JP2010079820A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010079820A
JP2010079820A JP2008250306A JP2008250306A JP2010079820A JP 2010079820 A JP2010079820 A JP 2010079820A JP 2008250306 A JP2008250306 A JP 2008250306A JP 2008250306 A JP2008250306 A JP 2008250306A JP 2010079820 A JP2010079820 A JP 2010079820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
substrate processing
processing apparatus
substrate
recipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008250306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5270285B2 (ja
Inventor
Keiryu Shu
景龍 周
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008250306A priority Critical patent/JP5270285B2/ja
Publication of JP2010079820A publication Critical patent/JP2010079820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5270285B2 publication Critical patent/JP5270285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】複数の処理ユニットにより基板に対して処理を実行する場合において、各基板の処理状況および各処理ユニットにおける処理状況を容易に把握でき基板処理装置を提供する。
【解決手段】ガントチャート85cは、各処理ユニットにおいてロット単位の基板に実行される処理のスケジュールを、時間軸ta方向に延びる複数の帯グラフ90として表示したものである。各帯グラフ90は、対応する処理ユニット毎に、時間軸ta方向に沿って配置される。また、各帯グラフ90は、上段帯グラフ91と下段帯グラフ92を有している。上段帯グラフ91上には、処理対象となるロットの識別情報が表示される。下段帯グラフ92は、基板処理を構成する工程のスケジュールを各工程毎に示す。これにより、使用者は、各ロットに対して実行される基板処理の流れと、各処理ユニットで実行される工程のスケジュールと、を表示部85aの表示から容易に把握できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に対して処理を施す基板処理装置に関するもので、特に、各基板に対して実行される処理の流れを表示する技術に関する
従来より、複数の生産ラインで生産される製品あるいは部品の生産スケジュールを、ガントチャートを使用して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1および2)。
特開2006−040211号公報 特開平05−120296号公報
しかし、特許文献1および2のガントチャートからは、各生産ラインでどのような組立処理が実行されているかを把握することができない。また、各生産ラインで実行される組立処理の処理状況を確認する場合、装置のオペレータは、ガントチャートが表示されている画面を別の画面に切り替えて、対象となる組立処理に関する情報を表示させることが必要となる。
したがって、複数の生産ラインのうちのいずれかで、組立処理が正常に実行されず、その生産ラインで不具合が生じた場合において、どの組立処理が正常に実行されなかったかを確認するためには、ガントチャートとは別の画面を表示させ、不具合の原因となった組立処理を特定することが必要となる。すなわち、従来のガントチャートを使用して生産ラインの不具合を特定する場合、オペレータの作業負担が増大するという問題が生ずる。
そして、この問題は、複数の処理ユニットにより基板に対して処理を実行する基板処理装置において、不具合の原因となった基板処理工程を特定する場合にも、同様に生ずる。
そこで、本発明では、複数の処理ユニットにより基板に対して処理を実行する場合において、各基板の処理状況および各処理ユニットにおける処理状況を容易に把握でき基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板処理装置において、基板に対して処理を実行する複数の処理ユニットと、各処理ユニットにおいて基板に実行される処理のスケジュールを、時間軸方向に延びる図形要素として作成する作成部と、前記作成部により作成された図形要素を画面に表示する表示部とを備え、前記作成部は、基板の識別情報を示す第1図形要素と、基板に実行される処理を構成する工程のスケジュールを、各工程毎に示す第2図形要素とを有する前記図形要素を、作成するとともに、前記図形要素が対応する処理ユニット毎に前記時間方向に沿って配置されるように、各図形要素の配置を決定することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の基板処理装置において、前記工程の計時結果が許容範囲内となるか否かを判定する第1判定部、をさらに備え、前記作成部は、前記第1判定部により前記計時結果が許容範囲外となると判定される場合、対応する前記図形要素に第1告知要素を付加し、前記表示部は、前記第1告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の基板処理装置において、前記作成部は、前記図形要素のうち、少なくとも前記第2図形要素に前記第1告知要素を付加することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項2に記載の基板処理装置において、前記作成部は、前記第1および第2図形要素のそれぞれに前記第1告知要素を付加することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載の基板処理装置において、前記第1告知要素が付加されている前記第2図形要素が、操作部からの第1指定動作により指定された場合、前記記憶部に記憶されている複数の実行タイミング関連情報から、指定された前記第2図形要素に対応する第1関連情報を抽出する第1抽出部、をさらに備え、前記作成部は、前記第1抽出部により抽出された前記第1関連情報を配置するための第1表示領域を、さらに作成し、前記表示部は、前記第1指定動作に応じて、前記作成部により作成された前記第1表示領域をさらに表示することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、前記工程の実行にともなって動作する機器の実行パラメータについて、該実行パラメータの計測結果が、警告範囲内となるか否かを判定する第2判定部、をさらに備え、前記作成部は、前記第2判定部により前記計測結果が前記警告範囲内となると判定される場合、対応する前記図形要素に第2告知要素を付加し、前記表示部は、前記第2告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、前記工程の実行にともなって動作する機器の実行パラメータについて、該実行パラメータの計測結果が、異常範囲内となるか否かを判定する第2判定部、をさらに備え、前記作成部は、前記第2判定部により前記計測結果が前記異常範囲内となると判定される場合、対応する前記図形要素に第2告知要素を付加し、前記表示部は、前記第2告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項6または請求項7に記載の基板処理装置において、前記作成部は、前記図形要素のうち、少なくとも、対応する前記第2図形要素に前記第2告知要素を付加することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項6または請求項7に記載の基板処理装置において、前記作成部は、前記第1および第2図形要素に前記第2告知要素を付加することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項8または請求項9に記載の基板処理装置において、前記第2告知要素が付加されている前記第2図形要素が操作部からの第2指定動作により指定された場合、前記記憶部に記憶されている複数の実行パラメータ関連情報から、指定された前記第2図形要素に対応する第2関連情報を抽出する第2抽出部、をさらに備え、前記作成部は、前記第2抽出部により抽出された前記第2関連情報を配置するための第2表示領域を、さらに作成し、前記表示部は、前記第2指定動作に応じて、前記作成部により作成された前記第2表示領域をさらに表示することを特徴とする。
請求項1ないし請求項10に記載の発明によれば、各処理ユニットで実行される基板処理のスケジュールは、時間軸方向に延びる図形要素として表示部に表示される。また、各図形要素は、対応する処理ユニット毎に配置されており、基板の識別情報を示す第1図形要素と、処理を構成する工程のスケジュールを各工程毎に示す第2図形要素と、を有している。
これにより、基板処理装置の使用者は、表示部に表示されている複数の図形要素から、同一の識別情報を有する図形要素を見出すことによって、処理ユニットを跨って処理される基板の処理状況を容易に把握できる。また、基板処理装置の使用者は、処理ユニット毎に配置されている複数の図形要素を確認することによって、各処理ユニットにおける処理状況を容易に把握できる。
このように、請求項1ないし請求項10に記載の発明によれば、基板処理装置の使用者は、各基板に対して実行される処理の流れと、各処理ユニットで実行される工程のスケジュールと、を同時に把握できる。
特に、請求項2ないし請求項4に記載の発明によれば、工程の計時結果が許容範囲外となると判定される場合、この工程に対応する図形要素に第1告知要素が付加される。そのため、基板処理装置の使用者は、第1告知要素の有無を判断することによって、各工程が設定されたスケジュール通りに正常に実行されたか否かを容易に把握できる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、第1告知要素が付加されている図形要素が指定されると、指定された図形要素に応じた実行タイミング関連情報(第1関連情報)が、抽出され、表示部の画面にさらに表示される。そのため、基板処理装置の使用者は、工程の計時結果が許容範囲外となった工程の詳細な情報を容易に確認できる。
特に、請求項6ないし請求項9に記載の発明によれば、実行パラメータの計測結果が警告範囲内または異常範囲内となる場合、この工程に対応する図形要素に第2告知要素が付加される。そのため、基板処理装置の使用者は、第2告知要素の有無を判断することによって、各工程が実行パラメータの設定値にしたがって正常に実行されたか否かを容易に把握できる。
特に、請求項10に記載の発明によれば、第2告知要素が付加されている図形要素が指定されると、指定された図形要素に応じた実行パラメータ関連情報(第2関連情報)が、抽出され、表示部の画面にさらに表示される。そのため、基板処理装置の使用者は、実行パラメータの計測結果が許容範囲外(例えば、警告範囲内または異常範囲内)となった工程の詳細な情報を容易に確認できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.基板処理装置の全体構成>
図1は、本発明の実施の形態における基板処理装置1の全体構成の一例を示す図である。ここで、基板処理装置1は、いわゆるバッチ式の装置であり、貯留された薬液または純水(以下、「処理液」とも称する)に同一ロットに属する複数の基板を浸漬させることによって、各基板に一括して基板処理を施す。図1に示すように、基板処理装置1は、主として、複数の処理ユニット10(10a、10b)、100と、搬送ロボット15と、制御ユニット80と、表示部85aと、操作部87と、を有している。
搬送ロボット15は、複数の基板Wを把持しつつ各処理ユニット10(10a、10b)、100との間で基板Wの受け渡しを実行する搬送機構である。図1に示すように、搬送ロボット15は、各処理ユニット10(10a、10b)、100の上方を、各処理ユニット10(10a、10b)、100の配置方向(矢印AR1方向)に沿って移動する。
薬液処理ユニット10(10a、10b)は、単一の処理槽30内で、各種の薬液による薬液処理や純水による水洗処理を実行する多機能処理ユニットである。図1に示すように、薬液処理ユニット10(10a、10b)は、主として、外槽20と、処理槽30と、リフター31と、供給管50と、循環路61と、排液管66、71と、を有している。
なお、図1に示すように、薬液処理ユニット10a、10bは、処理槽30に供給可能な薬液が相違する点(薬液処理ユニット10aは薬液C1、C2を、薬液処理ユニット10bは薬液C3、C4を、それぞれ供給可能)を除いては、同様なハードウェア構成を有している。そこで、以下では、主として、薬液処理ユニット10aについて説明する。
外槽20は、処理槽30の上端付近を囲繞するように設けられた回収部である。処理槽30の上端部から溢れ出た処理液は、外槽20にて回収される。処理槽30は、薬液C1、C2(薬液処理ユニット10bの場合、薬液C3、C4)、または純水W1を貯留する貯留槽である。これにより、同一ロットに属する複数の基板W(基板群)が、処理槽30内の処理液に浸漬されると、ロット単位で薬液処理または水洗処理が実行される。
リフター31は、処理槽30の上方の基板受渡位置と、処理槽30内の処理液に基板Wを浸漬させる浸漬位置と、の間で昇降自在とされた昇降機構である。また、複数(本実施の形態では3本)の保持棒32は、リフター31の下端付近に取り付けられており、紙面鉛直方向に延びる棒状体である。各保持棒32には、複数の保持溝(図示省略)が設けられている。各基板Wの外縁部が対応する保持溝に嵌め込まれることによって、各基板Wは、保持棒32に対して起立姿勢で保持される。
したがって、リフター31が基板受渡位置まで上昇させられると、保持棒32と搬送ロボット15との間で基板Wの受け渡しが行われる。一方、保持棒32に基板Wが保持された状態で、リフター31が浸漬位置まで下降させられると、基板Wには薬液処理または水洗処理が実行される。
供給管50は、処理槽30の底部側と連通する配管である。供給管50は、バルブ51〜53の開閉状態によって、薬液C1、C2(薬液処理ユニット10bの場合は薬液C3、C4)、および純水W1のいずれかを、選択的に処理槽30内に供給する。例えば、バルブ51が開放され、バルブ52、53が閉鎖されると、処理槽30には薬液C1が供給される。
温調部54は、バルブ52および供給管50を介して処理槽30に供給される薬液C2(薬液処理ユニット10bの場合は薬液C4)を所望の液温に温調する。したがって、処理槽30には、所望温度に維持された薬液C2(薬液処理ユニット10bの場合には薬液C4)が供給される。
循環路61は、外槽20で回収された処理液を処理槽30に循環供給する配管である。図1に示すように、循環路61の一端部は外槽20の底部側と、他端部は処理槽30の底部側と、それぞれ連通している。また、循環路61には、外槽20側から処理槽30側に向かって、バルブ62、ポンプ63、およびフィルタ64がこの順番に設けられている。
排液管66は、外槽20で回収された処理液を排液ドレインに排出する配管である。図1に示すように、排液管66の一端部は循環路61と、他端部は排液ドレイン側と、それぞれ連通している。
したがって、本実施の形態では、バルブ62、バルブ67の開閉状態を制御することによって、処理槽30への循環供給と、排液ドレイン側への排出と、を切り替えることができる。例えば、バルブ62が開放され、バルブ67が閉鎖されるとともに、ポンプ63が動作させられると、外槽20で回収された処理液は、循環路61を介して処理槽30内に循環供給される。一方、バルブ62が閉鎖され、バルブ67が開放されると、外槽20で回収された処理液は、排液ドレインに排出される。
ここで、図1に示すように、循環路61を介して処理槽30に供給される処理液は、フィルタ64を通過する。そのため、循環供給される処理液に含まれるパーティクル等の不純物は、フィルタ64により濾過され、除去される。
排液管71は、処理槽30に貯留されている処理液を排液ドレイン側に排出する配管である。バルブ72が開放状態とされると、処理槽30内の処理液は排液ドレイン側に排出される。
純水処理ユニット100は、処理槽130内に貯留された純水により水洗処理を実行する水洗ユニットである。図1に示すように、純水処理ユニット100は、主として、外槽120と、処理槽130と、リフター131と、供給管150と、排液管166、171と、を有している。
外槽120は、処理槽130の上端付近を囲繞するように設けられた回収部である。処理槽130の上端部から溢れ出た純水は、外槽120にて回収される。処理槽130は、純水W1を貯留する純水槽である。同一ロットに属する複数の基板Wが、処理槽130内の純水に浸漬されると、ロット単位で水洗処理が実行される。
リフター131は、リフター31と同様に、処理槽130の上方の基板受渡位置と、処理槽130内の純水に基板Wを浸漬させる浸漬位置と、の間で昇降自在とされた昇降機構である。また、複数(本実施の形態では3本)の保持棒132は、リフター131の下端付近に取り付けられており、紙面鉛直方向に延びる棒状体である。保持棒132は、保持棒32と同様に、各基板Wを起立姿勢にて保持する。
したがって、リフター131が基板受渡位置まで上昇させられると、保持棒132と搬送ロボット15との間で基板Wの受け渡しが行われる。一方、保持棒132に基板Wが保持された状態で、リフター131が浸漬位置まで下降させられると、基板Wには純水による水洗処理が行われる。
供給管150は、図1に示すように、処理槽130の底部側と連通する配管である。バルブ153が開放されると、供給管150は、処理槽130内に純水W1を供給する。排液管166は、外槽120で回収された純水を排液ドレインに排出する配管である。図1に示すように、排液管166の一端部は外槽120の底部側と、他端部は排液ドレイン側と、それぞれ連通している。したがって、バルブ167が開放されると、外槽120で回収された純水は、排液ドレインに排出される。排液管171は、処理槽130に貯留されている純水を排液ドレイン側に排出する配管である。したがって、バルブ172が開放状態とされると、処理槽130内の純水は排液ドレイン側に排出される。
制御ユニット80は、各構成要素の動作制御(例えば、搬送ロボット15の移動制御、リフター31、131の昇降制御、バルブ51〜53、62、67、72、153、167、172の開閉制御、および温調部54による液温制御等)や、データ演算を実現する。なお、制御ユニット80の詳細な構成については後述する。
表示部85aは、いわゆる液晶ディスプレイにより構成されており、制御ユニット80から送信される映像信号に基づいて画面内に文字や図形を表示する。操作部87は、いわゆるキーボードやマウスによって構成される入力部である。基板処理装置1の使用者(以下、単に、「使用者」とも呼ぶ)は、表示部85aの表示内容に基づいた入力作業を行うことによって、基板処理装置1に対して所定の動作を実行させることができる。
なお、表示部85aとしては、指や専用のペンで画面に触れることにより、画面上の位置を指定することができる「タッチパネル」機能を有するものが使用されても良い。これにより、使用者は、表示部85aに表示された内容に基づき、表示部85aの「タッチパネル」機能を使用した指示を行うことによって、基板処理装置1に対して所定の動作を実行させることができる。この場合、表示部85aは、表示機能だけでなく、操作部と同様な入力機能をも実現でき、入力部としても使用される。
<2.制御ユニットの構成>
図2は、制御ユニット80の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、制御ユニット80は、主として、RAM81と、ROM82と、大容量記憶部83と、CPU84と、表示処理部85と、入出力部86と、を有している。ここで、RAM81、ROM82、大容量記憶部83、CPU84、表示処理部85、および入出力部86のそれぞれは、信号線88を介して電気的に接続されている。
RAM(Random Access Memory)81は、揮発性の記憶部であり、例えば、CPU84の演算で使用されるデータが格納されている。ROM(Read Only Memory)82は、いわゆる不揮発性の記憶部であり、例えば、プログラム82aが格納されている。なお、ROM82としては、読み書き自在の不揮発性メモリであるフラッシュメモリが使用されてもよい。
大容量記憶部83は、シリコンディスクドライブやハードディスクドライブ等のようにRAM81と比較して記憶容量の大きな素子により構成された記憶部であり、必要に応じてRAM81との間でデータの授受を行う。また、図2に示すように、大容量記憶部83は、レシピテーブル83a、子レシピテーブル83b、計時結果格納テーブル83c、および実行パラメータ格納テーブル83dの各テーブルを記憶可能とされている。なお、各テーブル83a〜83dの詳細については、後述する。
CPU(Central Processing Unit)84は、ROM82のプログラム82aに従った動作制御やデータ処理を実行する。また、図2中のCPU84内に記載されているブロック(それぞれ符号84a〜84fが付与されている)に対応する演算機能は、CPU84により実現される。なお、各ブロック84a〜84fに対応する演算機能については後述する。
表示処理部85は、いわゆるビデオコントローラにより構成されており、信号線85bを介して表示部85aと電気的に接続されている。表示処理部85は、描画処理を実行することにより表示部85aの画面に文字や図形等を表示させる。
入出力部86は、いわゆるI/Oポート(Input/Output Port)により構成されており、信号線86aを介して制御ユニット80外の機器(例えば、搬送ロボット15、リフター31、温調部54、操作部87等)と電気的に接続されている。したがって、入出力部86は、制御ユニット80と外部機器との間で授受されるデータの入出力に使用される。
<3.各テーブルのデータ構成>
図3ないし図6は、それぞれレシピテーブル83a、子レシピテーブル83b、計時結果格納テーブル83c、および実行パラメータ格納テーブル83dのデータ構造の一例を示す図である。ここでは、大容量記憶部83に記憶されている各テーブル83a〜83dのデータ構造について説明する。
レシピテーブル83aは、各処理ユニット10(10a、10b)、100で実行される基板処理のスケジュールに関連するデータを、基板処理の実行に先立って予め格納したものである。図3に示すように、レシピテーブル83aは、主として、「レシピNO」、「ユニット名」、「基板識別NO」、「基板識別名」、「開始時刻」、「終了時刻」、および「子レシピNO」の各フィールド(列)を有している。
「レシピNO」フィールドには、レシピテーブル83aに登録されている各レコード(各行)を一意に識別するための値が格納されている。すなわち、レシピテーブル83aの各レコードについて、「レシピNO」に格納されている値が検索されることによって、所望の基板処理に対応するレコードが抽出される。
ここで、「レシピNO」で指定される各基板処理は、1または複数の工程を有している。例えば、「レシピNO」で指定される基板処理が純水処理ユニット100(図1参照)で実行される「水洗処理」の場合、この基板処理には、工程の1つとして「処理槽130に純水を供給する工程」が含まれる。
「ユニット名」フィールドには、基板処理が実行される処理ユニットの名称が文字列データとして格納されている。また、「基板識別NO」フィールドには、各処理ユニット10(10a、10b)、100で処理されるロットを一意に識別するための値が格納されている。また、「基板識別名」フィールドには、「基板識別NO」で指定される各ロットの名称が文字列データとして格納されている。
「開始時刻」および「終了時刻」フィールドには、「基板識別NO」で指定されるロットが「ユニット名」で指定される処理ユニットで処理される場合において、その処理の開始時刻および終了時刻が格納されている。したがって、各基板処理のスケジュールは、レシピテーブル83aに予め格納された「開始時刻」および「終了時刻」により把握できる。また、「子レシピNO」フィールドには、子レシピテーブル83bの「子レシピNO」フィールドに格納されている値のうち、いずれかの値が格納されている。
子レシピテーブル83bは、各基板処理を構成する工程のスケジュールに関連するデータを、基板処理の実行に先立って予め格納したものである。図4に示すように、子レシピテーブル83bは、主として、「子レシピNO」、「子レシピ名」、「開始時刻」、「終了時刻」、「パラメータ名」、「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、「警告上限値」の各フィールドを有している。
「子レシピNO」フィールドには、子レシピテーブル83bに登録されている各レコードを一意に識別するための値が格納されている。また、「子レシピ名」フィールドには、「子レシピNO」で指定される工程の名称が文字列データとして格納されている。
「開始時刻」および「終了時刻」フィールドには、「子レシピNO」で指定される工程の開始時刻および終了時刻が格納されている。したがって、各工程のスケジュールは、子レシピテーブル83bに予め格納された「開始時刻」および「終了時刻」により把握できる。
「パラメータ名」には、「子レシピNO」で指定される着目工程について、この着目工程の実行にともなって動作する基板処理装置1の構成要素(例えば、バルブ51や温調部54等の機器)の実行パラメータの名称が、文字列データとして格納されている。
ここで、実行パラメータとは、基板処理装置1を構成する機器の動作を設定するパラメータである。例えば、温調部54(図1参照)については、「薬液温度」が実行パラメータの1つとして設定される。
「許容下限値」および「許容上限値」フィールドには、「パラメータ名」で指定される実行パラメータの「実測値」について、この「実測値」の許容範囲を規定する下限値および上限値が格納されている。したがって、実行パラメータの「実測値」が許容範囲内(「許容下限値」≦「実測値」≦「許容上限値」)となる場合、この実行パラメータに対応する機器が正常に動作しており、この実行パラメータに対応する工程が正常に実行されていると判断される。
「警告下限値」および「警告上限値」フィールドには、「パラメータ名」で指定される実行パラメータの「実測値」について、この「実測値」の警告範囲および異常範囲を規定する値が格納されている。
ここで、警告範囲は、「許容上限値」<「実測値」≦「警告上限値」、または「警告下限値」≦「実測値」<「許容下限値」のように表される。実行パラメータの「実測値」が警告範囲内となる場合、使用者は、対応する工程が警告状態となっていると判断できる。
そして、使用者は、基板の処理不良が発生していると判断して、この工程を停止させ、この工程の対象となっていたロットを処理ユニットから取り除く作業を行っても良い。一方、警告範囲は後述する異常範囲には含まれないため、使用者は、警告状態となっている工程および以降の工程を続行させても良い。また、使用者は、警告状態となっている工程を続行させる、させない、に関わらず、警告の原因となった機器の調整や交換等のメンテナンス作業を行っても良い。
また、異常範囲は、「警告上限値」<「実測値」、または「実測値」<「警告下限値」のように表される。実行パラメータの「実測値」が異常範囲内となる場合、使用者は、対応する工程で異常が発生していると判断できる。
そして、使用者は、基板の処理不良が発生していると判断して、この工程を停止させ、この工程の対象となっていたロットを処理ユニットから取り除く作業を行っても良い。また、使用者は、異常の原因となった機器の調整や交換等のメンテナンス作業を行っても良い。
ここで、上述のように、レシピテーブル83aの「子レシピNO」フィールドには、子レシピテーブル83bの「子レシピNO」フィールドに格納されている値のうちのいずれかの値が格納されており、両テーブル83a、83bの「子レシピNO」フィールドは関連付けられている。
したがって、着目基板処理の「レシピNO」が分かると、レシピテーブル83aから着目基板処理に対応するレコードを抽出し、抽出されたレコードから着目基板処理を構成する工程の「子レシピNO」を取得できる。そして、取得された「子レシピNO」と同一値となるレコードを子レシピテーブル83bから抽出することによって、着目基板処理を構成する各工程のスケジュールを取得できる。
計時結果格納テーブル83cは、実際に実行された工程の実行タイミングを格納したものである。図5に示すように、計時結果格納テーブル83cは、主として、「実行タイミング格納ID」、「子レシピNO」、「開始時刻」、および「終了時刻」の各フィールドを有している。
「実行タイミング格納ID」フィールドには、計時結果格納テーブル83cに登録されている各レコードを一意に識別するための値が格納されている。また、「子レシピNO」フィールドには、子レシピテーブル83bの「子レシピNO」フィールドに格納されている値のうち、いずれかの値が格納されており、両テーブル83b、83cの「子レシピNO」フィールドは、関連付けられている。さらに、「開始時刻」および「終了時刻」フィールドには、対応する工程が実際に開始された時刻、および終了した時刻と、が格納されている。
したがって、着目工程の「子レシピNO」が分かると、この「子レシピNO」と同一値となるレコードを計時結果格納テーブル83cから抽出することによって、着目工程の実行タイミング(すなわち、計時結果格納テーブル83cの「開始時刻」および「終了時刻」)を取得できる。
実行パラメータ格納テーブル83dは、各工程に対応して設定されている実行パラメータの計測結果(実測値)を格納したものである。図6に示すように、実行パラメータ格納テーブル83dは、主として、「実行パラメータ格納ID」、「子レシピNO」、「時刻」、「パラメータ名」、および「パラメータ値」の各フィールドを有している。
「実行パラメータ格納ID」フィールドには、実行パラメータ格納テーブル83dに登録されている各レコードを一意に識別するための値が格納されている。また、「子レシピNO」フィールドには、計時結果格納テーブル83cと同様に、子レシピテーブル83bの「子レシピNO」に格納されている値のうち、いずれかの値が格納されており、両テーブル83b、83dの「子レシピNO」フィールドは関連づけられている。
「時刻」フィールドには、「子レシピNO」で指定される工程において、実行パラメータの計測結果が警告範囲または異常範囲となった時刻が格納されている。また、「パラメータ名」には、警告範囲または異常範囲となった実行パラメータの名称が格納される。さらに、「パラメータ値」には、警告範囲または異常範囲となった実行パラメータの計測結果が格納される。
したがって、着目工程の「子レシピNO」が分かると、この「子レシピNO」と同一値となるレコードを実行パラメータ格納テーブル83dから抽出することによって、着目工程が警告状態となったり着目工程で異常が発生した時刻、並びに、警告または異常となった実行パラメータの名称および計測結果を取得できる。
<4.CPUの機能構成>
ここでは、CPU84(図2参照)により実現される演算機能について説明する。なお、図2において、CPU84で実現される演算機能は、CPU84内のブロック84a〜84fとして図示されている。
計時結果格納処理部84aは、各薬液処理ユニット10(10a、10b)、100で各工程が実行される毎に、各工程の計時結果に関する情報を計時結果格納テーブル83cに登録する。
具体的には、「子レシピNO」で指定される着目工程が実行されると、計時結果格納処理部84aは、計時結果格納テーブル83cに新たなレコードを追加する。そして、計時結果格納処理部84aは、着目工程を一意に識別するための値と、工程が実際に開始および終了された時刻とを、計時結果格納テーブル83cに追加されたレコードの「子レシピNO」、「開始時刻」、および「終了時刻」の各フィールドに格納する。
実行パラメータ格納処理部84bは、着目工程が警告状態となったり、着目工程で異常が発生した場合において、この警告状態または異常発生に関連する情報を実行パラメータ格納テーブル83dに登録する。
具体的には、着目工程が警告状態となったり、着目工程で異常が発生すると、実行パラメータ格納処理部84bは、実行パラメータ格納テーブル83dに新たなレコードを追加する。そして、実行パラメータ格納処理部84bは、追加されたレコードの「子レシピNO」フィールドに着目工程を一意に識別するための値を、「時刻」フィールドに警告状態となった時刻、または異常が発生した時刻を、「パラメータ名」フィールドに警告状態または異常の原因となった構成要素の実行パラメータの名称を、「パラメータ値」フィールドに「パラメータ名」で指定される実行パラメータの計測結果を、それぞれ格納する。
タイミング判定部84c(第1判定部)は、子レシピテーブル83bに格納されている着目工程のスケジュール(具体的には、子レシピテーブル83bの「開始時刻」および「終了時刻」の値が対応)と、実際に実行した場合における着目工程の計時結果(具体的には、計時結果格納テーブル83cの「開始時刻」および「終了時刻」の値が対応)と、を比較し、各工程の計時結果が許容範囲内となるか否かを判定する。
例えば、タイミング判定部84cは、子レシピテーブル83bの「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値(所要時間の設定値)と、計時結果格納テーブル83cの「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値(所要時間の計時結果)と、をそれぞれ演算する。
そして、所要時間の計測結果から設定値を減じた値が許容範囲内となる場合、着目工程が正しいタイミングで実行されているものと判断する。一方、所要時間の計測結果から設定値を減じた値が許容範囲外となる(例えば、所要時間が、不足または超過している)場合、タイミング判定部84cは、着目工程が、子レシピテーブル83bにより規定されているタイミングから離脱しており、正常に実行されていないと判断する。
パラメータ判定部84d(第2判定部)は、着目工程の実行にともなって動作する機器の実行パラメータについて、この実行パラメータの計測結果が、警告範囲内となるか否かの判定、および異常範囲内となるか否かの判定、を実行する。この判定は、上述のように、子レシピテーブル83bに格納されている「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、および「警告上限値」に基づいて判定される。
例えば、子レシピテーブル83bに登録されているレコードのうち、「子レシピNO」=「1101」となるレコードについて、「パラメータ名」には「薬液温度」が、「許容下限値」には「20」が、「許容上限値」には「30」が、「警告下限値」には「15」が、「警告上限値」には「35」が、それぞれ格納されている。
したがって、「子レシピNO」=「1101」で指定される工程において、「薬液温度」の計測結果が「25」、「32」、および「12」となる場合、計測結果は、それぞれ許容範囲内、警告範囲内、および異常範囲内であると判断される。
ガントチャート作成部84eは、各テーブル83a〜83dに格納されているデータに基づいて、各基板処理および各工程のスケジュールを表示するガントチャート(図7参照)を作成する。なお、ガントチャートの詳細な構成については、後述する。
詳細情報抽出部84fは、操作部87からの入力に従って着目工程が指定されると、実行タイミングに関する情報を取得するために、子レシピテーブル83bおよび計時結果格納テーブル83cに登録されている複数のレコードから、着目工程に対応するレコードを抽出する処理を実行する(第1抽出部に対応)。また、詳細情報抽出部84fは、指定された着目工程の実行パラメータに関する情報を取得するために、子レシピテーブル83bおよび実行パラメータ格納テーブル83dに登録されている複数のレコードから着目工程に対応するレコードを抽出する処理を実行する(第2抽出部に対応)。なお、着目工程の指定は、表示部85aのタッチパネル機能を使用することにより行われてもよい。
<5.ガントチャートの構成>
図7は、すべて基板処理および工程が正常に実行されている場合において、表示部85aに表示されるガントチャート85cの一例を示す図である。ここでは、図7を参照しつつ、本実施の形態のガントチャート85cの構成について説明する。
ガントチャート85cは、図7に示すように、各処理ユニット10(10a、10b)、100においてロット単位で実行される基板処理のスケジュールを、時間軸ta方向に延びる複数の帯グラフ90(90a〜90e)(図形要素)として、表示部85aの画面に表示したものである。
各帯グラフ90(90a〜90e)は、対応する処理ユニット毎に、時間軸ta方向に沿って配置される。例えば、同一の薬液処理ユニット10aで実行される基板処理の帯グラフ90a、90bは、図7に示すように、時間軸taに沿った一直線上に配置されている。
図7に示すように、各帯グラフ90(90a〜90e)は、上段帯グラフ91(91a〜91e)と、下段帯グラフ92(92a〜92h)と、を有している。なお、以下の説明では、帯グラフ90a〜90eを総称して帯グラフ90、上段帯グラフ91a〜91eを総称して上段帯グラフ91、下段帯グラフ92a〜92hを総称して下段帯グラフ92、とも呼ぶ。
上段帯グラフ91(第1図形要素)は、表示部85aの画面上に配置された矩形体であり、レシピテーブル83aから抽出されたレコードに基づいて作成される。すなわち、各上段帯グラフ91の配置および大きさは、レシピテーブル83aの「ユニット名」、「開始時刻」、および「終了時刻」に基づいて定められる。また、上段帯グラフ91上には、レシピテーブル83aの「基板識別名」に格納されている文字列データが、処理対象となるロットの識別情報として表示される。
例えば、「レシピNO」=「1100」のレコード(図3参照)は上段帯グラフ91aに対応する。また、上段帯グラフ91a上には、図7に示すように、レシピテーブル83aの「基板識別名」に格納されている「ロットA1」が表示される。なお、上段帯グラフ91に付与される各ロットの識別情報としては、レシピテーブル83aの「基板識別NO」が使用されてもよい。
下段帯グラフ92(第2図形要素)は、上段帯グラフ91と同様に、表示部85aの画面上に配置された矩形でり、対応する上段帯グラフ91の直下に配置される。下段帯グラフ92は、レシピテーブル83aおよび子レシピテーブル83bに基づいて作成される。
すなわち、レシピテーブル83aに登録されているレコードのうち、直上の上段帯グラフ91に対応するレコードから「子レシピNO」が取得される。続いて、取得された「子レシピNO」に対応するレコードが子レシピテーブル83bから抽出される。
そして、下段帯グラフ92の配置および大きさは、直上の上段帯グラフ91に対応するレコードの「ユニット名」と、子レシピテーブル83bから抽出されたレコードの「開始時刻」および「終了時刻」と、に基づいて、定められる。また、下段帯グラフ92上には、子レシピテーブル83bの「子レシピ名」に格納されている文字列が、各工程の識別情報として表示される。
例えば、「子レシピNO」=「1101」のレコード(図4参照)は上段帯グラフ91aの直下に表示される下段帯グラフ92aに対応する。また、下段帯グラフ92a上には、図7に示すように、子レシピテーブル83bの「子レシピ名」に格納されている「工程A11」が表示される。
このように、ガントチャート85cは、各処理ユニット10(10a、10b)、100においてロットで実行される処理のスケジュールを、時間軸ta方向に延びる複数の帯グラフ90として、表示部85aの同一画面内に表示したものである。また、各帯グラフ90は、対応する処理ユニット10(10a、10b)、100毎に、時間軸ta方向に沿って配置されている。さらに、各帯グラフ90は、対応する処理ユニットで基板処理されるロットの識別情報を示す上段帯グラフ91と、基板処理を構成する工程のスケジュールを各工程毎に示す下段帯グラフ92と、を有している。
これにより、使用者は、表示部85aに表示されている複数の帯グラフ90の中から、同一ロットが処理対象となっている帯グラフ90を見出すことによって、処理ユニットを跨って処理されるロットの処理状況(例えば、いつ、どの処理ユニットで、どのような工程が実行されたかということ)を容易に把握できる。また、使用者は、表示部85aに表示されている各帯グラフ90から、各薬液処理ユニット10(10a、10b)、100で実行される工程の実行状況を容易に把握できる。
したがって、使用者は、各ロットに対して実行される基板処理の流れと、各処理ユニット10(10a、10b)、100で実行される工程のスケジュールと、を表示部85aの表示から容易に把握できる。
<6.ガントチャートの作成手順>
図8は、着目工程が正常な実行タイミングから離脱している場合、および着目工程の実行パラメータの計測結果が警告または異常範囲内となる場合において、表示部85aに表示されるガントチャート85cの構成の一例を示す図である。ここでは、図8を参照しつつ、ガントチャート85cを構成する各帯グラフ90の作成手順について説明する。
まず、基板処理に含まれるすべての工程の実行状況が正常である場合において、帯グラフ90の作成手順を説明する。
例えば、「子レシピNO」=「1201」で指定される工程(下段帯グラフ92cに対応)について、子レシピテーブル83bおよび計時結果格納テーブル83cの「開始時刻」および「終了時刻」がそれぞれ同一であり、設定されたスケジュール通りに正常に実行されている。また、実行パラメータ格納テーブル83dにおいて、「子レシピNO」=「1201」で指定される工程の実行パラメータの計測結果は格納されていない。すなわち、「子レシピNO」=「1201」で指定される工程は、実行パラメータの設定値にしたがって正常に実行されている。したがって、「基板識別名」=「ロットA2」となるロットを「ユニット名」=「薬液処理ユニット10a」となる処理ユニットで基板処理する場合において、この基板処理(帯グラフ90bに対応)のすべての工程の実行状況は、正常である。
この場合において、ガントチャート作成部84eは、(1)レシピテーブル83aに登録されており「レシピNO」=「1200」となるレコードの「ユニット名」、「開始時刻」および「終了時刻」と(図3参照)、(2)子レシピテーブル83bに登録されており「子レシピNO」=「1201」となるレコードの「開始時刻」および「終了時刻」(図4参照)に基づいて、上段帯グラフ91bおよび下段帯グラフ92cを作成する。
例えば、ガントチャート作成部84eは、各帯グラフ90の左方に配置された文字列「薬液処理ユニット10a」と、帯グラフ90bと、が一直線上に配置されるように、上段帯グラフ91bおよび下段帯グラフ92cの高さ方向(時間軸taと垂直な方向)の位置(表示部85aの画面内における座標)を決定する。
また、時間軸ta方向に沿った上段帯グラフ91bおよび下段帯グラフ92cの位置および大きさについて、ガントチャート作成部84eは、両テーブル83a、83bの「開始時刻」および「終了時刻」に基づいて決定する。
そして、表示処理部85は、ガントチャート作成部84eによって決定された位置および大きさに基づいて、上段帯グラフ91bおよび下段帯グラフ92cを表示部85aの画面内に表示させる。
次に、着目工程が正常な実行タイミングから離脱している場合において、帯グラフ90の作成手順を説明する。
例えば、「子レシピNO」=「3201」で指定される工程(下段帯グラフ92hに対応:図8参照)について、子レシピテーブル83bに格納されている「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値(所要時間の設定値)と、計時結果格納テーブル83cに格納されている「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値(所要時間の計時結果)と、を比較した場合、所要時間の計時結果は設定値より小さい。したがって、所要時間の計時結果から設定値を減じた値が許容範囲外となる場合、タイミング判定部84cは、「子レシピNO」=「3201」で指定される工程が正常な実行タイミングから離脱しており、この工程の所要時間の計測結果が設置値に対して不足していると判断する。
そして、「子レシピNO」=「3201」で指定される工程を含む帯グラフ90eが作成される場合、ガントチャート作成部84eは、(1)レシピテーブル83aに登録されている「レシピNO」=「3200」となるレコード(図3参照)、(2)子レシピテーブル83bに登録されている「子レシピNO」=「3201」となるのレコード(図4参照)に基づいて、上段帯グラフ91eおよび下段帯グラフ92hを作成する。
すなわち、ガントチャート作成部84eは、レシピテーブル83aの「ユニット名」、「開始時刻」、および「終了時刻」と、子レシピテーブル83bの「開始時刻」および「終了時刻」と、に基づいて、上段帯グラフ91eおよび下段帯グラフ92hの位置および大きさを決定する。
また、タイミング判定部84cによって、「子レシピNO」=「3201」で指定される工程の所要時間の計時結果が、設定値に対して不足している(すなわち、許容範囲外となる)と判断されるため、ガントチャート作成部84eは、対応する上段帯グラフ91eおよび下段帯グラフ92hに、工程の所要時間の計測結果が不足していることを告知する要素(第1告知要素)を付加する。そして、告知要素が付加された帯グラフ90eが、表示部85aに表示される。
なお、本実施の形態において、不足を告知する要素としては、右下がり斜線によるハッチングが採用されている。
続いて、着目工程の実行パラメータの計測結果が異常範囲内となる場合において、帯グラフ90の作成手順を説明する。
例えば、パラメータ判定部84dによって、「子レシピNO」=「1102」で指定される工程(下段帯グラフ92bが対応:図8参照)の実行パラメータの計測結果が異常範囲となると判断されると、実行パラメータ格納処理部84bは、帯グラフ90aの作成に先立って、異常範囲となった実行パラメータに関連する情報を実行パラメータ格納テーブル83dに登録する。
その後、「子レシピNO」=「1102」で指定される工程を含む帯グラフ90aが作成される場合、ガントチャート作成部84eは、(1)レシピテーブル83aに登録されており、「レシピNO」=「1100」となるレコード(図3参照)、(2)子レシピテーブル83bに登録されており、「子レシピNO」=「1101」、「1102」となる2つのレコード(図4参照)に基づいて、上段帯グラフ91a、および下段帯グラフ92a、92bを作成する。
すなわち、ガントチャート作成部84eは、帯グラフ90eの場合と同様に、レシピテーブル83aの「ユニット名」、「開始時刻」、および「終了時刻」と、子レシピテーブル83bの「開始時刻」および「終了時刻」と、に基づいて、上段帯グラフ91a、および下段帯グラフ92a、92bの位置および大きさを決定する。
ここで、パラメータ判定部84dは、(3)実行パラメータ格納テーブル83dに登録されており、「実行パラメータ格納ID」=「2101101」となるレコードの「パラメータ値」(図6参照)と、(4)子レシピテーブル83bに登録されており、「子レシピNO」=「1102」となるレコードの「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、および「警告上限値」と、から、「子レシピNO」=「1102」で指定される工程(下段帯グラフ92bが対応)で異常が発生していると判断する。
したがって、ガントチャート作成部84eは、パラメータ判定部84dの判定結果に基づいて、対応する上段帯グラフ91aおよび下段帯グラフ92bに、異常発生を告知する要素(第2告知要素)を付加する。そして、告知要素が付加された帯グラフ90aが、表示部85aに表示される。なお、本実施の形態において、異常発生を告知する要素としては、丸内に「×」を表示した告知記号(文字列だけでなく標章も含む)が採用されている。
続いて、着目工程が正常な実行タイミングから離脱しており、かつ、着目工程の実行パラメータの計測結果が警告範囲内となる場合において、帯グラフ90の作成手順を説明する。
例えば、パラメータ判定部84dによって、「子レシピNO」=「2102」で指定される工程(下段帯グラフ92eが対応:図8参照)の実行パラメータの計測結果が警告範囲内となると判断されると、実行パラメータ格納処理部84bは、帯グラフ90cの作成に先立って、警告範囲内となった実行パラメータに関連する情報を実行パラメータ格納テーブル83dに登録する。
その後、「子レシピNO」=「2102」で指定される工程を含む帯グラフ90cが作成される場合、ガントチャート作成部84eは、(1)レシピテーブル83aに登録されている「レシピNO」=「2100」となるレコード(図3参照)、(2)子レシピテーブル83bに登録されている「子レシピNO」=「2101」、「2102」となる2つのレコード(図4参照)に基づいて、上段帯グラフ91a、および下段帯グラフ92a、92bを作成する。
すなわち、ガントチャート作成部84eは、帯グラフ90a、90eの場合と同様に、レシピテーブル83aの「ユニット名」、「開始時刻」、および「終了時刻」と、子レシピテーブル83bの「開始時刻」および「終了時刻」と、に基づいて、上段帯グラフ91c、および下段帯グラフ92d、92eの位置および大きさを決定する。
ここで、「子レシピNO」=「2102」で指定される工程(下段帯グラフ92eが対応)について、予め子レシピテーブル83bに格納されている「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値と、計時結果格納テーブル83cの「終了時刻」から「開始時刻」を減じた値と、を比較した場合、所要時間の計時結果は設定値より大きい。したがって、所要時間の計時結果から設定値を減じた値が許容範囲外となる場合、タイミング判定部84cは、「子レシピNO」=「2102」で指定される工程が正常な実行タイミングから離脱しており、この工程の所要時間の計時結果が設定値に対して超過していると判断する。
また、パラメータ判定部84dは、(3)実行パラメータ格納テーブル83dに登録されており、「実行パラメータ格納ID」=「2101102」となるレコードの「パラメータ値」(図6参照)と、(4)子レシピテーブル83bに登録されており、「子レシピNO」=「2102」となるレコードの「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、および「警告上限値」と、から、「子レシピNO」=「2102」で指定される工程(下段帯グラフ92eが対応)が警告状態がとなっていると判断する。
したがって、ガントチャート作成部84eは、タイミング判定部84cおよびパラメータ判定部84dの判定結果に基づいて、対応する上段帯グラフ91cおよび下段帯グラフ92eに、工程の所要時間の計測結果が超過していることを告知する要素(第1告知要素)と、工程が警告状態となっていることをを告知する要素(第2告知要素)と、を付加する。そして、告知要素が付加された帯グラフ90cが、表示部85aに表示される。
なお、本実施の形態において、超過を告知する要素としては、右上がり斜線によるハッチングが採用されている。また、警告状態を告知する要素としては、隅丸三角形内に「!」を表示した告知記号が採用されている。
このように、着目工程が正常な実行タイミングから離脱(すなわち、所要時間の計時結果が不足もしくは超過)している場合、または、着目工程の実行パラメータの計測結果が警告範囲内、または、異常範囲内となる場合、着目工程に対応する上段帯グラフ91および下段帯グラフ92には、ハッチングや告知記号のような告知要素が付加される。そのため、使用者は、告知要素の有無を判断することによって、各工程の実行状況が正常であるか否かを容易に把握できる。
<7.詳細情報表示領域の作成手順>
図9ないし図11は、着目工程の実行状況を表示する詳細情報表示領域93(93a〜93c)の一例を示す図である。ここでは、図9ないし図11を参照しつつ、ガントチャート85c上に重ねて表示される詳細情報表示領域93(93a〜93b)の作成手順を説明する。
ここで、詳細情報表示領域93a(第2表示領域)は、子レシピテーブル83bおよび実行パラメータ格納テーブル83dに格納された複数の実行パラメータに関連する情報(実行パラメータ関連情報)のうち、指定された工程に対応する情報(第2関連情報)を表示するダイアログボックスである。一方、詳細情報表示領域93b(第1表示領域)は、子レシピテーブル83bおよび計時結果格納テーブル83cに格納された複数の実行タイミングに関連する情報(実行タイミング関連情報)のうち、指定された工程に対応する情報(第1関連情報)を表示するダイアログボックスである。
また、以下の説明では、詳細情報表示領域93a、93bを総称して詳細情報表示領域93とも呼ぶ。
まず、着目工程の実行パラメータの計測結果が異常範囲内となる場合において、この着目工程に対応する詳細情報表示領域93aの作成手順の一例を説明する。
図9に示すように、下段帯グラフ92bには、異常発生を告知する告知記号が付加されている。この場合において、使用者が、操作部87を操作し、画面に表示されたポインタPで下段帯グラフ92bを指定すると(第2指定動作)、制御ユニット80には、下段帯グラフ92bに対応する「子レシピNO」(=「1102」)が入力される。
ここで、本実施の形態において、ポインタPの移動は、操作部87のマウスまたはキーボードにより行われてもよいし、その他の入力デバイスにより行われてもよい。
続いて、詳細情報抽出部84fは、入力された「子レシピNO」と同一となるレコードを、子レシピテーブル83b(図4参照)および実行パラメータ格納テーブル83d(図6参照)から抽出する。これにより、子レシピテーブル83bからは「子レシピNO」=「1102」となるレコードが、実行パラメータ格納テーブル83dからは「実行パラメータ格納ID」=「2101101」となるレコードが、それぞれ抽出される。
続いて、ガントチャート作成部84eは、実行パラメータ格納テーブル83dより抽出されたレコードから「時刻」、「パラメータ名」、および「パラメータ値」の各値を、子レシピテーブル83bより抽出されたレコードから「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、および「警告上限値」の各値を、取得する。
続いて、パラメータ判定部84dは、取得された各値に基づいて、告知レベルを判定する。この場合において、取得された「パラメータ値」が異常範囲内となるため、パラメータ判定部84dは、告知レベルが「異常発生」であると判断する。
続いて、ガントチャート作成部84eは、子レシピテーブル83bおよび実行パラメータ格納テーブル83dから取得された値と、パラメータ判定部84dの判定結果として取得された告知レベルと、が所定位置に配置されるように、詳細情報表示領域93aを作成する。そして、ガントチャート作成部84eにより作成された詳細情報表示領域93aは、表示処理部85の描画処理により表示部85aに表示される(図9参照)。
次に、着目工程の所要時間が不足している場合において、この着目工程に対応する詳細情報表示領域93bの作成手順の一例を説明する。
図10に示すように、下段帯グラフ92hには、着目工程の所要時間が不足していることを示すハッチングが付加されている。この場合において、使用者が、操作部87を操作し、画面に表示されたポインタPで下段帯グラフ92hを指定すると(第1指定動作)、制御ユニット80には、下段帯グラフ92hに対応する「子レシピNO」(=「3201」)が入力される。
続いて、詳細情報抽出部84fは、入力された「子レシピNO」と同一となるレコードを、子レシピテーブル83b(図4参照)および計時結果格納テーブル83c(図5参照)から抽出する。これにより、子レシピテーブル83bからは「子レシピNO」=「3201」となるレコードが、計時結果格納テーブル83cからは「実行タイミング格納ID」=「1101108」となるレコードが、それぞれ抽出される。
続いて、ガントチャート作成部84eは、子レシピテーブル83bより抽出されたレコードから「開始時刻」および「終了時刻」の各値を、計時結果格納テーブル83cより抽出されたレコードから「開始時刻」および「終了時刻」の各値を、取得する。
また、ガントチャート作成部84eは、子レシピテーブル83bより抽出された「終了時刻」から「開始時刻」を減算して、所要時間の設定値を求める。同様に、ガントチャート作成部84eは、計時結果格納テーブル83cより抽出された「終了時刻」から「開始時刻」を減算して、所要時間の計時結果を求める。
続いて、タイミング判定部84cは、所要時間の設定値および計時結果に基づいて、離脱状況を判定する。この場合において、所要時間の計時結果が設定値と比較して小さな値となり、かつ、所要時間の計時結果から設定値を減じた値が許容範囲外となるため、タイミング判定部84cは、離脱状況が「不足」であると判断する。
続いて、ガントチャート作成部84eは、計時結果格納テーブル83cから取得された「開始時刻」および「終了時刻」の値と、所要時間の設定値および計時結果と、計時結果格納テーブル83cの判定結果として取得された離脱状況と、が所定位置に配置されるように、詳細情報表示領域93bを作成する。
そして、ガントチャート作成部84eにより作成された詳細情報表示領域93bは、詳細情報表示領域93aと同様に、表示処理部85の描画処理により表示部85aに表示される(図10参照)。
続いて、着目工程の実行パラメータの計測結果が警告範囲内となり、着目工程の所要時間の計時結果が設定値に対して不足している場合において、この着目工程に対応する詳細情報表示領域93a、93bの作成手順の一例を説明する。
図11に示すように、下段帯グラフ92eには、警告状態となっていることを告知する告知記号と、着目工程の所要時間が超過していることを示すハッチングと、が付加されている。この場合において、使用者が、操作部87を操作し、画面に表示されたポインタPで下段帯グラフ92eを指定すると(第1および第2指定動作)、制御ユニット80には、下段帯グラフ92eに対応する「子レシピNO」(=「2102」)が入力される。
続いて、詳細情報抽出部84fは、入力された「子レシピNO」と同一となるレコードを、子レシピテーブル83b(図4参照)、計時結果格納テーブル83c(図5参照)、および実行パラメータ格納テーブル83d(図6参照)から抽出する。これにより、子レシピテーブル83bからは「子レシピNO」=「2102」となるレコードが、計時結果格納テーブル83cからは「実行タイミング格納ID」=「1101107」となるレコードが、実行パラメータ格納テーブル83dからは「実行パラメータ格納ID」=「2101102」となるレコードが、それぞれ抽出される。
続いて、ガントチャート作成部84eは、計時結果格納テーブル83cより抽出されたレコードから「開始時刻」および「終了時刻」の各値を、子レシピテーブル83bより抽出されたレコードから「開始時刻」および「終了時刻」の各値を、取得する。
また、ガントチャート作成部84eは、子レシピテーブル83bより抽出された「終了時刻」から「開始時刻」を減算して、所要時間の設定値を求める。同様に、ガントチャート作成部84eは、計時結果格納テーブル83cより抽出された「終了時刻」から「開始時刻」を減算して、所要時間の計時結果を求める。
さらに、ガントチャート作成部84eは、実行パラメータ格納テーブル83dより抽出されたレコードから「時刻」、「パラメータ名」、および「パラメータ値」の各値を、子レシピテーブル83bより抽出されたレコードから「許容下限値」、「許容上限値」、「警告下限値」、および「警告上限値」の各値を、取得する。
続いて、タイミング判定部84cは、演算された所要時間の設定値および計時結果に基づいて、離脱状況を判定する。この場合において、所要時間の計時結果が設定値と比較して大きな値となり、所要時間の計時結果から設定値を減じた値が許容範囲外となるため、タイミング判定部84cは、離脱状況が「超過」であると判断する。
続いて、パラメータ判定部84dは、取得された各値に基づいて、告知レベルを判定する。この場合において、取得された「パラメータ値」が警告範囲内となるため、パラメータ判定部84dは、告知レベルが「警告状態」であると判断する。
続いて、ガントチャート作成部84eは、子レシピテーブル83bおよび実行パラメータ格納テーブル83dから取得された値と、パラメータ判定部84dの判定結果として取得された告知レベルと、が所定位置に配置されるように、詳細情報表示領域93aを作成する。
また、ガントチャート作成部84eは、計時結果格納テーブル83cから取得された「開始時刻」および「終了時刻」の値と、所要時間の設定値および計時結果と、計時結果格納テーブル83cの判定結果として取得された離脱状況と、が所定位置に配置されるように、詳細情報表示領域93bを作成する。
そして、ガントチャート作成部84eにより作成された詳細情報表示領域93a、93bは、表示処理部85の描画処理により表示部85aに表示される(図11参照)。
このように、操作部87からの指定動作(第1指定動作)により、ハッチングが付加された下段帯グラフ92が指定されると、大容量記憶部83に記憶されている子レシピテーブル83bおよび計時結果格納テーブル83cからは、指定された工程に対応する詳細な情報が抽出される。そして、ガントチャート作成部84eは、この指定動作に応じ、詳細な情報(第1関連情報)を表示した詳細情報表示領域93aを作成する。
また、操作部87からの指定動作(第2指定動作)により、告知記号が付加された下段帯グラフ92が指定されると、大容量記憶部83に記憶されている子レシピテーブル83bおよび実行パラメータ格納テーブル83dからは、指定された工程に対応する詳細な情が抽出される。そして、ガントチャート作成部84eは、この指定動作に応じ、詳細な情報(第2関連情報)を表示した詳細情報表示領域93bを作成する。
さらに、告知記号およびハッチングが付加された下段帯グラフ92が指定されると、ガントチャート作成部84eは、詳細情報表示領域93a、93bを作成する。
これにより、表示部85aには、図9ないし図11に示すように、指定動作(第1、および/または、第2指定動作)に応じ、ガントチャート85cの上に重ねて、詳細情報表示領域93が表示される。そのため、使用者は、他の画面に切り替えることなく、計時結果が許容範囲外となった工程や、実行パラメータの計測結果が警告範囲内または異常範囲内となった工程の詳細な情報を、容易に確認できる。
<8.本実施の形態の基板処理装置の利点>
以上のように、本実施の形態の基板処理装置1の使用者は、表示部85aに表示されている複数の帯グラフ90の中から、同一ロットが処理対象となっている帯グラフ90を見出すことができる。また、使用者は、表示部85aに表示されている各帯グラフ90から、各薬液処理ユニット10(10a、10b)、100で実行される工程の実行状況を容易に把握できる。そのため、使用者は、各ロットに対して実行される基板処理の流れと、各処理ユニット10(10a、10b)、100で実行される工程のスケジュールと、を画面切替することなく、同一の画面から把握できる。
<9.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)本実施の形態において、各処理ユニット10(10a、10b)、100は、いわゆるバッチ式の基板処理ユニットであり、各ロット(複数の基板から構成される基板群)に対して一括して基板処理するものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、処理ユニットとしては、いわゆる枚葉式(基板を1枚ずつ処理する方式)の基板処理ユニットが使用されてもよい。この場合、上段帯グラフ91(図7ないし図11参照)には、各ロットの識別情報でなく、各基板の識別情報が表示される。すなわち、上段帯グラフ91に表示される識別情報は、単一の基板を識別する情報であっても良いし、複数の基板から構成される基板群を識別する情報であっても良い。
(2)また、本実施の形態において、実行タイミングが離脱状態、または実行パラメータの計測結果が許容範囲外(警告範囲内または以上範囲内)となる場合、対応する上段帯グラフ91(第1図形要素)および下段帯グラフ92(第2図形要素)のそれぞれに告知要素を付加するものとして説明したが、告知要素が付加される対象は、これに限定されるものでない。少なくとも、下段帯グラフ92に告知要素が付加されていれば、使用者は、各工程の実行状況を把握できる。
(3)また、本実施の形態において、ガントチャート作成部84eは、斜線が付された下段帯グラフ92、または、告知記号が付加された下段帯グラフ92が指定された場合に、詳細情報表示領域93を作成するものとして説明したが、これに限定されるものでない。告知記号およびハッチングのいずれも付加されている下段帯グラフ92が指定された場合にも、詳細情報表示領域93が表示されるようにしてもよい。この場合、詳細情報表示領域93aの告知レベルや詳細情報表示領域93bの離脱状況等の不要な項目は、表示対象から除外する。
(4)また、本実施の形態において、レシピテーブル83a、子レシピテーブル83b、計時結果格納テーブル83c、および実行パラメータ格納テーブル83dは、大容量記憶部83に記憶されるものとして説明したが、各テーブル83a〜83dが記憶される場所はこれに限定されるものでない。
例えば、十分な記憶容量を確保できる場合には、基板処理装置1の起動時に各テーブル83a〜83dが大容量記憶部83からRAM81にコピーされ、以後のデータアクセスが大容量記憶部83でなくRAM81に対して行われるようにしてもよい。また、ROM82として読み書き自在の不揮発性メモリが使用され、かつ、十分な記憶容量を確保できる場合には、各テーブル83a〜83dがROM82に記憶されてもよい。
(5)また、本実施の形態において、各テーブル83a〜83dは同一の記憶部(大容量記憶部83)に記憶されており、同一の記憶部(大容量記憶部83)に対してデータアクセスするものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、レシピテーブル83a、子レシピテーブル83bの読み書きを行う場合には大容量記憶部83に、計時結果格納テーブル83cの読み書きを行う場合にはRAM81に、実行パラメータ格納テーブル83dの読み書きを行う場合にはROM82に、それぞれアクセスするようにしてもよい。
(6)また、本実施の形態において、実行パラメータ格納テーブル83dの「時刻」フィールドには、実行パラメータの計測結果が警告範囲内または異常範囲内となった時刻が格納されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、実行パラメータ格納テーブル83dにレコードが登録される時刻が格納されてもよい。
(7)さらに、本実施の形態において、計時結果格納処理部84aおよび実行パラメータ格納処理部84bにより計時結果格納テーブル83cおよび実行パラメータ格納テーブル83dにデータを格納する機能、スケジュール判定部84cおよびパラメータ判定部84dによる判定機能、ガントチャート作成部84eにより図形要素を作成する機能、および詳細情報抽出部84fによりデータを抽出する機能は、いずれもCPU84によりソフトウェア的に実現されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、これらの機能は、電子回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
本発明の実施の形態における基板処理装置の全体構成の一例を示す図である。 制御ユニットの構成の一例を示すブロック図である。 レシピテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 子レシピテーブルのデータ構造の一例を示す図である。 計時結果格納テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 実行パラメータ格納テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 ガントチャートの構成の一例を示す図である。 ガントチャートの構成の一例を示す図である。 詳細情報表示領域の一例を示す図である。 詳細情報表示領域の一例を示す図である。 詳細情報表示領域の一例を示す図である。
符号の説明
1 基板処理装置
10(10a、10b) 薬液処理ユニット
80 制御ユニット
83 大容量記憶部
83a レシピテーブル
83b 子レシピテーブル
83c 計時結果格納テーブル
83d 実行パラメータ格納テーブル
84 CPU
84a 計時結果格納処理部
84b 実行パラメータ格納処理部
84c タイミング判定部(第1判定部)
84d パラメータ判定部(第2判定部)
84e ガントチャート作成部(作成部)
84f 詳細情報抽出部(第1および第2抽出部)
85a 表示部
87 操作部
90 帯グラフ
91(91a〜91e) 上段帯グラフ
92(92a〜92h) 下段帯グラフ
93(93a、93b) 詳細情報表示領域
100 純水処理ユニット
W 基板

Claims (10)

  1. 基板処理装置において、
    基板に対して処理を実行する複数の処理ユニットと、
    各処理ユニットにおいて基板に実行される処理のスケジュールを、時間軸方向に延びる図形要素として作成する作成部と、
    前記作成部により作成された図形要素を画面に表示する表示部と、
    記憶部と、
    を備え、
    前記作成部は、
    基板の識別情報を示す第1図形要素と、
    基板に実行される処理を構成する工程のスケジュールを、各工程毎に示す第2図形要素と、
    を有する前記図形要素を、作成するとともに、
    前記図形要素が対応する処理ユニット毎に前記時間方向に沿って配置されるように、各図形要素の配置を決定することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記工程の計時結果が許容範囲内となるか否かを判定する第1判定部、
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記第1判定部により前記計時結果が許容範囲外となると判定される場合、対応する前記図形要素に第1告知要素を付加し、
    前記表示部は、前記第1告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置において、
    前記作成部は、前記図形要素のうち、少なくとも前記第2図形要素に前記第1告知要素を付加することを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項2に記載の基板処理装置において、
    前記作成部は、前記第1および第2図形要素のそれぞれに前記第1告知要素を付加することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の基板処理装置において、
    前記第1告知要素が付加されている前記第2図形要素が、操作部からの第1指定動作により指定された場合、前記記憶部に記憶されている複数の実行タイミング関連情報から、指定された前記第2図形要素に対応する第1関連情報を抽出する第1抽出部、
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記第1抽出部により抽出された前記第1関連情報を配置するための第1表示領域を、さらに作成し、
    前記表示部は、前記第1指定動作に応じて、前記作成部により作成された前記第1表示領域をさらに表示することを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記工程の実行にともなって動作する機器の実行パラメータについて、該実行パラメータの計測結果が、警告範囲内となるか否かを判定する第2判定部、
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記第2判定部により前記計測結果が前記警告範囲内となると判定される場合、対応する前記図形要素に第2告知要素を付加し、
    前記表示部は、前記第2告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記工程の実行にともなって動作する機器の実行パラメータについて、該実行パラメータの計測結果が、異常範囲内となるか否かを判定する第2判定部、
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記第2判定部により前記計測結果が前記異常範囲内となると判定される場合、対応する前記図形要素に第2告知要素を付加し、
    前記表示部は、前記第2告知要素が付加された前記図形要素を表示することを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項6または請求項7に記載の基板処理装置において、
    前記作成部は、前記図形要素のうち、少なくとも、対応する前記第2図形要素に前記第2告知要素を付加することを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項6または請求項7に記載の基板処理装置において、
    前記作成部は、前記第1および第2図形要素に前記第2告知要素を付加することを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項8または請求項9に記載の基板処理装置において、
    前記第2告知要素が付加されている前記第2図形要素が操作部からの第2指定動作により指定された場合、前記記憶部に記憶されている複数の実行パラメータ関連情報から、指定された前記第2図形要素に対応する第2関連情報を抽出する第2抽出部、
    をさらに備え、
    前記作成部は、前記第2抽出部により抽出された前記第2関連情報を配置するための第2表示領域を、さらに作成し、
    前記表示部は、前記第2指定動作に応じて、前記作成部により作成された前記第2表示領域をさらに表示することを特徴とする基板処理装置。
JP2008250306A 2008-09-29 2008-09-29 基板処理装置 Active JP5270285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008250306A JP5270285B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008250306A JP5270285B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010079820A true JP2010079820A (ja) 2010-04-08
JP5270285B2 JP5270285B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=42210150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008250306A Active JP5270285B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5270285B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020433A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Sanyo Denki Co Ltd 作業誘導システム
JP2019016226A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社日立製作所 作業データ管理システム及び作業データ管理方法
JP2020017604A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09114889A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Ltd 工程計画の作成方法
JPH11188583A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Canon Inc ロット手番表示装置およびロット手番表示方法、記憶媒体
JP2004119451A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置及びそのスケジュール作成方法
JP2007266050A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置のスケジュール実行方法及びそのプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09114889A (ja) * 1995-10-23 1997-05-02 Hitachi Ltd 工程計画の作成方法
JPH11188583A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Canon Inc ロット手番表示装置およびロット手番表示方法、記憶媒体
JP2004119451A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置及びそのスケジュール作成方法
JP2007266050A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置のスケジュール実行方法及びそのプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013020433A (ja) * 2011-07-11 2013-01-31 Sanyo Denki Co Ltd 作業誘導システム
JP2019016226A (ja) * 2017-07-07 2019-01-31 株式会社日立製作所 作業データ管理システム及び作業データ管理方法
JP2020017604A (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5270285B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4541172B2 (ja) 部品実装ラインにおける情報管理システム
JP7181033B2 (ja) データ処理方法、データ処理装置、および、データ処理プログラム
KR102583402B1 (ko) 학습 완료된 모델 생성 방법, 이상 요인 추정 장치, 기판 처리 장치, 이상 요인 추정 방법, 학습 방법, 학습 장치, 및 학습 데이터 작성 방법
JP5270285B2 (ja) 基板処理装置
KR100970804B1 (ko) 기판세정방법 및 기판세정장치
TW201341998A (zh) 系統監視裝置及其控制方法
KR102275221B1 (ko) 데이터 처리 방법, 데이터 처리 장치, 및, 데이터 처리 프로그램
JP5567307B2 (ja) 基板処理装置の異常検知システム、群管理装置、基板処理装置の異常検知方法及び基板処理システム。
JP2006278891A (ja) 半導体特性曲線の比較方法
JP2009265944A (ja) 画面表示方法、画面表示プログラムおよび画面表示装置
JP5841336B2 (ja) 基板処理装置および情報管理方法
KR20230040923A (ko) 처리 장치군 관리 시스템, 처리 장치군 관리 방법 및 기억 매체에 기록된 프로그램
JP2007258563A (ja) 基板処理装置のパラメータ設定装置
WO2024201879A1 (ja) メンテナンス支援システム
JP2006236192A (ja) 品質管理システム
JP2017167867A (ja) 工作機械用管理システム
JPS6389992A (ja) 保守管理装置
KR20210079340A (ko) 기판 처리 장치, 및 기판 처리 방법
JP3683458B2 (ja) 基板処理装置
JP2007010891A (ja) 表示装置、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
KR20100046788A (ko) 반도체 제조 설비의 기판 처리 방법
CN115497851A (zh) 设定装置的工艺制程的方法和用于处理基板的装置
JP2000183023A (ja) 基板処理装置
JP2003179107A (ja) 検査システム及び検査方法
JP2005064214A (ja) 基板処理システム、基板処理装置、および基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5270285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250