを形成すると両側の内側壁に側壁スペーサが形成されるのでスペーサ間隔を30nmとするめである。
次に、図4(a),(b)に示すように、開口部10が設けられたシリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7上にコンフォーマルな膜を成膜し、エッチングバックすることで側壁スペーサ11を形成する。この時、多結晶シリコン層4に形成された任意の寸法を有するパターンはシリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7で覆われており、任意の寸法を有するパターンを形成する多結晶シリコン層4のエッジの段差はBARC層7によって完全に平坦化されている。このため任意の寸法を有するパターンの側壁に側壁スペーサは形成されない。一方、多結晶シリコン層4に形成された矩形状開口部200のエッジaとcは開口部10で一部露出している。多結晶シリコン層4の厚みをシリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7の厚みに比較して十分薄くし、エッチングバック時間を十分長くすることで露出した多結晶シリコン層4のエッジの側壁の側壁膜は完全に除去して側壁スペーサを形成せず、シリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7の側壁のみに側壁スペーサを形成することができる。
コンフォーマルな膜の形成には、シリコン含有フォトレジスト層8およびBARC層7が変形しないようにするために140℃以下でコンフォーマルな膜を成膜できる方法を選択する。例えばPDL(Pulsed Deposition Layer)はこの用途に適している。触媒のTMA(Tri-methyl aluminum)を半導体ウェハ表面に供給した後、TPOS(Tris(tert-pentoxyl)silanol)を半導体ウェハ表面に供給すると触媒反応により、トータルの厚さが30nmのコンフォーマルなAl2O3とSiO2の積層膜が形成される。
次に、図5(a),(b)に示すように、BARC層7を剥離することで、側壁スペーサ11を利用したハードマスクが完成する。ここで図5(a)を参照すると側壁スペーサ11はループ状の形状をしているが、その一部は多結晶シリコン層4に形成された開口部200の境界の外側に達しており、多結晶シリコン層4と重なる。
次に、図6(a),(b)に示すように、側壁スペーサ11と多結晶シリコン層4とをマスクにして窒化シリコン層3をエッチングすることで、目合わせモニターマーク5を含め、多結晶シリコン層4に形成されたパターンと、側壁スペーサ11によって形成されたパターンとを窒化シリコン層3上で合成することができる。
次に、図7(a),(b)に示すように、引き続き側壁スペーサ11と多結晶シリコン層4とをマスクにしてアモルファス・カーボン層2をドライエッチング法によりエッチングすることで、多結晶シリコン層4に形成されたパターンと、側壁スペーサ11によって形成されたパターンとを合成したパターンをアモルファス・カーボン層2に転写し、アモルファス・カーボン層2ハードマスクが完成する。この時、側壁スペーサ11と多結晶シリコン層4を予めエッチング除去してから窒化シリコン層3をマスクにしてアモルファス・カーボン層2をエッチングしてもよい。
次に、図8(a),(b)に示すように、アモルファス・カーボン層2ハードマスクをマスクとしてドライエッチング法によりシリコン基板1をエッチングすることで図39(c)の分離用溝81aを形成することができる。
本実施形態では、被加工材料層の微細加工されるべき領域と任意の寸法の加工がされるべき領域にそれぞれ対応する開口部を規定する第1のパターンと別の開口部によって規定される第2のパターンとを有する第1のハードマスクを予め第1のハードマスク層に形成する。第1のハードマスクは、第1のハードマスクパターン構成している。その後、第1のハードマスク上に形成された第2の層に、前記第1のハードマスクの第1のパターンの開口部を横切って延在する少なくとも1つの開口部を形成し、前記第1のハードマスクの第2のパターンを第2の層で覆うサイドウオールコアを形成する、次いで、サイドウオールコアの開口部の側壁に側壁パターンが形成される。その後、サイドウオールコアの開口部を互いに隔てているコア材料及び他の領域のコア材を除去し、側壁スペーサからなるハードマスクが形成される。材料層に第1のハードマスクのパターンと第2の側壁スペーサのパターンとが合成されたパターンでエッチング加工し、材料層にパターンが形成される。したがって、任意の寸法を有するパターンの側壁に側壁スペーサができてしまうという不具合がなく、微細な側壁スペーサによるハードマスクを形成した状態でのフォトリゾグラフィー工程も無いので製造に好適な製造プロセスが得られる。
<実施の形態2>
次に、第2の実施形態による半導体装置の製造プロセスについて説明する。
図9〜図16は、第2の実施形態による半導体装置の製造プロセス、特にハードマスクを形成して下層を加工する工程について示した工程図である。ここでは、先に例示したPRAMの製造工程のうち、金属プラグ用開口101形成工程について説明する。ここで、図9(a)〜図16(a)は平面図であり、図9(b)〜図16(b)はX-X’断面図を示す。
これらの図を参照して、メモリセルアレイ領域に代表されるような微細加工領域26には側壁スペーサハードマスクを用いて形成された微細な開口パターン(パターン明部)が60nmピッチで5個X4個配列形成されたパターンと、微細加工領域26以外の領域に任意の寸法を有するパターンの例示として目合わせモニターマーク25とが模式的に配置され、微細加工領域26以外の領域でモニターマーク25以外の領域はパターン暗部とする場合について説明する。
図9(a),(b)を参照すると、被加工材料である絶縁層、例えば酸化シリコン層21の上に酸化シリコン層21をエッチング加工する際のハードマスクの材料となるアモルファス・カーボン層22、アモルファス・カーボン層22にパターン形成するために用いるハードマスク材料となる窒化シリコン層23、さらにハードマスク材料となる多結晶シリコン層24を順次堆積させる。通常のフォトリソグラフィー技術を用いて、多結晶シリコン層24を加工して、微細加工領域26に対応して輪郭線a, b, c, dで囲われた矩形状開口部200が、微細加工領域26以外の領域に対応しては目合わせモニターマーク25が、それぞれパターン形成される。この工程に関しては第1の実施形態と同様なので説明は割愛する。
次に、図10(a),(b)に示すように、BARC(Bottom Antireflective Coating)層27、シリコンを含有するフォトレジスト層28、通常のフォトレジスト層29の3層よりなるマルチレイヤレジスト層が被着される。その後、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて通常のフォトレジスト層29に側壁スペーサ形成用のコアパターンを形成するためのレジストパターンを形成する。
ここで、コアパターンは、図示のように2次元の方向に所定のピッチで規則的に配列されたアイランドからなる。さらに具体的に本実施例の場合には、アイランドは水平に対して斜め45°および−45°の方向に等距離ピッチで配列されている。一方、アイランドの行方向(水平方向)、列方向のピッチは斜め45°方向のピッチの√2倍のピッチで配列されている。また、開口部200の外側には最終的には開口部とはならないダミーのアイランドが配置されている。ダミーのアイランドは所望の開口部配列の最外周の開口部を形成するために設けられる場合がある。
次に、図11(a),(b)に示すように、ドライエッチング法によりフォトレジスト層29に形成されたパターンをシリコン含有フォトレジスト層28およびBARC層27にパターン転写した後、さらにドライエッチング法でシリコン含有フォトレジスト層28およびBARC層27のコアパターンの側壁を後退させコアパターンの寸法を所望の値にする。
次に、図12(a),(b)に示すように、シリコン含有フォトレジスト層28およびBARC層27で形成されたコアパターン上にコンフォーマルな膜が成膜され、エッチングバックすることで側壁スペーサ31が形成される。ここでも第1の実施形態と同様にPDL(Pulsed Deposition Layer)を採用し、Al2O3とSiO2の積層膜による側壁スペーサ31が得られる。ここで、コアパターンの最近接のアイランドは、ななめ45度の方向にある。この最近接のアイランドの側壁スペーサ31同士が接するように側壁スペーサ31の厚さを設定することで行方向および列方向のコアパターンの側壁スペーサ31同士は接することなく間隙32ができる。さらにこの間隙32の寸法が所望の開口部寸法となるように側壁スペーサ31の厚さは調整される。
次に、図13(a),(b)に示すように、BARC層27を剥離することで、側壁スペーサ31を利用したハードマスクが完成する。側壁スペーサ31形成用コアパターンがあった場所33と側壁スペーサ31の間隙32とに開口33と開口32が配列された5X4の開口部アレイが形成されている。
次に、図14(a),(b)に示すように、側壁スペーサ31と多結晶シリコン層24とをマスクにして窒化シリコン層23をエッチングすることで、目合わせモニターマーク25を含め、多結晶シリコン層24に形成されたパターンと、側壁スペーサ31によって形成されたパターンとを窒化シリコン層23上で合成することができる。ここで開口部アレイパターンのうち最も外側に位置する開口部のパターン形成のために設置されたダミーのコアパターンは、多結晶シリコン層24上にあったため窒化シリコン層23には転写されない。
次に、図15(a),(b)に示すように、引き続き側壁スペーサ31と多結晶シリコン層24とをマスクにしてアモルファス・カーボン層22をドライエッチング法によりエッチングすることで、多結晶シリコン層24に形成されたパターンと、側壁スペーサ31によって形成されたパターンとを合成したパターンをアモルファス・カーボン層22に転写し、アモルファス・カーボン層22ハードマスクが完成する。この時、側壁スペーサ31と多結晶シリコン層24を予めエッチング除去してから窒化シリコン層23をマスクにしてアモルファス・カーボン層22をエッチングしてもよい。
次に、図16(a),(b)に示すように、アモルファス・カーボン層22ハードマスクをマスクとしてドライエッチング法により酸化シリコン層21をエッチングすることで図41の金属プラグ形成用開口部101を形成することができる。
本実施形態では、被加工材料層の微細加工されるべき領域と任意の寸法の加工がされるべき領域にそれぞれ対応する開口部を規定する第1のパターンと別の開口部によって規定される第2のパターンとを有する第1のハードマスクを予め第1のハードマスク層に形成する。第1のハードマスクは、第1のハードマスクパターン構成している。その後、第1のハードマスク上に形成された第2の層に、コアパターンを有するサイドウオールコア形成する。前記サイドウオールコアは、前記第1のハードマスクパターの前記微細加工領域を規定する開口に、アイランドの規則的配列を有する。望ましい形態では、前記アイランドの規則的配列は、前記微細加工領域を規定する開口に、1方向に所定のピッチで配置された複数のアイランドからなる第1の配列と前記第1の配列のアイランドのピッチの半分だけシフトして前記第1の配列と平行に配置された第2の配列とが前記ピッチの半分の距離を隔てて交互に配置されている。
前記側壁スペーサの形成は、前記サイドウオールコアのアイランドの側壁に側壁膜を形成し、隣接するアイランドの間に前記被エッチング部材が露出する場所ができるように側壁膜をエッチングすることを含む。
前記サイドウオールコアのエッチング除去は、前記サイドウオールコアのアイランドの存した位置、及び隣接するアイランドの間に前記被エッチング部材を露出させ側壁スペーサを形成することを含む。
前記第1のハードマスク及び側壁スペーサをマスクに用いたパターンが合成されたパターンが被加工材料層に形成される。
したがって、任意の寸法を有するパターンの側壁に側壁スペーサができてしまうという不具合がなく、微細な側壁スペーサによるハードマスクを形成した状態でのフォトリゾグラフィー工程も無いので製造に好適な製造プロセスが得られる。
<実施の形態3>
次に、第3の実施形態による半導体装置の製造プロセスについて説明する。
図17〜図27は、第3の実施形態による半導体装置の製造プロセス、特にハードマスクを形成して下層を加工する工程について示した図である。ここで、図17(a)〜図27(a)は平面図であり、図17(b)〜図27(b)はX-X’ 断面図を示す。
これらの図を参照して、メモリセルアレイ領域に代表されるような微細加工領域46には側壁スペーサハードマスクを用いて形成されたラインパターン(パターン暗部)が5個配列形成されたパターンと、微細加工領域46以外の領域に任意の寸法を有するパターンの例示として島状パターン(パターン暗部)とが模式的に配置され、微細加工領域46以外の領域で島状パターン以外の領域はパターン明部とする場合について説明する。
図17(a),(b)に示すように、被加工材料であるシリコン基板41の上にシリコン基板41をエッチング加工する際のハードマスクの材料となる酸化シリコン層42、酸化シリコン層42にパターン形成するために用いるハードマスク材料となる窒化シリコン層43、さらにハードマスク材料となる窒化チタン層44が順次被着される。次いで、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて、窒化チタン層44を加工して、微細加工領域46には開口部を、微細加工領域46以外の領域には島状パターンの反転パターン45をそれぞれパターン形成する。開口部が設けられた微細加工領域46は以降の工程で側壁スペーサハードマスクを利用してリソグラフィー解像限界以下の寸法を有するハードマスクパターンが形成される。一方、島状パターンの反転パターン45は任意の寸法を有するパターンの例示であって、側壁スペーサハードマスクのパターン幅に制限されることなく任意の寸法のパターンを形成することができる。また、微細加工領域46以外の領域は任意の寸法を有するパターンが配置された部分を除いて窒化チタン層44は下層(ここでは窒化シリコン層43)を覆うようになされている。
次に、図18(a),(b)に示すように、BARC(Bottom Antireflective Coating)層47、シリコンを含有するフォトレジスト層48、通常のフォトレジスト層49の3層よりなるマルチレイヤレジスト層を被着した後、通常のフォトリソグラフィー技術を用いて通常のフォトレジスト層49に開口部50を形成する。フォトレジスト層のライン幅(ここでは開口部50の間隔のこと)は50nm、スペース(ここでは開口部50の幅)は70nmとした。また、フォトレジスト層49に設けられた開口部50の両端部e, fは窒化チタン層44に設けられた開口部200の両端部a, cよりも外側まで延在している。また、窒化チタン層44に設けられた島状パターンの反転パターン45はフォトレジスト層49によって覆われている。
次に、図19(a),(b)に示すように、ドライエッチング法によりフォトレジスト層49に形成された開口部50をシリコン含有フォトレジスト層48およびBARC層47にパターン転写する。さらにドライエッチング法でシリコン含有フォトレジスト層48およびBARC層47の開口部50の側壁を一様に後退させる。ここでは10nm後退させて、フォトレジスト層のライン幅(ここでは開口部50の間隔のこと)は50nm、スペース(ここでは開口部50の幅)は70nmであったものをライン幅30nm、スペース90nmにした。
次に、図20(a),(b)に示すように、開口部50が設けられたシリコン含有フォトレジスト層48およびBARC層47上にコンフォーマルな膜を成膜し、エッチングバックすることで側壁スペーサ51を形成する。ここでもPDL(Pulsed Deposition Layer)を採用し、トータルの厚さが30nmのAl2O3とSiO2の積層膜による側壁スペーサ51が得られる。
次に、図21(a),(b)に示すように、BARC層47を剥離することで、側壁スペーサ51からなるハードマスクが完成する。ここで図21(a)を参照すると側壁スペーサ51はループ状の形状をしているが、その一部は窒化チタン層44に形成された開口部の外側に達しており、窒化チタン層44と重なるようになっている。
次に、図22(a),(b)に示すように、側壁スペーサ51と窒化チタン層44とをマスクにして窒化シリコン層43をエッチングすることで、島状パターンの反転パターン45を含め、窒化チタン層44に形成されたパターンと、側壁スペーサ51によって形成されたパターンとを窒化シリコン層43上で合成することができる。
次に、図23(a),(b)に示すように、側壁スペーサ51と窒化チタン層44がエッチング除去される。
引き続き、図24(a),(b)に示すように、全面に多結晶シリコン層53が成膜される。
次に、図25(a),(b)に示すように、多結晶シリコン層53の表面がCMP法により研磨され、窒化シリコン層43の表面が露出する。
引き続き図26(a),(b)に示すように、露出した窒化シリコン層43をエッチング除去することで幅30nmのラインパターン配列と任意の寸法を有する島状パターンを有するハードマスクが完成する。
次に、図27(a),(b)に示すように、多結晶シリコン層53をマスクにして酸化シリコン層42をパターニングした後、酸化シリコン層42をマスクに被加工材料であるシリコン基板41をエッチングすることでSTI (Shallow Trench Isolation)用のトレンチ271が得られる。
本実施形態によると、第1の実施形態と同様、微細加工領域以外の領域を覆うパターンと任意の寸法を有するパターンとを予めハードマスクにパターン形成しておき、その後に側壁スペーサを利用したパターン形成をし、ハードマスク上のパターンと側壁スペーサによるパターンとを合成して下層をエッチング加工する。このため、任意の寸法を有するパターンの側壁に側壁スペーサができてしまう不具合なく、微細な側壁スペーサによるハードマスクを形成した状態でのフォトリソグラフィー工程を必要としない。
さらに本実施形態によると、ハードマスク上のパターンと側壁スペーサによるパターンとを合成したパターンを有する窒化シリコン層上、全面に多結晶シリコン層を堆積させ、CMP法で平坦化し、露出した窒化シリコン層を除去することでハードマスク上のパターンと側壁スペーサによるパターンとの合成パターンの明部と暗部とが反転したパターンが得られる。これにより、微細加工領域には微細なラインパターンの配列が得られ、微細加工領域以外の領域は明部となり、その中に任意の寸法を有する島状パターンが存在するパターンが得られ、半導体装置の製造工程では例えばSTI(Shallow Trench Isolation)形成工程に好適なパターンが得られる。
<実施の形態4>
次に、第4の実施形態による半導体装置の製造プロセスについて説明する。
図28〜図36は、第4の実施形態による半導体装置の製造プロセス、特にハードマスクを形成して下層を加工する工程について示した図である。ここで、図28(a)〜図36(a)は平面図であり、図28(b)〜図36(b)はX-X’ 断面図を示す。
第3の実施形態と同様、メモリセルアレイ領域に代表されるような微細加工領域66には側壁スペーサハードマスクを用いて形成されたラインパターン(パターン暗部)が5個配列形成されたパターンと、微細加工領域66以外の領域に任意の寸法を有するパターンの例示として島状パターンとを模式的に配置し、微細加工領域66以外の領域で島状パターン以外の領域はパターン明部とする場合について説明する。
図28(a)〜図32(a)、図28(b)〜図32(b)は、それぞれ、第3の実施形態に関する図17(a)〜図21(a)、図17(b)〜図21(b)と次の点を除いてほとんど同じである。したがって、図28(a)〜図32(a)、図28(b)〜図32(b)に関しては、図17(a)〜図21(a)、図17(b)〜図21(b)との違いのみを説明し他の説明は省略される。第4の実施形態では、第3の実施形態で使用されていたハードマスク層が1個少ない。すなわち、第4の実施形態では、第3の実施形態におけるシリコン窒化膜層43に対応する膜が存在していない。
第4の実施形態では、図33、図34に関する部分が第3の実施形態と大きく異なる点である。
図33(a),(b)を参照すると、側壁スペーサ71形成前に予めパターン形成した第1のハードマスク材料層63と、その後に側壁スペーサ71により形成されたハードマスクパターン形成完了後に、全面にハードマスク材料層72が成膜される。
次に、図34(a),(b)に示すように、第2のハードマスク材料層72表面をCMP法により研磨し、第1のハードマスク材料層63表面を露出させる。
引き続き、図35(a),(b)に示すように、露出している側壁スペーサ71と、第1のハードマスク材料層63とをエッチング除去することでハードマスク材料層72によるハードマスクが完成する。
また、それぞれの層の材料を適切に選ぶことにより、図31(a),(b)の状態からサイドウオールコア層67を除去せずに全面にハードマスク材料層72を堆積させた後、CMP法で平坦化し、露出した側壁スペーサ71と第1のハードマスク材料層63とを除去することでサイドウオールコア層67とハードマスク材料層72によるハードマスクが完成する。
このように本実施形態によれば第3の実施形態と同様に、ハードマスク上のパターンと側壁スペーサによるパターンとの合成パターンの明部と暗部とが反転したパターンが得られるが、より少ない層数、少ない工程数でパターン形成できるという特徴を有している。
次に、図36(a),(b)に引き続き、図37(a),(b)の工程が行われる。これら工程は、第3の実施の形態に関する図26(a),(b)及び図37(a),(b)と同じであるので、これらの説明は省略される。
上述の種々の実施形態によれば、第1のハードマスクパターン形成のためとリゾグラフィ解像度限界以下の寸法のパターン形成のためと合計2回のフォトリソグラフィー工程でフォトリゾグラフィーを行えばよいので、2回のフォトリゾグラフィー工程でリソグラフィー解像限界以下の寸法のパターンと任意の寸法のパターンとが混在するパターンを形成できる。さらに、異なるライン同士、異なるスペース同士の端部が繋がる“ループ状部分”のないライン・アンド・スペース・パターンの形成に好適である。さらにはリソグラフィー解像限界以下のスペースパターンもしくはホール系パターン形成の際に、これらの微細パターン形成領域以外の領域を全面覆う大パターンの設置にも対応できる半導体装置の製造方法を提供できる。さらに、予め任意の寸法のパターンについてハードマスクにパターン形成すると共に、その際にスペースパターンの分離処理も可能である。側壁スペーサハードマスク形成後にその基板上にフォトレジストを塗布し、フォトレジストのパターン形成工程を設けることはなく、また、任意の寸法のパターンの側壁に側壁スペーサが形成されることもない。
上記各実施の形態では、コアパターンの側壁に側壁膜を形成した後、コアパターン除去して側壁スペーサを形成したが、さらに、微細なライン・アンド・スペース・パターンを形成するために、形成された側壁スペーサの側壁に側壁膜を形成して前記形成された側壁スペーサを除去し、より小さな幅の側壁スペーサを形成する工程を少なくとも1回繰り返して、所定の微細幅の最終の側壁スペーサを形成してもよい。そして、この側壁スペーサを各実施形態に適用してもよい。側壁スペーサの幅を段階的に小さくする技術についての詳細は、米国特許6,063,688公報に記載されている。ここに、米国特許6,063,688公報が参照によって組み込まれる。
上記開示によって、本発明の範囲で多くの設計上の選択が可能であることが当業者によって理解されるであろう。たとえば、合成パターンが形成されるハードマスク層が提供するハードマスクパターンによって加工される材料層の数は、一種類の層でも、複数種類の層でもよい。上記実施の形態では、PRAM製造工程における、分離溝の形成と、金属プラグ用開口の形成について具体的に示したが、これららに限定されず、半導体装置の製造プロセスにおいて、半導体装置を構成する種々の要素を作りこむために、絶縁層、半導体層、金属層などにパターン等、種々の形状を形成する場合に使用することができる。
本発明の種々の実施形態と利点が上述のように説明されたけれども、上記説明は単に例示的なものである。そして、本発明のスコープを逸脱しない範囲で合理的な変更をすることができる。したがって、発明は、上記説明には限定されるべきではない。
1、41 Si基板
2、22 α−C層
3、23、43 SiN層
4、24 多結晶シリコン層
5、25 モニターマーク
6、26、46 微細加工領域
7、27、47 BARC層
8、28、48 Si含有フォトレジスト層
9、29、49 通常のフォトレジスト層
10、50 開口部
11,31、51 側壁スペーサ
12、13 SiNハードマスク層及びα−Cハードマスク層の開口溝
14 コアパターン
21 酸化シリコン絶縁部材
32,33 側壁スペーサの開口
42 酸化シリコン膜
44 窒化チタン層
45 島状パターンの反転パターン
53 多結晶シリコン層
54 ラインパターン
80 p型Si基板
80a シリコンピラー
81 酸化シリコン層
81a 分離用溝
82 N型不純物拡散層
83 P型不純物拡散層
84 金属プラグ
85 ヒータ電極
86 絶縁層
87 相変化材料層
88 上部電極(ビット線)
90 絶縁層
92 劣化防止用保護絶縁膜
93 層間絶縁膜
100 α‐Cハードマスク
101 金属プラグ形成用開口
200 開口部
271 トレンチ
MC メモリセル
PS 相変化材料デバイス
D ダイオード

Claims (20)

  1. 被エッチング部材上に第1の層を形成し、
    前記第1の層に第1のハードマスクパターンを有する第1のハードマスクを形成し、
    前記第1のハードマスク上および露出した前記被エッチング部材上に第2の層を形成し、
    前記第2の層を選択的エッチング除去してコアパターンを有するサイドウオールコアを形成し、
    前記サイドウオールコアの側壁に側壁スペーサを形成し、
    前記側壁スペーサおよび前記第1のハードマスクを用いて前記被エチング部材をエッチング除去することを含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記サイドウオールコアの形成は、前記サイドウオールコアを前記第2の層の層方向にエッチングすることを含む請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1のハードマスクパターンは、被エッチング部材の微細加工領域を規定する開口を有するパターンと任意の寸法の加工領域を規定するパターンとを含む請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記サイドウオールコアは、前記第1のハードマスクパターンの前記微細加工領域を規定する開口を横切る少なくとも1つの開口を有し、前記第1のハードマスクパターンの任意の寸法の加工領域を規定する領域が前記第2の層で覆われている請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記側壁スペーサは、前記第1のハードマスクパターンに側壁が形成されていない請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記被エッチング部材は、第3の層を含み、前記第3の層に前記第1のハードマスク及び側壁スペーサをマスクとして、前記第3の層のハードマスクパターンを形成することを含む請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記被エッチング部材は、前記第3の層の下に形成された第4の層及び前記第4の層の下の半導体部材を含み、前記第3の層のハードマスクパターンを前記第4の層及び前記半導体部材にパターンニングし、前記半導体部材を加工することを含む請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記被エッチング部材は、前記第3の層の下に形成された半導体部材を含み、前記第3の層のハードマスクパターンを前記半導体部材にパターンニングし、前記半導体部材を加工することを含む請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記サイドウオールコアは、前記第1のハードマスクパターンの前記微細加工領域を規定する開口に、アイランドの規則的配列を有する請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記アイランドの規則的配列は、前記微細加工領域を規定する開口に、1方向に所定のピッチで配置された複数のアイランドからなる第1の配列と前記第1の配列のアイランドのピッチの半分だけシフトして前記第1の配列と平行に配置された第2の配列とが前記ピッチの半分の距離を隔てて交互に配置されている請求項9記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記側壁スペーサの形成は、前記サイドウオールコアのアイランドの側壁に側壁膜を形成し、隣接するアイランドの間に前記被エッチング部材が露出する場所ができるように側壁膜をエッチングすることを含む請求項9記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記側壁スペーサの形成は、前記サイドウオールコアのアイランドの存した位置、及び隣接するアイランドの間に前記被エッチング部材を露出させて形成することを含む請求項11記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記被エッチング部材は、第3の層を含み、前記第3の層に前記第1のハードマスク及び側壁スペーサをマスクに用いたパターンが形成され、第3の層のハードマスクパターンを形成することを含む請求項12記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記被エッチング部材は、前記第3の層の下に形成された絶縁部材を含み、前記第3の層のハードマスクパターンを前記絶縁部材にパターンニングし、前記絶縁部材を加工することを含む請求項13記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記第3の層のハードマスクパターンの上に第4の層を形成して前記第3の層が露出するように加工し、前記第3の層を除去して、第4の層のハードマスクパターンを形成すること含む請求項6記載の半導体装置の製造方法。
  16. 被エッチング部材は、前記第3の層の下に形成された半導体部材を含み、前記半導体部材を前記第4の層のハードマスクパターンでパターンニングし、前記半導体部材にトレンチを形成することを特徴とする請求項15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 前記サイドウオールコアの除去の後、露出する側壁スペーサ、前記第1のハードマスク、前記被エッチング部材の表面に、第3の層を堆積し、前記第3の層及び前記側壁スペーサを前記第1の層が露出するように加工し、前記第1の層を除去して第3の層のハードマスクパターンを形成することを含む請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  18. 被エッチング部材は、前記第3の層のハードマスク層の下に形成された半導体部材を含み、前記半導体部材を前記第3層のハードマスクパターンでパターンニングし、前記半導体部材を加工することを含む請求項17記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記側壁スペーサ及び前記第1のハードマスク上に、第3の層を堆積し、前記第3の層及び前記側壁スペーサを前記第1の層が露出するように加工し、前記第1の層を除去して第3の層のハードマスクパターンを形成することを含む請求項3記載の半導体装置の製造方法。
  20. 半導体装置に含まれる要素を構成する半導体層、絶縁層、金属層などの材料層を加工して半導体装置を製造する方法であって、
    被エッチング部材上に第1の層を形成し、
    前記第1の層に第1のハードマスクパターンを有する第1のハードマスクを形成し、
    前記第1のハードマスク上および露出した前記被エッチング部材上に第2の層を形成し、
    前記第2の層を選択的エッチング除去してコアパターンを有するサイドウオールコアを形成し、
    前記サイドウオールコアの側壁に側壁スペーサを形成し、
    形成された側壁スペーサの側壁により小さな幅の側壁スペーサを形成する処理を少なくとも1回以上行い、所定の微細幅の最終の側壁スペーサを形成し、
    前記最終の側壁スペーサ及び前記第1のハードマスクを用いて前記被エッチング部材に合成されたハードマスクパターンを形成し、
    前記材料層に前記合成されたハードマスクパターンをエッチングにより転写して加工することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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