JP2010080368A - 膜電極接合体とその製造方法、および固体高分子形燃料電池 - Google Patents

膜電極接合体とその製造方法、および固体高分子形燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】電極触媒層のガス拡散性・排水性が向上する膜電極接合体とその製造方法、および、その膜電極接合体を備えた固体高分子形燃料電池を提供する。
【解決手段】基材上に、第1の触媒担持粒子と第1の高分子電解質と第1の溶媒とを含む第1の触媒インクを塗布して形成した第1の塗膜を、ペクレ数Peが、1≦Pe≦500である乾燥条件で、第1の溶媒を除去することにより、第1の電極触媒層を形成し、第1の電極触媒層上に、第2の高分子電解質と第2の溶媒とを含む電解質インクを塗布して形成した第2の塗膜中の第2の溶媒を除去することにより、高分子電解質層を形成し、高分子電解質層上に、第2の触媒担持粒子と第3の高分子電解質と第3の溶媒とを含む第2の触媒インクを塗布して形成した第3の塗膜中の第3の溶媒を除去することにより、第2の電極触媒層を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体高分子形燃料電池に関し、特に、膜電極接合体とその製造方法およびその膜電極接合体を備えてなる固体高分子形燃料電池に関するものである。
燃料電池は、水素を含有する燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスとを、触媒を含む電極で水の電気分解の逆反応を起こさせ、熱と同時に電気を生み出す発電システムである。この発電システムは、従来の発電方式と比較して高効率で低環境負荷、低騒音などの特徴を有し、将来のクリーンなエネルギー源として注目されている。用いるイオン伝導体の種類によってタイプがいくつかあり、イオン伝導性高分子膜を用いたものは、固体高分子形燃料電池と呼ばれる。
燃料電池の中でも固体高分子形燃料電池は、室温付近で使用可能なことから、車搭載源や家庭据置用電源などへの使用が有望視されており、近年、様々な研究開発が行われている。固体高分子形燃料電池は、膜電極接合体(Membrance and Electrolyte Assembly;以下、MEAと称することがある)と呼ばれる高分子電解質の両面に一対の電極触媒層を配置させた接合体を、前記電極の一方に水素を含有する燃料ガスを供給し、前記電極の他方に酸素を含む酸化剤ガスを供給するためのガス流路を形成した一対のセパレータ板で挟持した電池である。ここで、燃料ガスを供給する電極を燃料極、酸化剤を供給する電極を空気極と呼んでいる。これらの電極は、白金系の貴金属などの触媒物質を担持したカーボン粒子と高分子電解質を積層してなる電極触媒層とガス通気性と電子伝導性を兼ね備えたガス拡散層からなる。
このような固体高分子形燃料電池の性能を向上させるために従来から様々な膜電極接合体の製造方法が検討されており、例えば、触媒を含む塗工液をイオン交換膜上に塗布することにより触媒層を形成して電極とし、電極とイオン交換膜をホットプレス等の熱処理により接合して膜電極接合体を作製する方法や、イオン交換膜の他に別途用意した基材フィルム上に触媒層を形成し、その後、触媒層上にイオン交換膜を積層してホットプレスすることにより触媒層をイオン交換膜上に転写する方法、触媒能を有するガス拡散性の電極シートを作製し、該電極シートをイオン交換膜と接合する方法、触媒層をイオン交換膜上に形成したもの(ハーフセル)2組を作製し、それぞれのイオン交換膜側の面を対向させ圧着して膜電極接合体を作製する方法等が知られている。
しかし、これらの方法で製造される接合体は、イオン交換膜と電極触媒層を接合する際に、ホットプレス等の熱圧着により作製されるため、その工程がボトルネックとなってしまい、タクト時間が長くなり、結果として生産効率を低下させてしまう問題があった。また、タクト時間を短くするために高圧力・高温度にする手法もあるが、触媒層を圧密化し拡散性・排水性を損ね、高分子電解質層を熱劣化させ、イオン導電性及び機械強度を損ねる可能性がある。上述の塗工法の中でも主に採用されている塗工液をガス拡散層上に塗工することにより電極触媒層を形成する方法では、通常、ガス拡散層は多孔質なカーボンペーパ又はカーボンフェルトからなっているため、電極触媒層とイオン交換膜とをホットプレスで接合する際に、ガス拡散層の表面に突き出たカーボン繊維の凹凸部の一部が電極触媒層、更にはイオン交換膜にまで食い込むことでガスリークが生じ易くなり、MEAの閉回路電圧が低下したり、アノードとカソードが短絡する恐れがあった。また、一般的にカーボンペーパ及びカーボンフェルトの表面粗さは触媒層厚みに比べ大きく、この方法では、例えば、厚さが20μm以下の薄いイオン交換膜を用いて膜電極接合体を作製することは困難であった。
一方、基材上に第1の電極触媒層を作製し、次に高分子電解質層を作製し、最後に第2の電極触媒層を作製する逐次積層型のMEAは、製造におけるタクト時間が短くなり、生産効率が高くなり、製造コストがおさえることができる。しかし、第1の電極触媒層に対し高分子電解質層が浸透混合乃至、高分子電解質層に対し第2の電極触媒層が浸透混合する現象が起きてしまい、膜電極接合体は機械強度が弱く、電極触媒層はガス拡散性、排水性に劣ることになるという問題があった。
特開2004−047489号公報 特開2005−294123号公報
本発明は、製造効率が高く、高分子電解質層と電極触媒層とが浸透混合する現象が弱まり、電極触媒層のガス拡散性・排水性が向上する膜電極接合体とその製造方法、および、その膜電極接合体を備え、発電特性の高い固体高分子形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、高分子電解質層の両面を電極触媒層で狭持した膜電極接合体の製造方法であって、基材上に、第1の触媒担持粒子と第1の高分子電解質と第1の溶媒とを含む第1の触媒インクを塗布して形成した第1の塗膜を、ペクレ数Peが、1≦Pe≦500である乾燥条件で、第1の溶媒を除去することにより、第1の電極触媒層を形成し、第1の電極触媒層上に、第2の高分子電解質と第2の溶媒とを含む電解質インクを塗布して形成した第2の塗膜中の第2の溶媒を除去することにより、高分子電解質層を形成し、高分子電解質層上に、第2の触媒担持粒子と第3の高分子電解質と第3の溶媒とを含む第2の触媒インクを塗布して形成した第3の塗膜中の第3の溶媒を除去することにより、第2の電極触媒層を形成することを特徴とする膜電極接合体の製造方法としたものである。
ここで、本発明にいうペクレ数Peについて説明する。一般的に粒子溶媒2成分系のインクを用いた塗膜形成において、乾燥条件が塗布膜構造に影響を与える。単純に直径が等しい1種類の粒子が単一溶媒塗布膜内に分散している状態に於いて、膜表面からの溶媒の蒸発(膜収縮速度)が、膜中での溶媒のブラウン運動による拡散(ブラウン拡散速度)に比べ大きい場合、塗膜厚み方向の表面に粒子が集まり、塗膜は不均一になりやすい。逆にブラウン運動が大きい場合、溶媒の拡散運動が効き、粒子は均一になりやすい。
膜収縮速度E(m/s)とブラウン拡散速度D/H(m/s)の比を一般的にペクレ数と呼び、Pe=EH/D・・・(i)と書ける。ここで、膜収縮速度E(m/s)は、厚さ方向の膜収縮速度であり、乾燥時の膜厚の変化量を乾燥時間で除することにより求めることができる。また、D(m2/s)はブラウン運動の拡散係数であり、H(m)は塗工直後のウェット膜厚である。粒子半径をR(m)、塗液粘度をu(Pa・s)、乾燥温度をT(K)、ボルツマン定数をkとしたときに、D=kT/6πuR・・・(ii)とすることができ、Pe=6πuEHR/kT・・・(iii)となる。一般的に触媒担持粒子と高分子電解質と溶媒とを含む触媒インクと、高分子電解質と溶媒とを含む電解質インクは直径が不均一な粒子の分散系であり、かつ溶媒は多種用いているが、このような場合でもペクレ数という指標が、作製する膜電極接合体の構造を決め、結果として機械強度、電極触媒層のガス拡散性、排水性を支配することを見出した。このときの粒子半径には、触媒を担持させている微粒子の平均粒径を用いている。
本発明の請求項2に係る発明は、第2の触媒インクを塗布して形成した第3の塗膜の乾燥条件は、ペクレ数Peが、100≦Pe≦1000であることを特徴とする請求項1に記載の膜電極接合体の製造方法としたものである。
本発明の請求項3に係る発明は、第1の高分子電解質と、第2の高分子電解質と、第3の高分子電解質とが同一の材料を含むことを特徴とする請求項1または2の何れかに記載の膜電極接合体の製造方法としたものである。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3に記載の何れかの製造方法により製造されたことを特徴とする膜電極接合体としたものである。
本発明の請求項5に係る発明は、請求項4に記載の膜電極接合体が一対のガス拡散層で狭持され、さらに、一対のガス拡散層は一対のセパレータで狭持されていることを特徴とする固体高分子形燃料電池としたものである。
本発明の一実施態様によれば、製造コストが抑えられ、膜電極接合体のイオン伝導性、電極触媒層のガス拡散性及び排水性が優れている膜電極接合体およびその製造方法を提供することができる。
さらに、本発明の一実施態様によれば、高分子電解質層に対して、第2の電極触媒層が浸透混合しにくく、膜電極接合体のイオン伝導性、電極触媒層のガス拡散性及び排水性が優れている膜電極接合体およびその製造方法を提供することができる。
また、本発明の一実施態様によれば、異種高分子電解質を用いて作製した膜電極接合体と比較して、高分子解質層と電極触媒層との接触が向上し、イオン抵抗が減少するという効果を奏する膜電極接合体およびその製造方法を提供することができる。
さらに、本発明の一実施態様によれば、製造効率が高く、発電特性が高いという効果を奏する固体高分子形燃料電池を提供することができる。
以下に、本発明の膜電極接合体(MEA)及びその製造方法、固体高分子形燃料電池について説明する。なお、本発明は、以下に記載する各実施の形態に限定されうるものではなく、当業者の知識に基づいて設計の変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
まず、本発明の膜電極接合体の製造方法について述べる。図1に本発明の膜電極接合体(MEA)の製造方法の説明図を示した。
本発明の膜電極接合体Aの製造方法にあっては、第1の触媒担持粒子と第1の高分子電解質と第1の溶媒とを含む第1の触媒インク2´´が用意され、基材S上に第1の触媒インク2´´が塗布され、第1の塗膜2´が形成される。(図1(a))。次に、基材S上に塗布された第1の触媒インク2´´からなる第1の塗膜2´中の第1の溶媒が除去され、基材S上に第1の電極触媒層2が形成される(図1(b))。
次に、第2の高分子電解質と第2の溶媒とを含む電解質インク1´´が用意され、第1の電極触媒層2上に電解質インク1´´が塗布され、第2の塗膜1´が形成される(図1(c))。次に、基材S上に塗布された電解質インク1´´からなる第2の塗膜1´中の第2の溶媒が除去され、第1の電極触媒層2上に高分子電解質層1が形成される(図1(d))。
次に、第2の触媒担持粒子と第3の高分子電解質と第3の溶媒とを含む第2の触媒インク3´´が用意され、高分子電解質層1上に第2の触媒インク3´´が塗布され、第3の塗膜3´が形成される(図1(e))。次に、高分子電解質層1上に塗布された第2の触媒インク3´´からなる第3の塗膜3´中の第3の溶媒が除去され、高分子電解質層1上に第2の電極触媒層3が形成される(図1(f))。
最後に、必要に応じて、第1の電極触媒層2と、高分子電解質層1と、第2の電極触媒層3とからなる膜電極接合体Aは、基材Sから剥離され、本願発明の膜電極接合体Aは製造される(図1(g))。なお、基材Sとして後述するガス拡散層やセパレータを用いた場合には、基材Sから膜電極接合体Aは剥離する必要は無い。
本発明で用いる触媒インクに含まれる触媒物質としては、白金やパラジウム、ルテニウム、イリジウム、ロジウム、オスミウムの白金族元素の他、鉄、鉛、銅、クロム、コバルト、ニッケル、マンガン、バナジウム、モリブデン、ガリウム、アルミニウム、チタン、ジルコニア、タンタルなどの金属又はこれらの合金、またはこれらの酸化物、複酸化物、窒化物、炭化物、炭窒化物等が使用できるが特に限定しない。また、これらの触媒の粒径は、大きすぎると触媒の活性が低下し、小さすぎると触媒の安定性が低下するため、0.5〜20nmが好ましい。更に好ましくは、1〜5nmが良い。
触媒物質は、導電性を持つ担体に担持させ用いる。導電性をもつ担体は、特に制限されず公知のものが使用できるが。代表的なものとしてはカーボン粒子があり、具体的にはカーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンナノチューブ、フラーレン、固体酸凝集体等の炭素粒子等が挙げられ、この中から一つ以上選べばよい。導電性を持つ粒子の粒径は、小さすぎると電子伝導パスが形成されにくくなり、また大きすぎると触媒層のガス拡散性が低下し、触媒の利用率が低下する為、10〜1000nmが好ましい。更に好ましくは、10〜100nmが良い。
本発明で用いられる触媒インクに含まれる固体高分子電解質は、イオン伝導性を有するものであれば、委細を問わない。プロトン伝導性を持つものとしては、パーフルオロ型のスルホン酸膜、例えば、製品名としてナフィオン(Nafion、Dupont社の登録商標)、フレミオン(旭硝子社の登録商標)、アシプレックス(旭化成社の登録商標)等の高分子電解質を使用できる。また、スルホン化されたPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)やPES(ポリエーテルスルホン)、PI(ポリイミド)などの炭化水素電解質も使用できる。
本発明で用いられる触媒インクの分散媒として使用される溶媒は、触媒粒子や高分子電解質を侵食することなく、高分子電解質の流動性の高い状態で溶解または微細ゲルとして分散できるものであれば特に制限はない。しかし、揮発性の液体有機溶媒が少なくとも含まれることが望ましく、特に限定されるものではないが、メタノール、エタノール、1−プロパノ―ル、2−プロパノ―ル、1−ブタノ−ル、2−ブタノ−ル、イソブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、ペンタノ−ル等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、ペンタノン、メチルイソブチルケトン、へプタノン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、アセトニルアセトン、ジイソブチルケトンなどのケトン系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、アニソール、メトキシトルエン、ジブチルエーテル等のエーテル系溶剤、その他ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジアセトンアルコール、1−メトキシ−2−プロパノール等の極性溶剤等が使用される。また、これらの溶剤のうち二種以上を混合させたものも使用できる。
また、溶媒として低級アルコールを用いたものは発火の危険性が高く、このような溶媒を用いる際は水との混合溶媒にするのが好ましい。水の添加量は、高分子電解質が分離して白濁を生じたり、ゲル化したりしない程度であれば特に制限はない。
本発明におけるインクの混合方法としては、攪拌脱泡機や遊星ボールミルをはじめとする公知の方法が挙げられ、特に限定しない。溶媒が触媒により溶存酸素により酸化されることがあるため、インクの分散は不活性ガス下で行うのが好ましいが、特に限定しない。
本発明における触媒インクの混合方法としては、遊星ボールミル、ビーズミル、ホモジナイザをはじめとする公知の方法が挙げられ、特に限定しない。溶媒が触媒により溶存酸素により酸化されるため、インクの分散は不活性ガス下で行うのが好ましいが、大気雰囲気下で混合しても特に構わない。
本発明における触媒インク中の、触媒担持した導電性粒子とプロトン伝導性を有する高分子とを含めた固形分は、全溶媒に対し、5〜45wt%が好ましい。この範囲外である場合、インクとしての安定性に欠け、インクの印刷性が悪化する。本発明における触媒インクの粘度は50〜800mPa・s程度が好ましい。固形分と粘度は印刷方法によって調整すればよく、この範囲であればよい。
本発明における触媒インクには、適宜造粘材、分散剤を混ぜても構わない。カーボンの分散剤として好適なのは、スルホン酸基が導入された無定形炭素である固体酸が代表的に挙げられるが、特に限定しない。
本発明における触媒インクは、脱泡してあることが望ましい。
本発明における触媒インクの塗工方法としては、スプレー法、スクリーン印刷法、ドクターブレード法、グラビア印刷法、ダイコート法、インクジェット法等既存の塗布方法が挙げられるが、特に限定しない。
本発明における第1の電極触媒層を塗工する基材としては、金属板、カーボンのモールド、ガラス板、カーボンペーパ、フィルム、樹脂板などを挙げることができる。
金属板、カーボンモールド、ガラス板としては、単体、合金、多孔質体などその状態を問わない。表面に親水処理などの処理が施してあっても構わない。これらの材料に流路を掘るなどしてセパレータとして用いるものに塗工しても構わない。
カーボンペーパとしては、電気伝導性、ガス拡散性が良好であればその種類を問わない。塗工表面にフッ素樹脂等に分散させたカーボン粒子を塗工するなど、その表面や全体に撥水処理、親水処理などの処理を施してあっても構わない。
フィルムとしては、特に限定しないが、ポリイミド、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリパルバン酸アラミド、ポリアミド(ナイロン)、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアクリレート、ポリエチレンナフタレート等の炭化水素系や、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の耐熱性フッ素系樹脂乃至フィルムを用いることもできる。
本発明における基材としては、算術平均粗さRaが小さいものが好ましい。具体的には、5μm以下が好ましく、より好ましくは1μm以下とするのが良い。この理由は、算術平均粗さRaが大きいと、触媒層、電解質が平滑に安定に塗工できないためである。
本発明における第1の触媒インクを塗布して形成した第1の塗膜の乾燥条件は、ペクレ数Peが、1≦Pe≦500であるのが好ましい。第1の塗膜の乾燥条件においてペクレ数が500を超える場合には、形成される第1の電極触媒層の細孔が不均一なものとなり、第1の電極触媒層の排水性が低下し、フラッディングが発生しやすくなってしまう。一方、第1の塗膜の乾燥条件においてペクレ数が1を下回る場合は、製造上困難となる。なお、第1の塗膜の乾燥条件においてペクレ数は1≦Pe≦400の範囲内であることがさらに好ましい。
第1、第2の電極触媒層、及び高分子電解質層の乾燥は、温風乾燥、IR乾燥等種々挙げられるが、Pe条件が最適であれば、特に手法を限定しない。乾燥温度、乾燥速度は特に限定しないが、高分子電解質の劣化を招かない温度以下であれば良い。例えば高分子電解質として製品名としてナフィオンを用いる場合、120℃以下が好ましく更に好ましくは100℃以下がよい。選択する高分子電解質により最適な乾燥温度を用いる。
本発明で用いられる固体高分子電解質は、高分子電解質層の作製においても、電極触媒層の作製に用いた高分子電解質と同等のものを選ぶことが好ましい。
本発明で用いられる電解質インクに含まれる固体高分子電解質溶液の粘度は、50〜400mPaが好ましい。その理由は、50mPa以下であると第1の触媒層内の細孔に入り込みやすく、過度にガス拡散性が低下するためであり、400mPa以上であると高分子電解質の塗工性を欠くためである。
本発明における高分子電解質層の乾燥温度は、高分子電解質を熱劣化させない温度で行う。例えば高分子電解質として製品名としてナフィオンを用いる場合、120℃以下が好ましく更に好ましくは100℃以下がよい。選択する高分子電解質により最適な乾燥温度を用いる。また、第2の電極触媒層と高分子電解質層との過度な混合を防ぐため、高分子電解質層の残留溶剤を8wt%以下まで減少させるのが良い。
本発明における第2の触媒インクは、第1の触媒インクと比較して粘度乃至固形分が高い方が好ましい。高分子電解質層に溶剤が付着した直後は膨潤し、その溶剤が揮発すると収縮するためである。これにより、第2の電極触媒層及び高分子電解質層自体にマイクロクラックが発生したり、膜電極接合体に、しわが発生したりするためである。そのようなMEAを用いると、供給ガスのリークが発生して、電池特性の劣化を招くなどの問題がある。そのため、高分子電解質層の膨潤、収縮が少ない固形分が高い第2の触媒インクが好ましい。
第2の電極触媒層を形成する際には、ペクレ数Peが100≦Pe≦1000の条件で乾燥するのが好ましい。ペクレ数が1000を超える場合には、形成される第2の電極触媒層の細孔が不均一なものとなり、第2の電極触媒層の排水性が低下し、フラッディングが発生しやすくなってしまう。一方、ペクレ数が100を下回る場合にあっては第2の触媒インクと高分子電解質層が混合してしまい混合層が形成されることにより電池性能が低下してしまう。なお、第2の電極触媒層を形成する際のペクレ数は、200≦Pe≦900であるのが更に好ましい。
本発明により作成した膜電極接合体は、第1の電極触媒層をアノードに用いるのが好ましい。これは、本発明の膜電極接合体の製造方法により作製される膜電極接合体は、第1の電極触媒層が密な構造となり、第2の電極触媒層が疎な構造となる傾向を示す。フラッディングが起きにくい排水性に優れた燃料電池とするにあっては、得られた膜電極接合体の第1の電極触媒層をアノード側に配置することが好ましい。
次に、本発明の逐次積層型MEAを用いた固体高分子形燃料電池について説明する。
図2に本発明の固体高分子形燃料電池の分解模式図を示した。本発明の固体高分子形燃料電池であっては、膜電極接合体Aの第1の電極触媒層2および第2の電極触媒層3と対向して空気極側ガス拡散層4および燃料極側ガス拡散層5が配置される。これによりそれぞれの空気極(カソード)6及び燃料極(アノード)7が構成される。そしてガス流通用のガス流路8を備え、相対する主面に冷却水流通用の冷却水路9を備えた導電性でかつ不透過性の材料よりなる1組のセパレータ10が配置される。燃料極7側のセパレータ10のガス流路8からは、酸化剤ガスとして、例えば酸素を含むガスが供給される。そして、燃料ガスの水素と酸素ガスとを触媒の存在下で電極反応させることにより、燃料極7と空気極6の間に起電力を生じることができる。
図2に示した固体高分子形燃料電池は一組のセパレータ10に固体高分子電解質層1、第1の電極触媒層2および第2の電極触媒層3、空気極側ガス拡散層4および燃料極側ガス拡散層5が挟持された、いわゆる単セル構造の固体高分子形燃料電池であるが、本発明にあっては、セパレータ10を介して複数のセルを積層して燃料電池とすることができる。
また、ガス拡散層としては、ガス拡散性と導電性とを有する材質のものを用いることができる。具体的にはガス拡散層としてはカーボンクロス、カーボンペーパ、不織布などのポーラスカーボン材を用いることができる。ガス拡散層は基材として用いることもできる。このとき、接合工程後にガス拡散層である基材を剥離する必要は無い。
また、ガス拡散層を基材として用いる場合には、触媒インクを塗布する前に、予め、ガス拡散層上に目処め層を形成させてもよい。目処め層は、触媒インクがガス拡散層の中に染み込むことを防止する層であり、触媒インクの塗布量が少ない場合でも目処め層上に堆積して三相界面を形成する。このような目処め層は、例えばフッ素系樹脂溶液にカーボン粒子を分散させ、フッ素系樹脂の融点以上の温度で焼結させることにより形成することはできる。フッ素系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等が利用できる。
また、セパレータとしては、カーボンタイプあるいは金属タイプのもの等を用いることができる。なお、ガス拡散層とセパレータは一体構造となっていても構わない。また、セパレータもしくは電極触媒層が、ガス拡散層の機能を果たす場合にはガス拡散層は省略されていても構わない。
以下、本発明の実施の形態に係る実施例をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(触媒インクの作製)
白金担持カーボン触媒と、20質量%高分子電解質溶液(ナフィオン:登録商標、Dupont社製)を溶媒中で混合し、遊星型ボールミルで分散処理を行った。ボールミルのポット、ボールにはジルコニア製のものを用いた。出発原料の組成比を白金担持カーボンと高分子電解質(ナフィオン:商標登録、Dupont社製)の質量比で2:1とした触媒インクを調整した。溶媒は水、エタノール、メタノールを体積比で1:1:1とした。
第1の触媒インクの固形分含有量は10質量%とした。ギャップが125μmのアプリケータを用い、ポリテトラフルオロエチレンフィルム基材に対し塗布した後、50℃にて乾燥させた。含有溶媒量が3%となるまでの時間は500秒であった。このときのPeは、210である。
ギャップが280μmのアプリケータを用いて第1の電極触媒層塗布後のポリテトラフルオロエチレンフィルム基材上に高分子電解質溶液を塗布し、乾燥させて高分子電解質層を作製した。
次に、第2の触媒インクの固形分含有量は8質量%とした。第2の電極触媒層のウェット膜厚が140μmとなるようにアプリケータを用いてポリテトラフルオロエチレンフィルム基材に対し塗布した後、60℃にて乾燥さることで第2の電極触媒層を作製した。含有溶媒量が3%となるまでの時間は300秒であった。このときのPeは、493である。図3は、このときの第2の電極触媒層の断面の顕微鏡写真である。
(比較例)
次に、比較例について説明する。
(触媒インクの作製)
白金担持カーボン触媒と、20質量%高分子電解質溶液(ナフィオン:登録商標、Dupont社製)を溶媒中で混合し、遊星型ボールミルで分散処理を行った。ボールミルのポット、ボールにはジルコニア製のものを用いた。出発原料の組成比を白金担持カーボンと高分子電解質(ナフィオン:商標登録、Dupont社製)の質量比で2:1とした触媒インクを調整した。溶媒は水、エタノール、メタノールを体積比で1:1:1とした。
第1の触媒インクの固形分含有量は8質量%とした。ギャップが140μmのアプリケータを用いて、ポリテトラフルオロエチレンフィルム基材に対し塗布した後、80℃にて乾燥させた。含有溶媒量が3%となるまでの時間は150秒であった。このときのPeは、930である。
ギャップが280μmのアプリケータを用いて第1の触媒層塗布後のポリテトラフルオロエチレンフィルム基材上に高分子電解質溶液を塗布し、乾燥させ高分子電解質層を作製した。
次に第2の触媒インクの固形分含有量は14質量%とした。第2の電極触媒層のウェット膜厚が150μmとなるようにアプリケータを用い、ポリテトラフルオロエチレンフィルム基材に対し塗布した後、100℃にて乾燥させた。含有溶媒量が3%となるまでの時間は75秒であった。このときのPeは、1788である。図4は、このときの第2の電極触媒層の断面の顕微鏡写真である。
図3及び図4を比較すると、実施例の場合、図3において、電極触媒層は均一な細孔が全体に行き渡っているのが観察される。一方、比較例の場合は、図4に示す通り、細孔が不均一であり1〜3μm以上の比較的大きい細孔が観察された。
上記のようにして作製した実施例及び比較例の膜電極接合体を、第1の電極触媒層をアノードに用い、それぞれ電流電圧測定をおこなった。セル温度80℃水素流量200ml/min、酸素流量100ml/min、加湿条件はアノードカソードともに80℃(フル加湿)で測定した。このとき、フラッディングが始まるときの電圧は、実施例が0.45Vであったのに対し、比較例は0.6Vであった。
本実施例のように、本発明は、第1の電極触媒層をアノードに用いることにより、ガス拡散性及び排水性の高い膜電極接合体を高い製造効率で作製することができる。
本発明は、電気自動車、携帯電話、自動販売機、水中ロボット、潜水艦、宇宙船、水中航走体、水中基地用電源等に用いる固体高分子形燃料電池に利用できる。
本発明の膜電極接合体(MEA)の製造方法の説明図である。 本発明の固体高分子形燃料電池の分解模式図である。 実施例で得られた膜電極接合体の第2の電極触媒層の断面の顕微鏡写真である。 比較例で得られた膜電極接合体の第2の電極触媒層の断面の顕微鏡写真である。
符号の説明
1 高分子電解質層
1´´ 電解質インク
1´ 第2の塗膜
2 第1の電極触媒層
2´´ 第1の触媒インク
2´ 第1の塗膜
3 第2の電極触媒層
3´´ 第2の触媒インク
3´ 第3の塗膜
A 膜電極接合体
S 基材
4 空気極側ガス拡散層
5 燃料極側ガス拡散層
6 空気極(カソード)
7 燃料極(アノード)
8 ガス流路
9 冷却水路
10 セパレータ

Claims (5)

  1. 高分子電解質層の両面を電極触媒層で狭持した膜電極接合体の製造方法であって、
    基材上に、第1の触媒担持粒子と第1の高分子電解質と第1の溶媒とを含む第1の触媒インクを塗布して形成した第1の塗膜を、ペクレ数Peが、1≦Pe≦500である乾燥条件で、前記第1の溶媒を除去することにより、第1の電極触媒層を形成し、
    前記第1の電極触媒層上に、第2の高分子電解質と第2の溶媒とを含む電解質インクを塗布して形成した第2の塗膜中の前記第2の溶媒を除去することにより、高分子電解質層を形成し、
    前記高分子電解質層上に、第2の触媒担持粒子と第3の高分子電解質と第3の溶媒とを含む第2の触媒インクを塗布して形成した第3の塗膜中の前記第3の溶媒を除去することにより、第2の電極触媒層を形成することを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  2. 前記第2の触媒インクを塗布して形成した前記第3の塗膜の乾燥条件は、ペクレ数Peが、100≦Pe≦1000であることを特徴とする請求項1に記載の膜電極接合体の製造方法。
  3. 前記第1の高分子電解質と、前記第2の高分子電解質と、前記第3の高分子電解質とが同一の材料を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の膜電極接合体の製造方法。
  4. 請求項1乃至3に記載の何れかの製造方法により製造されたことを特徴とする膜電極接合体。
  5. 請求項4に記載の膜電極接合体が一対のガス拡散層で狭持され、さらに、前記一対のガス拡散層は一対のセパレータで狭持されていることを特徴とする固体高分子形燃料電池。
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