JP2010076853A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010076853A JP2010076853A JP2008244371A JP2008244371A JP2010076853A JP 2010076853 A JP2010076853 A JP 2010076853A JP 2008244371 A JP2008244371 A JP 2008244371A JP 2008244371 A JP2008244371 A JP 2008244371A JP 2010076853 A JP2010076853 A JP 2010076853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- conveyance
- paper
- guide roller
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
【解決手段】 用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、定着部でトナー像が定着された用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする定着装置とする。
【選択図】 図2
Description
ヒートローラとプレスローラでニップすることで、加熱と加圧を同時に行い用紙にトナー画像を定着させ、トナー画像が定着された用紙を送出ローラ対で送出する。
しかし、定着直後の用紙は温度が高く、送出ローラ対、搬送ローラ対でガラス転移温度以上となることがある。ガラス転移温度以上ではトナーは不安定であるので、用紙が搬送ガイドに倣うことによって擦れると、搬送ガイドにトナーが付着して、装置さらには後続の用紙を汚染してしまう。
特許文献2では、定着装置後の搬送経路に送風機を備え、冷却することでガラス転移温度以下にしてトナーがガイド等に付着しない画像形成装置が提案されている。
また、特許文献2の画像形成装置は、送風機等の大掛かりな部材の追加が必要であり、装置が大型化するという問題がある。
図1は本発明に係る定着装置の概略断面図である。図2は本発明に係る定着装置の部分斜視図で、図1のA方向から見た図である。
送出ローラ対(12)は、図2では用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に3列配設されているが、3列に限定されるものではなく搬送可能な用紙の幅に合わせて2列又は4列以上に配設されていても良い。
印字側送出ローラ(12a)と送出ガイドローラ(13)は、夫々回転軸(121)、(131)に取り付けられている。
これにより、搬送性を低下させないために図1のように定着部(11)の直後、すなわちガラス転移温度以上になりうる位置に送出ローラ対(12)を設置しても送出ガイドローラ(13)へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚さない。
また、回転自在の送出ガイドローラ(13)という簡便な手段によって温度が高くてもトナーの付着を防止できるので、冷却の必要がなく送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
図2では、送出ガイドローラ(13)は、用紙の中心線に対して対称に、送出ローラ対(12)の両外側に夫々2個ずつ配置されている。
送出ガイドローラ(13)は、送出ローラ対(12)が用紙をニップするニップ部における接平面(P)に対して離間していることが好ましい。
送出ガイドローラ(13)が接平面(P)に対して離間しているとは、例えば図3(a)に示すように、回転軸(121)と回転軸(131)の軸心が同一線上にあって、送出ガイドローラ(13)の直径が、印字側送出ローラ(12a)の直径より小さいか、或いは図3(b)に示すように、送出ガイドローラ(13)の直径と印字側送出ローラ(12a)の直径が同じで、回転軸(131)の軸心が回転軸(121)の軸心より接平面(P)から遠くに配置される等して、送出ガイドローラ(13)と接平面(P)の間に隙間を有することをいう。
一方、回転軸(131)を別部材とすれば、回転自在な回転軸(131)に送出ガイドローラ(13)を固定配置すれば良くベアリング等の部材の追加を要さず、また、改造等で装置内スペースの限られる既存装置に後付けする場合に軸心の位置やローラ径の選択ができ有利だからでもある。
フッ素系樹脂は摩擦抵抗が低いので、用紙と送出ガイドローラ(13)とで擦れを生じても、トナーが送出ガイドローラ(13)に付着し難く、後続の用紙を汚さないからである。
図4は、本発明に係る定着装置(1)を用いた画像形成装置の概略断面図である。
2次転写部(4)には、2次転写ローラ(41)等が備えられる。
搬送経路(5)には、複数の搬送ローラ対(51)及び搬送ガイドローラ(52)等が備えられる。
両面印刷経路(7)は、搬送経路(5)に接続しており、その接続部に切替ガイド(71)を有している。
トナー画像が定着された用紙は、搬送経路(5)を通って搬送され、切替ガイド(71)によって切り替えられて、排出部(6)に排出されるか、或いは両面印刷を行うために再び2次転写部(4)に戻されるため搬送経路(5)から両面印刷経路(7)へと送られる。
これにより、ガラス転移温度以上になりうる位置に搬送ローラ対(51)を設置しても搬送ガイドローラ(52)へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚さない。
また、回転自在の搬送ガイドローラ(52)という簡便な手段によって温度が高くてもトナーの付着を防止できるので、冷却の必要がなく送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
搬送ガイドローラ(52)が接平面(P)に対して離間しているとは、例えば図3(a)に示す送出ガイドローラ(13)と同様に、搬送ローラ対(51)と搬送ガイドローラ(52)の回転軸が同一線上に軸心を有し、搬送ガイドローラ(52)の直径が、印字側搬送ローラ(51a)の直径より小さいか、或いは図3(b)に示す送出ガイドローラ(13)と同様に、搬送ガイドローラ(52)の直径と印字側送出ローラ(51a)の直径が同じで、搬送ガイドローラ(52)の回転軸の軸心が搬送ローラ対(51)の回転軸の軸心より接平面(P)から遠くに配置される等して、搬送ガイドローラ(52)と接平面(P)の間に隙間を有することをいう。
一方、搬送ガイドローラ(52)の回転軸を別部材とすれば、回転自在な回転軸に搬送ガイドローラ(52)を固定配置すれば良くベアリング等の部材の追加を要さず、また、改造等で装置内スペースの限られる既存装置に後付けする場合に軸心の位置やローラ径の選択ができ有利だからでもある。
フッ素系樹脂は摩擦抵抗が低いので、用紙と搬送ガイドローラ(52)とで擦れを生じても、トナーが搬送ガイドローラ(52)に付着し難く、後続の用紙を汚さないからである。
搬送ガイドローラ(52)等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく排出できるからである。
搬送ガイドローラ(52)等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく両面印刷経路(7)に送り込むことができるからである。
11 定着部
112 ヒートロール
114 プレスロール
12 送出ローラ対
12a 印字側送出ローラ
121 回転軸
13 送出ガイドローラ
131 回転軸
100 画像形成装置
5 搬送経路
51 搬送ローラ対
51a 印字側搬送ローラ
52 搬送ガイドローラ
6 排出部
61 排出ローラ対
7 両面印刷経路
72 スイッチバックローラ対
Claims (15)
- 用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、
該定着部でトナー像が定着された前記用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、
前記送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、前記印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする定着装置。 - 前記送出ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記送出ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記送出ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記送出ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記送出ガイドローラの回転軸は、前記印字側送出ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。
- 前記送出ガイドローラの外径が、前記印字側送出ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項3又は4に記載の定着装置。
- 前記送出ガイドローラの外径が前記印字側送出ローラの外径と同じで、前記送出ガイドローラの軸心が前記印字側送出ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 請求項1乃至6の何れかに記載の定着装置を備える画像形成装置。
- トナー像が定着され定着装置から送出された用紙を搬送する搬送経路に、前記用紙をニップして送り付勢する少なくとも1組の搬送ローラ対を備える画像形成装置であって、
前記搬送ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側搬送ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の搬送を案内する搬送ガイドローラが、
前記印字側搬送ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙を装置外へ排出するための排出部を備え、前記搬送ローラ対のうち少なくとも1組が、前記排出部へ用紙を排出するための排出ローラ対であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記搬送経路に接続し、トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙が送り込まれる両面印刷経路を有しており、
前記搬送ローラ対のうち1組が、前記搬送経路から前記両面印刷経路に用紙を送り込むスイッチバックローラ対であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。 - 前記搬送ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記搬送ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記搬送ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記搬送ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドローラの回転軸は、前記印字側搬送ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
- 前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径と同じで、前記搬送ガイドローラの軸心が、前記印字側搬送ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008244371A JP5099778B2 (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008244371A JP5099778B2 (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010076853A true JP2010076853A (ja) | 2010-04-08 |
JP5099778B2 JP5099778B2 (ja) | 2012-12-19 |
Family
ID=42207761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008244371A Expired - Fee Related JP5099778B2 (ja) | 2008-09-24 | 2008-09-24 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5099778B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08267856A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | インクジェット記録装置 |
JP2006234856A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-09-24 JP JP2008244371A patent/JP5099778B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08267856A (ja) * | 1995-03-31 | 1996-10-15 | Matsushita Graphic Commun Syst Inc | インクジェット記録装置 |
JP2006234856A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5099778B2 (ja) | 2012-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5527499B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5526520B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4407734B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5125151B2 (ja) | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
US8831492B2 (en) | Image heating apparatus | |
JP4696815B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4478702B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007010696A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5099778B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2014194456A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4770721B2 (ja) | 分離装置および画像形成装置 | |
JP5992062B2 (ja) | 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置 | |
JP6354727B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6116279B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019184760A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5195222B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP2012194298A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP7119281B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6395887B2 (ja) | 定着装置、及びその定着装置を有する画像形成装置 | |
JP6303807B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2007086708A (ja) | 定着装置および該定着装置を有する画像形成装置 | |
JP2006117365A (ja) | シート搬送装置と画像形成装置 | |
JP2010132440A (ja) | 排紙装置及び画像形成装置 | |
JP2011257683A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008009005A (ja) | 分離爪及びそれを備えた定着装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120827 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120920 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5099778 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |