JP2010076805A - 蛍光ランプ梱包体 - Google Patents
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Abstract
【課題】取出し作業を容易にする直管形蛍光ランプの梱包体を提供する。
【解決手段】本発明に係る蛍光ランプ梱包体900は、直管形の蛍光ランプ500の周面を覆う梱包本体100と、前記梱包本体100の一方の縁部110と他方の縁部120とを接合して筒体を形成するシールテープ200と、前記シールテープ200に設けられるカットテープ300と、を有する。前記シールテープ200には、前記カットテープ300の両隣平行部に、ミシン目400が設けられる。
【選択図】図3
【解決手段】本発明に係る蛍光ランプ梱包体900は、直管形の蛍光ランプ500の周面を覆う梱包本体100と、前記梱包本体100の一方の縁部110と他方の縁部120とを接合して筒体を形成するシールテープ200と、前記シールテープ200に設けられるカットテープ300と、を有する。前記シールテープ200には、前記カットテープ300の両隣平行部に、ミシン目400が設けられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、蛍光ランプの梱包体に関する。より詳しくは、直管形の蛍光ランプの周面を覆う紙筒の梱包体の取り外しを容易にする蛍光ランプの梱包体に関する。
直管形の蛍光ランプは、ソケット等の器具に取り付ける前は、外部衝撃から保護する等のために、その周面は紙筒の梱包体で覆われている。
そして、紙筒の梱包体の長さ方向両端は、開放部となっている。
また、直管形の蛍光ランプが梱包体の開放部から抜け落ちることを防止するため、直管形の蛍光ランプと梱包体との接触部分は相当の摩擦力で固定されている。
直管形の蛍光ランプを器具に取り付ける場合は、開放部から直管形の蛍光ランプを引き抜く。
しかしながら、直管形の蛍光ランプと梱包体との接触部分の摩擦力により、直管形の蛍光ランプを梱包体から引き抜くには、相当の力を要する。
特許文献1〜3には、直管形の蛍光ランプを梱包体から取り出しやすくするための梱包体の構造が記載されている。
しかし、これらの文献に記載された梱包体では、直管形の蛍光ランプの取り出し作業効率を上昇させるには不十分である。
そのため、直管形の蛍光ランプが営業店舗や大型ビル等にて大量に使用若しくは一斉交換される場合、直管形の蛍光ランプを梱包体から引き抜く作業は大変な労力を要する。
また、直管形の蛍光ランプが大量に使用若しくは一斉交換される場合でなくても、女性等の力の弱い取扱者が直管形の蛍光ランプを梱包体から引き抜く作業は大変な労力を要する。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、直管形の蛍光ランプが大量に一斉交換される場合や力の弱い者が直管形の蛍光ランプを取り出す場合でも、簡単に取り出すことのできる蛍光ランプ梱包体を提供することを目的とする。また、取出し作業を容易にする蛍光ランプ梱包体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明の蛍光ランプ梱包体は、
直管形の蛍光ランプの周面を覆う梱包本体と、
前記梱包本体の一方の縁部と他方の縁部とを接合して筒体を形成するシールテープと、
前記シールテープに設けられるカットテープと、を有する、ことを特徴とする。
直管形の蛍光ランプの周面を覆う梱包本体と、
前記梱包本体の一方の縁部と他方の縁部とを接合して筒体を形成するシールテープと、
前記シールテープに設けられるカットテープと、を有する、ことを特徴とする。
本発明に係る蛍光ランプ梱包体は、直管形の蛍光ランプの取出し作業が容易である。
(実施形態1)
蛍光ランプ梱包体900は、図1に示されるように、梱包本体100と、シールテープ200と、カットテープ300と、を有する。
蛍光ランプ梱包体900は、図1に示されるように、梱包本体100と、シールテープ200と、カットテープ300と、を有する。
梱包本体100は紙体からなり、直管形の蛍光ランプ500の周面を覆う。
シールテープ200とは、テープ状のものであり、梱包本体100の一方の縁部110と他方の縁部120との間隙部分を接合してシールする役割を果たすものである。
梱包本体100の長さ方向両端は開放部となっており、直管形の蛍光ランプ500の電極部が外部に露出している。
シールテープ200には、カットテープ300が貼り付けられる。
カットテープ300は、シールテープ200よりも相対的に引裂強度に優れる素材でできた薄いテープ状の部材である。
蛍光ランプ500を梱包本体100から引き抜く場合は、図2に示すように、カットテープ300の長手方向の一方の端部301を手に持って、矢印に示されるようにカットテープ300の取付方向(長手方向)に沿って引っ張る。
カットテープ300を長手方向に引っ張ることにより、それにつられてシールテープ200も長手方向に簡単に引き裂くことができるから、過度に力を要することなく、蛍光ランプ500の周面が露出し始める。
そして、カットテープ300を、長手方向の他方の端部302まで、若しくは、他方の端部302に至る途中まで引き裂く。
これにより、蛍光ランプ500の周面が露出し、簡単に蛍光ランプ500を取り出すことができる。そのため、たとえ多量の蛍光ランプ500を蛍光ランプ梱包体900から取り出す場合であっても過度に労力を要することはないし、また、作業者が女性等であっても簡単に蛍光ランプ500を蛍光ランプ梱包体900から取り出すことができる。
また、開封した後の梱包本体100は、たとえ折り畳んだとしても、もとの形に戻ろうとする反発力が少ない。そのため、開封した後の梱包本体100を折り畳む際の労力を少なくできるし、折り畳んで廃棄する場合の余分なスペースを取らなくてすむ。
(実施形態2)
梱包本体100は、図3で矢印にて示されるように、片面段ボール体150の段ボール面を内側にして形成される。
梱包本体100は、図3で矢印にて示されるように、片面段ボール体150の段ボール面を内側にして形成される。
梱包本体100は、その形状は例えば直方体形状の筒体である。
梱包本体100は、片面段ボール体150の段ボール面を内側にして形成するから、自由自在に巻くことで種々の形状の筒体を形成できる。これにより、種々の形状の蛍光ランプ500であっても梱包することが可能となる。
片面段ボール体150の段ボール繊維の方向は、梱包本体100の長手方向と平行になるようにする。即ち、梱包される蛍光ランプ500の長手方向と平行になるようにする。これにより、蛍光ランプ梱包体900の強度を上昇させることができる。
図4には、シールテープ200とカットテープ300とが示される。
シールテープ200は、例えば、紙テープで形成される封緘用テープである。シールテープ200の長手方向両端部には糊付けがなされ、その糊付け部分を梱包本体100の一方の縁部110と他方の縁部120とに合わせ、梱包本体100の一方の縁部110と他方の縁部120とがシールテープ200により接合される。
カットテープ300は、開封用テープ若しくはティアテープ(Tear Tape)ともいい、例えば包装紙や軟包装袋等に貼付し、それを引っ張り上げることにより引き裂かれて開口せしめるものである。
カットテープ300は、高分子体の一軸延伸フィルムである。高分子体としては、例えばポリエチレンやポリエステル等を使用することができる。
カットテープ300は、例えば、厚さが0.08mm以上0.12mm以下である。厚さが0.08mmよりも薄くなるとカットテープ300の引張強度が低下するおそれがあるからであり、一方、厚さが0.12mmよりも厚くなると、蛍光ランプ梱包体900カットテープ300の柔軟性が阻害されて開封時に速やかな開封ができなくなるおそれがあるからである。
カットテープ300の両隣平行部には、ミシン目400が設けられる。
蛍光ランプ500を梱包本体100から引き抜く場合は、図5に示すように、カットテープ300の長手方向の一方の端部301を手に持って、矢印に示されるようにカットテープ300の取付方向(長手方向)に沿って引っ張る。
ミシン目400に沿って、カットテープ300は長手方向に引き裂かれる。そのため、本実施形態では、より簡単な作業にてカットテープ300を引き裂くことができ、蛍光ランプ500を迅速かつ確実に取り出すことができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、梱包本体100の形状は直方体形状の筒体であった。もっともこのような実施形態に限定されない。梱包本体100の形状は断面が円形、三角形、正五角形、正六角形等の筒体とすることができる。
上述の実施形態では、梱包本体100の形状は直方体形状の筒体であった。もっともこのような実施形態に限定されない。梱包本体100の形状は断面が円形、三角形、正五角形、正六角形等の筒体とすることができる。
上述の実施形態では、シールテープ200は、長手方向両端部に糊付け部分を有する紙テープであった。もっともこのような実施形態に限定されない。シールテープ200は、例えば、ポリエステル層の両面に低密度ポリエチレンからなる熱融着性合成樹脂層を積層したものとすることも可能である。
100 梱包本体
150 片面段ボール体
200 シールテープ
300 カットテープ
400 ミシン目
500 蛍光ランプ
900 蛍光ランプ梱包体
150 片面段ボール体
200 シールテープ
300 カットテープ
400 ミシン目
500 蛍光ランプ
900 蛍光ランプ梱包体
Claims (7)
- 直管形の蛍光ランプの周面を覆う梱包本体と、
前記梱包本体の一方の縁部と他方の縁部とを接合して筒体を形成するシールテープと、
前記シールテープに設けられるカットテープと、を有する、
ことを特徴とする蛍光ランプ梱包体。 - 前記シールテープには、前記カットテープの両隣平行部に、ミシン目が設けられる、
ことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ梱包体。 - 前記カットテープは、高分子体の一軸延伸フィルムである、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の蛍光ランプ梱包体。 - 前記梱包本体は、片面段ボール体であるとともに、前記片面段ボール体の段ボール面を内側にして前記蛍光ランプ梱包体が形成される、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の蛍光ランプ梱包体。 - 前記片面段ボール体の段ボール繊維の方向は、梱包される直管形の蛍光ランプの長手方向に平行である、
ことを特徴とする請求項4記載の蛍光ランプ梱包体。 - 前記シールテープは、長手方向両端部に糊付け部分を有する紙テープであり、前記糊付け部分で前記梱包本体の一方の縁部と他方の縁部とを接合する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の蛍光ランプ梱包体。 - 前記カットテープは、厚さが0.08mm以上0.12mm以下である、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の蛍光ランプ梱包体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008247203A JP2010076805A (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | 蛍光ランプ梱包体 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2010076805A (ja) |
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-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008247203A patent/JP2010076805A/ja active Pending
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