JP2010076853A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送風機等の大掛かりな部材の追加を必要とせず、搬送性を低下させずに、トナーの搬送ガイド等への付着を防ぎ、装置汚染及び後続の用紙の汚染を防止できる定着装置及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、定着部でトナー像が定着された用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする定着装置とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トナーを定着させた用紙の搬送時において搬送ガイドにトナーが付着することを防止でき、装置及び後続の用紙を汚さずに搬送できる定着装置及び画像形成装置に関するものである。
一般に、電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部において像担持体である感光体ドラム上又は中間転写体である中間転写ベルト上に形成されたトナー画像が用紙に転写され、これに熱と圧力を加えて用紙に定着させる定着装置が用いられる。
定着装置は、内部にヒーター等の熱源を有し所定の温度に加熱されたヒートローラと、ヒートローラに圧接して定着部を形成するプレスローラと、用紙をニップし下流装置や次工程に用紙を送出する送出ローラ対を備える。
ヒートローラとプレスローラでニップすることで、加熱と加圧を同時に行い用紙にトナー画像を定着させ、トナー画像が定着された用紙を送出ローラ対で送出する。
定着装置から送出された用紙は、用紙をニップし搬送する搬送ローラ対で、用紙を排出する排出部や両面印刷のために再び画像形成部へと戻す両面印刷経路等の次工程に送られる。
従来の定着装置及び画像形成装置は、送出ローラ対、搬送ローラ対において用紙を案内する搬送ガイドはリブ状のものが一般的であった。
用紙は、送出ローラ対或いは搬送ローラ対で送り付勢されると、リブ状の搬送ガイドに倣って搬送される。
しかし、定着直後の用紙は温度が高く、送出ローラ対、搬送ローラ対でガラス転移温度以上となることがある。ガラス転移温度以上ではトナーは不安定であるので、用紙が搬送ガイドに倣うことによって擦れると、搬送ガイドにトナーが付着して、装置さらには後続の用紙を汚染してしまう。
そこで特許文献1では、定着部から送出ローラ対、搬送ローラ対までの距離を長くし、トナー定着後の用紙が送出ローラ対に到達するまでにガラス転移温度より低くなり、トナーがガイド等に付着しない画像形成装置が提案されている。
特許文献2では、定着装置後の搬送経路に送風機を備え、冷却することでガラス転移温度以下にしてトナーがガイド等に付着しない画像形成装置が提案されている。
しかしながら、用紙は加熱されると反り返りを生じるので、定着部から送出ローラ対まで距離が長い特許文献1の画像形成装置では、搬送性を低下させる虞がある。
また、特許文献2の画像形成装置は、送風機等の大掛かりな部材の追加が必要であり、装置が大型化するという問題がある。
特開平7−28289号公報 特開平8−137371号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記の問題を鑑み、送風機等の大掛かりな部材の追加を必要とせず、搬送性を低下させずに、トナーの搬送ガイド等への付着を防ぎ、装置汚染及び後続の用紙の汚染を防止できる定着装置及び画像形成装置を提供することである。
請求項1に係る発明は、用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、該定着部でトナー像が定着された前記用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、前記送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、前記印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする定着装置に関する。
請求項2に係る発明は、前記送出ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記送出ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置に関する。
請求項3に係る発明は、前記送出ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記送出ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置に関する。
請求項4に係る発明は、前記送出ガイドローラの回転軸は、前記印字側送出ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置に関する。
請求項5に係る発明は、前記送出ガイドローラの外径が、前記印字側送出ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項3又は4に記載の定着装置に関する。
請求項6に係る発明は、前記送出ガイドローラの外径が前記印字側送出ローラの外径と同じで、前記送出ガイドローラの軸心が前記印字側送出ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項4に記載の定着装置に関する。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6の何れかに記載の定着装置を備える画像形成装置に関する。
請求項8に係る発明は、トナー像が定着され定着装置から送出された用紙を搬送する搬送経路に、前記用紙をニップして送り付勢する少なくとも1組の搬送ローラ対を備える画像形成装置であって、前記搬送ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側搬送ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の搬送を案内する搬送ガイドローラが、前記印字側搬送ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする画像形成装置に関する。
請求項9に係る発明は、トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙を装置外へ排出するための排出部を備え、前記搬送ローラ対のうち少なくとも1組が、前記排出部へ用紙を排出するための排出ローラ対であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置に関する。
請求項10に係る発明は、前記搬送経路に接続し、トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙が送り込まれる両面印刷経路を有しており、前記搬送ローラ対のうち1組が、前記搬送経路から前記両面印刷経路に用紙を送り込むスイッチバックローラ対であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置に関する。
請求項11に係る発明は、前記搬送ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記搬送ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像形成装置に関する。
請求項12に係る発明は、前記搬送ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記搬送ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の画像形成装置に関する。
請求項13に係る発明は、前記搬送ガイドローラの回転軸は、前記印字側搬送ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の画像形成装置に関する。
請求項14に係る発明は、前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置に関する。
請求項15に係る発明は、前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径と同じで、前記搬送ガイドローラの軸心が、前記印字側搬送ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置に関する。
請求項1に係る発明によれば、用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、定着部でトナー像が定着された用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることにより、用紙の印字面が回転自在の送出ガイドローラによって案内されるため擦れないので、ガラス転移温度以上になりうる送出ローラ対においても搬送ガイド等へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染することがない。このため送出ローラ対を定着部直後に設けることができるので搬送性を低下させない。また、回転自在の送出ガイドローラという簡便な手段であり、送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
請求項2に係る発明によれば、送出ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ送出ローラ対の外側に配置されていることにより、加熱或いは自重によって用紙が印字面側に反り返っても、用紙の両端付近で送出ガイドローラに接触するので、印字面が擦れることがなくトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染させない。
請求項3に係る発明によれば、送出ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、送出ガイドローラが離間していることにより、用紙は反り返った時にのみ送出ガイドローラと接触するので、用紙と送出ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
請求項4に係る発明によれば、送出ガイドローラの回転軸は、印字側送出ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることにより、印字側送出ローラの回転軸と同一部材に取り付ける場合に比べて、取り付け時に傾きが生じ難く搬送性を低下させ難い。また、既存の装置への取り付けも容易にできる。
請求項5に係る発明によれば、送出ガイドローラの外径が、印字側送出ローラの外径より小さいことにより、送出ローラ対のニップ部における接平面に対して送出ガイドローラが離間するので、用紙が送出ガイドローラと接触するのは用紙が反り返った時にのみであり用紙と送出ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
請求項6に係る発明によれば、送出ガイドローラの外径が印字側送出ローラの外径と同じで、送出ガイドローラの軸心が印字側送出ローラの軸心より接平面から遠いことにより、送出ローラ対のニップ部における接平面に対して送出ガイドローラが離間するので、用紙が送出ガイドローラと接触するのは用紙が反り返った時にのみであり用紙と送出ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
請求項7に係る発明によれば、請求項1乃至6の何れかに記載の定着装置を備えることにより、送風機等の大掛かりな部材の追加を必要とせず、搬送性を低下させずに、トナーの搬送ガイド等への付着を防ぎ、装置汚染及び後続の用紙の汚染を防止できる画像形成装置とすることができる。
請求項8に係る発明によれば、トナー像が定着され定着装置から送出された用紙を搬送する搬送経路に、用紙をニップして送り付勢する少なくとも1組の搬送ローラ対を備える画像形成装置であって、搬送ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側搬送ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し用紙の搬送を案内する搬送ガイドローラが、印字側搬送ローラとは独立して回転自在に設けられていることにより、用紙の印字面が回転自在の搬送ガイドローラによって案内されるため擦れないので、ガラス転移温度以上になりうる搬送ローラ対においても搬送ガイド等へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染することがない。このため搬送ローラ対を定着装置直後に設けることができるので搬送性を低下させない。また、回転自在の搬送ガイドローラという簡便な手段であり、送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
請求項9に係る発明によれば、トナー像が定着され定着装置から送出された用紙を装置外へ排出するための排出部を備え、搬送ローラ対のうち少なくとも1組が、排出部へ用紙を排出するための排出ローラ対であることにより、搬送ガイド等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく排出できる。
請求項10に係る発明によれば、搬送経路に接続し、トナー像が定着され定着装置から送出された用紙が送り込まれる両面印刷経路を有しており、搬送ローラ対のうち1組が、搬送経路から両面印刷経路に用紙を送り込むスイッチバックローラ対であることにより、搬送ガイド等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく両面印刷経路に送り込むことができる。
請求項11に係る発明によれば、搬送ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ搬送ローラ対の外側に配置されていることにより、加熱或いは自重によって用紙が印字面側に反り返っても、用紙の両端付近で搬送ガイドローラに接触するので、印字面が擦れない。そのためトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染させない。
請求項12に係る発明によれば、搬送ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、搬送ガイドローラが離間していることにより、用紙は反り返った時にのみ搬送ガイドローラと接触するので、用紙と搬送ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
請求項13に係る発明によれば、搬送ガイドローラの回転軸は、印字側搬送ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることにより、印字側搬送ローラの回転軸と同一部材に取り付ける場合に比べて、取り付け時に傾きを生じ難く搬送性を低下させ難い。また、既存の装置への取り付けも容易にできる。
請求項14に係る発明によれば、搬送ガイドローラの外径が、印字側搬送ローラの外径より小さいことにより、搬送ローラ対のニップ部における接平面に対して搬送ガイドローラが離間するので、用紙が搬送ガイドローラと接触するのは用紙が反り返った時にのみであり用紙と搬送ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
請求項15に係る発明によれば、前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径と同じで、前記搬送ガイドローラの軸心が、印字側搬送ローラの軸心より前記接平面から遠いことにより、搬送ローラ対のニップ部における接平面に対して搬送ガイドローラを離間するので、用紙が搬送ガイドローラと接触するのは用紙が反り返った時にのみであり用紙と搬送ガイドローラの接触時間が短く、よりトナーの付着が生じ難い。
以下、本発明に係る定着装置及び画像形成装置の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る定着装置の概略断面図である。図2は本発明に係る定着装置の部分斜視図で、図1のA方向から見た図である。
本発明に係る定着装置(1)は図1に示すように、熱源として内部にヒーター(111)を有するヒートローラ(112)と、付勢バネ(113)によってヒートローラ(112)に圧接されるプレスローラ(114)によって構成される定着部(11)と、用紙をニップして送り付勢する送出ローラ対(12)を備えている。
送出ローラ対(12)は、図2では用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に3列配設されているが、3列に限定されるものではなく搬送可能な用紙の幅に合わせて2列又は4列以上に配設されていても良い。
定着装置(1)は、トナー画像が転写された用紙を定着部(11)にてニップし、ヒートローラ(112)及びプレスローラ(114)で加熱及び加圧を行って用紙にトナーを定着させる。トナーが定着された用紙を、送出ローラ対(12)によって次工程へと送出する。
定着装置(1)は、送出ローラ対(12)のローラのうち、用紙のトナーが定着された面(印字面)側(図1でヒートローラ(112)側)に位置する印字側送出ローラ(12a)の軸心と略同一線上に軸心を有する回転自在の送出ガイドローラ(13)を有する。
印字側送出ローラ(12a)と送出ガイドローラ(13)は、夫々回転軸(121)、(131)に取り付けられている。
送出ローラ対(12)で用紙を送り付勢して送出する時、送出ガイドローラ(13)によって用紙の反りや垂れ下がり等を規制し用紙の送出を案内する。
送出ガイドローラ(13)は回転自在であるので、用紙の印字面と接触しても用紙の動きに追従し、従来のリブ状のガイドのように擦れることがない。
これにより、搬送性を低下させないために図1のように定着部(11)の直後、すなわちガラス転移温度以上になりうる位置に送出ローラ対(12)を設置しても送出ガイドローラ(13)へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚さない。
また、回転自在の送出ガイドローラ(13)という簡便な手段によって温度が高くてもトナーの付着を防止できるので、冷却の必要がなく送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
送出ガイドローラ(13)は、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ送出ローラ対(12)の外側に配置されることが好ましい。
図2では、送出ガイドローラ(13)は、用紙の中心線に対して対称に、送出ローラ対(12)の両外側に夫々2個ずつ配置されている。
送出ガイドローラ(13)が幅方向で用紙の中心線に対して対称に且つ送出ローラ対(12)の外側に配置されていることにより、用紙は、加熱或いは自重によって印字面側に反り返っても、その両端付近で送出ガイドローラ(13)に接触するので、印字面が擦れることがない。そのためトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染させない。
なお、送出ローラ対(12)の外側に配置される送出ガイドローラ(13)の個数は特には限定されないが、送出ローラ対(12)の両外側に夫々同数個配置して、送出される全ての用紙サイズに対応できることが好ましい。
図3は、送出ローラ対(12)と送出ガイドローラ(13)の位置関係を例示する模式図である。
送出ガイドローラ(13)は、送出ローラ対(12)が用紙をニップするニップ部における接平面(P)に対して離間していることが好ましい。
送出ガイドローラ(13)が接平面(P)に対して離間しているとは、例えば図3(a)に示すように、回転軸(121)と回転軸(131)の軸心が同一線上にあって、送出ガイドローラ(13)の直径が、印字側送出ローラ(12a)の直径より小さいか、或いは図3(b)に示すように、送出ガイドローラ(13)の直径と印字側送出ローラ(12a)の直径が同じで、回転軸(131)の軸心が回転軸(121)の軸心より接平面(P)から遠くに配置される等して、送出ガイドローラ(13)と接平面(P)の間に隙間を有することをいう。
送出ガイドローラ(13)が接平面(P)に対して離間していることにより、用紙の印字面が送出ガイドローラ(13)に接触するのは、用紙が熱等により反り返った時、或いは自重等により撓んだ時にのみであるので、用紙の印字面と送出ガイドローラ(13)の接触時間を短くすることができ、トナーの付着が生じ難い。
送出ガイドローラ(13)は、印字側送出ローラ(12a)の回転軸(121)に取り付けても良いが、本実施形態のように回転軸(121)の軸心と略同一線上に軸心を有する別部材の回転軸(131)に取り付けられることが好ましい。
回転軸(121)に取り付けると、回転軸(121)が長尺となり取り付け時に傾きを生じやすく搬送性を低下させる虞があり、送出ガイドローラ(13)を送出ローラ対(12)に対して回転自在にするためには送出ガイドローラ(13)1個ずつに夫々ベアリング等の部材の追加が必要となるからである。
一方、回転軸(131)を別部材とすれば、回転自在な回転軸(131)に送出ガイドローラ(13)を固定配置すれば良くベアリング等の部材の追加を要さず、また、改造等で装置内スペースの限られる既存装置に後付けする場合に軸心の位置やローラ径の選択ができ有利だからでもある。
送出ガイドローラ(13)の材質は、特に限定されないが、フッ素系樹脂からなるローラや金属ローラの表面をフッ素系樹脂でコーティングしたものが好ましい。
フッ素系樹脂は摩擦抵抗が低いので、用紙と送出ガイドローラ(13)とで擦れを生じても、トナーが送出ガイドローラ(13)に付着し難く、後続の用紙を汚さないからである。
上記した定着装置(1)を画像形成装置に適用することによって、送風機等の大掛かりな部材の追加を必要とせず、搬送性を低下させずに、トナーの搬送ガイド等への付着を防ぎ、装置汚染及び後続の用紙の汚染を防止できる画像形成装置とすることができる。
次に、本発明に係る画像形成装置について説明する。
図4は、本発明に係る定着装置(1)を用いた画像形成装置の概略断面図である。
定着装置(1)を用いた本発明に係る画像形成装置(100)は、給紙部(2)、画像形成部(3)、2次転写部(4)、搬送経路(5)、排出部(6)及び両面印刷経路(7)を有している。
画像形成部(3)には、帯電装置、露光装置、現像装置等を有する現像ユニット(31)と、感光体(32)と、1次転写ローラ(33)と、中間転写ベルト(34)等が備えられる。
2次転写部(4)には、2次転写ローラ(41)等が備えられる。
搬送経路(5)には、複数の搬送ローラ対(51)及び搬送ガイドローラ(52)等が備えられる。
両面印刷経路(7)は、搬送経路(5)に接続しており、その接続部に切替ガイド(71)を有している。
画像形成装置(100)は、画像形成部(3)にて現像ユニット(31)によって帯電、露光、現像され、感光体(32)に形成されたトナー画像を1次転写ローラ(33)によって中間転写ベルト(34)に1次転写する。その後、2次転写部(4)にて2次転写ローラ(41)によって、中間転写ベルト(34)上のトナー画像を給紙部(2)より供給された用紙に2次転写し、定着装置(1)にてトナー画像を定着させる。
トナー画像が定着された用紙は、搬送経路(5)を通って搬送され、切替ガイド(71)によって切り替えられて、排出部(6)に排出されるか、或いは両面印刷を行うために再び2次転写部(4)に戻されるため搬送経路(5)から両面印刷経路(7)へと送られる。
搬送ガイドローラ(52)は回転自在のローラで、搬送ローラ対(51)のローラのうち、用紙の印字面側に位置する印字側搬送ローラ(51a)の軸心と略同一線上に軸心を有する。
搬送ローラ対(51)で用紙を送り付勢して搬送する時、搬送ガイドローラ(52)によって用紙の反りや垂れ下がり等を規制し用紙の送出を案内する。
搬送ガイドローラ(52)は回転自在であるので、用紙の印字面と接触しても用紙の動きに追従し、従来のリブ状のガイドのように擦れることがない。
これにより、ガラス転移温度以上になりうる位置に搬送ローラ対(51)を設置しても搬送ガイドローラ(52)へのトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚さない。
また、回転自在の搬送ガイドローラ(52)という簡便な手段によって温度が高くてもトナーの付着を防止できるので、冷却の必要がなく送風機等の大掛かりな部材の追加も要しない。
搬送ガイドローラ(52)は、送出ガイドローラ(13)と同様に、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ搬送ローラ対(51)の外側に配置されることが好ましい。
搬送ガイドローラ(52)が幅方向で用紙の中心線に対して対称に且つ搬送ローラ対(51)の外側に配置されていることにより、用紙は、加熱或いは自重によって印字面側に反り返っても、その両端付近で搬送ガイドローラ(52)に接触するので、印字面が擦れることがない。そのためトナーの付着を防止でき、装置や後続の用紙を汚染させない。
なお、搬送ローラ対(51)の外側に配置される搬送ガイドローラ(52)の個数は特には限定されないが、搬送ローラ対(51)の両外側に夫々同数個配置して、搬送される全ての用紙サイズに対応できることが好ましい。
搬送ガイドローラ(52)は、搬送ローラ対(51)が用紙をニップするニップ部における接平面(P)に対して離間していることが好ましい。
搬送ガイドローラ(52)が接平面(P)に対して離間しているとは、例えば図3(a)に示す送出ガイドローラ(13)と同様に、搬送ローラ対(51)と搬送ガイドローラ(52)の回転軸が同一線上に軸心を有し、搬送ガイドローラ(52)の直径が、印字側搬送ローラ(51a)の直径より小さいか、或いは図3(b)に示す送出ガイドローラ(13)と同様に、搬送ガイドローラ(52)の直径と印字側送出ローラ(51a)の直径が同じで、搬送ガイドローラ(52)の回転軸の軸心が搬送ローラ対(51)の回転軸の軸心より接平面(P)から遠くに配置される等して、搬送ガイドローラ(52)と接平面(P)の間に隙間を有することをいう。
搬送ガイドローラ(52)が接平面(P)に対して離間していることにより、用紙の印字面が搬送ガイドローラ(52)に接触するのは、用紙が熱等により反り返った時、或いは自重等により撓んだ時にのみであるので、用紙の印字面と搬送ガイドローラ(52)の接触時間を短くすることができ、トナーの付着が生じ難い。
搬送ガイドローラ(52)は、印字側搬送ローラ(51a)の回転軸(図示略)に取り付けても良いが、印字側搬送ローラ(51a)の回転軸の軸心と略同一線上に軸心を有する別部材の回転軸に取り付けられることが好ましい。
印字側搬送ローラ(51a)の回転軸に取り付けると、回転軸が長尺となり取り付け時に傾きを生じやすく搬送性を低下させる虞があり、搬送ガイドローラ(52)を搬送ローラ対(51)に対して回転自在にするためには搬送ガイドローラ(52)1個ずつに夫々ベアリング等の部材の追加が必要となるからである。
一方、搬送ガイドローラ(52)の回転軸を別部材とすれば、回転自在な回転軸に搬送ガイドローラ(52)を固定配置すれば良くベアリング等の部材の追加を要さず、また、改造等で装置内スペースの限られる既存装置に後付けする場合に軸心の位置やローラ径の選択ができ有利だからでもある。
搬送ガイドローラ(52)の材質は、特に限定されないが、フッ素系樹脂からなるローラや金属ローラの表面をフッ素系樹脂でコーティングしたものが好ましい。
フッ素系樹脂は摩擦抵抗が低いので、用紙と搬送ガイドローラ(52)とで擦れを生じても、トナーが搬送ガイドローラ(52)に付着し難く、後続の用紙を汚さないからである。
上記した搬送ローラ対(51)のうち少なくとも1組が、トナー像が定着され定着装置(1)から送出された用紙を排出部(6)へ排出するための排出ローラ対(61)であることが好ましい.
搬送ガイドローラ(52)等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく排出できるからである。
上記した搬送ローラ対(51)のうち1組が、トナー像が定着され定着装置(1)から送出された用紙を搬送経路(5)から両面印刷経路(7)に用紙を送り込むスイッチバックローラ対(72)であることが好ましい。
搬送ガイドローラ(52)等へのトナーの付着によって用紙を汚すことなく両面印刷経路(7)に送り込むことができるからである。
本発明は、加熱及び加圧によってトナーを定着させる定着装置、及び当該定着装置を備えた複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置やその他の印刷機等に対して好適に利用されるものである。
本発明に係る定着装置の概略断面図である。 本発明に係る定着装置の部分斜視図である。 本発明に係る定着装置の送出ローラ対と送出ガイドローラの位置関係を例示する模式図である。 本発明に係る画像形成装置の概略断面図である。
符号の説明
1 定着装置
11 定着部
112 ヒートロール
114 プレスロール
12 送出ローラ対
12a 印字側送出ローラ
121 回転軸
13 送出ガイドローラ
131 回転軸
100 画像形成装置
5 搬送経路
51 搬送ローラ対
51a 印字側搬送ローラ
52 搬送ガイドローラ
6 排出部
61 排出ローラ対
7 両面印刷経路
72 スイッチバックローラ対

Claims (15)

  1. 用紙に転写されたトナー像を該用紙に定着させる定着部と、
    該定着部でトナー像が定着された前記用紙をニップして送り付勢し、装置外へ送出する1組の送出ローラ対を備える定着装置であって、
    前記送出ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側送出ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の送出を案内する送出ガイドローラが、前記印字側送出ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記送出ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記送出ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記送出ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記送出ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記送出ガイドローラの回転軸は、前記印字側送出ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定着装置。
  5. 前記送出ガイドローラの外径が、前記印字側送出ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項3又は4に記載の定着装置。
  6. 前記送出ガイドローラの外径が前記印字側送出ローラの外径と同じで、前記送出ガイドローラの軸心が前記印字側送出ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の定着装置を備える画像形成装置。
  8. トナー像が定着され定着装置から送出された用紙を搬送する搬送経路に、前記用紙をニップして送り付勢する少なくとも1組の搬送ローラ対を備える画像形成装置であって、
    前記搬送ローラ対のローラのうち用紙のトナーが定着された面側に位置する印字側搬送ローラの軸心と略同一線上に軸心を有し前記用紙の搬送を案内する搬送ガイドローラが、
    前記印字側搬送ローラとは独立して回転自在に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  9. トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙を装置外へ排出するための排出部を備え、前記搬送ローラ対のうち少なくとも1組が、前記排出部へ用紙を排出するための排出ローラ対であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記搬送経路に接続し、トナー像が定着され前記定着装置から送出された用紙が送り込まれる両面印刷経路を有しており、
    前記搬送ローラ対のうち1組が、前記搬送経路から前記両面印刷経路に用紙を送り込むスイッチバックローラ対であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 前記搬送ガイドローラが、用紙の搬送方向と直交する幅方向で、用紙の中心線に対して対称に且つ前記搬送ローラ対の外側に配置されていることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 前記搬送ローラ対の用紙をニップするニップ部における接平面に対して、前記搬送ガイドローラが離間していることを特徴とする請求項8乃至11の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 前記搬送ガイドローラの回転軸は、前記印字側搬送ローラの回転軸と略同一線上に位置する別部材であることを特徴とする請求項8乃至12の何れかに記載の画像形成装置。
  14. 前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径より小さいことを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
  15. 前記搬送ガイドローラの外径が、前記印字側搬送ローラの外径と同じで、前記搬送ガイドローラの軸心が、前記印字側搬送ローラの軸心より前記接平面から遠いことを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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