JP2010076493A - 車両のシート駆動構造 - Google Patents

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Masayuki Otani
正幸 大谷
Jinichi Mio
仁一 三尾
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Abstract

【課題】子供の悪戯や誤操作による車両用シートのシート移動を防止し得るシート駆動構造を提供すること。
【解決手段】シート1を移動駆動するアクチュエータと、人為的に操作される調節スイッチ10と、調節スイッチ10の操作に応じてアクチュエータを作動させる調節制御手段とを備える車両のシート駆動構造において、シート1に着座した乗員が子供であることを検出する乗員検出手段と、乗員検出手段により乗員が子供であることが検出されたとき、調節スイッチ10の操作を無効にして、アクチュエータを作動させないようにする規制手段とを備える車両のシート駆動構造。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートを移動駆動するアクチュエータと、人為的に操作される調節スイッチと、前記調節スイッチの操作に応じて前記アクチュエータを作動させる調節制御手段とを備える車両のシート駆動構造に関する。
シートを車両前後方向に移動可能にする所謂「パワースライド機構」は、シートを車両前後方向に移動駆動するアクチュエータと、シート座部の側面等に設置された調節スイッチとを備えており、調節スイッチが操作されている間にアクチュエータを作動させ、調節スイッチの操作が終わるとアクチュエータを停止させる調節制御手段を備えて構成されている。
そのような従来のシート駆動構造としては、例えば、特許文献1に開示されるように、運転者が、運転席のシート座部側面に設置された調節スイッチを操作することによって、運転席と助手席の両方をスライド移動させることができるものが知られている。
特開平8−216743号公報
特許文献1に記載されるような従来のシート駆動構造においては、例えば、大人が車両から一時離れて、車内に子供(主として、12才以下の幼児を想定)だけが残されたような場合、子供が運転席に移動して調節スイッチを悪戯したり、あるいは誤って操作するなどして、折角調整した運転席や助手席の位置が、不本意な位置に変更されてしまう場合があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、子供の悪戯や誤操作による車両用シートのシート移動を防止し得るシート駆動構造を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明では、
シートを移動駆動するアクチュエータと、人為的に操作される調節スイッチと、
前記調節スイッチの操作に応じて前記アクチュエータを作動させる調節制御手段とを備える車両のシート駆動構造において、
前記シートに着座した乗員が子供であることを検出する乗員検出手段と、
前記乗員検出手段により乗員が子供であることが検出されたとき、前記調節スイッチの操作を無効にして、前記アクチュエータを作動させないようにする規制手段とを備えることを特徴とする。
〔作用及び効果〕
本発明においては、シートに着座した乗員が子供であることを乗員検出手段が検出すると、規制手段がアクチュエータを作動させないようにする。
そのため、子供が、例えば運転席に移動して調節スイッチを悪戯したり、あるいは誤って操作するなどしても、アクチュエータが作動しないので、折角調整した運転席や助手席の位置が不本意な位置に変更されてしまう虞がない。
以下に本発明の車両のシート駆動構造に係る第1実施形態〜第3実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の車両のシート駆動構造に関する第1実施形態を示す。
図1には、車両用シート1、車両用シート1に着座する子供C、及びインストルメントパネル11の側面が概略的に示されている。
尚、図1に記す矢印FR、及び矢印UPは、それぞれ車両用シート1の前方向、及び上方向を示しており、これらの各方向は、車両用シート1を適用した自動車の前方向(進行方向)、及び上方向とそれぞれ一致するものである。
本実施形態の車両のシート駆動構造は、車両用シート1を前後方向にスライド移動させるパワースライド機構、車両用シート1に着座した乗員の体重を検出する荷重センサー5、及び、荷重センサー5が接続される図示しないマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)を備えて構成されている。
図1に示されるように、車両用シート1は、その前方にステアリングホイール7が設置される運転者用シートであり、乗員が着座可能なシート座部2と、着座時に乗員の背中を支持可能なシートバック3と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4とを有する。
車両用シート11は、パワースライド機構によって、フロアパネル8に設けられたシートレール9上を前後方向に自在にスライド移動させることができるように構成されている。
パワースライド機構は、車両用シート11を前後方向に移動駆動するアクチュエータとしてのシートスライドモータ(図示せず)と、シート座部2の側面に設置され、人為的に操作される調節スイッチ10と、調節スイッチ10の操作に応じてシートスライドモータを作動させる調節制御手段(図示せず)とを備えて構成されている。
シートスライドモータと調節スイッチ10は、マイコンに接続されており、調節制御手段は当該マイコンに設けられている。
上記パワースライド機構においては、乗員が調節スイッチ10の前部を押している間、車両用シート1はシートレール9上を前方にスライド移動し続け、調節スイッチ10から指を離して押すのをやめると同時に車両用シート1のスライド移動が止まる。また、乗員が調節スイッチ10の後部を押している間、車両用シート1はシートレール9上を後方にスライド移動し続け、調節スイッチ10から指を離して押すのをやめると同時に車両用シート1のスライド移動が止まる。
尚、調節スイッチ10は、車両エンジンの作動時又は停止時のいずれの状態にあるときに関わらず、また、図示しないシフトレバーがドライブレンジ又はパーキングレンジのいずれの位置にあるときに関わらず常時操作して、パワースライド機構を作動させ得るように構成されている。
荷重センサー5は、車両用シート1に着座した乗員が子供であることを検出する乗員検出手段であり、シート座部2の内部に設けられている。
荷重センサー5は、車両用シート1に着座した乗員の体重が所定値以下であるとき、即ち、乗員が子供であることを検出したときに、所定の信号をマイコンに出力するように構成されている。
マイコンには、荷重センサー5によって乗員が子供であることが検出されて、荷重センサー5から所定の信号が入力されたとき、調節スイッチ10の操作を無効にして、シートスライドモータを作動させないようにする規制手段が設けられている。
従って、本発明においては、図1に示すように、子供Cが運転席のシート座部2に座ると、荷重センサー5によってその存在が検出されてマイコンの規制手段が作動し、子供Cが調節スイッチ10を悪戯したり、あるいは誤って操作するなどしても、シートスライドモータが作動しないので、折角調整した運転席の位置が不本意な位置に変更されてしまう虞がない。
次に、図2及び図3に基づいて、本発明の車両のシート駆動構造の第2実施形態及び第3実施形態のそれぞれを説明するが、重複説明を避けるために、主として、先の第1実施形態と異なる構成及び作用効果についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成部材については、同じ符号を付してその説明を省略する。
〔第2実施形態〕
図2は、本発明の車両のシート駆動構造に関する第2実施形態を示す。
本実施形態においては、車両用シート1に着座した乗員が子供であることを検出する乗員検出手段として、圧力の有無を検出する複数の感圧センサー6を使用する。
図2に示すように、3つの感圧センサー6a,6b,6cが、車両用シート1のヘッドレスト4、シート座部2の前部及び後部の3箇所にそれぞれ設けられており、各感圧センサー6a,6b,6cは、車両用シート1に乗員が着座してその圧力を検出したときに、所定の信号をマイコンに出力するように構成されている。
車両用シート1に大人が着座した場合には、3つの感圧センサー6a,6b,6cのすべてが圧力を検出し得るが、図2に示すように子供Cが着座した場合には、ヘッドレスト4の感圧センサー6cや、シート座部2の前部に設けられた感圧センサー6aが、圧力を検出しない。
マイコンには、3つの感圧センサー6a,6b,6cのうち1つでも圧力を検出しないものが存在するとき、即ち、複数の感圧センサー6a,6b,6cによって乗員が子供であることが検出されたとき、調節スイッチ10の操作を無効にして、シートスライドモータを作動させないようにする規制手段が設けられている。
従って、図2に示すように、本実施形態においても、子供Cが運転席のシート座部2に座ると、複数の感圧センサー6a,6b,6cによってその存在が検出されてマイコンの規制手段が作動し、先の第1実施形態と同様に、子供Cの悪戯や誤操作による不本意なシート移動を防止することができる。
尚、感圧センサー6の設置位置や設置数は、上述の記載内容及び図2に示す構成に限定されるものではなく、子供と大人とを判別可能な構成であれば、子供と大人の背丈や体格差等を考慮して必要に応じて適宜変更することができる。
尚、本実施形態における感圧センサー6a,6b,6cは、シートベルトを装着するように乗員に警告を与える所謂「シートベルトウォーニング装置」に使用されるものを利用することができるので、上述の第1実施形態における荷重センサー5といった特殊なセンサーを使用する必要はない。
〔第3実施形態〕
図3は、本発明の車両のシート駆動構造に関する第3実施形態を示す。
本実施形態においては、調節スイッチ10がインストルメントパネル11に設けられており、感圧センサー6がシート座部2の後部に設けられている。
感圧センサー6は、車両用シート1に乗員が着座してその圧力を検出したときに、所定の信号をマイコンに出力するように構成されている。
車両用シート1に大人が着座した場合には、感圧センサー6が常にその圧力を検出し得る。しかし、図3に示すように子供Cが着座した場合、子供Cがシート座部2の後部にいるときには感圧センサー6がその圧力を検出し得るが、子供Cがシート座部2の前部にいるときには、感圧センサー6が圧力を検出しない。
マイコンには、感圧センサー6が圧力を検出しないとき、調節スイッチ10の操作を無効にして、シートスライドモータを作動させないようにする規制手段が設けられている。
図3に示すように、本実施形態においては、子供Cがシート座部2の後部に座ったときに、インストルメントパネル11の調節スイッチ10に手が届かない状態となっており、調節スイッチ10を操作するためには、その腰を浮かしてシート座部2の前部に移動しなければならない。
そのため、子供Cがシート座部2の後部から前部へ移動すると、感圧センサー6が圧力を検出しなくなり、これによりマイコンの規制手段が作動するので、先の第1実施形態や第2実施形態と同様に、子供Cの悪戯や誤操作による不本意なシート移動を防止することができる。
本実施形態においては、調節スイッチ10が、インストルメントパネル11に備えられているため、シート座部2の側面やドアトリム等に設置される場合と比べて、乗員がその位置を確認し易い。
また、本実施形態における感圧センサー6は、シートベルトを装着するように乗員に警告を与える所謂「シートベルトウォーニング装置」に使用されるものを利用することができるので、上述の第1実施形態における荷重センサー5といった特殊なセンサーを使用する必要はない。その上、使用する感圧センサー6の数が、上述の第2実施形態の場合よりも少なくて済むので、構成をより簡易化することができる。
〔別実施形態〕
〔1〕前述の実施形態における規制手段が、パワースライド機構に係るアクチュエータだけでなく、シート座部2の上下位置及び傾きを調整するパワーハイト機構に係るアクチュエータや、シートバック3の傾きを調整するパワーリクライニング機構に係るアクチュエータ等、車両用シート1の移動に関する全てのアクチュエータを作動させないようにする構成としても良い。
〔2〕前述の実施形態におけるシート駆動構造を助手席に適用しても良い。
〔3〕前述の第1実施形態及び第2実施形態を助手席に適用して、乗員検出手段が、車両用シート1に着座した乗員が子供であることを検出したときに、助手席用エアバックの展開圧力を大人に比して小さくするように展開条件を変更する「助手席用エアバック制御手段」をさらに作動させるように構成しても良い。
〔4〕前述の第2実施形態及び第3実施形態において、感圧センサー6の代わりに、超音波センサーや、赤外線センサー等を使用して、乗員の存在を検出するようにしても良い。
〔5〕前述の実施形態における調節スイッチ10の操作を無効又は有効に切り替え可能にするスイッチをインストルメントパネルに別途設けるようにしても良い。
本発明の第1実施形態に係る全体側面を概略的に示した図 本発明の第2実施形態に係る全体側面を概略的に示した図 本発明の第3実施形態に係る全体側面を概略的に示した図
符号の説明
1 車両用シート
2 シート座部
3 シートバック
4 ヘッドレスト
5 荷重センサー
6 感圧センサー
7 ステアリングホイール
8 フロアパネル
9 シートレール
10 調節スイッチ
11 インストルメントパネル
C 子供

Claims (1)

  1. シートを移動駆動するアクチュエータと、人為的に操作される調節スイッチと、
    前記調節スイッチの操作に応じて前記アクチュエータを作動させる調節制御手段とを備える車両のシート駆動構造において、
    前記シートに着座した乗員が子供であることを検出する乗員検出手段と、
    前記乗員検出手段により乗員が子供であることが検出されたとき、前記調節スイッチの操作を無効にして、前記アクチュエータを作動させないようにする規制手段とを備える車両のシート駆動構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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